JPH0884U - 電磁スイッチ - Google Patents

電磁スイッチ

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Publication number
JPH0884U
JPH0884U JP1383291U JP1383291U JPH0884U JP H0884 U JPH0884 U JP H0884U JP 1383291 U JP1383291 U JP 1383291U JP 1383291 U JP1383291 U JP 1383291U JP H0884 U JPH0884 U JP H0884U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
plunger
movable contact
electromagnetic switch
rear end
Prior art date
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Pending
Application number
JP1383291U
Other languages
English (en)
Inventor
逸人 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0884U publication Critical patent/JPH0884U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通電によりプランジャが後退して可動接点と
固定接点を閉じる電磁スイッチにおいて、可動接点の抜
け止め構造を改良する。 【構成】 可動接点を取り付けるロッド60とプランジャ
50とを別体品にし、ロッド60の後端にロッド軸径より大
きな径を有する座60aを設けて、可動接点12の抜け止め
を行うようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、始動電動機に装着され通電によりシフトレバーを回動させると共 に、電動機の回路接点を閉じる電磁スイッチの可動接点の抜け止め構造に関する 。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の電磁スイッチの縦断面図である。1はボビン2に巻回された励磁 コイル、3はボビン2を支持する固定鉄心、4は継鉄をなすケースで、固定鉄心 3を固定している。5はケース4の前端部内周に軸方向に可動に支持されたプラ ンジャで、磁性材からなり可動鉄心をなす。6はプランジャ5の復帰ばね、7は プランジャ5の前端部内にかしめ付け固定されたスリーブ軸受、8はプランジャ 5の穴内に後半部が挿入され軸方向に可動支持されたフックで、例えばプラスチ ックからなり、前端部にシフトレバー24の上端部が係合していて回動させる。9 はフック8を後退側に押圧する圧縮ばねである。
【0003】 次に、10はプランジャ5の後端側に一体的に延設されたロッド、11はこのロッ ドに可動にはめられたモールド製の絶縁スリーブ、12はこの絶縁スリーブ後端に はめられた可動接点で、絶縁座金13が当てられ、止め輪14により受け止められて いる。15は可動接点12に接触圧力を加える圧縮ばね、16は固定鉄心3の後端にパ ッキンを介し当てられ、ケース4にかしめ付け結合された絶縁キャップ、17は絶 縁キャップ16内に固定され、可動接点12に対応する両側1対の固定接点で、外端 部が端子ボルト18をなす。20は絶縁キャップ16に固定されたスイッチ端子で、励 磁コイル1からの引出導線1aが接続されている。
【0004】 上記電磁スイッチの動作について説明する。励磁コイル1に通電するとプラン ジャ5が固定鉄心3側に吸引され、フック8が後退する。これにより図示しない シフトレバーを回動させ電機子軸を機関のリングギアに連結させる。続いて、可 動接点12が1対の固定接点17を閉じ始動電動機を始動回転させる。
【0005】 次に、可動接点の組み付け工程を説明する。即ち、従来ロッド10に圧縮ばね15 、絶縁スリーブ11、可動接点12及び絶縁座金13を後方(図示左側)より順番に挿 入した後、ロッド後端の軸径が細くなっている部分にワッシャ14を挿入し、後端 をカシメて抜け止めとしていた。または、ロッド10に絶縁座金13挿入位置より後 端に溝部を設け、トメワを挿入することにより抜け止めとしていた。以上の組付 動作は、図3に示すロッド10とプランジャ5の別体品を一体としたものでも同様 である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電磁スイッチにおける可動接点の組付けは以上のようであるので、後端 のカシメが悪く、クラックが入ったり、カシメのふくらみがうまく出ない。ある いは、トメワに軸方向の力が入り、トメワが割れたり抜ける不具合があった。 更に、組立工程数の増加によるコスト高という問題点が生じていた。
【0007】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、組み付けが 容易な可動接点の抜け止め構造を有する電磁スイッチを提供することを目的とす る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る電磁スイッチは、ロッドとプランジャを別体品にし、ロッドの 後端にロッド軸径より大きな径を有する座を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
この考案の電磁スイッチによれば、ロッド後端に設けた大径の座により可動接 点の抜け止めを行うようにしたので、堅固な抜け止めが実現でき、組立工程数も 減少する。
【0010】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例による電磁スイッチの縦断面図である。図において 、プランジャ50とロッド60は別体構成とし、ロッド60の後端(図示左側)にはロ ッド軸径より大きい座60aを設けている。また、40は絶縁板である。なお、その 他の構成は図2と同様でありその説明を省略する。
【0011】 次に、上記実施例における可動接点の組み付け動作について説明する。まず、ロ ッド60に前方(図示右側)から絶縁板40、可動接点12、絶縁スリーブ11及び圧縮 ばね15を順に挿入する。その後、ロッド60とプランジャ50をコーキングにより一 体とする。なお、上記ロッド60とプランジャ50の一体成形の方法はロー付その他 の圧入方法であっても良い。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、ロッド後端にロッド径より大きい座を設け 、これにより可動接点の抜け止めを行ったので、従来の様なカシメ不良、トメワ 割れ等がなくなり堅固な抜け止めが行われる。 更に組立工程数も減少する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る電磁スイッチの縦断
面図である。
【図2】従来の電磁スイッチの縦断面図である。
【図3】ロッドとプランジャを示す断面図である。
【符号の説明】
1 励磁コイル 3 固定鉄心 6 復帰ばね 8 フック 12 可動接点 17 固定接点 40 絶縁座金 50 プランジャ 60 ロッド 60a 座

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁コイルに対して後方に位置する固定
    鉄心と、この固定鉄心に軸方向に対応して配置され、常
    時は復帰ばねにより前進復帰され、上記励磁コイルの通
    電により固定鉄心側に吸引後退されるプランジャと、こ
    のプランジャの後方に延長して設けられ、上記固定鉄心
    を貫通し、後端には可動接点を絶縁支持しているロッド
    と、上記プランジャの後退により上記可動接点に接触さ
    れる一対の固定接点とを備えた電磁スイッチにおいて、
    上記ロッドと上記プランジャを別体品にし、ロッドの後
    端にロッド軸径より大きな径を有する座を設けて、可動
    接点の抜け止めとしたことを特徴とする電磁スイッチ。
JP1383291U 1991-02-18 1991-02-18 電磁スイッチ Pending JPH0884U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1383291U JPH0884U (ja) 1991-02-18 1991-02-18 電磁スイッチ

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JP1383291U JPH0884U (ja) 1991-02-18 1991-02-18 電磁スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH0884U true JPH0884U (ja) 1996-01-19

Family

ID=11844248

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JP1383291U Pending JPH0884U (ja) 1991-02-18 1991-02-18 電磁スイッチ

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