JPH088613B2 - 有料電話詐欺を防止しハンドセット破壊を減少させる方法および装置 - Google Patents

有料電話詐欺を防止しハンドセット破壊を減少させる方法および装置

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JPH088613B2
JPH088613B2 JP2513737A JP51373790A JPH088613B2 JP H088613 B2 JPH088613 B2 JP H088613B2 JP 2513737 A JP2513737 A JP 2513737A JP 51373790 A JP51373790 A JP 51373790A JP H088613 B2 JPH088613 B2 JP H088613B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はコイン作動電話の動作を制御する改良された
方法および装置に関する。さらに詳しくは、“ピン詐
欺”と称し得る有料電話の詐欺行為に広く用いられてい
るひとつの技術を防止する有料電話制御方法および装置
に関する。この発明の結果、有料電話のハンドセット
と、有料電話をハンドセットに接続するケーブルとの一
般に広がった破壊はかなり減少する。
発明の背景 コイン作動電話局あるいは有料電話は互いに三本のワ
イヤ、チップ、リングおよびグランド回線よりなるルー
プ回路によって中央局とのインタフェースがとられてい
る。“ピン詐欺”として知られている一般に行なわれて
いる詐欺においては、有料電話のハンドセットのワイヤ
に細工をして、寄託コインを収集あるいは返済するため
の有料電話のコイン寄託容器の起動をできなくしてい
る。さらに、この詐欺は近距離通話に要する初期料金を
も確定してしまう。そのため、破壊者はコインを投入せ
ずに無制限の近距離通話を行なえる。
さらに、客が“ピン”電話にコインを投入するとコイ
ンは寄託容器に集められる。ある時間がたった後、破壊
者はこの有料電話の場所に戻って詐欺を実行する。電話
のデフォルトモードは支払が不要の時には寄託容器内で
検知したコインを返済するモードであるので、寄託容器
は集められたコインを返済シュートに解放する。破壊者
はこれらコインを有料電話の所有者から盗みとることと
なる。このような詐欺によって、電話の所有者は財産の
損失をこうむり、客は、例えば交換手を呼んだ時やある
いは起呼が接続する前にハンドセットをオンフックした
時のように客が正当に受ける返済を受けることができず
不満あるいは悪意を感ずる。
この種の電話詐欺を犯すのに用いられる方法はしばし
ば有料電話そのものにも損傷を与える。接続ケーブルと
ハンドセットはしばしば破壊者によって修復不可能なま
で破壊される。このような財物の損傷は部品および労力
の両者のコストの点で修復するのに高くつく。主として
大都市で数千台の有料電話がこのような詐欺を行う破壊
者によって毎年損傷を受けている。有料電話の詐欺方法
を行う誘因を除去して、破壊者が詐欺を行うのを阻止し
電話を損傷するのを止めさせることが望まれている。
過去においては、電話制御回路にフューズをとりつけ
てピン詐欺を試みるとヒューズが飛ぶようにしていた。
本発明の譲受人に譲渡され1989年5月26日に出願された
米国特許出願第07/199,129号を参照されたい。第一に、
無制限の無料通話の可能性をなくすのでフューズは詐欺
行為をさせにくくしている。第二に、客がヒューズの飛
んだ時に通話しようとしてハンドセットを取上げると、
ダイヤルトーンがきこえないので通話が通じないことが
わかる。この場合、客は操作指示に従って電話を使用し
ないことが期待される。第三に、より大切なことである
が、フューズの飛んだ電話に客がコインを誤って投入し
てもコインは客に返済されて破壊者には返済されない。
このため、詐欺を行う誘因が除去される。しかし、ヒュ
ーズが飛んだので有料電話の故障サービスをする必要が
あり、電話がサービス状態になる前にヒューズ取替えの
サービスコールが必要である。
米国特許第4,845,742号に記載されている他の従来技
術の試みでは、受話器のスピーカを絶縁する絶縁トラン
スとダイナミックマイクロホンを絶縁する絶縁トランス
とが使用されている。受話器のスピーカを絶縁する絶縁
トランスは米国特許第4,845,742号のかなり以前から通
常用いられていた。例えば1978年8月のGTEコイン電話
ハンドブック、第476−201−100節、25/26頁を参照され
たい。同様にオーディオ入力を絶縁する絶縁トランスの
使用も米国特許第4,845,742号より前に知られていた。
例えば、米国特許出願第199,129号の第21図の補助オー
ディオ入力の絶縁を参照されたい。
絶縁トランスを用いたこの種周知の絶縁技術は直流動
作バイアスを要するカーボンマイクロホンには使用でき
ない。さらに、米国特許第4,845,742号に示す絶縁トラ
ンスを使用するとマイクロホンは常時絶縁されている必
要がある。米国特許出願第199,129号に教示されている
ようにスピーカの音量を調節したりあるいはハンドセッ
トがあるかないかを試験するにはマイクロホンを永久に
絶縁しておくよりも適当な時間で切断することが望まし
い。
発明の概要 従って本発明の目的は、有料電話をサービス状態に戻
すのに必ずしも常にサービスコールを必要としないでピ
ン詐欺を行わせない簡単かつ低廉な手段を提供すること
にある。
本発明のさらなる目的は、電磁および電子有料電話の
両者を含む現存するすべての型式の有料電話に容易に追
加できる、ピン詐欺を行わせない手段を提供することに
ある。
本発明の他の目的は、現在ヒューズによる防止方法を
用いている電子有料電話用の改装品として追加できる、
ピン詐欺を行わせない手段を提供することにある。
以下にさらに詳細に説明するように、本発明はピン詐
欺を行わせなくする方法と装置を提供し、有料電話に抱
く客の不満の要因を減少させる。
本発明の譲受人に譲渡され1989年5月26日に出願され
た米国特許出願第07/199,129号に記載された従来の電子
電話コントローラには、ループ電流消失を検出しある種
の電話動作をトリガする回路が存在している。本発明の
詳細説明でさらに詳しく後述するように、本発明の一実
施例では、この従来回路に接地パスと2個のリレースイ
ッチが加えられている。これらのリレースイッチと既に
存在するチップ回線スイッチリレーは同期して動作する
ように制御され、ループ電流消失を検出した時にハンド
セットのマイクロホンを残りの電話回路から切断するこ
とによってピン詐欺を行わせないようにしている。
図面の簡単な説明 第1図はチップ、リング、およびグランド回線によっ
て中央局に接続されるコイン作動電話を示す図、 第2図は第1図のコイン作動電話のハンドセットが、
電話動作制御用回路と接地との両方に電気的に接続され
るのを詳細に示した図、 第3図はハンドセットのマイクロホンを切断するAリ
レーと他のリレーの動作の同期を制御するリレーコイル
駆動回路の本発明の一実施例の回路図、 第4図は本発明によって適切に使用できるループ消失
検出回路の回路図、そして 第5図は本発明によって適切に使用できるハンドセッ
ト紛失検出回路の回路図である。
詳細説明 第1図は3本の電話回線で中央局4に接続されたコイ
ン作動電話2を示す。3本の回線は、チップ回線6、リ
ンク回線7、およびグランド回線8である。電話2は把
手13に結合されたマウスピース11とイアピース12とを有
したハンドセット10を含む。第2図において後述するよ
うに、ハンドセット10はケーブル30によって電話2に接
続されている。ケーブル30は、マウスピース11とイアピ
ース12を電話2に接続する複数のワイヤと、これら導電
ワイヤを保護する可撓性導電外装薄板とを一般に有して
いる。電話2はキーパッド14、コイルスロット16、およ
びコイン返却スロット18をも有している。
客によって使われていない時は、ハンドセット10は受
け台19にあり、スプリング付勢スイッチ20を押圧してい
る。第1図はスイッチ20が押圧位置すなわち“オンフッ
ク”位置にある電話2を示している。ハンドセット10が
受け台19から持上げられると、スプリング付勢スイッチ
20はもはや押圧されず“オフフック”位置をとる。中央
局4は種々の振幅と極性の交流および直流電圧をチップ
とリング回線6および8に印加し、これにもとづいて電
話2はハンドセット10がオフフックされた時にその動作
電力をつくる。
起呼を発するためには、客ハンドセット10を取上げて
スイッチ20をその押圧位置から解放する。電話2はオフ
フック状態に入り、起呼を処理するためにチップとリン
グ回線6および8から電力をとりだす。客はダイヤルト
ーンを聴いていてそれか聞こえたら、コインをコインス
ロット16に挿入して呼びだしたい電話番号をキーパッド
14を用いてダイヤルする。ダイヤルされた番号は中央局
4に送信され、中央局は呼の接続を行う。呼が接続され
ると、客は通話をすませた後ハンドセット10を受け台19
に戻す。次に中央局4からの収集信号あるいは返済信号
が受信されると客の金は有料電話2によって収集される
か返済される。
客によってコインが有料電話に投入されると、このコ
インをコインアクセプタが電話寄託容器に導く。寄託コ
インに対応する時間が経過するまで寄託コインは寄託容
器に保持され、次に中央局4からの命令に従ってコイン
を収集する。
ピン詐欺は寄託容器を効果的に短絡して、中央局によ
るコイン有無や初期料金のテスト能力ならびに収集およ
び返済機能制御能力を破壊してしまう。詐欺が如何に行
なわれるかの詳細は、この詐欺がさらに広がるのを防止
する観点から、示さない。しかし、一般に、破壊者はハ
ンドセットのマイクロホンを接地して、中央局のテスト
および制御機能を破壊することによって詐欺を行う。本
発明は中央局のテストおよび制御機能の破壊を防止する
ことによってこの詐欺を防いでいる。
米国特許出願第07/199,129号に既に記載されているよ
うに、中央局4からの電話制御用の動作コマンドを与え
る可変直流電圧と後流リンギング電圧は電話2によって
解釈される。米国特許出願第199,129号は低電力電子制
御回路の詳細を与えており、ここに参照として言及して
おく。本発明の現時点で好ましい実施例は、この先行出
願に示され記載された変更された回路、ならびに、本発
明の譲受人に譲渡された本出願と同じ日に出願された米
国特許出願第407,895号と第407,896号と関連して前記先
行出願を使用しているが、本発明はいかなる有料電話に
も容易に適用できることは極めて明らかである。
第2図はコイン作動電話2の本体内に配置されたPOTS
ジャック37に対するハンドセット10の接続を示す。ケー
ブル30は、ハンドセット10を電話2に電気的に接続する
複数のワイヤを保護する可撓性導電外装薄板31を有して
いる。第2図に示すように、薄板31は接地されている。
第2図に示されていないが、有料電話2のシャーシの他
の部分も接地されている。
さらに第2図に示すように、マイクロホンを有するマ
ウスピース11は一対のワイヤ32、33によってPOTSジャッ
ク37のピン7、8に各々接続されている、ピン7は第1
のマイクロホン切断スイッチS1を介してシステムグラン
ドに接続されている。ピン8は第2のマイクロホン切断
スイッチS2を介してマイク入力に接続されている。スピ
ーカを有するイアピース12は2本のワイヤ34、35によっ
てPOTSジャック37のピン9、10に各々接続されている。
ピン9、10はイアピースを絶縁トランス40に接続する。
このトランスはイアピース12のスピーカの出力を制御
し、イアピース12を電話2の他の電気回路から電気的に
絶縁している。
現時点で好ましい実施例では、第3図に示す制御コイ
ルを有するリレーK6の一部であるリレースイッチが両ス
イッチS1とS2である。
第3図は本発明の好ましい実施例の回路の詳細をさら
に示す。AリレースイッチS3の位置に従って、チップ回
線6は、寄託容器の制御を含む有料電話2の集計機能を
制御する集計器制御回路42、あるいは他の電話制御回路
44に、電力を供給する。第2図と第3図に示すマイクロ
ホン切断スイッチS1とS2は、AリレースイッチS3と同期
して、あるいはほぼ同期して動作する。
ループ電流が中央局4によって与えられループ検出回
路55(第4図図示)によって検出されると、トランジス
タQ9をバイアスする駆動電流がAリレーアップ回線に与
えられるので、トランジスタQ9とK2およびK6リレーの各
コイル45と46を介して+4V電源から電流が流れ、Aリレ
ースイッチは第3図に示すように常開接点(N.O.)位
置、即ちアップ位置に制御される。同時にマイクロホン
切断スイッチS1とS2は、リレーK6のコイル46を流れる電
流によって、常閉接点位置、即ち“通話”位置に接御さ
れる。ループ電流消失がループ検出回路55によって検出
されると、駆動電流がAリレーダウン回線からトランジ
スタQ10のベースに与えられるので、トランジスタQ10と
K2およびK6リレーの各コイル47、48を介して+4V電源か
ら電流が流れる。従って、AリレーS3は常閉接点(N.
C.)位置、即ちダウン位置に制御され、そして有料電話
は収集モードとなりコインを収集できる。AリレーS3が
常閉接点側であると、マイクロホン切断スイッチS1とS2
は共に開成するように制御されるのでマイクロホン11は
切断される。この動作中マイクロホンが切断されるの
で、詐欺パスは回路から除去され、中央局は、電話の収
集モード時において正常に集金、払い戻し又はクレジッ
トチェック機能を果たすことができる。このように、ル
ープ電流消失が検出された時のスイッチングによって詐
欺が防止される。
ループ電流損失は第4図に示すような回路で検出され
る。第4図は現時点で好ましいループ消失検出回路55を
示しているが、他の回路も容易に使用できることを認識
されたい。第4図に示すように、チップ回線6はダイオ
ードD3、D4、D5およびD6より成る全波整流器52に接続さ
れている。整流器52はループ検出として表示された回線
によってループ消失検出回路55に接続される。電力がチ
ップ回路6から消失すると、ループ検失回路55はループ
電流消失を示す出力信号を電力事故として表示された回
線に信号を出力する。この出力信号は、好ましくは米国
特許出願第07/199,129号に示された型式の制御回路60に
与えられる。このような回路によって、ハンドセット10
がオンフックの時あるいは中央局が収集、返済あるいは
与信のチェック機能のためにループを開いた時に、ルー
プ電流消失が検出される。いづれの場合にも、制御回路
60はAリレーダウン回線に信号を出すので第3図に示す
AリレースイッチS3は常閉接点位置に切替えられ、マイ
クロホン切断スイッチS1とS2を開成する。従って、チッ
プ回線6は集計器制御回路42に接続され、中央局4は電
話2の集計機能を制御できる。さらに、マイクロホンは
切断されピン詐欺パスを開く。
従って、ピン詐欺を行うことを決めた破壊者は、中央
局4が初期料金を検出するまで起呼を許可しないので、
もはや無制限の近距離通話をすることができない。さら
に、ピン詐欺にあいかつワイヤが破壊されていない本発
明による電話を取上げた客は、オーディオ忠実度がすこ
し劣るがそれでもこの電話を使用することができる。
このように破壊者は後刻電話の場所に戻って寄託容器
に集められたコインを収集できない。さらに、例えばピ
ンのような一時的な接地手段を用いて破壊者が詐欺を行
おうとし、かつ、ハンドセットにかなりの損傷を与えて
いないならば、ピンを除去することによって電話は通常
のサービスに戻る。最後に、ハンドセットが永久的損傷
をこうむると、この損傷は第5図に示すような回路を用
いて容易に診断でき中央局に報告できる。典型的にはハ
ンドセットが例えば10秒間の所定時間紛失していると検
出されると、ハンドセット紛失報告が自動的になされ
る。
第5図はハンドセット10が有料電話2から電気的に切
断されるのを検出するハンドセット検出回路50を示して
いる。この回路50の構成と動作は米国特許出願第07/19
9,129号の第22図の回路430と同様である。回路50は、マ
イクロホン11のマイク入力に接続され、制御回路60(第
4図図示)に信号を出力する。回路50はマイクロホン11
のインピーダンスが回路中に存在しているか否かを別な
回路を必要とすることなく検出する、即ちマイクロホン
11の有無を検出する。この検出は極めて小さい直流電流
を用いてなされる。もしマイクロホン11が存在している
と、小さな電流が抵抗R55(12.1kΩ)とマイクロホン11
を介して+VA(4V)電源からグランドに流れる。この電
流が流れるとゲートU2Fの入力はローであり出力はハイ
である。もしマイクロホン11がはずされると、マイク入
力はオープン回路となり抵抗R55がゲートU2F入力をハイ
にするので、制御回路への信号はローとなり問題が発生
したことを示す信号を出力する。
ハンドセット除去検出回路50はイアピース12の音声制
御手段をも与える。ハンドセット10の押しボタン(第1
図図示)は、マイクロホン11と直列のハンドセット内の
スイッチの開閉を制御する。起呼者がこの押しボタンを
瞬時押圧すると、このスイッチが開くのでゲートU2Fの
入力はハイにされ出力はローにされる。制御回路はこの
ローの電圧を検知して抵抗ネットワークを制御すること
によってイアピース12の音量を増加させる。
ピン詐欺が行なわれると、スイッチS1とS2は開くので
マイクロホンを切断する。従って、ハンドセット除去検
出回路のマイク入力は、ハンドセット10と接続ケーブル
30が電話2から物理的に分離された時と同じように、オ
ープン回路となる。抵抗R55を介して電流が流れない
か、あるいは少し流れ、ハンドセット紛失信号がハンド
セットと表示された回線に送られる。この信号は第4図
の制御回路60によって検知される。その結果、中央局は
米国特許出願第07/199,129号に教示されたようにモデム
によって詐欺が報知される。従って、サービスマンは詐
欺犯を捕まえに訪れることができ、もし必要ならば電話
を即座に修理できる。
本発明は現存する電磁および電子有料電話を容易に改
装するよう設計されている。さらに、本発明はヒューズ
を用いた有料電話に容易に取付けてヒューズの交換のた
めのサービスコールの必要をなくすことができる。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接地された導電保護薄板によって保護され
    た第1と第2のワイヤによって電話機本体に接続された
    ハンドセットマイクロホンを有したコイン作動電話機で
    あって、 前記マイクロホンに接続された前記第1のワイヤとシス
    テムグランドとの間に接続され、閉成時に前記マイクロ
    ホンをシステムグランドに接続する選択的制御可能な第
    1のスイッチと、 前記マイクロホンに接続された前記第2のワイヤと信号
    入力との間に接続され、閉成時に前記マイクロホンを前
    記信号入力に接続する選択的制御可能な第2のスイッチ
    と、そして ループ電流の消失を検出したときに中央局の集金、払い
    戻し又はクレジットチェック機能を可能にする収集モー
    ドに該電話機にし、同時に該第1と第2のスイッチを開
    成して該マイクロホンの該電話機本体への接続を切断す
    る手段とからなるコイン作動電話機。
  2. 【請求項2】集計器回路あるいは他の電話制御回路にチ
    ップ回線信号を選択的に切替える選択的制御可能なAリ
    レースイッチをさらに有し、前記選択的制御可能な第1
    と第2のスイッチと前記選択的制御可能なAリレースイ
    ッチとは同期して制御される請求の範囲第1項のコイン
    作動電話機。
  3. 【請求項3】前記ループ電流の消失を検出する手段をさ
    らに有する請求の範囲第1項のコイン作動電話機。
  4. 【請求項4】前記ループ電流消失検出手段が前記ループ
    電流の消失を検出した時に、前記選択的制御可能な第1
    と第2のスイッチの両方を開成してマイクロホンを切断
    するように前記第1と第2のスイッチを制御する手段を
    さらに有する請求の範囲第3項のコイン作動電話機。
  5. 【請求項5】前記選択的制御可能な第1と第2のスイッ
    チが閉じられている時に前記ハンドセットあるいはハン
    ドセット音量スイッチがオープンであることを検出する
    手段をさらに有する請求の範囲第1項のコイン作動電話
    機。
  6. 【請求項6】前記選択的制御可能な第1と第2のスイッ
    チはリレースイッチである請求の範囲第1項のコイン作
    動電話機。
  7. 【請求項7】前記選択的制御可能な第1と第2のスイッ
    チはリレースイッチである請求の範囲第2項のコイン作
    動電話機。
  8. 【請求項8】前記選択的制御可能な第1と第2のスイッ
    チのコイルと前記選択的制御可能なAリレースイッチの
    コイルは共通の駆動回路を共有する請求の範囲第7項の
    コイン作動電話機。
  9. 【請求項9】チップ、リング、およびグランド回線によ
    って中央局に接続され、接地された導電保護薄板によっ
    て保護された第1と第2のワイヤによって電話本体に接
    続されたハンドセットマイクロホンを有したコイン作動
    電話を動作させる方法であって、 ループ電流の消失を検出するステップ、 ループ電流の消失が検出されると前記マイクロホンを前
    記コイン作動電話本体から電気的に切断するステップ
    と、そして 前記マイクロホンを電気的に切断するステップと同期し
    て前記チップ回線を集計器制御回路に電気的に接続する
    ステップとより成る方法。
  10. 【請求項10】使用者によって初期料金が投入されるの
    を検出すると、前記チップ回線を他の電話制御回路に電
    気的に接続して、同期的にかつ電気的に前記マイクロホ
    ンを接続して電話の起呼の通常処理を許可するステップ
    をさらに有する請求の範囲第9項の方法。
  11. 【請求項11】サービス要員が詐欺犯を捕らえるために
    あるいは必要ならば有料電話を修理するために出向くこ
    とができるように、中央局にモデムを介して詐欺を知ら
    せるステップをさらに有する請求の範囲第9項の方法。
  12. 【請求項12】チップ、リング、およびグランド回線に
    よって中央局に接続され、接地された導電保護薄板によ
    って保護された第1マイクロホン接続ワイヤと第2マイ
    クロホン接続ワイヤによって電話本体に接続されたハン
    ドセットマイクロホンを有したコイン作動電話を改装し
    て詐欺を防止する装置であって、 前記第1マイクロホン接続ワイヤとシステムグランドと
    の間に接続され、閉成された時に前記マイクロホンをシ
    ステムグランドに接続する第1の選択的制御可能なスイ
    ッチと、 前記第2マイクロホン接続ワイヤと信号入力との間に接
    続され、閉成された時に前記マイクロホンを前記信号入
    力に接続する第2の選択的制御可能なスイッチと、 チップ回線信号を集計器回路あるいは他の電話制御回路
    に選択的に切替える第3の選択的制御可能なスイッチ
    と、 ループ電流の消失を検出する手段と、そして 前記第1と第2の選択的制御可能なスイッチの開成と閉
    成を制御して前記マイクロホンの接続と切断を制御し、
    前記第3の選択的制御可能なスイッチの位置を制御して
    前記チップ回線信号の前記集計器回路あるいは他の電話
    制御回路への接続を制御する手段とよりなり、 前記第1および第2の選択的制御可能なスイッチは、前
    記第3の選択的制御可能なスイッチと同期して、あるい
    は実質的に同期して動作するように制御されるものであ
    る装置。
  13. 【請求項13】前記第1と第2の選択的制御可能なスイ
    ッチと前記第3の選択的制御可能なスイッチとは共通の
    駆動回路を共有する請求の範囲第12項の装置。
  14. 【請求項14】前記第1と第2の選択的制御可能なスイ
    ッチはリレースイッチである請求の範囲第12項記載の装
    置。
  15. 【請求項15】前記第1、第2および第3の選択的制御
    可能なスイッチを選択的に制御する前記手段は、ループ
    電流の消失が検出されると、前記マイクロホンを切断す
    るために前記第1と第2の選択的制御可能なスイッチを
    開成し、そして前記集計器回路をチップ回線に接続する
    ために前記第3の選択的制御可能なスイッチを閉成する
    ように動作する請求の範囲第12項の装置。
  16. 【請求項16】前記第1、第2および第3の選択的制御
    可能なスイッチを選択的に制御する手段は、ループ電流
    の消失あるいは初期料金の投入が検出されると電話の起
    呼処理を許可するために、マイクロホンを接続するため
    に前記第1と第2の選択的制御可能なスイッチを閉成
    し、そして前記電話制御回路をチップ回線に接続するよ
    う前記第3の選択的制御可能なスイッチを位置づけるよ
    う動作する請求の範囲第15項の装置。
  17. 【請求項17】前記第1と第2の選択的制御可能なスイ
    ッチが閉じられているときにハンドセット音量スイッチ
    が開いていることを検出する手段をさらに有する請求の
    範囲第12項の装置。
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