JPH088040B2 - 電磁スイッチ - Google Patents
電磁スイッチInfo
- Publication number
- JPH088040B2 JPH088040B2 JP41724290A JP41724290A JPH088040B2 JP H088040 B2 JPH088040 B2 JP H088040B2 JP 41724290 A JP41724290 A JP 41724290A JP 41724290 A JP41724290 A JP 41724290A JP H088040 B2 JPH088040 B2 JP H088040B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- rear end
- rod
- fixed
- inner peripheral
- Prior art date
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- Push-Button Switches (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、始動電動機に装着さ
れ通電によりシフトレバーを回動させると共に、電動機
の回路接点を閉じる電磁スイッチに関する。
れ通電によりシフトレバーを回動させると共に、電動機
の回路接点を閉じる電磁スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電磁スイッチの縦断面図で
ある。1はボビン2に巻回された励磁コイル、3はボビ
ン2を支持する固定鉄心、4は継鉄をなすケースで、固
定鉄心3を固定している。5はケース4の前端部内周に
軸方向に可動に支持されたプランジャで、磁性材からな
り可動接点をなす。6はプランジャ5の復帰ばね、7は
プランジャ5の前端部内にかしめ付け固定されたスリー
ブ軸受、8はプランジャ5の穴内に後半部が挿入され軸
方向に可動支持されたフックで、例えばプラスチックか
らなり、前端部にシフトレバー(図示しない)の上端部
に係合していて回動させる。9はフック8を後退側に押
圧する圧縮ばねである。
ある。1はボビン2に巻回された励磁コイル、3はボビ
ン2を支持する固定鉄心、4は継鉄をなすケースで、固
定鉄心3を固定している。5はケース4の前端部内周に
軸方向に可動に支持されたプランジャで、磁性材からな
り可動接点をなす。6はプランジャ5の復帰ばね、7は
プランジャ5の前端部内にかしめ付け固定されたスリー
ブ軸受、8はプランジャ5の穴内に後半部が挿入され軸
方向に可動支持されたフックで、例えばプラスチックか
らなり、前端部にシフトレバー(図示しない)の上端部
に係合していて回動させる。9はフック8を後退側に押
圧する圧縮ばねである。
【0003】次に、10はプランジャ5の後端部内周に
前端部がはめられ、プランジャ5の後端側からかしめ付
け固着されたロッド、11はこのロッドに可動にはめら
れた絶縁スリーブ、12はこの絶縁スリーブ後端にはめ
られた可動接点で、絶縁座金13が当てられ、止め輪1
4により受け止められている。15は可動接点12に接
触圧力を加える圧縮ばね、16は固定鉄心3の後端にパ
ッキンを介し当てられ、ケース4にかしめ付け結合され
た絶縁キャップ、17は絶縁キャップ16内に固定さ
れ、可動接点12に対応する両側一対の固定接点で、外
端部が端子ボルト18をなす。19はナット、20は絶
縁キャップ16に固定されたスイッチ端子で、励磁コイ
ル1からの引出導線1aが接続されている。
前端部がはめられ、プランジャ5の後端側からかしめ付
け固着されたロッド、11はこのロッドに可動にはめら
れた絶縁スリーブ、12はこの絶縁スリーブ後端にはめ
られた可動接点で、絶縁座金13が当てられ、止め輪1
4により受け止められている。15は可動接点12に接
触圧力を加える圧縮ばね、16は固定鉄心3の後端にパ
ッキンを介し当てられ、ケース4にかしめ付け結合され
た絶縁キャップ、17は絶縁キャップ16内に固定さ
れ、可動接点12に対応する両側一対の固定接点で、外
端部が端子ボルト18をなす。19はナット、20は絶
縁キャップ16に固定されたスイッチ端子で、励磁コイ
ル1からの引出導線1aが接続されている。
【0004】次に動作について説明する。励磁コイル1
に通電するとプランジャ5が固定鉄心側に吸引される。
これによりフック8が後退され、シフトレバーを回動さ
せる。続いて、可動接点12が一対の固定接点17を閉
じ始動電動機を始動回転させる。
に通電するとプランジャ5が固定鉄心側に吸引される。
これによりフック8が後退され、シフトレバーを回動さ
せる。続いて、可動接点12が一対の固定接点17を閉
じ始動電動機を始動回転させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
磁スイッチでは、ロッド10はプランジャ5の後端側か
らかしめ付け固定されており、圧縮ばね15のばね圧や
接点圧接による衝撃などにより、かしめ付け固定がはず
れ、接点が閉じたままになるおそれがあるという問題点
があった。この発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、プランジャの運動に基づく衝撃で
ロッドのかしめ付けがはずれることをなくし、接点の開
閉が確実にできる電磁スイッチを得ることを目的として
いる。
磁スイッチでは、ロッド10はプランジャ5の後端側か
らかしめ付け固定されており、圧縮ばね15のばね圧や
接点圧接による衝撃などにより、かしめ付け固定がはず
れ、接点が閉じたままになるおそれがあるという問題点
があった。この発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、プランジャの運動に基づく衝撃で
ロッドのかしめ付けがはずれることをなくし、接点の開
閉が確実にできる電磁スイッチを得ることを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電磁スイ
ッチは、第1の発明では、プランジャの後端部内周部の
外側に内径を小さくした段部を設け、ロード前端部外周
部にプランジャの後端部の大径の内周部にはまる外形を
大きくしたつば部を設け、ロッドをプランジャの内側か
ら挿入し、ロッドのつば部をプランジャの段部に軸方向
に係合させ抜け止めとし、プランジャの後端部内周部の
内端側からロッドのつば部にかしめ付け固定したもので
ある。
ッチは、第1の発明では、プランジャの後端部内周部の
外側に内径を小さくした段部を設け、ロード前端部外周
部にプランジャの後端部の大径の内周部にはまる外形を
大きくしたつば部を設け、ロッドをプランジャの内側か
ら挿入し、ロッドのつば部をプランジャの段部に軸方向
に係合させ抜け止めとし、プランジャの後端部内周部の
内端側からロッドのつば部にかしめ付け固定したもので
ある。
【0007】さらに、第2の発明では、プランジャ内の
フックの後端面を、プランジャの後端部内側面には隙間
をあけ、ロッドの前端面に当接させたものである。
フックの後端面を、プランジャの後端部内側面には隙間
をあけ、ロッドの前端面に当接させたものである。
【0008】
【作用】この発明においては、第1の発明では、ロッド
の前端部のつば部が、プランジャの後端部内周部にはま
り、かつ、その小径の段部に内方から軸方向に係合し、
プランジャの後端部内周部の内端でかしめ付け固着さ
れ、プランジャと一体に移動され、はずれることなく、
接点の開閉が確実にできる。さらに、第2の発明では、
フックの後端面は、ロッドのプランジャへの軸方向固着
をより確実にする。
の前端部のつば部が、プランジャの後端部内周部にはま
り、かつ、その小径の段部に内方から軸方向に係合し、
プランジャの後端部内周部の内端でかしめ付け固着さ
れ、プランジャと一体に移動され、はずれることなく、
接点の開閉が確実にできる。さらに、第2の発明では、
フックの後端面は、ロッドのプランジャへの軸方向固着
をより確実にする。
【0009】
【実施例】図1この発明による電磁スイッチの一実施例
の縦断面図であり、1〜4、6〜9、11〜20、1a
は図3と同様である。プランジャ30の後端部内周部3
0aには、外側に小径の段部30bが形成されている。
ロッド31の前端部外周には、上記プランジャ30の後
端部内周部30aにはめられ、かつ、段部30bに軸方
向に当接するつば部31aが設けられている。また、ロ
ッド31の前端は小径にされている。
の縦断面図であり、1〜4、6〜9、11〜20、1a
は図3と同様である。プランジャ30の後端部内周部3
0aには、外側に小径の段部30bが形成されている。
ロッド31の前端部外周には、上記プランジャ30の後
端部内周部30aにはめられ、かつ、段部30bに軸方
向に当接するつば部31aが設けられている。また、ロ
ッド31の前端は小径にされている。
【0010】上記ロッド31のプランジャ30への結合
は、次のようにする。ロッド31をプランジャ30の穴
内に前方側から挿入し、つば部31aを内周部30aに
はめ、かつ、段部30aに当接する。この状態でプラン
ジャ30の内周部30aの内端部をつば部31aにかし
め付ける。30cはかしめ部を示す。こうして、ロッド
31はプランジャ30に確実に固着され、前進後退によ
り衝撃を請けても外れることはない。したがって、接点
の開閉が信頼度高くなされる。
は、次のようにする。ロッド31をプランジャ30の穴
内に前方側から挿入し、つば部31aを内周部30aに
はめ、かつ、段部30aに当接する。この状態でプラン
ジャ30の内周部30aの内端部をつば部31aにかし
め付ける。30cはかしめ部を示す。こうして、ロッド
31はプランジャ30に確実に固着され、前進後退によ
り衝撃を請けても外れることはない。したがって、接点
の開閉が信頼度高くなされる。
【0011】図2はこの発明の第2の実施例を示すロッ
ドとプランジャの結合部の断面図である。フック8の後
端面はプランジャー30内の後端部内側面とは隙間があ
けられている。これにより、プランジャ30に固着され
たロッド31は、前端面にフック8の後端面に当接され
ており、軸方向に前方への固着がいっそう確実にされて
いる。
ドとプランジャの結合部の断面図である。フック8の後
端面はプランジャー30内の後端部内側面とは隙間があ
けられている。これにより、プランジャ30に固着され
たロッド31は、前端面にフック8の後端面に当接され
ており、軸方向に前方への固着がいっそう確実にされて
いる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によればプラン
ジャの後端部の内周部に、ロッドの後端部のつば部をは
め、かつ、プランジャの後端部外側の小径の段部に軸方
向に内側から当接させ、プランジャの後端部内周部の内
端でロッドの段部に内方からかしめ付け固定したので、
ロッドがプランジャに確実に固着され、衝撃などで抜け
出すことなく、接点開閉が信頼性高くなされる。
ジャの後端部の内周部に、ロッドの後端部のつば部をは
め、かつ、プランジャの後端部外側の小径の段部に軸方
向に内側から当接させ、プランジャの後端部内周部の内
端でロッドの段部に内方からかしめ付け固定したので、
ロッドがプランジャに確実に固着され、衝撃などで抜け
出すことなく、接点開閉が信頼性高くなされる。
【0013】さらに、第2の実施例では、フックの後端
面を、プランジャの後端部内側面には軸方向には隙間を
開け、ロッドの前端面に軸方向に当接させたので。ロッ
ドのプランジャへの固着がいっそう確実になる。
面を、プランジャの後端部内側面には軸方向には隙間を
開け、ロッドの前端面に軸方向に当接させたので。ロッ
ドのプランジャへの固着がいっそう確実になる。
【図1】この発明による電磁スイッチの一実施例の縦断
面図である。
面図である。
【図2】この発明の他の実施例による電磁スイッチのロ
ッドとプランジャとの結合部の断面図である。
ッドとプランジャとの結合部の断面図である。
【図3】従来の電磁スイッチの縦断面図である。
1 励磁コイル 3 固定鉄心 4 ケース 6 復帰用ばね 8 フック 9 圧縮ばね 12 可動接点 16 絶縁キャップ 17 固定接点 30 プランジャ 30a 内周部 30b 段部 30c かしめ部 31 ロッド 31a つば部
Claims (2)
- 【請求項1】 後方の固定鉄心に軸方向に対応してお
り、常時は復帰用ばねにより前進復帰されてあり、励磁
コイルの通電により吸引後退されるプランジャと、後端
に可動接点を絶縁支持し、前端部が上記プランジャの後
端部内周部にはめ込み固着されたロッドと、プランジャ
の後退により上記可動接点に接触される一対の固定接点
と、上記プランジャ内に後半部が挿入され、圧縮ばねに
より後方側に押圧されたフックとを備えた電磁スイッチ
において、上記プランジャの後端内周部の外側に小径に
した段部を設け、上記ロッドの前端部につば部を設け、
このつば部をプランジャの後端内周部にはめ、かつ、上
記段部に軸方向に内側から当接させ、プランジャの後端
部内周部の内端側からロッドのつば部をかしめ付け固着
したことを特徴とする電磁スイッチ。 - 【請求項2】 フックの後端面は、プランジャの後端部
内側面に隙間が開けられ、かつ、ロッドの前端面に圧接
していることを特徴とする請求項1の電磁スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41724290A JPH088040B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 電磁スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41724290A JPH088040B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 電磁スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04249825A JPH04249825A (ja) | 1992-09-04 |
JPH088040B2 true JPH088040B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=18525367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41724290A Expired - Fee Related JPH088040B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 電磁スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088040B2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP41724290A patent/JPH088040B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04249825A (ja) | 1992-09-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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