JPH0878299A - 研磨方法およびその装置 - Google Patents
研磨方法およびその装置Info
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- JPH0878299A JPH0878299A JP20875494A JP20875494A JPH0878299A JP H0878299 A JPH0878299 A JP H0878299A JP 20875494 A JP20875494 A JP 20875494A JP 20875494 A JP20875494 A JP 20875494A JP H0878299 A JPH0878299 A JP H0878299A
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Abstract
(ウエーハ)の研磨量を均一にすることができる研磨方
法およびその装置の提供。 【構成】 クリーンルーム2との気密性を保つ研磨装置
1と、他のプロセス装置9と被加工物を受渡しする通路
8,10と、研磨装置とクリーンルームの外部をつなぐ
通路と、研磨定盤及び研磨布の修正装置11とを有する
研磨装置とした。
Description
形成した層間絶縁膜と金属配線の研磨加工において、研
磨機上で研磨定盤及び研磨布の形状修正をする研磨方法
およびその装置に係り、特に、半導体装置の露光面を平
坦とするための、研磨方法およびその装置に関する。
膜と金属配線の研磨加工では、米国特許第494483
6号に示されたように、研磨定盤上に支持され、研磨剤
を塗布した研磨布にウェーハを押付けて加工する方法で
ある。
は、プラズマ酸化膜(P−SiO2)、塗布絶縁膜(S
OG)とエッチバックの組合わせにより行われてきた。
さらに、配線幅の減少に伴って、段差被覆性の向上の必
要性から、Bias−ECRCVD技術及びリフロー効
果を有する有機ソース(TEOS)などの開発が行われ
てきた。今後さらに配線幅を減少させるためには、ステ
ッパの露光面の平坦化をさらに進める必要があり、各方
面で層間絶縁膜や金属膜を研磨加工して平坦化するCM
P(Chemical Mechanical Polishing)技術を開発中であ
ることが知られている。
にアルミニウム合金のスパッタ技術が用いられていた
が、配線のアスペクト比の増加に伴い、コンタクトホー
ルのアスペクト比が増大し、アルミニウム合金のスパッ
タではコンタクトホールを完全に充填することが困難と
なったことから、CVD技術による穴埋め技術が使用さ
れるに至ったと推定される。CVDで安定した堆積膜が
形成できるタングステン等を用いてCVD成膜の後、C
MPで表面を平坦化して埋込み型の配線構造を形成する
ことが研究されている。また、コンタクトスタッドを形
成する技術としてタングステンの選択CVD技術がある
が、SiO2膜上の微小な欠陥を核としてタングステン
が成長してしまうため、タングステンの選択性を完全に
保つのが困難である。そこで、SiO2膜上に成長した
タングステンをCMPで除去する技術が必要になる。
する場合の利点は、以下の通りである。
いられているステッパの延命が期待できる。
ことによって、ストレスマイグレーションに対する耐久
性が向上する。
め、層間膜材質の選択性が広がる。
ロセスの開発性が向上する。
タクトスタッドの形成と平坦化が同時にでき、プロセス
が簡略化できる。
が進められている。
基板に用いるセラミクス基板では、基板上にLSIチッ
プを接続するため、LSIチップ寸法に対応する基板表
面のうねりを一般に約20μm以下とすることが要求さ
れている。
磨装置から排出される塵埃によりクリーンルーム内の他
のプロセス、例えばCVD装置や洗浄装置等をパーティ
クルや金属イオンで汚染させないための配慮がなされて
いない。このため、半導体装置内にパーティクルや金属
イオンが侵入し、半導体装置の動作不良を引起こすとい
う問題点を有していた。
因して研磨圧力のばらつきが発生するが、この研磨圧力
のばらつきによって生じる研磨量のばらつきに対する配
慮がなされていない。このため、硬質発泡樹脂製の研磨
布を用いる場合には、スウェード製及び不織布製の研磨
布を用いる場合よりも、ウェーハ面内で研磨圧力のばら
つきが増大し、研磨量制御を高精度にできないという問
題があった。
の変動に対する配慮がなされていないため、ウェーハ面
内で研磨量が均一にできないという問題点も有してい
た。
セスに導入する上では、次のような問題点を有してい
る。
層を設ける必要があるため、配線上に形成した層間絶縁
膜の表面を平坦化するために研磨加工する際、配線上の
層間絶縁膜をたとえば±0.05μmの精度で研磨加工
し、DRAMのメモリーセルと周辺回路の間の段差を6
4MbDRAMでは0.4μm以下、1GbDRAMで
は0.1μm以下に低減する必要がある。
磨能率の安定化、研磨量のモニタリング、研磨終点検
出、研磨加工時の化学作用と機械作用のバランス制御を
確実に行うことが必要である。
リング、研磨終点検出が確実になされない場合には、配
線構造に研磨加工に対する例えばSi3N4のような高硬
度のストッパ層を設ける必要があるが、かかるストッパ
ー層を形成するプロセスを導入すれば製造コストが増大
するという問題がある。
を向上させるためには、ウェーハのチャッキング技術、
研磨布剛性の最適化などの技術開発を進める必要があ
る。
ウェーハの表面、裏面、配線と層間絶縁膜の界面、他の
プロセスへの汚染対策を確実に行うことが必要である。
悪いことは、半導体装置を被加工物とした場合に以下の
ような問題が生じることを意味する。すなわち、研磨量
の均一性が悪いと、絶縁膜の厚さのばらつきが大きくな
るが、コンタクトホールを形成するプロセスでは、絶縁
膜の厚さばらつきにかかわらず、等しい深さのコンタク
トホールを形成するため、絶縁膜の厚さの小さい部分で
は下層配線がオーバーエッチングされ、反対に、絶縁膜
厚さの大きい部分ではコンタクトホールが下層配線に届
かないことが起こり得る。
クリーンルーム外で行うことにより、クリーンルーム内
で発塵しない研磨装置及び研磨方法を提供することにあ
る。
他のプロセスへクリーンルームと隔離された状態で直接
受渡しすることにより、クリーンルーム内で発塵しない
研磨装置及び研磨方法を提供することにある。
の凹凸形状による研磨圧力の変動を解消することによ
り、研磨量の均一性を向上することができる研磨装置及
び研磨方法を提供することにある。
給することにより、研磨量の変動を低減する研磨方法を
提供することにある。
る研磨圧力の変動を解消することにより、被加工物の面
内での研磨量の均一性を向上することができる研磨布を
有する研磨装置及び研磨方法を提供することにある。
物とした場合に、クリーンルームを汚染することなしに
半導体装置の被加工面を平坦にすることで、欠陥がなく
かつ集積度を向上させた、半導体装置を得ることができ
る研磨装置及び研磨方法を提供することにある。
め、本発明は以下の手段を用いた。
め、クリーンルームとの気密性を保つ研磨装置と、研磨
装置内部とクリーンルーム内部を接続する通路と、研磨
装置内部とクリーンルーム外部を接続する通路とにより
研磨装置を構成した。また、研磨布の交換時と修正時に
は、研磨定盤を研磨機から外してクリーンルーム外に移
動し、研磨布を交換し、修正したのち研磨機に取付ける
方式とした。あるいは、研磨定盤を密閉容器に入れて外
部に塵埃が出ないようにして研磨装置から出入れする方
式とした。また、被加工物は研磨加工後に洗浄し、カセ
ットに収納してクリーンルーム内に移動する方式とし
た。
め、回転する研磨定盤に工具を切込み、さらに工具を研
磨定盤の半径方向に移動することにより、研磨定盤の平
面度を向上させ、さらに、該研磨定盤上に研磨布を固定
し、該研磨布に前記工具を切込み、溝を形成したのち、
工具を研磨定盤の半径方向に移動することにより、研磨
布の平面度を向上させ、研磨圧力が常に一定になるよう
に修正した研磨布を用いて研磨加工するようにした。
め、研磨布の表面に溝を形成し、溝を介して被加工物と
研磨布の間に適正量の研磨液を供給する方式とした。
め、研磨布の裏面ブロック状の剛体で支持し、ブロック
状の剛体を弾性体を介して研磨定盤に支持することによ
り、研磨圧力が常に一定になるようにして研磨加工する
ようにした。
カセットに収納し、クリーンルーム内の他のプロセス、
例えばCVD装置や洗浄装置などとの受渡しを、クリー
ンルームと隔離された状態で直接的に行い、また、クリ
ーンルームの外部で研磨布の交換及び修正をするため、
クリーンルーム内を汚染せず、研磨装置からクリーンル
ーム内にパーティクルや金属イオンを出さないため、ク
リーンルーム内の前記他のプロセスを汚染することがな
い。
の研磨量を均一にするため、研磨装置の研磨定盤及び研
磨布を研磨装置上で切削修正して研磨布上の凹凸を除去
しており、研磨圧力が一定になり、研磨量を均一にする
ことができる。また、研磨布に前記溝を形成することに
より該溝を介して余分な研磨液が逃げて適正量の研磨液
が供給されるので、研磨量を均一にすることができる。
また、表面に溝を形成し、裏面を剛体で支持し、弾性体
を介して剛体を研磨定盤に支持することにより、研磨量
をさらに均一化することができる。
た場合、パーティクルや金属イオンによる欠陥を生ずる
ことなく、高い平坦度を得ることができ、露光工程での
焦点ずれを防止し、精度の高い解像度を得ることができ
るなど半導体装置の高信頼化及び高集積化を図ることが
できる。
要領を、図1および図2を参照して説明する。図1は研
磨装置の概念図、図2は研磨加工の概念図である。な
お、図3は図2に対応する従来の研磨方法の説明図であ
る。
置1を内設したクリーンルームである。研磨装置1に
は、気体供給管3、純水供給管4、研磨液供給管5が接
続されるとともに、気体排出管6、廃液排出管7が接続
されている。研磨装置1は、通路(クリーンパス)8を
介してクリーンルーム2内に設置されたCVD装置など
の他のプロセス装置9と接続され、他方、通路(クリー
ンパス)10を介してクリーンルーム2の外部に設置さ
れている研磨布の修正装置11に接続されている。ここ
で、研磨装置1、気体供給管3、純水供給管4、研磨液
供給管5、気体排出管6、廃液排出管7、通路8,1
0、および他のプロセス装置9は、いずれもクリーンル
ーム2と隔離された状態になっている。
研磨布を取付けた後、修正装置11で前記研磨布を修正
し、通路10を介して研磨定盤を研磨布とともに研磨装
置1へ取付ける。この場合、通路10の中の気圧はクリ
ーンルーム2の外部の気圧より大きいため、通路10の
内部はクリーンルーム2の外部の雰囲気により汚染され
ることがない。研磨加工に必要な気体と純水と研磨液
は、それぞれ、クリーンルーム2の外部から気体供給管
3、純水供給管4、研磨液供給管5を介して研磨装置1
の内部へ導入されるので、クリーンルーム2の内部を汚
染することはない。一方、研磨加工によって生じる排ガ
スと廃液は、それぞれ気体排出管6、廃液排出管7を介
して研磨装置1内からクリーンルーム2の外部へ排出さ
れるため、クリーンルーム2の内部を汚染することはな
い。
1上で研磨布を修正し、このとき生じる廃液を廃液排出
管7を介して研磨装置1内からクリーンルーム2の外部
へ排出する。また、研磨布を交換する場合には、研磨装
置1から研磨定盤を取外し、通路10を介して研磨定盤
をクリーンルーム2の外部に設置した研磨布の修正装置
11へ移動する。そして、研磨定盤から使用済みの研磨
布を取外し、新たな研磨布を取付ける。新たな研磨布は
修正された後、上記の方法で研磨定盤とともに研磨装置
1に取付けられる。なお、研磨布の他の交換方法とし
て、研磨布を取付けた状態で研磨定盤を密閉容器に入
れ、外部に塵埃が出ないようにして研磨装置1から通路
10を介して出し入れするようにしてもよい。
された状態で他のプロセス装置9から通路8を介して研
磨装置1に供給される。このとき、研磨装置1の内圧を
通路8の内圧よりも小さくし、通路8が研磨装置1の雰
囲気によって汚染されることを防止する。研磨加工され
た被加工物は、洗浄された後、カセットに収納されて通
路8を介して他のプロセス装置9へ搬送される。このと
き、研磨装置1の内圧を通路8の内圧よりも小さくし、
通路8が研磨装置1の雰囲気によって汚染されることを
防止する。また、該カセットを通路8から他のプロセス
装置9へ移動する際は、通路8の内圧を他のプロセス装
置9の内圧よりも小さくし、他のプロセス装置9の汚染
を防止する。
装置1における回転する主軸、13は主軸12上に着脱
可能に支持されて一体に回転する研磨定盤、14は研磨
液、15は回動可能なチャック、16はチャック15に
保持された被加工物(ウエーハ)、17は研磨定盤13
上に接着された研磨布である。
磨布17上に研磨液14を供給しながら、チャック15
で支持した被加工物16を研磨布17の上に接触させ、
さらにチャック15に研磨荷重をかけて、被加工物16
の研磨加工を行う。
定盤13及び研磨布17の表面を修正しない場合には、
図3(a)に示すように、研磨定盤13及び研磨布17
の表面に凹凸が存在する。この研磨定盤13及び研磨布
17を用いて研磨加工を行うと、図3(b)に示すよう
に、被加工物16と研磨布17の表面の間に変位量Xが
生じ、Xに応じた研磨荷重の変動が生じるため、被加工
物16の面内で研磨量を均一にすることができない不具
合がある。
磨液の厚さ分布を説明する。図4は、研磨布上の研磨液
の厚さ分布の模式図である。図4(a)に示すように、
研磨布17の表面に凹凸がなくフラットの場合は、研磨
中、研磨液14の逃げ場がないため、図4(b)に示す
ように、研磨液14の厚さが厚い部分と薄い部分とが生
じる。このため、研磨液14の厚さが厚い部分では薄い
部分に比べて砥粒の引っかき作用が小さくなり、そのぶ
ん研磨量が低下し、被加工物16の面内で研磨量が均一
にならない。この対策として本発明においては、図4
(c)に示すように研磨布17の表面に研磨液14の通
路となる溝を形成し、該溝を経路として余分な研磨液1
4が自由に研磨布17上から逃げられるようにし、研磨
布17と被加工物16との間の全面に常に適正量の研磨
液14を供給可能にして研磨量の変動を低減し、研磨量
の均一性を向上させたものである。
を形成する方法の実施例を示す図である。図中、図2と
同符号のものは同じものを示す。図5(a)において、
18は直動テーブルで、主軸12と直交する図示矢印方
向に駆動可能になっている。19は直動テーブル18に
取付けられた切込み台、20は切込み台19に支持され
た工具である。
研磨定盤13に切込み、かつ研磨定盤13の半径方向に
送り、研磨定盤13の上面が平面になるように切削修正
を行う。
盤13上に研磨布17を取付けた後、研磨布17に工具
20を切込み、研磨布17の表面に溝21を順次形成す
る。
る研磨布17に工具20を切込み、かつ工具20を研磨
定盤13の半径方向に送り、研磨布17の表面を平面に
加工する。この平面加工により溝21を形成する際に生
じるバリも除去することができる。
る場合には、切込み台19を固定して工具20を研磨布
17に切込み、溝21を形成した後、工具20を上方に
後退させて、切込み台19を次の溝21の位置まで半径
方向に移動させ、上記工程を繰返すことにより、研磨布
17上に同心円状の溝21を形成することができる。ま
た、渦巻き状の溝21を形成する場合には、工具20を
研磨布17に切込んだ状態で切込み台19を研磨布17
の半径方向に送ればよい。
5を使用した例を示す図である。取付け台22は研磨装
置のチャック15に着脱可能に支持されており、取付け
台22の研磨布17に相対する面には複数枚の摺動板2
2aが取付けられている。チャック15を回転させる
と、取付け台22は研磨布17の上で回転運動する。取
付け台22の外周部には研磨布17の方向に切込み可能
な工具20が取付けられている。工具20を研磨布17
に切込んだ状態でチャック15あるいは研磨定盤13を
回転させると、研磨布17上に溝21が形成される。
合には、工具20を研磨布17に切込んだ状態で、チャ
ック15及び研磨定盤13を同じ方向に回転運動させれ
ばよい。また、同心円状の溝を形成するには、チャック
15の回転を停止した状態で工具20を研磨布17に切
込み、研磨定盤13を回転させて研磨布17に円周状の
溝21を形成した後、工具20を上方に後退させ、チャ
ック15を次の溝21の位置まで半径方向に移動させて
上記工程を繰り返せばよい。さらに、渦巻状の溝を形成
するには、チャック15の回転運動を停止した状態で工
具20を研磨布17に切込み、その状態のままチャック
15を研磨布17の半径方向に送ることにより形成する
ことができる。
7を、前記図1に示す研磨装置1に取付け、研磨装置1
上で研磨布17の修正を行う場合を示す図である。チャ
ック15には砥石23が取り付られている。研削液24
を供給しながら、回転する砥石23を回転中の溝21が
形成された研磨布17に押付け、研磨布17を修正す
る。
て研磨布17に溝加工を行った場合のパターン例を示す
図である。図6(a)は同心円状のパターン、図6
(b)は渦巻き状のパターン、図6(c)はサイクロイ
ド状のパターン、図6(d)は格子状のパターンを示
す。図中、21は形成された溝を示す。
切削修正説明図である。図7(a)に示すように、裏面
(図の左側面)を平面に加工した研磨定盤13を旋盤の
チャックで支持し、旋盤の主軸を回転させる。工具20
を研磨定盤13に切込み、工具20を研磨定盤13の半
径方向に送り、研磨定盤13を切削修正する。このとき
切削は、予め計算で求めた値、すなわち研磨定盤13の
最外周の厚さと中心の厚さとの差がXとなるように、図
の右側面の斜面に沿って行われる。つぎに、図7(b)
に示すように研磨定盤13に研磨布17を取付け、研磨
定盤13の場合と同様に工具20を研磨布17に切込
み、工具20を研磨布17の半径方向に送って研磨布1
7を切削修正する。このように切削修正された研磨定盤
13および研磨布17は、図7(c)に示すように研磨
定盤13を研磨装置1の回転軸12にネジ25を用いて
水平状態に取付けた場合に、研磨定盤13が点線で示す
状態から前記Xだけ自重でたわみ、研磨定盤13上の研
磨布17の表面を実線で示す平面に保つことができる。
ある。図8(a)に示すようにDRAMの層間絶縁膜の
研磨加工時に、研磨荷重として等分布荷重Wを加える
と、研磨布17は弾性変形して周辺回路の方向に凸の形
状となる。図8(b)は、研磨布17の変形モデルを示
す。ここで、研磨布17のヤング率をE、断面2次モー
メントをI、周辺回路の幅をL、研磨布17に加える等
分布荷重をWとすると、研磨布17の変形量の最大値Y
maxは、公式
布による研磨加工例の説明図で、図9はスウェード研磨
布及び不織布研磨布を研磨定盤に取付けて研磨加工を行
った例、図10は硬質研磨布を研磨定盤に取付けて用い
た例、図11は硬質研磨布の倣い性を向上させる目的
で、硬質研磨布をスウェード、不織布などの弾性体を介
して研磨定盤に取付けて用いた例を示す図である。
リーセル、27は周辺回路を示す。スウェード研磨布及
び不織布研磨布17は剛性が小さいために、図9(a)
に示すように、メモリーセル26と周辺回路27の凹凸
形状にならって変形させられ、図9(b)点線で示すよ
うに、メモリーセル26上の層間絶縁膜が研磨加工され
ると同時に、周辺回路27上の層間絶縁膜も同様に研磨
加工される。このため、メモリーセル26と周辺回路2
7の間の段差の低減効果が小さくなる不具合がある。た
とえば、メモリーセル26と周辺回路27の間の段差が
1.2μmの場合、段差が0.4μmになるまで研磨加
工を行ったところ、メモリーセル26上の絶縁膜の研磨
量は1.2μm必要で、周辺回路27の研磨量は0.4
μmであった。このとき、メモリーセル26上では配線
が露出した。この配線の露出を防止するために研磨量を
小さくすると、充分な段差低減効果が得られない不具合
点を有する。
は、前記図9に示すスウェード及び不織布研磨布17よ
りも剛性が大きいため、メモリーセル26上の層間絶縁
膜を選択的に研磨加工することが可能である。しかし、
被加工物16のそりに対する倣い性が小さいことから、
研磨圧力が不均一になり、そのため図10(b)の点線
で示すように研磨量が均一にならず、メモリーセル26
内及び被加工物16の面内で絶縁膜の厚さを一定とする
ことができない。その結果、特に、メモリーセル26の
端部では配線が露出するような不具合点を有する。
3に取付けられたスウェードや不織布などからなる弾性
体である。この例においては、メモリーセル26上の層
間絶縁膜を選択的に研磨加工することが可能であり、か
つ被加工物16の面内の研磨量の均一性は、前記図10
に示す硬質研磨布17のみの場合よりも向上するが、硬
質研磨布17の裏面の弾性体28により、硬質研磨布1
7の剛性が低下して硬質研磨布17の変形量が増加す
る。このため、図11(b)に示すようにメモリーセル
26の端部にだれを生じ、その結果、メモリーセル26
内での層間絶縁膜の厚さが不均一となる不具合点を有す
る。
例の説明図である。図12(a)において、29はセラ
ミックス、ステンレス板などからなる剛体で、例えば前
記図6(d)に示す格子状パターンの溝21を形成した
硬質研磨布17の裏面を支持するとともに、反対の面を
ゴム材などからなる弾性体28を介して研磨定盤13に
取付けられている。かかる構成にすることにより研磨布
17の剛性を低下させることなく、各格子を独立して変
形可能に運動させて被加工物16に倣わせることができ
るため、研磨圧力を均一化させることが可能になり、図
12(b)に示すようにメモリーセル26上の層間絶縁
膜を選択的かつ均一に研磨加工して研磨量の変動を低減
し、かつ均一性を向上させることが可能になった。
ル26と周辺回路27との間に段差を生じた場合の本発
明の研磨要領の説明図で、前記図12(b)に対応する
天地逆の拡大図である。図13において、30は被加工
物16における金属配線、31は金属配線30上のメモ
リーセル26に形成された層間絶縁膜である。この場合
の研磨加工は、前記図12(a)に示す構成に対応する
ように、厚さ1.3mmの発泡ポリウレタン系樹脂製の
硬質研磨布17に幅3mm、深さ0.9mm、ピッチ1
5mmの格子状パターンの溝21を形成し、該格子状パ
ターンを形成した面の裏面を厚さ2mm×12mm角の
ガラス板からなる剛体29で支持し、厚さ0.75mm
のブチル系発泡体からなる弾性体28を介して研磨定盤
13に固定した。研磨剤には、平均粒径約30nmのコ
ロイダルシリカを用い、研磨圧力を約4kPaとした。
金属配線30上に厚さ1μmの層間絶縁膜31を形成し
たところ、該層間絶縁膜31形成後のメモリーセル26
と周辺回路27との間の段差は1.2μmであった。つ
いで、メモリーセル26上の層間絶縁膜31を選択的に
研磨加工し、その場合の研磨量を0.8μmとして、メ
モリーセル26と周辺回路27との間の段差を0.4μ
mに低減した。この研磨加工により、メモリーセル26
内の金属配線30上に厚さ0.2±0.05μmの絶縁膜
31を残すことができた。
取付け構成例を示す図である。図14(a)は、前記図
12(a)に示す構成と同じで、硬質研磨布17に格子
状パターンの溝21を形成し、該格子状パターン面の裏
面を剛体29で支持し、弾性体28を介して研磨定盤1
3に取付けた例である。
9の裏面を弾性体28で支持し、この両者を金具32を
介して研磨定盤13に接着にて取付けておき、前記剛体
29上に格子状パターンの溝21を形成した硬質研磨布
17を取付けた例である。本構成により硬質研磨布17
は、各格子ごとに独立して変形可能に運動することが可
能になり、図示しない被加工物16に倣わせることがで
きるため、研磨圧力を均一化させて前記図12に示す場
合と同様の効果を奏せしめることが可能になる。なお、
硬質研磨布17を交換する場合には、硬質研磨布17を
剛体29から分離すればよく、その場合、剛体29は金
具32に支持されて、研磨定盤13上に残る。
磨布17の裏面を剛体29で支持し、弾性体28を介し
て研磨定盤13に取付けた例である。この場合、硬質研
磨布17と剛体29の界面、剛体29と弾性体28の界
面、及び弾性体28と研磨液14が接触するのを防止す
るため、セルとセルとの間にパッシベーション膜33を
形成する。これは研磨加工中の硬質研磨布17の挙動、
すなわち、セル状に分割された個々の硬質研磨布17の
独立した自由な運動を妨げないようにするためである。
なお、パッシベーション膜33としては、シリコンゴム
などの弾性体を使用する。
磨布17の形成工程説明図である。まず、図15(a)
に示すように研磨定盤13上に、弾性体28、剛体2
9、硬質研磨布17の順に取付ける。次に、図15
(b)に示すように、回転軸34に取付けられた円盤状
工具35を弾性体28の上面位置まで切込み、図15
(c)に示すようなセル状に分割した硬質研磨布17を
形成する。
布の挙動説明図である。ここで被加工物16は、弾性体
36を介して研磨装置1のチャック15に支持されてい
る。一方、図示の研磨布側は、前記図14(a)に示す
構成である。チャック15に研磨荷重を加え、研磨定盤
13を回転させると、被加工物16は硬質研磨布17お
よび剛体29とともに、弾性体36、28を介して変形
する。この場合の変形状態は、セル状に分割された個々
の硬質研磨布17が独立して自由な運動を行うことが可
能になっているため、図示のごとく被加工物16と硬質
研磨布17との全面が互いに密着するように、硬質研磨
布17が被加工物16に倣って変形する。この変形のた
め、研磨圧力を均一化させることが可能になり、研磨量
の変動を低減させるとともに、均一性を向上させること
が可能になる。なお、この硬質研磨布の挙動は、前記図
14(b)、(c)に示す構成の場合でも同じである。
ーハを研磨した場合の研磨量とそのばらつきの1例を示
す比較表である。
していない発泡ポリウレタン系の硬質研磨布を使用した
比較例としての実験結果、実施1及び実施2は、発泡ポ
リウレタン系の硬質研磨布に格子状パターンの溝21を
形成した本発明の実施例としての実験結果、実施3は、
前記図14(a)に示す硬質研磨布を用いた本発明の実
施例としての実験結果を示す。
m堆積)を用いた。主な研磨条件は、研磨圧力:4kP
a、研磨剤:コロイダルシリカ(粒径約30nm)、研
磨布:硬質発泡ポリウレタン系(硬度約60度)で、厚
さはいずれも0.8mmある。そして、実施1および実
施2の研磨布に形成した格子状パターンの溝21は、幅
2mm、深さ0.5mm、ピッチ15mmである。ま
た、実施3の研磨布に形成した格子状パターンの溝21
は、実施1および実施2の寸法と同様に、幅2mm、深
さ0.5mm、ピッチ15mmとし、剛体29には厚さ
2mm×12mm角のガラス板、弾性体28には厚さ
0.75mmのブチル系発泡体を使用した。なお、ウェ
ーハは、研磨装置のチャックに取付けたスウェードタイ
プの弾性体により水張り法で支持した。
した。評価は(米)prometrix社製の薄膜厚さ
計FT650を用いてウェーハ面内49箇所の絶縁膜の
厚さを測定し、研磨前の厚さと研磨後の厚さの差を研磨
量とした。そして、研磨量の最大値をRmax,最小値
をRmin、平均値をRaveとしたとき、研磨量ばら
つきVを、
1から分かるように、溝21を形成していない硬質研磨
布を使用した比較1及び比較2に比べて、本発明の研磨
布による研磨量のばらつき低減の効果を確認することが
できた。
6の幅が10mm、周辺回路27の幅が2mm、メモリ
−セル26と周辺回路27との間の段差が1.2μmの
被加工物16を、前記実例2の条件でメモリ−セル26
上の絶縁膜の厚さのばらつきを±0.05μmの精度で
研磨加工し、前記段差を0.4μm以下に低減すること
ができた。そしてさらに、研磨量を増加することにより
前記段差を0.1μm以下にすることができた。この値
は、1GbDRAMに対応可能な値である。
に用いるセラミックス基板を、本発明の研磨方法を使用
して平坦化した例を示す図である。図17(a)の断面
図に示すように、セラミックス基板37の表面には緻密
層38が形成されており、緻密層38の表面までコンタ
クトスタッド39が形成されている。緻密層38の表面
の凹凸の振幅が大きい場合には、LSIとコンタクトス
タッド39に導通しない部分が生じる。そこで、緻密層
38を残しながら平坦化することが必要である。研磨剤
には平均粒径約30nmのコロイダルシリカをKOH水
溶液に混濁させたものを用い、研磨布17の厚さは1.
3mmとした。研磨布のセラミックス基板37表面への
倣い性が悪い場合には、図17(b)に示すようにセラ
ミックス基板37全体に平坦化が及び、緻密層38が研
磨加工により存在しなくなる部分が生じる。そこで、前
記図16に示す研磨方法を使用して加工することによ
り、図17(c)に示すように、一定厚さの緻密層38
を残して平坦化することが可能になる。
振幅との関係を示す図で、基板表面のうねりを示す。図
18において、AはLSIチップの幅、BはLSI実装
基板の幅、CはLSI実装基板の緻密層38の厚さであ
る。LSIチップとコンタクトスタッド39とが導通不
良を起こさないためには、LSIチップの幅に対応する
波長OからAに対応する振幅の平坦化が必要である。本
発明の研磨布を用いない場合には、研磨布の基板表面形
状への倣い性が不十分なために波長OからBに対応する
振幅の平坦化が行われ、前記図17(b)のように研磨
量を緻密層38の厚さC以上にする必要があり、緻密層
38がなくなる部分が生じる。そこで、本実施例では、
LSIチップの幅Aを20mmとした場合、研磨布17
のセグメントの幅を13mmに設定し、セラミックス基
板表面の波長20μm以下に対応する波長を20μm以
下に平坦化し、LSIチップとコンタクトスタッド39
との導通不良を防止した。
物を研磨加工後に洗浄し、カセットに収納し、クリーン
ルーム内の他のプロセスとの受渡しを行い、また、クリ
ーンルームの外部で研磨布の交換及び修正をするため、
クリーンルームを汚染せず、研磨装置からクリーンルー
ム内にパーティクルや金属イオンを出さないため、クリ
ーンルーム内の他のプロセスを汚染することがない。
の研磨量を均一にするため、研磨装置の研磨定盤及び研
磨布を研磨装置上で切削修正して研磨布上の凹凸を除去
しており、研磨圧力が一定になり、研磨量を均一にする
ことができる。また、上記したように研磨布に溝を形成
することにより適正量の研磨液が供給されるので、研磨
量を均一にすることができる。また、剛性を損なうこと
なく被加工物への倣い性を大きくした研磨布を用いるこ
とにより、研磨量をさらに均一化することができる。
た場合、パーティクルや金属イオンによる欠陥を生ずる
ことなく、高い平坦度を得ることができ、露光工程での
焦点ずれを防止し、精度の高い解像度を得ることができ
るなど半導体装置の高信頼化及び高集積化を図ることが
できる。
布の模式図である。
実施例を示す図である。
を行った場合のパターン例を示す図である。
図である。
磨定盤に取付けて研磨加工を行った例を示す図である。
た例を示す図である。
の弾性体を介して研磨定盤に取付けて用いた例を示す図
である。
ある。
た場合の本発明の研磨要領の説明図である。
を示す図である。
程説明図である。
図である。
た例を示す図である。
ある。
4…純水供給管、5…研磨液供給管、6…気体排出管、
7…廃液排出管、8,10…通路(クリーンパス)、9
…他のプロセス装置、11…修正装置、12…回転主
軸、13…研磨定盤、14…研磨液、15…チャック、
16…被加工物(ウエーハ)、17…研磨布、18…直
動テーブル、19…切込み台、20…工具、21…溝、
22…取付け台、23…砥石、24…研削液、25…ネ
ジ、26…メモリーセル、27…周辺回路、28…弾性
体、29…剛体、30…金属配線、31…層間絶縁膜、
32…金具、33…パッシベーション膜、34…回転
軸、35…円盤状工具、36…弾性体、37…セラミッ
クス基板、38…緻密層、39…コンタクトスタッド。
Claims (10)
- 【請求項1】 ウエーハ上に形成された層間絶縁膜等の
研磨加工を行う研磨装置において、(i)気密性を保っ
てクリンルーム内に設置された研磨装置と、(ii)該研
磨装置とクリンルーム内の他のプロセス装置との間を接
続し該両者間に被加工物を受渡しするためのクリンルー
ムと隔離された通路と、(iii)前記研磨装置とクリー
ンルーム外部とをつなぐクリンルームと隔離された通路
と、(iv)前記研磨装置にクリーンルームの外部から
気体、純水、研磨液を供給するクリンルームと隔離され
た供給経路と、(v)前記研磨装置より排ガス、廃液、
加工屑をクリンルーム外部へ排出するクリンルームと隔
離された排出経路とを備えたことを特徴とする研磨装
置。 - 【請求項2】 前記クリンルーム内に設置された研磨装
置が、回動可能な主軸と、該主軸上に着脱可能に支持さ
れて主軸と一体に回転する研磨定盤と、被加工物を保持
し前記研磨定盤に対して相対的に回転および移動可能な
チャックと、前記研磨定盤上を移動し支持した工具によ
り前記研磨定盤および該研磨定盤上に接着された研磨布
を加工する切削修正手段とを備えてなる請求項1記載の
研磨装置。 - 【請求項3】 前記研磨定盤上に接着された研磨布が、
セル状に分割され、該分割された研磨布の裏面を、ガラ
ス、セラミックスまたは金属などの剛体で支持するとと
もに、該剛体の裏面を弾性体を介して研磨定盤上に接着
支持してなる請求項2記載の研磨装置。 - 【請求項4】 前記研磨定盤上に接着された研磨布が、
表面に所定のパターンの研磨液通路用の溝が加工され、
該溝加工された研磨布の裏面を、ガラス、セラミックス
または金属などの剛体で支持するとともに、該剛体の裏
面を弾性体を介して研磨定盤上に接着支持してなる請求
項2記載の研磨装置。 - 【請求項5】 前記クリンルーム内の他のプロセス装
置、クリンルーム内に設置された研磨装置および該両者
間を接続する通路が、その内圧を他のプロセス装置より
通路、研磨装置の順に低くなるように、差を設けてなる
請求項1記載の研磨装置。 - 【請求項6】 ウエーハ上に形成された層間絶縁膜等の
研磨加工を行う研磨方法において、(i)研磨装置を気
密性を保ってクリンルーム内に設置し、(ii)該研磨装
置とクリンルーム内の他のプロセス装置との間の被加工
物の受渡しをクリンルームと隔離された通路を介して行
い、(iii)前記研磨装置の研磨加工に使用する気体、
純水、研磨液はクリーンルームの外部からクリンルーム
と隔離された供給経路を介して供給し、研磨加工により
発生する排ガス、廃液、加工屑は前記研磨装置よりクリ
ンルームと隔離された排出経路を介してクリンルーム外
部へ排出し、(iv)研磨布の交換及び修正を該研磨布
を研磨定盤とともに前記研磨装置より取外してクリーン
ルーム外部とつなぐクリンルームと隔離された通路を介
してクリーンルーム外部で行うことを特徴とする研磨方
法。 - 【請求項7】 前記被加工物の受渡しが、該被加工物を
密閉容器に収納して行われる請求項6記載の研磨方法。 - 【請求項8】 前記研磨布の交換及び修正が、研磨布を
研磨定盤とともに研磨装置から取外したのち密閉容器に
収めてクリーンルームの外部に出して行われ、研磨布の
交換及び修正後、該研磨布と研磨定盤を洗浄し研磨布を
研磨定盤とともに密閉容器に収めてクリーンルーム内に
入れて研磨装置に取り付けられる請求項6記載の研磨方
法。 - 【請求項9】 前記クリンルーム内に設置された研磨装
置における被加工物の研磨加工が、セル状に分割された
研磨布の裏面を、ガラス、セラミックスまたは金属など
の剛体で支持し、かつ該剛体の裏面を弾性体を介して研
磨定盤上に接着支持し、前記研磨布の表面に、チャック
に弾性体を介して支持された被加工物を押圧して行われ
る請求項6記載の研磨方法。 - 【請求項10】 前記クリンルーム内に設置された研磨
装置における被加工物の研磨加工が、表面に格子状パタ
ーンの溝を形成した研磨布の裏面を、ガラス、セラミッ
クスまたは金属などの剛体で支持し、かつ該剛体の裏面
を弾性体を介して研磨定盤上に接着支持し、前記研磨布
の表面に、チャックに弾性体を介して支持された被加工
物を押圧して行われる請求項6記載の研磨方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20875494A JP3612599B2 (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 研磨方法およびその装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP20875494A JP3612599B2 (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 研磨方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0878299A true JPH0878299A (ja) | 1996-03-22 |
JP3612599B2 JP3612599B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1144443A (ja) * | 1997-07-24 | 1999-02-16 | Oki Electric Ind Co Ltd | クリーンルーム、半導体素子製造方法、半導体素子製造用処理室、半導体素子製造装置および半導体素子用部材の洗浄方法 |
WO2014156840A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 富士紡ホールディングス株式会社 | 研磨パッド及び研磨方法 |
JP2014195840A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 富士紡ホールディングス株式会社 | 研磨パッド |
-
1994
- 1994-09-01 JP JP20875494A patent/JP3612599B2/ja not_active Expired - Fee Related
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