JPH088542Y2 - 完全嵌合検出機構付コネクタ - Google Patents

完全嵌合検出機構付コネクタ

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JPH088542Y2
JPH088542Y2 JP1989145461U JP14546189U JPH088542Y2 JP H088542 Y2 JPH088542 Y2 JP H088542Y2 JP 1989145461 U JP1989145461 U JP 1989145461U JP 14546189 U JP14546189 U JP 14546189U JP H088542 Y2 JPH088542 Y2 JP H088542Y2
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邦彦 村岡
渉 中里
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Subaru Corp
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Fuji Jukogyo KK
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/631Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
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    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は,コネクタの構造に関し,詳しくは,装着の
際に完全な嵌合状態を検出することのできる完全嵌合検
出機構付コネクタに関する。
[従来の技術] 従来,第5図に示すようなロック機構を備えたコネク
タが使用されている。この図において,コネクタ50は,
ソケットコネクタ70A,70B,70C及びピンコネクタ60によ
って構成されている。
ソケットコネクタ70A,70B,70Cの手前に設けられた挿
入孔に対応するソケットコンタクト14を夫々挿入してソ
ケットコネクタと接続線間の電気的接続がなされる。こ
のソケットコネクタ70A,70B,70Cをピンコネクタに装着
の際には,第5図に示すように,各ソケットコネクタ70
A,70B,70Cをピンコネクタ60の空所61A,61B,61C内に装着
する。この際にソケットコネクタ70A,70B,70Cに設けら
れたソケットコネクタ14とピンコネクタ60に設けられた
ピンコンタクト(第6図(a)の69)とが一対一で接続
される。この操作によって指当て部71A,71B,71Cの一次
ロック用開口72A,72B,72Cがピンコネクタ60の空所61A,6
1B,61Cの上面に突出した一次ロック用突起62A,62B,62C
と相互に係合すれば両者は完全にロックして一次ロック
が完了される。
しかし,この一次ロックのみでは,この指当て部71A,
71B,71Cに何等かの外力が加わってソケットコネクタ70
がピンコネクタ60から抜け出るおそれがある。また,操
作不十分で完全に一次ロック用開口72A,74B,74Cに一次
ロック用突起62A,62B,62Cが嵌合していない状態を保つ
危険もある。
そこで,次に2次ロック操作としてピンコネクタ60の
ロックバー63を押し下げる。この押下げ時に,ロックバ
ー63に設けられた脚部68A,68B,68Cがピンコネクタ60上
部の図示しない貫通穴に沿って下降し,ソケットコネク
タ70A,70B,70Cの対応する夫々の凹部73A,73B,73C内に挿
入され、ソケットコネクタ70A,70B,70Cの引き抜きが阻
止される。しかし,ソケットコネクタ70A,70B,70Cの1
つでも完全にピンコネクタ60に正しく装着されていない
と,これらの脚部68A,68B,68Cが完全に下降することが
できない。
第6図(a)及び(b)は第5図に示すピンコネクタ
を示す正面図で,第6図(a)は第5図に示すピンコネ
クタへのソケットコネクタの完全嵌合状態,第6図
(b)は第5図に示すピンコネクタへのソケットコネク
タの不完全嵌合状態を夫々示している。
第6図(b)において,コネクタ50はソケットコネク
タ70A,70B,70Cをピンコネクタ60内に装着することによ
り結合する。しかし,不完全な結合の場合は,ロックバ
ー63が傾斜しており,その状態は外部からもはっきりと
観察することができる。
これに反して,第6図(a)に示すように,ピンコネ
クタ60に正しくすべてのソケットコネクタ70A,70B,70C
が装着されているものとすると,脚部68A,68B,68Cが完
全に下降し,対応するソケットコネクタ上面の凹部73A,
73B,73C内に挿入されるので,ロックバー63を完全に押
し下げることができる。
ロックバー63には,一対の係止部66A,66Bが設けら
れ,ピンコネクタには対応する係止部67A,67Bが設けら
れており,ロックバー63が完全に押し下げられたとき,
「パチン」という係合音で各係止部66A,66B,及び67A,67
Bが相互に結合する。従って,この係合音によって,ソ
ケットコネクタ70A,70B,70Cとピンコネクタ60の完全嵌
合を知ることができる。
ピンコネクタ60に装着された各ソケットコネクタ70A,
70B,70Cは,その指当て部71A,71B,71Cに外力が加わって
もロックバー63の完全な押し下げによる第2の係止部68
A,68Bと,凹部73A,73B,73Cとの係合によって,互いには
ずれることがない。
[考案が解決しようとする課題] 従来のコネクタの嵌合状態の確認は,嵌合時あるい
は,2重ロックバー装着時の感覚的なもの,例えば,目
視,音,位置,フィーリング等でしか行えなかった。
また,ピンコネクタ60へのソケットコネクタ70A,70B,
70Cの装着作業後に,嵌合状態を監視及び検出する機能
は有していなかった。
また,ロックバー63の形状により,ロックバー63の係
止位置が2か所以上の場合等は,特に作業者がロックバ
ーを装着したつもりでも,第6図(b)で示すように,
正常に装着されていない場合があり得た。
このような状態であっても,操作する者がこの状態で
正常な状態であると誤った判断をしてしまえば,そのま
ま,機器及び装置の故障や誤動作の原因となってしま
う。
また,完全嵌合状態をどのような状態と考えるかにも
よるが,(例えば,コンタクト同志が電気的に安定な接
触さえしていればよい。ロックがかかっていれば良い。
2重ロックがかかっていなければならない。)いずれの
場合にも,その状態(完全嵌合状態)がいつまでも続く
とは限らない。
たとえ,完全嵌合の状態に,作業者がコネクタを嵌合
したとしても,その完全嵌合の状態をその後,監視する
ことはできず,また,何等かの外力により,もし嵌合が
完全なものでなくなっても,このような不完全状態を検
出することは,今までのコネクタではできなかった。
このように,従来のコネクタは,完全嵌合の確認は,
嵌合時の感覚的なもの(音,位置,フィーリング等)で
しか出来なかった。また,操作後,装置及び機器の一部
となってしまっては,嵌合状態を監視することは,不可
能であり,装置及び機器の誤動作,故障等コネクタの不
完全嵌合が要因となることもある。
そこで,従来の欠点を解決すべく,本考案の技術的課
題は,2重ロックバーの係止状態を検出することにより,
コネクタの嵌合状態を常時監視することが可能であり,
更に,2重ロックバーの係止が十分でない(コネクタ本体
の嵌合状態が必ずしも完全嵌合の状態とは言えない)状
態の時には,装置や機器の誤動作及び故障等を防ぎ,そ
れらに伴う危険性等をも防止する完全嵌合検出機構付コ
ネクタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば,複数のソケットコネクタと,前記複
数のソケットコネクタを装着するための複数の孔を設け
たピンコネクタと,前記ピンコネクタに備えられたロッ
クバーと,前記ロックバーに設けられた第1の脚部,及
び前記ソケットコネクタに備えられた凹部とを有し,前
記ソケットコネクタを前記ピンコネクタに完全嵌合させ
たときに,前記ロックバーを前記ピンコネクタ内に前記
第1の脚部が前記孔まで貫通するように押し込んで前記
凹部に挿入して係合するコネクタにおいて,前記ロック
バーに前記第1の脚部と並列に設けられ,該第1の脚部
の移動に伴って移動する第2の脚部と,前記ピンコネク
タに設けられ前記第2の脚部の移動によって開閉される
電気接点とを備え,前記第2の脚部は,前記第1の脚部
が前記孔まで貫通した際,前記ソケットコネクタに対し
て係止可能な係止部を有し,同時に前記係止部の係合完
了動作によって,前記電気接点を開閉をさせるため,前
記ソケットコネクタと前記ピンコネクタとの完全な嵌合
状態を検出できることを特徴とする完全嵌合検出機構付
コネクタが得られる。
[作用] 本考案では,ロックバーのピンコネクタ本体への係止
と,スイッチコンタクト間に前記第2の脚部のモールド
片が割り込むタイミングを同期させて電気接点を開閉す
ることにより,電気的にコネクタの完全嵌合状態を検出
する。
[実施例] 次に,本考案の実施例について,図面を参照して説明
する。
第1図(a)は本考案の実施例に係る嵌合検出機構付
コネクタのピンコネクタを示す斜視図,第1図(b)は
第1図(a)の正面図,第1図(c)は第1図(a)の
平面図,第1図(d)は第1図(a)の側面図,第1図
(e)及び第1図(f)は第1図(b)のI-I線及びII-
II線に沿う断面図である。
第1図(a),(b),(c),(d),(e)にお
いて,ピンコネクタ1の図示しないソケットコネクタに
対応する位置に,このソケットコネクタの輪郭に対応す
る形状を有する装着孔22,23,24が設けられており,この
各々の装着孔22,23,24にソケットコネクタを装着するこ
とにより,ピンコネクタ1とソケットコネクタとが結合
される。尚,図示しないソケットコネクタは第5図で示
す従来のソケットコネクタと同様の構造を有する。
ピンコネクタ1の上面には,2重ロックバー2が設けら
れている。2重ロックバー2は,その長さ方向両端に設
けられた弾性材料からなる一対の支持バンド3,3を介し
て,ピンコネクタ1に接続されているので,ピンコネク
タ上面上で上下動可能に配置されている。この支持バン
ド3,3は,ピンコネクタ1への接続側の一端は,ロック
バー2へ接続する他端側よりも短い逆U字形状を有し,
ソケットコネクタを装着する前において2重ロックバー
2をピンコネクタ1上面から僅かに,浮上させた状態に
保持している。
2重ロックバー2の下面には,下方に突出し,延在す
る係止片5が設けられている。この係止片5は,ロック
バー2を下方に押し下げると,それとともに下方に移動
し,ピンコネクタ1上面幅方向開口側に設けられた矩形
状をなす係止片6と係合することにより,2重ロックバー
2の位置を押し下げた状態で固定する。
更に,2重ロックバー2の下部には,図示しないソケッ
トコネクタがピンコネクタ1の装着孔22,23,24に完全に
装着されたとき,夫々のソケットコネクタの水平方向の
脱出を完全に阻止するための第1の脚部4,4,…が下方に
突出して設けられている。
従来と同様に,ソケットコネクタ夫々の上面には,こ
れらの脚部4,4,…が挿入される凹部73A,73B,73Cが設け
られている。
これら,2重ロックバー2に設けられた支持バンド3,3
と,第1の脚部4,4と,係止片5と,後述する第2の脚
部7,7とにより,ピンコネクタ側のロック部が構成され
ている。尚,ピンコネクタ1に設けられた水平穴8の縁
は後述する第2の脚部7と係合する。
一方,第1図(f)において,脚部7には,2重ロック
バー2をピンコネクタ1側に係止するバネ性の係止部7a
とその係止部7aからさらに先端にスイッチコンタクト間
に割込むモールド片9が設けられており,2重ロックを作
動させたときに,モールド片9が位置する本体内に,ス
イッチコンタクト10の接点が設けられている。
第2図(a)は本考案の実施例に係る完全嵌合検出機
構付コネクタの完全嵌合検出機構を示す平面断面図,第
2図(b)は本考案の実施例に係る完全嵌合検出機構付
コネクタの完全嵌合検出機構の動作を示す側断面図であ
る。
第2図(a)において,通常状態では,スイッチコン
タクトは接触しているが,ソケットコネクタに完全嵌合
している状態で,前述の2重ロックバー2を押し下げる
と,スイッチコンタクト10間にモールド片9が割り込ん
でコンタクトを押し広げOFF状態を形成する。このOFF状
態によって,夫々のコネクタは“完全嵌合状態”として
検出される。
第3図(a)は本考案の実施例に係る完全嵌合検出機
構付コネクタのスイッチコンタクトの不完全嵌合状態を
示す平面図,第3図(b)は本考案の実施例に係る完全
嵌合検出機構付コネクタのスイッチコンタクトの不完全
嵌合動作を示す側断面図である。
第3図(a)及び(b)において,2重ロックバー2が
本体側に係止される直前である。
2重ロックバー2を押下げることにより,2重ロックバ
ー2に設けられた第2の脚部7をピンコネクタ側係止穴
8上面に係止させる。その際に,第2の脚部7先端のモ
ールド片9が,スイッチコンタクト10の間に割込む。
しかし,第3図(a)及び(b)に示すように,コネ
クタの嵌合が不完全であるため,2重ロックバー2が第2
の脚部7の係止部7aが係止穴8に至るまで下降できず,
係止穴8の一縁により,脚部7が曲げられ,モールド片
が9′で示すように,スイッチコンタクト10間に完全に
は割り込むことができず,スイッチコンタクト10間はON
状態となっている。
第2の脚部2本とこれら第2の脚部に対応して2つの
スイッチングコンタクトを設けることによって,2重ロッ
クバー2の係止状態,即ち,コネクタの完全嵌合状態が
より高い信頼性をもって検出可能となる。
第4図(a)及び第4図(b)は本考案の実施例に係
る完全嵌合検出機構付コネクタのピンコネクタを示す正
面図で,第4図(a)は本考案のコネクタの2重ロック
バーが正しく係止されている状態,即ち,完全嵌合状態
を示し,第4図(b)は本考案のコネクタの2重ロック
バーが傾斜して係止されている,即ち,不完全嵌合状態
を示す。例えば,第4図(a)の場合は2重ロックバー
2の2つの第2の脚部7がいずれも正しく係止されてい
るので,モールド片9,9に対応する位置に設けられた2
か所のスイッチコンタクトがオープンの状態となり,正
しく係止されている,即ち,“完全嵌合状態”であるこ
とが検出される。
また,第4図(b)の場合は,2重ロックバー2の第2
の脚部の一方しか係止されていないので,係止された方
の第2の脚部に設けられたモールド片9に対応するスイ
ッチコンタクトはオープン状態,係止されていない方の
第2の脚部に設けられたモールド片9′に対応するスイ
ッチコンタクトは,クローズ状態となり,2重のロックバ
ーが正しく係止されていない,即ち,“不完全嵌合状
態”であることが検出される。
以上のようなロック部の第2の脚部7の動作は,第1
の脚部4が,ソケットコネクタの凹部に挿入される動作
とタイミングが同期しているため,ピンコネクタに完全
嵌合した状態を電気回路にてデジタル的に検出すること
ができる。
尚,本考案の実施例に係る完全嵌合検出機構付コネク
タは,コネクタの嵌合が不充分な場合,2重ロックバー2
の第1の脚部4は,ソケットコネクタの凹部73A,73B,73
Cをはずれて,2重ロックが作動することはないことは勿
論である。
つまり,互いのコネクタの嵌合が完全でなければ,2重
ロックバー2を押し下げることができず,2重ロックバー
2が正しく装着されたということが,コネクタの嵌合が
完全であることを表し,また,ソケットコネクタ70A,70
B,70Cを外力等で離脱しないように作動することは従来
と同様である。
[考案の効果] 以上説明したように,本考案によれば,2重ロックバー
がピンコネクタ内に係止することと,電気的に完全な2
重ロックバーの係止を検出する機能を同期させて,コネ
クタの完全嵌合を検出できる完全嵌合検出機構付コネク
タを提供することができる。
本考案によれば,ピンコネクタとソケットコネクタと
が完全嵌合状態か否かを電気的に常時監視することがで
きる完全嵌合検出機構付きコネクタを提供することがで
きる。
本考案によれば,完全嵌合検出機構によって電気的に
オン状態からオフ状態にデジタル的に検出することがで
きる完全嵌合検出機構付コネクタを提供することができ
る。
本考案によれば,何等かの原因で,スイッチコンタク
ト間がショートしたり,スイッチコンタクト間にモール
ド片が入らなかった場合でも,スイッチはオン状態にな
り,機能を果たさなかった場合においても,常に装置や
機器の誤動作等を防ぐことのできる完全嵌合検出機構付
コネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の実施例に係る嵌合検出機構付コ
ネクタのピンコネクタを示す斜視図,第1図(b)は第
1図(a)の正面図,第1図(c)は第1図(a)の平
面図,第1図(d)は第1図(a)の側面図,第1図
(e)及び第1図(f)はそれぞれ第1図(b)のI-I
線及びII-II線に沿って切断した横断面図である。 第2図(a)は本考案の実施例に係る嵌合検出機構付コ
ネクタの完全嵌合検出機構を示す平面断面図,第2図
(b)は第2図(a)は本考案の実施例に係る嵌合検出
機構付コネクタの完全嵌合検出機構の動作を示す図であ
る。 第3図(a)は本考案の実施例に係る完全嵌合検出機構
付コネクタが不完全嵌合したときのスイッチコンタクト
の状態を示す平面断面図,第3図(b)は本考案の実施
例に係る完全嵌合検出機構付コネクタのスイッチコンタ
クトの不完全嵌合動作を示す側断面図である。 第4図(a)及び第4図(b)は本考案の実施例に係る
完全嵌合検出機構付コネクタの装着状態の説明に供する
正面図である。 第5図は従来例に係るコネクタの構造を示す斜視図,第
6図(a)及び(b)は第5図のピンコネクタを示す正
面図で,第6図(a)はコネクタの完全嵌合状態,第6
図(b)はコネクタの不完全嵌合状態を夫々示してい
る。 図中,1……ピンコネクタ,2……2重ロックバー,3……支
持バンド,4……第1の脚部,5……係止片,7……第2の脚
部,7a……係止部,8……係止穴,9……モールド片,10……
スイッチコンタクト,22,23,24……装着孔,50……コネク
タ,60……ピンコネクタ,61A,61B,61C……空所,62A,62B,
62C……一次ロック用突起,63……ロックバー,66A,66B…
…係止部,68A,68B,68C……脚部,69……ピンコンタクト,
70A,70B,70C……ソケットコネクタ,71A,71B,71C……指
当て部,72A,72B,72C……一次ロック用開口,73A,73B,73C
……凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中里 渉 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 富士 重工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−49173(JP,A) 特開 平1−241778(JP,A) 実開 平1−89477(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のソケットコネクタと,前記複数のソ
    ケットコネクタを装着するための複数の孔を設けたピン
    コネクタと,前記ピンコネクタに備えられたロックバー
    と,前記ロックバーに設けられた第1の脚部及び前記ソ
    ケットコネクタに備えられた凹部とを有し,前記ソケッ
    トコネクタを前記ピンコネクタに完全嵌合させたとき
    に,前記ロックバーを前記ピンコネクタ内に前記第1の
    脚部が前記孔まで貫通するように押し込んで前記凹部に
    挿入して係合するコネクタにおいて, 前記ロックバーに前記第1の脚部と並列に設けられ該第
    1の脚部の移動に伴なって移動する第2の脚部と,前記
    ピンコネクタに設けられ前記第2の脚部の移動によって
    開閉される電気接点とを備え, 前記第2の脚部は,前記第1の脚部が前記孔まで貫通し
    た際,前記ソケットコネクタに対して係止可能な係止部
    を有し,同時に前記係止部の係合完了動作によって,前
    記電気接点を開閉して前記ピンコネクタの前記ソケット
    コネクタへの完全な嵌合状態を検出できることを特徴と
    する完全嵌合検出機構付コネクタ。
JP1989145461U 1989-12-19 1989-12-19 完全嵌合検出機構付コネクタ Expired - Lifetime JPH088542Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989145461U JPH088542Y2 (ja) 1989-12-19 1989-12-19 完全嵌合検出機構付コネクタ

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JPH0384565U JPH0384565U (ja) 1991-08-27
JPH088542Y2 true JPH088542Y2 (ja) 1996-03-06

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JP (1) JPH088542Y2 (ja)
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