JPH0884983A - 環境蘇生加速方法および装置 - Google Patents
環境蘇生加速方法および装置Info
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- JPH0884983A JPH0884983A JP22127194A JP22127194A JPH0884983A JP H0884983 A JPH0884983 A JP H0884983A JP 22127194 A JP22127194 A JP 22127194A JP 22127194 A JP22127194 A JP 22127194A JP H0884983 A JPH0884983 A JP H0884983A
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- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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- C02F3/006—Regulation methods for biological treatment
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F3/00—Biological treatment of water, waste water, or sewage
- C02F3/28—Anaerobic digestion processes
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 環境全体への負荷が少なく、積極的に有効利
用できる資源として再生させることができ、環境生物の
活性化を急速に達成できる方法および装置を提供するこ
と。 【構成】 土壌深部または湖沼底、海底の物質処理区画
1内の公害物質の堆積した土壌や汚泥のような処理物質
2に有効微生物を施し、加速部10を構成する地上のエ
ネルギー供給部3からの光、高周波等をエネルギー導入
部4を介してエネルギー放射部5に送り処理物質2に照
射し、真空排気部6で嫌気性に維持する。各種センサー
を備えた計測部7で処理物質の状態を示す導電率、酸性
度、温度、湿度、直接拡大撮像、断層画像データ等を計
測し、これらの指標データを信号線8を介して記録演算
表示部9へ送り、そこで記録、演算加工、解析する。記
録演算表示部9はこの結果を表示するとともにエネルギ
ー供給部3および真空排気部6にフィードバックして制
御する。
用できる資源として再生させることができ、環境生物の
活性化を急速に達成できる方法および装置を提供するこ
と。 【構成】 土壌深部または湖沼底、海底の物質処理区画
1内の公害物質の堆積した土壌や汚泥のような処理物質
2に有効微生物を施し、加速部10を構成する地上のエ
ネルギー供給部3からの光、高周波等をエネルギー導入
部4を介してエネルギー放射部5に送り処理物質2に照
射し、真空排気部6で嫌気性に維持する。各種センサー
を備えた計測部7で処理物質の状態を示す導電率、酸性
度、温度、湿度、直接拡大撮像、断層画像データ等を計
測し、これらの指標データを信号線8を介して記録演算
表示部9へ送り、そこで記録、演算加工、解析する。記
録演算表示部9はこの結果を表示するとともにエネルギ
ー供給部3および真空排気部6にフィードバックして制
御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は環境蘇生加速方法及び装
置に関し、詳しくは汚泥浄化方法および装置に関する。
特に本発明は微生物を利用した汚泥浄化方法および装置
に関する。また、本発明は公害防止や環境保全に関す
る。
置に関し、詳しくは汚泥浄化方法および装置に関する。
特に本発明は微生物を利用した汚泥浄化方法および装置
に関する。また、本発明は公害防止や環境保全に関す
る。
【0002】
【従来の技術】化石燃料を消費し、人工の爆発的な増大
を続けながら人類が現在の生活を継続拡大すること自体
が急速に窒素、硫黄、炭素の酸化物を生じてこれらの公
害物質を生成・堆積する上に、農牧地拡張や乱伐で森林
を破壊して公害化・環境悪化を一層加速している。
を続けながら人類が現在の生活を継続拡大すること自体
が急速に窒素、硫黄、炭素の酸化物を生じてこれらの公
害物質を生成・堆積する上に、農牧地拡張や乱伐で森林
を破壊して公害化・環境悪化を一層加速している。
【0003】加速的に悪化する環境を保全するために種
々の方策が講じられているが、それら方策のうち中心的
なのは汚泥処理、特に微生物を用いた生物学的汚泥処理
である。
々の方策が講じられているが、それら方策のうち中心的
なのは汚泥処理、特に微生物を用いた生物学的汚泥処理
である。
【0004】従来から実施されている生物学的処理技術
の内の汚泥処理としては、生分解性有機物を沈殿させた
活性汚泥中の好気性微生物へ強制的に空気を送り込んで
酸化を促進させ、積極的に腐敗分解する手法が知られて
いる。
の内の汚泥処理としては、生分解性有機物を沈殿させた
活性汚泥中の好気性微生物へ強制的に空気を送り込んで
酸化を促進させ、積極的に腐敗分解する手法が知られて
いる。
【0005】また、化学的な排煙脱硫、窒素酸化物処理
およびフロン対策による無害化の方法が行われている。
これらの方法は石炭、石油に含有される硫黄が燃焼し硫
黄酸化物を生じ、また、自動車の排ガスの窒素酸化物が
混じった酸性雨で作物や森林が枯れることに対する対策
である。さらに、排ガスは動物の呼気と同様に炭酸ガス
を含み、多量に排出されると生態系に影響を与えるだけ
でなく、いわゆる地球の温室化を招き地球環境を破壊す
ることが心配される。
およびフロン対策による無害化の方法が行われている。
これらの方法は石炭、石油に含有される硫黄が燃焼し硫
黄酸化物を生じ、また、自動車の排ガスの窒素酸化物が
混じった酸性雨で作物や森林が枯れることに対する対策
である。さらに、排ガスは動物の呼気と同様に炭酸ガス
を含み、多量に排出されると生態系に影響を与えるだけ
でなく、いわゆる地球の温室化を招き地球環境を破壊す
ることが心配される。
【0006】上述のような化学的な手法は、各対象別に
処理が異なる。すなわち、排煙脱硫では、アルカリの石
灰石、カセイソーダ、マグネシウムで中和させる方法が
主であり、これに活性炭吸着法が加わる。また、排煙脱
硝では、低窒素酸化物の場合は、微分炭炉内で中間生成
物にして燃焼させ、それ以上はゼオライト等の触媒とア
ンモニヤで還元する方法を採る。また、電子線を照射し
て脱硫・脱硝を図る方法もある。これは炭酸ガス対策に
も適用できる。
処理が異なる。すなわち、排煙脱硫では、アルカリの石
灰石、カセイソーダ、マグネシウムで中和させる方法が
主であり、これに活性炭吸着法が加わる。また、排煙脱
硝では、低窒素酸化物の場合は、微分炭炉内で中間生成
物にして燃焼させ、それ以上はゼオライト等の触媒とア
ンモニヤで還元する方法を採る。また、電子線を照射し
て脱硫・脱硝を図る方法もある。これは炭酸ガス対策に
も適用できる。
【0007】さらにまた、汚染有機物や硫黄、窒素、炭
素酸化物およびシアン化合物などの公害堆積物を入力
(供給)し、動植物を蘇生する有機物を合成する有益な
作用があることから有効微生物「EM」(Effect
ive Microorganisms)と称される、
光合成菌を主に、乳酸菌等を加えた混合物が既に存在
し、汚泥処理に使用されている。
素酸化物およびシアン化合物などの公害堆積物を入力
(供給)し、動植物を蘇生する有機物を合成する有益な
作用があることから有効微生物「EM」(Effect
ive Microorganisms)と称される、
光合成菌を主に、乳酸菌等を加えた混合物が既に存在
し、汚泥処理に使用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のEM以外の好気
性微生物で汚泥の処理に使用する生物学的方法は、好気
性すなわち動物同様に酸素を消費し、腐敗酸化物や有機
汚染物質を出力(放出)するため、組成とは逆方向の腐
敗分解を短期の内に一層加速し早める必要から、底部に
酸素を強制供給する機構と層を設ける必要がある。この
ため、連続稼働に伴い、腐敗分解物による臭気公害を生
じたり酸化物による装置の腐蝕を早めたりする。
性微生物で汚泥の処理に使用する生物学的方法は、好気
性すなわち動物同様に酸素を消費し、腐敗酸化物や有機
汚染物質を出力(放出)するため、組成とは逆方向の腐
敗分解を短期の内に一層加速し早める必要から、底部に
酸素を強制供給する機構と層を設ける必要がある。この
ため、連続稼働に伴い、腐敗分解物による臭気公害を生
じたり酸化物による装置の腐蝕を早めたりする。
【0009】この方法を実施すること自体が、結果的に
動物の生活共々公害発生に加担することになる。一方、
これらの生物学的処理とは対照的な物理化学的処理プラ
ントを継続して稼働させるためには莫大な電力等のエネ
ルギーの消費を伴い続ける。すなわち、この給電のため
に好ましくない大量の石油、石炭の消費を要するばかり
でなく、これに伴い燃焼ガスも発生し続け、所期の効果
を減殺することとなる。
動物の生活共々公害発生に加担することになる。一方、
これらの生物学的処理とは対照的な物理化学的処理プラ
ントを継続して稼働させるためには莫大な電力等のエネ
ルギーの消費を伴い続ける。すなわち、この給電のため
に好ましくない大量の石油、石炭の消費を要するばかり
でなく、これに伴い燃焼ガスも発生し続け、所期の効果
を減殺することとなる。
【0010】EM自体は生物を蘇生し、活性化する上
に、末期ガンや肝硬変等の難病の回復にも有効といわれ
ている位に医薬品ほどの安全さを以て農業や地域の生ゴ
ミ処理への活用がすでに展開されている。これらは生ゴ
ミ等に単にEMを適用し、自然放置するものであり、な
んら加速手段を講じたものではなく、効果の発現に長時
間を要する。
に、末期ガンや肝硬変等の難病の回復にも有効といわれ
ている位に医薬品ほどの安全さを以て農業や地域の生ゴ
ミ処理への活用がすでに展開されている。これらは生ゴ
ミ等に単にEMを適用し、自然放置するものであり、な
んら加速手段を講じたものではなく、効果の発現に長時
間を要する。
【0011】従って、単に汚泥や有害排出物を処理でき
ればよいのではなく、環境全体への負荷が極力少ないだ
けでなく、積極的に有効利用できる資源として再生させ
ることができ、環境生物の活性化を急速に達成できるシ
ステムの構築を図ることが望まれている。
ればよいのではなく、環境全体への負荷が極力少ないだ
けでなく、積極的に有効利用できる資源として再生させ
ることができ、環境生物の活性化を急速に達成できるシ
ステムの構築を図ることが望まれている。
【0012】また、コスト的に採用し易いものであり、
全地球規模で広範囲に採用されることによって環境に対
して強力に保全効果を発揮し得るものが望まれている。
全地球規模で広範囲に採用されることによって環境に対
して強力に保全効果を発揮し得るものが望まれている。
【0013】さらに、一度始動させた後は自生的に継続
し、動植物を蘇生する方向の有機物を合成し続けること
が可能な方法および装置が望まれている。
し、動植物を蘇生する方向の有機物を合成し続けること
が可能な方法および装置が望まれている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の第1の解決手段に従う環境蘇生加速方法
は下記工程を具備したことを特徴とする:環境内の区画
内に存在する、公害物質を含む処理物質に有効微生物を
施し、前記処理物質を嫌気性雰囲気に維持し、光および
電磁波を前記処理物質に照射して前記有効微生物を活性
化し、前記処理物質の物理的指標データを計測し、かつ
前記物理的指標データに基づいて光および電磁波の照射
ならびに嫌気性雰囲気の嫌気性レベルを制御し、それに
より前記有効微生物による主に嫌気性の発酵分解と光合
成の作用を加速して前記公害物質を動植物が利用し得る
有機物に転化させる。
めに、本発明の第1の解決手段に従う環境蘇生加速方法
は下記工程を具備したことを特徴とする:環境内の区画
内に存在する、公害物質を含む処理物質に有効微生物を
施し、前記処理物質を嫌気性雰囲気に維持し、光および
電磁波を前記処理物質に照射して前記有効微生物を活性
化し、前記処理物質の物理的指標データを計測し、かつ
前記物理的指標データに基づいて光および電磁波の照射
ならびに嫌気性雰囲気の嫌気性レベルを制御し、それに
より前記有効微生物による主に嫌気性の発酵分解と光合
成の作用を加速して前記公害物質を動植物が利用し得る
有機物に転化させる。
【0015】本発明の第2の解決手段に従う環境蘇生加
速方法は、前記第1の解決手段の方法において前記物理
的指標データは導電率、酸性度、湿度、直接拡大撮像お
よび断層画像から選ばれる一種以上のデータであること
を特徴とする。
速方法は、前記第1の解決手段の方法において前記物理
的指標データは導電率、酸性度、湿度、直接拡大撮像お
よび断層画像から選ばれる一種以上のデータであること
を特徴とする。
【0016】本発明の第3の解決手段に従う環境蘇生加
速方法は、前記第1または2の解決手段の方法におい
て、前記電磁波として高周波を使用することを特徴とす
る。
速方法は、前記第1または2の解決手段の方法におい
て、前記電磁波として高周波を使用することを特徴とす
る。
【0017】本発明の第4の解決手段に従う汚泥浄化加
速方法は下記工程を具備したことを特徴とする:環境内
の汚泥に有効微生物を施し、前記汚泥を嫌気性雰囲気に
維持し、光および電磁波を前記汚泥に照射して前記有効
微生物を活性化し、前記汚泥の物理的指標データを計測
し、前記物理的指標データに基づいて光および電磁波の
照射ならびに嫌気性雰囲気の嫌気性レベルを制御し、か
つそれにより前記有効微生物による主に嫌気性の発酵分
解と光合成の作用を加速して前記汚泥を動植物が利用し
得る状態に浄化する。
速方法は下記工程を具備したことを特徴とする:環境内
の汚泥に有効微生物を施し、前記汚泥を嫌気性雰囲気に
維持し、光および電磁波を前記汚泥に照射して前記有効
微生物を活性化し、前記汚泥の物理的指標データを計測
し、前記物理的指標データに基づいて光および電磁波の
照射ならびに嫌気性雰囲気の嫌気性レベルを制御し、か
つそれにより前記有効微生物による主に嫌気性の発酵分
解と光合成の作用を加速して前記汚泥を動植物が利用し
得る状態に浄化する。
【0018】本発明の第5の解決手段に従う汚泥浄化加
速方法は、前記第4の解決手段の方法において、前記物
理的指標データは導電率、酸性度、湿度、直接拡大撮像
および断層画像から選ばれる一種以上のデータであるこ
とを特徴とする。
速方法は、前記第4の解決手段の方法において、前記物
理的指標データは導電率、酸性度、湿度、直接拡大撮像
および断層画像から選ばれる一種以上のデータであるこ
とを特徴とする。
【0019】本発明の第6の解決手段に従う環境蘇生加
速方法は、前記第4または5の解決手段の方法におい
て、前記電磁波として高周波を使用することを特徴とす
る。
速方法は、前記第4または5の解決手段の方法におい
て、前記電磁波として高周波を使用することを特徴とす
る。
【0020】本発明の第7の解決手段に従う環境蘇生加
速装置は下記を具備したことを特徴とする:公害物質を
含む処理物質とこれに施された有効微生物とを収容する
ための物質処理区、前記物質処理区内に収容された前記
有効微生物の混在する前記処理物質にエネルギーを照射
するためのエネルギー放射部、前記エネルギー放射部に
エネルギーを伝達するためのエネルギー導入部、前記エ
ネルギー導入部を介して前記エネルギー放射部にエネル
ギーを供給するエネルギー供給部、前記エネルギー供給
部により駆動され、物質処理区画内を嫌気性雰囲気に維
持するための真空排気部、前記物質区画内の前記処理物
質中に埋設され該処理物質の状態を示す物理的指標デー
タを計測しデータ変換して信号を発生するための計測
部、および前記計測部からの信号を受け取り、該信号を
記録し、演算加工し、解析し、結果を表示するための記
録演算表示部。
速装置は下記を具備したことを特徴とする:公害物質を
含む処理物質とこれに施された有効微生物とを収容する
ための物質処理区、前記物質処理区内に収容された前記
有効微生物の混在する前記処理物質にエネルギーを照射
するためのエネルギー放射部、前記エネルギー放射部に
エネルギーを伝達するためのエネルギー導入部、前記エ
ネルギー導入部を介して前記エネルギー放射部にエネル
ギーを供給するエネルギー供給部、前記エネルギー供給
部により駆動され、物質処理区画内を嫌気性雰囲気に維
持するための真空排気部、前記物質区画内の前記処理物
質中に埋設され該処理物質の状態を示す物理的指標デー
タを計測しデータ変換して信号を発生するための計測
部、および前記計測部からの信号を受け取り、該信号を
記録し、演算加工し、解析し、結果を表示するための記
録演算表示部。
【0021】本発明の第8の解決手段に従う環境蘇生加
速装置は、前記第7の解決手段の装置において、前記記
録演算表示部は前記エネルギー供給部と前記真空排気部
とを前記計測部からの物理的指標データの解析結果に基
づいて制御することを特徴とする。
速装置は、前記第7の解決手段の装置において、前記記
録演算表示部は前記エネルギー供給部と前記真空排気部
とを前記計測部からの物理的指標データの解析結果に基
づいて制御することを特徴とする。
【0022】本発明の第9の解決手段に従う環境蘇生加
速装置は、前記第7の解決手段の装置において、前記計
測部は前記有効微生物を施した前記処理物質の導電率、
酸性度、湿度、直接拡大撮像および断層画像から選ばれ
る一種以上の物理的指標データを取得するための一種以
上のセンサーを有することを特徴とする。本発明の第1
0の解決手段に従う環境蘇生加速装置は、前記第7、8
または9の解決手段の装置において、前記電源発振部は
高周波発生手段および増幅手段を有することを特徴とす
る。
速装置は、前記第7の解決手段の装置において、前記計
測部は前記有効微生物を施した前記処理物質の導電率、
酸性度、湿度、直接拡大撮像および断層画像から選ばれ
る一種以上の物理的指標データを取得するための一種以
上のセンサーを有することを特徴とする。本発明の第1
0の解決手段に従う環境蘇生加速装置は、前記第7、8
または9の解決手段の装置において、前記電源発振部は
高周波発生手段および増幅手段を有することを特徴とす
る。
【0023】本発明の第11の解決手段に従う環境蘇生
加速装置は下記を具備したことを特徴とする:公害物質
を含む処理物質とこれに施された有効微生物とを収容す
るための物質処理区、前記物質処理区内に収容された前
記有効微生物の混在する前記処理物質に光を供給するた
めの光源、前記光源からの光を前記処理物質まで伝達す
るための導光手段、前記導光手段の末端に設けられ、前
記光源からの光を前記処理物質に照射するための散光
器、前記物質処理区内に収容された前記有効微生物の混
在する前記処理物質に電磁波を供給するための電源発振
部、前記電源発振部からの電磁波を前記処理物質に伝達
するための導波管、前記導波管の末端に設けられ、前記
電源発振部からの電磁波を前記処理物質に照射するため
の電磁波放射手段、前記電源発振部により駆動され、物
質処理区画内を嫌気性雰囲気に維持するための真空排気
部、前記物質区画内の前記処理物質中に埋設され該処理
物質の状態を示す物理的指標データを計測しデータ変換
して信号を発生するための計測部、および前記計測部か
らの信号を受け取り、該信号を記録し、演算加工し、解
析し、結果を表示するための記録演算表示部。
加速装置は下記を具備したことを特徴とする:公害物質
を含む処理物質とこれに施された有効微生物とを収容す
るための物質処理区、前記物質処理区内に収容された前
記有効微生物の混在する前記処理物質に光を供給するた
めの光源、前記光源からの光を前記処理物質まで伝達す
るための導光手段、前記導光手段の末端に設けられ、前
記光源からの光を前記処理物質に照射するための散光
器、前記物質処理区内に収容された前記有効微生物の混
在する前記処理物質に電磁波を供給するための電源発振
部、前記電源発振部からの電磁波を前記処理物質に伝達
するための導波管、前記導波管の末端に設けられ、前記
電源発振部からの電磁波を前記処理物質に照射するため
の電磁波放射手段、前記電源発振部により駆動され、物
質処理区画内を嫌気性雰囲気に維持するための真空排気
部、前記物質区画内の前記処理物質中に埋設され該処理
物質の状態を示す物理的指標データを計測しデータ変換
して信号を発生するための計測部、および前記計測部か
らの信号を受け取り、該信号を記録し、演算加工し、解
析し、結果を表示するための記録演算表示部。
【0024】本発明の第12の解決手段に従う環境蘇生
加速装置は、前記第11の解決手段の装置において、前
記記録演算表示部は前記光源と前記電源発振部と前記真
空排気部とを前記計測部からの物理的指標データの解析
結果に基づいて制御することを特徴とする。
加速装置は、前記第11の解決手段の装置において、前
記記録演算表示部は前記光源と前記電源発振部と前記真
空排気部とを前記計測部からの物理的指標データの解析
結果に基づいて制御することを特徴とする。
【0025】本発明の第13の解決手段に従う環境蘇生
加速装置は、前記第11または12の解決手段の装置に
おいて、前記計測部は前記有効微生物を施した前記処理
物質の導電率、酸性度、湿度、直接拡大撮像および断層
画像から選ばれる一種以上の物理的指標データを取得す
るための一種以上のセンサーを有することを特徴とす
る。
加速装置は、前記第11または12の解決手段の装置に
おいて、前記計測部は前記有効微生物を施した前記処理
物質の導電率、酸性度、湿度、直接拡大撮像および断層
画像から選ばれる一種以上の物理的指標データを取得す
るための一種以上のセンサーを有することを特徴とす
る。
【0026】本発明の第14の解決手段に従う環境蘇生
加速装置は、前記第11、12または13の解決手段の
装置において、前記電源発振部は高周波発生手段および
増幅手段を有することを特徴とする。
加速装置は、前記第11、12または13の解決手段の
装置において、前記電源発振部は高周波発生手段および
増幅手段を有することを特徴とする。
【0027】本発明の第15の解決手段に従う環境蘇生
加速装置は、前記第11、12、13または14の解決
手段の装置において、前記光源は太陽光を集光する手段
を有することを特徴とする。
加速装置は、前記第11、12、13または14の解決
手段の装置において、前記光源は太陽光を集光する手段
を有することを特徴とする。
【0028】本発明の第16の解決手段に従う環境蘇生
加速装置は、前記第11、12、13または14の解決
手段の装置において、前記光源は人工照明であることを
特徴とする。
加速装置は、前記第11、12、13または14の解決
手段の装置において、前記光源は人工照明であることを
特徴とする。
【0029】本発明の第17の解決手段に従う環境蘇生
加速装置は、請求項11、12、13、14、15また
は16に記載の装置において、前記真空排気部は真空ポ
ンプおよび真空計を有することを特徴とする。
加速装置は、請求項11、12、13、14、15また
は16に記載の装置において、前記真空排気部は真空ポ
ンプおよび真空計を有することを特徴とする。
【0030】本発明の第18の解決手段に従う汚泥処理
加速装置は下記を具備したことを特徴とする:公害物質
を含む汚泥とこれに施された有効微生物とを収容するた
めの物質処理区、前記物質処理区内に収容された前記有
効微生物の混在する前記汚泥に光を供給するための光
源、前記光源からの光を前記汚泥まで伝達するための導
光手段、前記導光手段の末端に設けられ、前記光源から
の光を前記汚泥に照射するための散光器、前記物質処理
区内に収容された前記有効微生物の混在する前記汚泥に
高周波を供給するための電源および高周波発振器、前記
高周波発振器からの高周波を前記処理物質に伝達するた
めの導波管、前記導波管の末端に設けられ、前記電源発
振部からの電磁波を前記処理物質に照射するための地中
アンテナ、前記電源発振部により駆動され、物質処理区
画内を嫌気性雰囲気に維持するための真空ポンプ、前記
物質区画内の前記処理物質中に埋設され該処理物質の状
態を示す物理的指標データを計測するセンサー、前記セ
ンサーからの信号をデータ変換して信号を発生するため
のデータ変換部、前記データ変換部からの信号を受け取
り、該信号を記録し、演算加工し、解析するためのコン
ピュータ、および前記コンピュータにより得られた結果
を表示するディスプレイ。
加速装置は下記を具備したことを特徴とする:公害物質
を含む汚泥とこれに施された有効微生物とを収容するた
めの物質処理区、前記物質処理区内に収容された前記有
効微生物の混在する前記汚泥に光を供給するための光
源、前記光源からの光を前記汚泥まで伝達するための導
光手段、前記導光手段の末端に設けられ、前記光源から
の光を前記汚泥に照射するための散光器、前記物質処理
区内に収容された前記有効微生物の混在する前記汚泥に
高周波を供給するための電源および高周波発振器、前記
高周波発振器からの高周波を前記処理物質に伝達するた
めの導波管、前記導波管の末端に設けられ、前記電源発
振部からの電磁波を前記処理物質に照射するための地中
アンテナ、前記電源発振部により駆動され、物質処理区
画内を嫌気性雰囲気に維持するための真空ポンプ、前記
物質区画内の前記処理物質中に埋設され該処理物質の状
態を示す物理的指標データを計測するセンサー、前記セ
ンサーからの信号をデータ変換して信号を発生するため
のデータ変換部、前記データ変換部からの信号を受け取
り、該信号を記録し、演算加工し、解析するためのコン
ピュータ、および前記コンピュータにより得られた結果
を表示するディスプレイ。
【0031】
【作用】本発明のシステムを稼働する下準備として、汚
染有機物や硫黄、窒素、炭素酸化物およびシアン化合物
等の公害堆積物を餌に動植物を蘇生させる有機物を合成
する有効微生物[EM]と称される光合成最近を主に酵
母菌、乳酸菌等を加えた混合物が既にあり、これを農薬
や酸性雨が濃縮した公害物質の堆積する土壌の深部や湖
沼等の汚泥に施す。この有効微生物を、公害物質の堆積
した土壌の深部や湖沼の底部などに施し、その効果を精
確に計量把握しながら、光と電磁波を用いて工業的に活
性、加速化する。
染有機物や硫黄、窒素、炭素酸化物およびシアン化合物
等の公害堆積物を餌に動植物を蘇生させる有機物を合成
する有効微生物[EM]と称される光合成最近を主に酵
母菌、乳酸菌等を加えた混合物が既にあり、これを農薬
や酸性雨が濃縮した公害物質の堆積する土壌の深部や湖
沼等の汚泥に施す。この有効微生物を、公害物質の堆積
した土壌の深部や湖沼の底部などに施し、その効果を精
確に計量把握しながら、光と電磁波を用いて工業的に活
性、加速化する。
【0032】本質的解決を図るには、上述のように、そ
れ自体が安全に生物を蘇生し活性化しつつ広範に展開で
きるものが望ましい。すなわち、太古の公害、有毒物質
が溢れている状況を地球自身が持つ浄化作用で克服した
歴史的な事例があり、その主体であった単細胞の光合成
菌であるシアノバクテリアや紅色細菌(赤菌)に乳酸菌
や酵母菌を加え、EMとして既に再登場させたものに、
後述の本発明のシステムの作用をもって毒物を蘇生物質
へ変換する手段を全世界規模で一斉に人海戦術で実施す
ることにより、以後も自生的に継続し、動植物を蘇生す
る方向の有機物を合成し続ける。これが、作物や森林を
増殖し活性化するのを強力に下支えしている。このた
め、地球全体規模での環境保全への有力な対策となり、
炭酸ガスの固定やオゾン層の補充を急速に実現できる。
れ自体が安全に生物を蘇生し活性化しつつ広範に展開で
きるものが望ましい。すなわち、太古の公害、有毒物質
が溢れている状況を地球自身が持つ浄化作用で克服した
歴史的な事例があり、その主体であった単細胞の光合成
菌であるシアノバクテリアや紅色細菌(赤菌)に乳酸菌
や酵母菌を加え、EMとして既に再登場させたものに、
後述の本発明のシステムの作用をもって毒物を蘇生物質
へ変換する手段を全世界規模で一斉に人海戦術で実施す
ることにより、以後も自生的に継続し、動植物を蘇生す
る方向の有機物を合成し続ける。これが、作物や森林を
増殖し活性化するのを強力に下支えしている。このた
め、地球全体規模での環境保全への有力な対策となり、
炭酸ガスの固定やオゾン層の補充を急速に実現できる。
【0033】本発明のシステムは、上述のような人類に
よる公害加速活動の累積的結果である土壌の農薬汚染、
湖沼や海の底の公害汚泥を濃縮した状態から、生物が蘇
生する向きに加速し脱却する手法に関するものである。
すなわち、本発明のシステムは、土壌の深部、故障や海
の底の活性汚泥等に堆積した炭素、窒素、硫黄の酸化物
および汚染有機物等の公害物質を入力栄養源とするEM
の増殖および発酵分解と光合成の作用を大規模工業的に
加速するものである。その結果、陸地の作物、森林や海
の藻、海藻にとっても不可欠な有機物を合成し、これら
が水陸植物の根幹部に供給されこれらの植物を増殖、活
性化することで全地球規模にわたって、効果的で莫大な
炭酸同化作用を生じさせる。究極的に短期間で一挙に炭
酸ガスを固定化し、また、他の公害物質を分解する。E
Mは、上述のように動物を蘇生させる方向に働くが、仮
に加速せずに自然放置したならば、土壌や湖、海の底の
深部への光、熱が不足しているため、これまでの地球上
の物質進化の道程に鑑みれば、数十億年の長期間を要す
る位になかなか効果が発揮されないであろうことが予想
される。そこで、地球上の隅々までの土壌の深部、湖沼
や海の底の活性汚泥に堆積した公害物質を分解し、さら
に除菌型発酵合成型と称される状態に急速に変革するた
め、同時並行的に本発明のシステムで加速することによ
り、土壌または活性汚泥を素早く熟成できる。
よる公害加速活動の累積的結果である土壌の農薬汚染、
湖沼や海の底の公害汚泥を濃縮した状態から、生物が蘇
生する向きに加速し脱却する手法に関するものである。
すなわち、本発明のシステムは、土壌の深部、故障や海
の底の活性汚泥等に堆積した炭素、窒素、硫黄の酸化物
および汚染有機物等の公害物質を入力栄養源とするEM
の増殖および発酵分解と光合成の作用を大規模工業的に
加速するものである。その結果、陸地の作物、森林や海
の藻、海藻にとっても不可欠な有機物を合成し、これら
が水陸植物の根幹部に供給されこれらの植物を増殖、活
性化することで全地球規模にわたって、効果的で莫大な
炭酸同化作用を生じさせる。究極的に短期間で一挙に炭
酸ガスを固定化し、また、他の公害物質を分解する。E
Mは、上述のように動物を蘇生させる方向に働くが、仮
に加速せずに自然放置したならば、土壌や湖、海の底の
深部への光、熱が不足しているため、これまでの地球上
の物質進化の道程に鑑みれば、数十億年の長期間を要す
る位になかなか効果が発揮されないであろうことが予想
される。そこで、地球上の隅々までの土壌の深部、湖沼
や海の底の活性汚泥に堆積した公害物質を分解し、さら
に除菌型発酵合成型と称される状態に急速に変革するた
め、同時並行的に本発明のシステムで加速することによ
り、土壌または活性汚泥を素早く熟成できる。
【0034】このため、50億人を超える人類の酸化作
用を一挙に還元する作用を担うものとなる。
用を一挙に還元する作用を担うものとなる。
【0035】
【実施例】添付図面を参照して本発明の汚泥処理システ
ムを詳細に説明する。
ムを詳細に説明する。
【0036】図1は本発明の環境保全加速システムの全
体概念ブロック図である。
体概念ブロック図である。
【0037】本発明の環境保全加速システムは、図1に
示す通り、土壌深部または湖沼、海の底に区画された物
質処理区画1は土壌深部または湖沼や海の底に設けら
れ、その内部には公害物質の堆積した土壌や汚泥のよう
な処理すべき物質(以下、処理物質という)2が堆積し
ている。地上には光や電磁波、高周波等の形のエネルギ
ーを供給するエネルギー供給部3が設けられており、エ
ネルギー導入部4を介して、処理物質2にエネルギーを
放射するためのエネルギー放射部5に接続している。物
質処理区画1内には真空排気部6が設けられており、該
区画内を嫌気性雰囲気に維持する。処理物質2中には計
測部7が埋設されている。計測部7は各種センサーを供
え、処理物質の状態を示す導電率、酸性度、温度、湿度
および直接拡大撮像、断層画像データ等の処理物質に関
する各種の指標データを計測する。また、計測された各
種指標データを信号に変換するデータ変換部を計測部内
に有し、信号を信号線8を介して記録演算表示部9へ送
る。記録演算表示部9は送られてきた信号を記録し、こ
れらのデータに演算を施して解析し結果を記録するとと
もに表示する。また、記録演算表示部9は得られた結果
をエネルギー供給部3および真空排気部6にフィードバ
ックしてエネルギー(光、電磁波の波長、強さ)および
真空度すなわち嫌気性レベルを制御する。そのために必
要とするエネルギーはエネルギー供給部3から供給す
る。エネルギー供給部3、エネルギー導入部4、エネル
ギー放射部5および真空排気部6は電磁放射と真空排気
の加速部10を形成しており、エネルギー放射部5から
放射された光や電磁波を照射された処理物質(模式的に
三角形12で影響を受けた領域を表す)中に混在する有
効微生物[EM]の生育が促進され土壌や汚泥中の腐敗
物質や公害物質の分解・有用有機物への転化が加速され
る。
示す通り、土壌深部または湖沼、海の底に区画された物
質処理区画1は土壌深部または湖沼や海の底に設けら
れ、その内部には公害物質の堆積した土壌や汚泥のよう
な処理すべき物質(以下、処理物質という)2が堆積し
ている。地上には光や電磁波、高周波等の形のエネルギ
ーを供給するエネルギー供給部3が設けられており、エ
ネルギー導入部4を介して、処理物質2にエネルギーを
放射するためのエネルギー放射部5に接続している。物
質処理区画1内には真空排気部6が設けられており、該
区画内を嫌気性雰囲気に維持する。処理物質2中には計
測部7が埋設されている。計測部7は各種センサーを供
え、処理物質の状態を示す導電率、酸性度、温度、湿度
および直接拡大撮像、断層画像データ等の処理物質に関
する各種の指標データを計測する。また、計測された各
種指標データを信号に変換するデータ変換部を計測部内
に有し、信号を信号線8を介して記録演算表示部9へ送
る。記録演算表示部9は送られてきた信号を記録し、こ
れらのデータに演算を施して解析し結果を記録するとと
もに表示する。また、記録演算表示部9は得られた結果
をエネルギー供給部3および真空排気部6にフィードバ
ックしてエネルギー(光、電磁波の波長、強さ)および
真空度すなわち嫌気性レベルを制御する。そのために必
要とするエネルギーはエネルギー供給部3から供給す
る。エネルギー供給部3、エネルギー導入部4、エネル
ギー放射部5および真空排気部6は電磁放射と真空排気
の加速部10を形成しており、エネルギー放射部5から
放射された光や電磁波を照射された処理物質(模式的に
三角形12で影響を受けた領域を表す)中に混在する有
効微生物[EM]の生育が促進され土壌や汚泥中の腐敗
物質や公害物質の分解・有用有機物への転化が加速され
る。
【0038】図2および図3はそれぞれ図1の各部の詳
細を示すブロック図である。すなわち、図2は加速部1
0とエネルギー供給部3、エネルギー導入部4、エネル
ギー放射部5、真空排気部6の詳細を示す。加速部10
は[EM]の有機的な活動状況のマクロな効果を促す加
速条件を実験計画法的に変更することを可能にするもの
である。図2に示すように、加速部10はエネルギー供
給部3として光源13と電源発振部14とを備える。光
源13は昼間太陽光を利用する昼間太陽光普及型光源1
3Aまたは楕円反射鏡を用いた常時光源型光源13Bを
使用することができる。光源13Aは太陽光を集光する
のに適した任意の形状の集光部を有する。光源13Bと
して使用される楕円反射鏡は回転楕円体の一方の焦点に
白熱灯や蛍光灯15などを置き、他方の焦点に光ファイ
バのような光伝達部材16を置いたものである。これら
の光源13Aと13Bはいずれか一方を使用してもよい
が、双方を同時に使用して太陽光が不十分なときに光源
13Bで補充するようにするのが好ましい。昼間太陽普
及型光源光13Aからの光は内側に反射面を有する導光
筒17内を伝搬してその末端部に設けられた散光器18
から出射して土壌や汚泥を照射する。また、常時光源型
光源13Bからの光は上述の他方の焦点に置かれた光フ
ァイバ16の先端部16Aから入射し、同光ファイバ1
6を伝搬してその末端部に接続された散光器18から出
射して土壌や汚泥を照射する。供給部3(光源13Aお
よび/または13B)からの光は土壌や汚泥を照射して
その中に混在する[EM]による光合成を促進しCO2
の固定を促進するとともに動植物の生育に有用なグルコ
ース、スクロース、でんぷん等の有機物の生成を促進す
る。また、土壌や汚泥中の腐敗物質や公害物質の分解・
有用有機物への転化を加速する。
細を示すブロック図である。すなわち、図2は加速部1
0とエネルギー供給部3、エネルギー導入部4、エネル
ギー放射部5、真空排気部6の詳細を示す。加速部10
は[EM]の有機的な活動状況のマクロな効果を促す加
速条件を実験計画法的に変更することを可能にするもの
である。図2に示すように、加速部10はエネルギー供
給部3として光源13と電源発振部14とを備える。光
源13は昼間太陽光を利用する昼間太陽光普及型光源1
3Aまたは楕円反射鏡を用いた常時光源型光源13Bを
使用することができる。光源13Aは太陽光を集光する
のに適した任意の形状の集光部を有する。光源13Bと
して使用される楕円反射鏡は回転楕円体の一方の焦点に
白熱灯や蛍光灯15などを置き、他方の焦点に光ファイ
バのような光伝達部材16を置いたものである。これら
の光源13Aと13Bはいずれか一方を使用してもよい
が、双方を同時に使用して太陽光が不十分なときに光源
13Bで補充するようにするのが好ましい。昼間太陽普
及型光源光13Aからの光は内側に反射面を有する導光
筒17内を伝搬してその末端部に設けられた散光器18
から出射して土壌や汚泥を照射する。また、常時光源型
光源13Bからの光は上述の他方の焦点に置かれた光フ
ァイバ16の先端部16Aから入射し、同光ファイバ1
6を伝搬してその末端部に接続された散光器18から出
射して土壌や汚泥を照射する。供給部3(光源13Aお
よび/または13B)からの光は土壌や汚泥を照射して
その中に混在する[EM]による光合成を促進しCO2
の固定を促進するとともに動植物の生育に有用なグルコ
ース、スクロース、でんぷん等の有機物の生成を促進す
る。また、土壌や汚泥中の腐敗物質や公害物質の分解・
有用有機物への転化を加速する。
【0039】一方、電源発振部14は図示しない導線を
介して各部に必要な交流と直流の電力を供給し、また増
幅発振器等を備え、信号を制御する。電源発振部14は
高周波発振器19を備え、高周波を発振、増幅する。こ
の高周波は導波管20を導かれて処理物質2としての土
壌または汚泥中に埋設された地中アンテナ21から放射
され、土壌または汚泥を加熱する。この加熱により[E
M]の生育に適した温度環境がもたらされ、処理物質2
中の腐敗物質や公害物質の分解・転化が加速される。こ
の腐敗物質や公害物質の分解・転化に伴って発生するC
O2は上述の[EM]による光合成で消費されるので、
環境中に放出されて地球温暖化の原因となる物質を増や
す心配がない。なお、光合成により発生する酸素は真空
排気部6の真空ポンプ22により地上へ排出され、物質
処理区画1内の嫌気性レベルが維持される。この嫌気性
レベルは真空排気部6に設けられた真空計23によりモ
ニタされ、そのデータが後述の記録演算表示部9に送ら
れ、あらかじめ設定された手順に従い自動的にまたは人
の判断によりマニュアルで送られる記録演算表示部9か
らの信号により適宜制御される。
介して各部に必要な交流と直流の電力を供給し、また増
幅発振器等を備え、信号を制御する。電源発振部14は
高周波発振器19を備え、高周波を発振、増幅する。こ
の高周波は導波管20を導かれて処理物質2としての土
壌または汚泥中に埋設された地中アンテナ21から放射
され、土壌または汚泥を加熱する。この加熱により[E
M]の生育に適した温度環境がもたらされ、処理物質2
中の腐敗物質や公害物質の分解・転化が加速される。こ
の腐敗物質や公害物質の分解・転化に伴って発生するC
O2は上述の[EM]による光合成で消費されるので、
環境中に放出されて地球温暖化の原因となる物質を増や
す心配がない。なお、光合成により発生する酸素は真空
排気部6の真空ポンプ22により地上へ排出され、物質
処理区画1内の嫌気性レベルが維持される。この嫌気性
レベルは真空排気部6に設けられた真空計23によりモ
ニタされ、そのデータが後述の記録演算表示部9に送ら
れ、あらかじめ設定された手順に従い自動的にまたは人
の判断によりマニュアルで送られる記録演算表示部9か
らの信号により適宜制御される。
【0040】物質処理区画1は典型的には箱形の躯体で
あり、躯体壁24はその一部24A、24Bに光ファイ
バ16、導光筒17、導波管20、真空ポンプ22のパ
イプ、真空計23のパイプを気密に通す貫通孔をそれぞ
れ形成してある。これらの貫通孔の位置は適宜に選ぶこ
とができる。躯体壁24はコンクリート、ステンレスス
チール、セラミック等の強度と耐久性を有する適宜の材
料で構成することができる。また、躯体壁24は図2の
下方の面24Cを省略して一面のみ解放させた形でもよ
い。流動性の高い汚泥を処理する場合は、躯体壁24に
汚泥の導入口25および導出口26を設け、パイプライ
ン27等で未処理汚泥を送り導入口25から物質処理区
画1内に導入し、処理済みの改善された汚泥を導出口2
6よりパイプライン27で送出するようにしてもよい。
必要に応じ、物質処理区画内に撹拌装置(図示しない)
を設けて汚泥を撹拌してもよい。必要な電力は電源発振
部より供給する。
あり、躯体壁24はその一部24A、24Bに光ファイ
バ16、導光筒17、導波管20、真空ポンプ22のパ
イプ、真空計23のパイプを気密に通す貫通孔をそれぞ
れ形成してある。これらの貫通孔の位置は適宜に選ぶこ
とができる。躯体壁24はコンクリート、ステンレスス
チール、セラミック等の強度と耐久性を有する適宜の材
料で構成することができる。また、躯体壁24は図2の
下方の面24Cを省略して一面のみ解放させた形でもよ
い。流動性の高い汚泥を処理する場合は、躯体壁24に
汚泥の導入口25および導出口26を設け、パイプライ
ン27等で未処理汚泥を送り導入口25から物質処理区
画1内に導入し、処理済みの改善された汚泥を導出口2
6よりパイプライン27で送出するようにしてもよい。
必要に応じ、物質処理区画内に撹拌装置(図示しない)
を設けて汚泥を撹拌してもよい。必要な電力は電源発振
部より供給する。
【0041】物質処理区画1内の処理物質2中に埋設さ
れた計測部7は、図3に示すように、センサー群28と
データ変換部29を備えている。センサー群28は例え
ば温度・湿度センサー28A、導電率・酸性度センサー
28B、拡大画像・断層図カメラ28C、硝酸・カリウ
ムイオンセンサー28Dを含み、これらのセンサーで検
知した導電率、酸性度、温度および湿度並びに直接拡大
撮像および断層画像データ等の環境指標データ出力をデ
ータ変換部29へ送り、データ変換部29でデータ変換
して信号として出力し記録演算表示部9へ送る。これら
のセンサーは光学、電磁気学、真空技術を駆使した公知
の各種センサーを使用することができる。各指標毎に独
立のセンサーを用いてもよい。複数のセンサーを用いて
適当な箇所に分散設置するのが望ましい。記録演算表示
部9はパーソナルコンピュータ、ワークステーション等
のコンピュータ30とディスプレイ31を内蔵してお
り、送られてきた各指標データを記録し、演算加工し、
さらにそれらを解析し表示する。すなわち、現状と正確
に対応付けた物理的な指標である導電率、酸性度、温度
および湿度並びに直接拡大撮像および断層画像データ等
の環境指標データにより、土壌の深部等の公害汚染され
た箇所への上述のような加速された[EM]の効果で、
公害汚染物質が究極の除菌発酵合成型と称する動物、植
物が蘇生する状態に変革・熟成されたかどうか、つまり
加速の効果をオンラインで自動的に継続して定量的に把
握する。この分析結果を参照して電磁波放射と真空排気
の加速部では光と電磁波の波長および強さ並びに物質処
理区画内の真空度すなわち嫌気性レベルを制御し出力す
る。そのために必要なエネルギーは電源発振部から供給
される。なお、あらかじめ実験プラントで運転したデー
タを記録表示部9のコンピュータ30に入力しておき、
コンピュータ30に格納されているプログラムソフトに
より、この参照データと実施個所で大規模工業的に加速
した結果得られるデータとを比較して光、電磁波、嫌気
性レベル等を自動的に制御するようにしてもよい。この
プログラムソフトは大規模工業的実施のデータを逐次参
照データに反映させてより精密な制御が可能となるもの
である。また、場合によって、キーボード(図示しな
い)入力やデータ通信等によりコンピュータに指令を入
力して制御することも可能である。
れた計測部7は、図3に示すように、センサー群28と
データ変換部29を備えている。センサー群28は例え
ば温度・湿度センサー28A、導電率・酸性度センサー
28B、拡大画像・断層図カメラ28C、硝酸・カリウ
ムイオンセンサー28Dを含み、これらのセンサーで検
知した導電率、酸性度、温度および湿度並びに直接拡大
撮像および断層画像データ等の環境指標データ出力をデ
ータ変換部29へ送り、データ変換部29でデータ変換
して信号として出力し記録演算表示部9へ送る。これら
のセンサーは光学、電磁気学、真空技術を駆使した公知
の各種センサーを使用することができる。各指標毎に独
立のセンサーを用いてもよい。複数のセンサーを用いて
適当な箇所に分散設置するのが望ましい。記録演算表示
部9はパーソナルコンピュータ、ワークステーション等
のコンピュータ30とディスプレイ31を内蔵してお
り、送られてきた各指標データを記録し、演算加工し、
さらにそれらを解析し表示する。すなわち、現状と正確
に対応付けた物理的な指標である導電率、酸性度、温度
および湿度並びに直接拡大撮像および断層画像データ等
の環境指標データにより、土壌の深部等の公害汚染され
た箇所への上述のような加速された[EM]の効果で、
公害汚染物質が究極の除菌発酵合成型と称する動物、植
物が蘇生する状態に変革・熟成されたかどうか、つまり
加速の効果をオンラインで自動的に継続して定量的に把
握する。この分析結果を参照して電磁波放射と真空排気
の加速部では光と電磁波の波長および強さ並びに物質処
理区画内の真空度すなわち嫌気性レベルを制御し出力す
る。そのために必要なエネルギーは電源発振部から供給
される。なお、あらかじめ実験プラントで運転したデー
タを記録表示部9のコンピュータ30に入力しておき、
コンピュータ30に格納されているプログラムソフトに
より、この参照データと実施個所で大規模工業的に加速
した結果得られるデータとを比較して光、電磁波、嫌気
性レベル等を自動的に制御するようにしてもよい。この
プログラムソフトは大規模工業的実施のデータを逐次参
照データに反映させてより精密な制御が可能となるもの
である。また、場合によって、キーボード(図示しな
い)入力やデータ通信等によりコンピュータに指令を入
力して制御することも可能である。
【0042】上述のように、本発明の方法および装置に
おいては、土壌深部や湖沼底・海底等に存在する公害汚
染物質に[EM]を施し、光源13、光伝達部材16、
導光筒17、散光器18を含む導光システム32と、電
源発振部14、導波管20、地中アンテナ21を含む電
磁波加熱機構33とにより光と高周波エネルギー等の電
磁波放射エネルギーを[EM]が混在する処理物質に照
射して主に嫌気性の発酵分解と光合成作用を工業的に加
速するものである。
おいては、土壌深部や湖沼底・海底等に存在する公害汚
染物質に[EM]を施し、光源13、光伝達部材16、
導光筒17、散光器18を含む導光システム32と、電
源発振部14、導波管20、地中アンテナ21を含む電
磁波加熱機構33とにより光と高周波エネルギー等の電
磁波放射エネルギーを[EM]が混在する処理物質に照
射して主に嫌気性の発酵分解と光合成作用を工業的に加
速するものである。
【0043】
【発明の効果】本発明のシステムは、上述のEMを施し
た土壌中や固定の現場である活性汚泥中の公害物質を発
酵合成し有用有機物に変換する作用を大規模工業的に加
速する。このシステムを土壌の深部に適用すれば、農作
物や森林の急速な増殖とその継続的活性化に対する根本
的な下支えを担う。このため、究極的に炭酸ガスの固定
化やオゾン層を補充して環境を保全する。また、湖や海
の底に適用すると、藻、海藻を、上述の陸上植物と同様
に大量増殖、活性化し、公害汚染物質の大半を吸収分解
し酸化物を固定化するため魚介類が増殖活性化し蘇生す
る。これらは、水陸併せて食糧増産、および公害防止と
環境保全に大きく貢献する。
た土壌中や固定の現場である活性汚泥中の公害物質を発
酵合成し有用有機物に変換する作用を大規模工業的に加
速する。このシステムを土壌の深部に適用すれば、農作
物や森林の急速な増殖とその継続的活性化に対する根本
的な下支えを担う。このため、究極的に炭酸ガスの固定
化やオゾン層を補充して環境を保全する。また、湖や海
の底に適用すると、藻、海藻を、上述の陸上植物と同様
に大量増殖、活性化し、公害汚染物質の大半を吸収分解
し酸化物を固定化するため魚介類が増殖活性化し蘇生す
る。これらは、水陸併せて食糧増産、および公害防止と
環境保全に大きく貢献する。
【0044】本発明のシステムは、EMが土壌中や活性
汚泥中の公害物質を発酵分解するとともに光合成し、有
用な有機物に変換する作用を大規模工業的に加速するも
のであり、次の(1)ないし(4)の方面へ大きく貢献
する。
汚泥中の公害物質を発酵分解するとともに光合成し、有
用な有機物に変換する作用を大規模工業的に加速するも
のであり、次の(1)ないし(4)の方面へ大きく貢献
する。
【0045】(1)究極的に食糧増産並びに炭酸ガスの
固定やオゾン層の復元を目指し、地下のEMの効果を加
速することにより、農作物や森林を、また、海では海
藻、藻を大量増殖し活性化するため、その光合成作用を
強力に下支えする。
固定やオゾン層の復元を目指し、地下のEMの効果を加
速することにより、農作物や森林を、また、海では海
藻、藻を大量増殖し活性化するため、その光合成作用を
強力に下支えする。
【0046】(2)有害酸化物を還元するため、公害防
止や環境保全に有効である。
止や環境保全に有効である。
【0047】(3)あらゆる実施場所の面積、人員の規
模に合わせて適用できるように簡易型から大規模プラン
ト型まで各種の形態を採り得る。このため、全地球規模
での一斉民間実施が可能となる。
模に合わせて適用できるように簡易型から大規模プラン
ト型まで各種の形態を採り得る。このため、全地球規模
での一斉民間実施が可能となる。
【0048】(4)本発明のシステムで局部的に通電し
加速した後は、自生的に遠赤外線を出し、継続展開して
全般に及び、土壌中で発酵型分解が加速されて無臭の内
に動植物を蘇生する有機物を合成し続ける。このため、
当初に短期間運転で本発明のシステムを一度適用すれば
済むため、現在の集中浄化槽プラント等の運転において
必須とされる電力、エネルギーを必要とせず、大幅な省
電力、省エネルギー化が図れる。
加速した後は、自生的に遠赤外線を出し、継続展開して
全般に及び、土壌中で発酵型分解が加速されて無臭の内
に動植物を蘇生する有機物を合成し続ける。このため、
当初に短期間運転で本発明のシステムを一度適用すれば
済むため、現在の集中浄化槽プラント等の運転において
必須とされる電力、エネルギーを必要とせず、大幅な省
電力、省エネルギー化が図れる。
【図1】本発明の汚泥処理システムの全体概念図であ
る。
る。
【図2】本発明の汚泥浄化加速装置の加速部の詳細を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】本発明の汚泥浄化加速装置の計測部および記録
演算表示部の詳細を示すブロック図である。
演算表示部の詳細を示すブロック図である。
1 物質処理区画 2 処理物質 3 エネルギー供給部 4 エネルギー導入部 5 エネルギー放射部 6 真空排気部 7 計測部 8 信号線 9 記録演算表示部 10 加速部 11 直接影響領域 12 波及領域 13 光源 13A 昼間太陽光普及型光源 13B 常時光源型光源 14 電源発振部 15 白熱灯または蛍光灯 16 光伝達部材(光ファイバ) 16A 先端部 17 導光筒 18 散光器 19 高周波発振器 20 導波管 21 地中アンテナ 22 真空ポンプ 23 真空計 24 躯体壁 24A,24B 躯体壁の部分 25 導入口 26 導出口 27 パイプライン 28 センサー群 28A 温度・湿度センサー 28B 導電率・酸性度センサー 28C 拡大画像・断層図センサー(撮像管) 28D 硝酸・カリウムイオンセンサー 29 データ変換部 30 コンピュータ 31 ディスプレイ 32 導光システム 33 電磁波加熱機構
Claims (18)
- 【請求項1】 下記工程を具備したことを特徴とする環
境蘇生加速方法:環境内の区画内に存在する、公害物質
を含む処理物質に有効微生物を施し、 前記処理物質を嫌気性雰囲気に維持し、 光および電磁波を前記処理物質に照射して前記有効微生
物を活性化し、 前記処理物質の物理的指標データを計測し、かつ前記物
理的指標データに基づいて光および電磁波の照射ならび
に嫌気性雰囲気の嫌気性レベルを制御し、 それにより前記有効微生物による主に嫌気性の発酵分解
と光合成の作用を加速して前記公害物質を動植物が利用
し得る有機物に転化させる。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記物
理的指標データは導電率、酸性度、湿度、直接拡大撮像
および断層画像から選ばれる一種以上のデータであるこ
とを特徴とする環境蘇生加速方法。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法におい
て、前記電磁波として高周波を使用することを特徴とす
る環境蘇生加速方法。 - 【請求項4】 下記工程を具備したことを特徴とする汚
泥浄化加速方法:環境内の汚泥に有効微生物を施し、 前記汚泥を嫌気性雰囲気に維持し、 光および電磁波を前記汚泥に照射して前記有効微生物を
活性化し、 前記汚泥の物理的指標データを計測し、 前記物理的指標データに基づいて光および電磁波の照射
ならびに嫌気性雰囲気の嫌気性レベルを制御し、かつそ
れにより前記有効微生物による主に嫌気性の発酵分解と
光合成の作用を加速して前記汚泥を動植物が利用し得る
状態に浄化する。 - 【請求項5】 請求項4に記載の方法において、前記物
理的指標データは導電率、酸性度、湿度、直接拡大撮像
および断層画像から選ばれる一種以上のデータであるこ
とを特徴とする汚泥浄化加速方法。 - 【請求項6】 請求項4または5に記載の方法におい
て、前記電磁波として高周波を使用することを特徴とす
る汚泥浄化加速方法。 - 【請求項7】 下記を具備したことを特徴とする環境蘇
生加速装置:公害物質を含む処理物質とこれに施された
有効微生物とを収容するための物質処理区、 前記物質処理区内に収容された前記有効微生物の混在す
る前記処理物質にエネルギーを照射するためのエネルギ
ー放射部、 前記エネルギー放射部にエネルギーを伝達するためのエ
ネルギー導入部、 前記エネルギー導入部を介して前記エネルギー放射部に
エネルギーを供給するエネルギー供給部、 前記エネルギー供給部により駆動され、物質処理区画内
を嫌気性雰囲気に維持するための真空排気部、 前記物質区画内の前記処理物質中に埋設され該処理物質
の状態を示す物理的指標データを計測しデータ変換して
信号を発生するための計測部、および前記計測部からの
信号を受け取り、該信号を記録し、演算加工し、解析
し、結果を表示するための記録演算表示部。 - 【請求項8】 請求項7に記載の装置において、前記記
録演算表示部は前記エネルギー供給部と前記真空排気部
とを前記計測部からの物理的指標データの解析結果に基
づいて制御することを特徴とする環境蘇生加速装置。 - 【請求項9】 請求項7に記載の装置において、前記計
測部は前記有効微生物を施した前記処理物質の導電率、
酸性度、湿度、直接拡大撮像および断層画像から選ばれ
る一種以上の物理的指標データを取得するための一種以
上のセンサーを有することを特徴とする環境蘇生加速装
置。 - 【請求項10】 請求項7、8または9に記載の装置に
おいて、前記電源発振部は高周波発生手段および増幅手
段を有することを特徴とする環境蘇生加速装置。 - 【請求項11】 下記を具備したことを特徴とする環境
蘇生加速装置:公害物質を含む処理物質とこれに施され
た有効微生物とを収容するための物質処理区、 前記物質処理区内に収容された前記有効微生物の混在す
る前記処理物質に光を供給するための光源、 前記光源からの光を前記処理物質まで伝達するための導
光手段、 前記導光手段の末端に設けられ、前記光源からの光を前
記処理物質に照射するための散光器、 前記物質処理区内に収容された前記有効微生物の混在す
る前記処理物質に電磁波を供給するための電源発振部、 前記電源発振部からの電磁波を前記処理物質に伝達する
ための導波管、 前記導波管の末端に設けられ、前記電源発振部からの電
磁波を前記処理物質に照射するための電磁波放射手段、 前記電源発振部により駆動され、物質処理区画内を嫌気
性雰囲気に維持するための真空排気部、 前記物質区画内の前記処理物質中に埋設され該処理物質
の状態を示す物理的指標データを計測しデータ変換して
信号を発生するための計測部、および前記計測部からの
信号を受け取り、該信号を記録し、演算加工し、解析
し、結果を表示するための記録演算表示部。 - 【請求項12】 請求項11に記載の装置において、前
記記録演算表示部は前記光源と前記電源発振部と前記真
空排気部とを前記計測部からの物理的指標データの解析
結果に基づいて制御することを特徴とする環境蘇生加速
装置。 - 【請求項13】 請求項11または12に記載の装置に
おいて、前記計測部は前記有効微生物を施した前記処理
物質の導電率、酸性度、湿度、直接拡大撮像および断層
画像から選ばれる一種以上の物理的指標データを取得す
るための一種以上のセンサーを有することを特徴とする
環境蘇生加速装置。 - 【請求項14】 請求項11、12または13に記載の
装置において、前記電源発振部は高周波発生手段および
増幅手段を有することを特徴とする環境蘇生加速装置。 - 【請求項15】 請求項11、12、13または14に
記載の装置において、前記光源は太陽光を集光する手段
を有することを特徴とする環境蘇生加速装置。 - 【請求項16】 請求項11、12、13または14に
記載の装置において、前記光源は人工照明であることを
特徴とする環境蘇生加速装置。 - 【請求項17】 請求項11、12、13、14、15
または16に記載の装置において、前記真空排気部は真
空ポンプおよび真空計を有することを特徴とする環境蘇
生加速装置。 - 【請求項18】 下記を具備したことを特徴とする汚泥
処理加速装置:公害物質を含む汚泥とこれに施された有
効微生物とを収容するための物質処理区、 前記物質処理区内に収容された前記有効微生物の混在す
る前記汚泥に光を供給するための光源、 前記光源からの光を前記汚泥まで伝達するための導光手
段、 前記導光手段の末端に設けられ、前記光源からの光を前
記汚泥に照射するための散光器、 前記物質処理区内に収容された前記有効微生物の混在す
る前記汚泥に高周波を供給するための電源および高周波
発振器、 前記高周波発振器からの高周波を前記処理物質に伝達す
るための導波管、 前記導波管の末端に設けられ、前記電源発振部からの電
磁波を前記処理物質に照射するための地中アンテナ、 前記電源発振部により駆動され、物質処理区画内を嫌気
性雰囲気に維持するための真空ポンプ、 前記物質区画内の前記処理物質中に埋設され該処理物質
の状態を示す物理的指標データを計測するセンサー、 前記センサーからの信号をデータ変換して信号を発生す
るためのデータ変換部、 前記データ変換部からの信号を受け取り、該信号を記録
し、演算加工し、解析するためのコンピュータ、および
前記コンピュータにより得られた結果を表示するディス
プレイ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22127194A JP2949211B2 (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 環境蘇生加速方法および装置 |
US08/528,414 US5714058A (en) | 1994-09-16 | 1995-09-14 | Apparatus for accelerating revival of environment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22127194A JP2949211B2 (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 環境蘇生加速方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0884983A true JPH0884983A (ja) | 1996-04-02 |
JP2949211B2 JP2949211B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=16764166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22127194A Expired - Lifetime JP2949211B2 (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 環境蘇生加速方法および装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5714058A (ja) |
JP (1) | JP2949211B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100439742B1 (ko) * | 2000-11-29 | 2004-07-12 | 주식회사 드림바이오스 | 토양 공극의 미세공기압 자동조절 방식에 의한 유류 및유기물 오염토양의 지상 고층야적식 정화방법 및 그 장치 |
KR100734438B1 (ko) * | 2005-10-05 | 2007-07-03 | 이해성 | 토양용 산소발생장치 |
JP2008062154A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Kumagai Gumi Co Ltd | 汚染源の浄化システム |
JP5550780B2 (ja) * | 2011-02-28 | 2014-07-16 | 滋 片寄 | 家庭用浄化槽における一次処理方法 |
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JP2007196231A (ja) * | 2007-05-14 | 2007-08-09 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 汚泥処理方法 |
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-
1994
- 1994-09-16 JP JP22127194A patent/JP2949211B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-09-14 US US08/528,414 patent/US5714058A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2949211B2 (ja) | 1999-09-13 |
US5714058A (en) | 1998-02-03 |
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