JPH0879937A - 電気接続箱の配線構造および配線方法 - Google Patents
電気接続箱の配線構造および配線方法Info
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- JPH0879937A JPH0879937A JP6208838A JP20883894A JPH0879937A JP H0879937 A JPH0879937 A JP H0879937A JP 6208838 A JP6208838 A JP 6208838A JP 20883894 A JP20883894 A JP 20883894A JP H0879937 A JPH0879937 A JP H0879937A
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Abstract
うにする。 【構成】 ケース1,2内に収容される絶縁板3の上下
両面に所要パターンで配線溝7が形成されている。配線
溝7の所要箇所には溝幅の広がった圧接端子打込部9が
形成されている。両配線溝7は絶縁板3の側端面3aで
連接溝8により連接されている。前記配線溝7及び連接
溝8には電線が配線され、前記圧接端子打込部9に圧接
端子10を圧入することにより、圧接端子10と電線1
1とは電気接続される。
Description
端子とで構成してなる自動車用電気接続箱の配線構造お
よび配線方法に関するものである。
するバスバーを、設計変更に容易に対応するため、電線
と圧接端子とで構成してなる電気接続箱が提供されてい
る(例えば、特開平3─120627号公報、特開平6
─96820号公報等参照)。
ケースあるいはロアケースに圧接端子を取り付け、布線
用金型に布線した電線を前記ケースに移し変えることに
より、圧接端子と電線の電気接続を図って所要の配線構
造を得るようにしている。
線構造では、布線のために金型が必要であるが、布線パ
ターンは電気接続箱の種類等に応じて複数あるため、そ
れぞれに応じて金型を用意しなければならず、コストア
ップを招来していた。
複雑になれば、大型化する等により対処していたが、近
年の車内空間の増大等に対応するため、電気接続箱の内
部回路を高密度化して、電気接続箱の小型化が望まれて
いる。
トを低減でき、大型化することなく複雑な布線パターン
にも対処することの可能な電気接続箱の配線構造及び配
線方法を提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明では、ケース内に収容される絶
縁板の上下両面に、所要パターンで配線される電線を挿
入する配線溝あるいは/および電線をガイドする配線用
突起が設けられ、前記絶縁板の上下いずれか一面側に前
記配線溝あるいは/および配線用突起に沿って配線され
た電線の一部が、絶縁板の側端面に沿って他面側に折り
返されて他面側の配線溝あるいは/および配線用突起に
沿って布線されていることを特徴とする電気接続箱の配
線構造を提供している。
に連接溝が設けられ、該連接溝を通して電線を一面側か
ら他面側へと折り返されている請求項1に記載の電気接
続箱の配線構造を提供している。
ーンで配線される電線を挿入する配線溝あるいは/およ
び電線をガイドする配線用突起が設けられた絶縁板を用
い、前記絶縁板の上下いずれか一面側の前記配線溝ある
いは/および配線用突起に沿って1本の電線を連続的に
配線し、該配線時に、電線の一部を予め所要箇所で絶縁
板の側端面より外方に延在させた状態としておき、つい
で、この外方に延在させた電線部分を絶縁板の側端面に
沿って他面側に折り返し、その後絶縁板の他面側で、配
線溝あるいは/および配線用突起に沿って折り返した電
線を配線し、ついで、前記絶縁板の上下両面に配線した
電線に対して、前記配線溝あるいは/および配線用突起
に形成した圧接端子打込部に圧接端子を打ち込んで電線
と圧接接続している電気接続箱の配線方法を提供してい
る。
電線を配線できるため、電気接続箱の内部に高密度で電
線と圧接端子とからなる内部回路を設けることができ
る。また、請求項2の構成とすると、絶縁板の一面側か
ら他面側へと連続させる電線の位置決め及び電線の固定
が容易にできる。
の供給が1度ですみ、1本の連続した電線で絶縁板の両
面への配線を行うことができる。
明する。図1は本発明に係る配線構造を備えた電気接続
箱を示し、アッパーケース1とロアケース2とによって
形成される内部空間に絶縁板3を挾持した構成となって
いる。
の絶縁性を有する合成樹脂材料を成形加工したものであ
る。両ケース1,2の外面には筒状のヒューズ嵌合部4
及びコネクタ嵌合部5がそれぞれ突設され(ヒューズ嵌
合部4はアッパーケース1にのみ設けられている。)、
各嵌合部4,5の底面(ケース1,2の表面)には端子
孔6がそれぞれ穿設されている。そして、各嵌合部4,
5には、図示しないヒューズや各種電装品から延びる電
線に設けたコネクタがそれぞれ接続されるようになって
いる。
様な材料を成形加工したものである。絶縁板3の上下両
面には電線ガイド部となる所要パターンの配線溝7が形
成されている。上下両面の配線溝7は、連続した1本の
電線11を上面側の配線溝7に一筆書きで配線した後に
折り返して下面側の配線溝7に配線できるように形成し
ている。
する全ての電線を、1本の電線により連続して配線でき
るように、連続させて形成していると共に、下面側へ折
り返す部分では配線溝7を絶縁板の側端面3aまで延在
させている。同様に、下面側の配線溝7も上面側から折
り返された電線を挿入する部分では配線溝7を側端面3
aまで延在させている。上記絶縁板3の側端面まで延在
させる位置は、絶縁板の1辺に相当する1つの側端面に
限定されず、四角形状の絶縁板3では、4辺に相当する
4つの側端面まで延在させてもよい。
上下に連接するために、側端面3aに外面から切り込ん
だ連接溝8を形成している。よって、上面側の配線溝7
から下面側の配線溝7へ連接溝8を通して、電線11を
折り返すことができるようにしている。尚、上記連接溝
8は必ずしも必要ではなく、上面側の配線溝7から側端
面3aの端面に沿って電線を配線して、下面側の配線溝
7に配線することができる。しかしながら、連接溝8を
通す方が電線11の位置決め及び保持が容易であり、か
つ、電線を保護できる。
7の所要箇所には、溝幅を広げて圧接端子打込部9を形
成している。
0は、周知の形状で、導電性金属板を打ち抜いて形成さ
れ、一端部に前記ケース1,2の端子孔6を介して各嵌
合部4,5内に突出する入出力端子部10aを設けてい
る一方、他端部に二股に分岐する略U字形の電線圧接部
10bを設けており、該電線圧接部10bは、前記圧接
端子打込部9に圧入され、対向する側縁部で電線11の
絶縁被覆11aを切り裂いて芯線11bと電気接続され
るようになっている。
にして組み立てられる。即ち、図示しない電線送出機に
より、電線11を、絶縁板3の上面に形成した配線溝7
に、その始点より挿入していき、上記絶縁板3の側端面
3aまで配線溝7が延在している部分では、配線溝7の
側端面3aより外方へと伸ばす。この外方へ伸ばす長さ
は、連接溝8の長さおよび下面側で連続して配線する電
線長さと一致させる。所要の長さ伸ばした後、側端面3
aより再び上面側の配線溝7に挿入していく。この態様
で電線11を上面側の配線溝7に沿って、かつ、側端面
3aまで延在する位置では側端面3aより所要長さ外方
へ伸ばして、1本の電線11を一筆書きで配線してい
く。よって、絶縁板3の上下両面の配線溝7,7に配線
する電線を1度に連続して配線している。
延ばした部分の電線11を、絶縁板3に側端面3aに沿
って折り曲げ、連接溝8及び下面側の配線溝7に順次挿
入する。其の際、連接溝8に挿入して折り曲げることに
より、電線11の位置決め保持が容易になされ、連接溝
8の下端縁よりさらに下面側へと折り返すと、下面側の
配線溝7が側端面まで延在している位置に当たり、下面
側の配線溝7に簡単に挿入できる。
の電線圧接部10bを圧入し、その縁部で絶縁被覆11
aを引き裂くことにより、圧接端子10と芯線11bを
互いに電気接続する。
取り付けた絶縁板3に、アッパーケース1とロアケース
2とを組み付け、これらケース1,2に穿設した端子孔
6を介して各嵌合部4,5内に突出し、ヒューズ、コネ
クタ等の外部回路と接続するようにしている。
面に形成した配線溝7で電線ガイド部を形成するように
したが、図4に示すように、絶縁板3の下面側に配線溝
7に代えて、電線11をガイドする配線用突起12を絶
縁板3から突設させる構成としてもよい。さらに、上下
両面とも配線用突起12としてもよいし、前記実施例と
逆に、上面側を配線用突起とすると共に下面側を配線溝
としてもよい。
面側あるいは両面に配線用突起12を設けると、両面よ
り配線溝を設ける場合と比較して、絶縁板3の肉厚を薄
くすることができ、軽量化および薄型化を図ることがで
きる。特に、絶縁板3の上面側を配線溝とすると、電線
供給機からの電線11の直接挿入を容易かつ安定して行
うことができる一方、下面側を配線用突起12とする
と、上面側から折り返して行う配線が、配線溝7の場合
に比べて容易に行なうことができる。
の請求項1の電気接続箱では、絶縁板の上下両面に配線
溝あるいは配線用突起からなる配線ガイドをそれぞれ形
成し、一面側の配線ガイドに沿って配線した電線の一部
を他面側へ折り返して、他面側の配線ガイドに沿って配
線しているため、絶縁板の上下両面の配線が可能となる
と共に、該配線を極めて簡単に行うことができる。この
ように、絶縁板の両面に、電線と圧接端子との組み合わ
せからなる内部回路を設けることができ、面積を増大す
ることなく、複雑な回路および多数の回路を設けること
ができる。
合、電線は直接配線溝に挿入できるため、従来のような
布線用金型が必要でなくなり、安価に製作することがで
きる。
側端面に連接溝を形成して、上面側から下面側へ折り返
す電線を連接溝に通すと、電線の位置決めおよび電線の
固定保持が確実にできる。しかも、折り返した電線が絶
縁板の側端面から突出することがなく、配線を絶縁板の
スペース内に収めることができ、面積の増大を防止でき
ると共に、電線の保護が図れる。
ば、絶縁板の一面側へ1本の電線を連続的に配線する
と、絶縁板の両面への配線が可能となり、電線供給機か
ら絶縁板への電線の供給が1度で済むこととなる。さら
に、この絶縁板の一面側への配線時に、電線の一部を絶
縁板より外方へ予め伸ばしておくため、この外方へ伸ば
した電線を他面側へ折り返すことで、他端面の配線が容
易に行え、配線作業が迅速かつ容易に行える利点を有す
るものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 ケース内に収容される絶縁板の上下両面
に、所要パターンで配線される電線を挿入する配線溝あ
るいは/および電線をガイドする配線用突起が設けら
れ、 前記絶縁板の上下いずれか一面側に前記配線溝あるいは
/および配線用突起に沿って配線された電線の一部が、
絶縁板の側端面に沿って他面側に折り返されて他面側の
配線溝あるいは/および配線用突起に沿って布線されて
いることを特徴とする電気接続箱の配線構造。 - 【請求項2】 前記絶縁板の側端面に連接溝が設けら
れ、該連接溝を通して電線を一面側から他面側へと折り
返されている請求項1に記載の電気接続箱の配線構造。 - 【請求項3】 上下両面に所要パターンで配線される電
線を挿入する配線溝あるいは/および電線をガイドする
配線用突起が設けられた絶縁板を用い、 前記絶縁板の上下いずれか一面側の前記配線溝あるいは
/および配線用突起に沿って1本の電線を連続的に配線
し、該配線時に、電線の一部を予め所要箇所で絶縁板の
側端面より外方に延在させた状態としておき、 ついで、この外方に延在させた電線部分を絶縁板の側端
面に沿って他面側に折り返し、その後絶縁板の他面側
で、配線溝あるいは/および配線用突起に沿って折り返
した電線を配線し、ついで、 前記絶縁板の上下両面に配線した電線に対して、前記配
線溝あるいは/および配線用突起に形成した圧接端子打
込部に圧接端子を打ち込んで電線と圧接接続している電
気接続箱の配線方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6208838A JP2924657B2 (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 電気接続箱の配線方法及び該方法により形成された配線構造 |
DE69521249T DE69521249T2 (de) | 1994-08-23 | 1995-08-09 | Verdrahtungskonstruktion einer elektrischen Anschlussdose |
US08/512,831 US5791933A (en) | 1994-08-23 | 1995-08-09 | Wiring construction of electrical connection box |
EP95112554A EP0698950B1 (en) | 1994-08-23 | 1995-08-09 | Wiring construction of electrical connection box |
US08/724,755 US5778528A (en) | 1994-08-23 | 1996-10-03 | Wiring construction of electrical connection box |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6208838A JP2924657B2 (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 電気接続箱の配線方法及び該方法により形成された配線構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0879937A true JPH0879937A (ja) | 1996-03-22 |
JP2924657B2 JP2924657B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6208838A Expired - Fee Related JP2924657B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-09-01 | 電気接続箱の配線方法及び該方法により形成された配線構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2924657B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7381889B2 (en) | 2002-08-30 | 2008-06-03 | Yazaki Corporation | Wiring sheet, electric distribution box and method of cutting wires |
-
1994
- 1994-09-01 JP JP6208838A patent/JP2924657B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7381889B2 (en) | 2002-08-30 | 2008-06-03 | Yazaki Corporation | Wiring sheet, electric distribution box and method of cutting wires |
Also Published As
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---|---|
JP2924657B2 (ja) | 1999-07-26 |
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