JPH0879130A - 受信装置及びパイロット信号除去装置 - Google Patents

受信装置及びパイロット信号除去装置

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JPH0879130A
JPH0879130A JP6208469A JP20846994A JPH0879130A JP H0879130 A JPH0879130 A JP H0879130A JP 6208469 A JP6208469 A JP 6208469A JP 20846994 A JP20846994 A JP 20846994A JP H0879130 A JPH0879130 A JP H0879130A
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JP
Japan
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pilot
signal
pilot signal
phase
interference component
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Application number
JP6208469A
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English (en)
Inventor
Daiki Sugimoto
大樹 杉本
Ikuo Kawasumi
育男 川澄
Kenji Horiguchi
健治 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CDMA通信の受信装置において、データ復
調構成に入力させるベースバンド信号のS/N比を向上
させ、復調データの精度を向上させる。 【構成】 送信データを拡散符号によって拡散した信号
と、この拡散符号とは別個のパイロット符号でなるパイ
ロット信号とが合成されたベースバンド信号が送信側か
ら送信されてくる受信装置10に関する。伝搬路推定器
13は、受信したベースバンド信号から伝搬路特性を推
定する。パイロット信号干渉成分推定器14aは、推定
された伝搬路特性と当該受信装置内部で発生したパイロ
ット符号とから、受信したベースバンド信号に含まれて
いるパイロット信号の干渉成分を推定する。干渉成分除
去器14bは、推定されたパイロット信号の干渉成分を
受信したベースバンド信号から除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号分割多元接続(C
DMA)通信システムにおける受信装置、及び、その受
信装置に搭載するに好適なパイロット信号除去装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】CDMA通信方式は周波数の有効利用性
が高いため、移動局(ユーザ)数が多い各種の移動体通
信システムに採用されつつあり、研究、開発が盛んに行
なわれている。CDMA通信システムでは、送信データ
を各ユーザ特有の拡散符号で拡散して送信する。移動体
通信においては、伝搬路のフェージング等が問題となっ
ており、受信装置側において、伝搬路特性を推定してフ
ェージング等の影響を除去することが行なわれる。送信
データを各ユーザ特有の拡散符号で拡散して送信した信
号から伝搬路特性を推定することもできるが、推定構成
が複雑になったり、推定精度が十分でないことも生じ
る。
【0003】そのため、伝搬路特性の推定や初期同期の
確立等に用いるパイロット信号(制御用信号)をも通信
するCDMA通信方式が既に提案されている(米国特許
第5228056号公報)。
【0004】この特許技術では、送信データを拡散符号
によって拡散した信号と、この拡散符号とは別個のパイ
ロット信号とを同時に送信するものである。このパイロ
ット信号は、制御用の拡散符号(符号系列として拡散符
号を適用しているだけであり、拡散処理を行なっている
わけではない)に一定のゲインを掛けたものであり、そ
のため、送信側において、定位相かつ定振幅の送信デー
タ(パイロット信号)を常時送信していることになる。
従って、受信側において、パイロット信号を伝搬路毎に
復調した値から、伝搬路のフェージング等による振幅の
変化や位相の回転(伝搬路特性)を推定することができ
る。このようにパイロット信号を用いることで、マルチ
パス伝搬路における位相回転や振幅変動を検出し、送信
データをコヒーレントに検波することができる。また、
パイロット信号は、逐次内容が変化する送信データの処
理とは異なって、固定データを拡散したと同様なもので
あるので、初期の同期確立に利用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CDMA通
信方式においては、全ての又は多くの移動局が同じ周波
数を同時に使用している。そのため、同時に通話してい
る他のユーザの信号は干渉波になる。基本的なCDMA
通信システムでは、各ユーザが1個の拡散信号(送信デ
ータを拡散した信号)を送信しているが、パイロット信
号を同時に送信する上述のCDMA通信システムでは、
このパイロット信号の送信のために、同時通話者が見掛
け上増加し、復調ベースバンド信号の信号対雑音比(S
/N比)が基本的なCDMA通信システムより劣化し、
データ復調時に誤る確率が高くなる。
【0006】かかる不都合を解決しようとすると、パイ
ロット信号の送信を伴うCDMA通信システムにおいて
収容ユーザ数を、基本的なCDMA通信システムより少
なくすることが考えられる。そのため、収容ユーザ数が
多いことを求められる移動体通信システムについては、
パイロット信号の送信を伴うCDMA通信システムを適
用することができない。
【0007】また、上述したパイロット信号の送信を伴
うCDMA通信システムにおけるS/N比の劣化という
課題を解決する方法として、パイロット信号のパワーを
一段と小さくして干渉成分を小さくする方法も考えられ
ている。しかし、パイロット信号のパワーを小さくする
と、伝搬路特性の推定精度が低下するという他の問題が
生じ、また、パワーを小さくしたとしてもパイロット信
号の干渉成分がなくなるわけではなく、S/N比の改善
度合は小さい。
【0008】そのため、パイロット信号の送信を伴うC
DMA通信システムにおいて、パイロット信号の存在に
も拘らず、データ復調構成に入力されるベースバンド信
号のS/N比を高めることができることが望まれてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明においては、送信データを拡散符号に
よって拡散した信号と、この拡散符号とは別個のパイロ
ット符号でなるパイロット信号とが合成されたベースバ
ンド信号が送信側から送信されてくる受信装置が、以下
の構成要素を備えるようにした。
【0010】すなわち、受信したベースバンド信号から
伝搬路特性を推定する伝搬路推定器と、当該受信装置内
部で発生したパイロット符号と推定された伝搬路特性と
から、受信したベースバンド信号に含まれているパイロ
ット信号の干渉成分を推定するパイロット信号干渉成分
推定器と、推定されたパイロット信号の干渉成分を、受
信したベースバンド信号から除去する干渉成分除去器と
を有するようにした。
【0011】また、第2の本発明のパイロット信号除去
装置は、送信データを拡散符号によって拡散した信号
と、この拡散符号とは別個のパイロット符号でなるパイ
ロット信号とが合成されたベースバンド信号が送信側か
ら送信されてくる受信装置に設けられるパイロット信号
除去装置であって、パイロット符号と推定された伝搬路
特性とから、受信したベースバンド信号に含まれている
パイロット信号の干渉成分を推定するパイロット信号干
渉成分推定器と、推定されたパイロット信号の干渉成分
を、受信したベースバンド信号から除去する干渉成分除
去器とでなることを特徴とする。
【0012】
【作用】第1の本発明の受信装置において、伝搬路推定
器は、受信したベースバンド信号から伝搬路特性を推定
し、パイロット信号干渉成分推定器は、推定された伝搬
路特性と当該受信装置内部で発生したパイロット符号と
から、受信したベースバンド信号に含まれているパイロ
ット信号の干渉成分を推定し、干渉成分除去器は、推定
されたパイロット信号の干渉成分を受信したベースバン
ド信号から除去する。これにより、データの復調部に
は、S/N比が向上したベースバンド信号が入力されて
データの復調精度が従来より向上する。
【0013】第2の本発明は、送信データを拡散符号に
よって拡散した信号と、この拡散符号とは別個のパイロ
ット符号でなるパイロット信号とが合成されたベースバ
ンド信号が送信側から送信されてくる受信装置に設けら
れるに好適なパイロット信号除去装置に関する。すなわ
ち、第1の本発明の特徴構成部分だけで装置を構成した
ものであり、従来の受信装置に、このパイロット信号除
去装置を追加することで第1の本発明の受信装置を構成
できるようにしたものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明を、CDMA通信方式を採用し
ている移動体通信システム用の装置に適用した一実施例
を図面を参照しながら詳述する。
【0015】(A)CDMA通信システムの全体 図1は、この実施例に係るCDMA通信システムの全体
構成を示すブロック図である。なお、図1は、デジタル
変復調方式を規定しないで概念的に示したものである。
【0016】図1において、この通信システムは、基地
局装置10と、この基地局装置10が収容する1局〜m
局の計m個(mは基地局装置の最大収容数とする)の移
動局装置1−1〜1−mとからなる。
【0017】各移動局装置1−i(iは1〜m:図1で
は送信構成だけを示している)において、送信データ形
成部2−iから出力された送信データは乗算器3−iに
与えられ、この乗算器3−iによって、PN符号発生器
4−iから出力された自局(i局)に固有のPN符号
(ここでは拡散符号としてPN符号系列が用いられてい
るとする)と乗算されて拡散される。拡散処理された送
信データは加算器5−iに与えられる。この加算器5−
iには、パイロット用PN符号発生器6−iから出力さ
れた自局(i局)に固有のパイロット用PN符号(ここ
ではパイロット符号としてPN符号系列が用いられてい
るとする)も与えられ、この加算器5−iにおいて、送
信データを拡散した信号とパイロット用PN符号とが合
成され、送信信号(ベースバンド信号)が形成される。
この送信信号が送信部7−iによって伝搬路変調された
後、アンテナ8−iから電波として放射される。
【0018】一方、基地局装置(図1では受信構成だけ
を示しており、この点からは受信装置ということができ
る)10において、アンテナ11が捕捉した信号は受信
部12に入力され、伝搬路復調されてベースバンド信号
に変換される。この復調されたベースバンド信号は伝搬
路推定器13に入力され、この伝搬路推定器13によっ
てm個の移動局装置1−1〜1−mのそれぞれについて
n個のパスの伝搬路特性が推定される。
【0019】上述したベースバンド信号は、この実施例
において初めて設けられたパイロット信号除去装置14
(詳細を後述する)に入力される。このパイロット信号
除去装置14は、パイロット信号干渉成分推定器14a
と干渉成分除去器14bとでなり、推定された伝搬路特
性が利用されて、ベースバンド信号に含まれているパイ
ロット信号の干渉成分が推定されてベースバンド信号か
ら除去される。このようなパイロット信号の干渉成分が
除去されたベースバンド信号が復調部15に入力され、
この復調部15によって、伝搬路推定器13で推定され
た伝搬路特性が利用されて、従来と同様にして、送信さ
れてきたm個の移動局装置1−1〜1−mからのデータ
がそれぞれ復調される。
【0020】ここで、デジタル変復調方式としては、Q
PSK変復調方式、GMSK変復調方式、16QAM変
復調方式、BPSK変復調方式等の各種の方式を適用可
能である。そのため、以上では、デジタル変復調方式を
特定しないで通信システムの概念的な全体構成を説明し
た。しかし、デジタル変復調方式によって詳細構成が多
少異なる。一例として、デジタル変復調方式がQPSK
変復調方式である通信システムについて詳細を説明す
る。
【0021】図2は、デジタル変復調方式がQPSK変
復調方式である通信システムにおける移動局装置1−i
の構成を示すものである。
【0022】図2において、送信データはデータ分割部
20に入力され、I相及びQ相のデータに分割される。
【0023】I相の送信データは、乗算器22−Iによ
って、PN符号発生器21から出力された自局に固有の
PN符号と乗算されて拡散され、ベースバンドフィルタ
23−Iを介して帯域制限された後、デジタル/アナロ
グ変換器24−Iによってアナログ信号に変換され、さ
らに、加算器25によって、後述するように形成された
パイロット信号が合成されて送信部26に入力される。
【0024】一方、Q相の送信データは、乗算器22−
Qによって、PN符号発生器21から出力された自局に
固有のPN符号と乗算されて拡散され、ベースバンドフ
ィルタ23−Qを介して帯域制限された後、デジタル/
アナログ変換器24−Qによってアナログ信号に変換さ
れて送信部26に入力される。
【0025】上述した加算器25に入力されるパイロッ
ト信号は、パイロット用PN符号発生器27から出力さ
れた自局に固有のパイロット用PN符号をベースバンド
フィルタ28が帯域制限した後、デジタル/アナログ変
換器29がアナログ信号に変換し、さらに、ゲイン調整
部30がゲイン調整することで形成される。
【0026】なお、図2では、送信データを拡散した信
号(デジタル/アナログ変換器24−Iの出力)とパイ
ロット信号との合成をアナログ信号段階で行なうものを
示しているが、デジタル信号段階で行なうこともでき
る。
【0027】送信部26においては、加算器25から出
力されたI相のベースバンド信号は、ローパスフィルタ
31−Iによって帯域制限された後、乗算器33−Iに
よって、搬送波発生器32から出力された搬送波信号と
乗算されることを通じて伝搬路変調されて加算器34に
達する。一方、デジタル/アナログ変換器24−Qから
出力されたQ相のベースバンド信号は、ローパスフィル
タ31−Qによって帯域制限された後、乗算器33−Q
によって、搬送波発生器32から出力され、π/2移相
器35によってπ/2移相された搬送波信号と乗算され
ることを通じて伝搬路変調されて加算器34に達する。
かくして、加算器34からはI相及びQ相の変調信号が
合成された信号が出力され、これがバンドパスフィルタ
36を介して送信帯域に制限された後、図示しない電力
増幅器によって電力増幅されてアンテナ37から電波と
して放射される。
【0028】図3は、デジタル変復調方式がQPSK変
復調方式である通信システムにおける基地局装置10の
構成を示すものである。
【0029】図3において、アンテナ40が捕捉した信
号は受信部41に与えられる。受信部41においては、
その捕捉信号からバンドパスフィルタ42によって所定
の帯域成分だけを取出し、この取出された濾波信号がI
相及びQ相の乗算器44−I及び44−Qに与えられ
る。搬送波発生器43においては、送信側と無関係に搬
送波信号を発生し、この搬送波信号はI相の乗算器44
−Iには直接与えられ、Q相の乗算器44−Qにはπ/
2移相器45を介してπ/2だけ移相されて与えられ
る。かくして、I相の乗算器44−Iからは、各移動局
装置1−iのI相のベースバンド信号(パイロット信号
を含む)が重畳されているベースバンド信号が出力さ
れ、Q相の乗算器44−Qからは、各移動局装置1−i
のQ相のベースバンド信号が重畳されているベースバン
ド信号が出力され、これらI相及びQ相のベースバンド
信号がそれぞれ、対応するI相及びQ相のローパスフィ
ルタ46−I及び46−Qを介して帯域制限された後、
対応するI相及びQ相のアナログ/デジタル変換器(A
/D変換器)51−I及び51−Qによってデジタルデ
ータに変換されて、伝搬路推定器47及びパイロット信
号除去装置48に与えられる。
【0030】なお、送信側(移動局装置)においては、
上述したように、I相にのみパイロット信号を挿入して
いるが、送信側の搬送波発生器32と受信側の搬送波発
生器43とは非同期であるため、パイロット信号成分が
復調されたQ相のベースバンド信号にも入り込む。
【0031】伝搬路推定器47は、例えば後述する図5
に示すような詳細構成を有し、パイロット用PN符号を
用いて、各局(各移動局装置)各パス毎に伝搬路特性の
推定値を得る。この実施例において初めて設けられた詳
細を後述するパイロット信号除去装置48は、例えば後
述する図6に示すような詳細構成を有する。パイロット
信号除去装置48は、パイロット信号干渉成分推定器4
8aと干渉成分除去器48bとでなり、パイロット信号
除去装置48において、推定された伝搬路特性が利用さ
れて、I相及びQ相のベースバンド信号にそれぞれ含ま
れているパイロット信号の干渉成分が推定されて各ベー
スバンド信号から除去される。
【0032】このようなパイロット信号の干渉成分が除
去されたI相及びQ相のベースバンド信号は、各局(各
移動局装置)対応の拡散復調部49−i(iは1〜m)
に入力される。また、各局対応の拡散復調部49−iに
は、その局についての伝搬路特性の推定情報が伝搬路推
定器47から与えられる。各局対応の拡散復調部49−
iは、伝搬路特性の推定情報を用いて振幅及び位相変動
を考慮しつつ、その局に固有のデータ拡散用のPN符号
を用いて、I相及びQ相のベースバンド信号に対して逆
拡散処理を施してI相及びQ相のデータを復調する。こ
れら各局についてのI相及びQ相のデータは各局対応の
データ合成部50−iに与えられ、各データ合成部50
−iはI相及びQ相のデータを合成して、移動局装置1
−iが送信したデータを最終的に再生する。
【0033】なお、パイロット信号除去装置48以降の
処理は従来と同様である。図3は、送信データを拡散し
た信号の各局間での干渉成分を復調ベースバンド信号か
ら除去する機能がない基地局装置10を示したが、図4
に示すように、パイロット信号除去装置48の次段に干
渉除去機能を有する干渉除去・拡散復調部51が設けら
れた基地局装置であっても良い。干渉除去・拡散復調部
51については、例えば、特願平6−39421号明細
書及び図面や、特願平6−65924号明細書及び図面
等に記載されている。
【0034】(B)伝搬路推定器及びパイロット信号除
去装置 以下、デジタル変復調方式がQPSK変復調方式の場合
におけるパイロット信号除去装置48の詳細をその除去
原理と共に説明する。伝搬路推定器47としては、既に
提案されているものを適用できるが、伝搬路特性の推定
情報がパイロット信号除去装置48における必須の情報
であるので、伝搬路推定器47についても一例を詳述す
る。
【0035】上述したように、復調ベースバンド信号R
(t)は、アンテナで受信した信号に搬送波信号を乗算
することによってベースバンド信号に落としたものであ
り、i局kパスの信号の振幅をaik、位相をαikとし、
当該基地局で扱う全局数(全移動局装置数)をm、全パ
ス数をnとすると、(1) 式に示すようになる。なお、復
調ベースバンド信号R(t)の実数部が上述した復調さ
れたI相のベースバンド信号であり、虚数部が上述した
復調されたQ相のベースバンド信号である。
【0036】 R(t)=ΣΣ{aik・exp(j・αik)} …(1) (但し、ΣΣは、i=1〜mかつk=1〜nについて) この復調ベースバンド信号R(t)は、各局が送信する
2種類の信号(送信データを拡散した信号及びパイロッ
ト信号)が伝搬路のフェージングを経て全局全パス分多
重されたものである。
【0037】伝搬路推定器47では、例えば、復調ベー
スバンド信号からパイロット信号の相関を長時間取るこ
とで、各局各パスの振幅と位相の変動を示す値を求め
る。この振幅と位相の情報を伝搬路特性の推定情報とし
て、パイロット信号除去装置48へ出力する。ここで、
i局kパスの伝搬路推定情報の振幅をbik、位相をβik
とすると、i局kパスの伝搬路推定情報eikは、(2) 式
に示すようになる。なお、伝搬路推定情報eikの実数部
がI相のベースバンド信号から求めた伝搬路推定情報e
ikI であり、虚数部がQ相のベースバンド信号から求め
た伝搬路推定情報eikQ である。
【0038】 eik=bik・exp(j・βik)=eikI +j・eikQ …(2) 図5は、伝搬路推定器47内のi局についての推定構成
を示すものである。この図5は、推定するパス数が3パ
スの場合を示しているが、nパス用であってもこれと同
様な構成を有する。
【0039】図5において、パイロット用PN符号発生
器61は、i局に固有のパイロット用PN符号を発生
し、このパイロット用PN符号は、第1及び第2の可変
遅延部(固定遅延部を用いることもできる)62及び6
3の縦続接続段に入力されて順次遅延される。かくし
て、パイロット用PN符号発生器61からi局の1パス
用のパイロット用PN符号が取出されてI相の1パス用
の乗算器64−1I及びQ相の1パス用の乗算器64−
1Qに入力され、また、第1の可変遅延部62からi局
の2パス用のパイロット用PN符号(1パス用のパイロ
ット用PN符号とタイミングが異なっている)が取出さ
れてI相の2パス用の乗算器64−2I及びQ相の2パ
ス用の乗算器64−2Qに入力され、さらに、第2の可
変遅延部63からi局の3パス用のパイロット用PN符
号(1パス及び2パス用のパイロット用PN符号とタイ
ミングが異なっている)が取出されてI相の3パス用の
乗算器64−3I及びQ相の3パス用の乗算器64−3
Qに入力される。
【0040】I相用の3種類の乗算器64−1I、64
−2I及び64−3Iには、上述した受信部41が出力
したI相のベースバンド信号が入力されており、このベ
ースバンド信号に各パス用のパイロット用PN符号が乗
算され、その乗算値がI相の各パス用の積分器65−1
I、65−2I、65−3Iに入力されて、各パスの伝
搬路特性の推定情報のI相成分ei1I 、ei2I 、ei3I
として出力される。
【0041】同様に、Q相用の3種類の乗算器64−1
Q、64−2Q及び64−3Qには、上述した受信部4
1が出力したQ相のベースバンド信号が入力されてお
り、このベースバンド信号に各パス用のパイロット用P
N符号が乗算され、その乗算値がQ相の各パス用の積分
器65−1Q、65−2Q、65−3Qに入力されて、
各パスの伝搬路特性の推定情報のQ相成分ei1Q 、ei2
Q 、ei3Q として出力される。
【0042】なお、各積分器65−1I、65−2I、
65−3I、65−1Q、65−2Q、65−3Qの次
段にそれぞれ1次近似回路を設けて、積分値の1次近似
関数を例えば最小2乗法によって得てこの1次近似関数
上の値を伝搬路特性の推定情報として出力するようにし
ても良い。この場合には、近い将来の予測値として伝搬
路特性の推定情報を出力可能である。
【0043】また、積分値又はその1次近似値でなる伝
搬路特性の推定情報は、この信号を利用する演算回路に
応じて、1対1の関係にある他の表現に置換されて用い
られる。
【0044】以上、定常状態での動作を中心に伝搬路推
定器47を説明したが、定常状態に移行する前の初期状
態においては、パイロット用PN符号発生器61の発生
タイミングや、第1及び第2の可変遅延部62及び63
による遅延量が図示しない制御部によって設定される。
例えば、まず、1パス用の両積分器65−1I及び65
−1Qからの出力値に基づいて、ベースバンド信号との
相関が高いタイミングにパイロット用PN符号発生器6
1の発生タイミングが制御され、次に、2パス用の両積
分器65−2I及び65−2Qからの出力値に基づい
て、2パスについてベースバンド信号号との相関が高く
なるように第1の可変遅延部62の遅延量が設定され、
最後に、3パス用の両積分器65−3I及び65−3Q
からの出力値に基づいて、3パスについてベースバンド
信号号との相関が高くなるように第2の可変遅延部63
の遅延量が設定される。
【0045】これらのタイミングや遅延量の情報は、例
えば、後述するパイロット信号干渉成分推定器100に
おいて、ベースバンド信号内のパイロット信号成分とパ
イロット信号用PN符号との同期に利用される。
【0046】図6は、この実施例の特徴構成であるパイ
ロット信号除去装置48の詳細構成を示すものである。
【0047】パイロット信号除去装置48は、上述し、
また、この図6にも示すように、大きくは、パイロット
信号干渉成分推定器48aと、干渉成分除去器48bと
からなる。
【0048】以下では、パイロット信号干渉成分推定器
48aによるパイロット信号の干渉成分の推定方法につ
いて説明する。
【0049】まず、i局kパス目について考えてみる。
i局kパス目の伝搬路推定情報eik(=bik・exp
(j・βik))を伝搬路推定器47から得ると同時に、
復調ベースバンド信号のi局kパス目の信号成分と同期
のとれたパイロット用PN符号PNik(=PNikI +j
・PNikQ ;PNikI はPNikのI相成分、PNikQ は
PNikのQ相成分)を得る。ここで、この場合の同期と
は、復調ベースバンド信号からi局kパス目の干渉成分
を除去する際に、復調ベースバンド信号に含まれている
i局kパス目のパイロット信号のPN符号と干渉成分の
推定に係るパイロット用PN符号とが同じ符号になるよ
うにタイミングを合わせることである。この場合に、例
えば、伝搬路推定器47における上述した積分値(自己
相関性)が利用される。
【0050】次に、復調ベースバンド信号の対応成分に
同期化されたパイロット用PN符号PNikと伝搬路推定
情報eikとを乗算し、伝搬路推定情報eikを拡散する。
この拡散した値Cik(=CikI +CikQ ;図6参照)
は、パイロット用PN符号PNikにi局kパスの伝搬路
推定情報eikを反映したものであるので、復調ベースバ
ンド信号に含まれているi局kパスのパイロット信号の
干渉成分の推定値(干渉推定信号)となる。
【0051】図6における複素数乗算器101ikは、上
述のパイロット用PN符号PNikと伝搬路推定情報eik
との乗算を行なうものであり、図7に示す詳細構成を有
する。これら2個の情報の乗算を展開すると、(3) 式に
示すようになる。
【0052】 PNik・eik=(PNikI +j・PNikQ )×(eikI +j・eikQ ) =(PNikI ・eikI −PNikQ ・eikQ ) +j・(PNikI ・eikQ +PNikQ ・eikI ) …(3) 図7において、乗算器110はPNikI ・eikI を求
め、乗算器111はPNikI ・eikQ を求め、乗算器1
12はPNikQ ・eikQ を求め、乗算器113はPNik
Q ・eikI を求めている。また、加算器114はPNik
I ・eikI −PNikQ ・eikQ を求め、加算器115は
PNikI ・eikQ +PNikQ ・eikI を求めている。
【0053】上記では、単に乗算値が復調ベースバンド
信号に含まれているi局kパスのパイロット信号の干渉
成分の推定値(干渉推定信号)となることを述べたが、
QPSK変復調方式においては、上述したように、I相
及びQ相のベースバンド信号があり、加算器114から
出力された乗算値のI相成分CikI (=PNikI ・eik
I −PNikQ ・eikQ ;図6参照)はI相のベースバン
ド信号に含まれているi局kパスのパイロット信号の干
渉成分の推定値であり、加算器115から出力された乗
算値のQ相成分CikQ (=PNikI ・eikQ +PNikQ
・eikI ;図6参照)はQ相のベースバンド信号に含ま
れているi局kパスのパイロット信号の干渉成分の推定
値である。
【0054】i局の他のパスの干渉成分の推定値も同様
に求めることができる。また、他の局の各パスの干渉成
分の推定値も同様に求めることができる。
【0055】伝搬路を経たパイロット信号は、各局各パ
スの成分が多重されているので、各局各パスの干渉成分
の推定値の和が、復調ベースバンド信号に含まれている
パイロット信号の干渉成分の総合推定値になる。
【0056】図6において、加算器102Iは、各局各
パスのI相についての干渉成分の推定値を加算合成し
て、I相のベースバンド信号に含まれているパイロット
信号の干渉成分の総合推定値SIを求めているものであ
り、加算器102Qは、各局各パスのQ相についての干
渉成分の推定値を加算合成して、Q相のベースバンド信
号に含まれているパイロット信号の干渉成分の総合推定
値SQを求めているものである。
【0057】干渉成分除去器48bは、I相用の除去加
算器201IとQ相用の除去加算器201Qとからな
る。I相用の除去加算器201Iによって、I相のベー
スバンド信号からパイロット信号の干渉成分の総合推定
値(干渉推定信号)SIが減算されて、I相のベースバ
ンド信号に含まれているパイロット信号の干渉成分が除
去される。また、Q相用の除去加算器201Qによっ
て、Q相のベースバンド信号からパイロット信号の干渉
成分の総合推定値(干渉推定信号)SQが減算されて、
Q相のベースバンド信号に含まれているパイロット信号
の干渉成分が除去される。
【0058】QPSK変復調方式では、I相及びQ相の
ベースバンド信号毎に除去が行なわれるが、以下では、
I相Q相を融合した形で除去動作を整理して述べる。
【0059】復調ベースバンド信号に含まれるパイロッ
ト信号の成分をRc (t)、送信データを拡散した信号
の成分をRd (t)とすると、復調ベースバンド信号R
(t)は(4) 式で表すことができる。また、i局kパス
目のパイロット信号の干渉成分の推定値qikは、(5) 式
で表すことができる。従って、全局全パスのパイロット
信号の干渉成分の推定値Rc'(t)は、(6) 式のように
なる。よって、全局全パスのパイロット信号の干渉成分
が除去された出力信号d(t)は(7) 式に示すようにな
る。
【0060】 R(t)=Rc (t)+Rd (t) …(4) qik=PNik・eik =(PNikI +j・PNikQ )・{bik・exp(j・βik)}…(5) Rc'(t)=ΣΣqik=ΣΣ(PNik・eik) …(6) (但し、ΣΣは、i=1〜mかつk=1〜nについて) d(t)=R(t)−Rc'(t) =Rd (t)+Rc (t)−Rc'(t) =Rd (t)−σ(t) …(7) ここで、σ(t)(=Rc (t)−Rc'(t))は本来
のパイロット信号の干渉成分Rc (t)とその推定値R
c'(t)との誤差成分を表している。従って、この誤差
成分σ(t)が小さい程、パイロット信号除去装置48
からの出力信号d(t)は、送信データを拡散した信号
の成分に近付く。また、出力信号d(t)は、(7) 式か
ら明らかなように、復調ベースバンド信号R(t)から
各パイロット信号の干渉成分qik(i=1〜m,k=1
〜n)を除去する順には関係せず、最終的にRc'(t)
と同じだけのパイロット信号の干渉成分を除去すること
で得ることができる。
【0061】図6では、1例として、全局全パスの干渉
成分の和を求めてから除去する方法を示した。各局各パ
スで求めた干渉成分を加算器により足し合わせて推定値
Rc'(t)を求め、この推定値Rc'(t)を除去器(加
算器)で復調ベースバンド信号から除去することによ
り、出力信号d(t)はパイロット信号の干渉推定成分
が除去されたデータになる。
【0062】(C)実施例の効果 上記実施例によれば、基地局装置(受信装置)に、ベー
スバンド信号に含まれているパイロット信号の干渉成分
を推定して除去するパイロット信号除去装置を設けたの
で、ベースバンド信号のS/N比を向上できて、パイロ
ット信号の送受を伴うにも拘らず復調データの精度を向
上することができる。
【0063】そのため、移動局装置(送信装置)におい
てパイロット信号のレベルを従来より落とすようなこと
をする必要がなく、また、基地局装置が収容する移動局
装置数がパイロット信号の存在のために制約されること
がなくなる。
【0064】また、パイロット信号除去装置を1個又は
数個の集積回路によって独立の装置として構成すれば、
既存の基地局装置にこのパイロット信号除去装置を追加
することにより、上記効果を発揮させることができるよ
うになる。
【0065】(D)他の実施例 上記実施例においては、基地局装置にパイロット信号除
去装置を設けたものを示したが、移動局装置にパイロッ
ト信号除去装置を設けるようにしても良い。この場合に
は、移動局装置が複数の基地局装置のオーバーゾーンに
存在する場合に特に有効に機能する。
【0066】また、本発明は、送信データを拡散符号で
拡散した信号にパイロット信号を合成して送信するCD
MA通信システムに広く適用でき、その用途が移動体通
信に限定されるものではない。
【0067】さらに、上述したように、デジタル変復調
方式は、QPSK変復調方式に限定されるものではな
い。変復調方式によっては、ベースバンド信号がI相及
びQ相に別れていないものがあるが、この場合にも、同
様に、パイロット用符号と伝搬路特性の推定情報とから
パイロット信号の干渉成分を推定してベースバンド信号
から除去すれば良い。
【0068】送信データを拡散するための符号の種類、
及び、パイロット信号用符号の種類は、限定されるもの
ではない。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、受信し
たベースバンド信号から伝搬路特性を推定し、推定され
た伝搬路特性と装置内部で発生したパイロット符号とか
ら、受信したベースバンド信号に含まれているパイロッ
ト信号の干渉成分を推定して受信したベースバンド信号
から除去するようにしたので、データ復調構成に入力さ
れるベースバンド信号のS/N比を向上でき、復調デー
タの精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の概念的な全体構成を示すブロック図で
ある。
【図2】実施例のQPSK変復調方式での移動局装置を
示すブロック図である。
【図3】実施例のQPSK変復調方式での基地局装置を
示すブロック図である。
【図4】実施例のQPSK変復調方式での他の基地局装
置を示すブロック図である。
【図5】実施例の伝搬路推定器の構成例を示すブロック
図である。
【図6】実施例のパイロット信号除去装置の構成を示す
ブロック図である。
【図7】実施例のパイロット信号除去装置内の複素数乗
算器の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1−1〜1−m…移動局装置、 10…基地局装置(受信装置)、 13、47…伝搬路推定器、 14、48…パイロット信号除去装置、 14a、48a…パイロット信号干渉成分推定器、 14b、48b…干渉成分除去器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9297−5K H04L 27/22 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データを拡散符号によって拡散した
    信号と、この拡散符号とは別個のパイロット符号でなる
    パイロット信号とが合成されたベースバンド信号が送信
    側から送信されてくる受信装置において、 受信したベースバンド信号から伝搬路特性を推定する伝
    搬路推定器と、 当該受信装置の内部で発生したパイロット符号と推定さ
    れた伝搬路特性とから、受信したベースバンド信号に含
    まれているパイロット信号の干渉成分を推定するパイロ
    ット信号干渉成分推定器と、 推定されたパイロット信号の干渉成分を、受信したベー
    スバンド信号から除去する干渉成分除去器とを有するこ
    とを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 送信データを拡散符号によって拡散した
    信号と、この拡散符号とは別個のパイロット符号でなる
    パイロット信号とが合成されたベースバンド信号が送信
    側から送信されてくる受信装置に設けられるパイロット
    信号除去装置であって、 パイロット符号と推定された伝搬路特性とから、受信し
    たベースバンド信号に含まれているパイロット信号の干
    渉成分を推定するパイロット信号干渉成分推定器と、推
    定されたパイロット信号の干渉成分を、受信したベース
    バンド信号から除去する干渉成分除去器とでなることを
    特徴とするパイロット信号除去装置。
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