JPH0886389A - 伸縮継手の伸縮管部の曲り防止装置 - Google Patents
伸縮継手の伸縮管部の曲り防止装置Info
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- JPH0886389A JPH0886389A JP6219718A JP21971894A JPH0886389A JP H0886389 A JPH0886389 A JP H0886389A JP 6219718 A JP6219718 A JP 6219718A JP 21971894 A JP21971894 A JP 21971894A JP H0886389 A JPH0886389 A JP H0886389A
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- JP
- Japan
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- expansion
- expansion joint
- joint
- reinforcing cover
- pipe
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L57/00—Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/12—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
- F16L27/127—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position
- F16L27/1275—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by means of at least an external threaded bolt
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高温流体の熱による伸縮管部の曲りを確実に
防ぐことができ、しかも伸縮管部の伸縮機能には何ら影
響を与えることがない伸縮継手の伸縮管部の曲り防止装
置を提供する。 【構成】 一対の配管5,7 を接続する伸縮継手1 を、耐
熱性材料よりなる筒状の補強用カバー11,21,31が、同継
手1 の長さ方向に所定距離移動できるような状態で覆っ
ている。
防ぐことができ、しかも伸縮管部の伸縮機能には何ら影
響を与えることがない伸縮継手の伸縮管部の曲り防止装
置を提供する。 【構成】 一対の配管5,7 を接続する伸縮継手1 を、耐
熱性材料よりなる筒状の補強用カバー11,21,31が、同継
手1 の長さ方向に所定距離移動できるような状態で覆っ
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、伸縮継手の伸縮管部
の曲り防止装置に関し、例えば、廃棄プラスチック油化
設備の異物抜出用真空ラインを構成する配管の接続に用
いられる伸縮継手の伸縮管部の曲り防止装置に関する。
の曲り防止装置に関し、例えば、廃棄プラスチック油化
設備の異物抜出用真空ラインを構成する配管の接続に用
いられる伸縮継手の伸縮管部の曲り防止装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】廃棄プラスチック油化設備における異物
抜出用の真空ラインを構成する配管中には、約３００℃
にも達する高温の溶融プラスチックが流されているが、
この溶融プラスチックにより管が熱膨脹してひずみを生
じるため、当該管の接続には、かかる管のひずみを吸収
できる伸縮継手が用いられている。このような伸縮継手
としては、一般にはベローズ形伸縮継手が用いられる
が、次のような問題があった。
抜出用の真空ラインを構成する配管中には、約３００℃
にも達する高温の溶融プラスチックが流されているが、
この溶融プラスチックにより管が熱膨脹してひずみを生
じるため、当該管の接続には、かかる管のひずみを吸収
できる伸縮継手が用いられている。このような伸縮継手
としては、一般にはベローズ形伸縮継手が用いられる
が、次のような問題があった。
【０００３】即ち、図５において、伸縮継手(1) におけ
る蛇腹状の伸縮管部(2) は、耐熱性が十分ではないた
め、その内部を流れる高温の溶融プラスチックにより加
熱されて、図中に二点鎖線で表わしたように大きく曲が
り、その結果配管の機能上支障をきたすという問題があ
った。
る蛇腹状の伸縮管部(2) は、耐熱性が十分ではないた
め、その内部を流れる高温の溶融プラスチックにより加
熱されて、図中に二点鎖線で表わしたように大きく曲が
り、その結果配管の機能上支障をきたすという問題があ
った。
【０００４】また、従来、図６に示すように、伸縮継手
(1) の伸縮管部(2) を金属製ネット(9) で被覆したもの
があったが、金属製ネット(9) の場合には耐熱性が十分
とはいえず、伸縮管部(2) の曲がりを防ぐことができな
かった。
(1) の伸縮管部(2) を金属製ネット(9) で被覆したもの
があったが、金属製ネット(9) の場合には耐熱性が十分
とはいえず、伸縮管部(2) の曲がりを防ぐことができな
かった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、かかる問
題を解決すべくなされたものであって、熱による伸縮管
部の曲がりを確実に防ぐことができ、しかも伸縮管部の
伸縮機能には何ら影響を与えることのない伸縮継手の伸
縮管部の曲り防止装置を提供することを目的とするもの
である。
題を解決すべくなされたものであって、熱による伸縮管
部の曲がりを確実に防ぐことができ、しかも伸縮管部の
伸縮機能には何ら影響を与えることのない伸縮継手の伸
縮管部の曲り防止装置を提供することを目的とするもの
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、この発明による伸縮継手の伸縮管部の曲り防止装置
は、一対の配管を接続する伸縮継手を、耐熱性材料より
なる筒状の補強用カバーが、同継手の長さ方向に所定距
離移動できるような状態で覆っているものである。
く、この発明による伸縮継手の伸縮管部の曲り防止装置
は、一対の配管を接続する伸縮継手を、耐熱性材料より
なる筒状の補強用カバーが、同継手の長さ方向に所定距
離移動できるような状態で覆っているものである。
【０００７】補強用カバーは、一体構造のものの他、複
数の部材を結合してなるものであってもよい。補強用カ
バーの長さは、伸縮継手の伸縮を考慮して決定される
が、少なくとも伸縮継手の最大長よりも長いものとなさ
れる。また、より好ましくは、補強用カバーの両端部に
少なくとも１つずつストッパが設けられる。補強用カバ
ーを形成する耐熱性材料としては、例えばＳＵＳ３０４
等が挙げられる。
数の部材を結合してなるものであってもよい。補強用カ
バーの長さは、伸縮継手の伸縮を考慮して決定される
が、少なくとも伸縮継手の最大長よりも長いものとなさ
れる。また、より好ましくは、補強用カバーの両端部に
少なくとも１つずつストッパが設けられる。補強用カバ
ーを形成する耐熱性材料としては、例えばＳＵＳ３０４
等が挙げられる。
【０００８】
【作用】この発明による伸縮継手の伸縮管部の曲り防止
装置は、一対の配管を接続する伸縮継手を、耐熱性材料
よりなる筒状の補強用カバーが、同継手の長さ方向に所
定距離移動できるような状態で覆っているので、伸縮継
手の伸縮管部が、その内側を流れる高温流体、例えば溶
融プラスチック等により加熱されて曲がろうとしても、
補強用カバーの内壁に当たって、それ以上は曲がらな
い。しかも、伸縮継手の伸縮管部は、補強用カバーに妨
げられることなく、管のひずみを吸収するために伸縮し
得る。
装置は、一対の配管を接続する伸縮継手を、耐熱性材料
よりなる筒状の補強用カバーが、同継手の長さ方向に所
定距離移動できるような状態で覆っているので、伸縮継
手の伸縮管部が、その内側を流れる高温流体、例えば溶
融プラスチック等により加熱されて曲がろうとしても、
補強用カバーの内壁に当たって、それ以上は曲がらな
い。しかも、伸縮継手の伸縮管部は、補強用カバーに妨
げられることなく、管のひずみを吸収するために伸縮し
得る。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図１ないし図４
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【００１０】まず、図１において(5)(7)は廃棄プラスチ
ック油化設備の異物抜出用真空ラインを構成するステン
レス鋼製管の一部を示し、各管(5)(7)の接続端にはフラ
ンジ(6)(8)が設けられている。各管(5)(7)の他端は、そ
れぞれ図示しない分解釜攪拌機と異物・溶融プラスチッ
ク受槽に接続されている。これらの管(5)(7)は、ベロー
ズ形伸縮継手(1) により接続されている。伸縮継手(1)
は、蛇腹状の伸縮管部(2) とこれの両端に設けられたフ
ランジ(3)(4)とで構成される。伸縮継手(1) のフランジ
(3)(4)と管(5)(7)のフランジ(6)(8)とは、それぞれの端
面が互いに突き合わされた状態で溶接されている。
ック油化設備の異物抜出用真空ラインを構成するステン
レス鋼製管の一部を示し、各管(5)(7)の接続端にはフラ
ンジ(6)(8)が設けられている。各管(5)(7)の他端は、そ
れぞれ図示しない分解釜攪拌機と異物・溶融プラスチッ
ク受槽に接続されている。これらの管(5)(7)は、ベロー
ズ形伸縮継手(1) により接続されている。伸縮継手(1)
は、蛇腹状の伸縮管部(2) とこれの両端に設けられたフ
ランジ(3)(4)とで構成される。伸縮継手(1) のフランジ
(3)(4)と管(5)(7)のフランジ(6)(8)とは、それぞれの端
面が互いに突き合わされた状態で溶接されている。
【００１１】そして、伸縮継手(1) および両側の管(5)
(7)の接続端部が、ＳＵＳ３０４製の円筒状補強用カバ
ー(11)で被覆されている。補強用カバー(11)の内径は、
伸縮継手(1) のフランジ(3)(4)および管(5)(7)のフラン
ジ(6)(8)の外径よりもやや大きいものとなされている。
また、補強用カバー(11)は、最大伸長時の伸縮継手(1)
を被覆してもなおその両側に相当の余裕をもつような所
要の長さを有する。補強用カバー(11)の両端部には、円
周方向に等間隔おきにそれぞれ４つのねじ孔(12)あけら
れている。これらのねじ孔(12)には、それぞれ外側から
ボルト(13)がねじ込まれ、各ボルト(13)の先端部が補強
用カバー(11)の内側に突出している。なお、補強用カバ
ー(11)の両端部のねじ孔(12)は、伸縮継手(1) の最大伸
長時において管(5)(7)のフランジ(6)(8)とボルト(13)と
の間になお若干の距離を保つような所要の位置にあけら
れている。
(7)の接続端部が、ＳＵＳ３０４製の円筒状補強用カバ
ー(11)で被覆されている。補強用カバー(11)の内径は、
伸縮継手(1) のフランジ(3)(4)および管(5)(7)のフラン
ジ(6)(8)の外径よりもやや大きいものとなされている。
また、補強用カバー(11)は、最大伸長時の伸縮継手(1)
を被覆してもなおその両側に相当の余裕をもつような所
要の長さを有する。補強用カバー(11)の両端部には、円
周方向に等間隔おきにそれぞれ４つのねじ孔(12)あけら
れている。これらのねじ孔(12)には、それぞれ外側から
ボルト(13)がねじ込まれ、各ボルト(13)の先端部が補強
用カバー(11)の内側に突出している。なお、補強用カバ
ー(11)の両端部のねじ孔(12)は、伸縮継手(1) の最大伸
長時において管(5)(7)のフランジ(6)(8)とボルト(13)と
の間になお若干の距離を保つような所要の位置にあけら
れている。
【００１２】かかる状態で、管(5)(7)および伸縮継手
(1) の内部を、図示しない分解釜攪拌機で異物とともに
溶融された約３００℃の溶融プラスチックが流れると、
伸縮継手(1) の伸縮管部(2) は、溶融プラスチックによ
り加熱されて大きく曲がろうとするが、伸縮管部(2) の
外側に位置する補強用カバー(11)の内壁に当たって、そ
れ以上曲がらない。
(1) の内部を、図示しない分解釜攪拌機で異物とともに
溶融された約３００℃の溶融プラスチックが流れると、
伸縮継手(1) の伸縮管部(2) は、溶融プラスチックによ
り加熱されて大きく曲がろうとするが、伸縮管部(2) の
外側に位置する補強用カバー(11)の内壁に当たって、そ
れ以上曲がらない。
【００１３】また、管(5)(7)は、これらの内部を溶融プ
ラスチックが流れている間は熱膨脹し、溶融プラスチッ
クが流れなくなれば、もとどおりに収縮する。かかる管
(5)(7)のひずみを吸収するために伸縮継手(1) の伸縮管
部(2) が伸縮するが、補強用カバー(11)は、その内径が
伸縮継手(1) のフランジ部(3)(4)および管(5)(7)のフラ
ンジ(6)(8)の外径よりもやや大きいものとなされてお
り、しかも伸縮継手(1)および管(5)(7)のいずれにも固
定されていないので、伸縮継手(1) の長さ方向に移動可
能である。したがって、補強用カバー(11)は、伸縮管部
(2) が伸縮するのを妨げることがない。
ラスチックが流れている間は熱膨脹し、溶融プラスチッ
クが流れなくなれば、もとどおりに収縮する。かかる管
(5)(7)のひずみを吸収するために伸縮継手(1) の伸縮管
部(2) が伸縮するが、補強用カバー(11)は、その内径が
伸縮継手(1) のフランジ部(3)(4)および管(5)(7)のフラ
ンジ(6)(8)の外径よりもやや大きいものとなされてお
り、しかも伸縮継手(1)および管(5)(7)のいずれにも固
定されていないので、伸縮継手(1) の長さ方向に移動可
能である。したがって、補強用カバー(11)は、伸縮管部
(2) が伸縮するのを妨げることがない。
【００１４】さらに、補強用カバー(11)の両端部内側に
は、それぞれボルト(13)の先端部が突出しているので、
これらボルト(13)の先端部が管(5)(7)のフランジ(6)(8)
に当たることによって、補強用カバー(11)が伸縮継手
(1) から外れることが防止される。
は、それぞれボルト(13)の先端部が突出しているので、
これらボルト(13)の先端部が管(5)(7)のフランジ(6)(8)
に当たることによって、補強用カバー(11)が伸縮継手
(1) から外れることが防止される。
【００１５】図３は、補強用カバーの変形例を示すもの
である。補強用カバー(21)は、上半体(22)と下半体(25)
とで構成されている。上半体(22)および下半体(25)は、
それぞれ横断面半円弧状の周壁形成部(23)(26)と、周壁
形成部(23)(26)の両縁に外方向きに形成された水平板状
の接合部(24)(27)とよりなる。各接合部(24)(27)の両端
には、それぞれ対応する位置にねじ孔（図示略）があけ
られている。そして、上下両半体(22)(25)の接合部(24)
(27)どうしを重ね合わせた状態で、各ねじ孔にボルト(2
8)がねじ込まれて、上下両半体(22)(25)が略円筒状の一
体物となされている。補強用カバー(21)の両端部には、
それぞれ上下２つのねじ孔（図示略）があけられ、これ
らのねじ孔に、それぞれ外側からボルト(29)がねじ込ま
れ、各ボルト(29)の先端部が補強用カバー(21)の内側に
突出している。
である。補強用カバー(21)は、上半体(22)と下半体(25)
とで構成されている。上半体(22)および下半体(25)は、
それぞれ横断面半円弧状の周壁形成部(23)(26)と、周壁
形成部(23)(26)の両縁に外方向きに形成された水平板状
の接合部(24)(27)とよりなる。各接合部(24)(27)の両端
には、それぞれ対応する位置にねじ孔（図示略）があけ
られている。そして、上下両半体(22)(25)の接合部(24)
(27)どうしを重ね合わせた状態で、各ねじ孔にボルト(2
8)がねじ込まれて、上下両半体(22)(25)が略円筒状の一
体物となされている。補強用カバー(21)の両端部には、
それぞれ上下２つのねじ孔（図示略）があけられ、これ
らのねじ孔に、それぞれ外側からボルト(29)がねじ込ま
れ、各ボルト(29)の先端部が補強用カバー(21)の内側に
突出している。
【００１６】上記の構成よりなる補強用カバー(21)は、
図１及び図２に示す補強用カバー(11)と同様にして使用
され、補強用カバー(21)と同様の作用効果を奏する。
図１及び図２に示す補強用カバー(11)と同様にして使用
され、補強用カバー(21)と同様の作用効果を奏する。
【００１７】図４は、補強用カバーのもうひとつの変形
例を示すものである。補強用カバー(31)は、円筒状の大
径筒(32)と小径筒(33)とで構成されている。大径筒(32)
の内径は小径筒(33)の外径よりもやや大きいものとなさ
れている。大径筒(32)と小径筒(33)の各両端寄りには、
それぞれ上下に２つのねじ孔(34)があけられている。そ
して、大径筒(32)の一端に小径筒(33)の一端が差し込ま
れた状態で上下の各ねじ孔(34)にそれぞれボルト(35)が
ねじ込まれて、大径筒(32)と小径筒(33)とが一体物とな
されている。大径筒(32)と小径筒(33)の各他端寄りの上
下にあけられた各ねじ孔(34)には、それぞれ外側からボ
ルト(36)(37)がねじ込まれ、各ボルト(36)(37)の先端部
が補強用カバー(31)の内側に突出している。
例を示すものである。補強用カバー(31)は、円筒状の大
径筒(32)と小径筒(33)とで構成されている。大径筒(32)
の内径は小径筒(33)の外径よりもやや大きいものとなさ
れている。大径筒(32)と小径筒(33)の各両端寄りには、
それぞれ上下に２つのねじ孔(34)があけられている。そ
して、大径筒(32)の一端に小径筒(33)の一端が差し込ま
れた状態で上下の各ねじ孔(34)にそれぞれボルト(35)が
ねじ込まれて、大径筒(32)と小径筒(33)とが一体物とな
されている。大径筒(32)と小径筒(33)の各他端寄りの上
下にあけられた各ねじ孔(34)には、それぞれ外側からボ
ルト(36)(37)がねじ込まれ、各ボルト(36)(37)の先端部
が補強用カバー(31)の内側に突出している。
【００１８】上記の構成よりなる補強用カバー(31)は、
図１及び図２に示す補強用カバー(11)と同様にして使用
され、補強用カバー(11)と同様の作用効果を奏する。
図１及び図２に示す補強用カバー(11)と同様にして使用
され、補強用カバー(11)と同様の作用効果を奏する。
【００１９】
【発明の効果】この発明による伸縮継手の伸縮管部の曲
り防止装置によれば、一対の配管を接続する伸縮継手
を、耐熱性材料よりなる筒状の補強用カバーが、同継手
の長さ方向に所定距離移動できるような状態で覆ってい
るので、内側を流れる高温流体の熱による伸縮管部の曲
がりを確実に防ぐことができ、しかも伸縮管部の伸縮機
能には何ら影響を与えることがない。
り防止装置によれば、一対の配管を接続する伸縮継手
を、耐熱性材料よりなる筒状の補強用カバーが、同継手
の長さ方向に所定距離移動できるような状態で覆ってい
るので、内側を流れる高温流体の熱による伸縮管部の曲
がりを確実に防ぐことができ、しかも伸縮管部の伸縮機
能には何ら影響を与えることがない。
【図１】この発明による伸縮継手の伸縮管部の曲り防止
装置の実施例を示す縦断面図である。
装置の実施例を示す縦断面図である。
【図２】伸縮継手の伸縮管部の曲り防止装置を構成する
補強用カバーを示す斜視図である。
補強用カバーを示す斜視図である。
【図３】補強用カバーの変形例を示す斜視図である。
【図４】補強用カバーの他の変形例を示す縦断面図であ
る。
る。
【図５】従来例を示す伸縮継手の正面図である。
【図６】従来の伸縮継手の伸縮管部の補強手段を示す縦
断面図である。
断面図である。
(1) ……伸縮継手 (2) ……伸縮管部 (5)(7) ……配管 (11)(21)(31)……補強用カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻野 悦生 大阪市此花区西九条５丁目３番28号 日立 造船株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 一対の配管(5)(7)を接続する伸縮継手
(1) を、耐熱性材料よりなる筒状の補強用カバー(11)(2
1)(31)が、同継手(1) の長さ方向に所定距離移動できる
ような状態で覆っている、伸縮継手の伸縮管部の曲り防
止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6219718A JPH0886389A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 伸縮継手の伸縮管部の曲り防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6219718A JPH0886389A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 伸縮継手の伸縮管部の曲り防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0886389A true JPH0886389A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16739888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6219718A Withdrawn JPH0886389A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 伸縮継手の伸縮管部の曲り防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0886389A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009030783A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Iwai Kikai Kogyo Co Ltd | 管継手 |
| KR102341573B1 (ko) * | 2021-04-07 | 2021-12-21 | 심성섭 | 소방설비용 수관라인을 위한 가조립 장착구조의 관로 이음 조인트 |
| CN115727223A (zh) * | 2022-11-22 | 2023-03-03 | 沪东中华造船(集团)有限公司 | 一种船舶低温管路膨胀接头保护装置及使用方法 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP6219718A patent/JPH0886389A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009030783A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Iwai Kikai Kogyo Co Ltd | 管継手 |
| KR102341573B1 (ko) * | 2021-04-07 | 2021-12-21 | 심성섭 | 소방설비용 수관라인을 위한 가조립 장착구조의 관로 이음 조인트 |
| CN115727223A (zh) * | 2022-11-22 | 2023-03-03 | 沪东中华造船(集团)有限公司 | 一种船舶低温管路膨胀接头保护装置及使用方法 |
| CN115727223B (zh) * | 2022-11-22 | 2024-05-14 | 沪东中华造船(集团)有限公司 | 一种船舶低温管路膨胀接头保护装置及使用方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011120 |