JPH088607Y2 - 鑑賞用水槽 - Google Patents
鑑賞用水槽Info
- Publication number
- JPH088607Y2 JPH088607Y2 JP1992041012U JP4101292U JPH088607Y2 JP H088607 Y2 JPH088607 Y2 JP H088607Y2 JP 1992041012 U JP1992041012 U JP 1992041012U JP 4101292 U JP4101292 U JP 4101292U JP H088607 Y2 JPH088607 Y2 JP H088607Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water tank
- aquarium
- water
- tank
- viewing
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、魚等を飼育鑑賞するた
めの鑑賞用水槽に関する。
めの鑑賞用水槽に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の鑑賞用水槽は、四角形の水槽から
なって、上面または内側面に循環用のポンプが設けら
れ、水槽の水を濾過するようになっていた。また、実開
昭６１−６９９６２号公報に記載のように、水槽の内側
に該水槽より小型の透明ガラス又は合成樹脂からなる槽
を設けた二重式鑑賞用水槽が提案されていた。
なって、上面または内側面に循環用のポンプが設けら
れ、水槽の水を濾過するようになっていた。また、実開
昭６１−６９９６２号公報に記載のように、水槽の内側
に該水槽より小型の透明ガラス又は合成樹脂からなる槽
を設けた二重式鑑賞用水槽が提案されていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報記載の水槽においては、内側の水槽と外側の水槽は一
枚の透明板によって仕切られていたので、例えば、外側
の水槽に熱帯魚を、内側の水槽に通常の冷水に住む淡水
魚（例えば、金魚、鮒等）を飼った場合、外側の水槽の
温度が内側の水槽に伝わって、内側の水槽の温度が上が
り、適切に魚を飼うことができないし、更には、内側の
水槽に小鳥や小動物を飼う場合も、外側の水槽の温度に
左右されるので、外側の水槽に冷水に好む魚を飼う場合
には、飼育が困難な場合があるという問題がある。本考
案はかかる事情に鑑みてなされたもので、住む温度の異
なる魚、又は鳥、動物であっても支障なく飼育できる鑑
賞用水槽を提供することを目的とする。
報記載の水槽においては、内側の水槽と外側の水槽は一
枚の透明板によって仕切られていたので、例えば、外側
の水槽に熱帯魚を、内側の水槽に通常の冷水に住む淡水
魚（例えば、金魚、鮒等）を飼った場合、外側の水槽の
温度が内側の水槽に伝わって、内側の水槽の温度が上が
り、適切に魚を飼うことができないし、更には、内側の
水槽に小鳥や小動物を飼う場合も、外側の水槽の温度に
左右されるので、外側の水槽に冷水に好む魚を飼う場合
には、飼育が困難な場合があるという問題がある。本考
案はかかる事情に鑑みてなされたもので、住む温度の異
なる魚、又は鳥、動物であっても支障なく飼育できる鑑
賞用水槽を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項１
記載の鑑賞用水槽は、上部が第１の水槽となって、下部
の置台に少なくとも前記第１の水槽の水を循環させるポ
ンプを備える鑑賞用水槽において、前記第１の水槽の内
側に第２の水槽を配置すると共に、該第２の水槽と前記
第１の水槽との間に空間部を形成している。そして、請
求項２記載の鑑賞用水槽は、請求項１記載の鑑賞用水槽
において、前記第１及び第２の水槽は断面円形であっ
て、しかも第１及び第２の水槽は同一軸心上に配置され
ている。
記載の鑑賞用水槽は、上部が第１の水槽となって、下部
の置台に少なくとも前記第１の水槽の水を循環させるポ
ンプを備える鑑賞用水槽において、前記第１の水槽の内
側に第２の水槽を配置すると共に、該第２の水槽と前記
第１の水槽との間に空間部を形成している。そして、請
求項２記載の鑑賞用水槽は、請求項１記載の鑑賞用水槽
において、前記第１及び第２の水槽は断面円形であっ
て、しかも第１及び第２の水槽は同一軸心上に配置され
ている。
【０００５】
【作用】請求項１、２記載の鑑賞用水槽においては、第
１の水槽の内側に第２の水槽を配置すると共に、該第２
の水槽と前記第１の水槽との間に空間部を形成している
ので、この空間部が熱絶縁体として作用する。従って、
第１及び第２の水槽に異なる水温に住む魚を飼うことが
できると共に、第２の水槽に鳥等を飼育することもでき
る。
１の水槽の内側に第２の水槽を配置すると共に、該第２
の水槽と前記第１の水槽との間に空間部を形成している
ので、この空間部が熱絶縁体として作用する。従って、
第１及び第２の水槽に異なる水温に住む魚を飼うことが
できると共に、第２の水槽に鳥等を飼育することもでき
る。
【０００６】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案
を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供す
る。ここに、図１は本考案の一実施例に係る鑑賞用水槽
の分解正面図、図２は同斜視図、図３は同鑑賞用水槽の
置台の概略断面図、図４は鑑賞用水槽の平断面図、図５
は置台の平面図、図６は前記鑑賞用水槽の部分拡大断面
図である。
を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供す
る。ここに、図１は本考案の一実施例に係る鑑賞用水槽
の分解正面図、図２は同斜視図、図３は同鑑賞用水槽の
置台の概略断面図、図４は鑑賞用水槽の平断面図、図５
は置台の平面図、図６は前記鑑賞用水槽の部分拡大断面
図である。
【０００７】図１〜図３に示すように本考案の一実施例
に係る鑑賞用水槽１０は、下部の置台１１と、該置台１
１に嵌合載置される上部の第１の水槽１２と、その内側
に配置された第２の水槽１６とを有している。以下、こ
れらについて詳しく説明する。
に係る鑑賞用水槽１０は、下部の置台１１と、該置台１
１に嵌合載置される上部の第１の水槽１２と、その内側
に配置された第２の水槽１６とを有している。以下、こ
れらについて詳しく説明する。
【０００８】前記置台１１は円柱状の木製（または金属
製）の台からなって、正面に両開きの点検扉１３が設け
られ、内部には濾過槽１４、ポンプ１５が設けられてい
る。濾過槽１４には濾過材が配置されて第１の水槽１２
の水を循環濾過できるようになっている。そして、図
３、図５に示すように濾過槽１４の上部には充分広いス
ペースがあって、前記水槽本体１２の内側に配置される
第２の水槽１６に使用する濾過槽１７、冷温水機１８及
びポンプ１９を収納することができるようになってい
る。
製）の台からなって、正面に両開きの点検扉１３が設け
られ、内部には濾過槽１４、ポンプ１５が設けられてい
る。濾過槽１４には濾過材が配置されて第１の水槽１２
の水を循環濾過できるようになっている。そして、図
３、図５に示すように濾過槽１４の上部には充分広いス
ペースがあって、前記水槽本体１２の内側に配置される
第２の水槽１６に使用する濾過槽１７、冷温水機１８及
びポンプ１９を収納することができるようになってい
る。
【０００９】前記第１の水槽１２は、外側板２０が透明
板の一例である円筒状のアクリル板からなって、内側に
も円筒状の透明アクリル板からなる内側板２１が設けら
れ、内側中央に空間２２を形成している。また、図２に
示すように、該第１の水槽１２には上部に十字方向に仕
切り材２３が設けられ、その上に扇形の透明板からなる
蓋２４〜２７が設けられている。前記蓋２４〜２７には
摘み２８〜３１が設けられている。そして、内部の水は
第１の水槽１２の底部から濾過槽１４、ポンプ１５を介
して第１の水槽１２の上部に流れるようになっている。
板の一例である円筒状のアクリル板からなって、内側に
も円筒状の透明アクリル板からなる内側板２１が設けら
れ、内側中央に空間２２を形成している。また、図２に
示すように、該第１の水槽１２には上部に十字方向に仕
切り材２３が設けられ、その上に扇形の透明板からなる
蓋２４〜２７が設けられている。前記蓋２４〜２７には
摘み２８〜３１が設けられている。そして、内部の水は
第１の水槽１２の底部から濾過槽１４、ポンプ１５を介
して第１の水槽１２の上部に流れるようになっている。
【００１０】この状態で、図１及び図４に示すように、
前記空間２２に更に別の第２の水槽１６を入れ込む。な
お、３３は補強リングを、３４、３５は外側の第１の水
槽１２に接続された３重管を、３６は内側の第２の水槽
１６に接続された３重管を示し、それぞれ中央に空気
を、その外側に出口側の循環水を、更に吸入側の循環水
を流すようになっている。
前記空間２２に更に別の第２の水槽１６を入れ込む。な
お、３３は補強リングを、３４、３５は外側の第１の水
槽１２に接続された３重管を、３６は内側の第２の水槽
１６に接続された３重管を示し、それぞれ中央に空気
を、その外側に出口側の循環水を、更に吸入側の循環水
を流すようになっている。
【００１１】前記第２の水槽１６には前記した濾過槽１
７、冷温水機１８及びポンプ１９が接続される。なお、
内部に入れる魚が通常の金魚、鯉、メダカ等である場合
には、冷温水機１８は不要である。
７、冷温水機１８及びポンプ１９が接続される。なお、
内部に入れる魚が通常の金魚、鯉、メダカ等である場合
には、冷温水機１８は不要である。
【００１２】前記実施例においては、第１の水槽１２の
内側に、一定の隙間、即ち空気が充填される空間部を設
けて、断面円形の第２の水槽１６を配置しているので、
内外の水槽の温度を変えることが容易となる。
内側に、一定の隙間、即ち空気が充填される空間部を設
けて、断面円形の第２の水槽１６を配置しているので、
内外の水槽の温度を変えることが容易となる。
【００１３】
【考案の効果】請求項１、２記載の鑑賞用水槽は、第１
の水槽の内側に第２の水槽を配置すると共に、該第２の
水槽と前記第１の水槽との間に空間部を形成したので、
一方の水槽から他方の水槽への熱伝達が少なく、従っ
て、第１及び第２の水槽に異なる水温に住む魚を飼うこ
とができる他、第１の水槽に比較的冷水を好む魚を飼っ
て、第２の水槽に鳥等を飼うことができる。
の水槽の内側に第２の水槽を配置すると共に、該第２の
水槽と前記第１の水槽との間に空間部を形成したので、
一方の水槽から他方の水槽への熱伝達が少なく、従っ
て、第１及び第２の水槽に異なる水温に住む魚を飼うこ
とができる他、第１の水槽に比較的冷水を好む魚を飼っ
て、第２の水槽に鳥等を飼うことができる。
【図１】本考案の一実施例に係る鑑賞用水槽の分解正面
図である。
図である。
【図２】同斜視図である。
【図３】同鑑賞用水槽の置台の概略断面図である。
【図４】鑑賞用水槽の平断面図である。
【図５】置台の平面図である。
【図６】前記鑑賞用水槽の部分拡大断面図である。
１０ 鑑賞用水槽 １１ 置台 １２ 第１の水槽 １３ 点検扉 １４ 濾過槽 １５ ポンプ １６ 第２の水槽 １７ 濾過槽 １８ 冷温水機 １９ ポンプ ２０ 外側板 ２１ 内側板 ２２ 空間 ２３ 仕切り板 ２４ 蓋 ２５ 蓋 ２６ 蓋 ２７ 蓋 ２８ 摘み ２９ 摘み ３０ 摘み ３１ 摘み ３３ 補強リング ３４ ３重管 ３５ ３重管 ３６ ３重管
Claims (2)
- 【請求項１】 上部が第１の水槽となって、下部の置台
に少なくとも前記第１の水槽の水を循環させるポンプを
備える鑑賞用水槽において、 前記第１の水槽の内側に第２の水槽を配置すると共に、
該第２の水槽と前記第１の水槽との間に空間部を形成し
たことを特徴とする鑑賞用水槽。 - 【請求項２】 前記第１及び第２の水槽は断面円形であ
って、しかも第１及び第２の水槽は同一軸心上に配置さ
れている請求項１記載の鑑賞用水槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992041012U JPH088607Y2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 鑑賞用水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992041012U JPH088607Y2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 鑑賞用水槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623449U JPH0623449U (ja) | 1994-03-29 |
| JPH088607Y2 true JPH088607Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=12596486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992041012U Expired - Lifetime JPH088607Y2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 鑑賞用水槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088607Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5574353B1 (ja) * | 2013-12-17 | 2014-08-20 | 千昭 佐藤 | 水流型水槽 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4977197U (ja) * | 1972-10-19 | 1974-07-04 | ||
| JPS59155414A (ja) * | 1983-02-24 | 1984-09-04 | Agency Of Ind Science & Technol | 高分子多糖グラフト共重合体の製造方法 |
| JPS6136651A (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-21 | Yazaki Corp | 自動制御装置 |
| JPS6169962U (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-13 |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP1992041012U patent/JPH088607Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5574353B1 (ja) * | 2013-12-17 | 2014-08-20 | 千昭 佐藤 | 水流型水槽 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0623449U (ja) | 1994-03-29 |
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