JPH0883343A - 縫製物段部認識装置 - Google Patents

縫製物段部認識装置

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JPH0883343A
JPH0883343A JP6219341A JP21934194A JPH0883343A JP H0883343 A JPH0883343 A JP H0883343A JP 6219341 A JP6219341 A JP 6219341A JP 21934194 A JP21934194 A JP 21934194A JP H0883343 A JPH0883343 A JP H0883343A
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sewn
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image
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Yutaka Ogura
豊 小倉
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縫製される部品の折り返しの有無、色などに
かかわらず、段部位置の認識を精度よく安定して行なえ
る縫製物段部認識装置を提供する。 【構成】 カメラ11で撮影した画像を画像入力装置1
5を介して取り込み、パーソナルコンピュータ17の画
像処理により段部の認識を行なう。照明手段として、1
2個の独立して点灯/消灯および光量を制御可能な照明
基板13をカメラ11の撮影領域の周囲に配置し、傾斜
した照明光により形成される部品の影の縁部を画像処理
により検出し段部の形状を認識する第1の認識アルゴリ
ズムと、縫製される部品の濃度差を検出することにより
段部の形状を認識する第2の認識アルゴリズムの選択、
照明基板13の点灯/消灯および光量の条件などをキー
ボード、マウスなどから入力され縫製される部品の色の
特性に応じて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は縫製物段部認識装置、特
に縫製される部品の画像を撮影し、得られた画像データ
の画像処理により縫製される部品の段部の形状を認識す
る縫製物段部認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】革靴、革かばんその他の革製品の製造に
おいては、あらかじめ裁断した部品を重ね、裁断した段
部の形状に沿って縫製を行なう場合がある。たとえば、
裁断して切り放した(縁部が裏側に折り返されている場
合もある)段部から数mm程度内側を段部に沿って縫製
し、縫い目を形成することがある。
【0003】旧来、このような縫製作業は、作業者が段
部を目視しつつミシンを操作し、手動で行なっていた
が、近年では画像処理により段部の形状を認識し、段部
の形状に沿って自動的に縫製を行なうための技術が提案
されている。
【0004】図1は、米国特許4,932,343号に記載され
ている縫製物の段部を検出する機構を示している。この
構成では、図示のように、厚みの異なる縫製物1、2、
3、4が重ねられており、これら縫製物を段部2a〜4
aの高い側から所定の傾斜角度で照明光源5により照明
し、CCDカメラなどのカメラ6で所定の検出領域を垂
直方向より撮影する。
【0005】この図では、カメラ6は段部2a、3aが
形成する2条の影の画像を取得するので、たとえば段部
3aが形成する影の図の左側のエッジを画像認識により
求めれば段部3aを検出することができる。
【0006】検出すべき段部は直線状とは限らず、屈曲
している場合もあるが、特開昭60-163163号などにおい
ては、このような状況を踏まえ、図1において水平方向
に関して異なる照射方向を持つ照明光源を複数設けるこ
とにより、段部の全輪郭を捉えようとする技術も提案さ
れている。
【0007】また、段部の影を検出する方法以外にも、
図1とは逆の方向(右方向)から照明を行ない、段部の
縁で生じる強い乱反射のパターンを認識することにより
段部の形状を検出する技術も提案されている(特開平5-
3979号)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、革製品の縫
製では、縫い代部分の盛り上がりを防ぐために、縫い代
部分の裏側をそぎ、図2のように折り返して重ねること
がある。この場合には、折り返しの断面に図示のように
Rが現れるので、影を利用して段部を正確に検出するの
が困難になる。
【0009】つまり、符号bのように折り返しがない場
合には、Aの方向から照明すると影がくっきりと出る
が、符号aのように折り返しが有ると、特に照明が平行
光でない場合には、図3に示すように照明方向(A′、
B′)と段部の相対位置が異なると、影の位置が変化
し、安定した段部位置の認識が行なえない問題があった
(図下部の濃度信号を参照)。
【0010】また、影を検出する従来方式では、上側に
重ねられるパーツの色も問題となる。図4のように上側
に重ねられるパーツPの色が暗色であると、影と上側に
重ねられるパーツの境界がはっきり検出できず、段部位
置の認識を正確に行なえない問題があった(図下部の濃
度信号を参照)。
【0011】さらに、段部の縁で生じる乱反射のパター
ンを認識する従来方式においては、図5のパーツC、D
のように折り返し部分の厚みによりRが変化し、乱反射
のパターンの位置が変ってしまうので、これにより段部
位置の認識の精度が低下する問題があった。
【0012】本発明の課題は、以上の問題を解決し、縫
製される部品の折り返しの有無、色などにかかわらず、
段部位置の認識を精度よく安定して行なえる縫製物段部
認識装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、縫製される部品の画像を撮影
し、得られた画像データの画像処理により縫製される部
品の段部の形状を認識する縫製物段部認識装置におい
て、縫製される部品を複数の方向から異なる光量により
照明可能な照明手段と、縫製される部品の画像を撮影す
る撮像手段と、前記撮像手段により得られた画像データ
に対して複数の認識アルゴリズムのいずれかを用いて画
像処理を行ない縫製される部品の段部の形状を認識する
処理手段と、縫製される部品の段部の構造および色の特
性を入力する入力手段と、前記照明手段の照明方向、お
よび前記処理手段の認識アルゴリズムを前記入力手段か
ら入力された段部の構造および色の特性に応じて制御す
る制御手段を有する構成を採用した。
【0014】
【作用】以上の構成によれば、照明手段の照明方向、お
よび画像処理手段の認識アルゴリズム、を入力手段から
入力された段部の構造および色の特性に応じて制御する
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。
【0016】図6に本発明を採用した縫製物段部認識装
置の構造を示す。図6において、符号11は、CCDカ
メラで、段部認識を行なう革製品の部品などの認識ター
ゲットを撮影するためのものである。
【0017】また、符号12はカメラ11のレンズ、1
3は照明基板である。図8に示すようにカメラ11の撮
影領域を中心として12個の照明基板13(LED1〜
LED12)が、照明光を撮影領域の段部認識ターゲッ
ト14に向かうように傾斜させて配置されている。
【0018】制御部は、パーソナルコンピュータを利用
して構成することができる。すなわち、図6の右側に示
すように、インターフェース手段としての画像入力装置
15、およびLED制御回路18を介してカメラ11、
および照明基板13がパーソナルコンピュータ17に接
続されている。パーソナルコンピュータ17には、カメ
ラ11により取得した画像の表示、画像処理結果の表示
などのためにCRTディスプレイなどから成るモニタ1
6が接続してある。また、ここでは不図示であるが、後
述の種々の検出条件を入力するために、パーソナルコン
ピュータ17にはマウス、キーボードなどの入力手段が
接続されているものとする。
【0019】画像入力装置15は図7に示すように、カ
メラ11のアナログ画像信号をデジタル化するためのA
/D変換器151、およびデジタル化された濃度データ
を格納するためのRAM152を有する。パーソナルコ
ンピュータ17のCPUは、このRAM152をなんら
かのインターフェースを介してアクセスすることによ
り、段部認識ターゲット14の画像を認識し、段部認識
ターゲット14の段部検出を行なう。
【0020】また、画像入力装置15は、縫製物1で撮
影した画像信号、あるいはRAM152に格納された画
像信号を外部にアナログ信号として出力するために、D
/A変換器154を有しており、D/A変換器154に
はA/D変換器151ないしRAM152の出力をアナ
ログスイッチ153を介して入力できるようになってい
る。
【0021】このアナログ画像信号は、モニタ16に入
力し、縫製物1で撮影した画像を観察し、後述のように
照明の設定および認識処理の設定を行なうために使用で
きる。
【0022】符号151〜155の回路の入出力は、ク
ロックジェネレータその他の回路から成るタイミング生
成部155により制御される。
【0023】LED制御回路18は、12個の照明基板
13をそれぞれ独立して点灯/消灯するとともに、それ
らの光量も独立して制御できるものとする。
【0024】本実施例では、上下に重ねられた段部認識
ターゲット14(以下、革製品の場合を考え、上革およ
び下革という)の折り返しの有無、色に応じて、照明の
設定および認識方式(認識アルゴリズム)を設定できる
ようになっている。
【0025】照明の設定および認識方式の設定は、操作
者がモニタ16で縫製物1により撮影された画像を観察
しながら行なう。
【0026】たとえば、上革および下革の色が同色で、
段部に折り返しが無い場合には、従来技術で説明した影
の検出による認識方式を利用して精度よく段部を検出す
ることができる。つまり、影の検出による認識方式を利
用できる状況では、その方式を使用する。
【0027】したがって、検出すべき段部のだいたいの
方向をモニタ16で見ながら、パーソナルコンピュータ
17のキーボード、マウスなどを用いて点灯すべき照明
基板13を指定する。たとえば、図2のように折り返し
の無い段部を検出する場合には、A方向の照明となるよ
うに点灯すべき照明基板13を決定する。
【0028】モニタ16で縫製物1により撮影された画
像を観察しながら点灯すべき照明基板13を決定する
が、この場合、段部の画像上で矩形の検出領域をマウス
などにより指定し、その内部においてマウスなどにより
照明光の方向を指定することにより点灯すべき照明基板
13を決定することができる。
【0029】また、上革および下革の色が同色で、段部
に折り返しが有る場合には、上記同様に段部の影を形成
するように照明光の方向を定めるとともに、折り返しが
有ることを示す所定の操作を行なうと、照明光に対向す
る方向の照明基板13を小光量で点灯させる。たとえ
ば、図2のように折り返しの有る段部を検出する場合に
は、B方向の照明となるように点灯すべき照明基板13
を決定するとともに、A方向に小光量の照明が当たるよ
うに対応する照明基板13のLEDを微少電流で点灯さ
せる。
【0030】このように小光量の照明により折り返しの
R部を反射させることにより、安定した画像認識が可能
になる。
【0031】また、図8の上革14aおよび下革14b
のように、両者の色が異なり、特に一方の革の色が暗色
である場合には、影を形成しても、影の部分と革の部分
(この場合上革14a)の濃度が識別できない。
【0032】このように、影の検出による方式を利用で
きない状況では、上革14aおよび下革14bの濃度差
を利用して段部の検出を行なう。
【0033】この場合、図8のように段部14cあるい
は段部14dを検出すべきなら、LED6およびLED
12を点灯させ、側方からの照明を行ない、上革14a
および下革14bの色の違いによる濃度差を検出するこ
とにより段部14cあるいは段部14dを検出する。こ
のとき、段部14cあるいは段部14dに直交する方向
の照明は、影や乱反射の影響を防止するために点灯しな
い。
【0034】図9に、本実施例における段部検出処理の
一例を示す。ここでは、操作者の行なう手順と、パーソ
ナルコンピュータ17のCPUが実行する処理の両方を
記載している(なお、以下では濃度値が小さいものほど
対象物が暗色であるものとして扱っている)。
【0035】図9のステップS1では、段部検出領域の
設定を行なう。ここでは、モニタ16で縫製物1により
撮影された画像を表示し、たとえば図10の符号Dのよ
うにマウスなどを用いて矩形の段部検出領域を設定す
る。
【0036】次にステップS2においてこの段部検出領
域における ・上革および下革の色 ・段部の折り返しの有無 の条件を設定する。この設定は、あらかじめモニタ16
の表示上に設けたメニューなどをマウスなどにより操作
したり、あるいはキーボードなどの専用キーを操作する
ことなどにより行なわせる。
【0037】このフローチャートの例では、上革および
下革の色については、 ・上革および下革の色が同じか ・上革および下革の色が異なる場合にはいずれの色が明
るい(暗い)か を少なくとも設定するものとする。
【0038】ステップS3では、段部の方向を設定す
る。段部の方向設定は、たとえば図10のようにして行
なえる。図10の12方向の矢印はその方向に向かうと
下革14bから上革14aへ段部が立ち上がることを示
しており、このような12方向の矢印をモニタ16の画
面の一部に表示し、操作者がマウスなどによりその1本
を選ぶことにより段部検出領域Dにおける段部の方向を
入力する。
【0039】また、マウスなどにより自由に段部の方向
に対応する半直線の始点および終点を入力させ、その方
向と12方向の矢印の1つを近似することにより方向指
示を行なうようにしてもよい。なお、図10の12個の
矢印には番号が付してあるが、この番号は、その段部方
向に対応して影の検出を行なう場合点灯させる照明基板
13の番号(LED1〜LED12)に対応している。
【0040】このようにして、検出条件が設定される
と、ステップS4において照明の方向が設定される。図
12は、ステップS4の処理をより詳細に示している。
【0041】照明の設定の概略は前述のとおりである
が、たとえば、図10の上革14aおよび下革14bが
同色で、段部の折り返しが無く、段部の方向が図の右側
に示した矢印の方向である場合(ステップS41)、こ
の矢印とは反対の方向から照明を行なうようLED制御
回路18を制御する(ステップS42)。つまり、矢印
の横に示したように照明基板13のうち、LED4を点
灯させる。
【0042】また、図10において、上革14aおよび
下革14bが同色だが、折り返しがある場合(ステップ
S43)には、LED4を点灯させるとともに、前述の
ように折り返しのR部を若干強調するために、LED4
に対向するLED10を微少電流により点灯するよう、
LED制御回路18を制御する(ステップS44)。こ
のR部を強調するために小光量で点灯させるLEDの光
量としては、実際に用いるLEDや、革の色などに応じ
てあらかじめ実験により調べておき、最適な値を用いれ
ばよい。
【0043】また、図10において、上革14aおよび
下革14bが異なる色で、明暗に差があり、上革14a
のほうが暗い設定であれば(ステップS45)、前述の
濃淡検出を行なうために、側方からの照明を行なう。こ
の場合には、段部の方向に直交するLED1およびLE
D7を点灯させるようLED制御回路18を制御する
(ステップS46)。
【0044】なお、上革14aおよび下革14bが異な
る色の場合には全て側方照明を用いて濃淡検出を行なう
ようにしても良いのだが、図9、図12の処理では、上
革14aおよび下革14bが異なる色で、下革14bの
ほうが暗い場合(図12のステップS41またはS4
3)には、影の検出を行なうように、同色の場合と同様
の照明を設定するようになっている(ステップS42ま
たはステップS44:折り返しがある場合小光量の照明
を行なう点も同じ)。この理由はステップS8およびS
9に関連して説明する。
【0045】ステップS5においては、ステップS4で
の設定に応じて照明基板13を点灯させ、縫製物1によ
り段部認識ターゲット14の画像を入力し、画像入力装
置15のRAM152にデジタル化して記憶させる。ス
テップS6では、RAM152に格納した濃度値に対し
て後に行なう認識処理に都合のよい公知のフィルタ処理
(メディアンフィルタなど)などを行なう。
【0046】ステップS7では、微分データを作成す
る。これは、後述の影や濃淡検出による段部検出におい
て、最も強い変化部分を抽出することにより、精度良く
段部位置を検出するためである。
【0047】図11は、影の検出を行なう場合、図10
の画像のX(水平)方向の濃度変化f()の微分信号
f'()を示しており、このピーク位置を検出すること
により影のエッジ部分を容易に検出できる。この場合、
段部方向はあらかじめ入力されているので、微分信号
f'()の図中右側のピークを段部のエッジ位置として
検出することができる。図11では、X方向の走査を示
したが、段部方向によっては、Y方向、あるいはXY両
方向の走査を行なってもよい。
【0048】ステップS9、ないしS11では、ステッ
プS8、S10における上革および下革の色、濃度の設
定状態の判別に応じて、影の検出による段部位置の識別
処理濃淡の検出による段部位置の識別処理のいずれかを
行なう。
【0049】ステップS8では、上革および下革の色が
同色か、または上革の濃度が下革の濃度よりも大きい、
つまり下革のほうが暗色の場合を検出している。下革の
ほうが暗色の場合には、影と下革の色が識別できないこ
とが考えられるが、いずれにしろステップS9において
は、暗部の始まる地点を上革の縁、つまり段部位置とし
て検出できるため、影の検出による方式を採用する。
【0050】一方、ステップS10では、上革および下
革の色が異なり、上革の濃度が下革の濃度よりも小さ
い、つまり図8におけるように上革のほうが暗色の場合
を検出しており、この場合には、ステップS11におい
て濃淡の検出により段部位置を検出する。つまり、ステ
ップS11では明部の始まる地点を段部位置として検出
する。
【0051】以上の実施例によれば、縫製される部品の
折り返しの有無、色に応じて、段の方向に平行な照明を
用いた影の検出による認識、側方照明を用いた濃淡検出
による段部認識を選択するようになっているので、従来
のように折り返しの有無、部品の色によって認識精度が
低下する問題がなく、種々の部品に幅広く対応でき、段
部の位置、形状の認識を精度よく安定して行なえる。
【0052】検出した段部の軌跡は、縫製パターンの生
成に利用できる。たとえば、その内側等距離に平行する
針落点の軌跡を形成し、この軌跡データによりミシンを
制御することにより、従来手動で行なわれていた縫製作
業を自動化することができる。
【0053】以上では、革製品を前提としたが、本発明
が異なる材質から成る縫製品の段部検出に実施できるの
はいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、照明手段の照明方向、および画像処理手段の認識ア
ルゴリズムを入力手段から入力された段部の構造および
色の特性に応じて制御する構成を採用しているので、従
来のように折り返しの有無、部品の色などによって認識
精度が低下する問題がなく、種々の部品に幅広く対応で
き、段部の位置、形状の認識を精度よく安定して行なえ
る優れた縫製物段部認識装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の段部認識方式を示した説明図である。
【図2】従来の段部認識方式における問題点を示した説
明図である。
【図3】従来の段部認識方式における問題点を示した説
明図である。
【図4】従来の段部認識方式における問題点を示した説
明図である。
【図5】従来の段部認識方式における問題点を示した説
明図である。
【図6】本発明による縫製物段部認識装置の構造を示し
た説明図である。
【図7】図6における画像入力装置の構造を示した説明
図である。
【図8】図6の装置における照明基板と段部認識ターゲ
ットの配置を示した説明図である。
【図9】本発明による縫製物段部認識装置の処理手順を
示したフローチャート図である。
【図10】本発明による認識条件設定の様子を示した説
明図である。
【図11】本発明による縫製物段部認識装置における画
像信号の微分を示した説明図である。
【図12】図9のステップS4の照明設定処理を詳細に
示したフローチャート図である。
【符号の説明】
1 縫製物 5 照明光源 6 カメラ 13 照明基板 14 段部認識ターゲット 14a 上革 14b 下革 14c 段部 14d 段部 15 画像入力装置 16 モニタ 17 パーソナルコンピュータ 18 LED制御回路 151 A/D変換器 152 RAM 153 アナログスイッチ 154 D/A変換器 155 タイミング生成部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01B 11/24 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製される部品の画像を撮影し、得られ
    た画像データの画像処理により縫製される部品の段部の
    形状を認識する縫製物段部認識装置において、 縫製される部品を複数の方向から異なる光量により照明
    可能な照明手段と、 縫製される部品の画像を撮影する撮像手段と、 前記撮像手段により得られた画像データに対して複数の
    認識アルゴリズムのいずれかを用いて画像処理を行ない
    縫製される部品の段部の形状を認識する処理手段と、 縫製される部品の段部の構造および色の特性を入力する
    入力手段と、 前記照明手段の照明方向、および前記処理手段の認識ア
    ルゴリズムを前記入力手段から入力された段部の構造お
    よび色の特性に応じて制御する制御手段を有することを
    特徴とする縫製物段部認識装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段から入力される縫製される
    部品の色の特性に応じて、傾斜した照明光により形成さ
    れる部品の影の縁部を画像処理により検出し段部の形状
    を認識する第1の認識アルゴリズムと、縫製される部品
    の濃度差を検出することにより段部の形状を認識する第
    2の認識アルゴリズムのいずれかを選択することを特徴
    とする請求項1に記載の縫製物段部認識装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の認識アルゴリズムを用いる場
    合、前記入力手段から入力され縫製される段部の構造、
    すなわち、段部の折り返しの有無に応じて、影を生成す
    る照明と対向する方向から異なる小光量の照明光を当
    て、段部の折り返しにより形成される曲面部分を強調す
    ることを特徴とする請求項2に記載の縫製物段部認識装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2の認識アルゴリズムを用いる場
    合、段部側方からの照明光を用いて部品を照明すること
    を特徴とする請求項2に記載の縫製物段部認識装置。
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