JPH088555A - シャシの保持装置 - Google Patents
シャシの保持装置Info
- Publication number
- JPH088555A JPH088555A JP14140394A JP14140394A JPH088555A JP H088555 A JPH088555 A JP H088555A JP 14140394 A JP14140394 A JP 14140394A JP 14140394 A JP14140394 A JP 14140394A JP H088555 A JPH088555 A JP H088555A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chassis
- front frame
- external force
- holding device
- rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】シャシを前枠に保持した後、輸送中の衝撃等の
外力を受けた場合においても、前枠のシャシレールの変
形は無く、シャシの脱落、破損の無い信頼性の高い、安
価なシャシの保持装置を提供すること。 【構成】左右対称のシャシレールを一体成形した前枠と
シャシで構成される。 【効果】輸送中の外力を受けやすいシャシでも、シャシ
の脱落、破損が無くなる。
外力を受けた場合においても、前枠のシャシレールの変
形は無く、シャシの脱落、破損の無い信頼性の高い、安
価なシャシの保持装置を提供すること。 【構成】左右対称のシャシレールを一体成形した前枠と
シャシで構成される。 【効果】輸送中の外力を受けやすいシャシでも、シャシ
の脱落、破損が無くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機等
において、シャシを前枠のシャシレールに挿入し保持す
る装置に関する。
において、シャシを前枠のシャシレールに挿入し保持す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシャシの保持装置を、図4から図
6で説明する。
6で説明する。
【0003】図4はシャシを前枠に保持した状態を示す
斜視図、図5は図4のB−B断面図、図6は図5より外
力を受けたときの状態を示すB−B断面図である。
斜視図、図5は図4のB−B断面図、図6は図5より外
力を受けたときの状態を示すB−B断面図である。
【0004】IC、抵抗等の電気部品1やシャシ金具2
をプリント基板3上に配置したシャシ4を、合成樹脂か
ら成る前枠5の底部6内側に、シャシの幅18よりわず
かに大きい距離(シャシリブ間距離19)離れた位置に
コ型リブ7とI型リブ8を左右対称に一体成形したシャ
シレール9に、シャシの挿入方向10にスライドさせな
がら挿入し、シャシ4は前枠5に保持される。ここで、
通常、I型リブ8の個数は前枠5を成形するときの離型
性を劣化させないために多く設けることができず左右各
1個程度であり、又、I型リブの長さ11は、テレビジ
ョン受信機のインチ数の大きさによっても異なるが、落
下、振動時等にプリント基板3が最大に撓んだ場合でも
電気部品の脚12が前枠5の底部6に当たらない様に、
あるいは、前枠5のコントロール部のデザイン上の制約
により10〜30mm程度に設定される。
をプリント基板3上に配置したシャシ4を、合成樹脂か
ら成る前枠5の底部6内側に、シャシの幅18よりわず
かに大きい距離(シャシリブ間距離19)離れた位置に
コ型リブ7とI型リブ8を左右対称に一体成形したシャ
シレール9に、シャシの挿入方向10にスライドさせな
がら挿入し、シャシ4は前枠5に保持される。ここで、
通常、I型リブ8の個数は前枠5を成形するときの離型
性を劣化させないために多く設けることができず左右各
1個程度であり、又、I型リブの長さ11は、テレビジ
ョン受信機のインチ数の大きさによっても異なるが、落
下、振動時等にプリント基板3が最大に撓んだ場合でも
電気部品の脚12が前枠5の底部6に当たらない様に、
あるいは、前枠5のコントロール部のデザイン上の制約
により10〜30mm程度に設定される。
【0005】このとき、テレビジョン受信機の輸送途中
の振動や荷扱いの落下衝撃等により外力13がシャシ4
に加わった場合、シャシレール9が容易に外力13と同
じ方向に大きく変形するためにシャシ4を保持している
嵌合量14が減少し、更には嵌合量14がゼロになる。
そして、スキマ20が発生したとき、シャシ4はシャシ
レール9から外れ方向15に外れ、シャシ4が脱落、破
損する欠点があった。
の振動や荷扱いの落下衝撃等により外力13がシャシ4
に加わった場合、シャシレール9が容易に外力13と同
じ方向に大きく変形するためにシャシ4を保持している
嵌合量14が減少し、更には嵌合量14がゼロになる。
そして、スキマ20が発生したとき、シャシ4はシャシ
レール9から外れ方向15に外れ、シャシ4が脱落、破
損する欠点があった。
【0006】尚、この様なシャシの保持装置に関するも
のに、例えば、実開昭61−60580号公報に記載の
ものが挙げられる。
のに、例えば、実開昭61−60580号公報に記載の
ものが挙げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、シャ
シを前枠に保持した後の外力については考慮されておら
ず、シャシが前枠のシャシレールから容易に外れて、脱
落、破損する恐れがあった。
シを前枠に保持した後の外力については考慮されておら
ず、シャシが前枠のシャシレールから容易に外れて、脱
落、破損する恐れがあった。
【0008】本発明の目的は、前枠成形時の離型性を劣
化させずに、かつ、シャシを前枠に保持した後シャシに
外力を受けた場合においても、シャシリブは変形するこ
とが無く、シャシの脱落、破損の無い強度上信頼性の高
い、安価なシャシの保持装置を提供することにある。
化させずに、かつ、シャシを前枠に保持した後シャシに
外力を受けた場合においても、シャシリブは変形するこ
とが無く、シャシの脱落、破損の無い強度上信頼性の高
い、安価なシャシの保持装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は前枠を成形するときの底部スライドコア金
型を利用して台形形状を設けた。
に、本発明は前枠を成形するときの底部スライドコア金
型を利用して台形形状を設けた。
【0010】
【作用】本発明による保持装置は、シャシを前枠に保持
した状態で外力を受けた場合でも、シャシレールの変形
を防ぐことができ、シャシの脱落、破損が無くなる。
した状態で外力を受けた場合でも、シャシレールの変形
を防ぐことができ、シャシの脱落、破損が無くなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1、2、3を用い
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は前枠にシャシを保持した後シャシに
外力を受けたときの状態を示す斜視図、図2は図1のA
−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。
外力を受けたときの状態を示す斜視図、図2は図1のA
−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。
【0013】IC、抵抗等の電気部品1やシャシ金具2
をプリント基板3上に配置したシャシ4を、底部6内側
に前枠5を成形するときの底部スライドコア金型16を
利用して形成した台形形状17とコ型リブ7を持つシャ
シレール9をシャシの幅18よりわずかに大きい距離
(シャシリブ間距離19)離れた位置に左右対称に一体
成形した合成樹脂から成る前枠5に、シャシの挿入方向
10に挿入し、シャシ4は前枠5に保持される。このと
き、台形形状の上部21の位置がシャシ4の下側になる
様に配置し、かつ、底部スライド金型を利用したときア
ンダーカット部が生じ無いように前枠5を形成する。
をプリント基板3上に配置したシャシ4を、底部6内側
に前枠5を成形するときの底部スライドコア金型16を
利用して形成した台形形状17とコ型リブ7を持つシャ
シレール9をシャシの幅18よりわずかに大きい距離
(シャシリブ間距離19)離れた位置に左右対称に一体
成形した合成樹脂から成る前枠5に、シャシの挿入方向
10に挿入し、シャシ4は前枠5に保持される。このと
き、台形形状の上部21の位置がシャシ4の下側になる
様に配置し、かつ、底部スライド金型を利用したときア
ンダーカット部が生じ無いように前枠5を形成する。
【0014】本実施例によれば、台形形状17は底部ス
ライドコア金型16を利用しているために前枠5成形時
の離型性は劣化せず、また、図2に示す様にシャシ4を
前枠5に保持した状態で、テレビジョン受信機の輸送途
中の振動や荷扱いの落下衝撃等の外力13を受けた場合
においても、コ型リブ7は台形形状17によって補強さ
れているため容易には変形することは無く、シャシレー
ル9の嵌合量14は常に一定に保たれるため、シャシ4
はシャシレール9から外れることが無い。よって、前枠
成形時の離型性を劣化させずに、かつ、シャシが脱落、
破損をしない強度上信頼性の高い、安価なシャシの保持
装置ができる。
ライドコア金型16を利用しているために前枠5成形時
の離型性は劣化せず、また、図2に示す様にシャシ4を
前枠5に保持した状態で、テレビジョン受信機の輸送途
中の振動や荷扱いの落下衝撃等の外力13を受けた場合
においても、コ型リブ7は台形形状17によって補強さ
れているため容易には変形することは無く、シャシレー
ル9の嵌合量14は常に一定に保たれるため、シャシ4
はシャシレール9から外れることが無い。よって、前枠
成形時の離型性を劣化させずに、かつ、シャシが脱落、
破損をしない強度上信頼性の高い、安価なシャシの保持
装置ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、輸送中の衝撃等の外力
を受けやすいシャシにおいても、シャシが脱落、破損す
ることが無い効果がある。
を受けやすいシャシにおいても、シャシが脱落、破損す
ることが無い効果がある。
【図1】本発明のシャシに外力を受けたときの状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】従来構造のシャシを前枠に保持した状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】図5より外力を受けたときの状態を示す断面図
である。
である。
1…電気部品、 2…シャシ金具、 3…プリント基板、 4…シャシ、 5…前枠、 6…底部、 7…コ型リブ、 8…I型リブ、 9…シャシレール、 10…シャシの挿入方向、 11…I型リブの長さ、 12…電気部品の脚、 13…外力、 14…嵌合量、 15…外れ方向、 16…底部スライドコア金型、 17…台形形状、 18…シャシの幅、 19…シャシリブ間距離、 20…スキマ、 21…台形形状の上部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三野 和男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所AV機器事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】IC、抵抗等の電気部品やシャシ金具をプ
リント基板上に配置したシャシを、合成樹脂から成る前
枠の底部内側に一体成形した左右対称のコ型リブとI型
リブのシャシレールに挿入し、シャシを保持する装置に
おいて、前記シャシレールに台形形状を設けたことを特
徴とするシャシの保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14140394A JPH088555A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | シャシの保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14140394A JPH088555A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | シャシの保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH088555A true JPH088555A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15291196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14140394A Pending JPH088555A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | シャシの保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088555A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017143881A1 (zh) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种通信设备及通信设备中单板的导向结构 |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP14140394A patent/JPH088555A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017143881A1 (zh) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种通信设备及通信设备中单板的导向结构 |
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