JPH0879141A - 2線式通信装置 - Google Patents

2線式通信装置

Info

Publication number
JPH0879141A
JPH0879141A JP20748294A JP20748294A JPH0879141A JP H0879141 A JPH0879141 A JP H0879141A JP 20748294 A JP20748294 A JP 20748294A JP 20748294 A JP20748294 A JP 20748294A JP H0879141 A JPH0879141 A JP H0879141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
communication
capacitor
voltage
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20748294A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Momose
修 百瀬
Tokuo Takahashi
徳夫 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP20748294A priority Critical patent/JPH0879141A/ja
Publication of JPH0879141A publication Critical patent/JPH0879141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信線としてシールド線を用いずとも通信線
から高周波成分を多く含む電磁波が放射されず、従って
中波ラジオ等の無線装置に悪影響を及ぼさない2線式通
信装置の提供を目的とする。 【構成】 接続端子23,24に接続されている通信線
を介して他機に電圧VDDの電力を供給する。トランジス
タQ1は他機への電力の供給を制御するトランジスタで
ある。入力端子21に入力するデータ信号に従ってトラ
ンジスタQ1をオン/オフすることにより通信線間の電
圧を変化させて他機にデータをベースバンドで送信す
る。コンデンサC10を設けることにより、トランジス
タQ1のオン/オフ時のベース電流の変化をゆるやかに
してコレクタ電流の変化をゆるやかにする。トランジス
タQ10はコンデンサC10の放電用のトランジスタで
あり、抵抗器R11は放電抵抗である。抵抗器R2はコ
ンデンサC10の充電抵抗になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2本の通信線を用い
て電力およびデータの授受を行う2線式通信装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、給湯器や浴槽気泡発生器(泡風
呂)等の機器を、遠隔した地点に設置されているリモー
トコントローラによって操作するために、2芯無極性の
通信線を用いる通信装置が広く利用されている。これら
の通信装置においては、2本の通信線を用いてデータの
授受が行われるとともに、この2本の通信線を用いてリ
モートコントローラに電力の供給がなされている。
【0003】図3は、このような2線式の通信装置の構
成を示したブロック図である。図3において、41は給
湯器等の機器本体に設けられている制御装置、42は制
御装置41内に設けられている通信装置、43は電源回
路、44は2芯無極性の通信線(ペア線)、45は浴室
や台所に設置されているリモートコントローラ、46は
リモートコントローラ45内に設けられている通信装置
である。以上のように構成された通信システムにおい
て、電源回路43は、商用電源(AC100V)を変
圧,整流した電圧を、制御装置41内の各部に供給する
とともに、通信線44を介して各リモートコントローラ
45に供給している。そして、通信装置42と通信装置
46は2本の通信線間の電圧を変化させることによって
設定温度や燃焼状態などのデータの通信をベースバンド
で相互に行っている。
【0004】図4は制御装置41内に設けられている従
来の通信装置42の構成を示した回路図である。図4に
おいて、Q1,Q2はトランジスタ、R1〜R4は抵抗
器、51はリモートコントローラ45への電源供給を制
御する制御信号とリモートコントローラ45への送信デ
ータ信号とが入力する入力端子、52はリモートコント
ローラ45からの受信データ信号が出力される出力端
子、53はリモートコントローラ45から送信されるデ
ータ信号を受信するための受信回路である。このように
構成された通信装置においては、入力端子51に“H”
レベルの信号が入力するとトランジスタQ2がオンして
トランジスタQ1をオン状態にする。このような状態で
は、電源回路43から供給される電圧VDDが通信線44
を介してリモートコントローラ45に供給される。
【0005】また、この回路を用いてリモートコントロ
ーラ45にデータを送信する場合には、入力端子51に
入力している信号のレベルを変化させることによってリ
モートコントローラ45にデータを送信する。本回路の
ように、リモートコントローラ45に電力を供給しなが
らデータの送信を行う回路においては、例えば図5に示
すような波形の信号が入力端子51に出力される。図5
はデータ00010101Bをリモートコントローラ4
5に送信する場合に入力端子51に出力される信号の波
形を示した波形図である。図5に示したように、データ
の各ビットには期間t0 が割り当てられている。そして
ビット“0”を送信する場合には期間t0 の後半の期間
0 だけ信号を“L”レベルとし、ビット“1”を送信
する場合には期間t0 の全てに亘って信号を“H”レベ
ルにする。
【0006】図5に示した波形の信号が入力端子51に
入力すると、信号が“L”レベルになったときにトラン
ジスタQ1がオフ状態となって2本の通信線間の電圧が
0Vになる。従って通信線間の電圧も図5に示した波形
に従って変化する。このように通信線間の電圧を変化さ
せることによりリモートコントローラ45へのデータの
送信が行われる。
【0007】図6はリモートコントローラ45内の通信
装置45の構成を示した回路図である。図6において、
D1〜D5はダイオード、R5〜R7は抵抗器、C1は
コンデンサ、Q3はトランジスタ、71は受信データ信
号が出力される出力端子、72はリモートコントローラ
からの送信データ信号を入力するための入力端子、73
はデータ送信回路である。ここで、データ送信回路73
は通信線間の電圧を変化させることによって制御装置4
1内の通信装置42にデータの送信を行うものである。
またダイオードD1〜D4で構成される回路は、リモー
トコントローラ45の通信線44への接続を無極性化す
るための回路であり、ダイオードD5はリモートコント
ローラ45に対して出力されるデータ信号をコンデンサ
C1の端子間電圧から分離するために設けられているダ
イオードである。
【0008】このように構成された通信装置において
は、制御装置41内の電源回路43から出力される電圧
DDが通信線44およびダイオードD1〜D5を介して
コンデンサC1に印加されるため、コンデンサC1は充
電される。このコンデンサC1の端子電圧VEEを電源電
圧としてリモートコントローラ45の各部は動作する。
また、通信線間の電圧を変動させることによりリモート
コントローラ45に送られてくるデータ信号は、ダイオ
ードD1,D4またはダイオードD2,D3を介してト
ランジスタQ3のベースに入力する。このデータ信号に
従ってトランジスタQ3はオン/オフするので、出力端
子71にはこのデータ信号が出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の2線式通信装置においては、通信線間の電圧を図
5に示すようなパルス状に変化させることによってベー
スバンドでデータの通信を行っている。ところで、この
ような従来装置を用いてデータの通信を行う場合、リモ
ートコントローラ45側からデータを送信するときに
は、通信線44を流れる電流の変化が少なく、問題は起
こらない。しかしながら、制御装置41側からデータを
送信するときには、図4に示したようにリモートコント
ローラ45への電力の供給を制御しているトランジスタ
Q1をオン/オフしてデータを送信しているために、こ
のトランジスタQ1のスイッチング時に通信線44を流
れる電流が急激に変化する。従って、トランジスタQ1
のスイッチング時に通信線44から電磁波が放射されて
しまう。このようにして放射される電磁波には高周波成
分が多く含まれているために、中波ラジオ等の無線装置
の通信に影響を及ぼしてしまうという問題点があった。
そして、このような電磁波ノイズの発生を防止するため
には、従来の2線式通信装置においては通信線として同
軸ケーブルなどの高価なシールド線を使用しなければな
らなかった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、通信線としてシールド線を用い
ずとも通信線から高周波成分を多く含む電磁波が放射さ
れず、従って中波ラジオ等の無線装置に悪影響を及ぼさ
ない2線式通信装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る2線式通
信装置は、他機へのデータの送信を他機への電源の供給
をオン/オフすることによって行う通信手段と、この通
信手段がデータの送信を行うとき、2本の通信線間の電
圧の変化をゆるやかにする波形変形手段とを具備するも
のである。
【0012】
【作用】この発明における2線式通信装置は、通信手段
が他機への電源の供給をオン/オフすることによってデ
ータを他機に送信する場合、波形変形手段が2本の通信
線間の電圧の変化をゆるやかにするので、2本の通信線
を流れる電流は急激に変化しない。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。図1は、図3に示した制御装置41内に設けられ
ている本発明に係る通信装置の構成を示した回路図であ
り、この通信装置には図3に示した電源回路43から電
圧VDDが供給されている。
【0014】図1において、R1〜R4,R10〜R1
2は抵抗器、Q1,Q2はトランジスタ、C10はコン
デンサ、ZD1はツェナーダイオード、21は他機への
電源供給を制御する制御信号と他機への送信データ信号
とが入力する入力端子、22は他機からの受信データ信
号が出力される出力端子、23,24は通信線の接続端
子、25は他機から送信されるデータ信号を受信するた
めの受信回路である。ここでデータ受信回路25は従来
装置に用いられているものと同様のものであり、また通
信線に接続されている図示しないリモートコントローラ
も従来装置と同様のものである。
【0015】次に以上のように構成された本発明に係る
通信装置の動作を図2を用いて説明する。図2は図1に
示した各部の電圧の変化の状態を示した波形図である。
ここで、入力端子21には図2(a)で示した送信デー
タ信号が入力するものとする。
【0016】まず、送信データ信号が“L”レベルから
“H”レベルになると、トランジスタQ2が図2(b)
に示したようにオン状態になる。トランジスタQ2がオ
ンするとコンデンサC10の充電電流が抵抗器R2を介
してトランジスタQ2に流れ、コンデンサC10の両端
間の電圧が図2(d)に示したように徐々に上昇する。
この変化はコンデンサC10と抵抗器R2との時定数に
よってあらかじめ定められている。コンデンサC10の
両端間の電圧の上昇に従ってトランジスタQ1のベース
電流が増化する。トランジスタQ1のベース電流の増化
に従ってトランジスタQ1のコレクタ電流も増化するた
めに、端子23,24から通信線に出力される電圧は図
2(e)に示したように徐々に上昇する。
【0017】次に、送信データ信号が“H”レベルから
“L”レベルになるとトランジスタQ2はオフ状態にな
る。トランジスタQ2がオフ状態になると、コンデンサ
C10の端子間電圧によりトランジスタQ10が図2
(c)に示したようにオン状態になる。ここでツェナー
ダイオードZD1が設けられているために、コンデンサ
C10は抵抗器R11を介して放電を行う。コンデンサ
C10の放電に伴ってコンデンサC10の両端間の電圧
は図2(d)に示したように徐々に減少する。この変化
はコンデンサC10と抵抗器R11との時定数によりあ
らかじめ定められている。コンデンサC10の両端間の
電圧の減少に従ってトランジスタQ1のベース電流が減
少する。トランジスタQ1のベース電流の減少に従って
トランジスタQ1のコレクタ電流も減少するために、端
子23,24から通信線に出力される電圧は図2(e)
に示したように徐々に減少する。
【0018】以上説明したように、この通信装置によれ
ば、トランジスタQ1をオン/オフする時にコレクタ電
流の変化をゆるやかにすることができ、通信線を流れる
電流の変化をゆるやかにすることができるために、高周
波成分を多く含む電磁波の放射を防ぐことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、通信手段が他機への電源の供給をオン/オフするこ
とによりデータを他機に送信する場合、波形変形手段が
2本の通信線間の電圧の変化をゆるやかにするように構
成したので、通信線としてシールド線を用いずとも通信
線から高周波成分を多く含む電磁波が放射されず、従っ
て中波ラジオ等に悪影響を及ぼさないという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る2線式通信装置の構成を示す回路
図である。
【図2】図1に示した回路の各部の電圧波形を示す波形
図である。
【図3】2線式通信システムの概略構成を示すブロック
図である。
【図4】従来の2線式通信装置の構成を示す回路図であ
る。
【図5】データ信号の一例を示す波形図である。
【図6】従来の2線式通信装置の構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
21 入力端子 22 出力端子 23,2接続端子 25 データ受信回路 42,46 通信装置 43 電源回路 44 通信線 C10 コンデンサ Q1,Q2 トランジスタ R1〜R4,R10〜R12 抵抗器 ZD1 ツェナーダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の通信線を用いて他機に対して電源
    を供給する電源供給手段と、該電源供給手段による前記
    他機への電源の供給をオン/オフすることにより前記他
    機にベースバンドでデータの送信を行う通信手段と、該
    通信手段が前記データの送信を行うとき、前記2本の通
    信線間の電圧の変化をゆるやかにする波形変形手段とを
    具備する2線式通信装置。
JP20748294A 1994-08-31 1994-08-31 2線式通信装置 Pending JPH0879141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20748294A JPH0879141A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 2線式通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20748294A JPH0879141A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 2線式通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0879141A true JPH0879141A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16540483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20748294A Pending JPH0879141A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 2線式通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0879141A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20010051532A (ko) 전기 기기의 대기 전력 절감 회로
JPH0865196A (ja) 双方向通信システム
KR20000076423A (ko) 시분할 다중 액세스 송신기용 전력 인터페이스 회로
KR100840137B1 (ko) 통신 라인 상의 제어된-형태의 스위치된 신호를 위한 송신기
US4367376A (en) Electronic telephone ringer including anti-bell tap provisions
JPH0879141A (ja) 2線式通信装置
JPWO2009133633A1 (ja) 入出力信号制御装置
JP2000115222A (ja) 集線装置とその電源制御方法
JP3229134B2 (ja) 2線式通信装置
CA2019266A1 (en) Burst mode transmitter/receiver unit
RU2001112984A (ru) Многорежимная схема ввода-вывода сигналов
JP3175139B2 (ja) 二線式のパルス信号伝送装置
JP2969947B2 (ja) データバス・インターフェイス装置
KR960020582A (ko) 원격 전원 제어 방법 및 그 장치
KR100409012B1 (ko) 전력선 통신용 발신 장치
KR20000062876A (ko) 안테나 장치
KR20100097342A (ko) 고속 rf신호 스위칭 장치
KR0134844Y1 (ko) 전용2선 신호 전송회로
JP3617161B2 (ja) 疑似インダクタンス回路
KR101165807B1 (ko) 대기전력 절감을 위한 전력선 통신장치
JPS61144132A (ja) 送信器
JPH09509025A (ja) 放射線放出装置の駆動方法及び装置
CA2458437A1 (en) High-speed isolated port
JP3175903B2 (ja) 二線式の信号伝送装置
JP2806077B2 (ja) 2線式遠隔制御装置