JPH0878133A - サージアブソーバ - Google Patents

サージアブソーバ

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JPH0878133A
JPH0878133A JP21104494A JP21104494A JPH0878133A JP H0878133 A JPH0878133 A JP H0878133A JP 21104494 A JP21104494 A JP 21104494A JP 21104494 A JP21104494 A JP 21104494A JP H0878133 A JPH0878133 A JP H0878133A
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JP
Japan
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surge
glass tube
absorbing element
pair
surge absorber
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Application number
JP21104494A
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English (en)
Inventor
Fujio Ikeda
富士男 池田
Yasuyuki Ogata
康行 緒方
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過電流又は過電圧が印加されたときに迅速に
放電を停止して電子機器等の過熱又は発火を防止する。
部品点数が少なくて済み、小型で、簡単に製造でき、量
産性に優れる。 【構成】 サージアブソーバ15は、サージ吸収素子2
0が不活性ガス14とともにガラス管11内に収容され
る。サージ吸収素子20は導電性皮膜21で被包した円
柱状のセラミック素体22の周面にマイクロギャップ2
3が形成され、セラミック素体23の両端に一対のキャ
ップ電極24,25を有する。ガラス管11の両端に一
対の封止電極12,13が相対向して封着され、一対の
封止電極12,13が封着状態でサージ吸収素子20を
固定し、かつ一対のキャップ電極24,25に電気的に
接続される。ガラス管11の周面にサージ吸収素子20
の発熱により亀裂を生じさせる浅い溝19が形成された
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話機、ファクシミリ、
電話交換機、モデム等の通信機器用の電子機器に印加さ
れるサージ電圧の吸収機能に加えて、継続的な過電圧又
は過電流の電子機器への侵入時に電子機器やこの機器を
搭載するプリント基板の熱的損傷又は発火を防止するサ
ージアブソーバに関する。更に詳しくは、マイクロギャ
ップを有するサージ吸収素子を不活性ガスとともにガラ
ス管に封止(hermetic seal)した放電型のサージアブ
ソーバに関するものである。本明細書で、過電圧又は過
電流とは、サージアブソーバの放電開始電圧を上回る異
常電圧とこれに伴う異常電流をいう。
【0002】
【従来の技術】従来、ハーメチックシールしたマイクロ
ギャップ式のサージアブソーバとして、図5及び図6に
示すようなサージアブソーバ9a及び9bが知られてい
る。2つのサージアブソーバ9a及び9bに内蔵される
マイクロギャップ式サージ吸収素子1は、チタンのよう
な導電性皮膜1aで被包した円柱状のセラミック素体1
bの中央に円周方向に幅数10μmのマイクロギャップ
1cを形成し、このセラミック素体1bの両端に一対の
キャップ電極1d,1eを冠着して作られる。図5に示
すように、サージアブソーバ9aは、サージ吸収素子1
をガラス管4内に収容してサージ吸収素子1の両端に一
対の封止電極2,3を配置し、これらの封止電極2,3
をキャップ電極1d,1eに電気的に接続し同時にガラ
ス管4内部にアルゴンガスのような不活性ガス5を封入
して作られる。封止電極2,3にはそれぞれリード線
6,7が接続される。
【0003】図6に示すように、サージアブソーバ9b
は、マイクロギャップ式サージ吸収素子1をその両端の
キャップ電極1d,1eに接続したリード線6,7とと
もにガラス管8で封止して作られる。ガラス管8にはア
ルゴンガスのような不活性ガス5が封入される。上記サ
ージアブソーバ9a又は9bでは雷サージ等に起因して
リード線6,7に異常電圧が印加すると、最初に円柱状
のセラミック素体1bを被包する導電性皮膜1aに沿っ
てグロー放電が起こり、最終的に一対のキャップ電極1
d,1e間でのアーク放電に移行してサージ電圧を吸収
する。
【0004】上記サージアブソーバ9a又は9bは、電
子機器の一対の入力線路にこの電子機器に並列に接続さ
れ、電子機器の使用電圧より高い電圧で動作するように
構成される。即ち、上記サージアブソーバはその放電開
始電圧より低い電圧では抵抗値の高い抵抗体であるが、
印加電圧がその放電開始電圧以上のときには数10Ω以
下の抵抗値の低い抵抗体になる。電子機器に雷サージ等
の数kV〜数10kVのサージ電圧が瞬間的に印加され
ると、上記サージアブソーバが放電し、このサージ電圧
を吸収して電子機器を保護するようになっている。
【0005】しかし、電子機器を含む回路に過電圧又は
過電流(例えばAC600Vで300mA)が不慮の事
故等により継続して加わると、上記サージアブソーバに
電流が流れ続ける。この結果、サージアブソーバが発熱
し周辺の電子機器の発火の原因となる。通常、このよう
な過電圧又は過電流が回路に継続して侵入することは考
えられないが、不慮の事故を想定して最大限の安全対策
を施していく考えが広まってきている。例えば、米国の
UL(Underwriter's Laboratories Inc.)では、この
ような継続的な過電圧又は過電流の侵入時にサージアブ
ソーバが通信機器に火災や電撃の危険を与えてはならな
いように、サージアブソーバに対して所定の安全規格を
制定している。
【0006】従来、こうした安全規格に適合し、継続的
な過電圧又は過電流に起因した電子機器の発火を防止し
得るサージアブソーバとして、図3に示すように低融点
金属線10を図5に示したサージアブソーバ9aのガラ
ス管4の表面に密着させたサージアブソーバ9cが知ら
れている。このサージアブソーバ9cは低融点金属線1
0とサージアブソーバ9aを基板10aとカバー10b
により密封し、低融点金属線10の端子10c,10d
と、リード線6,7の端子10e,10fとを基板10
aからそれぞれ別々に突設している。このサージアブソ
ーバ9cは、継続的な過電圧又は過電流(例えばAC6
00Vで300mA)の侵入があると低融点金属線10
が直ちに溶断して、サージアブソーバ9aの異常発熱の
みならず、電子機器やこの機器を搭載するプリント基板
の熱的損傷、発火等を防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記サージア
ブソーバ9cは、上記特長がある反面、高いサージ電流
が侵入すると、低融点金属線10が容易に溶断するため
サージ耐量が比較的低い欠点があった。また上記サージ
アブソーバ9cは部品点数が多く構造が複雑で、小型化
しにくく、製造コストを低減することは至難であった。
本発明の目的は、雷サージのような瞬間的なサージ電圧
を吸収することに加えて、継続的な過電圧又は過電流の
侵入があった場合にはサージアブソーバの異常発熱のみ
ならず、電子機器やこの機器を搭載するプリント基板の
熱的損傷、発火等を防止することができ、しかも高いサ
ージ耐量を有するサージアブソーバを提供することにあ
る。
【0008】本発明の別の目的は、部品点数が少なくて
済み、製造が簡単で、小型化し易く量産性に優れたサー
ジアブソーバを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、図1に示すように、本発明の第1のサージアブソー
バ15は、導電性皮膜21で被包した円柱状のセラミッ
ク素体22の周面にマイクロギャップ23が形成され、
セラミック素体23の両端に一対のキャップ電極24,
25を有するサージ吸収素子20が不活性ガス14とと
もにガラス管11内に収容され、このガラス管11の両
端に一対の封止電極12,13が相対向して封着され、
一対の封止電極12,13が封着状態でサージ吸収素子
20を固定し、かつ一対のキャップ電極24,25に電
気的に接続される。その特徴ある構成は、ガラス管11
の周面にサージ吸収素子20の発熱により亀裂を生じさ
せる浅い溝19が形成されたことにある。
【0010】また図2に示すように、本発明の第2のサ
ージアブソーバ35は、上記サージ吸収素子20のキャ
ップ電極24,25に一対のリード線26,27が接続
され、このサージ吸収素子20が不活性ガス14ととも
にガラス管28により封止され、かつ一対のリード線2
6,27がガラス管28から突出して形成される。その
特徴ある構成は、ガラス管28の周面にサージ吸収素子
20の発熱により亀裂を生じさせる浅い溝29が形成さ
れたことにある。
【0011】以下、本発明を詳述する。図1及び図2に
示すように、マイクロギャップ式のサージアブソーバ1
5及び35はガラス管11及び28の内部にサージ吸収
素子20がそれぞれ収容される。サージ吸収素子20は
導電性皮膜21で被包した円柱状のセラミック素体22
の両端に一対のキャップ電極24,25を冠着した後、
セラミック素体22の中央に円周方向にマイクロギャッ
プ23を形成して作られる。導電性皮膜21はスパッタ
リング法、蒸着法、イオンプレーティング法、めっき
法、CVD法等の薄膜形成法によりセラミック素体22
を被包するようにセラミック素体22の表面に形成され
る。この導電性皮膜21はTi,TiN,W,SnO2
などからなる。マイクロギャップ23はレーザにより導
電性皮膜21を分割するように形成される。マイクロギ
ャップはレーザ光線の焦点深度及び導電性皮膜の厚さか
ら10〜200μmの幅に形成される。
【0012】サージアブソーバ15はこのサージ吸収素
子20をガラス管11内に収容してセラミック素体22
の両端に一対の封止電極12,13を配置し、これらの
封止電極12,13をキャップ電極24,25に電気的
に接続し同時にガラス管11内部にAr,Ne,He,
2,CO2などの不活性ガス14を封入して作られる。
収容されたサージ吸収素子20は一対の封止電極12,
13をガラス管11の両端に封着するときに封止電極1
2,13により固定される。一方、サージアブソーバ3
5はサージ吸収素子20のキャップ電極24,25の外
面にリード線26,27をそれぞれ接続した後、これを
ガラス管28の中に収容し、不活性ガス14とともに封
止する。リード線26,27はガラス管28から突出す
る。
【0013】本発明のガラス管11及び28はホウケイ
酸ガラスのような硬質ガラス、又は鉛ガラス、ソーダ石
灰ガラスのような軟質ガラスから作られる。ガラス管1
1及び28の周面にはサージ吸収素子20の発熱により
亀裂を生じさせる浅い溝19及び29がそれぞれ形成さ
れる。サージ吸収素子20がガラス管11及び28の中
央部にそれぞれ位置し、マイクロギャップ23がサージ
吸収素子20の中央部に位置するときには、浅い溝19
及び29もガラス管の中央部に形成される。ここでサー
ジ吸収素子20の発熱とは、サージアブソーバに継続的
な過電圧又は過電流(例えばAC600Vで300m
A)の侵入があったときに、サージ吸収素子20の発生
する500〜800℃程度の発熱をいう。浅い溝19及
び29はガラス管の厚さをtとするとき、(1/100
0)t〜(10/1000)tの深さで、ガラス管の全
周をsとするとき、(1/4)s〜(1/3)sの長さ
を有する。深さが(1/1000)t未満か、又は長さ
が(1/4)s未満ではサージ吸収素子20の発熱によ
り亀裂を生じさせるには不十分であり、また深さが(1
/1000)tを越えるか、又は長さが(1/3)sを
越えると、サージアブソーバの通常の取扱い中に亀裂や
割れを生じて本来のサージ吸収機能を失う恐れがある。
浅い溝19及び29はガラス管の内周面でも外周面でも
よいが、加工の容易性を考慮すると外周面が好ましい。
浅い溝19及び29はガラス管の長手方向、周方向又は
この中間の斜め方向に形成される。加工の容易性を考慮
すると周方向が好ましい。
【0014】
【作用】本発明のサージアブソーバ15又は35が接続
された線路に継続して過電圧又は過電流が侵入すると、
サージ吸収素子20の導電性皮膜21がマイクロギャッ
プ23付近で放電が始まり、これによりマイクロギャッ
プ23付近が熱損傷し、発熱する。この発熱により浅い
溝19又は29から亀裂を生じる。この亀裂を通して不
活性ガス14で満たされていたガラス管11又は28内
に空気が流入する。ガラス管11又は28の内部に空気
が入ると、放電維持電圧が通常の過電圧より高くなり放
電が停止する。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。 <実施例>図1に示すマイクロギャップ式のサージアブ
ソーバ15を次の方法により製造した。先ずガラス管1
1内に収容されるサージ吸収素子20を用意した。この
サージ吸収素子20の円柱状のセラミック素体22はム
ライト焼結体からなり、この表面はスパッタリングによ
りチタン(Ti)からなる導電性皮膜21で被包され
る。このセラミック素体22の両端にステンレス製のキ
ャップ電極24と25が冠着される。セラミック素体2
2の中央部にレーザビームを照射して導電性皮膜21を
円周方向にトリミングして幅約30μmのマイクロギャ
ップ23が形成され、サージ吸収素子20が作製され
る。
【0016】ガラス管11として低融点の鉛ガラス管を
用意し、このガラス管11をカーボンヒータを設けた封
着室(図示せず)に配置した。ガラス管11の内部にサ
ージ吸収素子20を入れ、封止電極12及び13をガラ
ス管11内に挿入し、ガラス管が中央に位置するように
サージ吸収素20を挟持した。封止電極12がキャップ
電極24に、また封止電極13がキャップ電極25に電
気的にそれぞれ接続された。
【0017】封着室を負圧にすることによりガラス管内
部の空気を抜いた後、代わりにアルゴン(Ar)ガスを
封着室に供給して240Torrの圧力でガラス管内に
このアルゴンガス14を導入した。この状態でカーボン
ヒータによりガラス管11及び封止電極12,13を7
40℃、1分間加熱した。封止電極12,13がガラス
管11に封着した。このガラス管11は長さ7.0m
m、内径1.5mm、外径2.6mmの寸法を有した。
このガラス管11の外周面に深さが数μmで、長さが全
周の約1/4の周方向の浅い溝19を市販のガラス切り
を用いて形成した。
【0018】<比較例1>図5に示すマイクロギャップ
式のサージアブソーバ9aを比較例1とした。このサー
ジアブソーバ9aは、ガラス管11の外周面に浅い溝1
9を形成しない以外は実施例と同一条件でサージアブソ
ーバ9aを製造した。
【0019】<比較例2>図3に示すサージアブソーバ
9cを比較例2とした。このサージアブソーバ9cは、
比較例1のサージアブソーバ9aのガラス管4の外面に
(8×20)μsec−500Aで初めて溶断する低融
点金属線10を巡らせ、その両端を基板10aを貫通す
る端子10c,10dに接続した。またサージアブソー
バ9aのリード線6,7に基板10aを貫通する端子1
0e,10fに接続した。これらのサージアブソーバ9
a及び低融点金属線10をカバー10bにより密封し
た。カバー10bは、たて1.8cm、よこ0.9c
m、高さ1.05cmの寸法を有する。
【0020】<比較試験と評価>実施例と比較例1と比
較例2のサージアブソーバについて、それぞれ放電開
始電圧、絶縁抵抗及び静電容量を測定し、過電圧
・過電流の印加試験及びサージ耐量試験を行った。た
だし、比較例2のサージアブソーバ9cは図4に示すよ
うに端子10d及び端子10eを接続してサージアブソ
ーバ9aと低融点金属線10とを直列に接続することに
より、端子10c及び端子10fにて測定又は試験し
た。過電圧・過電流の印加試験はAC600V−0.
25mAの過電圧・過電流を30分間印加した。また
サージ耐量試験は(8×20)μsecサージにて耐え
うる電流値を測定した。その結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1から明らかなように、比較例1のサー
ジアブソーバ9aは過電圧・過電流の印加試験で放電
を持続する欠点があり、比較例2のサージアブソーバ9
cはサージ耐量が500Aと低かった。これに対して
実施例のサージアブソーバ15は過電圧・過電流の印
加試験で放電は約1秒で停止し、サージ耐量は100
0Aと高かった。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、雷
サージのような瞬間的なサージ電圧を吸収することに加
えて、継続的な過電圧又は過電流の侵入があった場合に
はサージ吸収素子の発熱により浅い溝から亀裂が生じ
て、ガラス管内に空気が流入するため、これにより放電
維持電圧が上昇し、サージアブソーバの異常発熱のみな
らず、電子機器及びこの機器を搭載するプリント基板の
熱的損傷、発火等を防止することができる。また本発明
のサージアブソーバは従来のような低融点金属線を用い
ないため、部品点数を減少してコストを削減でき、占有
スペースが僅かで済み、製造が簡便で量産性に優れる。
特に継続的な過電圧又は過電流により放電維持電圧が上
昇した後では、サージに対する応答性は低下するが、次
に到来するサージ電圧を吸収するサージアブソーバ本来
の機能を依然として有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロギャップ式のサージアブソー
バの中央縦断面図。
【図2】本発明の別のマイクロギャップ式のサージアブ
ソーバの中央縦断面図。
【図3】従来例の低融点金属線付きサージアブソーバの
斜視図。
【図4】比較試験時の図3のサージアブソーバの回路構
成図。
【図5】従来例のマイクロギャップ式のサージアブソー
バの図1に対応する断面図。
【図6】従来例のマイクロギャップ式のサージアブソー
バの図2に対応する断面図。
【符号の説明】
15,35 サージアブソーバ 11,28 ガラス管 12,13 封止電極 14 不活性ガス 16,17,26,27 リード線 19,29 浅い溝 20 サージ吸収素子 21 導電性皮膜 22 セラミック素体 23 マイクロギャップ 24,25 キャップ電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性皮膜(21)で被包した円柱状のセラ
    ミック素体(22)の周面にマイクロギャップ(23)が形成さ
    れ、前記セラミック素体(22)の両端に一対のキャップ電
    極(24,25)を有するサージ吸収素子(20)が不活性ガス(1
    4)とともにガラス管(11)内に収容され、前記ガラス管(1
    1)の両端に一対の封止電極(12,13)が相対向して封着さ
    れ、前記一対の封止電極(12,13)が封着状態で前記サー
    ジ吸収素子(20)を固定し、かつ前記一対のキャップ電極
    (24,25)に電気的に接続されたサージアブソーバにおい
    て、 前記ガラス管(11)の周面に前記サージ吸収素子(20)の発
    熱により亀裂を生じさせる浅い溝(19)が形成されたこと
    を特徴とするサージアブソーバ。
  2. 【請求項2】 導電性皮膜(21)で被包した円柱状のセラ
    ミック素体(22)の周面にマイクロギャップ(23)が形成さ
    れ、前記セラミック素体(22)の両端に一対のキャップ電
    極(24,25)を有し、前記キャップ電極(24,25)に一対のリ
    ード線(26,27)が接続されたサージ吸収素子(20)が不活
    性ガス(14)とともにガラス管(28)により封止され、かつ
    前記一対のリード線(26,27)がガラス管(28)から突出し
    たサー ジアブソーバにおいて、前記ガラス管(28)の周面に前記
    サージ吸収素子(20)の発熱により亀裂を生じさせる浅い
    溝(29)が形成されたことを特徴とするサージアブソー
    バ。
JP21104494A 1994-09-05 1994-09-05 サージアブソーバ Pending JPH0878133A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006114882A1 (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha ガスチューブアレスタおよび回路装置
JP2009021039A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Mitsubishi Materials Corp サージアブソーバ及びサージアブソーバの実装構造

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WO2006114882A1 (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha ガスチューブアレスタおよび回路装置
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