JPH0884507A - ロータリ耕耘装置による耕耘方法 - Google Patents
ロータリ耕耘装置による耕耘方法Info
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- JPH0884507A JPH0884507A JP22148694A JP22148694A JPH0884507A JP H0884507 A JPH0884507 A JP H0884507A JP 22148694 A JP22148694 A JP 22148694A JP 22148694 A JP22148694 A JP 22148694A JP H0884507 A JPH0884507 A JP H0884507A
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Abstract
効率の良い耕耘方法を提供する。 【構成】 ロータリ耕耘装置の耕耘爪軸12に対して直
角方向の同一平面に複数本の耕耘爪13を設けて複数列
配置し、それぞれの列の各耕耘爪を左または右に湾曲さ
せて、互いに向かい合う耕耘爪の先端の間隔を大きく開
けて耕耘すると共に、所定の耕耘爪列と耕耘爪列の間に
は切断刃17を設けて土塊を切断しながら耕耘し、前記
耕耘爪列の耕耘作用幅の合計がロータリ耕耘装置の耕耘
作用幅の70〜90パーセントで耕耘するように構成し
た。
Description
作業速度を速くできる耕耘方法に関する。
ータリ耕耘装置は、耕耘爪軸をチェーンケースとサイド
サポートの下部の間に横架して、該耕耘爪軸の外周に多
数の耕耘爪を植設して、該耕耘爪軸を回転させて耕耘作
業を行う。この耕耘爪軸に耕耘爪を固定する構成として
は、耕耘爪軸の外周上において、螺旋状に爪ホルダーを
所定間隔を開けて突設し、該爪ホルダーに耕耘爪を右向
きまたは左向きに湾曲方向を変えて装着し、未耕耘部分
ができないように、耕耘爪と耕耘爪の間の幅方向の間隔
をできるだけ小さくして装着しており、ロータリ耕耘装
置の耕耘幅内では、耕耘爪による未作用領域がないよう
にしていた。
タリ耕耘装置では、未耕耘部分ができないようにするた
めに、耕耘爪軸上には多数の耕耘爪を装着しなければな
らず、重量が増加するばかりでなく、耕耘爪が多いの
で、土壌に切り込む時の耕耘抵抗も大きくなり、ロータ
リを回転させるための駆動力も大きくする必要があっ
た。また、作業を早く終わらせるために、耕耘作業時の
走行速度を上げれば、耕耘ピッチが粗くなり土塊が大き
くなり過ぎることがあり、これを防止するためにロータ
リの回転速度を上げると、負荷が大きくなり、耕耘速度
を速めるには限界があったのである。そこで、本発明
は、ロータリ耕耘装置の耕耘爪の取付構成を改良して、
耕耘爪軸の回転数は従来のままでも、走行速度を上げら
れ良好な耕耘作業ができる耕耘方法を提供しようとする
のである。
に本発明は、ロータリ耕耘装置の耕耘爪軸に対して直角
方向の同一平面に複数本の耕耘爪を設けて複数列配置
し、それぞれの列の各耕耘爪を左または右に湾曲させ
て、互いに向かい合う耕耘爪の先端の間隔を大きく開け
て耕耘すると共に、所定の耕耘爪列と耕耘爪列の間には
切断刃を設けて土塊を切断しながら耕耘し、前記耕耘爪
列の耕耘作用幅の合計がロータリ耕耘装置の耕耘作用幅
の70〜90パーセントで耕耘するようにした。
耘幅のロータリ耕耘装置であっても、耕耘爪の取付本数
が少なくなって、重量が減少し、しかも、耕耘爪が直接
作用する幅も狭くなり、耕耘抵抗が小さくなって従来よ
りも高速で耕耘できることになる。そして、耕耘爪の湾
曲方向が同一平面で左右方向にあり、また、直接切り込
まない土壌の部分であっても耕耘爪による反転した時の
力が伝わり、反転されて、土壌は均平に耕耘される。
くであり、次に添付の図面に示した本発明の一実施例を
説明する。図1はロータリ耕耘装置の側面図、図2は同
じく平面図一部断面図、図3は耕耘爪軸の展開図、図4
は耕耘爪軸に装着する耕耘爪列の幅を変更した実施例の
平面図一部断面図、図5は一列に6本耕耘爪を配設する
ロータリの側面図、図6は一列に4本耕耘爪を配設する
ロータリの後面図、図7は同じく側面図である。
ータリ耕耘装置の実施例について図1、図2より説明す
る。ロータリ耕耘装置は前後方向中央にギアボックス1
を配置して、該ギアボックス1より前方に入力軸2を突
出し、該入力軸2にユニバーサルジョイントやドライブ
軸を介してトラクタのPTO軸と連結して動力を伝える
ようにしている。前記ギアボックス1側面より両側方に
ビーム3・3を突出し、該ギアボックス1両側に支持プ
レート4・4を固設し、該支持プレート4・4の前端に
はロアリンクを枢結するピンを突設し、後端にはデプス
フレーム5の前端を枢支し、更に、支持プレート4・4
前側部とマスト7の間に支持ステー6を介装し、該マス
ト7の前端にトップリンクの枢結部を構成している。
ス10上部とサイドサポートの上部が固設され、該チェ
ーンケース10下部とサイドサポートの下部の間に耕耘
爪軸12が横架され、該耕耘爪軸12上にナタ爪よりな
る多数の耕耘爪13・13・・・が植設されて、該耕耘
爪13の回転軌跡A上方が耕耘カバー20によって覆わ
れ、両側はサイドカバー21によって覆われ、耕耘カバ
ー20後端にはリアカバー22が連結されている。
bがリンク22cによって連結されて、該前板22aと
後板22bの間の下面にはゴム板30が固定されて、耕
耘時に土の付着を防止して後方へ砕土された土が流れる
ようにしている。そして、後板22bの後部には整地板
31が枢支され、該整地板31の後部にはレーキ32が
枢支されて、該レーキ32と整地板31の間にはダンパ
ー33が介装されて、レーキ32を下方へ付勢し、整地
板31とレーキ32によって均平に整地している。
の構成は、前記入力軸2よりギアボックス1内のベベル
ギア23・24からビーム3内の伝動軸25に伝えられ
て、チェーンケース10内の伝動軸25上のスプロケッ
ト26よりチェーン28を介してスプロケット27に伝
えられて耕耘爪軸12が駆動され、耕耘爪13・13・
・・が回転されることによって耕耘ができるようにして
いる。
にプレート14・14・・・が固設されて、該プレート
14・14・・・前端に支持杆15が横架され、該支持
杆15に取付プレート16・16・・・が位置調節可能
に外嵌して固定され、該取付プレート16に切断刃17
の上部が高さ調節可能に固定されている。なお、本実施
例では切断刃17を左右対称に4本装着しているが、切
断刃17の取付本数及び位置は限定するものではない。
但し、耕耘爪13と耕耘爪13の全ての間に切断刃17
を設けることはなく、切断刃17を偏って配設すること
もない。そして、該切断刃17は上部を直線状に構成し
て、下部は後方に湾曲させて、側面視において切断刃1
7の下部が耕耘爪13の回転軌跡Aの前部でオーバーラ
ップするように配置している。
の耕耘爪13と耕耘爪13の間に配置して、耕耘爪軸1
2を回転させた時に切断刃17と耕耘爪13が干渉しな
いように配置している。本実施例では、図2、図5に示
すように耕耘爪軸12の一列(一平面)に耕耘爪13が
6本の場合には、両端の列とその内側の列との間と、そ
の切断刃17から2列おいた内側に設けている。また,
図6、図7に示すように、一列に耕耘爪13が4本の場
合には、両端の列とその内側の列との間と、その切断刃
17から3列おいた内側に設けている。なお、両側から
2番目と3番目の間に切断刃17を設けて2列又は3列
おいて切断刃17を設けることもできる。
の間に設けられることによって、耕耘作業時に、耕耘爪
13と耕耘爪13の間の土塊を切断刃17で砕き、耕耘
時の走行速度が上がるとロータリ耕耘装置が浮き上がり
易くなるが、この切断刃17によって上昇を抑える。そ
して、切断刃17の後面と耕耘カバー20の間に仕切板
19が配設され、該仕切板19は切断刃17の背面に固
設されて、仕切板19上部と耕耘カバー20内面(裏
面)の間隔は極小さくして、仕切板19を耕耘カバー2
0に接近させて、藁や雑草等が入り込み絡み付かないよ
うにしている。
爪軸12に対して直角方向の同一平面に複数本(本実施
例では、4本または6本)設けて、高速走行させた場合
でも、ロータリの回転速度を上げなくてもよいロータリ
耕耘装置を構成している。つまり、耕耘爪軸12上の両
端にはホルダー12a・12a・12aが一列に120
°ごとに半径方向に突設されて、端用の耕耘爪13’が
装着される。そして、この両端の列の間に、等間隔で複
数列のホルダー12a・12b・・・が突設されて、そ
れぞれ耕耘爪13・13・・・が取り付けられる。
から土を反転させるために先端部は右又は左に湾曲させ
ており、この湾曲方向は左右交互に向くように、一列の
ホルダー12a・12b・・・に装着されている。しか
も、同列上の隣接するホルダー12aとホルダー12b
は交互に配設されて、それぞれのホルダーの取付角度は
等間隔となっていない。つまり、隣接するホルダー12
aとホルダー12bの取付角度差は大小交互に設定され
ている。そして、ホルダー12a・12b・・・は図3
に示すように、列ごとに少しずつ取付角度が異なるよう
にして、位相差を設けており、ホルダーの中心線は側面
視で一致しないように放射状に設定して、同時に耕耘爪
13が圃場面に入り込むことを避けて、力の分散を図っ
ている。
に向かい合う耕耘爪13と耕耘爪13の先端の間隔は従
来と違って広く開けており、両側と中央側の耕耘爪列の
耕耘作用幅L1、L2の合計は、ロータリ耕耘装置の耕
耘作用幅の70〜90パーセントで耕耘するようにして
おり、好ましくは80パーセント程度に設定しており、
耕耘爪列と耕耘爪列の間の未作用部分は直接耕耘爪に切
り込まれることはないが、反転する力はその部分にまで
及ぶので、未耕耘部分が生じることはなく耕耘され、土
塊は適宜配設した前記切断刃17で土塊を切断しながら
耕耘される。
すように、等間隔に配設することができ、図4に示すよ
うに、切断刃17を配置する耕耘爪列と耕耘爪列の間隔
L3は更に広くし、切断刃17を配置しない耕耘爪列と
耕耘爪列の間隔L4はL3よりも狭く配設するように構
成することもできる。
のような効果を奏する。即ち、耕耘爪列と耕耘爪列の間
隔が広くなり、しかも耕耘爪の数が少なくなるので、耕
耘抵抗が減少して、高速で耕耘することが可能となる。
そして、間隔の広い部分に切断刃が配置されるので、土
塊は砕かれて砕土性を低下させることがなく、また、直
接耕耘爪が当たらない部分であっても、耕耘爪の反転力
が及び耕耘はされる。
耘装置の軽量化が図れ、駆動力も小さくて済み、負荷に
対する余裕ができて更に高速で耕耘することも可能とな
り、しかも、耕耘爪を減少できるので、枠体の強度も減
少できてコスト低減化も図れる。
施例の平面図一部断面図である。
である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ロータリ耕耘装置の耕耘爪軸に対して直
角方向の同一平面に複数本の耕耘爪を設けて複数列配置
し、それぞれの列の各耕耘爪を左または右に湾曲させ
て、互いに向かい合う耕耘爪の先端の間隔を大きく開け
て耕耘すると共に、所定の耕耘爪列と耕耘爪列の間には
切断刃を設けて土塊を切断しながら耕耘するロータリ耕
耘装置による耕耘方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の耕耘爪列の耕耘作用幅の
合計がロータリ耕耘装置の耕耘作用幅の70〜90パー
セントで耕耘するロータリ耕耘装置による耕耘方法。
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3647908B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1323575C (zh) * | 2004-12-29 | 2007-07-04 | 钱树培 | 埋茬耕整机 |
JP2014117226A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-30 | Yanmar Co Ltd | 田植機 |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP22148694A patent/JP3647908B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN1323575C (zh) * | 2004-12-29 | 2007-07-04 | 钱树培 | 埋茬耕整机 |
JP2014117226A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-30 | Yanmar Co Ltd | 田植機 |
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JP3647908B2 (ja) | 2005-05-18 |
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