JPH088624A - Gpsアンテナ保持器具 - Google Patents

Gpsアンテナ保持器具

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Publication number
JPH088624A
JPH088624A JP5047095A JP5047095A JPH088624A JP H088624 A JPH088624 A JP H088624A JP 5047095 A JP5047095 A JP 5047095A JP 5047095 A JP5047095 A JP 5047095A JP H088624 A JPH088624 A JP H088624A
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JP
Japan
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pole
antenna
gps antenna
feeding
box
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Pending
Application number
JP5047095A
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English (en)
Inventor
Tatsunori Sada
達典 佐田
Tomonori Takada
知典 高田
Ryunosuke Tamaru
龍之介 田丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH088624A publication Critical patent/JPH088624A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】狭い場所でも、GPSアンテナを、測定点の鉛
直上方の高所に、正しく固定された形で設置し得るGP
Sアンテナ保持器具を提供する。 【構成】三脚2の上端に直方体のボックス3を装着し、
ボックスの鉛直方向の中心線CL上の底面3fと上面3
gに挿入孔3d及び繰り出し孔3eを穿設し、ボックス
の側面3aに穿設した軸孔3bに手回しハンドル6を付
設された駆動軸5を軸通し、ボックス内部に、ウォーム
7、ウォームホイール9を介して、ゴムなどの弾性材料
から成る鼓形のローラー11、16が駆動軸の回転に連
動して、各々反対回りに回転し得るように設ける。ロー
ラーに、継ぎ足し、離脱し得る複数個のポールにより形
成され、上端にGPSアンテナ25を取付け得る雌ねじ
21aを有するアンテナ支持棒22を、下部を挿入孔か
ら突出し、上部を繰り出し孔から突出し、ローラーによ
り、ポールとの間の滑りを防止しつつ鉛直上方に繰り出
し得る形で挟持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星を使用した測量技術
である汎地球測位システム(GPS)において、山林等
の遮蔽物の多い場所を測量する場合に、衛星からの電波
を受信するGPSアンテナを、前記遮蔽物により電波が
遮断されないように、高所に設置し、且つ保持し得るG
PSアンテナ保持器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、GPSアンテナを高所に設置しな
ければならない場合には、長いポールの先端にGPSア
ンテナを取付け、該ポールを地面に立設していた。
【0003】また、特開昭48−28163号などに
は、本体内に複数の継ぎ足しポールを収容した収容器を
設け、該収容器に収容された継ぎ足しポールを該ポール
の下端を介して上方に押し上げることにより、アンテナ
支持部材を構成する既に連結状態に有る継ぎ足しポール
の下端に該継ぎ足しポールを継ぎ足すとともに、アンテ
ナ支持部材を上方に延長上昇させるアンテナ保持具が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、長いポールを
地面に立設するには広いスペースが必要であり、山林等
の狭い場所では立設が困難である。それに加え、そのよ
うな場所で長いポールを測定点まで持ち運ぶことは難し
い。そこで、立設や持ち運びが容易な長さのポールを継
ぎ足していく継ぎ足し式ポールを使用することが考えら
れるが、狭い場所ではポールを作業員によって立てた状
態で支持させ、その状態で継ぎ足していかざるを得ない
ので不安定となり、継ぎ足し式ポールを作業員の手で十
分な高さにまで継ぎ足すことは難しい。また、立設及び
持ち運びの容易な長さの、中空のポールの中に、細いポ
ールを幾重にも収納出来、収納されたポールを細い順に
引き出していくことにより長さを調節できる伸縮ポール
を使用することも考えられるが、太いポールの中に細い
ポールを収納する関係上、ポールを長く伸ばした際に上
部に位置するポールは非常に細いものにならざるを得な
いので、十分な剛性が得られずポールの上端に取付けら
れたGPSアンテナが揺動し、該アンテナを測定点の鉛
直上方に正しく固定出来ないという問題がある。
【0005】また、前述した収容器内に継ぎ足しポール
を収容した構成では、収容器内の継ぎ足しポールが無く
なると、それ以上の継ぎ足しポールの継ぎ足し延長が出
来なくなり、アンテナ支持部材の全長が収容器内に収容
することの出来る継ぎ足しポールの総数に限定される不
都合が有る。そこで、収容器を大型化し、収容器内に収
容することの出来る継ぎ足しポールの数を増加させ、ア
ンテナ支持部材の全長を長くすることも考えられるが、
それではアンテナ保持器具全体が大型重量物化してしま
い、測量員による運搬などに不便が生じ、実用的でなく
なる不都合が生じる。
【0006】更に、継ぎ足しポールを該ポール下端を介
して押し上げることにより、接続済みの継ぎ足しポー
ル、即ちアンテナ支持部材に対して新たな継ぎ足しポー
ルを継ぎ足し、更に、該新に継ぎ足された継ぎ足しポー
ルを介してアンテナ支持部材を押し上げる構成では、継
ぎ足しポールを継ぎ足した後でなければアンテナ支持部
材を昇降させることが出来ず、機動的な測量作業が出来
なくなる欠点がある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、狭い場所で
も、GPSアンテナを、測定点の鉛直上方の高所に、正
しく固定された形で設置し得るGPSアンテナ保持器具
を提供することを目的としている。
【0008】また、本発明は、本体を大型化することな
く、継ぎ足すべき継ぎ足しポールの総数に限定が無く、
任意の全長のアンテナ支持部材の設置が可能なGPSア
ンテナ保持器具を提供することを別の目的としている。
【0009】更に、本発明は、継ぎ足しポールの継ぎ足
し動作と、アンテナ支持部材の昇降動作を同時に独立し
た形で行ない得るGPSアンテナ保持器具を提供するこ
とを更に別の目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、アンテナ支持
部材(22)を構成する、継ぎ足し、分離自在な複数の
継ぎ足しポール(21)を有し、支持手段(2)により
支持される本体(3)を有し、前記本体に、前記継ぎ足
しポールを上方に繰り出し得る繰り出し手段を設け、前
記繰り出し手段は、前記継ぎ足しポールを該継ぎ足しポ
ールの両側から直接挟圧保持可能に回転駆動自在に設け
られた少なくとも1対の繰り出しローラ手段を有し、前
記1対の繰り出しローラ手段と該1対の繰り出しローラ
手段により挟圧保持された前記継ぎ足しポールとの間
に、弾性材料から成る滑り止め手段を配置し、更に、前
記本体の下方にポール操作空間を、前記繰り出しローラ
手段に保持された前記継ぎ足しポールに対する前記継ぎ
足しポールの継ぎ足し分離作業を外部から直接行ない得
るように外部に対して開放した形で形成して構成され
る。
【0011】また、本発明は、前記滑り止め手段は、少
なくとも前記繰り出しローラ手段の継ぎ足しポール接触
部位に、繰り出しローラ(11,16)の外径をなす形
で配置されて構成される。また、本発明は、前記弾性材
料はゴムであるように構成される。また、本発明は、前
記繰り出し手段は、アンテナ設置中心線に沿った位置に
設けられ、かつ前記継ぎ足しポールを該継ぎ足しポール
の両側から直接挟圧保持可能に回転自在に設けられたガ
イドローラ手段を有するように構成される。また、本発
明は、前記ガイドローラ手段は、アンテナ設置中心線
(CL)に沿った前記繰り出しローラ手段の上下に少な
くとも1対づつ設けられて構成される。なお、( )内
の番号等は、図面における対応する要素を示す、便宜的
なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘
束されるものではない。以下の「作用」の欄についても
同様である。
【0012】
【作用】上記した構成により、本発明は、アンテナ支持
部材(22)の上端に接続されたGPSアンテナ(2
5)を繰り出し手段を操作することにより上下方向に移
動位置決めし得るように作用する。また、本発明は、滑
り止め手段が、ローラ手段と継ぎ足しポール間に生じる
滑りを防止すると共に、継ぎ足しポールの継ぎ足し動作
は、ポール操作空間を介して外部から直接行なうように
作用する。更に、前記滑り止め手段を、少なくとも前記
繰り出しローラ手段の継ぎ足しポール接触部位に、繰り
出しローラ(11,16)の外径をなす形で配置した場
合には、繰り出しローラが滑り止め手段を兼用するよう
に作用する。また、前記ガイドローラ手段を設けて構成
すると、ガイドローラがアンテナ支持部材(継ぎ足しポ
ール)をガイドするように作用する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1はGPSアンテナが取付けられた、本発明のG
PSアンテナ保持器具を示す図である。図2は図1のボ
ックスの内部を示す図である。図3は図1のI、I線断面
図である。図4は図1のII、II線断面図である。本発明
のGPSアンテナ保持器具1は、図1に示すように、支
持手段である三脚2を有しており、三脚2の上端(図中
上方端)には、中空の直方体を形作る本体であるボック
ス3がその底面3fを鉛直下方(図中下方)に向けた形
で装着されている。ボックス3の底面3fの中心には、
図2に示すように、底面3fに垂直な方向に円形の挿入
孔3dが穿設形成されており、ボックス3の上面3gに
は、前記挿入孔3dの中心から底面3fに対して垂直な
方向、即ちボックス3の中心線CL上の位置に、前記挿
入孔3dと同形の繰り出し孔3eが穿設形成されてい
る。ボックス3の上面には、繰り出し孔3eの外周に、
バネ式ストッパ20が付設されており、即ち、バネ式ス
トッパ20は、図3に示すように、繰り出し孔3eの外
周に、該外周に沿って半円形に削設された凹面を有す
る、ボックス3上面に固定された固定ブロック20aを
有している。固定ブロック20aの両端には、バネ20
b、20bが設けられており、バネ20b、20bに
は、コの字形の移動ブロック20cが、移動ブロック2
0cの両端をバネ20b、20bの端に接続して、移動
ブロック20cの凹面を固定ブロック20aの半円形の
凹面に向け、且つ固定ブロック20aに向かう方向、即
ち図3中矢印I、J方向に移動自在な形で設けられてい
る。移動ブロック20cの中心には、固定ブロック20
aに向けて水平方向に、ねじ孔20c1が穿設形成され
ており、ねじ孔20c1には、ねじ20dが螺合し、貫
通している。ねじ20dの先端には、C字形を形作る押
圧板20eが、その凹面を固定ブロック20aに対向さ
せ、ねじ20dの中心線回りに回転自在且つねじ20d
と共に移動ブロック20cに対して固定ブロック20a
に向かう方向、即ち図3中矢印I、J方向に移動自在な
形で設けられている。
【0014】ボックス3には、図2に示すように、側面
3aに軸孔3bが側面3aに対して垂直な方向に穿設形
成されており、軸孔3bには後述するウォーム7、ウォ
ームホイール9、ローラ11、16、ガイドローラ19
等と共に保持棒繰り出し機構8を構成する駆動軸5が、
側面3aに対して垂直な方向である水平方向に軸通して
いる。駆動軸5には手回しハンドル6が、駆動軸5を該
軸心CT回りに回転駆動し得るように付設されている。
駆動軸5の、ボックス3内部に挿入された方の端部外周
面には、図2に示すように、円筒状のウォーム7が嵌着
されており、ウォーム7には、ウォームホイール9が、
ウォーム7に垂直に、即ち、ウォームホイール9の中心
に穿設された軸孔9aを駆動軸5に垂直な水平方向に向
けた形で噛合している。ウォームホイール9の軸孔9a
には、図2及び図4に示すように、回転軸10が挿着し
ており、回転軸10の両端は、ボックス3の側面3aに
隣合う二つの側面3c、3cの、図2に示すボックス3
の中心線CLより側面3a寄りに、該側面3c、3cに
対して垂直に、回転軸軸心回り、即ち図2中矢印E、F
方向に回転自在に枢支されている。また、回転軸10の
中央部には、図4に示すように、ゴム等の弾性材料で鼓
形に形成されたローラー11が嵌着しており、回転軸1
0の、ローラー11を挟んでウォームホイール9の反対
側には、大平歯車12が嵌着している。大平歯車12に
は、大平歯車12と同形で、前記大平歯車12に対して
水平方向に隣接した位置にある大平歯車13が噛合して
おり、大平歯車13には、図2及び図4に示すように、
回転軸15が前記回転軸10に対してボックス3の中心
線CLを中心として図2左右対称な位置に並設される形
で挿着されている。
【0015】回転軸15の両端は、ボックス3の側面3
c、3cに、該側面3c、3cに対して垂直に、回転軸
15の軸心回り、即ち図中矢印G、H方向に回転自在に
枢支されており、回転軸15の中央部、即ち前記ローラ
ー11と対向する位置には、前記ローラー11と同形同
質の、即ちゴム等の弾性材料で鼓形に形成されたローラ
ー16が、前記ローラー10と所定の間隔L1を有する
形で嵌着している。水平面内で中心線CLから等間隔な
位置に並設された回転軸10と回転軸15の上方及び下
方、従って、アンテナ設置中心線である中心線CLに沿
った上下位置には、図2に示すように回転軸10及び回
転軸15と同様に水平面内で中心線CLから等間隔な位
置に並設された1対のガイド軸17、17が、複数対、
回転軸10及び回転軸15に平行に設けられており、ガ
イド軸17、17は、その両端を側面3c、3cにより
枢支されている。また、各対のガイド軸17、17の中
央部には、各々、鼓形に形成されたガイドローラー1
9、19が、所定の間隔L1を有して対向する形でそれ
ぞれ嵌着している。
【0016】ボックス3の挿入孔3dから繰り出し孔3
e間には、図1及び図2に示すように、持ち運びに容易
な長さに剛性の高い材料で形成され、上端に雌ねじ21
aを下端に雄ねじ21bを螺刻され、中心を一致する形
で継ぎ足し、離脱自在に形成された同形同質のポール2
1を複数個、ボックス3の中心線CL上に継ぎ足したア
ンテナ支持棒22が、上下方向、即ち図1中矢印A、B
方向の位置をローラー11、ローラー16により移動位
置決め自在に支持され、アンテナ支持棒22の中心線を
複数個のガイドローラー19によりボックス3の中心線
CL、即ちアンテナ設置中心線と一致するように矯正さ
れる形で貫通しており、アンテナ支持棒22の上端部を
形成するポール21の上端には、GPSアンテナ25
が、GPSアンテナ25の下面に突出形成された雄ねじ
25aをポール21の雌ねじ21aに螺合して、該アン
テナ25の受信面を鉛直上方に向けるように取付けられ
ている。GPSアンテナ25には、ケーブル26を介し
て受信機本体27が接続している。
【0017】GPSアンテナ保持器具1は以上のような
構成を有するので、GPS衛星を使用した汎地球測位シ
ステム(GPS)により、山林等の遮蔽物の多い場所の
測定点TPの測量を行う場合には、まず、GPSアンテ
ナ25、ケーブル26、GPS受信機27及び、アンテ
ナ保持棒22等のGPSアンテナ保持器具1を測定点T
Pまで運ばなければならないが、アンテナ保持棒22は
GPSアンテナ25を山林等の遮蔽物より上方に突出さ
せた位置に設置するためのものなので、非常に長いもの
であり、山林等では持ち運べない。そこで、アンテナ支
持棒22を複数個の持ち運び得る長さのポール21に分
解し、該複数個のポール21を測定点TPまで運ぶ。G
PSアンテナ25、ケーブル26、GPS受信機27及
びアンテナ保持棒22等のGPSアンテナ保持器具1を
測定点TPまで運び終えたら、まず、ボックス3を、図
1に示すように、三脚2によりボックス3の中心線CL
を鉛直方向に向け、該中心線CLの延長線上に測定点T
Pを位置させる形で設置する。これにより、ポール21
をボックス3の挿入孔3dから挿入し、繰り出し孔3e
から突出させる形でボックス3に挿嵌した際にポール2
1の先端が中心線CL上に位置するようにする。そこ
で、第一のポール21をボックス3の挿入孔3dから挿
入する。この際、分解した複数個のポール21を、GP
Sアンテナ25を山林等の遮蔽物によりGPS衛星から
の電波が遮断されない位置にまで掲げ得る長さに継ぎ足
してからボックス3に挿嵌し、立設することをしないの
は、そのようにしては山林等の遮蔽物に妨害されて立設
し得ないからである。
【0018】さて、挿入孔3dから挿入されたポール2
1は、図2に示す複数組のガイドローラー19、19に
よりその両側から挟圧保持される形でボックス3の中心
線CL上に位置決めされつつ、該中心線CLに沿って鉛
直上方に挿入されていき、図4に示すように、ローラー
11とローラー16の間に挟入され、該ローラ11、1
6により直接挟圧保持される。すると、ポール21は、
ローラー11、16の回転により、中心線CL上の鉛直
方向に移動自在になると共に、ポール21は、ローラー
11、16及び複数組のガイドローラ19、19によ
り、アンテナ設置中心線である中心線CL上に保持され
る状態になる。そこで、手回しハンドル6を駆動軸軸心
CT回りに図中矢印C方向に回転する。すると、駆動軸
5を介してウォーム7も矢印C方向に回転し、ウォーム
7と噛合しているウォームホイール9が駆動軸軸心CT
に垂直な回転軸10の軸心回りに矢印E方向に回転し、
回転軸10が回転する。回転軸10が回転すると、ポー
ル21を挟持しているローラー11が回転する。また、
この際、回転軸10に嵌着している大平歯車12も、図
中矢印E方向に回転し、大平歯車12に噛合している大
平歯車13が図中矢印G方向、即ち、大平歯車12と反
対回りに回転する。すると、大平歯車13の嵌着してい
る回転軸15が矢印G方向に回転し、ローラー11と共
にポール21を挟持しているローラー16が、ローラー
11とは反対回りに回転する。これにより、ポール21
は中心線CL沿いに鉛直上方、即ち、図中矢印A方向に
移動し、ポール21の上部は、繰り出し孔3eから繰り
出される。この際、繰り出し孔3eに付設されたバネ式
ストッパ20の押圧板20eは、図3に示すように、ポ
ール21に接しておらず、ポール21は、バネ式ストッ
パ20により繰り出しを妨げられることは無い。
【0019】次に、ポール21の上端に形成された雌ね
じ21aに、十分に長いケーブル26によりGPS受信
機27に接続されたGPSアンテナ25を、その雄ねじ
25aを螺合する形で取付ける。すると、GPSアンテ
ナ25は、その受信面を、GPS衛星からの電波を受信
し易いように鉛直上方に向けられる。次に、GPSアン
テナ25をより高所に設置するために、ボックス3の底
面3から下方に突出した状態の第一のポール21の下端
に形成された雄ねじ21bに、第二のポール21を、ボ
ックスの下方に形成された外部に開放された形の空間を
利用して該ポール21の上端の雌ねじ21aを螺合さ
せ、中心が一致するように継ぎ足す。この際、三脚2の
ボックス3の底面3fの支持高さは、第2のポールの等
の継ぎ足すべきポールの長さよりも高く設定されている
ので、特別な治具などを用いること無く円滑に、継ぎ足
すべきポール21を、既にローラ11、16に保持され
た状態のポール21に継ぎ足すことが出来る。次に、手
回しハンドル6を矢印C方向に回転することにより、ロ
ーラー11を矢印E方向に、ローラー16を矢印G方向
に回転させて、第一のポール21及び該ポール21に継
ぎ足された第二のポール21の上部を繰り出し孔3eか
ら鉛直上方、即ち矢印A方向に繰り出す。すると、GP
Sアンテナ25は、中心線CLの延長線上、即ち測定点
TPの鉛直上方の、より高所に移動する。ここで、GP
Sアンテナ25の位置が、まだ、山林等の遮蔽物によっ
てGPS衛星からの電波を受信しにくい位置である場合
には、第二のポール21の下端に更に、第三のポール2
1を前述のように継ぎ足し、手回しハンドル6を再び、
矢印C方向に回転して、第二のポール21及び第三のポ
ール21の上部を鉛直上方、即ち矢印A方向に繰り出
し、GPSアンテナ25をより高所に移動する。このよ
うにポール21の継ぎ足し、及び手回しハンドル6を矢
印C方向に回転することによる繰り出しの作業を繰り返
すことにより、GPSアンテナ25を、測定点TPの鉛
直上方の、山林等の遮蔽物に妨害されずにGPS衛星か
らの電波を受信し得る位置に設置することが出来る。
【0020】次に、繰り出し孔3eの周囲に付設された
バネ式ストッパ20のねじ20dを回転させ、固定ブロ
ック20aに向けて締め付けると、ねじ20dの先端に
枢支された押圧板20eが移動ブロック20cに対し
て、アンテナ支持棒22の方向、即ち図3中矢印J方向
に移動し、アンテナ支持棒22の側面に接触する。そこ
で、更にねじ20dを固定ブロック20aに向けて移動
ブロック20cに締め付けると、移動ブロック20c
が、アンテナ支持棒22従って固定ブロック20aから
遠ざかる方向、即ち、矢印I方向に移動する。すると、
バネ20b、20bが伸張し、移動ブロック20cをア
ンテナ支持棒22の方向、即ち矢印J方向に引っ張るの
で、移動ブロック20cにねじ20dを介して接続して
いる押圧板20eは、より強くアンテナ支持棒22を押
圧する。すると、アンテナ支持棒22は固定ブロック2
0aの半円形の凹面と押圧板20eにより挟持される形
になり、アンテナ支持棒22はボックス3に対して、上
下方向、即ち、図1中矢印A、B方向の位置を固定され
る。また、アンテナ支持棒22は、同形同質で剛性の高
い複数個のポール21により形成されているので、ボッ
クス3に対してGPSアンテナ25を揺動させることな
く、固定することが出来る。また、アンテナ支持棒22
は、ボックス3内に内設された複数組のガイドローラー
19、19及びローラー11、16により、アンテナ支
持棒22の中心線をボックス3の中心線CL上に位置決
めされていると共に、ローラー11、16により、中心
線CL上に鉛直方向に移動自在な形で保持されており、
該ボックス3は、三脚2により、測定点TPの鉛直上方
にアンテナ支持棒22を立設し得るように支持されてい
る。よって、GPSアンテナ保持器具1により、GPS
アンテナ25を、測定点TPの鉛直上方の、GPS衛星
からの電波を受信し得る位置に該アンテナ25の受信面
を鉛直上方に向けた形で設置することが出来る。
【0021】また、汎地球測位システム(GPS)によ
る測量が完了し、GPSアンテナ25等を設置場所から
撤去する際には、上述の設置の場合と逆の手順で撤去を
行う。即ち、まず、バネ式ストッパ20のねじ20dを
回転し、ねじ20dを固定ブロック20aから遠ざかる
方向、即ち図3中矢印I方向に向けて移動ブロック20
aから緩めると、移動ブロック20cが、アンテナ支持
棒22、従って固定ブロック20aに近づく方向、即
ち、矢印J方向に移動する。すると、バネ20b、20
bが弛緩し、移動ブロック20cをアンテナ支持棒22
の方向、即ち矢印J方向に引っ張っていた力が無くなる
ので、移動ブロック20cにねじ20dを介して接続
し、アンテナ支持棒22を押圧していた押圧板20e
は、アンテナ支持棒22への押圧をやめる。そこで、更
にねじ20dを固定ブロック20aから遠ざける方向、
即ち図3中矢印I方向に向けて移動ブロック20cから
緩めると、押圧板20eは移動ブロック20cに接近す
る。すると、押圧板20eはアンテナ支持棒22から離
脱し、アンテナ支持棒22はバネ式ストッパ20による
上下方向、即ち、図中矢印A、B方向の位置の固定を解
除される。次に、図1中矢印D方向に、手回しハンドル
6を回転する。すると、アンテナ支持棒22を中心線C
L上で鉛直方向に移動自在に挟持しているローラー11
が矢印F方向に、ローラー16が矢印H方向に回転する
ので、アンテナ支持棒22は、鉛直下方、即ち矢印B方
向に移動し、アンテナ支持棒22の最下端のポール21
が、ボックス3の挿入孔3dから鉛直下方に繰り出され
る。そこで、最下端のポール21を、その螺合を解除す
ることによりアンテナ支持棒22から取り外す。最下端
のポール21を取り外したら、また、上述のように、手
回しハンドル6を矢印D方向に回転し、アンテナ支持棒
22の、次に最下端になったポール21を挿入孔3dか
ら繰り出し、該ポール21を取り外す。
【0022】このようにして、アンテナ支持棒22を分
解しつつ、アンテナ支持棒22の上端に取付けられたG
PSアンテナ25をボックス3の方向に下ろしていく。
そこで、アンテナ支持棒22の分解が完了し、ボックス
3には、GPSアンテナ15を取付けられたポール2
1、一本が取り残されるのみとなったら、該ポール21
からGPSアンテナ15を取り外す。すると、アンテナ
支持棒22は、複数個のポール21に分解された状態に
なり、山林等の狭い場所でも持ち運びが容易な長さとな
るので、GPSアンテナ25、ケーブル26、GPS受
信機27、アンテナ保持棒22等のGPSアンテナ保持
器具1を速やかに撤去することが出来る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アンテナ支持棒22などのアンテナ支持部材を構成す
る、継ぎ足し、分離自在な複数のポール21などの継ぎ
足しポールを有し、三脚2などの支持手段により支持さ
れるボックス3などの本体を有し、前記本体に、前記継
ぎ足しポールを上方に繰り出し得る繰り出し手段を設
け、前記繰り出し手段は、前記継ぎ足しポールを該継ぎ
足しポールの両側から直接挟圧保持可能に回転駆動自在
に設けられた少なくとも1対の繰り出しローラ手段を有
し、前記1対の繰り出しローラ手段と該1対の繰り出し
ローラ手段により挟圧保持された前記継ぎ足しポールと
の間に、弾性材料から成る滑り止め手段を配置し、更
に、前記本体の下方にポール操作空間を、前記繰り出し
ローラ手段に保持された前記継ぎ足しポールに対する前
記継ぎ足しポールの継ぎ足し分離作業を外部から直接行
ない得るように外部に対して開放した形で形成して構成
したので、山林等の遮蔽物の多い場所での汎地球測位シ
ステム(GPS)による位置測量に際して、GPSアン
テナ25を上端に取付け、該アンテナ25を山林等の遮
蔽物より上方の、遮蔽物にGPS衛星からの電波を遮断
されない位置に掲げる必要から、非常に長いものになら
ざるを得ないアンテナ支持棒22等のアンテナ支持部材
を、複数個の、ポール21等の継ぎ足しポールに分解す
ることにより、山林等の狭い場所においてもその測定点
まで容易に持ち運ぶことが出来る。
【0024】また、該測定点においては、三脚2等の支
持手段により繰り出し手段を、該繰り出し手段によりポ
ール21等の継ぎ足しポールを測定点の鉛直上方に繰り
出し得る形で固定することが出来る。また、繰り出し手
段により、まず、ポール21の雌ねじ21a等のアンテ
ナ取付部を介してGPSアンテナ25を取付けられた継
ぎ足しポールを測定点の鉛直上方に繰り出して、GPS
アンテナ25を測定点の鉛直上方に掲げ、該継ぎ足しポ
ールを上方に繰り出し得なくなったら、二番目の継ぎ足
しポールを最初の継ぎ足しポールの下端に継ぎ足し、該
ポールを測定点の鉛直上方に繰り出して、GPSアンテ
ナ25を更に測定点の鉛直上方に掲げ、二番目の継ぎ足
しポールを繰り出し得なくなったら、三番目の継ぎ足し
ポールを二番目の継ぎ足しポールの下端に継ぎ足し、該
ポールを測定点の鉛直上方に繰り出して、GPSアンテ
ナ25を更に測定点の鉛直上方に掲げるというように、
継ぎ足しポールの継ぎ足し及び、支持手段により測定点
の上方に固定された繰り出し手段による繰り出しを繰り
返すことにより、山林等の狭い場所ではアンテナ支持部
材を立設し得ないという問題を克服し、GPSアンテナ
25を、測定点の鉛直上方の、GPS衛星からの電波を
山林等の遮蔽物により遮断されずに受信し得る位置に設
置することが出来る。また、本発明のGPSアンテナ保
持器具は、支持手段が繰り出し手段を保持し、繰り出し
手段がアンテナ支持部材を保持することが出来、アンテ
ナ支持部材は、下端から上端まで剛性の高い均質な継ぎ
足しポールを用い得るので、GPSアンテナ25をアン
テナ設置中心線上に確実に固定した形で保持することが
出来る。即ち、GPSアンテナ25を、測定点の鉛直上
方の高所に、該アンテナの受信面を鉛直上方に向けた形
で保持することが出来る。
【0025】また、本発明は、本体の下方にポール操作
空間を、前記繰り出しローラーに保持された前記継ぎ足
しポールに対する前記継ぎ足しポールの継ぎ足し分離作
業を外部から直接行ない得るように外部に対して解放し
た形で形成したので、継ぎ足しポールの継ぎ足し作業
を、ポール操作空間を介して外部から直接かつ容易に、
しかも継ぎ足すべきポールの総数に制限を受けることな
く行なうことが出来るようになり、従来のように収容本
数に制限が有り、アンテナ支持部材の全長が制限される
継ぎ足しポールの収容器を本体内に設けることなく、小
型で、かつ任意の全長のアンテナ支持部材の設置が可能
なGPSアンテナ保持器具の提供が可能となる。更に、
繰り出し手段は、前記継ぎ足しポールを該継ぎ足しポー
ルの両側から直接挟圧保持可能に回転駆動自在に設けら
れた少なくとも1対の繰り出しローラーを有するので、
継ぎ足しポールの昇降動作を、該継ぎ足しポールの側面
を介して行なうことが出来、前記継ぎ足しポールが前記
繰り出しローラに挟圧保持された状態で、新たに継ぎ足
しポールが継ぎ足される継ぎ足しポールの下端を本体の
下方に、当該新たに継ぎ足すべき継ぎ足しポールの接続
のために常時開放させておくことが出来、継ぎ足しポー
ルの昇降動作と新たな継ぎ足しポールの継ぎ足し動作を
同時に独立した形で行なうことが出来、機動的な測量作
業が可能となる。
【0026】また、前記滑り止め手段を、少なくとも前
記繰り出しローラ手段の継ぎ足しポール接触部位に、繰
り出しローラの外径をなす形で配置すると、繰り出しロ
ーラの外周部が滑り止め手段を兼用する形となり、便利
である。更に、弾性材料をゴムから構成すると、滑り止
め手段の成形が容易となる。また、前記繰り出し手段
が、アンテナ設置中心線に沿った位置に設けられ、かつ
前記継ぎ足しポールを該継ぎ足しポールの両側から直接
挟圧保持可能に回転自在に設けられたガイドローラ手段
を有するように構成すると、ガイドローラにより、アン
テナ支持部材がアンテナ設置中心線に沿って正確に設置
され、繰り出し手段の繰り出し動作にともなう振動など
の影響を極力排除する形でGPSアンテナの設置が可能
となり、GPSアンテナ保持器具を用いた測位動作の正
確性を保証することが出来る。また、前記ガイドローラ
手段を、前記アンテナ設置中心線に沿った前記繰り出し
ローラ手段の上下に少なくとも1対づつ設けられている
ように構成すると、継ぎ足しポールを繰り出しローラ手
段の上下からガイドする形となり、アンテナ支持部材を
より安定的にガイド保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はGPSアンテナが取付けられた、本発明
のGPSアンテナ保持器具を示す図である。
【図2】図2は図1のボックスの内部を示す図である。
【図3】図3は図1のI、I線断面図である。
【図4】図4は図1のII、II線断面図である。
【符号の説明】
1……GPSアンテナ保持器具 2……支持手段(三脚) 3……本体(ボックス) 6……繰り出し手段(手回しハンドル) 7……繰り出し手段(ウォーム) 9……繰り出し手段(ウォームホイール) 11……繰り出し手段(ローラー) 16……繰り出し手段(ローラー) 19……ガイドローラ 21……継ぎ足しポール(ポール) 21a……アンテナ取付部(ポールの雌ねじ) 22……アンテナ支持部材(アンテナ支持棒) CL……アンテナ設置中心線(中心線)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 【請求項1】アンテナ支持部材を構成する、継ぎ足し、
    分離自在な複数の継ぎ足しポールを有し、 支持手段により支持される本体を有し、 前記本体に、前記継ぎ足しポールを上方に繰り出し得る
    繰り出し手段を設け、 前記繰り出し手段は、前記継ぎ足しポールを該継ぎ足し
    ポールの両側から直接挟圧保持可能に回転駆動自在に設
    けられた少なくとも1対の繰り出しローラ手段を有し、 前記1対の繰り出しローラ手段と該1対の繰り出しロー
    ラ手段により挟圧保持された前記継ぎ足しポールとの間
    に、弾性材料から成る滑り止め手段を配置し、 更に、前記本体の下方にポール操作空間を、前記繰り出
    しローラ手段に保持された前記継ぎ足しポールに対する
    前記継ぎ足しポールの継ぎ足し分離作業を外部から直接
    行ない得るように外部に対して開放した形で形成して構
    成したGPSアンテナ保持器具。
  2. 【請求項2】前記滑り止め手段は、少なくとも前記繰り
    出しローラ手段の継ぎ足しポール接触部位に、繰り出し
    ローラの外径をなす形で配置されていることを特徴とす
    る請求項1記載のGPSアンテナ保持器具。
  3. 【請求項3】前記弾性材料はゴムである請求項1記載の
    GPSアンテナ保持器具。
  4. 【請求項4】前記繰り出し手段は、アンテナ設置中心線
    に沿った位置に設けられ、かつ前記継ぎ足しポールを該
    継ぎ足しポールの両側から直接挟圧保持可能に回転自在
    に設けられたガイドローラ手段を有する請求項1記載の
    GPSアンテナ保持器具。
  5. 【請求項5】前記ガイドローラ手段は、アンテナ設置中
    心線に沿った前記繰り出しローラ手段の上下に少なくと
    も1対づつ設けられている請求項4記載のGPSアンテ
    ナ保持器具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0420017U (ja) * 1990-06-08 1992-02-19

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JPH0420017U (ja) * 1990-06-08 1992-02-19

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