JPH0885523A - プルタブユニットの制御装置 - Google Patents

プルタブユニットの制御装置

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Publication number
JPH0885523A
JPH0885523A JP6213396A JP21339694A JPH0885523A JP H0885523 A JPH0885523 A JP H0885523A JP 6213396 A JP6213396 A JP 6213396A JP 21339694 A JP21339694 A JP 21339694A JP H0885523 A JPH0885523 A JP H0885523A
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JP
Japan
Prior art keywords
packaging material
main shaft
controller
drive motor
pull tab
Prior art date
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Pending
Application number
JP6213396A
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English (en)
Inventor
Toreson Mats
マッツ・トゥレソン
Fasufuudi Befuruuzu
ベフルーズ・ファスフーディ
Rinskog Joran
ヨーラン・リンスコグ
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TETRA RABARU HOLDINGS and FUAINANSU SA
Tetra Laval Holdings and Finance SA
Original Assignee
TETRA RABARU HOLDINGS and FUAINANSU SA
Tetra Laval Holdings and Finance SA
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Publication date
Application filed by TETRA RABARU HOLDINGS and FUAINANSU SA, Tetra Laval Holdings and Finance SA filed Critical TETRA RABARU HOLDINGS and FUAINANSU SA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】機構を簡素化することができ、包材の搬送速度
を高くすることができ、プルタブ及びパンチ穴を正確に
位置決めすることができるようにする。 【構成】包材供給装置と充填機とを有し、前記包材供給
装置の各要素をシーケンシャルに作動させる複数のカム
と、各カムを回転させる主軸と、該主軸を回転させる第
1の駆動モータ21と、前記包材を搬送するフィードロ
ーラと、該フィードローラを回転させる第2の駆動モー
タ22とを有する。そして、前記主軸の回転位置を検出
する第1の検出手段と、前記包材の位置を検出する第2
の検出手段と、制御器110とを有する。また、該制御
器110は、前記主軸の回転位置に対応させて第2の駆
動モータ22の回転を開始し、前記包材の位置に対応さ
せて第2の駆動モータ22を停止させる手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プルタブユニットの制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、牛乳、清涼飲料水等の液
体食品が充填(じゅうてん)されたブリック型の包装容
器を製造する場合、包装機において可撓(かとう)性の
積層体から成るウェブ状の包材を搬送しながら連続的に
チューブ状にし、該チューブ状の包材内に液体食品を充
填することによって包装容器を製造するようになってい
る。
【0003】そのために、包材製造機によって製造され
たウェブ状の包材は、リールの状態で包装機にセットさ
れ、繰出機によって繰り出されて包装機内を搬送され、
縦方向にシールされてチューブ状になる。そして、該チ
ューブ状の包材が下方に搬送される間に液体食品は上方
から供給されて包材内に充填される。次に、前記包材は
両側から密封用ジョーに挟持され、所定の間隔ごとに横
方向にシールされ、枕(まくら)状、袋状等の原型容器
が形成される。
【0004】続いて、横方向にシールされた部分が切断
され、各原型容器はあらかじめ形成された折り目に沿っ
て所定の形状に成形され、一定量の液体食品を収容する
複数の包装容器が完成する。この場合、小型の包装容器
においては、収容された液体食品を注出するために包装
容器の頂壁の所定位置に注出口が形成され、該注出口に
プルタブが貼着(ちょうちゃく)されるようになってい
る。したがって、飲用時に該プルタブを引き剥(は)が
すことによって前記注出口を開放することができる。
【0005】そのために、前記包装機はホールパンチを
有し、該ホールパンチによって包材における所定の間隔
ごとに注出口となるパンチ穴を形成し、該パンチ穴に対
応させてインナシール及びプルタブを貼着するようにし
ている。ところで、前記ウェブ状の包材は断面が三角形
のクリースホイールを回転させることによって搬送さ
れ、搬送方向におけるクリースホイールの面長さが単位
送り量になる。したがって、前記クリースホイールによ
って形成された横方向クリースラインに対応してパンチ
穴が形成されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のプルタブユニットの制御装置においては、包材をク
リースホイールによって搬送するとともに、該クリース
ホイールによって形成された横方向クリースラインに対
応させてパンチ穴が形成されるようになっているので、
機構が複雑になるとともに、包材の搬送速度を高くする
ことができなくなってしまう。また、前記パンチ穴が横
方向クリースラインからずれてしまい、プルタブ及びパ
ンチ穴を正確に位置決めすることができない。
【0007】そこで、包材の厚さを変化させることによ
ってパンチ穴の位置と横方向クリースラインの位置とを
調整するようにしているが、包材の使用量がその分変動
し、コストが高くなってしまう。本発明は、前記従来の
プルタブユニットの制御装置の問題点を解決して、機構
を簡素化することができ、包材の搬送速度を高くするこ
とができ、しかも、プルタブ及びパンチ穴を正確に位置
決めすることができるプルタブユニットの制御装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のプ
ルタブユニットの制御装置においては、複数の要素から
成り、搬送される包材に各要素ごとの処理を施す包材供
給装置と、包材の搬送方向における前記包材供給装置よ
り下流側に配設された充填機とを有する。また、前記包
材供給装置の各要素をシーケンシャルに作動させる複数
のカムと、各カムを回転させる主軸と、該主軸を連続し
て回転させる第1の駆動モータと、前記包材を搬送する
フィードローラと、該フィードローラを間欠的に回転さ
せる第2の駆動モータとを有する。
【0009】そして、前記主軸の回転位置を検出する第
1の検出手段と、前記包材の位置を検出する第2の検出
手段と、制御器とを有する。また、該制御器は、前記主
軸の回転位置に対応させて第2の駆動モータの回転を開
始し、前記包材の位置に対応させて第2の駆動モータを
停止させる手段を有する。
【0010】本発明の他のプルタブユニットの制御装置
においては、前記制御器は、前記包材の位置に対応させ
て第1の駆動モータの回転数を制御する手段を有する。
本発明の更に他のプルタブユニットの制御装置において
は、前記包材供給装置の搬送量と充填機の搬送量とを調
整するダンサローラと、該ダンサローラの位置を検出す
る第3の検出手段とを有する。
【0011】また、前記制御器は、前記ダンサローラの
位置に対応させて第1の駆動モータ及び第2の駆動モー
タの回転数を制御する手段を有する。本発明の更に他の
プルタブユニットの制御装置においては、前記第1の駆
動モータ及び第2の駆動モータはサーボモータである。
【0012】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、前記のように
複数の要素から成り、搬送される包材に各要素ごとの処
理を施す包材供給装置と、包材の搬送方向における前記
包材供給装置より下流側に配設された充填機とを有す
る。前記包材供給装置によって包材にパンチ穴が形成さ
れ、インナシール及びプルタブが貼着される。その後、
前記包材は充填機に搬送され、液体食品が充填されて包
装容器になる。
【0013】また、前記包材供給装置の各要素をシーケ
ンシャルに作動させる複数のカムと、各カムを回転させ
る主軸と、該主軸を連続して回転させる第1の駆動モー
タと、前記包材を搬送するフィードローラと、該フィー
ドローラを間欠的に回転させる第2の駆動モータとを有
する。そして、前記主軸の回転位置を検出する第1の検
出手段と、前記包材の位置を検出する第2の検出手段
と、制御器とを有する。
【0014】また、該制御器は、前記主軸の回転位置に
対応させて第2の駆動モータの回転を開始し、前記包材
の位置に対応させて第2の駆動モータを停止させる手段
を有する。この場合、第1の検出手段が主軸の回転位置
を検出すると、第2の駆動モータの回転を開始させ、第
2の検出手段が包材の位置を検出すると、第2の駆動モ
ータを停止させる。したがって、前記包材の搬送ストロ
ークを正確に設定することができるので、包材供給装置
を高速で作動させることができる。また、前記搬送スト
ロークを設定するためにクリースホイールが不要になる
ので、機構を簡素化することもできる。
【0015】本発明の他のプルタブユニットの制御装置
においては、前記制御器は、前記包材の位置に対応させ
て第1の駆動モータの回転数を制御する手段を有する。
この場合、主軸の回転数が、第2の検出手段によって検
出された包材の位置に対応させて制御されるので、包材
供給装置の各要素の作動タイミングと包材の搬送タイミ
ングとを正確に合わせることができる。
【0016】本発明の更に他のプルタブユニットの制御
装置においては、前記包材供給装置の搬送量と充填機の
搬送量とを調整するダンサローラと、該ダンサローラの
位置を検出する第3の検出手段とを有する。また、前記
制御器は、前記ダンサローラの位置に対応させて第1の
駆動モータ及び第2の駆動モータの回転数を制御する手
段を有する。
【0017】この場合、前記ダンサローラは、包材供給
装置の搬送量と充填機の搬送量との差を調整するために
昇降するが、マガジンにおけるダンサローラの位置が所
定の範囲に収まるように、第1の駆動モータ及び第2の
駆動モータが制御され、回転数が変更される。したがっ
て、充填機を高速で作動させた場合においても、包材供
給装置を充填機に対応させて高速で作動させることがで
きる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図2は本発明の実施例における
包装機の第1の要部概略図、図3は本発明の実施例にお
ける包装機の第2の要部概略図、図4は本発明の実施例
における包装機の要部斜視図である。
【0019】図において、11は包材供給装置であり、
該包材供給装置11における図示しないストリップマガ
ジンから繰り出された包材は、図示しない日付ユニッ
ト、ブレーキユニット10、ホールパンチ12、ストリ
ップアプリケータ13、プルタブユニット14を順次通
ってマガジン15に供給され、この間に日付が包材に印
刷され、パンチ穴が形成され、インナシール及びプルタ
ブが貼着されるようになっている。
【0020】前記マガジン15から排出された包材は図
示しない充填機に搬送され、該充填機において縦方向に
シールされてチューブ状になる。そして、該チューブ状
の包材が充填機内を下方に搬送される間に、液体食品は
上方から供給されて包材内に充填される。次に、前記包
材は両側から密封用ジョーに挟持され、所定の間隔ごと
に横方向にシールされ、枕状又は袋状の原型容器が形成
される。
【0021】続いて、各原型容器は横方向にシールされ
た部分が切断され、所定の形状に成形され、一定量の液
体食品を収容する複数の包装容器が完成する。ところ
で、前記包材供給装置11を作動させるために第1の駆
動モータ(以下「第1モータ」という。)21及び第2
の駆動モータ(以下「第2モータ」という。)22が配
設される。本実施例においては、前記第1モータ21及
び第2モータ22としてサーボモータが使用される。こ
の場合、前記第1モータ21及び第2モータ22を図示
しない制御器により制御することによって包材を搬送す
るとともに、プルタブ及びパンチ穴を位置決めするよう
になっているので、クリーシングホイール等のインデク
シングユニットが不要になる。
【0022】すなわち、第1モータ21は、ベルト24
を介して主軸25に接続され、該主軸25を連続して回
転させることによって、前記ブレーキユニット10、ホ
ールパンチ12、ストリップアプリケータ13、プルタ
ブユニット14等をシーケンシャルに作動させる。その
ために、前記主軸25には、ホールパンチ12に対応さ
せてカム27が、ストリップアプリケータ13に対応さ
せてカム28が、プルタブユニット14に対応させてカ
ム29がそれぞれ配設される。
【0023】一方、第2モータ22は、図示しないベル
トを介して包材搬送用のフィードローラ31を間欠的に
回転させ、プレッシャローラ32との間に包材を挟持し
た状態において、該包材を搬送ストロークずつ搬送す
る。また、包材の搬送方向におけるホールパンチ12と
ストリップアプリケータ13との間に第2の検出手段と
してのホトセル16が配設され、該ホトセル16は前記
包材に付されたバーコードを検出し、検出信号を図示し
ない制御器に送る。該制御器は、検出信号のパルスに基
づいて前記第1モータ21の回転数の設定値を変更し、
変更後の設定された回転数で前記主軸25を連続して回
転させる。このように、該主軸25の回転数の設定値
は、ホトセル16からの検出信号に対応させて変更され
るので、前記ブレーキユニット10、ホールパンチ1
2、ストリップアプリケータ13、プルタブユニット1
4等の作動タイミングと包材の搬送タイミングとを正確
に合わせることができる。
【0024】また、前記制御器は、検出信号のパルスを
検出した後、一定時間が経過すると、前記第2モータ2
2を停止させ、包材を搬送ストロークだけ搬送する。な
お、前記ホトセル16の上方には通過する包材を押し付
けるためのプレート17が配設される。また、ホトセル
16がペーパダスト等によって作動することができなく
なるのを防止するために、ホトセル16とプレート17
との間に図示しないパイプが臨ませられ、該パイプから
空気を噴射することができるようになっている。
【0025】ところで、前記充填機においては、液体食
品の充填、包材の横シール、切断等が行われ、前記包材
供給装置11においては、包材に日付が印刷され、パン
チ穴が形成され、インナシール及びプルタブが貼着され
るようになっているが、充填機と包材供給装置11とは
タイミングが同期させられているわけではない。そこ
で、充填機側における搬送速度と包材供給装置11側に
おける搬送速度とに基づいて決定される包材の搬送量の
差を調整するために、前記マガジン15にはガイド35
に沿ってダンサローラ36が昇降自在に配設される。
【0026】そして、充填機において充填が行われてい
る時間、すなわちフィリングオン時間においては、充填
機側における搬送速度より包材供給装置11側における
搬送速度が高いので、ダンサローラ36は搬送量の差を
吸収するために下降させられる。一方、充填機において
充填が行われていない時間、すなわちフィリングオフ時
間においては、充填機側における搬送速度より包材供給
装置11側における搬送速度が低いので、ダンサローラ
36は搬送量の差を吸収するために上昇させられる。
【0027】そして、前記ガイド35上における前記ダ
ンサローラ36の位置を、第3の検出手段として配設さ
れた第1の近接スイッチ37及び第2の近接スイッチ3
8によって検出し、前記ダンサローラ36の位置に対応
させて前記第1モータ21及び第2モータ22の回転数
の設定値を変更することもできるようになっている。す
なわち、ダンサローラ36が上昇して第1の近接スイッ
チ37がオンになると、第1モータ21及び第2モータ
22の回転数の設定値を高くして、例えば、1時間当た
りの包材供給装置11の処理能力を約6200パックと
し、ダンサローラ36がそれ以上上昇することがないよ
うにする。一方、ダンサローラ36が下降して第2の近
接スイッチ38がオンになると、第1モータ21及び第
2モータ22の回転数の設定値を低くして、例えば、1
時間当たりの包材供給装置11の処理能力を約5500
パックとし、ダンサローラ36がそれ以上下降すること
がないようにする。このようにして、前記ダンサローラ
36の位置が、マガジン15の中央における第1の近接
スイッチ37の位置から第2の近接スイッチ38の位置
までの範囲に収まるように第1モータ21及び第2モー
タ22が制御される。
【0028】次に、包材供給装置11の各要素について
説明する。図5は本発明の実施例におけるストリップマ
ガジンの正面図、図6は本発明の実施例におけるブレー
キユニットの概略図、図7は本発明の実施例におけるホ
ールパンチの概略図、図8は本発明の実施例におけるス
トリップアプリケータの概略図、図9は本発明の実施例
におけるプルタブユニットの概略図である。
【0029】まず、ストリップマガジンについて説明す
る。図5において、51は包材製造機によって製造され
たウェブ状の包材であり、リールの状態でストリップマ
ガジン50にセットされる。該ストリップマガジン50
は一対の繰出機52、53を有し、前記包材51は繰出
機52、53から交互に繰り出されるようになってい
る。すなわち、一方の繰出機において包材51が完全に
繰り出されると、続いて、他方の繰出機から包材51が
繰り出される。
【0030】そして、一方の繰出機から包材51の繰出
しが終了したときに、他方の繰出機から包材51の繰出
しを連続して行うことができるようにシール装置55が
配設され、前記一方の繰出機52の包材51の後端と、
他方の繰出機53の包材51の先端とを連結することが
できるようになっている。前記繰出機52、53から繰
り出された包材51はローラ56〜59によって案内さ
れて前記ブレーキユニット10(図4)に搬送される。
【0031】次に、ブレーキユニット10について説明
する。図6において、10はブレーキユニット、61は
ベンディングローラ、62は該ベンディングローラ61
と対向させて当接自在に配設されたゴムローラである。
前記ベンディングローラ61の上を包材51(図5)が
搬送され、前記ベンディングローラ61及びゴムローラ
62によって包材51を挟持し押圧することによって、
該包材51を停止させることができるようになってい
る。
【0032】そのために、前記主軸25(図2)にカム
64が固定され、主軸25を回転させることによってカ
ム64を回転させることができる。そして、該カム64
とローラ65とが対向して配設され、一方、フレーム6
9に対して揺動自在に支持されたアーム71に前記ロー
ラ65が配設される。したがって、前記カム64の回転
に伴って、前記アーム71を揺動させることができる。
【0033】また、前記アーム71にはリンク66が接
続され、該リンク66の先端にアーム68が固定される
とともに、該アーム68はスプリング67によって図に
おける下方に付勢される。そして、前記アーム68は図
示しない機構を介して前記ゴムローラ62と連結され
る。したがって、前記カム64が回転してアーム71が
図における時計回り方向に回転させられると、リンク6
6が下方に移動してゴムローラ62が包材51から離さ
れ、該包材51を搬送することができる。一方、前記カ
ム64が回転してアーム71が図における反時計回り方
向に回転させられると、リンク66が上方に移動してゴ
ムローラ62がベンディングローラ61方向に付勢さ
れ、包材51は停止させられる。
【0034】次に、ホールパンチ12について説明す
る。図7において、12はホールパンチであり、該ホー
ルパンチ12はフレーム74から突出させられた下方ア
ーム75、及び該下方アーム75に対して揺動自在に支
持された上方アーム76を有する。前記下方アーム75
にダイ77が固定され、一方、前記上方アーム76に前
記ダイ77と対向させてパンチ78が固定される。した
がって、前記上方アーム76を図における時計回り方向
に回転させると、前記パンチ78及びダイ77によって
包材51(図5)にパンチ穴を形成することができる。
【0035】そのために、前記主軸25(図2)にカム
79が固定され、主軸25を回転させることによってカ
ム79を回転させることができる。そして、該カム79
とローラ80とが対向して配設され、一方、前記上方ア
ーム76に前記ローラ80が配設される。したがって、
前記カム79の回転に伴って、前記上方アーム76を揺
動させることができる。また、前記フレーム74と上方
アーム76との間にはスプリング81が配設され、前記
上方アーム76はスプリング81によって図における反
時計回り方向に付勢される。
【0036】したがって、前記カム79が回転して上方
アーム76が図における時計回り方向に回転させられる
と、包材51にパンチ穴が形成され、前記カム79が回
転して上方アーム76が図における反時計回り方向に回
転させられると、包材51を搬送することができる。次
に、ストリップアプリケータ13(図4)について説明
する。
【0037】図8において、13はストリップアプリケ
ータであり、該ストリップアプリケータ13はフレーム
74から突出させられた下方アーム83、及び該下方ア
ーム83に対して揺動自在に支持された上方アーム84
を有する。前記下方アーム83にインダクタ85が固定
され、一方、前記上方アーム84に前記インダクタ85
と対向させてヒートカウンタジョー86が固定される。
したがって、前記上方アーム84を図における反時計回
り方向に回転させたときに、前記インダクタ85及びヒ
ータカウンタジョー86によって包材51(図5)のパ
ンチ穴の部分に図示しないインナシールを貼着すること
ができる。
【0038】そのために、前記主軸25(図2)にカム
88が固定され、主軸25を回転させることによってカ
ム88を回転させることができる。そして、該カム88
とローラ89とが対向して配設され、一方、前記上方ア
ーム84に前記ローラ89が配設される。したがって、
前記カム88の回転に伴って、前記上方アーム84を揺
動させることができる。また、前記下方アーム83と上
方アーム84との間にはスプリング90が配設され、前
記上方アーム84はスプリング90によって図における
時計回り方向に付勢される。
【0039】したがって、前記カム88が回転して上方
アーム84が図における反時計回り方向に回転させられ
ると、包材51のパンチ穴の部分に前記インナシールが
貼着され、前記カム88が回転して上方アーム84が図
における時計回り方向に回転させられると、包材51を
搬送することができる。次に、プルタブユニット14
(図4)について説明する。
【0040】図9において、14はプルタブユニットで
あり、該プルタブユニット14は図示しないフレームか
ら突出させられた上方アーム92、及び該上方アーム9
2に対して揺動自在に支持された下方アーム93を有す
る。前記下方アーム93にヒーティングブロック94が
固定され、一方、前記上方アーム92に前記ヒーティン
グブロック94と対向させてカウンタジョー95が固定
される。したがって、前記下方アーム93を図における
時計回り方向に回転させると、前記ヒーティングブロッ
ク94及びカウンタジョー95によって包材51(図
5)のパンチ穴の部分に図示しないプルタブを貼着する
ことができる。
【0041】そのために、前記主軸25(図2)にカム
97が固定され、主軸25を回転させることによってカ
ム97を回転させることができる。そして、該カム97
とローラ98とが対向して配設され、一方、前記下方ア
ーム93に前記ローラ98が配設される。したがって、
前記カム97の回転に伴って、前記下方アーム93を揺
動させることができる。また、前記上方アーム92と下
方アーム93との間にはスプリング99が配設され、前
記下方アーム93はスプリング99によって図における
反時計回り方向に付勢される。
【0042】したがって、前記カム97が回転して下方
アーム93が図における時計回り方向に回転させられる
と、包材51のパンチ穴の部分にプルタブが貼着され、
前記カム97が回転して下方アーム93が図における反
時計回り方向に回転させられると、包材51を搬送する
ことができる。次に、前記構成の各要素の作動シーケン
スについて説明する。
【0043】図10は本発明の実施例におけるカムの配
置図、図11は本発明の実施例におけるカムの作動シー
ケンスを示す図である。なお、図11の横軸に主軸25
の回転角度及び時間を採ってある。図10に示すよう
に、主軸25には、ブレーキユニット10(図4)を作
動させるカム64、ホールパンチ12を作動させるため
のカム79、ストリップアプリケータ13を作動させる
ためのカム88、プルタブユニット14を作動させるた
めのカム97、図示しないブレーキスイッチを作動させ
るための信号SG3を発生させるカムセグメント10
1、図示しない包装機と同期を採るための同期信号SG
4を発生させるカムセグメント102、ストリップアプ
リケータ13の図示しないスイッチを作動させるための
信号SG5を発生させるカムセグメント103、図示し
ない停止スイッチを作動させるための信号SG6を発生
させるカムセグメント105及び図示しない日付ユニッ
トの作動を開始するための開始信号SG7を発生させる
カムセグメント106が配設される。なお、前記カムセ
グメント101〜103、105、106によって主軸
25の回転位置を検出する第1の検出手段が構成され
る。
【0044】また、図11に示すように、主軸25が回
転するのに伴って、前記カム64は波形C1のようにブ
レーキユニット10を作動させ、カム79は波形C2の
ようにホールパンチ12を作動させ、カム88は波形C
3のようにストリップアプリケータ13を作動させ、カ
ム97は波形C4のようにプルタブユニット14を作動
させる。
【0045】そして、主軸25が回転するのに伴って、
カムセグメント101は信号SG3によってブレーキス
イッチを作動させ、カムセグメント102は同期信号S
G4によって包装機と同期を採り、カムセグメント10
3は信号SG5によってストリップアプリケータ13の
スイッチを作動させ、カムセグメント105は信号SG
6によって停止スイッチを作動させ、カムセグメント1
06は開始信号SG7によって日付ユニットの作動を開
始する。
【0046】なお、波形Dは包材51(図5)の搬送状
態を、波形Eは前記日付ユニットの作動状態を示す。次
に、前記構成のプルタブユニットの制御装置の動作につ
いて説明する。図1は本発明の実施例におけるプルタブ
ユニットの制御装置の回路図である。図において、11
0は制御器であり、該制御器110には図示しない包装
機のスイッチ111からの始動信号SG1が、ホトセル
16からの検出信号SG2が、第1の近接スイッチ37
からの位置信号SG11が、第2の近接スイッチ38か
らの位置信号SG12が入力される。
【0047】また、前記制御器110には、カムセグメ
ント101からの信号SG3が、カムセグメント102
からの同期信号SG4が、カムセグメント103からの
信号SG5が、カムセグメント105からの信号SG6
が、カムセグメント106からの開始信号SG7が入力
される。そして、前記制御器110には、第1モータ2
1及び第2モータ22が接続され、電流が供給されるよ
うになっている。
【0048】前記構成のプルタブユニットの制御装置に
おいて、前記包装機のスイッチ111をオンにすること
によって始動信号SG1が制御器110に入力される
と、該制御器110は第1モータ21の駆動を開始す
る。また、包装機の停止状態において、前記主軸25
(図4)は15〔°〕の回転角度の位置にあり、第1モ
ータ21の駆動が開始されると、まず、0〔°〕の回転
位置に戻され、その後、正方向に回転させられる。
【0049】そして、主軸25の回転に伴って、前記ブ
レーキユニット10、ホールパンチ12、ストリップア
プリケータ13、プルタブユニット14等がシーケンシ
ャルに作動させられる。一方、第2モータ22は、主軸
25の回転に伴ってカムセグメント105から信号SG
6を受けると、回転を開始し、包材搬送用のフィードロ
ーラ31(図3)を回転させ、包材51(図5)の搬送
を開始する。
【0050】その後、該包材51の搬送方向におけるホ
ールパンチ12とストリップアプリケータ13との間に
配設されたホトセル16が、搬送ストロークの半ばにお
いて包材51に付されたバーコードを検出し、検出信号
SG2を制御器110に送る。該制御器110は、前記
検出信号SG2を受け、一定時間が経過すると第2モー
タ22を停止させる。これによって包材51の搬送スト
ロークを設定することができる。
【0051】このように、カムセグメント105から信
号SG6によって第2モータ22の回転を開始し、バー
コードを検出した後、一定時間が経過すると第2モータ
22を停止させるようになっているので、包材51の搬
送ストロークを正確に設定することができる。したがっ
て、包材供給装置11(図2)を高速で作動させること
ができる。また、搬送ストロークを設定するためにクリ
ースホイールが不要になるので、機構を簡素化すること
ができる。
【0052】ところで、包材51は前記マガジン15か
ら排出されると、図示しない充填機に搬送され、該充填
機において縦方向にシールされてチューブ状になる。そ
して、チューブ状の包材51が充填機内を下方に搬送さ
れる間に液体食品は上方から供給されて包材51内に充
填される。この場合、フィリングオン時間においては、
充填機側における包材51の搬送量より包材供給装置1
1側における包材51の搬送量が多いので、ダンサロー
ラ36は搬送量の差を吸収するために下降させられる。
一方、フィリングオフ時間においては、充填機側におけ
る包材51の搬送量より包材供給装置11側における包
材51の搬送量が少ないので、ダンサローラ36は搬送
量の差を吸収するために上昇させられる。
【0053】そして、該ダンサローラ36の前記ガイド
35上における位置が第1の近接スイッチ37及び第2
の近接スイッチ38によって検出され、前記第1モータ
21及び第2モータ22の回転数の設定値がダンサロー
ラ36の位置に対応させて変更される。すなわち、ダン
サローラ36が上昇して第1の近接スイッチ37がオン
になると、第1モータ21及び第2モータ22の回転数
の設定値が高くされ、ダンサローラ36がそれ以上上昇
することがないようにされる。一方、ダンサローラ36
が下降して第2の近接スイッチ38がオンになると、第
1モータ21及び第2モータ22の回転数の設定値が低
くされ、ダンサローラ36がそれ以上下降することがな
いようにされる。
【0054】このようにして、該ダンサローラ36の位
置が、マガジン15の中央における第1の近接スイッチ
37の位置から第2の近接スイッチ38の位置までの範
囲に収まるように第1モータ21及び第2モータ22が
制御される。したがって、充填機を高速で作動させた場
合においても、包材供給装置11を充填機に対応させて
高速で作動させることができる。
【0055】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるプルタブユニットの制
御装置の回路図である。
【図2】本発明の実施例における包装機の第1の要部概
略図である。
【図3】本発明の実施例における包装機の第2の要部概
略図である。
【図4】本発明の実施例における包装機の要部斜視図で
ある。
【図5】本発明の実施例におけるストリップマガジンの
正面図である。
【図6】本発明の実施例におけるブレーキユニットの概
略図である。
【図7】本発明の実施例におけるホールパンチの概略図
である。
【図8】本発明の実施例におけるストリップアプリケー
タの概略図である。
【図9】本発明の実施例におけるプルタブユニットの概
略図である。
【図10】本発明の実施例におけるカムの配置図であ
る。
【図11】本発明の実施例におけるカムの作動シーケン
スを示す図である。
【符号の説明】
11 包材供給装置 14 プルタブユニット 16 ホトセル 21 第1の駆動モータ 22 第2の駆動モータ 25 主軸 31 フィードローラ 37 第1の近接スイッチ 38 第2の近接スイッチ 51 包材 110 制御器 27、28、29、64、79、88、97 カム 101、102、103、105、106 カムセグ
メント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーラン・リンスコグ スウェーデン王国 エス−21363 ルンド アスホルムスガタン 5

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)複数の要素から成り、搬送される
    包材に各要素ごとの処理を施す包材供給装置と、(b)
    包材の搬送方向における前記包材供給装置より下流側に
    配設された充填機と、(c)前記包材供給装置の各要素
    をシーケンシャルに作動させる複数のカムと、(d)各
    カムを回転させる主軸と、(e)該主軸を連続して回転
    させる第1の駆動モータと、(f)前記包材を搬送する
    フィードローラと、(g)該フィードローラを間欠的に
    回転させる第2の駆動モータと、(h)前記主軸の回転
    位置を検出する第1の検出手段と、(i)前記包材の位
    置を検出する第2の検出手段と、(j)制御器とを有す
    るとともに、(k)該制御器は、前記主軸の回転位置に
    対応させて第2の駆動モータの回転を開始し、前記包材
    の位置に対応させて第2の駆動モータを停止させる手段
    を有することを特徴とするプルタブユニットの制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御器は、前記包材の位置に対応さ
    せて第1の駆動モータの回転数を制御する手段を有する
    請求項1に記載のプルタブユニットの制御装置。
  3. 【請求項3】 (a)前記包材供給装置の搬送量と充填
    機の搬送量とを調整するダンサローラと、(b)該ダン
    サローラの位置を検出する第3の検出手段とを有すると
    ともに、(c)前記制御器は、前記ダンサローラの位置
    に対応させて第1の駆動モータ及び第2の駆動モータの
    回転数を制御する手段を有する請求項1に記載のプルタ
    ブユニットの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の駆動モータ及び第2の駆動モ
    ータはサーボモータである請求項1に記載のプルタブユ
    ニットの制御装置。
JP6213396A 1994-09-07 1994-09-07 プルタブユニットの制御装置 Pending JPH0885523A (ja)

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