JPH088224Y2 - ドアクローザ装置 - Google Patents

ドアクローザ装置

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Publication number
JPH088224Y2
JPH088224Y2 JP1992076009U JP7600992U JPH088224Y2 JP H088224 Y2 JPH088224 Y2 JP H088224Y2 JP 1992076009 U JP1992076009 U JP 1992076009U JP 7600992 U JP7600992 U JP 7600992U JP H088224 Y2 JPH088224 Y2 JP H088224Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
door
door closer
closer body
support shaft
rotation support
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992076009U
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English (en)
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JPH0640265U (ja
Inventor
圓藏 出向井
Original Assignee
日本ドアーチエック製造株式会社
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Publication date
Application filed by 日本ドアーチエック製造株式会社 filed Critical 日本ドアーチエック製造株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は扉に内設する構成のドア
クローザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に扉の外観を損なわないように、ド
アクローザを扉の内部に装置するものが多くなってきて
いる。図3は従来のこの種のドアクローザ装置の一例を
示し、ドアクローザ本体1は扉2の内部の下部近くに固
定され、前記ドアクローザ本体1の下方に突出した主軸
3を、扉2の下縁より突出させるとともに、戸口の床4
に埋設された軸受体5にはめ合せ、かつ固定させてい
る。また、扉2の上部は支軸6によって戸口の上部の縁
の軸受体7にはめ合わせている。前記ドアクローザ本体
1は固定具にて扉2に固定され、また、扉2の面板で覆
われている。
【0003】なお、ドアクローザ本体1は周知の構成と
動作をするようになっており、すなわち、ドアクローザ
本体1内には主軸3に回転自在に連結されたクランク8
と、このクランク8によって作動するシリンダ9と、前
記クランク8の回転によってねじられるロイルばね10
よりなっている。そして扉2を開いたときに扉の回転に
応じてクランク8が回動してシリンダ9内のピストンを
作動させ、シリンダ9内の油を移動させ、同時にコイル
ばね10を捲きしぼる。つぎに扉2を閉じるときは、コ
イルばね10の捲きもどしの力を利用するが、シリンダ
9内にもどる油の経路に設けたしぼり弁によって油のも
どりを遅くさせる。したがって扉2はゆっくりと閉じら
れるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところでこの種のドア
クローザ本体1を装置する扉2は大型のものもあり、た
とえば鉄製扉で重量1.5トン前後のものもある。この
ような大型、大重量の扉に装置したドアクローザ本体1
の故障あるいはメンテナンス時には、扉2全体をはず
し、その後扉2の下方よりドアクローザ本体1の取りは
ずし作業を行っていたものであり、大重量の扉2をとり
はずす作業が容易でなく、その作業性が悪いという大き
な問題があった。
【0005】本考案は前記従来のドアクローザ装置の問
題に留意し、扉をとりはずすことなくドアクローザの修
理等のメンテナンスができるドアクローザ装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本考案のドアクローザ装置は、扉内における下部近傍に
ドアクローザ本体を収納し、この収納位置における扉面
を形成する板にドアクローザ本体を出し入れ可能にする
ための開口を備え、この開口を閉じる蓋板を扉に脱着自
在に設け、扉内における下部に設けられ扉を回転自在に
支承する扉回転支軸を備え、前記ドアクローザ本体の下
部に突出する主軸を前記扉回転支軸に連結金具を介して
連結したものである。
【0007】
【作用】上記構成のドアクローザ装置は、ドアクローザ
本体のメンテナンス時等において、蓋板を扉から取りは
ずして開口を開き、ドアクローザ本体の主軸を連結金具
からはずすことにより、ドアクローザ本体を扉から容易
に取り出すことができることとなる。
【0008】
【実施例】以下本考案の一実施例のドアクローザ装置を
図1、図2にもとづき説明する。なお、従来例で示した
ドアクローザ装置と同一構成部材は同一符号で示し、本
実施例の特徴的構成についてのみ説明する。
【0009】図示のようにドアクローザ本体1は扉2の
内部の下部に配置され、扉2内に設けた桟等の固定部材
11にボルト12によって着脱自在に取りつけている。
前記ドアクローザ本体1の下部に出した主軸3は断面が
非円形となっており、すなわちこの実施例では角軸とな
っており、下方に配置された連結金具13の角穴に挿脱
自在に嵌め合わされている。
【0010】前記連結金具13の下方には軸受用のアー
ム14を扉2の桟15にボルト16によって固定してあ
り、このアーム14の孔に回転自在に軸合した扉回転支
軸17は、角軸となっている上端部18が前記連結金具
13の下面に形成した角穴に嵌め合わされ、また角軸と
なっている下端部19が床20に埋設された受具21の
角穴に嵌め合わされている。しだがって扉2はこの扉回
転支軸17によって回転自在に支えられた構成となって
いる。なお、前記扉回転支軸17はカラー22をもち、
このカラー22がアーム14内に設けられた軸受用のベ
アリング23に関連づけられている。前記扉2内のドア
クローザ本体1の収納位置における扉2面を形成する板
(面板)には、図示点線で示すように前記ドアクローザ
本体1を出し入れ可能にするための開口24を備え、こ
の開口24を閉じる蓋板25を扉2に脱着自在に設けて
ある。
【0011】なおドアクローザ本体1の内部の構成なら
びに扉2の上部の枢支構成は、先に述べた従来のものと
同一構成であるので、その説明は省略する。上記構成に
おいて扉2は扉回転支軸17によって支承されるととも
に、この扉回転支軸17を軸として回転する。ここで、
ドアクローザ本体1の修理等、メンテナンスを要する場
合、扉2が扉回転支軸17で支承された状態のまま、す
なわち扉2を取りはずすことなく、扉2の蓋板25をは
ずし、開口24よりドアクローザ本体1を取りはずして
所要のメンテナンス作業をすることができる。前記ドア
クローザ本体1が取りはずせるのは、その下方に突出し
た主軸3が連結金具13の角穴に挿脱自在の構成となっ
ていることによる。もちろん、この場合、ドアクローザ
本体1を固定しているボルト12をとりはずし、ドアク
ローザ本体1を上方に持ち上げて連結金具13との連結
を解く。図2はドアクローザ本体1を取りはずした状態
の扉2を示している。
【0012】このように、本実施例のドアクローザ装置
は、戸口に扉を枢結した状態のまま、ドアクローザ本体
を取り出しおよび組込みができるので、ドアクローザ本
体のメンテナンスの上からきわめて効果的であり、もち
ろん大重量の扉をはずす作業を不要とし、作業者の作業
を軽減できる。なお、本考案は、図示実施例の構成に限
られるものではなく、同じ目的、作用の範囲内で変形可
能であることは云うまでもない。
【0013】
【考案の効果】前記実施例の説明より明らかなように本
考案のドアクローザ装置は、扉内に装置されるドアクロ
ーザ本体の主軸を連結金具を介して扉回転支軸と連結す
る構成としたため、扉を戸口よりとりはずすことなくド
アクローザ本体を扉より取りはずしおよび組み込みがで
き、前記ドアクローザ本体の修理等が容易にできるもの
であり、特に大重量の扉の場合に作業者に負担がかから
なく、その実用的効果の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のドアクローザ装置の断側面
【図2】同ドアクローザ装置のドアクローザ本体を除い
た状態の断側面図
【図3】従来のドアクローザ装置の断側面図
【符号の説明】
1 ドアクローザ本体 2 扉 3 主軸 12 ボルト 13 連結金具 14 軸受用のアーム 17 扉回転支軸 20 床 21 受具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉内における下部近傍にドアクローザ本
    体を収納し、この収納位置における扉面を形成する板に
    ドアクローザ本体を出し入れ可能にするための開口を備
    え、この開口を閉じる蓋板を扉に脱着自在に設け、扉内
    における下部に設けられ扉を回転自在に支承する扉回転
    支軸を備え、前記ドアクローザ本体の下部に突出する主
    軸を前記扉回転支軸に連結金具を介して連結したドアク
    ローザ装置。
JP1992076009U 1992-11-04 1992-11-04 ドアクローザ装置 Expired - Lifetime JPH088224Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992076009U JPH088224Y2 (ja) 1992-11-04 1992-11-04 ドアクローザ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992076009U JPH088224Y2 (ja) 1992-11-04 1992-11-04 ドアクローザ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0640265U JPH0640265U (ja) 1994-05-27
JPH088224Y2 true JPH088224Y2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=13592823

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JP1992076009U Expired - Lifetime JPH088224Y2 (ja) 1992-11-04 1992-11-04 ドアクローザ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450389Y2 (ja) * 1987-04-16 1992-11-27
JPH02130983U (ja) * 1989-04-07 1990-10-30
JPH04128487A (ja) * 1990-09-18 1992-04-28 Tategu Sogo Shosha Futaba:Kk

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Publication number Publication date
JPH0640265U (ja) 1994-05-27

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