JPH0882924A - 感放射線性組成物 - Google Patents

感放射線性組成物

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JPH0882924A
JPH0882924A JP6218476A JP21847694A JPH0882924A JP H0882924 A JPH0882924 A JP H0882924A JP 6218476 A JP6218476 A JP 6218476A JP 21847694 A JP21847694 A JP 21847694A JP H0882924 A JPH0882924 A JP H0882924A
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芳宏 高田
Yuki Otsubo
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 アルカリ可溶性樹脂、光酸発生剤、架橋剤、
及び溶媒よりなるネガ型感放射線性組成物において、該
組成物中のハロゲンイオン濃度が50ppm以下である
感放射線性組成物。 【効果】 本発明のネガ型感放射線性組成物は、感度の
経時変化が小さく、保存安定性に優れ、半導体集積回路
等を製造する際に用いられるネガ型フォトレジストとし
て有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に幅射線に感応する
感放射線性組成物に関するものであり、詳しくは半導体
集積回路等を製造する際に好適に用いられるネガ型フォ
トレジストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路は年を追うごとに高集積度化さ
れ、ダイナミックランダムアクセスメモリー(DRA
M)を例にとれば、現在では、16Mビットの記憶容量
を持つものの本格生産が開始されている。それに伴い集
積回路の生産に不可欠のフォトリソグラフィー技術に対
する要求も年々厳しくなってきており、例えば、4Mビ
ットDRAMの生産には、0.8μmレベルのリソグラ
フィー技術が必要とされ、16M、64MDRAMにお
いては、それぞれ、0.5μm、0.35μmレベルの
リソグラフィー技術が必要とされるといわれている。
【0003】この様な高集積化に伴い、使用される露光
光源もg線(436nm)からi線(365nm)、K
rFレーザー(248nm)と短波長の光が用いられて
きている。これらの技術に対応すべく感放射線性組成物
も新しい組成物が提案されてきており、例えばアルカリ
可溶性樹脂、光酸発生剤、架橋剤及び溶媒よりなるネガ
型感放射線性組成物が提案されている(特開平5−18
1277,6−67413,6−83055,6−12
3968号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの感放
射線性組成物では感度の経時変化や、保存安定性に問題
があり、実用に供するには十分とは言えず、改善が望ま
れていた。本発明の目的は、前記の背景に鑑み、感度の
経時変化が小さく、保存安定性に優れたネガ型感放射線
性組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる目
的を達成すべく検討を重ねた結果、ネガ型感放射線性組
成物中に混入するハロゲンイオン濃度を特定範囲に抑え
ることにより、感度の経時変化が小さく、保存安定性に
優れた感放射線性組成物を提供できることを見出し、本
発明に到達した。
【0006】即ち、本発明の要旨は、アルカリ可溶性樹
脂、光酸発生剤、架橋剤、及び溶媒よりなるネガ型感放
射線性組成物において、組成物中のハロゲンイオン濃度
が50ppm以下であることを特徴とする感放射線性組
成物、に存する。以下、本発明を詳細に説明する。本発
明において用いられるアルカリ可溶性樹脂としては、ア
ルカリ可溶性樹脂として通常使用されているものを用い
ることができる。具体的には、ノボラック樹脂、ポリヒ
ドロキシスチレンもしくはその誘導体、スチレン−無水
マレイン酸共重合体、アクリル樹脂等が挙げられ、好ま
しくはノボラック樹脂、ポリヒドロキシスチレンもしく
はその誘導体が用いられる。
【0007】ノボラック樹脂としては、フェノール、o
−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、3−
エチルフェノール、2,5−キシレノール、3,5−キ
シレノール等のアルキルフェノール類、2−メトキシフ
ェノール、4−メトキシフェノール、4−フェノキシフ
ェノール等のアルコキシ又はアリールオキシフェノール
類、α−ナフトール、β−ナフトール、3−メチル−α
−ナフトール等のナフトール類、1,3−ジヒドロキシ
ベンゼン、1,3−ジヒドロキシ−2−メチルベンゼ
ン、1,2,3−トリヒドロキシベンゼン、1,2,3
−トリヒドロキシ−5−メチルベンゼン、1,3,5−
トリヒドロキシベンゼン等のポリヒドロキシベンゼン類
等のフェノール性化合物と、ホルムアルデヒド、パラホ
ルムアルデヒド、アセトアルデヒド等の脂肪族アルデヒ
ド類、ベンズアルデヒド等の芳香族アルデヒド類、アセ
トン等のアルキルケトン類等のカルボニル化合物とを、
例えば塩酸、硫酸、シュウ酸等を触媒として、混合加熱
し重縮合させて製造することができる。
【0008】また、ポリヒドロキシスチレンもしくはそ
の誘導体としては、4−ヒドロキシスチレン、3−メチ
ル−4−ヒドロキシスチレン、3−クロロ−4−ヒドロ
キシスチレン等のヒドロキシスチレン誘導体を公知の方
法により重合させて製造することができる。また、必要
に応じ、得られた樹脂を更に、水素等により還元して短
波長領域の吸光性を低くしたものを用いても良い。これ
らのアルカリ可溶性樹脂を製造するための芳香族化合物
モノマーは、本発明に悪影響を与えない限りハロゲン原
子、ニトロ基、エステル基等の置換基を有していても良
い。
【0009】本発明において用いられる光酸発生剤とし
ては、従来公知のものが使用できるが、150〜400
nmの範囲の光で酸を発生する化合物であることが望ま
しい。例えばヘキサクロロエタン、ヘキサクロロアセト
ン、1,2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘキ
サン、四臭化炭素、ヨードホルム、1,1,2,2−テ
トラブロモエタン等のポリハロゲン化炭化水素基を含む
光酸発生剤が挙げられる、これらのポリハロゲン化炭化
水素基は、例えば、トリス(トリクロロメチル)−s−
トリアジン、2−(4′−メトキシスチリル)−4,6
−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、ビス
(トリブロモメチル)ベンゼン、トリブロモメチルフェ
ニルスルホン等のように、トリアジン、ベンゼン等の置
換基として、あるいはスルホン化合物の構成基として含
有されていてもよい。
【0010】また、他の光酸発生剤としては、ジフェニ
ルヨードニウムヘキサフルオロホスフェート、トリフェ
ニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート等のオニ
ウム塩や、フェノール、ピロガロール、ポリヒドロキシ
ベンゾフェノン等のフェノール性水酸基を有する化合物
のトルエンスルホン酸、1,2−ベンゾキノンジアジド
スルホン酸、1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸
等のスルホン酸エステル化物が挙げられる。
【0011】これらの中でも特に、ポリハロゲン化炭化
水素基を含む光酸発生剤が好ましい。本発明では、ハロ
ゲンイオンを低減することを目的としたものであるた
め、ジフェニルヨードニウムクロリド、トリフェニルス
ルホニウムブロミド等のハロゲンイオン含有光酸発生剤
は好ましくないことは言うまでもない。本発明において
用いられる架橋剤としては、酸存在下にアルカリ可溶性
樹脂と架橋反応をする化合物であれば特に限定されない
が、ヘキサメトキシメチルメラミン、N,N,N′,
N′−テトラヒドロキシメチルスクシンアミド、テトラ
メトキシメチル尿素、2,4,6−トリヒドロキシメチ
ルフェノール等のヒドロキシメチル基、及び/又はメト
キシメチル基、及び/又はエトキシメチル基等の架橋剤
基を1分子中に2基以上含有する化合物が挙げられる。
これらの化合物は2分子以上が縮重合した樹脂として使
用することもできる。
【0012】これらの中でも特に、メトキシメチル基、
及び/又はエトキシメチル基等の架橋剤基を1分子中に
2基以上含有する化合物が好ましい。本発明において用
いられる溶媒としては、樹脂及び感光剤に対して十分な
溶解度を有し、良好な塗膜性を与える溶媒であれば、特
に制限なく用いることができる。例えば酢酸ブチル、酢
酸アミル等のカルボン酸エステル類、メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、
エチルセロソルブアセテート等のセロソルブ類、エチレ
ングリコールアルキルエーテルアセテート、プロピレン
グリコールアルキルエーテルアセテート等のグリコール
類の低級アルキルエーテルのカルボン酸エステル類、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル、プロピレングリコールジメチル
エーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル等
のエーテル類、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸プロピル
のような乳酸の低級アルキルエステル類、3−メトキシ
プロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル
等のエーテルエステル類、ピルビン酸エチル等のケトン
エステル類、メチルエチルケトン、2−ヘプタノン、シ
クロペンタノン、シクロヘキサノン等のケトン類、ジア
セトンアルコール、ジアセトンアルコールメチルエーテ
ル等のケトンアルコール類、ケトンエーテル類が挙げら
れる。
【0013】これらの溶媒は2種類以上混合して使用し
ても良く、また、本発明の目的に悪影響を与えない範囲
においてキシレン等の第三成分の溶媒を添加しても良
い。更に、塗布性を向上させるために界面活性剤を、ま
た、基板よりの乱反射光の影響を少なくするために吸光
性材料を、或いは、感度向上のために増感剤等を添加す
ることもできる。
【0014】本発明では上記化合物よりなるネガ型感放
射線性組成物において、組成物中のハロゲンイオン濃度
を50ppm以下に抑えることを必須とするものであ
る。通常、上記化合物を特別の配慮をせずに使用した場
合には、ハロゲンイオン濃度が数百ppmにも達するこ
とがあり、この高濃度のハロゲンイオンが悪影響を及ぼ
し、感度の経時変化を惹起することを見出して本発明に
到達したのである。加えて、従来より広く使用されてい
るキノンジアジド系ポジ型フォトレジストでは、ハロゲ
ンイオンの混入による感度の経時変化が見られないにも
かかわらず、フォトレジストにおいて、しかもネガ型フ
ォトレジストのみにおいて特異的に、ハロゲンイオンの
混入が感度の経時変化を惹起するとは予想だにし得なか
ったことである。
【0015】ハロゲンイオンが混入する原因は解明され
ていないが、上記の種々の化合物の製造時に混入した微
量のハロゲンイオンが充分除去されずに混入する、また
は光酸発生剤等のハロゲン元素含有化合物の加水分解に
より混入してきているものと推定される。ハロゲンイオ
ン濃度は低い方が好ましいが、精製限度等もあり、好ま
しくは30ppm以下、更に好ましくは20ppm以下
が望ましい。またハロゲン元素の中でも特に塩素元素の
影響が大きく、上記範囲迄低減する必要がある。
【0016】特に保存時のガラス容器等からの不純物溶
出等を考慮するとハロゲンイオン濃度は3ppm以下に
するのが好ましい。またその下限値は精製限度等により
0.05ppm以上、通常は0.1ppm以上である。
ハロゲンイオン濃度を低減させる方法としては特に限定
されないが、例えば蒸留、再晶析、抽出等の精製方法に
より、各原料化合物の段階で低減する方法、感放射線性
組成物の段階でのイオン交換樹脂等による吸着除去等の
方法がある。なお、本発明で定義されるハロゲンイオン
とは、組成物中ではイオンとして解離していなくても、
例えばクーロメトリー法のような既知のハロゲンイオン
の測定方法にて測定できるイオンをいう。
【0017】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実
施例により限定を受けるものではない。 実施例1 m−クレゾール及びホルムアルデヒドを常法に従い、エ
タノール溶媒中で塩酸触媒を用いて反応させ、水中に放
出し濾別、乾燥することによりノボラック樹脂(平均分
子量 2300)を製造した。このノボラック樹脂3
3.65g、架橋剤としてヘキサメトキシメチルメラミ
ン樹脂((株)三和ケミカル社製 ニカラック MX1
01LM 平均分子量 3250)11.78gと、光
酸発生剤として2−(4′−メトキシスチリル)−4,
6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン 0.
17gとを、各々5重量倍のγ−ブチロラクトンと混合
して1時間攪拌し、次いで、40重量倍の水中に放出
し、再晶析することにより精製を行った。
【0018】これらを各々濾別し、乾燥したものを感放
射線性組成物の原料としてのノボラク樹脂、架橋剤及び
光酸発生剤として用いた。これらの原料各々を、使用開
始前に蒸留精製して不純物を除去したプロピレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテート 48.6gに溶解
した。これを0.2μmのテフロン製フィルターにて精
密濾過し、感放射線性組成物を調製した。
【0019】実施例2 陰イオン交換樹脂(三菱化成(株)製 SA10A)、
及びH型陽イオン交換樹脂(三菱化成(株)製 SK1
B)を超純水、次いで使用開始前に蒸留精製し不純物を
除去したプロピレングリコールモノメチルエーテルアセ
テートにて洗浄した。実施例1で調製した感放射線性組
成物に該組成物10ml当たり0.3mlの上記陰イオ
ン交換樹脂と、0.1mlの上記H型陽イオン交換樹脂
を加え、5時間懸濁させた。これを0.2μmのテフロ
ン製フィルターにて精密濾過し、感放射線性組成物を調
製した。
【0020】比較例1 実施例1において、ノボラック樹脂、架橋剤、及び光酸
発生剤についてγ−ブチロラクトンと水とによる精製処
理を行なわなかったほかは、実施例1と同様にして感放
射線性組成物を調製した。
【0021】比較例2 実施例1において、ノボラック樹脂、架橋剤、及び光酸
発生剤についてγ−ブチロラクトンと水とによる精製処
理のかわりに、各々、10重量倍の水に1時間懸濁さ
せ、水に可溶なハロゲンイオンを抽出することにより精
製したほかは、実施例1と同様にして感放射線性組成物
を調製した。
【0022】実施例1〜2、及び比較例1〜2で得られ
た各感放射線性組成物をスピンコーターによりシリコン
ウエハー上に塗布した後、100℃のホットプレート上
で70秒間加熱して溶媒を除去し、膜厚1.07μmの
感放射線性組成物塗布膜を形成した。このものをi−線
ステッパー(ニコン(株)製;NA=0.50)にて露
光した後、100℃のホットプレート上で90秒間加熱
し、次に2.38%水酸化テトラメチルアンモニウム水
溶液に60秒間浸し、現像した。目視観察にて現像され
ずに膜が残存し始める最低露光量(Eth0 )を測定し
た。また、これらの組成物を23℃の暗所に7日間保存
した後の感度(Eth7 )を同様に測定した。
【0023】なお、感放射線性組成物中の塩素イオン濃
度は塩素硫黄分析計(三菱化成(株)製TSX−10)
を用い、クーロメトリー法にて測定した。各組成物の感
度変化比(Eth7 /Eth0 )を表−1に示す。実施
例1〜2では測定誤差範囲内にて感度変化は認められな
かったが、比較例1〜2では感度変化が認められた。
【0024】
【表1】
【0025】比較例3 m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノー
ル、及びホルムアルデヒドを常法に従い塩酸触媒を用い
て反応させて製造したノボラック樹脂(平均分子量65
00)7.5gと、2,3,4,4′−テトラヒドロキ
シベンゾフェノンと1,2−ナフトキノンジアジド−5
−スルホン酸クロリドより常法に従い製造した感光剤
2.5gとを、使用開始前に蒸留精製して不純物を除去
したプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト30gに溶解した。これを0.2μmのテフロン製フ
ィルターにて精密濾過し、感放射線性組成物を調製し
た。
【0026】比較例4 比較例3にて用いたのと同じノボラック樹脂、及び感光
剤を各々、5重量倍のγ−ブチロラクトンと混合して1
時間攪拌し、次いで、40重量倍の水に放出し、再晶析
することにより精製を行った。これらを各々濾別し、乾
燥したものを感光性組成物の原料としてのノボラック樹
脂及び感光剤として用い、比較例3と同様にして感放射
線性組成物を調製した。比較例3〜4で調製した感放射
線性組成物をスピンコーターによりシリコンウエハー上
に塗布した後、95℃のホットプレート上にて60秒間
加熱して溶媒を除去し、膜厚1.04μmの感放射線性
組成物塗布膜を形成した。これをi−線ステッパー(ニ
コン(株)製;NA=0.50)にて露光した後、2.
38%水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液に60秒
間浸し、現像した。目視観察にて、2mm角の抜きパタ
ーンの塗布膜が基板まで現像除去される最低露光量(E
th0 )を測定した。
【0027】また、これらの組成物を23℃の暗所に7
日間保存した後の感度(Eth7 )を同様に測定した。
各組成物の感度変化比(Eth7 /Eth0 )を表−2
に示す。なお、感放射線性組成物中の塩素イオン濃度は
塩素硫黄分析計(三菱化成(株)製TSX−10)を用
い、クーロメトリー法にて測定した。キノンジアジド系
ポジ型レジストでは高塩素イオン濃度においても感度変
化は認められなかった。
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】本発明のネガ型感放射線性組成物は、感
度の経時変化が小さく、保存安定性に優れ、半導体集積
回路等を製造する際に用いられるネガ型フォトレジスト
として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大坪 由紀 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ可溶性樹脂、光酸発生剤、架橋
    剤、及び溶媒よりなるネガ型感放射線性組成物におい
    て、該組成物中のハロゲンイオン濃度が50ppm以下
    であることを特徴とする感放射線性組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008303218A (ja) * 2000-07-28 2008-12-18 Mitsubishi Chemicals Corp (メタ)アクリル酸エステルの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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