JPH0880634A - 直接静電印刷(dep)のための方法および装置 - Google Patents

直接静電印刷(dep)のための方法および装置

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JPH0880634A
JPH0880634A JP7091971A JP9197195A JPH0880634A JP H0880634 A JPH0880634 A JP H0880634A JP 7091971 A JP7091971 A JP 7091971A JP 9197195 A JP9197195 A JP 9197195A JP H0880634 A JPH0880634 A JP H0880634A
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particles
magnetic brush
brush assembly
dep
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Serge Tavernier
セルジユ・タベルニエ
Guido Desie
グイド・デシエ
Jacques Leonard
ジヤツク・レオナール
Luc Van Aken
リユク・バン・アケン
Leo Alaerts
レオ・アレルツ
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Agfa Gevaert NV
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷ヘッド構造体を清浄化する必要なく大版
で高品質の像を印刷できる直接静電印刷(DEP)方
法、上記方法を実施することができる装置および上記方
法で使用するための調色粒子を提供すること。 【構成】 逆電極(5)、開口部(7)と組み合わされ
た調節電極を含んでなる印刷ヘッド構造体(6)、該開
口部付近にトナー粒子の雲(4)を出現させるトナー分
配手段(1)を含んでなる装置を使用して、中間基質上
または最終基質上で直接静電印刷(DEP)する方法で
あって、(i)少なくとも調色粒子(トナー印刷)およ
び磁気吸引性キャリア粒子を含んでなる多成分現像剤を
使用し、そして(ii)トナー分配手段が磁気ブラシ組み
立て体であり且つトナー雲を磁気ブラシ組み立て体の表
面に存在する該多成分現像剤から直接発生させ、そして
(iii)該トナー雲を振動場により発生させることを特
徴とする直接静電印刷方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は静電印刷に関し、そして特に直
接静電印刷(Direct Electrostatic Printing)(DE
P)に関する。DEPでは、電気的にアドレス可能な印
刷ヘッド(printhead)により静電印刷を直接基質上に
行う。
【0002】
【発明の背景】DEP(直接静電印刷)では、トナーま
たは現像物質を像通りの潜在静電像を有していない基質
上に像通りの方法で直接沈着させる。基質は中間体であ
ってもよく、この場合には形成された像を他の基質(例
えばアルミニウムなど)に転写することが好ましいが、
基質は好ましくは最終的受容体であるので最終的融解段
階後に例えば普通紙、フィルムなどの如き最終的受容体
上に像を直接的に形成することができる。これにより古
典的電子写真とは異なる方法が得られ、そこでは電荷保
有表面上の潜在静電像が適当な物質により現像されて潜
在像を可視化させそしてそこでは粉末像が該電荷保有表
面に直接的に融解して、次に直接的電子写真印刷を生ず
るか、或いは粉末像を引き続き最終的基質に転写させそ
して次にその媒体に融解させ、ここで後者の方法は間接
的電子写真印刷を生ずる。最終的基質は別の物質、例え
ば透明媒体、不透明重合体フィルム、紙などであってよ
い。
【0003】DEPは、追加段階および次に部品を加え
て潜在静電像を形成し、特に光伝導体を使用しそして帯
電/露光サイクルが必要な電子写真とは非常に異なる。
【0004】DEP装置は米国特許第3,689,935
号に開示されている。この文献は、絶縁物質の層、絶縁
物質の一面上にある伝導性物質の連続層および絶縁物質
の層の他の面上にある伝導性物質の分割された層を含ん
でなる多層化された粒子調整器または印刷ヘッドを含ん
でなる静電線印刷機を開示している。印刷ヘッドは少な
くとも1列の開口部を含んでなる。伝導性物質の分割さ
れた層の各部分は開口部の一部の周りに形成され、そし
て分割された伝導層の他の部分とは互いに絶縁分離され
ている。分割された伝導層の各部分には選択される電位
が適用されるが、連続的伝導層には一定電位が適用され
る。全体的な適用電場が帯電粒子を粒子調整器(印刷ヘ
ッド)の開口部の1列中に放出させ、そして粒子流の強
さは分割された伝導性層の部分に適用される電位のパタ
ーンに応じて調整される。調整された帯電粒子流は調整
された粒子流中に置かれている印刷受容媒体と衝突し、
そして粒子調整器(印刷ヘッド)に関連する方向に変更
されて線毎の(line-by-line)走査印刷を与える。分割さ
れた電極は調節電極(control electrode)と称され、
そして連続的電極は遮蔽電極(shield electrode)と称
される。遮蔽電極、例えばトナー供給および調節電極、
は像記録部材と面する。直流電場が印刷ヘッドと逆電極
(backing electrode)の間に適用されて、トナーを印
刷ヘッドと逆電極の間に置かれている像形成受容部材に
対して吸引する。
【0005】主とし四種の主要問題を克服するために、
この基本原則に対していくつかの改良が提案されてい
る: −調色粒子の均一な雲(cloud)を印刷ヘッドに出現さ
せる。
【0006】−帯電調色粒子を拡散させずにまたは印刷
された構造体および機械装置環境を汚染せずに、充分な
帯電調色粒子を印刷ヘッド構造体に供給する。
【0007】−印刷ヘッド構造体中の開口部の詰まり
(clogging)を防止する。
【0008】−印刷ヘッド構造体の間違ったサイン粒子
の沈着を避け、ここで正しいサインを有する粒子に対す
る反発状態は間違ったサイン粒子に関する吸引状態に相
当する。
【0009】英国特許第2,108,432号には、上記
の問題の一部を克服するための別の方法が開示されてい
る。印刷ヘッドに対するトナー粒子の安定で且つ均一な
供給を実現しそしてトナー粒子による印刷ヘッド構造体
中の開口部の詰まり(clogging)を避ける手段が開示さ
れている。従って、上部にトナー粒子の層が沈着し且つ
交流電圧がトナー移送部材および印刷ヘッド構造体上の
伝導性物質の連続層の間に適用されるような移送部材が
付与される。この交流電圧により、トナー粒子はトナー
移送部品と該トナー移送部材に面する印刷ヘッドの表面
の間を「飛び越えて」(jump)、「トナー雲」(toner-
cloud)を形成する。トナー粒子が印刷ヘッド構造体に
到達できて、印刷ヘッド構造体と基質支持部材の間にあ
る全直流電圧により調整後に該トナー粒子を粉末雲から
引き出せるように、交流電圧は調整される。全直流電圧
はトナー粒子を調整後に印刷ヘッドおよび逆電極の間に
介在する像受容部材の上に放散させる。「接触する」ト
ナー粒子は印刷ヘッド構造体の汚染および開口部の詰ま
りの遅延を助けると信じられている。同時に、印刷ヘッ
ド構造体中の開口部の特別な設計および印刷ヘッド構造
体を製造する材料の特別な選択が詰まりの遅延を助ける
ことも主張されている。最後に提案された方法は、定期
的な電気バーストにより印刷ヘッド構造体を「清浄化」
する方法である。
【0010】ドイツ公開明細書第3,411,948号に
は開口部が開示されており、その中で調色粒子が移送部
品上で層の形態で印刷ヘッド構造体に対して出現する。
移送部品は特別な設計を有し、そして印刷ヘッド構造体
に沿う飛び越え移送を実現するために交流/直流電場を
使用する。この文献中にも、工程をさらに容易にするた
めの「トナー雲」の性質が記載されている。この文献
は、該移送部品と印刷ヘッド構造体の間の距離が以前よ
り大きく且つ比較的低い電場を使用できるDEPシステ
ムを印刷ヘッド構造体と逆電極の間の破裂放電が不可能
であるような方法で操作する手段を教示している。トナ
ーをさらに連続的に撹拌して分離しているトナー粒子の
塊状化を防止する。
【0011】ヨーロッパ特許出願公開第266 960
号には、多成分現像剤(キャリア/トナー)および一般
的磁気ブラシを用いてトナーの単層をトナー移送手段の
表面上に沈着させるトナー分配システムが開示されてい
る。多成分現像剤の使用はトナー中の好ましい帯電分布
をもたらし、その結果、印刷ヘッドの汚染速度の減少を
もたらす。開示されているシステムでは、非常に強い直
流電場が詰まっているトナー粒子を印刷ヘッド構造体の
開口部から分離しそしてそれらを移送部品に対して追い
出すような方法で直流電圧を逆電極に適用することによ
り印刷ヘッドを清浄化できる。未使用の調色物質を移送
ベルトから回収しそしてそれを廃棄するかまたはそれを
活性物質を該移送部品に沈着させるために使用される磁
気ブラシアプリケーターに逆に加えることにより再使用
する設定が必要である。
【0012】米国特許第4,743,926号には、異な
る電荷を有する2つのトナー移送ベルトを使用してトナ
ー粒子をそれらの帯電機能に応じて分離しそして印刷ヘ
ッドに正しいサイントナーだけを送る方法が開示されて
いる。
【0013】米国特許第4,912,489号には、調節
電極は印刷ヘッド側に像記録部品から最も離れて(従っ
てトナー供給部と面して)配置されているが遮蔽電極は
像記録部品と最も近い装置が開示されている。遮蔽およ
び調節電極のこの独特な配置は、トナー流を調整するの
に低い直流電圧だけを必要とし且つ間違ったサイントナ
ーはトナー供給部付近に集積しそして像受容部品に移送
されないという利点をもたらす。
【0014】米国特許第5,038,322号には、印刷
ヘッド中に調節電極側の開きの方が遮蔽電極側の開きよ
り小さい開口部を有する方式が開示されている。これに
より、比較的小さい調整電流が可能となり、間違ったサ
イントナーの集積を防止しそしてトナー雲の密度を高め
る。
【0015】米国特許第5,202,794号には、トナ
ー雲が機械的に形成されそして印刷ヘッドを振動させて
印刷ヘッドの開口部から開口部内に粘着するトナー粒子
を除去するDEP装置が開示されている。
【0016】応用静電国際会議(Int. Conf. Apll. Elec
trostatics)(北京、1993)で発表された論文、3
91〜411頁中のムラタ(Murata)他の論文も参照すべ
きである。この論文には、マトリックス−電極からなる
印刷ヘッド構造体を含んでなるDEP−機関が開示され
ている。トナー粒子は、磁気ローラーからなる印刷シス
テム上に計量添加され、そして印刷ヘッド構造体のとこ
ろで出現する。このローラーでは、上記のDEPの限界
が論じられており、そして調色物質の塊の中に低帯電粒
子および間違ったサイン粒子の両者が存在することが明
白に示されている。両方の要素はDEPの性能および能
力に悪影響を与える。上記論文中で発表された写真およ
び該論文中で論じられたデータは、記録方法としてのD
EPの見込みのある利点も示しているがその限界も明白
に示している。
【0017】以上で引用した参考文献に開示されている
改良方法はDEPの実施において遭遇する問題を少なく
とも部分的には解決するが、ほとんどの参考文献では古
典的電子写真と比べてむしろ複雑な器械が必要でありそ
して古典的電子写真と比べたDEPの簡素化は完全には
実現されていない。さらに、帯電したトナー雲の明確に
規定されていない状態から生ずる固有の問題(間違った
サインまたは低すぎる帯電粒子の存在)が非常に満足の
いく程度まで解決されていないという事実のために、全
般的方法は像性質および用途によって限定されよう。さ
らに、標識トナー粒子を印刷および投射(トナー雲形
成)領域に出現させるための複雑なトナー移送手段も記
載されている。記載されている全システムでは、トナー
粒子は積層形で単一成分物質として出現し、これには高
品質並びにDEP装置の電気的および機械的の両構造の
正確性が必要である。また、トナー粒子自体並びにトナ
ー除去および再活性化手段が厳しい条件に合致しなけれ
ばならない。これも上記のDEPシステムの複雑さおよ
び限界の一因となる。
【0018】従って、上記の問題を避けながら、より簡
単な器械を基にした高品質の像を再現可能な一定の方法
で形成するDEPを実施するためのシステムに対する要
望が依然として存在している。
【0019】
【発明の目的】本発明の一つの目的は、印刷ヘッド構造
体を清浄化する必要なく大版(largeedition)で高品質
の像を印刷できる直接静電印刷(DEP)方法を提供す
ることである。
【0020】本発明の他の目的は上記方法を実施できる
装置を提供することである。
【0021】本発明の別の目的は上記方法で使用するた
めの調色粒子(toning particles)を提供することであ
る。
【0022】本発明の他の目的および利点は以下の記載
から明白となるであろう。
【0023】上記の目的は、逆電極(back electrode)
(5)、開口部(7)と組み合わされた調節電極(cont
rol electrode)を含んでなる印刷ヘッド構造体
(6)、該開口部付近にトナー粒子の雲(cloud)を出
現させるトナー分配手段(1)を含んでなる装置を使用
して、中間基質上または最終基質上に直接静電印刷(D
EP)する方法であって、(i)少なくとも調色粒子
(トナー印刷)および磁気吸引性キャリア粒子を含んで
なる多成分現像剤を使用し、そして(ii)該トナー分配
手段が磁気ブラシ組み立て体であり且つ該トナー雲を該
磁気ブラシ組み立て体の表面に存在する該多成分現像剤
から直接発生させ、そして(iii)該トナー雲を振動場
(oscillating field)により発生させることを特徴と
する直接静電印刷方法を提供することにより実現され
る。
【0024】好適態様では、磁気ブラシ組み立て体の関
連表面が磁気ブラシ組み立て体に面する印刷ヘッド構造
体の表面から距離(1)のところに置かれており、ここ
で1が条件: 2/3L<1<1000+L を満たし、ここで全ての寸法はμmで表示されており、
そしてLは試験A(TESTA)に従い測定される振動場の
不存在下で該磁気ブラシ組み立て体上の現像剤層の最大
厚さと定義される。以下では、「磁気ブラシ組み立て体
の関連表面」とは現像剤が外表面上に存在しない時の磁
気ブラシ組み立て体の外表面と理解すべきである。
【0025】別の好適態様では、本発明の方法で使用さ
れるトナー粒子は1fC20fCとなるような、
より好ましくは1fC10fCとなるようなfC
で表示される平均電荷(q)を有する。
【0026】他の好適態様では、本発明の方法で使用さ
れるトナー粒子は試験B(TEST B)に従い可変係数v
を用いて測定された0.5より低い、好適には0.33よ
り低い電荷分布を有する。
【0027】
【発明の詳細な記述】DEP(直接電気写真印刷)の原
則の改良はこれまでは装置の機械部品または電気部品に
対してなされてきたが、以下で現像剤と称される標識物
質の組成にはほとんど注意が払われていなかった。多成
分現像剤(すなわち少なくともキャリア粒子および標識
トナー粒子を含んでなるもの)を使用する時には、DE
Pの相当な改良が得られることが見いだされた。この場
合には、該標識トナー粒子はジェット工程を受け、そし
てキャリア粒子は移送手段上でトナー粒子と関連するが
ジェット工程自体に関与しない。
【0028】多成分現像剤を使用する時およびその組成
を適切な方法で適合させる時には、DEPを磁気ブラシ
から直接行うことができ、それは複雑なトナー移送手段
の必要性がなくなるためDEP装置の構造が簡素化され
ることが見いだされた。
【0029】磁気ブラシ組み立て体の磁気ブラシ上の現
像剤層の厚さ(L)(すなわち磁気ブラシの「毛」の長
さ)を該磁気ブラシ組み立て体の関連表面と印刷ヘッド
構造体の間の距離(1)に適合させることにより、ジェ
ット工程を行うのに必要な電場が有用な範囲内になるこ
とおよび印刷ヘッド構造体内の開口部の妨害を顕著に減
少できることが見いだされた。振動場が磁気ブラシ組み
立て体上の磁気ブラシと相互作用する時に二つの後者の
効果が改良されることが見いだされた。磁気ブラシ上の
現像剤層の厚さLは試験Aに従い測定される。
【0030】試験A 磁気ブラシ上の現像剤層の厚さは下記の如くして測定さ
れる:現像剤を現像用の構成装置内に加える。定常状態
を制定するために5分間にわたり構成装置を操作する。
次に現像用の構成装置を磁気ブラシ組み立て体の軸と平
行な関連面を含有する関連ラックの上に設置し、そして
該構成装置にはマイクロメートルスクリューが備えられ
ており、それは磁気ブラシ組み立て体のスリーブの表面
と関連面の間の距離を調節可能としその結果として両物
体間の距離を10μmの精密度で読み取ることができ
る。次に現像用の構成装置を通常設定で操作し、現像装
置を停止し、そしてスリーブを関連面に対してブラシの
毛の先端が関連面と接触するような距離だけ動かす。こ
の接触はスリットを通す照明により目で観察される。距
離を記録し、そして測定を5回繰り返す。これらの5回
の測定の平均は「L」、すなわち磁気ブラシ上の現像剤
層の厚さとして示され、そしてμmで表示される。
【0031】磁気ブラシ組み立て体の関連表面を磁気ブ
ラシ組み立て体と面する印刷ヘッド構造体の表面から距
離(1)のところに置くことが好ましく、ここで1が条
件: 2/3L<1<1000+L を満たし、ここで全ての寸法はμmで表示されておりそ
してLは試験Aに従い測定される振動場の不存在下での
磁気ブラシ組み立て体上の現像剤層の最大厚さと定義さ
れる。
【0032】磁気ブラシ組み立て体の関連表面を磁気ブ
ラシ組み立て体と面する印刷ヘッド構造体の表面から距
離(1)のところに置くことが好ましく、ここで1が条
件: L<1<5000+L を満たし、ここで全ての寸法はμmで表示されておりそ
してLは試験Aに従い測定された振動場の不存在下で該
磁気ブラシ組み立て体上の現像剤層の最大厚さと定義さ
れる。
【0033】キャリアの性質をトナーの性質および磁気
ブラシ組み立て体の性質に適合させる時には、磁気ブラ
シ組み立て体の表面上に現像剤の「滑らかな」層を有す
ることができる。
【0034】トナーおよびキャリアの摩擦帯電性質を適
合させる時には、特定の電荷水準および比較的はっきり
した電荷分布を有するトナー粒子が得られ、間違ったサ
イントナー(sign toner)の生成を回避することがで
き、その結果間違ったサイントナー転写を避けるための
特殊な(電気的または機械的)手段をとる必要がもはや
なくなる。両方の応用によりDEP工程はさらに再現可
能性が大きく且つ調整可能となる。
【0035】DEP装置の記述 本発明に従うDEP方法を実施するための装置(図1)
は、(i)現像剤(2)、およびトナー雲(4)を生成
する磁気ブラシ組み立て体(3)を含んでなるトナー分
配手段(1)、(ii)逆電極(5)、(iii)金属フィ
ルムで両側がコーテイングされたプラスチック絶縁フィ
ルムから製造された印刷ヘッド構造体(6)であり、こ
こで印刷ヘッド構造体(6)は示されている態様でトナ
ー分配手段と面する以下で「遮蔽電極」(6b)と称さ
れる1つの連続的電極表面および示されている態様でD
EP装置中のトナー受容部材と面する開口部(7)の周
りにある以下で「調節電極」(6a)と称される複雑な
アドレス可能な電極構造体を含んでなり、遮蔽電極(6
b)および調節電極(6a)の位置は本発明に従うDE
P方法の装置の別の態様では図1に示されている位置と
は異なっていてもよい印刷ヘッド構造体(6)、(iv)
トナー用の像受容部品(9)を印刷ヘッド構造体および
逆電極の間で矢印Aにより示されている方向に移送する
ための移送手段(8)、(v)トナーを像受容部材上に
定着されるための手段(10)を含んでなる。
【0036】図1には印刷ヘッド6上で2つの電極(6
aおよび6b)を使用する本発明に従うDEP方法を実
施するために有用な装置の態様が示されているが別の構
造の印刷ヘッド(6)を有する装置を使用して本発明に
従うDEP方法を実施することもできる。例えば、1つ
だけの電極構造を含んでなる印刷ヘッドを有する装置並
びに2つより多い電極構造を含んでなる印刷ヘッドを有
する装置を用いて本発明に従うDEP方法を実施するこ
ともできる。本発明に従うDEP方法を印刷ヘッド構造
体として電極メッシュ列を含んでなるDEP装置を使用
することにより実施することもできる。そのような電極
メッシュ列は非衝撃印刷技術における進歩に関するIS
&T第9回国際会議/ジャパンハードコピー’93、1
993年10月4−8日、横浜、日本において開示さ
れ、そしてプログラム中並びに会報、国産分類番号IS
NB0−89208−1724およびISSN0916
−8087、509ss頁に発表されている。
【0037】印刷ヘッド構造体(6)と磁気ブラシ組み
立て体(3)の間並びに開口部(7)の周りの調節電極
とトナー受容部品(9)の後ろの逆電極(5)の間並び
に単一電極表面上または印刷ヘッド構造体(6)の複数
の電極表面の間に、異なる電場が適用される。図1に示
される本発明に従うDEP方法で使用される装置の特定
態様では、電圧V1が磁気ブラシ組み立て体3のスリー
ブに適用され、電圧V2が遮蔽電極6bに適用され、電
圧V30〜V3nが調節電圧(6a)に適用される。V3
の値は電圧V30〜V3nの間で像形成信号の調整に応じ
て時間基礎方式でまたはグレーレベル基礎方式で選択さ
れる。電圧V4はトナー受容部材の後ろの逆電極に適用
される。
【0038】本発明に従うDEP装置では、該トナー分
配手段は磁気ブラシ組み立て体上の多成分現像剤の層で
あり、そしてトナー雲はコンベアベルトなどを介さずに
逆磁気ブラシ組み立て体から直接引き出される。
【0039】本発明に従うDEP装置中の逆電極、印刷
ヘッド構造体、像受容部材用の移送手段および定着手段
は例えば米国特許第3,689,935号、英国特許第
2,108,432号、ドイツ公開明細書第3,411,9
48号、ヨーロッパ特許出願公開第266,960号、
米国特許第4,743,926号、米国特許第4,912,
489号、米国特許第5,038,322号、米国特許第
5,202,704号などに開示されている適当な方法で
製造することができる。
【0040】場合により、特殊な半導体層を逆電極の表
面上に置いて未調節の電気放電を減少させる。そのよう
な半導体層は例えば半導体ゴム状物質の層であってよ
い。
【0041】本発明の他の態様では、定着手段(10)
は加えられないが逆電極(5)が加熱されそしてその結
果としてそれはトナー粒子用の定着手段としても作用す
る。本発明に従うDEP装置で使用される磁気ブラシ組
み立て体は静止芯および回転スリーブを有する型または
回転芯および回転もしくは静止スリーブを有する型のい
ずれかであってもよい。両方の型の典型的な現像装置、
すなわち静止芯/回転スリーブ型および回転芯/回転も
しくは静止スリーブ型の明確な記述はヒタチ・メタルズ
・インターナショナル・リミテッド、2400、ウェス
トチェスター・アベニュー、パーチェス、ニューヨー
ク、10577、米国により発行されたヒタチ・メタル
ズ広報、電気写真印刷システム用のヒタチ部品(Hitachi
components for electrophotographic printing syste
ms)、5頁〜11頁に見られる。回転芯型現像装置は一
般的に一成分現像剤用に使用される。二成分システムの
ためのその使用はミノルタ・コーポレーションの特許出
願、例えば米国特許第4,600,675号、米国特許第
4,331,757号、米国特許第4,284,702号に
も記載されている。同様に回転芯型現像方法の使用はマ
ツシタ・エレクトロニック・コンポーネンツ・カンパニ
ー・リミテッドによる刊行物に、すなわちパナ・ファイ
ン・プロセス(ナショナル・テクニカル・レポート、2
8巻、No.4、1982年8月、676頁)に記載さ
れている。
【0042】静止芯/回転スリーブ型の磁気ブラシを使
用する時には、振動場の存在なしで小さいトナー雲が磁
気ブラシ組み立て体のスリーブおよび印刷ヘッド構造体
の間の直流電場により印刷ヘッドの開口部付近で発生す
る。しかしながら、振動場として交流電場(すなわち電
気性の振動場)を磁気ブラシ組み立て体のスリーブと印
刷ヘッド構造体の間の直流電場と組み合わす時にのみ充
分密なトナー雲が発生する。
【0043】回転芯/回転スリーブ型の磁気ブラシを使
用する時には、現像剤は二効果の組み合わせにより磁気
ブラシ組み立て体上に移送される。第一の効果は静止芯
磁気ブラシ組み立て体のための典型的運動であり、すな
わち各々の毛の基部がローラーのわずかに粗面化された
表面に強制的に沿わされるため全ての磁気ブラシの毛が
1つの静止磁気極から他の極に揺動し、その結果、現像
剤が磁気ブラシ上に移送される。他の効果は各々の毛の
頂部がその方向に移動する磁気極に向かって揺動すると
いう事象による運動である。極が現像剤の下を通過する
と、毛は各々の磁極から次の極に揺動する。
【0044】これらの効果により、高い移送速度および
現像剤中の典型的振動性能の両者が誘導され、磁気ブラ
シ組み立て体のスリーブと印刷ヘッド構造体の間の直流
電場と組み合わされた追加の交流電場がなくても、充分
密なトナー雲が磁気ブラシ組み立て体のスリーブと印刷
ヘッド構造体の間の直流電場により印刷ヘッドの開口部
付近で発生する。磁気ブラシ組み立て体の回転磁気芯は
磁気ブラシ組み立て体の表面下で異なる磁極を動かすこ
とにより誘導される磁場の変化から生ずる磁性の振動場
をあらかじめ与える。トナー雲の発生は有利には交流電
場を磁気ブラシ組み立て体のスリーブと印刷ヘッド構造
体の間の直流電場と組み合わすことにより強化できる。
【0045】本発明の実施においては、2種のキャリア
型を使用することが好ましく、各々が磁気ブラシ組み立
て体の特定レイアウトに適合される。短い毛ブラシ、ま
たは非常に滑らかな外観を有する非常に軟らかい幾分厚
いブラシ、のいずれかを得る方法で適合が行われる。こ
の滑らかなまたは短い外観は本発明に記載されている方
法にとって好ましい要素であると信じられている。
【0046】本発明における使用のためのキャリア粒子
の記述 静止芯/回転スリーブ型磁気ブラシ用には、キャリア粒
子は好ましくは「軟質」磁気粒子(キャリアA)であ
る。
【0047】本発明に従うDEP方法で使用される「軟
質」磁気粒子の第一の興味ある態様はいわゆる軟質磁鉄
鉱キャリア粒子の範囲内になる。そのような軟質磁鉄鉱
粒子は約50〜250Oeまでの範囲の保磁値で同定さ
れている少量の残留磁性を示す。適当な軟質磁気キャリ
ア粒子は例えば米国特許第4,345,014号に開示さ
れている。「軟質」磁気キャリア粒子の他の態様は金属
を基にした粒子から誘導できる。両方の型の「軟質」粒
子は粒子全体にわたり均一組成の肉眼で見える大きい粒
子を構成する。これらの粒子はそのまま使用することも
でき、または樹脂コーテイング方式で使用することもで
きる(キャリアA1およびA2)。
【0048】本発明に従うDEP方法で使用される「軟
質」磁気キャリア粒子として、非常に軟らかく且つ磁性
を有する複合磁気粒子を使用することもできる。これら
の複合粒子は本質的に肉眼で見える大きい粒子と同じ型
の磁気的活性物質を含んでなるが、相違点は磁気的活性
物質は顕微鏡的寸法のような極微細形態、いわゆる顔料
形態で使用されそして一部の結合マトリックス上で一緒
に結合して粒子を形成することである。該粒子を使用す
る利点は二つあり、第一は結合剤樹脂中に埋められた顕
微鏡的寸法の磁気顔料を含んでなるキャリア粒子の磁気
性質を複合体の組成を変えることにより容易に調節する
ことができ、そして結合剤樹脂中に埋められた顕微鏡的
寸法の磁気顔料を含んでなる第二のキャリア粒子は比較
的低い比重を有するため比較的低い相互間の機械的衝撃
による摩耗が比較的少なく、現像剤の寿命を延長させる
(キャリアA3)。
【0049】軟質磁気キャリア粒子としては、EP−B
289 663に相当する米国特許第4,879,198
号に記載されている樹脂結合剤並びに異なる粒子寸法を
有する2種の磁鉄鉱の混合物を含んでなる複合キャリア
粒子を使用することが好ましく、該特許には一連の有用
な軟質磁気顔料が開示されておりそしてそれは引用する
ことにより本明細書の内容となる。
【0050】回転芯/回転または静止スリーブ型磁気ブ
ラシ用には、キャリア粒子は好ましくは「硬質」磁気粒
子(キャリアB)である。
【0051】ここでも均質粒子並びに複合粒子を使用で
きる。均質粒子は好ましくは硬質磁鉄鉱巨大粒子であ
る。硬質磁鉄鉱巨大粒子とは、磁気飽和時に少なくとも
250Oeの、最も好適には1000Oeの保磁性を有
する粒子であると理解すべきであり、キャリア物質の磁
化は少なくとも好ましくは20emu/gである。有用
な硬質磁気物質は例えば米国特許第4,546,060
号、米国特許第3,716,630号に開示されている。
【0052】しかしながら、複合粒子を使用することが
好ましく、その理由はそれらが比較的低い比重を与え且
つ設計において比較的融通性が大きいからである。この
場合、硬質磁気粒子は顔料と称される微細形態で存在す
るが、本質的には同一の化学的組成を有する(キャリア
B1)。
【0053】硬質磁気顔料は少なくとも250Oeの、
好適には少なくとも1000Oeの、そしてより好適に
は少なくとも3000Oeの保磁性を示す。
【0054】結合剤並びに「軟質」および「硬質」磁気
粒子の混合物を含んでなる複合キャリアを本発明に従う
DEP方法で使用する「硬質」磁気キャリアとして使用
できる。そのようなキャリア粒子は米国特許第5,33
6,580号に記載されており、それは引用することに
より本明細書の内容となる。
【0055】キャリア粒子の誘導磁気モーメントの正確
な値を磁気ブラシ組み立て体の個別部品に適合させなけ
ればならないが、キャリアAおよびキャリアBのキャリ
ア粒子は好ましくは、本発明に従うDEP装置中で使用
される磁気ブラシの型とは独立して、完全な磁化後に1
000エルステッドの場に存在する時に10〜100e
mu/gmの間の、特に20〜75emu/gmの間の
誘導磁気モーメントを有する。
【0056】本発明に従い使用されるキャリア粒子(キ
ャリアA並びにキャリアB)の典型的な粒子寸法は広範
囲にわたり選択することができる。しかしながら、キャ
リアの個々の表面積を増加させそしてその結果としてト
ナー粒子に比較的大きい相互作用表面を与える能力を増
加させるためには充分小さい粒子寸法を規定することが
有用である。他方では、それらが磁気ブラシ組み立て体
の磁場と非常に弱い結合となるためあまり微細すぎる粒
子にならないように注意を払うべきである。そのような
場合には、それらは遠心力により移動するブラシ空気に
のって運ばれてしまうか、または電場に非常に容易にス
トリッピングされてしまうか、または例えば印刷ヘッド
構造体の如き標識期間の相互作用成分による磁気毛の機
械的衝撃によりブラシから失われてしまうこともある。
20〜200μmの範囲内の、特に40〜150μmの
範囲内の粒子寸法を使用するのが最も好ましいことであ
ると見いだされた。直径とは、それがふるいわけ技術に
より測定されることもあるためキャリアビーズの代用的
な体積平均粒子直径をさす。キャリアビーズはそのまま
すなわちコーテイングされずに使用するこもができ、或
いはそれらを無機並びに有機または混合コーテイングで
コーテイングすることもできる。典型的なコーテイング
厚さは0.5〜2.5μmの範囲内である。コーテイング
は例えば摩擦帯電、摩擦減少、摩耗抵抗などの如き種々
の性質を誘導するために使用できる。
【0057】本発明における使用のためのトナー粒子の
記述 本発明に従うDEP方法で使用されるトナー粒子はそれ
らの組成、形、寸法、および製造方法並びにそれらの摩
耗帯電のサインに関するものと同様に本質的にいずれの
性質を有していてもよい。本発明に従うDEP方法で
は、黒色トナーおよび着色トナーを使用できる。トナー
組成物は電荷調節添加剤、流動性調節剤などを含んでな
ることができる。有用なトナー組成物の例は例えばヨー
ロッパ特許第058 013号、米国特許第4,652,
509号、米国特許第4,647,522号、米国特許第
5,102,763号に見られる。
【0058】本発明に従うDEP方法においてキャリア
粒子と組み合わせて使用するためのトナーは、例えば米
国特許第4,076,857号および第4,546,060
号に開示されている天然および合成樹脂並びに電荷調節
剤を含む種々の物質から選択することができる。
【0059】トナー粒子の形は粉砕トナーの場合のよう
に不規則であってもよく、または回転楕円形であっても
よい。回転楕円形は米国特許第4,345,015号に開
示されている噴霧乾燥もしくは熱−分散方法により行う
ことができる。
【0060】WO91/00548には個々の粒子寸法
特性および流動特性を示す微細トナー粒子の使用が記載
されており、そのような微細トナー粒子は本発明のため
に非常に有用である。
【0061】本発明に従うトナー粒子は好ましくは、狭
い開口部での電解質置換の原則に従い操作されるノース
ウェル・ドライブ、ルトン、ベッドフォルドシャー、L
C33、英国のクルター・エレクトロニクス・コーポレ
ーションにより販売されているクルター・カウンター(C
OULTER COUNTER)(登録商標)モデルTA II粒子寸法分
析器を用いて測定した時に3〜20μmの間の、好まし
くは5〜10μmの間の平均体積直径(dv,50)を有す
る。
【0062】DEPにおける使用のためのトナー粒子が
遭遇する主な問題は間違ったサイントナーの存在であ
る。間違ったサイントナーの生成を避けるために、キャ
リア粒子と摩擦電気的に接触するトナー粒子に非常に高
い電荷(正または負)を与えることができる。これはト
ナー樹脂をキャリア中に存在する組成物および種類(例
えばキャリア粒子のコーテイング)とそれらの各々の摩
擦帯電性に関して適合させることによりなされる。
【0063】好適には本発明で使用するためのトナー粒
子はキャリア粒子と摩擦電気的接触時に1fC
0fC、より好ましくは1fC20fCとなるよ
うなfC(フェムトクーロン)で表示された負または正
の電荷(q)を得る。
【0064】好適には、非常に均質な電荷分布状態のト
ナー粒子を有するこれらのかなり低く帯電されたトナー
粒子はWO94/029770、WO94/02719
2およびWO94/027191に記載されいているト
ナー粒子であり、それらは引用することにより本明細書
の内容となる。これらの三つの参考文献には、これらの
トナーの製造および電荷測定に関する詳細な情報があ
る。基本的には、本発明に従う好適なトナー粒子は
(1)少なくとも1013Ω−cmの体積抵抗を有する結
合剤として作用する少なくとも1種の摩擦帯電可能な樹
脂、および(2)結合剤の体積抵抗より低い体積抵抗を
有する少なくとも1種の抵抗低下用物質を含有する。
【0065】好適トナー粒子の摩擦帯電性は電荷分光写
真装置により測定される。
【0066】関連装置はDr.R.エッピングPES−ラ
ボラトリウム、D−8056ナウファールン、ドイツに
より「q−メーター」の名で販売されている。この装置
中で、電荷(q)/粒子の直径(10μm単位)の平均
値を測定する。平均q/d値から、トナー粒子の平均電
荷は
【0067】
【数1】
【0068】により計算され、ここでdV,50はμmで表
示されている。
【0069】「q−メーター」の操作方法のさらに詳細
な情報に関しては、1988年3月の操作マニュアルを
参照のこと。
【0070】狭い電荷分布を示すトナー組成物は開示さ
れている。負に電荷可能なトナー並びに正に電荷可能な
トナーに関しては、結合剤中に結合剤の重量に関して5
重量%の濃度で存在する時に結合剤の体積抵抗を少なく
とも3.3の因子だけ低下させうる物質(2)は下記種
類の化合物内に含まれる: −オニウム化合物、 −比較的大きい(かさ高い)アニオン基を含有する金属
塩、 −ベタイン類、 −アミノ酸類、 −金属錯体化合物、 −重合体鎖がアニオン基、例えばスルホネート基を有す
るイオン伝導性重合体、 −非イオン性帯電防止ポリエーテル類、並びに −電気伝導性重合体、例えばポリアニリン類、ポリピロ
ール類およびポリチオフェン類。
【0071】「オニウム化合物」という語は本発明では
「有機カチオンを含有する化合物」と理解され、その語
は接尾語「オニウム」を有する化合物だけでなく「オリ
ウム」、「イニウム」、「イリウム」、「エニウム」な
ども包含する(ケミカル・アブストラクツ(Chemical Ab
stracts)−56巻(1962)、1月−6月、命名法、
59N〜60N頁参照)。
【0072】しかしながら、引用されている種類の中の
全ての化合物が要求される抵抗減少を示すものではな
い。上記の如く、選択された結合剤組成物中の5重量%
濃度が体積抵抗を少なくとも3.3の因子だけ減少させ
なければならない。
【0073】抵抗減少用物質を選択するための評価工程
は下記の試験Rにより行われる。
【0074】試験R 抵抗減少用物質を樹脂物体に関して5重量%の量で加え
ながら、試験しようとする樹脂または樹脂混合物を溶融
配合する。溶融配合は110℃において30分間にわた
り研究室用溶融混練器タイプW50H(ブラベンダーO
GH、ウルツルストラE51−55D4100デュイス
ブルグ1により販売されている)を使用して行われる。
【0075】溶融混合後に、生成物を固化させそして研
究室用ミルタイプA10(ジャンク・アンド・クンケ
ル、ドイツにより販売されている)を用いて粉砕する。
生成物を63μmメッシュの上でふるいにかける。通過
した部分を集めそして10トン完全負荷の圧力を用いて
1分間圧縮して13mmの直径および1.15mmの高
さを有する円形錠剤を形成する。
【0076】20℃および50%相対湿度における24
時間にわたるコンディショニング後に伝導率を測定す
る。錠剤に1100Vまでコロナ放電しそして10分間
の電荷衰微後に電圧を測定しそしてそれを開始時の電圧
と比較することにより伝導率を測定する。この測定か
ら、比抵抗または体積抵抗ρs、Ohm.cm単位、を下
記式により決める: ρs=t/3.3×8.854×10-14×ln(Ua/U
b) ここで、ρsは体積抵抗(ohm−cm)であり、tは
電荷衰微の時間(t=10分間)であり、Uaはt=0
分における帯電電位であり、Ubaはt=10分におけ
る帯電電位である。
【0077】本発明で有用な現像剤組成物の記述 上記の如く、トナー粒子およびキャリア粒子を最終的に
組み合わせて高品質の静電現像剤を与える。この組み合
わせはトナー粒子およびキャリア粒子を1.5/100
〜15/100の比(重量/重量)で、好適には3/1
00〜10/100の比(重量/重量)で混合すること
により行われる。本発明に従う現像剤組成物の流動性を
増すために、本発明に従うトナー粒子を流動性改良添加
剤と混合することができる。これらの流動性改良添加剤
は好適には極微細分割された無機または有機物質であ
り、その主要な(すなわち塊になっていない)粒子寸法
は50nmより小さい。この概念で広く使用されるもの
は、親水性または疎水性表面を有する例えばシリカ(S
iO2)、アルミナ(Al23)、酸化ジルコニウムお
よび酸化二チタンまたはそれらの混合酸化物から選択さ
れる金属酸化物種のフュームド(fumed)無機物であ
る。
【0078】フュームド金属酸化物粒子は滑らかな実質
的に球形の表面を有しそして好適には例えばアルキル化
によりまたは有機弗素化合物を用いる処理により製造さ
れる疎水性層でコーテイングされる。それらの比表面積
は好ましくは40〜400m2/gの範囲内である。
【0079】好適態様では、トナー粒子の重量に関して
0.1〜10重量%の範囲の割合の例えばシリカ(Si
2)およびアルミナ(Al23)の如きフュームド金
属酸化物を完成トナー粒子と外部で混合する。
【0080】フュームドシリカ粒子はそれぞれ米国、マ
サチュセッツ州、ボストンのデグサ、フランクフルト/
Mジャーマニー・アンド・カボット・コーポレーショ
ン、オキシズ・デヴィジョンからの商品名であるAER
OSILおよびCAB−O−Silとして市販されてい
る。例えば、110m2/gの比表面積を有するフュー
ムド疎水性シリカであるAEROSIL R972が使
用される。比表面積はネルセン(Nelsen)およびエッゲル
ツセン(Eggertsen)による「連続的流動方法による表面
積吸着測定の決定(Determination of Surface Area Ads
orption measurements by continuous Flow Metho
d)」、アナリティカル・ケミストリー(Analytical Chem
istry)、30巻、No.9(1958)、1387−1
390頁に記載されている方法により測定できる。
【0081】フュームド金属酸化物の他に、英国特許明
細書第1,379,252号に記載されているステアリン
酸亜鉛の如き金属石鹸を本発明に従うDEP方法で使用
する現像剤組成物中に存在させることもでき、該明細書
には流動性改良剤としてのミクロン以下の寸法の重合体
粒子含有粉末の使用も示されている。
【0082】本発明に従うDEP方法は黒白を与えるす
なわち「二元方法」で操作する方法だけでなく複数のグ
レーレベル(gray level)を有する像を与える方法でも
準備できる。グレーレベル印刷は、調節電極に適用され
る電圧V3の振幅調整によりまたは調節電極に適用され
る電圧V3の時間調整により調節することができる。特
定周波数における時間調整の負荷サイクルを変えること
により、グレーレベルにおける正確な細かい差を印刷す
ることができる。調節電極に適用される電圧V3の振幅
調整および時間調整の組み合わせによりグレーレベル印
刷を調節することもできる。
【0083】本発明に従うDEP方法の改良された安定
性のために、比較的小さい開口部中でもジェット方式の
妨害を強く減少可能であるという事実により、高い解像
性において再現可能な方法で操作することができる。
【0084】この解像性増加およびマルチレベルのハー
フトーン技術の実現性の組み合わせにより、複雑で費用
がかかる信頼性のない装置の設計および構造という問題
なしに、本発明に従うDEPは像性質が向上した像を与
えることができる。
【0085】トナー雲が磁気ブラシ組み立て体から直接
引き出される本発明に従うDEP装置を、電荷保有表面
上の潜在静電像を適当な物質により現像して潜在像を可
視化する古典的電気写真装置と、一つの器械中で組み合
わせることが有利である。そのような器械中では、本発
明に従うDEP装置および古典的電気写真装置は種々の
グレーレベル並びに文字数字式記号および/または線を
1つの基質シート上に有する両方の像を印刷するために
使用される二種の印刷装置である。そのような器械で
は、本発明に従うDEP装置は微細調整されるグレーレ
ベル(例えば微細なグレーレベルを含有する絵、写真、
医学像など)を印刷するために使用できそして古典的電
気写真装置はグレーレベルの微細調整の必要のない文字
数字式記号、線作品などを印刷するために使用できる。
本発明に従うDEP装置を古典的電気写真装置(classi
cal electrographic device)と組み合わせたそのよう
な器械(apparatus)では、両方の印刷方法の強度が組
み合わされる。
【0086】
【実施例】全ての実施例において、以下に記載されてい
る同一の印刷ヘッド構造体が使用された。
【0087】印刷ヘッド構造体は、15μm厚さの銅フ
ィルムで両側がコーテイングされた100μmの厚さの
ポリイミドから製造された。印刷ヘッド構造体はトナー
分配手段と反対側に1つの連続的電極表面を有し、そし
て複雑なアドレス可能な電極構造体が受容体表面と面し
ていた。第三の電極はこの特定例では使用されなかっ
た。アドレス可能な電極構造体はマイクロエレクトロニ
クス工業で使用されている一般的技術によりそしてフォ
トレジスト材料、フィルム露光、およびその後のエッチ
ング技術を用いて製造された。この特定例では表面コー
テイングは使用されなかった。開口部は直径が150μ
mであり、150μmの開口部の端から放射状に測定し
て225μmの幅を有する環の形態の円形電極構造体に
より囲まれていた。開口部は、100μmのピッチを得
て250dpiの像の全体的アドレス可能性を与えるよ
うな方法で、配置される。電極はそれらの電圧を個別に
変動しうるが、他の要素はそれらの全体的な対応構造の
ために一電位に連結されていた。
【0088】実施例1〜12 実施例1〜12では、トナー分配手段は以下に記載され
ている如く静止芯/回転スリーブ型の磁気ブラシ(マグ
ブラシ(Magbruch)A)である。
【0089】マグブラシA 現像組み立て体は、現像剤を装置中に移送しそしてトナ
ーを現像剤と混合するために使用する2つの混合棒およ
び1つの計量ローラーを含んでいた。
【0090】磁気ブラシ組み立て体はいわゆる磁気ロー
ラーから構成されており、それはこの場合にはローラー
組み立て体の内部に静止磁気芯を含有しており、500
ガウス磁場強度の9つの磁極を示しそして使用される現
像剤は磁気ローラーから落下しうる解放位置を有してい
た。磁気ローラーは該静止磁気芯の周りに適合するスリ
ーブも含有しており、そして磁気ブラシ組み立て体に対
して20mmの全体的直径を与えた。スリーブは移送を
助けるために微粒子(<50μm)で粗面化されたステ
ンレス鋼製であった。スクレーパブレードを使用して現
像剤を強制的に磁気ローラーから分離した。スリーブは
100rpmで回転し、内部要素は現像装置内の良好な
内部移送を確実にするような速度で回転した。
【0091】キャリア粒子 実施例1〜12に従いDEPを行うために、3つの型の
キャリア粒子を使用した: 1.キャリアA1、肉眼で見える「軟質」フェライトキ
ャリア。
【0092】キャリアA1は50μmの平均粒子寸法、
29emu/gの飽和時の磁性を有するMgZn−フェ
ライトを含んでなり、そして1μm厚さのアクリルコー
テイングが付与されていた。この物質は事実上残留磁気
を示さなかった。
【0093】2.キャリアA2、肉眼で見えるコーテイ
ングされていない「軟質」フェライトキャリア。
【0094】キャリアA2は50μmの平均粒子寸法、
33emu/gの飽和時の磁性を有するコーテイングさ
れていないCuZn−フェライトを含んでなっていた。
この物質は事実上残留磁気を示さなかった。
【0095】3.キャリアA3、「軟質」複合キャリ
ア。
【0096】1)185部の、132℃の軟化点(リン
グ・アンド・ボール・メソッド)、64℃のガラス転移
温度、および18mgのKOH/gの酸価により特徴づ
けられるイソフタル酸およびベンゼン−1,2,4−トリ
カルボン酸の混合物と重縮合されたプロポキシル化ビス
フェノールAの部分的に架橋結合されたポリエステル、 2)375部の、16の油吸収数を有し、0.5μmの
平均粒子寸法、81emu/gの飽和磁性および8.1
emu/gの残留磁気を有するドイツのバイエルAGか
ら商品名BAYFERROXとして販売されている長球
磁鉄鉱A、および 3)440部の、31の油吸収数を有し、0.2μmの
平均粒子寸法、84emu/gの最大飽和磁性および
8.2emu/gの残留磁気を有する日本のチタン工業
から商品名MAPICO Black200として販売
されている長球磁鉄鉱Bを含有する混合物を162℃に
おいて30分間にわたり溶融混練した。
【0097】冷却後に、混練物体を衝撃ミル中で粉末化
し、そして適当なメッシュのふるいにより36〜100
μmの間の寸法の粉末粒子を分離した。
【0098】キャリアの磁気性質、すなわち1000O
eにおける磁性、単位emu/g、および保磁力(H
c)、単位Oe、を測定すると、53emu/gおよび
97Oeであった。
【0099】トナー粒子 実施例1〜12に従う印刷実験では、下記のトナー組成
物を使用した: 1.トナーT1 18の酸価および5.1×1016ohm.cmの体積抵抗
を有する97部のフマル酸とプロポキシル化ビスフェノ
ールAのコポリエステル樹脂を110℃において30分
間にわたり研究室用混練器中で3部のCu−フタロシア
ニン顔料(カラーインデックスPB15:3)と溶融混
練した。抵抗減少用物質として、結合剤に関して5%の
以下で定義されている構造式を有するオニウム塩Kを加
えた。上記の試験Rによると、5%の該オニウム塩Kと
混合することにより適用された結合剤樹脂の体積抵抗は
5×1014ohm−cmに減少し、それは高い抵抗減少
性能(減少率:100)を証明していることが見いださ
れた。
【0100】冷却後に、固化した物体を粉末化しそして
アルパイン・フリースベットゲゲンストラールニュール
(ALPINE Fliessbettgegenstrahlmuehle)型100AFG
(商品名)を用いて粉砕しそしてさらにアルパイン・マ
ルチプレックス・ジグザグ分類器型100MZR(商品
名)を用いて分類した。クールター・カウンター・モデ
ル・マルチサイザー(商品名)により測定された分離さ
れたトナーの生じた粒子寸法分布は数平均で6.3μm
でありそして体積平均で8.2μmであった。体積によ
る平均粒子寸法は以下ではdv,50と表示される。トナー
物体の流動性を改良するために、トナー粒子を0.5%
の疎水性コロイドシリカ粒子(BET値130m2
g)と混合した。
【0101】
【化1】
【0102】キャリアおよびトナー組み合わせの摩擦帯
電性質 トナー粒子およびコロイドシリカのx%比(重量/重
量)の混合物を以上で定義されているキャリア粒子と混
合することにより静電写真現像剤を製造した(表1にx
の種々の値が示されている)。該混合物を標準的撹拌設
定で10分間混合することにより、トナー−キャリア混
合物の摩擦帯電を行った。現像剤混合物を現像装置(磁
気ブラシ組み立て品マグブラシA)の中に5分間通し、
その後トナーを試料採取しそして摩擦帯電性を電荷分光
写真で測定した。
【0103】4種の現像剤混合物を製造しそしてそれら
の摩擦帯電性を測定した。結果は表1にまとめられてい
る。
【0104】 表1 現像剤 トナー q/d q v 濃度、% fC/10μm fC キャリアA1+T1 4 −8.6 −7.1 0.13 キャリアA1+T1 10 −4.6 −3.8 0.31 キャリアA2+T1 4 −0.9 −0.75 0.50 キャリアA3+T1 7 −3.5 −2.8 0.25 表1において、
【0105】
【数2】
【0106】であり、ここでdV,50はμmで表示されて
いる。
【0107】実施例1 磁気ブラシ組み立て品マグブラシA中に加えられたキャ
リアA1およびキャリアに関して4重量/重量%のトナ
ーT1を含んでなる現像剤を使用して直接静電印刷物を
製造した。
【0108】ブラシは非常に薄く且つ滑らかであるよう
に見えた。試験Aに従い測定されたブラシの厚さLは3
50μmであった。
【0109】以下で「印刷ヘッド構造体の前側」という
語は磁気ブラシ組み立て品のスリーブに面する印刷ヘッ
ド構造体の側(すなわち磁気ブラシ組み立て品の関連表
面)を意味する。
【0110】印刷ヘッド構造体の前側と磁気ブラシ組み
立て品のスリーブの間の距離1は450μmに設定され
た。
【0111】印刷ヘッド構造体の後側と逆電極上を走行
する紙の間の距離は150μmでありそして紙は2cm
/秒の速度で進んだ。種々の電極上の電位(図1参照)
は、 −磁気ブラシV1のスリーブでは、2000Vのピーク
間(peak to peak)振幅を有する3kHzの直角波振動場
である交流電場と組み合わされて0V直流に設定され、 −遮蔽電極では、0V直流に設定され、 −調節電極では、全ての開口部の周りで0Vに設定さ
れ、そして −逆電極V4で、+400Vに設定された。
【0112】これらの条件で、1.80の反射密度を有
する純黒色(solid black)印刷物が得られた。連続的な
8時間にわたる印刷操作中に、前部電極の詰まりまたは
汚染は観察されなかった。設定の調節特性も変化しなか
った。
【0113】実施例2 実施例1に記載されているのと同じ方法で直接静電印刷
物を製造したが、調節電極V3では全ての開口部の周り
で−175Vが設定された。
【0114】これらの条件で、0.80の反射密度を有
する均質な灰色印刷物が得られた。8時間の連続的印刷
操作後に、前部電極の詰まりまたは汚染は観察されなか
った。設定の調節特性も変化しなかった。
【0115】実施例3 実施例1に記載されているのと同じ方法で直接静電印刷
物を製造したが、調節電極V3では全ての開口部の周り
で−350Vが設定された。
【0116】これらの条件で、トナー沈着は全く観察さ
れなかった。
【0117】実施例4 実施例3に記載されているのと同じ方法で直接静電印刷
物を製造したが、調節電極V3では1つの開口部以外の
全ての開口部の周りで−350Vが設定された。
【0118】これらの条件で、125μmの幅を有する
純黒色の鮮鋭な輪郭の線が観察された。印刷実験を連続
的に8時間にわたり再び行った。この時間経過後に、前
部電極の詰まりまたは汚染は観察されなかった。設定の
調節特性も変化しなかった。
【0119】実施例5 実施例1に記載されているのと同じ方法で直接静電印刷
物を製造したが、調節電極V3では全ての開口部の周り
で200Hzの周波数および50%負荷サイクルで0〜
−350Vの間で切り換えられた。
【0120】これらの条件で、0.90の反射密度を有
する均質な灰色印刷物が得られた。印刷実験を連続的に
8時間にわたり再び行った。この時間経過後に、前部電
極の詰まりまたは汚染は観察されなかった。設定の調節
特性も変化しなかった。
【0121】実施例6 実施例1に記載されているのと同じ方法で直接静電印刷
物を製造したが、磁気ブラシ組み立て体のスリーブでは
交流電場を直流電位V1と組み合わさなかった。電位V
1は−1500Vに設定された。
【0122】これらの条件で、純黒色印刷物は得られな
かったが、0.40の反射密度を有する不均質な灰色印
刷物が得られた。印刷実験を連続的に8時間にわたり再
び行った。この時間経過後に、前部電極の詰まりまたは
汚染は観察されなかった。設定の調節特性も変化しなか
った。
【0123】実施例7 実施例1に記載されているのと同じ方法で直接静電印刷
物を製造したが、印刷ヘッド構造体の前側と磁気ブラシ
組み立て体のスリーブの間の距離1を275μmに設定
した。
【0124】これらの条件で、適切当な作動が可能であ
った。電圧V3が−450Vに上昇した時だけ、少量の
キャリア損失が観察された。
【0125】実施例8 実施例1に記載されているのと同じ方法で直接静電印刷
物を製造したが、印刷ヘッド構造体の前側と磁気ブラシ
組み立て体のスリーブの間の距離1を225μmに設定
した。
【0126】これらの条件で、種々の電極における電位
設定とは独立して、印刷ヘッド構造体中および印刷物上
でキャリア粒子の射出が観察されて、キャリア損失およ
び像の劣化をもたらした。
【0127】実施例9 実施例1に記載されているのと同じ方法で直接静電印刷
物を製造したが、印刷ヘッド構造体の前側と磁気ブラシ
組み立て体のスリーブの間の距離1を1500μmに設
定した。磁気ブラシのスリーブにおけるV1と組み合わ
された交流電場を9,000ボルトに上昇させた時にの
み、ピーク間トナー沈着が観察された。この高電圧が電
力源の安定な作動を妨害した。また、沈着したトナーの
量は時間につれて不安定になった。
【0128】実施例10 実施例1に記載されているのと同じ方法で直接静電印刷
物を製造したが、トナーT1をキャリアに関して4重量
/重量%使用する代わりにそれを10重量/重量%使用
した。表1からわかるように、キャリアA1と10重量
/重量%の量で組み合わされたトナーT1は比較的低い
電荷および比較的広い電荷分布を有する。
【0129】安定性および詰まりに関しては、阻止性能
は見られなかった。しかしながら、この低電荷トナーを
用いて連続的に8時間にわたり適当な作動を続けるに
は、種々の電位を実施例1で使用された種々の電位に比
べて1.6の因子だけ増加させなければならず、特にト
ナー雲を生成する交流電荷は増加させなければならなか
った。
【0130】実施例11 実施例1に記載されているのと同じ方法で直接静電印刷
物を製造したが、キャリア1を使用する代わりにキャリ
ア2を使用した。表1からわかるように、キャリアA2
と4重量/重量%の量で組み合わされたトナーT1は非
常に低い電荷、広い電荷分布を有するが、間違ったサイ
ン粒子はなかった。
【0131】磁気ブラシ組み立て体のスリーブ上の現像
剤層の厚さLは500μmでありそして磁気ブラシ組み
立て品の関連表面と印刷ヘッド構造体の前側の間の距離
1は750μmに設定された。
【0132】トナー粒子の低い電荷のために電位を比較
的高い値に上昇させなければならないことが見いだされ
た。交流電場はピーク間で4,000Vまで上昇しなけ
ればならなかったが、実施例1ではピーク間で2,00
0Vに相当する交流電場が良好な印刷結果を与えた。高
い方の電圧は装置の適切で且つ安定な作動のための上限
を表す。広い電荷分布は装置の安定作動に悪影響を与え
ると信じられている。
【0133】実施例12 実施例11に記載されているのと同じ方法で直接静電印
刷物を製造したが、キャリアA2を使用する代わりにキ
ャリアA3を使用した。表1からわかるように、キャリ
アA3と7重量/重量%の量で組み合わされたトナーT
1は実施例1で使用されたトナー粒子の電荷と実施例1
1で使用されたトナー粒子の電荷の間の中間的な電荷を
有する。
【0134】磁気ブラシ組み立て体のスリーブ上の現像
剤層の厚さLは500μmでありそして磁気ブラシ組み
立て品の関連表面と印刷ヘッド構造体の前側の間の距離
1は500μmに設定された。
【0135】この場合には、許容可能な電位において装
置を適切に作動させることができたが、全ての電位を実
施例1で必要な電位と比べた時に1.6の因子だけ上昇
させなければならなかった。ここでも、適切な作動を確
実にするには交流電場を上昇されることが最も重要であ
った。
【0136】実施例13 この実施例では、トナー分配手段は回転芯/回転スリー
ブ型磁気ブラシ(マグブラシB)であった。
【0137】マグブラシB 内部磁気芯は対称的であり(750ガウスの8つの極)
且つ31.4mmの直径を有したこと以外は、マグブラ
シAに記載されているのと同様な設定を行った。芯を1
500rpmで逆時計方向に回転させそしてスリーブを
80rpmで時計方向に回転させた。現像用構成装置中
では、ドクターブレードは500μm間隙で設定され
た。スクレーパを使用して現像剤を磁気ブラシ組み立て
体から除去しそしてそれを現像用構成装置内部で新しい
現像剤と交換した。
【0138】キャリア粒子 この実施例では、「硬質」複合キャリアを使用した。
【0139】キャリアB1: (1)19部の、132℃の軟化点(リング・アンド・
ボール・メソッド)、64℃のガラス転移温度、および
18mgのKOH/gの酸価により特徴づけられるイソ
フタル酸およびベンゼン−1,2,4−トリカルボン酸の
混合物と重縮合されたプロポキシル化ビスフェノールA
の部分的に架橋結合されたポリエステル、(2)33部
の、磁化された時に3705Oeの保磁力、31emu
/gの残留磁気および61emu/gの飽和磁性、約
0.2μmの粒子寸法を有するBa−含有フェライト構
造を有する硬質磁気顔料、(3)48部の、磁化された
時に130Oeの保磁力、7emu/gの残留磁気およ
び78emu/gの飽和磁性、約0.5μmの粒子寸法
を有する磁鉄鉱構造を有する軟質磁気顔料を含有する混
合物を185℃において30分間にわたり溶融混練し
た。冷却後に、混練物体を衝撃ミル中で粉末化し、そし
て25μm〜50μmの間の寸法の粉末粒子を適当なふ
るい分け工程により分離した。
【0140】得られた粒子を磁化後に溶融して固体物体
にした後に磁気的に同定した。275Oeの保磁力およ
び60emu/qの1000Oeにおける磁気誘導が測
定された。キャリアは飽和するまで磁化した。
【0141】トナー粒子 この実施例では、トナーT1を使用した。
【0142】キャリアおよびトナー組み合わせの摩擦帯
電性質 トナー粒子(トナーT1)およびコロイドシリカの4重
量/重量%比混合物を以上で定義されているキャリア粒
子(キャリアB1)と混合することにより静電写真現像
剤を製造した。該混合物を標準的撹拌設定で10分間混
合することにより、トナー−キャリア混合物の摩擦帯電
を行った。現像剤混合物を現像装置(磁気ブラシ組み立
て品マグブラシB)の中に5分間通し、その後、トナー
を試料採取しそして摩擦帯電性を電荷分光写真で測定し
た。
【0143】キャリアBと組み合わされたトナーT1は
下記の摩擦帯電性質を与えた(表2)。
【0144】 表2 現像剤 トナー g/d g v 濃度、% fC/10μm fC キャリアB1+T1 4 −3.6 −2.9 0.25 表2において、
【0145】
【数3】
【0146】であり、ここでdV,50はμmで表示されて
いる。
【0147】実施例13 磁気ブラシ組み立て品マグブラシB中に加えられたキャ
リアB1およ4重量/重量%のトナーT1を含んでなる
現像剤を使用して直接静電印刷物を製造した。
【0148】ブラシは中程度の厚さであったが非常に滑
らかであるように見えた。ブラシの厚さLは試験Aに従
い測定すると500μmであった。
【0149】以下で「印刷ヘッド構造体の前側」という
語は磁気ブラシ組み立て品のスリーブに面する印刷ヘッ
ド構造体の側を意味する。
【0150】印刷ヘッド構造体の前側と磁気ブラシ組み
立て品のスリーブの間の距離1は700μmに設定され
た。
【0151】印刷ヘッド構造体の後側と逆電極上を走行
する紙の間の距離は150μmでありそして紙は2cm
/秒の速度で進んだ。
【0152】種々の電極上の電位(図1参照)は、 −磁気ブラシV1のスリーブでは、−200V直流に設
定され、 −遮蔽電極V2では、0V直流に設定され、 −調節電極V3では、全ての開口部の周りで0Vに設定
され、そして −逆電極V4で、+400Vに設定された。
【0153】磁気ブラシのスリーブでは、交流電場は直
流電圧V1と組み合わされなかった。
【0154】磁気ブラシのスリーブは時計方向に80r
pmで回転し、そして芯は逆時計方向に1500rpm
で回転した。
【0155】これらの条件で、磁気ブラシのスリーブで
は交流電場を直流電圧V1と組み合わせなかったが、
1.70の反射密度を有する純黒色印刷物が得られた。
印刷実験を連続的に8時間に行った。この時間後に、前
部電極の詰まりまたは汚染は観察されなかった。設定の
調節特性も変化しなかった。
【0156】この実施例は、回転芯/回転スリーブ型の
磁気ブラシを使用する時には交流電場が必要ないことを
示している。静止芯/回転スリーブ型の磁気ブラシを使
用する時には、交流電場が存在しない時には工程は適切
に作動しない(実施例6参照)。
【0157】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0158】1.逆電極(back electrode)(5)、開
口部(7)と組み合わされた調節電極(control electr
ode)を含んでなる印刷ヘッド構造体(6)、該開口部
付近にトナー粒子の雲(cloud)(4)を出現させるト
ナー分配手段(1)を含んでなる装置を使用して、中間
基質上または最終基質上に直接静電印刷(DEP)する
方法であって、(i)少なくとも調色粒子(トナー印
刷)および磁気吸引性キャリア粒子を含んでなる多成分
現像剤を使用し、そして(ii)トナー分配手段が磁気ブ
ラシ組み立て体であり且つトナー雲を磁気ブラシ組み立
て体の表面に存在する該多成分現像剤から直接発生さ
せ、そして(iii)該トナー雲を振動場(oscillating f
ield)により発生させることを特徴とする直接静電印刷
方法。
【0159】2.印刷ヘッド構造体(6)がさらに遮蔽
電極(shield electrode)も含んでなる、上記1に従う
方法。
【0160】3.磁気ブラシ組み立て体の関連表面が磁
気ブラシ組み立て体に面する印刷ヘッド構造体の表面か
らある距離(1)のところに置かれており、ここで1が
条件: 2/3L<1<1000+L (ここで、全ての寸法はμmで表示されており、そして
試験Aに従い測定されるLは振動場の不存在下における
磁気ブラシ組み立て体上の現像剤層の最大厚さであると
定義される)を満たす、上記1または2に従う方法。
【0161】4.距離(1)が条件: L<1<500+L (ここで、全ての寸法はμmで表示されており、そして
Lは試験Aに従い測定される振動場の不存在下における
磁気ブラシ組み立て体上の現像剤層の最大厚さであると
定義される)を満たす、上記3に従う方法。
【0162】5.逆電極(5)が加熱される、上記1〜
4のいずれかに従う方法。
【0163】6.トナー粒子が1fCfCである
平均電荷(q)を有する、上記1〜5のいずれかに従う
方法。
【0164】7.トナー粒子が電荷分光写真で可変係数
vを用いて測定される0.5より低い電荷分布を有す
る、上記1〜6のいずれかに従う方法。
【0165】8.振動場が電気性であり、そしてそれが
交流電場から生ずる、上記1〜7のいずれかに従う方
法。
【0166】9.振動場が磁気性であり、そしてそれが
磁場を変えることから生ずる、上記1〜7のいずれかに
従う方法。
【0167】10.異なる磁極を磁気ブラシ組み立て体
の表面下で動かすことにより磁場変化を誘導する、上記
9に従う方法。
【0168】11.磁気ブラシ組み立て体が静止芯/回
転スリーブ型のものであり、そして磁気吸引性キャリア
粒子が250Oeより小さい保磁性を示す軟質複合粒子
である、上記1〜7のいずれかに従う方法。
【0169】12.振動場が磁気ブラシ組み立て体のス
リーブと印刷ヘッド構造体の間の直流電場と組み合わさ
れた交流電場である、上記11に従う方法。
【0170】13.磁気ブラシ組み立て体が回転芯/回
転スリーブ型のものであり、そして磁気吸引性キャリア
粒子が250Oeより小さい保磁性を示す硬質複合粒子
である、上記1〜7のいずれかに従う方法。
【0171】14.振動場が磁気性であり、そして磁気
ブラシ組み立て体の回転芯により与えられる、上記13
に従う方法。
【0172】15.交流電場を磁気ブラシ組み立て体の
スリーブと印刷ヘッド構造体の間の直流場と組み合わせ
る、上記14に従う方法。
【0173】16.調節電極に適用される電圧V3の振
幅調整(amplitude modulation)によりグレーレベル印
刷(gray level printing)を調節する、上記1〜15
のいずれかに従う方法。
【0174】17.調節電極(6a)に適用される電圧
V3の時間調整によりグレーレベル印刷を調節する、上
記1〜15のいずれかに従う方法。
【0175】18.調節電極(6a)に適用される電圧
V3の振幅調整および時間調整によりグレーレベル印刷
を調節する、上記1〜15のいずれかに従う方法。
【0176】19.上記1〜18のいずれかに従う直接
静電印刷(DEP)方法を実施するための装置。
【0177】20.一つの器械(apparatus)中で古典的
電子写真装置と一緒に組み合わされた上記19に従うD
EP装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に従うDEP装置の可能な態様の
概要図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グイド・デシエ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 ジヤツク・レオナール ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 リユク・バン・アケン ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 レオ・アレルツ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆電極(5)、開口部(7)と組み合わ
    された調節電極を含んでなる印刷ヘッド構造体(6)、
    該開口部付近にトナー粒子の雲(4)を出現させるトナ
    ー分配手段(1)を含んでなる装置を使用して、中間基
    質上または最終基質上に直接静電印刷(DEP)する方
    法であって、 (i)少なくとも調色粒子(トナー印刷)および磁気吸
    引性キャリア粒子を含んでなる多成分現像剤を使用し、
    そして(ii)トナー分配手段が磁気ブラシ組み立て体で
    あり且つトナー雲を磁気ブラシ組み立て体の表面に存在
    する該多成分現像剤から直接発生させ、そして(iii)
    該トナー雲を振動場により発生させることを特徴とする
    直接静電印刷方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に従う直接静電印刷(DEP)
    方法を実施するための装置。
  3. 【請求項3】 一つの器械の中で古典的電子写真装置と
    一緒に組み合わされた請求項2に従うDEP装置。
JP7091971A 1994-03-29 1995-03-27 直接静電印刷(dep)のための方法および装置 Pending JPH0880634A (ja)

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EP94200855 1994-03-29
EP94201026 1994-04-14
DE94201026.5 1994-04-14
DE94200855.8 1994-04-14

Publications (1)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1280018A1 (en) * 2001-07-18 2003-01-29 Ricoh Company Image forming apparatus including an intermediate transfer element
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JP2020095209A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 コニカミノルタ株式会社 粉末貼付装置、画像形成装置、粉末貼付方法、および画像形成方法

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