JPH0879147A - ダイバーシティ方式 - Google Patents

ダイバーシティ方式

Info

Publication number
JPH0879147A
JPH0879147A JP6238656A JP23865694A JPH0879147A JP H0879147 A JPH0879147 A JP H0879147A JP 6238656 A JP6238656 A JP 6238656A JP 23865694 A JP23865694 A JP 23865694A JP H0879147 A JPH0879147 A JP H0879147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
directional
antenna
antennas
station
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6238656A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Aikawa
聡 相河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP6238656A priority Critical patent/JPH0879147A/ja
Publication of JPH0879147A publication Critical patent/JPH0879147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチパスとシャドウイングの発生する伝搬
路においてシャドウイングが発生した場合においても伝
送誤りなしにリアルタイム伝送が行なえる方式の実現を
目的とする。 【構成】 送信側あるいは受信側に複数の指向性アンテ
ナを水平面内指向性(1131〜1136)が異なるよ
うに設け、これらのうち伝搬特性の良いものを選択し、
位相調整手段により位相あるいはタイミングをあわせた
後合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線通信方式に関する。
特に、マルチパスおよびシャドウイングが発生する屋内
環境において、リアルタイム信号伝送が要求されるシス
テムに適している。
【0002】
【従来の技術】無線通信における品質劣化の原因は、干
渉、マルチパス、シャドウイングなどが挙げられそれぞ
れについて各種補償技術の開発が行なわれている。特
に、無線LANなどの屋内パケット通信においては、マ
ルチパスやシャドウイングの影響を除去するため、複数
の指向性アンテナを選択して用いるセクタアンテナ方式
が用いられている(特開平2−79628『マルチパス
を克服するための高ビットレート通信システム』)。
【0003】図32および図33は従来技術を説明する
図である。図32で3220は第1局のアンテナで指向
性アンテナ3221、3222、3223、3224、
3225、3226からなる。3230は第2局のアン
テナであり指向性アンテナ3231、3232、323
3、3234、3235、3236からなる。3240
は通信方向を示す。図33で3321、3322、33
23、3324、3325、3326は第1局の指向性
アンテナ、3331、3332、3333、3334、
3335、3336は第2局の指向性アンテナである。
3352は第1局で送受信される信号、3362は第2
局で送受信される信号である。3351は第1局の指向
性アンテナを選択する選択スイッチ、3361は第2局
の指向性アンテナを選択する選択スイッチである。ここ
では第1局第2局ともに、6個の指向性アンテナを有す
るため、36通りの指向性アンテナの選択肢があるが、
このうち1つを選択して適用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】屋内において無線伝送
を行なう場合、壁や天井および什器などからの反射が直
接波の干渉として受信され、これにより品質劣化をおこ
す現象が発生する場合がある。これをマルチパスとよ
ぶ。壁や天井および什器などの動きは比較的遅くマルチ
パスの影響の変動は時間的に緩やかである。
【0005】マルチパスの影響を抑えるためには、反射
が受信アンテナに入力されることを抑えるため、指向性
アンテナを適用することができる。しかし、指向性アン
テナを用いるためには、送信アンテナと受信アンテナの
方向調整が必要となる。これを解決するためには、従来
技術で説明したセクタアンテナ方式が適している。
【0006】一方、屋内における無線伝送品質を劣化さ
せるもう1つの原因に、シャドウイングがある。これは
屋内における人などが電波を遮ることにより、受信レベ
ルが著しく低下し、品質が劣化するものである。これを
解決する手段としても前記セクタアンテナ方式の適用も
考えることはできる。屋内においては上述のように、マ
ルチパスが発生するため、複数の指向性アンテナのう
ち、いくつかは直接波以外の干渉波を主に受信する場合
がある。このため、前記セクタアンテナ方式ではシャド
ウイングにより、品質が劣化した場合には、他の指向性
受信アンテナを選択することにより、シャドウイングを
受けていない反射を入力とできる。
【0007】しかし、シャドウイングの変動は人の動き
などと同様に高速である。一方、前述のセクタアンテナ
方式においてシャドウイングの影響を回避するために
は、パケット化された信号を受信し、この信号から伝送
路の品質を判断する。その結果から指向性アンテナを変
更する必要があると判断された後、再度各指向性アンテ
ナからの受信信号から最適な指向性アンテナを選択す
る。最適な指向性アンテナが選択された後に品質劣化が
発生したパケットを再送する。このような手順が必要で
あるため、高速なシャドウイングの影響を回避すること
が困難である。また、人が伝搬路上に立ち止るなどの変
動が低速あるいは変動しないシャドウイングの場合に
は、最適な指向性アンテナを再選択することは可能であ
るが、指向性アンテナの再選択を行なうための時間は通
信不能となる。このような通信不能の時間が発生する場
合方式は遅延を許容できるパケット通信などでは有効で
あるが、リアルタイムを要求されるような画像や音声の
通信には適用できない。
【0008】本発明の目的は以上述べた従来技術の欠点
を解決し、無線通信をシャドウイングとマルチパスが発
生する伝送路条件下でリアルタイム信号伝送を行なえる
システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴は送信側に少なく共1つの送信アンテナ
を有し、受信側に水平面内指向性がほぼ等間隔の角度で
各々別の方向を向くj個の指向性受信アンテナと、該j
個の指向性受信アンテナのうちk個(j≧k)の指向性
受信アンテナを選択する選択スイッチと、該選択スイッ
チを制御する選択回路と、選択された指向性受信アンテ
ナから受信される受信信号をそれぞれ入力とする位相調
整手段と、該位相調整手段を制御する位相制御回路と、
上記位相調整手段出力を合成する合成回路を有するダイ
バーシティ方式にある。
【0010】本発明は屋内無線通信方式において複数の
指向性アンテナからの受信信号を合成することを最も主
要な特徴とする。
【0011】従来の技術とはシャドウイングによる品質
劣化が発生した場合においてもリアルタイム伝送を誤り
なしで伝送できる点が異なる。
【0012】
【作用】図1は屋内おける無線伝送の状況を示す図であ
る。図で111、112、113、114は壁面であ
る。120は送信アンテナ、131、132、133、
134、135、136は指向性受信アンテナを示す。
これらの指向性アンテナは指向性が異なり、全体で36
0゜をカバーする。141、142、143、144、
145は伝搬路を示す。141は送信アンテナから受信
アンテナへの直接波の伝搬路である。142は送信され
た電波が壁面111で反射した後受信される伝搬路であ
る。同様に143は壁面112で反射した伝搬路、14
4、145は壁面で2回反射した伝搬路である。
【0013】図2は図1における伝搬遅延の関係を示
す。横軸の時間は送信アンテナから受信アンテナへの伝
搬遅延時間を示す。図1における伝搬路141での伝搬
に必要な時間がt41である。同様に伝搬路142、14
3、144、145での伝搬に必要な時間はそれぞれt
42、t43、t44、t45である。図2の201、202、
203、204、205はそれぞれ141、142、1
43、144、145の遅延時間を示す。図1における
受信アンテナ131、132、133、134、13
5、136はそれぞれ指向性アンテナであるため、各伝
搬路の到来方向とアンテナ指向性パターンによって各指
向性受信アンテナにおける遅延分散は異なる。これを図
3、図4、図5、図6、図7、図8に示す。この図で横
軸は図2と同様で伝搬に必要な時間を示す。縦軸は受信
レベルを示す。例えば、図1における指向性受信アンテ
ナ131では直接波である伝搬路141の電波のみが高
いレベルで受信される。この様子を図3に示す。
【0014】また指向性受信アンテナ132、133、
134、135、136の受信波の遅延分散が図4、図
5、図6、図7、図8となる。
【0015】ここで図6、図7で示すように指向性受信
アンテナ134、135からの入力は受信レベルが非常
に低くなる。また、図8に示すように指向性受信アンテ
ナ136は伝搬路143と144の電波が共に受信され
るため波形歪みが発生する。
【0016】ここで受信レベルが特に低い指向性受信ア
ンテナ134、135および波形歪みのある受信アンテ
ナ136を除く指向性受信アンテナ131、132、1
33での受信信号のみを選択する。これら3つの指向性
受信アンテナの遅延分散で最もレベルが高い信号、すな
わち図3における301、図4における405、図5に
おける502に着目すると、それぞれ伝搬に必要となる
時間がt41、t45、t42と異なる。そこでこれらの時間
をあわせるため、指向性受信アンテナ31での受信信号
を時間(t45−t41)また、指向性受信アンテナ33で
の受信信号を時間(t45−t42)だけ遅延させる。これ
により、これら遅延された信号と指向性受信アンテナ3
2からの受信信号は同相する。これらを合成するとより
高いレベルでD/Uが高い受信信号を得ることができ
る。この関係を図9に示す。これにより、定常時のマル
チパスによる品質の劣化を抑えることができる。図9で
910、920、930はそれぞれ図1における指向性
受信アンテナ131、132、133の遅延分散を示
す。940は910を(t45−t41)だけ遅延させた後
の遅延分散を示す。同様に960は930を(t45−t
42)だけ遅延させた後の遅延分散を示す。940、95
0、960からわかるように、それぞれの指向性受信ア
ンテナにおける最大の受信信号である941、955、
962が同期する。従って、これらを940、950、
960を合成した970レベルおよびD/Uが高くな
る。ここでD/Uとは希望波のレベルと非希望波のレベ
ルの比であり、D/Uが低い場合には、受信信号が劣化
する。
【0017】次に、シャドウイングが発生した場合につ
いて説明する。たとえば、図1における伝搬路141上
を人が横切るなどの理由で、直接波が受信されなくなっ
た場合について図10に示す。このとき、図10におけ
る1010で受信される直接波1011のレベルが小さ
くなる。同様に遅延を与えた後の1041も小さくなっ
ている。しかし、1020、1030に示すように受信
指向性アンテナ132、133で反射の受信レベルが1
025、1032のように大きいため1070に示され
るようにシャドウイングが発生した後でも合成後の信号
は十分なレベルとD/Uを得ることができる。
【0018】
【実施例】図11および図12は請求項1の実施例を説
明する図である。図11で1120は送信アンテナであ
る。1130は受信側のアンテナであり、1131、1
132、1133、1134、1135、1136の6
個の指向性受信アンテナがある。すなわち、請求項1で
j=6の場合について示した図である。1140は11
20から1130へ送信される電波の伝搬路を示す。
【0019】図12で1220は送信アンテナ、123
1、1232、1233、1234、1235、123
6は指向性受信アンテナ、1240は通信方向を示す。
1251は指向性受信アンテナを選択するための選択ス
イッチ、1252は指向性受信アンテナを選択するため
の選択回路、1253は位相調整手段、1254は位相
調整手段出力を合成する合成回路、1256は位相調整
手段を制御する位相制御回路、1255は1254の回
路出力として得られるダイバーシティ方式の出力であ
る。この例は複数の指向性受信アンテナでの入力を選択
ののち、合成するため、上記作用で説明したように、シ
ャドウイングが発生した場合においてもリアルタイム伝
送が可能となる。
【0020】図13および図14は請求項2の実施例を
説明する図である。図13で1320は送信側のアンテ
ナであり、1321、1322、1323、1324、
1325、1326は指向性送信アンテナである。13
30は受信側のアンテナであり、1331、1332、
1333、1334、1335、1336は指向性受信
アンテナである。1340は通信方向を示す。
【0021】図14で1421、1422、1423、
1424、1425、1426は指向性送信アンテナで
あり1431、1432、1433、1434、143
5、1436は指向性受信アンテナである。1440は
通信方向を示す。1451は指向性受信アンテナを選択
するための選択スイッチ、1452は選択回路、145
3は位相調整手段、1456は位相制御回路、1455
はダイバーシティ方式出力である。一方送信側では、1
463は送信信号、1462は送信信号を分岐する回
路、1461は指向性送信アンテナを選択する選択スイ
ッチである。ここで、指向性送信アンテナを1つ選択す
る場合、すなわち、請求項2でt=1の場合選択後は請
求項1と同様となり、シャドウイング対策に有効とな
る。しかも、送信アンテナ複数のうちから選択できるた
め、マルチパスの影響がすくないより特性のよい伝搬路
を選択できる。また、t=2以上とした場合、マルチパ
スを増やすことになるが、作用で説明したように、シャ
ドウイング対策として直接波が切断された場合には、反
射波などのマルチパス信号で受信を続けるため複数の指
向性送信アンテナから送信するほうが特性がよくなる場
合がある。
【0022】図15および図16は送信側が複数のアン
テナを有し、受信側が1個のアンテナを有する実施例の
説明図である。図15で1530は送信側のアンテナで
1531、1532、1533、1534、1535、
1536の指向性送信アンテナからなる。1520は受
信アンテナであり、1540は通信方向を示す。
【0023】図16で1655は送信信号、1654は
送信信号を分岐する分岐回路、1653は位相調整手
段、1656は位相制御回路、1652は送信信号を選
択する選択回路、1651は送信信号を選択するための
選択スイッチ、1631、1632、1633、163
4、1635、1636は指向性送信アンテナ、162
0は受信アンテナ、1640は通信方向を示す。ここで
は請求項1の場合と送信側と受信側を全く逆にした場合
である。選択された送信アンテナから出力される信号は
出力前に伝搬路のマルチパス特性に従って受信側で同相
となるようにタイミングがあわされるため、請求項1と
同様の効果が得られる。これは送信側では複数の指向性
アンテナを使用できるが、受信側では1つのアンテナで
対応する必要がある場合に有効となる。
【0024】図17および図18は双方向通信の実施例
を説明する図である。図17で1720は第1局の指向
性アンテナ、1730は第2局のアンテナで1731、
1732、1733、1734、1735、1736の
指向性アンテナからなる。1740は双方向通信の通信
方向を示す。
【0025】図18で1820は第1局のアンテナ、1
831、1832、1833、1834、1835、1
836は第2局の指向性アンテナ、1840は通信方向
を示す。1851は第2局の指向性アンテナを選択する
選択スイッチ、1852は選択回路、1853は第2局
での受信信号に対する位相調整手段、1856は位相制
御回路、1854は合成回路、1855はダイバーシテ
ィ方式出力である。1861は第2局の送受共用アンテ
ナにおいて送信をするか受信するかを選択するスイッ
チ、1862は送信信号に対する位相調整回路、186
3は分岐回路、1864は送信信号である。ここでは、
2つの局で双方向通信を行なう場合であり、それぞれ送
受共用アンテナを適用しているため、第1局から第2局
への場合でも第2局から第1局への場合でも伝搬路特性
は同じである。ここでたとえば第2局のみ複数の指向性
アンテナに適用できるような場合、図に示すような構成
とし、請求項1と請求項2の構成の組み合わせで実施す
ることができる。
【0026】図19および図20は双方向通信の別の実
施例を説明する図である。図19で1920は第1局の
アンテナで1921、1922、1923、1924、
1925、1926の指向性アンテナからなる。193
0は第2局のアンテナで1931、1932、193
3、1934、1935、1936の指向性アンテナか
らなる。1940は通信方向を示す。
【0027】図20で2075は第1局からの送信信
号、2074は送信信号2075を分岐する分岐回路、
2076は第1局の受信信号を合成する合成回路、20
77は第1局でのダイバーシティ方式出力である。20
73は第1において送信するか受信するかを選択する回
路、2071は第1局の指向性アンテナを選択する第1
の選択スイッチ2072は第1の選択スイッチを制御す
る第1の選択回路、2021、2022、2023、2
024、2025、2026は第1局の指向性アンテナ
である。2040は通信方向を示す。2031、203
2、2033、2034、2035、2036は第2局
の指向性アンテナ、2051は第2局の指向性アンテナ
を選択する第2の選択スイッチ、2052は第2の選択
回路、2053は第2局の受信信号に対する位相調整手
段、2056は位相調整回路、2054は合成回路、2
055は第2局のダイバーシティ出力、2061は第2
局において送信するか受信するかを選択する回路、20
64は第2局での送信信号、2063は分岐回路、20
62は第2局の送信信号に対する位相調整回路である。
ここで第1局にある複数の指向性アンテナのうち1つを
選択した場合、図19、図20と同様の構成となる。た
だし、第1局に複数の指向性アンテナがありそのうち1
つを選択するため、伝搬路特性を改善できる。また、第
1局において複数の指向性アンテナを選択した場合、請
求項2の後半で説明した場合と同様にマルチパスは増え
るがシャドウイング特性を改善できる場合がある。ま
た、図17、図18の場合と異なり、第1局において、
複数のアンテナを設置できるが、位相調整手段などの回
路により装置が複雑にできない場合に適用できる。
【0028】請求項3について説明する。図20に示し
た第2局の指向性アンテナを選択するためには、第2局
における受信信号を用いることができるが、第1局にお
いては受信信号を合成する回路がないため、第1局での
受信信号によって第1局の指向性アンテナを選択するこ
とができない。しかし、請求項3の方法により第1局の
指向性アンテナを選択することができる。まず第1局の
第1の指向性アンテナである図20の2021から試験
信号出力する。これを第2局で受信し、合成後の出力2
055の特性を指向性アンテナ2021の特性とする。
次に2022から試験信号を出力し、同様の手順を繰り
返す。これを2021、2022、2023、202
4、2025、2026のすべてについて行ない、各指
向性アンテナからの信号の特性を測定する。この結果か
ら第1局の指向性アンテナのうち適当なものを判断し、
その結果を第2局から第1に転送し指向性アンテナを選
択する。
【0029】図21および図22は双方向通信の別の実
施例を説明する図である。図21で2120は第1局の
アンテナで2121、2122、2123、2124、
2125、2126の指向性アンテナからなる。213
0は第2局のアンテナで2131、2132、213
3、2134、2135、2136の指向性アンテナか
らなる。2140は通信方向を示す。
【0030】図22で2284は第1局からの送信信
号、2283は送信信号2284を分岐する分岐回路、
2254は第1局の受信信号を合成する合成回路、22
55は第1局でのダイバーシティ方式出力である。22
81は第1において送信するか受信するかを選択する回
路、2271は第1局の指向性アンテナを選択する第1
の選択スイッチ、2272は第1の選択スイッチを制御
する第1の選択回路、2273は第1の位相調整手段、
2276は第1の位相調整回路である。2221、22
22、2223、2224、2225、2226は第1
局の指向性アンテナである。2240は通信方向を示
す。2231、2232、2233、2234、223
5、2236は第2局の指向性アンテナ、2251は第
2局の指向性アンテナを選択する第2の選択スイッチ、
2252は第2の選択回路、2253は第2局の受信信
号に対する位相調整手段、2256は位相調整回路、2
254は合成回路、2255は第2局のダイバーシティ
出力、2261は第2局において送信するか受信するか
を選択する回路、2264は第2局での送信信号、22
63は分岐回路、2262は第2局の送信信号に対する
位相調整回路である。これは請求項2のダイバーシティ
方式を双方向通信にしたものであり、それぞれ受信局側
でダイバーシティの制御を行なうものである。
【0031】次にアンテナの選択について説明する。こ
こまでの実施例において選択回路が用いられている。こ
れは受信信号の特性によって指向性アンテナを選択する
ものである。ここでいう受信信号の特性として第1の方
法では入力レベルを用いる。指向性アンテナの向きが相
手局のアンテナとの位置に対して悪いために、入力レベ
ルが低い場合があり、このような指向性アンテナを選択
しないようにするものである。また、第2の方法では波
形歪特性を用いる。マルチメディアパスにより直接波あ
るいは反射波が複数アンテナに入力される場合、波形歪
みが発生する。これは復調信号の劣化を起こすため、こ
のような指向性アンテナを選択しないようにするもので
ある。さらに、第3の方法では誤り検出を行ない、選択
をする。誤り検出のためには、送信側と受信側で前もっ
て決めてあるユニークワードを適用し受信信号とユニー
クワードを比較して決定する方法や、誤り検出符号を用
いて行なう方法などがある。またこれらのレベル、波形
歪、誤りを組み合わせて選択することができる。
【0032】図23は親子通信の実施例を説明する図で
ある。図で2320は親局のアンテナで指向性アンテナ
2321、2322、2323、2324、2325、
2326からなる。2331、2332、2333は子
局の指向性アンテナである。2341、2342、23
43は親局と子局2331、2332、2333との通
信方向を示す。この図に示すように、通信は親局と各子
局の間で行なわれる。ある1つの子局と親局の間の通信
にのみ着目すると、請求項4の構成と同様である。親局
は複数ある子局それぞれと通信を行なう場合、各子局ご
とに適した指向性アンテナの選択あるいは位相調整回路
の調整を行なう。
【0033】図24は親子通信の別の実施例を説明する
図である。図で2420は親局のアンテナで指向性アン
テナ2421、2422、2423、2424、242
5、2426からなる。2430、2440、2450
はそれぞれ子局のアンテナで2430は指向性アンテナ
2431、2432、2433、2434、2435、
2436からなり、2440は2441、2442、2
443、2444、2445、2446からなり、24
50は2451、2452、2453、2454、24
55、2456からなる。2461、2462、246
3は各子局との通信方向を示す。この図で各子局におい
て最適な指向性アンテナたとえば、図の2432、24
41、2451を選択する。その後は図23と同様の構
成となる。
【0034】図25は親子通信の別の実施例を説明する
図である。2520は親局のアンテナで指向性アンテナ
2521、2522、2523、2524、2525、
2526からなる。2530、2540、2550は子
局のアンテナでそれぞれ複数の指向性アンテナ253
1、2532、2533、2534、2535、253
6あるいは2541、2542、2543、2544、
2545、2546あるいは2551、2552、25
53、2554、2555、2556からなる。256
1、2562、2563は通信方向を示す。この図で親
局側で各子局毎に指向性アンテナを選択し、子局の複数
の指向性アンテナとで通信を行なう構成である。
【0035】図26は親子通信の別の実施例を説明する
図である。図で2620、2660はそれぞれ親局の信
号を送受信するアンテナであり、比較的離れた場所にそ
れぞれ複数の指向性アンテナ2621、2622、26
23、2624、2625、2626あるいは266
1、2662、2663、2664、2665、266
6からなる。2630、2640、2650は子局のア
ンテナであり、それぞれ指向性アンテナ2631、26
32、2633、2634、2635、2636あるい
は2641、2642、2643、2644、264
5、2646あるいは2651、2652、2653、
2654、2655、2656からなる。また267
1、2672、2673はアンテナ2620と各子局と
の通信方向を、2681、2682、2683はアンテ
ナ2660と各子局との通信方向を示す。親局のアンテ
ナを比較的離れた複数の場所に分けて設置することです
べての伝搬路が同時にシャドウイングの影響を受ける可
能性が小さくなりシャドウイング対策としての効果が大
きくなる。
【0036】位相制御手段について説明する。上記説明
した実施例において位相調整回路が用いられる。これは
作用で説明したように、各指向性アンテナから入力され
る信号を同相にして合成するため位相をあわせるための
回路である。ここで位相をあわせる手段として、移相器
又はトランスバーサル型フィルタを適用している。トラ
ンスバーサル型フィルタの場合には、遅延時間差が大き
い場合においても適用が可能である。また、移相器によ
る構成の場合、比較的回路構成が簡易になる。
【0037】ところで、作用で説明したように、伝搬路
の特性を劣化させる原因としてマルチパスとシャドウイ
ングがある。マルチパスの影響は比較的に変動が時間的
に緩やかである。それに対してシャドウイングによる影
響は時間的に急である。また、シャドウイングは一般
に、人が通るなどの原因によるもので、比較的短時間で
復旧する。ここで、シャドウイングが発生した場合に、
位相調整手段の調整はシャドウイングによる急激な変化
に追い付くことは困難であるとともに、追従のために位
相調整手段における回路のパラメータの変化にかかる時
間が長くなり、シャドウイングの影響のある時間を長く
する場合がある。そこで、位相調整手段の移相器の位相
又は、位相調整手段のトランスバーサルフィルタのタッ
プ係数を急激な時間変動に対して保持することによりシ
ャドウイングの影響が長くなることを防ぐ。
【0038】ところで、上記説明したように、本発明を
適用した場合、シャドウイングが発生しても受信レベル
の急激な変動は抑えることが可能である。しかし、若干
のレベル変動が残留する。このような受信レベルの変動
に対して、AGC(自動利得制御)回路が有効である。
これは受信レベルの変動に対して、受信信号を増幅する
アンプの利得を制御し、出力レベルを一定に保つもので
ある。しかしながら、シャドウイングによる急激な受信
レベル変動があった場合には、AGCの制御が追従でき
ず追従するまでの短い時間に誤りが発生する場合があ
る。この結果、バースト誤りが発生する。ここで本発明
ではバースト誤り訂正機能を付加している。バースト誤
り訂正機能の代表的なものとして、バースト誤り訂正符
号の適用や、インターリーブ手段などがある。
【0039】図27はトランスバーサル等化器を具備す
る実施例を説明する図である。図で2731、273
2、2733、2734、2735、2736は複数の
指向性受信アンテナから受信された受信信号である。2
742、2743、2744、2745、2746は移
相器、2750は合成回路、2760はトランスバーサ
ル型等化器を示す。2742、2743、2744、2
745、2746の各移相器は合成回路2750のすべ
ての入力を同相とするように作用するが、移相器の不完
全性により位相が十分に一致できない場合がある。この
場合、波形歪が発生する。この波形歪を除去するために
トランスバーサル型等化器を適用する。これにより、位
相調整手段は移相器による簡単な構成で、1つのトラン
スバーサル型等化器で波形歪を除去することが可能とな
る。
【0040】図28は受信アンテナの合成方法の実施例
を説明する図である。図で2831、2832、283
3、2834、2835、2836は複数の指向性受信
アンテナから受信された受信信号である。2842、2
843、2844、2845、2846は位相調整手
段、2850は合成回路、2860はスイッチ、287
0は出力を示す。本発明のダイバーシティ方式を実現す
るためには、合成回路2850の入力すべてを同相とす
る必要がある。まずスイッチ2860において284
3、2844、2845、2846出力をすべて断とし
合成回路2850には2831と2842出力のみを入
力する。このとき、合成回路出力2870により284
2を制御し、2831と2842出力を同相とする。次
に、スイッチ2860において2843出力のみを断か
ら入とし、2831と2842出力と2843出力を合
成する。ここで再度2870により2843を制御し2
850入力をすべて同相とする。以降これを繰り返す。
これにより最終的に2850入力を同相とする。ただ
し、選択されていない指向性アンテナについては断のま
まとする。
【0041】図29に受信アンテナの合成方法の別の実
施例の説明図を示す。図で2931、2932、293
3、2934、2935、2936は複数の指向性受信
アンテナから受信された受信信号である。2942、2
943、2945、2946は位相調整手段、295
1、2952は合成回路、2961、2962はスイッ
チ、2971は2951出力、2972は2952出
力、2980は位相調整手段、2981は合成回路、2
982はダイバーシティ方式出力である。ここでまず2
931、2932、2933を2951で2934、2
935、2936を2952で合成する。ここでは並列
に同時に行なうことができる。さらにこれらの合成結果
である2971と2972を2981で合成する。これ
により合成するまでの時間を短縮できる。
【0042】図30は位相調整手段の実施例を説明する
図である。ここでは6個の受信指向性アンテナと4個の
位相調整手段がある場合について説明する。すなわち、
図30はj=6、k=4の場合である。3031、30
32、3033、3034、3035、3036は指向
性受信アンテナ、3050は6個の指向性受信アンテナ
入力から4つ選択するスイッチ、3061、3062、
3063、3064は位相調整回路、3070は合成回
路、3071はダイバーシティ方式出力である。ここで
は指向性アンテナの個数が6であるのに対して位相調整
手段は指向性アンテナより少ない4しかない。指向性ア
ンテナはできるだけよい伝搬路を選択するために多く必
要であるが、そのすべてを選択できることはまれであ
る。また、ダイバーシティの効果としては指向性アンテ
ナの数より少ない数の位相調整手段で十分である。さら
に、位相調整手段は回路規模を大きくするため、少ない
数に抑えるほうが経済的に有効である。従って図30の
ような構成が有効となる。
【0043】図31は位相調整手段の別の実施例の説明
図である。図で3171は送信信号、3170は分岐回
路、3161、3162、3163、3164は位相調
整手段、3150はスイッチ、3131、3132、3
133、3134、3135、3136は指向性送信ア
ンテナである。図30での説明と同様に指向性アンテナ
数より少ない位相調整回路で構成される。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は反射波等
を合成した信号を利用するためシャドウイングが発生し
た場合においても、受信レベル低下を抑えることができ
るため、シャドウイングによる瞬断の発生をなくすこと
ができ、シャドウイングが発生する伝搬環境化でも映像
や音声などのリアルタイム信号を伝送することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作用を説明する図であり、屋内おける
無線伝送の状況を示す図である。
【図2】本発明の作用を説明する図であり、図1におけ
る伝搬遅延の関係を示す。
【図3】本発明の作用を説明する図であり、図1の指向
性アンテナ131の遅延分散を示す図である。
【図4】本発明の作用を説明する図であり、図1の指向
性アンテナ132の遅延分散を示す図である。
【図5】本発明の作用を説明する図であり、図1の指向
性アンテナ133の遅延分散を示す図である。
【図6】本発明の作用を説明する図であり、図1の指向
性アンテナ134の遅延分散を示す図である。
【図7】本発明の作用を説明する図であり、図1の指向
性アンテナ135の遅延分散を示す図である。
【図8】本発明の作用を説明する図であり、図1の指向
性アンテナ136の遅延分散を示す図である。
【図9】本発明の作用を説明する図であり、本発明の原
理を示す図である。
【図10】本発明の作用を説明する図であり、本発明が
シャドウイングに対して効果があることの原理を示す図
である。
【図11】本発明の実施例を説明する図である。
【図12】図11の実施例を説明する図である。
【図13】本発明の別の実施例を説明する図である。
【図14】図13の実施例を説明する図である。
【図15】本発明の別の実施例の説明図である。
【図16】図15の実施例の説明図である。
【図17】本発明の別の実施例を説明する図である。
【図18】図17の実施例を説明する図である。
【図19】本発明の別の実施例を説明する図である。
【図20】図19の実施例を説明する図である。
【図21】本発明の別の実施例を説明する図である。
【図22】図21の実施例を説明する図である。
【図23】本発明の親子通信の実施例を説明する図であ
る。
【図24】親子通信の別の実施例を説明する図である。
【図25】親子通信の別の実施例を説明する図である。
【図26】親子通信の別の実施例を説明する図である。
【図27】本発明の実施例を説明する図である。
【図28】本発明の実施例を説明する図である。
【図29】本発明の実施例の説明図を示す。
【図30】本発明の実施例を説明する図である。
【図31】本発明の実施例の説明図である。
【図32】従来技術を説明する図である。
【図33】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
111、112、113、114 壁面 120 送信アンテナ 131、132、133、134、135、136 指
向性受信アンテナ 141、142、143、144、145 伝搬路 201、202、203、204、205 遅延時間を
示す線 301、302、303、304、305、306、4
01、402、403、404、405、406、50
1、502、503、504、505、506、60
1、602、603、604、605、606、70
1、702、703、704、705、706、80
1、802、803、804、805、806遅延分散
を示す線 910、920、930 遅延分散を示す図 940、950、960 遅延を与えた後の遅延分散を
示す図 970 合成後の遅延分散を示す図 1010、1020、1030 遅延分散を示す図 1011、1012、1013、1014、1015、
1016、1021、1022、1023、1024、
1025、1026、1031、1032、1033、
1034、1035、1036、1041、1042、
1043、1044、1045、1046、1051、
1052、1053、1054、1055、1056、
1061、1062、1063、1064、1065、
1066遅延分散を示す線 1040、1050、1060 遅延を与えた後の遅延
分散を示す図 1070 シャドウイングがある場合に合成後の遅延分
散を示す図 1120 送信アンテナ 1130 受信アンテナ 1131、1132、1133、1134、1135、
1136 指向性受信アンテナ 1140 通信方向を示す線 1220 送信アンテナ 1231、1232、1233、1234、1235、
1236 指向性受信アンテナ 1240 通信方向を示す線 1251 選択スイッチ 1252 選択回路 1253 位相調整手段 1254 合成回路 1255 ダイバーシティ方式の出力 1256 位相制御回路 1320 送信アンテナ 1321、1322、1323、1324、1325、
1326 指向性送信アンテナ 1330 受信アンテナ 1331、1332、1333、1334、1335、
1336 指向性受信アンテナ 1340 通信方向を示す線 1421、1422、1423、1424、1425、
1426 指向性送信アンテナ 1431、1432、1433、1434、1435、
1436 指向性受信アンテナ 1440 通信方向を示す線 1451 選択スイッチ 1452 選択回路 1453 位相調整手段 1455 ダイバーシティ方式出力 1456 位相制御回路 1463 送信信号 1462 分岐回路 1461 選択スイッチ 1530 送信アンテナ 1531、1532、1533、1534、1535、
1536 指向性送信アンテナ 1520 受信アンテナ 1540 通信方向を示す線 1655 送信信号 1654 分岐回路 1653 位相調整手段 1652 送信信号を選択する選択回路 1651 送信信号を選択するためのスイッチ 1656 位相制御回路 1631、1632、1633、1634、1635、
1636 指向性送信アンテナ 1620 受信アンテナ 1640 通信方向を示す線 1720 第1局の指向性アンテナ 1730 第2局のアンテナ 1731、1732、1733、1734、1735、
1736 指向性アンテナ 1740 通信方向を示す線 1820 第1局のアンテナ、 1831、1832、1833、1834、1835、
1836 第2局の指向性アンテナ 1840 通信方向を示す線 1851 選択スイッチ 1852 選択回路 1853 位相調整手段 1854 合成回路 1855 ダイバーシティ方式出力 1856 位相制御回路 1861 送信をするか受信するかを選択するスイッチ 1862 位相調整回路 1863 分岐回路 1864 送信信号 1920 第1局のアンテナ 1921、1922、1923、1924、1925、
1926 指向性アンテナ 1930 第2局のアンテナ 1931、1932、1933、1934、1935、
1936 指向性アンテナ 1940 通信方向 2075 第1局からの送信信号 2074 分岐回路 2076 第1局の合成回路 2077 第1局でのダイバーシティ方式出力 2073 第1において送信するか受信するかを選択す
る回路 2071 第1の選択スイッチ 2072 第1の選択回路 2021、2022、2023、2024、2025、
2026 第1局の指向性アンテナ 2040 通信方向を示す線 2031、2032、2033、2034、2035、
2036 第2局のアンテナ 2051 第2局の選択スイッチ 2052 選択回路 2053 第2局の受信信号に対する位相調整手段 2054 合成回路 2055 第2局のダイバーシティ出力 2056 位相制御回路 2061 第2局において送信するか受信するかを選択
する回路 2064 第2局での送信信号 2063 分岐回路 2062 第2局の送信信号に対する位相調整回路 2120 第1局のアンテナ 2121、2122、2123、2124、2125、
2126 指向性アンテナ 2130 第2局のアンテナ 2131、2132、2133、2134、2135、
2136 指向性アンテナ 2140 通信方向を示す線 2284 第1局からの送信信号 2283 分岐回路 2254 合成回路 2255 ダイバーシティ方式出力 2281 第1において送信するか受信するかを選択す
る回路 2271 第1の選択スイッチ 2272 第1の選択回路 2273 第1の位相調整手段 2276 第1の位相調整回路 2221、2222、2223、2224、2225、
2226 第1局の指向性アンテナ 2240 通信方向を示す線 2231、2232、2233、2234、2235、
2236 第2局の指向性アンテナ 2251 第2の選択スイッチ 2252 第2の選択回路 2253 位相調整手段 2256 位相調整回路 2254 合成回路 2255 第2局のダイバーシティ出力 2261 第2局において送信するか受信するかを選択
する回路 2264 第2局での送信信号 2263 分岐回路 2262 第2局の送信信号に対する位相調整回路 2320 親局のアンテナ 2321、2322、2323、2324、2325、
2326 指向性アンテナ 2331、2332、2333 子局の指向性アンテナ 2341、2342、2343 親局と子局との通信方
向を示す線 2420 親局のアンテナ 2421、2422、2423、2424、2425、
2426 指向性アンテナ 2430、2440、2450 子局のアンテナ 2431、2432、2433、2434、2435、
2436、2441、2442、2443、2444、
2445、2446、2451、2452、2453、
2454、2455、2456 指向性アンテナ 2461、2462、2463 各子局との通信方向を
示す線 2520 親局のアンテナ 2521、2522、2523、2524、2525、
2526 指向性アンテナ 2530、2540、2550 子局のアンテナ 2531、2532、2533、2534、2535、
2536、2541、2542、2543、2544、
2545、2546、2551、2552、2553、
2554、2555、2556 指向性アンテナ 2561、2562、2563 通信方向を示す線 2620、2660 親局のアンテナ 2621、2622、2623、2624、2625、
2626、2661、2662、 2663、266
4、2665、2666 指向性アンテナ 2630、2640、2650 子局のアンテナ 2631、2632、2633、2634、2635、
2636、2641、2642、2643、2645、
2646、2651、2652、2653、2654、
2655、2656 指向性アンテナ 2671、2672、2673、2681、2682、
2683 通信方向を示す線 2731、2732、2733、2734、2735、
2736 受信信号 2742、2743、2744、2745、2746
移相器 2750 合成回路 2760 トランスバーサル型等化器 2831、2832、2833、2834、2835、
2836 受信信号 2842、2843、2844、2845、2846
位相調整手段 2850 合成回路 2860 スイッチ 2870 出力 2931、2932、2933、2934、2935、
2936 受信信号 2942、2943、2945、2946 位相調整手
段 2951、2952 合成回路 2961、2962 スイッチ 2971、2972 合成回路出力 2980 位相調整手段 2981 合成回路 2982 ダイバーシティ方式出力 3031、3032、3033、3034、3035、
3036 指向性受信アンテナ 3050 選択スイッチ 3061、3062、3063、3064 位相調整回
路、 3070 合成回路 3071 ダイバーシティ方式出力 3171 送信信号 3170 分岐回路 3161、3162、3163、3164 位相調整手
段 3150 スイッチ 3131、3132、3133、3134、3135、
3136 指向性送信アンテナ 3220 第1局のアンテナ 3221、3222、3223、3224、3225、
3226 指向性アンテナ 3230 第2局のアンテナ 3231、3232、3233、3234、3235、
3236 指向性アンテナ 3240 通信方向を示す線 3321、3322、3323、3324、3325、
3326 第1局の指向性アンテナ 3331、3332、3333、3334、3335、
3336 第2局の指向性アンテナ 3352 第1局で送受信される信号 3362 第2局で送受信される信号 3351 第1局の指向性アンテナを選択するスイッチ 3361 第2局の指向性アンテナを選択するスイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側に少なく共1つの送信アンテナを
    有し、受信側に水平面内指向性がほぼ等間隔の角度で各
    々別の方向を向くj個の指向性受信アンテナと、該j個
    の指向性受信アンテナのうちk個(j≧k)の指向性受
    信アンテナを選択する選択スイッチと、該選択スイッチ
    を制御する選択回路と、選択された指向性受信アンテナ
    から受信される受信信号をそれぞれ入力とする位相調整
    手段と、該位相調整手段を制御する位相制御回路と、上
    記位相調整手段出力を合成する合成回路を有することを
    特徴とするダイバーシティ方式。
  2. 【請求項2】 送信側にs個(s≧2)の、水平面内指
    向性がほぼ等間隔の角度で各々別の方向を向く指向性ア
    ンテナをもうけ、該s個のアンテナのうちt個(s≧
    t)のアンテナを選択する選択スイッチをもうけ、選択
    されたt個のアンテナから同一または位相制御された送
    信信号を送信する、請求項1記載のダイバーシティ方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項2のダイバーシティ方式におい
    て、s個の指向性送信アンテナのうち順次1つの指向性
    送信アンテナから試験用信号を送信し、前記j個の指向
    性受信アンテナで受信した試験用信号を合成し、合成さ
    れた信号を入力とする選択回路を有し、該選択回路によ
    って上記s個の指向性送信アンテナのうちの1つを選択
    することを特徴とするダイバーシティ方式。
  4. 【請求項4】 第1局と第2局の間で双方向通信を行な
    うシステムにおいて、前記送信アンテナ及び前記受信ア
    ンテナが送受共用アンテナである、請求項1、2、又は
    3に記載のダイバーシティ方式。
  5. 【請求項5】 1つの親局と複数の子局を有し、親局と
    各子局の間で通信を行なうシステムにおいて、前記送信
    アンテナ及び前記受信アンテナが送受共用アンテナであ
    る、請求項1、2、又は3に記載のダイバーシティ方
    式。
  6. 【請求項6】 前記位相制御手段が移相器及びトランス
    バーサルフィルタから選択される一方により構成され
    る、請求項1記載のダイバーシティ方式。
  7. 【請求項7】 請求項6のダイバーシティ方式におい
    て、急激な伝搬路特性の変動に対して追従しない、ある
    いは急激な伝搬路特性の変動があった場合一時的に各移
    相制御手段の位相を保持することを特徴とするダイバー
    シティ方式。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のダイバーシティ方式にお
    いて、j個の指向性受信アンテナからの信号のうち選択
    されたk個の指向性受信アンテナについて、まず第1の
    指向性アンテナと第2の指向性アンテナからの受信信号
    を合成し、合成された信号と第3の指向性アンテナから
    の受信信号を合成し、同様に順次第kの指向性アンテナ
    まで合成することを特徴とするダイバーシティ方式。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のダイバーシティ方式にお
    いて、j個の指向性受信アンテナからの信号のうち選択
    されたm個の指向性受信アンテナについて、まずm1
    (2≦m1 <m)の指向性アンテナからの受信信号を合
    成し第1の合成信号を出力し、同時にm2 個(m2 =m
    −m1 )の指向性アンテナからの受信信号を合成し第2
    の合成信号を出力し、第1の合成信号と第2の合成信号
    を合成することを特徴とするダイバーシティ方式。
JP6238656A 1994-09-07 1994-09-07 ダイバーシティ方式 Pending JPH0879147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6238656A JPH0879147A (ja) 1994-09-07 1994-09-07 ダイバーシティ方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6238656A JPH0879147A (ja) 1994-09-07 1994-09-07 ダイバーシティ方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0879147A true JPH0879147A (ja) 1996-03-22

Family

ID=17033377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6238656A Pending JPH0879147A (ja) 1994-09-07 1994-09-07 ダイバーシティ方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0879147A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001099306A1 (fr) * 2000-06-21 2001-12-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de reception et dispositif d'emission
US6700865B1 (en) 1999-03-29 2004-03-02 Nec Corporation Diversity receiver
JP2004241916A (ja) * 2003-02-04 2004-08-26 Fujitsu Ltd 干渉抑制装置及び干渉抑制システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6700865B1 (en) 1999-03-29 2004-03-02 Nec Corporation Diversity receiver
WO2001099306A1 (fr) * 2000-06-21 2001-12-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de reception et dispositif d'emission
JP2004241916A (ja) * 2003-02-04 2004-08-26 Fujitsu Ltd 干渉抑制装置及び干渉抑制システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0670098B1 (en) Method for making a handover in a cdma cellular radio system, and a mobile station
RU2163052C2 (ru) Устройство и способ для передачи и приема сигналов с использованием адаптивной системы
JP2778498B2 (ja) スペクトラム拡散ダイバーシチ送受信機
JP2947157B2 (ja) 送信空間ダイバーシティ制御方法及び送信空間ダイバーシティ装置
JP2001524277A (ja) 受信無線信号の品質を改善するシステム
JPH07321722A (ja) 通信装置
WO1994030025A1 (en) Base station receiver equipment
WO1997045968A1 (en) Method of and apparatus for interference rejection combining and downlink beamforming in a cellular radiocommunications system
AU9544198A (en) Method for directing antenna beam, and transceiver in a mobile communication system
EP1413069B1 (en) Reception diversity combiner with selectable inversion and variable gain
US6275482B1 (en) Combined angular, spatial, and temporal diversity for mobile radio system
JP2002077010A (ja) 基地局装置および無線受信方法
US6611511B1 (en) Cellular telephone communication system using sector splitting for improved performance
EP0951759B1 (en) Transmission method and radio system
JP2901165B2 (ja) 移動通信用一周波数交互通信方式におけるダイバーシチ方式
JPH0879147A (ja) ダイバーシティ方式
GB2318705A (en) Multipath signal equalizer with adaptive aerial array
JPH03239019A (ja) 一周波数交互通信方式におけるダイバーシチ回路
JPH11243358A (ja) 移動通信基地局用アレーアンテナ装置及びその制御方法
JP3337274B2 (ja) 移動通信方式
JP3092608B2 (ja) 交差偏波干渉補償方式
JPH08116569A (ja) 無線送信システム、中央無線局及び無線局
JP2924536B2 (ja) スペクトル拡散通信システムにおけるソフトハンドオフ方法
AU673464C (en) Method for making a handover in a CDMA cellular radio system, and a mobile station
JPH05244052A (ja) 無線通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020129