JPH0880182A - 酸化剤入りタバコフィルター - Google Patents
酸化剤入りタバコフィルターInfo
- Publication number
- JPH0880182A JPH0880182A JP25263094A JP25263094A JPH0880182A JP H0880182 A JPH0880182 A JP H0880182A JP 25263094 A JP25263094 A JP 25263094A JP 25263094 A JP25263094 A JP 25263094A JP H0880182 A JPH0880182 A JP H0880182A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- tobacco
- cigarette
- tobacco filter
- carbon monoxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、タバコの煙中に含まれる一酸化
炭素が血液中のヘモグロビンの機能を喪夫させる事を防
止するための、酸化剤入りタバコフィルターに関するも
のである。 【構成】 従来のタバコフィルターをフィルター(1)
とフィルター(2)とに分け、その間に酸化剤である二
酸化マンガンの部分(4)を設けた。
炭素が血液中のヘモグロビンの機能を喪夫させる事を防
止するための、酸化剤入りタバコフィルターに関するも
のである。 【構成】 従来のタバコフィルターをフィルター(1)
とフィルター(2)とに分け、その間に酸化剤である二
酸化マンガンの部分(4)を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、喫煙時、タバコの煙
中に含まれる一酸化炭素を無害化する事を主な目的とす
る。
中に含まれる一酸化炭素を無害化する事を主な目的とす
る。
【0002】
【従来の技術】従来のタバコフィルターはニコチンやタ
ールを化学繊維や活性炭に依って吸着させ、減少させる
のが目的で、一酸化炭素を効率よく無害化するタバコフ
ィルターは無かった。
ールを化学繊維や活性炭に依って吸着させ、減少させる
のが目的で、一酸化炭素を効率よく無害化するタバコフ
ィルターは無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、喫煙した
ときのタバコの煙中に含まれる一酸化炭素に因って、重
要な血液の機能の一つであるヘモグロビンの機能が阻害
される事を防止する事を主な目的とする。
ときのタバコの煙中に含まれる一酸化炭素に因って、重
要な血液の機能の一つであるヘモグロビンの機能が阻害
される事を防止する事を主な目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を説明す
ると、図1において、紙筒(3)の中のフィルターをフ
ィルター(1)とフィルター(2)に分け、その間に二
酸化マンガンの部分(4)を設けた構成となっている。
二酸化マンガンの部分(4)を粉末の二酸化マンガンに
よって形成すると、喫煙時、吸い口(5)を吸っている
内に、二酸化マンガンの粉末が二酸化マンガンの部分
(4)から吸い口(5)の方へ、フィルター(2)の中
を透過し、吸い口(5)から出て、人が直接二酸化マン
ガンの粉末を吸い込む危険性も考えられるが、フィルタ
ー(2)を繊維等によって製し、その密度を適度に高く
する事により、人が直接二酸化マンガンの粉末を吸い込
む危険は無くなる。
ると、図1において、紙筒(3)の中のフィルターをフ
ィルター(1)とフィルター(2)に分け、その間に二
酸化マンガンの部分(4)を設けた構成となっている。
二酸化マンガンの部分(4)を粉末の二酸化マンガンに
よって形成すると、喫煙時、吸い口(5)を吸っている
内に、二酸化マンガンの粉末が二酸化マンガンの部分
(4)から吸い口(5)の方へ、フィルター(2)の中
を透過し、吸い口(5)から出て、人が直接二酸化マン
ガンの粉末を吸い込む危険性も考えられるが、フィルタ
ー(2)を繊維等によって製し、その密度を適度に高く
する事により、人が直接二酸化マンガンの粉末を吸い込
む危険は無くなる。
【0005】
【作用】本発明の酸化剤入りタバコフィルターを有する
タバコを喫煙すると、タバコ葉(6)の燃焼に因って発
生したタバコの煙はフィルター(1)を通って、二酸化
マンガンの部分(4)を通る。このとき、二酸化マンガ
ンは酸化剤であり、タバコの煙中の一酸化炭素には還元
性があるから、一酸化炭素は容易に酸化され二酸化炭素
となる。
タバコを喫煙すると、タバコ葉(6)の燃焼に因って発
生したタバコの煙はフィルター(1)を通って、二酸化
マンガンの部分(4)を通る。このとき、二酸化マンガ
ンは酸化剤であり、タバコの煙中の一酸化炭素には還元
性があるから、一酸化炭素は容易に酸化され二酸化炭素
となる。
【0006】
【実施例】なお、図2に示されているように、図1にお
ける二酸化マンガンの部分(4)を酸化第二鉄の部分
(7)に置き替えた構成としても良い。酸化第二鉄は酸
化剤ではないが、タバコの煙中に含まれる還元性の強い
一酸化炭素に対しては酸化剤として働くため、図2に示
されるタバコフィルターも一酸化炭素を二酸化炭素にす
る作用がある。また、図3に示されるように、図2にお
ける酸化第二鉄の部分(7)を酸化させた鉄の細片の部
分(9)に置き替えた構成としても良い。酸化させた鉄
の細片の部分(9)に酸化第二鉄が含まれていると、酸
化させた鉄の細片の部分(9)には図2における酸化第
二鉄の部分(7)と同様の働きがある。また、図4に示
される実施例を説明すると、図3において、フィルター
(1)とフィルター(2)とを一体とし、フィルター
(8)とし、酸化させた鉄の細片の部分(9)を形成す
る酸化させた鉄の細片(11)をタバコ葉(6)に混入
し、タバコフィルターの一部である酸化させた鉄の細片
の部分(9)とタバコ葉(6)とを一体とし、タバコ葉
を兼ねたタバコフィルター(10)とした構成である。
この実施列のタバコフィルターを有するタバコを喫煙す
ると、タバコ葉を兼ねたタバコフィルター(10)が燃
焼するが、燃焼している部分の近辺に酸化させた鉄の細
片(11)が有り、且つ、タバコの煙中に含まれる一酸
化炭素の還元性は温度が高いと強い為、タバコ葉を兼ね
たタバコフィルター(10)の中の酸化させた鉄の細片
(11)に含まれる酸化鉄は一酸化炭素に依って容易に
還元される。つまり、タバコ葉を兼ねたタバコフィルタ
ー(10)に含まれる酸化させた鉄の細片(11)はタ
バコの煙中の一酸化炭素を容易に無害な二酸化炭素にす
る働きがある。なお、図2の酸化第二鉄の部分(7)、
図3の酸化させた鉄の細片の部分(9)、及び、図4の
タバコ葉を兼ねたタバコフィルター(10)には二酸化
マンガンを混和させても良い。この場合、二酸化マンガ
ンは、一酸化炭素が酸化されるのを助ける触媒として働
く。図5の実施例は、図1、図2、又は、図3の実施例
における酸化剤入りタバコフィルターの構成を喫煙用タ
バコパイプに設けたものである。
ける二酸化マンガンの部分(4)を酸化第二鉄の部分
(7)に置き替えた構成としても良い。酸化第二鉄は酸
化剤ではないが、タバコの煙中に含まれる還元性の強い
一酸化炭素に対しては酸化剤として働くため、図2に示
されるタバコフィルターも一酸化炭素を二酸化炭素にす
る作用がある。また、図3に示されるように、図2にお
ける酸化第二鉄の部分(7)を酸化させた鉄の細片の部
分(9)に置き替えた構成としても良い。酸化させた鉄
の細片の部分(9)に酸化第二鉄が含まれていると、酸
化させた鉄の細片の部分(9)には図2における酸化第
二鉄の部分(7)と同様の働きがある。また、図4に示
される実施例を説明すると、図3において、フィルター
(1)とフィルター(2)とを一体とし、フィルター
(8)とし、酸化させた鉄の細片の部分(9)を形成す
る酸化させた鉄の細片(11)をタバコ葉(6)に混入
し、タバコフィルターの一部である酸化させた鉄の細片
の部分(9)とタバコ葉(6)とを一体とし、タバコ葉
を兼ねたタバコフィルター(10)とした構成である。
この実施列のタバコフィルターを有するタバコを喫煙す
ると、タバコ葉を兼ねたタバコフィルター(10)が燃
焼するが、燃焼している部分の近辺に酸化させた鉄の細
片(11)が有り、且つ、タバコの煙中に含まれる一酸
化炭素の還元性は温度が高いと強い為、タバコ葉を兼ね
たタバコフィルター(10)の中の酸化させた鉄の細片
(11)に含まれる酸化鉄は一酸化炭素に依って容易に
還元される。つまり、タバコ葉を兼ねたタバコフィルタ
ー(10)に含まれる酸化させた鉄の細片(11)はタ
バコの煙中の一酸化炭素を容易に無害な二酸化炭素にす
る働きがある。なお、図2の酸化第二鉄の部分(7)、
図3の酸化させた鉄の細片の部分(9)、及び、図4の
タバコ葉を兼ねたタバコフィルター(10)には二酸化
マンガンを混和させても良い。この場合、二酸化マンガ
ンは、一酸化炭素が酸化されるのを助ける触媒として働
く。図5の実施例は、図1、図2、又は、図3の実施例
における酸化剤入りタバコフィルターの構成を喫煙用タ
バコパイプに設けたものである。
【0007】
【発明の効果】タバコの煙に因る発癌性が社会的に大き
な問題となっているが、タバコの煙中に含まれる一酸化
炭素が愛煙家の人体に及ぼす悪影響も無視できない。タ
バコを喫煙する時、そのタバコが本発明の酸化剤入りタ
バコフィルターを有するものであれば、タバコの煙中の
一酸化炭素が二酸化炭素に変化する為、人体の肺臓に入
ったタバコの煙が血液中のヘモグロビンの機能を喪失さ
せるという事が無くなる。
な問題となっているが、タバコの煙中に含まれる一酸化
炭素が愛煙家の人体に及ぼす悪影響も無視できない。タ
バコを喫煙する時、そのタバコが本発明の酸化剤入りタ
バコフィルターを有するものであれば、タバコの煙中の
一酸化炭素が二酸化炭素に変化する為、人体の肺臓に入
ったタバコの煙が血液中のヘモグロビンの機能を喪失さ
せるという事が無くなる。
【図1】本発明の分解斜視図
【図2】本発明の他の実施列の分解斜視図
【図3】本発明の他の実施例の分解斜視図
【図4】本発明の他の実施例の分解斜視図
【図5】本発明の他の実施例の断面図
1はフィルター 2はフィルター 3は紙筒 4は二酸化マンガンの部分 5は吸い口 6はタバコ葉 7は酸化第二鉄の部分 8はフィルター 9は酸化させた鉄の細片の部分 10はタバコ葉を兼ねたタバコフィルター 11は酸化させた鉄の細片 12はタバコの巻き紙 13は酸化剤の部分 14は喫煙用タバコパイプの管 15は喫煙用タバコパイプの吸い口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 20/06 A
Claims (5)
- 【請求項1】 二酸化マンガンの部分を有するタバコフ
ィルター - 【請求項2】 酸化第二鉄の部分を有するタバコフィル
ター - 【請求項3】 酸化させた鉄の細片の部分(9)を有す
るタバコフィルター - 【請求項4】 図3に示される請求項3において、酸化
させた鉄の細片の部分(9)を形成する酸化させた鉄の
細片(11)をタバコ葉(6)に混入し、タバコ葉を兼
ねたタバコフィルター(10)としたタバコフィルター - 【請求項5】 請求項1、請求項2、または請求項3の
酸化剤入りタバコフィルターの構成を喫煙用タバコパイ
プに設けた酸化剤入りタバコフィルター
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25263094A JPH0880182A (ja) | 1994-09-10 | 1994-09-10 | 酸化剤入りタバコフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25263094A JPH0880182A (ja) | 1994-09-10 | 1994-09-10 | 酸化剤入りタバコフィルター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0880182A true JPH0880182A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=17240037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25263094A Pending JPH0880182A (ja) | 1994-09-10 | 1994-09-10 | 酸化剤入りタバコフィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0880182A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007527223A (ja) * | 2003-07-11 | 2007-09-27 | シュヴァイツア マードゥイット インターナショナルインコーポレイテッド | 一酸化炭素送達量が低減された喫煙物 |
-
1994
- 1994-09-10 JP JP25263094A patent/JPH0880182A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007527223A (ja) * | 2003-07-11 | 2007-09-27 | シュヴァイツア マードゥイット インターナショナルインコーポレイテッド | 一酸化炭素送達量が低減された喫煙物 |
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