JPH0879011A - 非線形ディジタル信号処理装置 - Google Patents

非線形ディジタル信号処理装置

Info

Publication number
JPH0879011A
JPH0879011A JP6211184A JP21118494A JPH0879011A JP H0879011 A JPH0879011 A JP H0879011A JP 6211184 A JP6211184 A JP 6211184A JP 21118494 A JP21118494 A JP 21118494A JP H0879011 A JPH0879011 A JP H0879011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
filter
linear operation
filter means
linear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6211184A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Yumine
学 湯峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6211184A priority Critical patent/JPH0879011A/ja
Publication of JPH0879011A publication Critical patent/JPH0879011A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非線形回路を通すことによって発生した高調
波が、信号帯域内に折り返す事で生じる歪を低減する。 【構成】 入力信号は、リミッタ1とフィルタ3に入力
される。リミッタ1は、非線形演算を行う。フィルタ2
は、リミッタ1の信号のサンプリングポイントをシフト
する。フィルタ3は、入力信号のサンプリングポイント
をシフトする。リミッタ4は、フィルタ3からの信号に
非線形演算を施す。加算回路5は、フィルタ2とリミッ
タ4からの信号を加算する。フィルタ6は、加算回路5
からの信号のサンプリングポイトをシフトする。係数回
路7は、フィルタ6からの信号をa倍する。以上の構成
により、サンプリング周波数を上げることなく、高調波
の折り返し歪みを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の非線形ディ
ジタル信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号の非線形ディジタル信号
処理は、低価格で高画質なVTR、ビデオムービー等を
実現するために重要な技術になっている。非線形ディジ
タル信号処理は、非線形な演算によって発生する高調波
が信号帯域内に折り返す事によって波形歪を生ずる。こ
の波形歪を低減する事が非線形ディジタル信号処理では
重要な技術の一つである。
【0003】以下に従来の非線形ディジタル信号処理装
置について説明する。図3は、従来の非線形ディジタル
信号処理装置のブロック図である。図3において31は
サンプリング周波数を上げるための補間回路で、32は
非線形演算回路で、33は信号帯域以上の周波数成分を
カットするローパスフィルタ(以下、LPFと略す)
で、34はサンプリング周波数を元に戻すための間引き
回路である。
【0004】以上のように構成された非線形ディジタル
信号処理装置について、以下その動作について説明す
る。まず、補間回路31に入力される信号のサンプリン
グ周波数をfs、信号帯域をfaとする(ただし fa<(fs/2)
)。補間回路31は、入力信号のサンプリング点の間
(0.5 クロックの部分)のデータを算出することで、サンプリ
ング周波数を2倍の2fsにする。このサンプリング周波
数が2倍になった信号に対し非線形演算回路32で非線
形演算を行い、LPF33で信号帯域fa以上の信号成分
をカットする。LPF33からの信号を、間引き回路3
4でデータを間引きサンプリング周波数をfsに戻す。
【0005】このように、従来の非線形ディジタル信号
処理装置は、サンプリング周波数を2倍にして非線形演
算を行い、高調波をカットし、サンプリング周波数を元
に戻す事で、折り返し歪を低減していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、入力信号のサンプリング周波数を上げる
ために、非線形ディジタル信号処理装置の動作周波数を
上げる必要があるという問題点を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、サンプリング周波数を上げる事なく無限に高次な
高調波からの折り返しを低減する非線形ディジタル信号
処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の非線形ディジタル信号処理装置は、入力信号
に対し非線形演算を行う第1の非線形演算手段と、第1
の非線形演算手段からの信号のサンプリングポイントを
シフトする第1のフィルタ手段と、入力信号のサンプリ
ングポイントをシフトする第2のフィルタ手段と、第2
のフィルタ手段からの信号に対し非線形演算を行う第2
の非線形演算手段と、第1のフィルタ手段と、第2の非
線形演算手段からの信号を加算する加算手段と、加算手
段からの信号のサンプリングポイントをシフトする第3
のフィルタ手段と、第3のフィルタ手段からの信号をa
倍する係数手段の構成を有している。
【0009】さらに、本発明は、入力信号に対し非線形
演算を行う第1の非線形演算手段と、第1の非線形演算
手段の信号を遅延する遅延手段と、入力信号に対し非線
形演算を行う第2の非線形演算手段と、第2の非線形演
算手段からの信号のサンプリングポイントをシフトする
第1のフィルタ手段と、入力信号のサンプリングポイン
トをシフトする第2のフィルタ手段と、第2のフィルタ
手段からの信号に対し非線形演算を行う第3の非線形演
算手段と、第1のフィルタ手段の信号から、第3の非線
形演算手段の信号を減算する第1の減算手段と、第1の
減算手段からの信号のサンプリングポイントをシフトす
る第3のフィルタ手段と、第3のフィルタ手段からの信
号をa倍する係数手段と、遅延手段の信号から、係数手
段の信号を減算する第2の減算手段の構成を有してい
る。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、非線形処理で
発生する高調波の折り返し歪が、低減される。以下、高
調波の折り返し歪が低減される原理を説明する。
【0011】まず、サンプリング周波数をfs[Hz]、折り
返し周波数をfa[Hz](0≦fa≦fs/2)、nを自然数、時
間をt[sec]、サンプリングポイントのシフト量をSck[cl
ock](Sckは実数)とすると、fs/2以上の周波数成分F0
(t)は次の2式((数1),(数2))のどちらかで表
現できる。
【0012】
【数1】
【0013】
【数2】
【0014】このfs/2以上の周波数成分を、t=0からサ
ンプリング周波数fsでサンプリングする事で、fs/2以下
に折り返った信号F1(t)は、それぞれ次の2式((数
3),(数4))となる。
【0015】
【数3】
【0016】
【数4】
【0017】この2式からわかるように、サンプリング
ポイントをシフトすると、折り返った信号の位相が変化
する。これを踏まえ、上記構成の説明をする。
【0018】まず、入力信号が第1の非線形演算手段を
通ることで発生する高調波F2(t)を
【0019】
【数5】
【0020】とすると、入力信号を第2のフィルタ手段
でSckクロックシフトた信号が、第2の非線形演算手段
を通ることで発生する高調波F3(t)は
【0021】
【数6】
【0022】となり、このF3(t)が折り返すと
【0023】
【数7】
【0024】となる。またF2(t)((数5)参照)の折
り返し成分F5(t)は
【0025】
【数8】
【0026】となり第1のフィルタ手段でSckクロック
シフトすると
【0027】
【数9】
【0028】となる。ここで、第1のフィルタ手段から
の信号F6(t)((数9)参照)と、第2の非線形演算手
段からの信号F4(t)((数7)参照)を加算手段で加算
し第3のフィルタ手段でSck2クロックシフトし係数手段
でa倍すると
【0029】
【数10】
【0030】となる。また、入力信号が第1の非線形演
算手段を通ることで発生する高調波F8(t)が
【0031】
【数11】
【0032】の時も、同様に計算すると、
【0033】
【数12】
【0034】となる。つまり、F7(t)((数10)参
照)とF9(t)((数12)参照)から、非線形演算によ
って発生した高調波の折り返しの成分は、(数13)倍
となる。
【0035】
【数13】
【0036】ここで、fs/2以下の信号成分は、非線形演
算によるゲインの2a倍となる事を考えると、高調波の折
り返し成分はfs/2以下の信号成分に対し(数14)倍と
なるので、高調波の折り返し成分のみ低減できる事がわ
かる。
【0037】
【数14】
【0038】また、F6(t)((数9)参照)からF4(t)
((数7)参照)を減算する事で高調波の折り返し成分
のみ取り出し、入力信号に非線形処理を行ったものから
高調波の折り返し成分を減算し、高調波の折り返し成分
を低減する事もできる。
【0039】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0040】図1は本発明の第1の実施例における非線
形ディジタル信号処理装置のブロック図である。図1に
おいて、リミッタ1は、図4に示すリミッタ特性を持
ち、入力信号をリミットする。フィルタ2は、リミッタ
1からのデータのサンプリングポイントを0.5クロック
シフトする。サンプリングポイントのシフト例を図5に
示す。フィルタ2は、○で示すデータを入力した時、×
で示すデータを出力する。
【0041】このフィルタは、例えば
【0042】
【数15】
【0043】で示されるFIRフィルタで構成できる。
フィルタ3は、フィルタ2と同じ構成で、入力信号のサ
ンプリングポイントを0.5クロックシフトする。リミッ
タ4は、リミッタ1と同じ特性を持ち、フィルタ3から
の信号をリミットする。加算回路5は、フィルタ2とリ
ミッタ4からのデータを加算する。フィルタ6は、フィ
ルタ2と同じ構成で加算回路5からの信号のサンプリン
グポイントを0.5クロックシフトする。係数回路7はフ
ィルタ6からの信号を0.5倍する。
【0044】以上のように構成された非線形ディジタル
信号処理装置について動作を説明する。入力される信号
のサンプリング周波数をfsとし、リミッタ1、フィルタ
2の順で信号処理された信号を信号LF、フィルタ3、リ
ミッタ4の順で信号処理された信号を信号FLとする。こ
こで、fs/2以上の周波数の信号をサンプリング周波数fs
でサンプリングすると、折り返しによってfs/2以下の周
波数の信号成分も発生するが、この時発生した折り返し
成分の位相は、サンプリング点のシフトによって変化す
る。この事を踏まえて、信号LFと信号FLについて考え
る。信号LFでは、リミッタで発生した高調波が信号帯域
内に折り返している状態でサンプリングポイントをシフ
トしているのに対し、信号FLでは、信号をシフトした後
にリミッタを通し高調波が信号帯域内に折り返ってい
る。このため、信号FLと信号LFでは、fs/2以下の信号は
同位相であるが、リミッタで発生したfs/2以上の高調波
の折り返し成分の位相は異なる。この信号LFと信号FLを
加算回路5で加算し、係数回路7で 0.5倍すると、同位
相の成分のゲインは1倍で、位相の異なっている成分は
減衰する。つまり、リミッタで発生する高調波の折り返
し成分のみ減衰する。また、フィルタ6は、0.5クロッ
クサンプリングポイントをシフトすることで、入力信号
と同じサンプリングポイントに戻している。
【0045】以上のように、入力信号に対し非線形演算
を行う第1の非線形演算手段(リミッタ1)と、第1の
非線形演算手段からの信号のサンプリングポイントをシ
フトする第1のフィルタ手段(フィルタ2)と、入力信
号のサンプリングポイントをシフトする第2のフィルタ
手段(フィルタ3)と、第2のフィルタ手段からの信号
に対し非線形演算を行う第2の非線形演算手段(リミッ
タ4)と、第1のフィルタ手段と、第2の非線形演算手
段からの信号を加算する加算手段(加算回路5)と、加
算手段からの信号のサンプリングポイントをシフトする
第3のフィルタ手段(フィルタ6)と、第3のフィルタ
手段からの信号をa倍する係数手段(係数回路7)とを
設けることにより、サンプリング周波数を上げることな
く簡単な構成で、非線形演算によって発生する高調波の
折り返し歪を低減できる。
【0046】尚、フィルタ6と係数回路7の順番を逆に
しても発明の効果に変わりはなく回路構成は実施例に留
まるものではない。
【0047】また、フィルタ2、フィルタ3、フィルタ
6の構成は、タップ数が偶数で対称な係数を持つFIR
フィルタであれば n+0.5クロックのシフト(nは、0以
上の整数)ができ、発明の効果に変わりはなく、フィル
タの構成は実施例に留まるものではない。
【0048】図2は本発明の第2の実施例における非線
形ディジタル信号処理装置のブロック図である。図2に
おいて、リミッタ11は、実施例1のリミッタ1と同特
性で、入力信号をリミットする。入力から係数回路7ま
での回路は、実施例1の加算回路5を、フィルタ2のデ
ータからリミッタ4のデータを減算する減算回路14に
置き換えた構成にする。また、入力から係数回路7まで
の信号のディレーをDクロックとする。ディレー12
は、リミッタ11からのデータをDクロック遅らせる。
減算回路13は、ディレー12のデータから係数回路7
のデータを減算する。
【0049】以上のように構成された非線形ディジタル
信号処理装置について動作を説明する。入力される信号
のサンプリング周波数をfsとし、リミッタ14、フィル
タ15の順で信号処理された信号を信号LF、フィルタ1
6、リミッタ17の順で信号処理された信号を信号FLと
する。ここで、fs/2以上の周波数の信号をサンプリング
周波数fsでサンプリングすると、折り返しによってfs/2
以下の周波数の信号成分も発生するが、この時発生した
折り返し成分の位相は、サンプリング点のシフトによっ
て変化する。この事を踏まえて、信号LFと信号FLについ
て考える。信号LFでは、リミッタで発生した高調波が信
号帯域内に折り返している状態でサンプリングポイント
をシフトしているのに対し、信号FLでは、信号をシフト
した後にリミッタを通し高調波が信号帯域内に折り返っ
ている。このため、信号FLと信号LFでは、fs/2以下の信
号は同位相であるが、リミッタで発生したfs/2以上の高
調波の折り返し成分の位相は異なる。この信号LFから信
号FLを減算回路18で減算し、フィルタ19でサンプリ
ングポイントをシフトし係数回路20で 0.5倍すると、
同位相の成分のゲインは0倍で、位相の異なっている成
分のみ1クロック遅れで残る。つまり、係数回路20か
らは、リミッタで発生する高調波の折り返し成分のみが
1クロック遅れで出力される。また、リミッタ11によ
って、入力信号に非線形処理を行い、高調波が信号帯域
内に折り返っている信号が生成され、この信号をディレ
ー12によって1クロック遅延する。ここで減算回路1
3で、ディレー12の信号から、係数回路20の信号を
減算すると、リミッタ11の非線形演算で発生した高調
波の折り返し成分のみ減衰させる事ができる。
【0050】以上のように、入力信号に対し非線形演算
を行う第1の非線形演算手段(リミッタ11)と、第1
の非線形演算手段の信号を遅延する遅延手段(ディレー
12)と、入力信号に対し非線形演算を行う第2の非線
形演算手段(リミッタ14)と、第2の非線形演算手段
からの信号のサンプリングポイントをシフトする第1の
フィルタ手段(フィルタ15)と、入力信号のサンプリ
ングポイントをシフトする第2のフィルタ手段(フィル
タ16)と、第2のフィルタ手段からの信号に対し非線
形演算を行う第3の非線形演算手段(リミッタ17)
と、第1のフィルタ手段の信号から、第3の非線形演算
手段の信号を減算する第1の減算手段(減算回路18)
と、第1の減算手段からの信号のサンプリングポイント
をシフトする第3のフィルタ手段(フィルタ19)と、
第3のフィルタ手段からの信号をa倍する係数手段(係
数回路20)と、遅延手段の信号から、係数手段の信号
を減算する第2の減算手段(減算回路13)とを設ける
ことにより、サンプリング周波数を上げる事なく、非線
形処理によって発生する高調波の折り返し歪を低減でき
る。
【0051】尚、リミッタ14を無くし、リミッタ11
の出力をフィルタ15に入力しても発明の効果に変わり
はなく、実施例に留まるものではない。
【0052】また、リミッタ11とディレー12の順番
を逆にしても発明の効果に変わりはなく、実施例に留ま
るものではない。
【0053】さらに、フィルタ19と係数回路20の順
番を逆にしても発明の効果に変わりはなく、実施例に留
まるものではない。
【0054】また、フィルタ15、フィルタ17、フィ
ルタ19の構成は、タップ数が偶数で対称な係数を持つ
FIRフィルタであれば n+0.5クロックのシフト(n
は、0以上の整数)ができ、発明の効果に変わりはな
く、フィルタの構成は実施例に留まるものではない。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明は、非線形演算を行
った後にサンプリングポイントをシフトした信号と、サ
ンプリングポイントをシフトした後に非線形演算を行っ
た信号を加算する事で、サンプリング周波数を上げるこ
となく、簡単な構成で、非線形演算によって発生する高
調波の折り返し成分を低減でき、その実用的効果は大き
い。
【0056】さらに、非線形演算を行った後にサンプリ
ングポイントをシフトした信号から、サンプリングポイ
ントをシフトした後に非線形演算を行った信号を減算す
る事で取り出した高調波の折り返し成分を、入力信号に
非線形演算を行った信号から減算する事で高調波の折り
返し成分を低減する。この方法によってサンプリング周
波数を上げる事なく、高調波の折り返し歪を低減でき、
さらにサンプリングポイントをシフトするフィルタの周
波数特性によって信号成分が減衰する事がなく、その実
用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例における非線形ディジ
タル信号処理装置のブロック図
【図2】 本発明の第2の実施例における非線形ディジ
タル信号処理装置のブロック図
【図3】 従来の非線形ディジタル信号処理装置のブロ
ック図
【図4】 本発明の実施例に用いたリミッタの入出力特
性を示す特性図
【図5】 本発明の実施例に用いたフィルタを説明する
時に、フィルタに入出力する信号を示す波形図
【符号の説明】
1 リミッタ 2,3,6 フィルタ 4 リミッタ 5 加算回路 7 係数回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に対し非線形演算を行う第1の
    非線形演算手段と、 前記第1の非線形演算手段からの信号のサンプリングポ
    イントをシフトする第1のフィルタ手段と、 入力信号のサンプリングポイントをシフトする第2のフ
    ィルタ手段と、 前記第2のフィルタ手段からの信号に対し非線形演算を
    行う第2の非線形演算手段と、 前記第1のフィルタ手段と、前記第2の非線形演算手段
    からの信号を加算する加算手段と、 前記加算手段からの信号のサンプリングポイントをシフ
    トする第3のフィルタ手段と、 前記第3のフィルタ手段からの信号をa倍する係数手段
    とを具備することを特徴とする非線形ディジタル信号処
    理装置。
  2. 【請求項2】 第1の非線形演算手段と第2の非線形演
    算手段が、同じ演算を行うことを特徴とする請求項1記
    載の非線形ディジタル信号処理装置。
  3. 【請求項3】 第1のフィルタ手段と第2のフィルタ手
    段が、同じ構成であることを特徴とする請求項1記載の
    非線形ディジタル信号処理装置。
  4. 【請求項4】 入力から出力までのトータルのサンプリ
    ングポイントのシフト量が整数となるように、第3のフ
    ィルタ手段のシフト量を決定する事を特徴とする請求項
    3記載の非線形ディジタル信号処理装置。
  5. 【請求項5】 第1の非線形演算手段と第2の非線形演
    算手段が、リミッタである事を特徴とする請求項1記載
    の非線形ディジタル信号処理装置。
  6. 【請求項6】 第1のフィルタ手段と第2のフィルタ手
    段が、タップ数が偶数で、対称な係数によって構成され
    るFIRフィルタである事を特徴とする請求項1記載の
    非線形ディジタル信号処理装置。
  7. 【請求項7】 入力信号に対し非線形演算を行う第1の
    非線形演算手段と、 前記第1の非線形演算手段の信号を遅延する遅延手段
    と、 入力信号に対し非線形演算を行う第2の非線形演算手段
    と、 前記第2の非線形演算手段からの信号のサンプリングポ
    イントをシフトする第1のフィルタ手段と、 入力信号のサンプリングポイントをシフトする第2のフ
    ィルタ手段と、 前記第2のフィルタ手段からの信号に対し非線形演算を
    行う第3の非線形演算手段と、 前記第1のフィルタ手段の信号から、前記第3の非線形
    演算手段の信号を減算する第1の減算手段と、 前記第1の減算手段からの信号のサンプリングポイント
    をシフトする第3のフィルタ手段と、 前記第3のフィルタ手段からの信号をa倍する係数手段
    と、 前記遅延手段の信号から、前記係数手段の信号を減算す
    る第2の減算手段とを具備する事を特徴とする非線形デ
    ィジタル信号処理装置。
  8. 【請求項8】 第1の非線形演算手段と、第2の非線形
    演算手段と、第3の非線形演算手段が同じ演算を行うこ
    とを特徴とする請求項7記載の非線形ディジタル信号処
    理装置。
  9. 【請求項9】 第1のフィルタ手段と第2のフィルタ手
    段が同じ構成である事を特徴とする請求項7記載の非線
    形ディジタル信号処理装置。
  10. 【請求項10】 入力から係数手段までのトータルのサ
    ンプリングポイントのシフト量が整数となるように、第
    3のフィルタ手段のシフト量を決定し、入力から遅延手
    段までのトータルのシフト量と、入力から第3のフィル
    タ手段までのシフト量が同じとなるように遅延手段の遅
    延を決定する事を特徴とする請求項7記載の非線形ディ
    ジタル信号処理装置。
  11. 【請求項11】 第1のフィルタ手段と第2のフィルタ
    手段と第3のフィルタ手段が、タップ数が偶数で、対称
    な係数によって構成されるFIRフィルタである事を特
    徴とする請求項7記載の非線形ディジタル信号処理装
    置。
JP6211184A 1994-09-05 1994-09-05 非線形ディジタル信号処理装置 Pending JPH0879011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6211184A JPH0879011A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 非線形ディジタル信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6211184A JPH0879011A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 非線形ディジタル信号処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0879011A true JPH0879011A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16601809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6211184A Pending JPH0879011A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 非線形ディジタル信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0879011A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9595925B2 (en) 2014-10-28 2017-03-14 Panasonic Corporation Distortion-compensating power amplifier and method for compensating for distortion to amplify power

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9595925B2 (en) 2014-10-28 2017-03-14 Panasonic Corporation Distortion-compensating power amplifier and method for compensating for distortion to amplify power

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9148126B2 (en) Sub-band signal processing
KR19990013528A (ko) 샘플링 비율 변환을 위한 필터 조합 시스템
WO2003019534A1 (en) Bandwidth extension of a sound signal
US7529788B2 (en) Digital filter design method and device, digital filter design program, and digital filter
JP4300272B2 (ja) デジタルフィルタおよびその設計方法
JP4449007B2 (ja) サンプリング周波数変換装置
JPH07162383A (ja) Fmステレオ放送装置
TWI539742B (zh) 數位濾波器降低取樣器調諧器
JPH0879011A (ja) 非線形ディジタル信号処理装置
Cho et al. Design of a sample-rate converter from CD to DAT using fractional delay allpass filter
JP2626536B2 (ja) リンギング除去装置
JPH08330957A (ja) D/a変換装置
JP3226799B2 (ja) ノイズリデューサー回路
JPWO2004036746A1 (ja) デジタルフィルタの設計方法および装置、デジタルフィルタ設計用プログラム、デジタルフィルタ
US20050120067A1 (en) Digital filter designing method, digital filter designing program, digital filter
US5440593A (en) Combined aligner blender
JP3125225B2 (ja) デジタル/アナログ変換器
JP3983364B2 (ja) ディジタル変調装置
JP4989575B2 (ja) フィルタ及びフィルタの構成方法
JP2914979B2 (ja) 周波数変換装置
JPH0662284A (ja) 雑音除去装置
JP2001518273A (ja) 時間離散フィルタ
JPS58107742A (ja) タイミング信号抽出方式
JPH1098353A (ja) ディジタル信号処理装置
JP2007155843A (ja) 信号補間装置