JPH0881407A - シクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの回収方法 - Google Patents

シクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの回収方法

Info

Publication number
JPH0881407A
JPH0881407A JP22162394A JP22162394A JPH0881407A JP H0881407 A JPH0881407 A JP H0881407A JP 22162394 A JP22162394 A JP 22162394A JP 22162394 A JP22162394 A JP 22162394A JP H0881407 A JPH0881407 A JP H0881407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cyclohexanone
cyclohexanol
boiling point
high boiling
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22162394A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kugimoto
純一 釘本
Tomohiko Yamamoto
智彦 山本
Masaru Matsunishi
勝 松西
Joji Kawai
譲治 河井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP22162394A priority Critical patent/JPH0881407A/ja
Publication of JPH0881407A publication Critical patent/JPH0881407A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、シクロヘキサンを酸素含有ガスで
液相酸化してシクロヘキサノンを製造する方法におい
て、副生する高沸点混合油をアルカリ濃度が0.5重量
%以下の条件で200〜500℃で熱分解して、生成す
るシクロヘキサノン及びシクロヘキサノールを蒸留分離
することを特徴とするシクロヘキサノン及びシクロヘキ
サノールの回収方法に関する。 【効果】 本発明により、シクロヘキサンを酸素含有ガ
スで液相酸化してシクロヘキサノンを製造する方法にお
いて、副生する高沸点混合油から、アルカリの存在しな
い温和な条件下でシクロヘキサノン及びシクロヘキサノ
ールを回収することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シクロヘキサンを酸素
含有ガスで液相酸化してシクロヘキサノンを製造する方
法において、副生する高沸点混合油からシクロヘキサノ
ンを回収する方法に関する。本発明は、上記のシクロヘ
キサノンを製造する工程において、高沸点混合油から有
用なシクロヘキサノン及びシクロヘキサノールを効率よ
く回収するために適用することができる。
【0002】
【従来の技術】シクロヘキサンを酸素含有ガスで液相酸
化してシクロヘキサノンを製造する方法においては、次
のような各工程で高沸点油が副生することが公知であ
る。 (A)シクロヘキサンを液相酸化する工程及びそれに続
く酸化反応液中の過酸化物の分解等の後処理工程(以
下、この工程で副生する高沸点油をA高沸点油という) (B)シクロヘキサノールを脱水素してシクロヘキサノ
ンに転化する工程(以下、この工程で副生する高沸点油
をB高沸点油という) (C)シクロヘキサノール及びシクロヘキサノンを精留
する工程(以下、この工程で副生する高沸点油をC高沸
点油という)
【0003】A高沸点油は、シクロヘキサンの液相酸化
工程及びそれに続く後処理工程で副生するもので、例え
ば、シクロヘキサン酸化反応液をアルカリ性水溶液で処
理してケン化及びシクロヘキシルパーオキシドの分解を
行った後、水層を分離除去し、油層から未反応シクロヘ
キサンを除去することによって得られる、主としてシク
ロヘキサノール及びシクロヘキサノンを含む溶液中に4
〜8重量%含まれている。このA高沸点油には、シクロ
ヘキサノールエステル、シクロヘキサノン縮合物及びそ
の他の複雑な化合物が含まれている。
【0004】B高沸点油はシクロヘキサノールを脱水素
する際にシクロヘキサノールに対して約1重量%の割合
で副生するもので、シクロヘキサノン縮合物等が含まれ
ている。また、C高沸点油は、(1)シクロヘキサン酸
化反応液をケン化し、分離された油層よりシクロヘキサ
ノール及びシクロヘキサノンを精留する工程と、(2)
シクロヘキサノールの脱水素によって得られたシクロヘ
キサノンを精留する工程で、シクロヘキサノールやシク
ロヘキサノンが縮合、分解又は化合して生成すると考え
られているもので、原料に対して約1重量%の割合で副
生する。このC高沸点油には、シクロヘキサノールエス
テルやシクロヘキサノン縮合物等が含まれている。
【0005】シクロヘキサンを液相酸化してシクロヘキ
サノンを工業的に製造する通常の方法においては、A高
沸点油及びB高沸点油は、シクロヘキサノール及びシク
ロヘキサノンを精留する工程に持ち込まれてC高沸点油
との混合物(以下、高沸点混合油という)として得られ
る。従来、この高沸点混合油からシクロヘキサノール及
びシクロヘキサノンを回収する方法としては、高沸点混
合油を高圧下で多量のアルカリを存在させて処理する方
法が知られている(特公昭43−8266号公報参
照)。しかしながら、この方法では、多量のアルカリを
用いることにより、シクロヘキサノール及びシクロヘキ
サノンを回収した後の残渣の粘度が上昇してその移送が
困難になるために残渣の処理が非常に煩雑になるなどの
工業的に好ましくない問題が存在していた。このため、
高沸点混合油は燃料としてのわずかの価値を有するに過
ぎず、一般には焼却廃棄されていた。アルカリを用いな
い温和な条件下で高沸点混合油を分解し、煩雑な残渣の
処理を行うことなく、有用なシクロヘキサノール及びシ
クロヘキサノンを容易に回収する方法は知られていなか
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記高沸点
混合油を残渣の処理が煩雑にならないような温和な条件
下で分解し、シクロヘキサノール及びシクロヘキサノン
を容易に回収することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、シクロ
ヘキサンを酸素含有ガスで液相酸化してシクロヘキサノ
ンを製造する方法において、副生する高沸点混合油をア
ルカリ濃度が0.5重量%以下の条件で200〜500
℃で熱分解して、生成するシクロヘキサノン及びシクロ
ヘキサノールを蒸留分離することを特徴とするシクロヘ
キサノン及びシクロヘキサノールの回収方法によって達
成される。
【0008】以下に本発明を詳しく説明する。本発明で
使用される高沸点混合油は、シクロヘキサンを酸素含有
ガスで液相酸化してシクロヘキサノンを製造する公知の
方法において、次のような各工程で副生する高沸点油か
らなるものである。 (A)シクロヘキサンを液相酸化する工程及びそれに続
く酸化反応液中の過酸化物の分解等の後処理工程(以
下、この工程で副生する高沸点油をA高沸点油という) (B)シクロヘキサノールを脱水素してシクロヘキサノ
ンに転化する工程(以下、この工程で副生する高沸点油
をB高沸点油という) (C)シクロヘキサノール及びシクロヘキサノンを精留
する工程(以下、この工程で副生する高沸点油をC高沸
点油という)
【0009】即ち、本発明で使用される高沸点混合油
は、A高沸点油及びB高沸点油が上記の(C)シクロヘ
キサノール及びシクロヘキサノンを精留する工程に持ち
込まれて、A、B、C各高沸点油の混合物となったもの
である。なお、この高沸点混合油中には通常20重量%
程度の水が含有されていても差し支えなく、また前工程
より持ち込まれる少量の苛性アルカリ及び/又はアルカ
リ金属弱酸塩は残存していても差し支えない。しかし、
これら水及び/又はアルカリ類の共存は必須な条件では
なく、むしろ高濃度のアルカリの共存は、前述のよう
に、熱分解を行ってシクロヘキサノン及びシクロヘキサ
ノールを回収した後の残渣の粘度を極端に上昇させてそ
の移送を困難にするため、高沸点混合油中に高濃度のア
ルカリが含まれている場合には、予め水洗等によってこ
れを除去しておく必要があり、アルカリ濃度を0.5重
量%以下、好ましくは0.3重量%以下、更に好ましく
は500重量ppm以下の濃度に下げておくことが必要
である。なお、ここで言うアルカリ濃度とは、高沸点混
合油中のアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の濃
度で、水の存在によってアルカリとして作用するもので
ある。
【0010】熱分解は、前記の高沸点混合油を200〜
450℃、好ましくは250〜400℃で加熱すること
によって行われる。また、加圧下、常圧下又は減圧下い
ずれの条件で熱分解を行っても差し支えないが、工業的
には設備面で有利な常圧下で行うことが好ましい。
【0011】熱分解の方式としては、例えば、高沸点混
合油を反応器に供給して、攪拌下で熱分解を行いながら
熱分解生成物を単蒸留で取り出す回分式又は連続式熱分
解蒸留方式や、熱分解生成物の留出蒸気に高沸点混合油
を向流接触させながら熱分解する向流接触熱分解方式が
挙げられる。熱分解蒸留方式又は向流接触熱分解方式に
よる熱分解を連続式で行う場合、高沸点混合油の滞留時
間は熱分解温度により異なるが、通常8分以上、好まし
くは30分以上であればよい。また、この滞留時間を余
りに長くしてもシクロヘキサノン及びシクロヘキサノー
ルの回収率の顕著な向上は期待できないので、前記の滞
留時間は通常120分以内であればよい。
【0012】以上のようにして、高沸点混合油を多量の
アルカリが存在しない温和な条件下で処理するため、生
成する残渣の粘度を高くすることなく、シクロヘキサノ
ン及びシクロヘキサノールを容易に回収することができ
る。得られたシクロヘキサノン及びシクロヘキサノール
は前記のシクロヘキサノールを脱水素してシクロヘキサ
ノンに転化する工程やシクロヘキサノール及びシクロヘ
キサノンを精留する工程に戻されて再利用される。
【0013】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を具
体的に説明する。なお、高沸点混合油及び熱分解生成物
中のシクロヘキサノン、シクロヘキサノールはガスクロ
マトグラフィーにより、高沸点混合油中のナトリウム濃
度は原子吸光法により分析した。
【0014】実施例1 内径20mm、高さ200mmの蒸留塔を備えた内容積
1リットルのガラス製反応器に、シクロヘキサノン0.
10重量%、シクロヘキサノール1.00重量%、水
0.86重量%を含む高沸点混合油(予め水洗してナト
リウム濃度を480重量ppmにしたもの)20.00
g/hrを供給し、滞留時間を1時間として常圧下30
0℃で熱分解を行いながら、熱分解生成物を蒸留により
連続的に取り出した(連続式熱分解蒸留方式)。留出液
はフィードした高沸点混合油に対して37.69重量%
で、その中にはシクロヘキサノン21.02重量%、シ
クロヘキサノール5.07重量%が含まれていた。な
お、熱分解後の残渣の粘度は70℃で20センチポイズ
で流動性に問題はなかった。
【0015】実施例2 実施例1において高沸点混合油の供給量を39.28g
/hrに変えたほかは、実施例1と同様に熱分解を行っ
た(連続式熱分解蒸留方式)。留出液は供給した高沸点
混合油に対して37.15重量%で、その中にはシクロ
ヘキサノン21.13重量%、シクロヘキサノール5.
15重量%が含まれていた。なお、熱分解後のいずれの
残渣も粘度は50℃で85センチポイズで流動性は良好
であり、移送等に支障をきたすような高粘度化は認めら
れなかった。実施例1、2の結果を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】実施例3 実施例1で使用したと同じ組成の高沸点混合油を用い
て、回分式熱分解蒸留方式で熱分解を行ってシクロヘキ
サノン及びシクロヘキサノールを回収した。即ち、実施
例1において、高沸点混合油300gを反応器に仕込
み、蒸留塔の塔頂温度を160℃に保って、高沸点混合
油を350℃まで加熱・昇温して熱分解を行いながら、
熱分解生成物を蒸留により取り出した(回分式熱分解蒸
留方式)。留出液は仕込んだ高沸点混合油に対して4
4.2重量%で、その中にはシクロヘキサノン17.9
重量%、シクロヘキサノール10.76重量%が含まれ
ていた。回収されたシクロヘキサノン及びシクロヘキサ
ノールは高沸点混合油に対して12.7重量%であっ
た。なお、熱分解後の残渣の粘度は125℃で87セン
チストークスで移送に支障のないものであった。
【0018】比較例1 実施例1で使用したと同じ組成の高沸点混合油1000
gに水90gを加え、8.5torr/155℃で減圧
蒸留して、油層444g及び水層113gからなる留出
物を得たが、シクロヘキサノン、シクロヘキサノールは
それぞれ1.3重量%、1.9重量%と微量であった。
【0019】比較例2 比較例1で得られた油層分に21.4gの水酸化ナトリ
ウムを加えて、実施例1の装置により150℃で2時間
熱分解を行いながら、熱分解生成物を蒸留により取り出
した(回分式熱分解蒸留方式)。留出液は313gで、
その中にはシクロヘキサノン31.8g、シクロヘキサ
ノール61.6gが含まれていた。回収されたシクロヘ
キサノン及びシクロヘキサノールは高沸点混合油に対し
て9.3重量%にすぎなかった。なお、熱分解後の残渣
の粘度は急激に上昇し、150℃においても攪拌困難な
状態(10000ポイズ以上)であった。
【0020】比較例3 実施例1で水洗を行う前の高沸点混合油(シクロヘキサ
ノン0.16重量%、シクロヘキサノール1.45重量
%、水0.10重量%を含み、ナトリウム濃度が0.7
重量%であるもの)300gを用い、実施例3と同様に
熱分解を行って熱分解生成物を蒸留により取り出した
(回分式熱分解蒸留方式)。留出液は仕込んだ高沸点混
合油に対して32.7重量%で、その中にはシクロヘキ
サノン18.2重量%、シクロヘキサノール12.6重
量%が含まれていた。回収されたシクロヘキサノン及び
シクロヘキサノールは高沸点混合油に対して10.0重
量%であった。なお、熱分解後の残渣は高粘度化してお
り、これを移送するため、残渣とほぼ同量の水(200
g)を加えて加熱し、低粘度化を図ったが、粘度は50
0ポイズ以上で通常の配管移送は困難であった。
【0021】実施例4 実施例1で水洗を行う前の高沸点混合油(シクロヘキサ
ノン0.16重量%、シクロヘキサノール1.45重量
%、水0.10重量%を含み、ナトリウム濃度が0.7
重量%であるもの)150gと実施例1で使用したと同
じ組成の高沸点混合油(シクロヘキサノン0.10重量
%、シクロヘキサノール1.00重量%、水0.86重
量%を含み、ナトリウム濃度が480ppmであるも
の)150gを混合し、ナトリウム濃度が3740pp
mの高沸点混合油300gを調製した。この高沸点混合
油を実施例3と同様に熱分解して熱分解生成物を蒸留に
より取り出した(回分式熱分解蒸留方式)。留出液は仕
込んだ高沸点混合油に対して41.9重量%で、その中
にはシクロヘキサノン15.7重量%、シクロヘキサノ
ール10.6重量%が含まれていた。回収されたシクロ
ヘキサノン及びシクロヘキサノールは高沸点混合油に対
して11.0重量%であった。熱分解後の残渣にその2
0%に相当する水(35g)を加えて粘度を測定したと
ころ、粘度は100℃で120センチストークスであり
実用上移送に支障のないものであった。
【0022】実施例5 実施例3において、高沸点混合油の仕込み量を500g
に変え、高沸点混合油の温度が表2記載の各温度に到達
するまでの熱分解生成物を蒸留によりそれぞれ取り出し
たほかは、実施例3と同様に熱分解を行った(回分式熱
分解蒸留方式)。この結果を表2に示す。なお、熱分解
後の残渣の粘度は150℃で20センチポイズであり、
移送に支障を来すような高粘度化は認められなかった。
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】本発明により、シクロヘキサンを酸素含
有ガスで液相酸化してシクロヘキサノンを製造する方法
において、副生する高沸点混合油から、アルカリが存在
しないという非常に温和な条件下で、生成する残渣の粘
度を上げることなく、シクロヘキサノン及びシクロヘキ
サノールを容易に回収して再利用することができる。そ
して、熱分解後の残渣は粘度が高くないため、移送が容
易になり、これを燃料として利用する際又は廃棄する際
の操作性も非常に向上する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河井 譲治 山口県宇部市大字小串1978番地の10 宇部 興産株式会社宇部統合事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シクロヘキサンを酸素含有ガスで液相酸
    化してシクロヘキサノンを製造する方法において、副生
    する高沸点混合油をアルカリ濃度が0.5重量%以下の
    条件で200〜500℃で熱分解して、生成するシクロ
    ヘキサノン及びシクロヘキサノールを蒸留分離すること
    を特徴とするシクロヘキサノン及びシクロヘキサノール
    の回収方法。
JP22162394A 1994-09-16 1994-09-16 シクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの回収方法 Pending JPH0881407A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22162394A JPH0881407A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 シクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22162394A JPH0881407A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 シクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの回収方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0881407A true JPH0881407A (ja) 1996-03-26

Family

ID=16769667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22162394A Pending JPH0881407A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 シクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0881407A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1099679A3 (en) * 1999-11-09 2002-01-23 Basf Corporation Process for the recovery of cyclohexanone and cyclohexanol from cyclohexanone production distillation bottoms
WO2007066491A1 (ja) 2005-12-06 2007-06-14 Ube Industries, Ltd. シクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの回収方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1099679A3 (en) * 1999-11-09 2002-01-23 Basf Corporation Process for the recovery of cyclohexanone and cyclohexanol from cyclohexanone production distillation bottoms
WO2007066491A1 (ja) 2005-12-06 2007-06-14 Ube Industries, Ltd. シクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの回収方法
JP4872920B2 (ja) * 2005-12-06 2012-02-08 宇部興産株式会社 シクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの回収方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7199271B2 (en) Method for reducing cyclohexenone content of a cyclohexenone-containing organic mixture
TW200410924A (en) Process for oxidation of cyclohexane
DE925775C (de) Verfahren zur Herstellung von Phenol
US2964535A (en) Purification of nu-methyl pyrrolidone
US4036899A (en) Synthesis of prenyl chloride
DE60216135T2 (de) Prozess zur herstellung von organischen hydroperoxiden
JPH0881407A (ja) シクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの回収方法
DE60313950T2 (de) Verfahren zur herstellung eines alkylarylhydroperoxid haltigen produkts
EP0028931B1 (en) Process for producing resorcinol
JP2500977B2 (ja) シクロヘキサノンの製造方法
JP3391644B2 (ja) ハイドロパーオキシドの抽出方法
EP0204917B1 (de) Verfahren zur Aufarbeitung von Cyclohexanol, Cyclohexanon sowie Cyclohexylhydroperoxid enthaltenden Reaktionsgemischen
US3564058A (en) Process for the manufacture of cyclohexanol and cyclohexanone
JP2713014B2 (ja) カプロラクタムの製法
DE2650416C2 (de) Verfahren zur Herstellung eines Methylphenols
DE2443341C3 (de) Verfahren zur Reinigung von Rohcaprolactam
EP0180998B1 (de) Verfahren zur Aufbereitung von 1.2-Dichlorethan für die Pyrolyse
JP2957971B2 (ja) 1,2−ジクロロエタンの熱分解時に生成する低沸点副生成物の変換方法
JP6655646B2 (ja) タール酸の製造方法
KR100407593B1 (ko) 1,6-헥산디올의순도향상방법
DE3146765C2 (ja)
JPH05339256A (ja) アルドキサンおよびパラアルド−ルを主成分とする反応粗液の製造方法
US3100233A (en) Purification of acetylene tetrachloride containing chlorine impurity
JP2002193928A (ja) ε−カプロラクタムの製造方法
US2150331A (en) Purification of maleic anhydride