JPH0877152A - 音声合成装置 - Google Patents

音声合成装置

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JPH0877152A
JPH0877152A JP6230344A JP23034494A JPH0877152A JP H0877152 A JPH0877152 A JP H0877152A JP 6230344 A JP6230344 A JP 6230344A JP 23034494 A JP23034494 A JP 23034494A JP H0877152 A JPH0877152 A JP H0877152A
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JP
Japan
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character string
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sentence
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Pending
Application number
JP6230344A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Abe
哲也 阿部
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 テキスト解析部1は、単語辞書2を用いて、
入力されたテキスト文の解析を行う。文字列表示制御部
3は、テキスト解析部1で解析された文に対して、音質
を表示色、声の高さを文字の表示位置の上下関係、発生
の速さを各文字の間隔、声の大きさを文字の輝度、アク
セントの大きさを文字の上方に位置するアクセント記号
により、韻律を表した文字列を表示する。文字列訂正部
4は、これらの各文字に対する表示状態の選択や、他の
文字との相対位置関係の選択を受けて、文字列を訂正
し、合成音声のための文字列として出力する。 【効果】 実際の合成音のイメージをつかみ易く、編集
効率を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各文字を文字コードで
表したテキスト文を入力し、この文のテキスト解析を行
って当該文に対して韻律を付与し、その韻律に従って合
成音声出力を行う音声合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各文字を文字コードで表したテキスト文
を入力し、音声を合成して出力する音声合成装置が用い
られている。この種の音声合成装置は、テキスト文を入
力すると、その文のテキスト解析を行って、中間言語
(韻律記号付き仮名文字列)が生成され、次に、この中
間言語から合成パラメータを生成し、更に、この合成パ
ラメータに基づいて音声合成処理を行って合成音声を出
力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような音声合成
装置は、合成音声の編集のため、中間言語内の韻律記号
をマニュアル操作にて、ディスプレイ画面上で変更、追
加ができるようになっている。しかしながら、従来の中
間言語の編集では、韻律記号を追加、変更するのみで、
実際の合成音声のイメージ(発生した場合の感じ)をつ
かみ難く、合成音声を聞いて再度編集する等、効率が悪
いという問題があり、このような問題を解決することの
できる音声合成装置の実現が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の音声合成装置
は、前述の課題を解決するために、テキスト解析を行っ
た文を、各文字自体の表示状態と他の文字との相対位置
関係により、その文に対する韻律を表した文字列を表示
させる文字列表示制御部を設ける。そして、各文字に対
する表示状態の選択と他の文字との相対位置関係の選択
を受け、これら選択に対応して文字列の韻律を訂正し、
合成音声出力を行うための文字列として出力する文字列
訂正部を備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明の音声合成装置は、文字列表示制御部
が、各文字自体の表示状態と他の文字との相対位置関係
により、その文に対する韻律を表した文字列を表示させ
る。この表示の結果、作業者が訂正を行った場合、文字
列訂正部は、各文字に対する表示状態の選択と他の文字
との相対位置関係の選択を受け、これら選択に対応して
文字列の韻律を訂正し、合成音声出力を行うための文字
列として出力する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の音声合成装置の実施例を示す
構成図である。図の装置は、キーボードやマウス等の入
力装置とCRT等の表示装置および音声出力装置等を備
えたパーソナルコンピュータ等で実現され、テキスト解
析部1、単語辞書2、文字列表示制御部3、文字列訂正
部4、合成パラメータ生成部5、音声素片データ6、音
声合成処理部7からなる。
【0007】テキスト解析部1は、各文字が文字コード
で表されたテキストデータが入力された場合、単語辞書
2を用いてその解析を行うものである。即ち、このテキ
スト解析部1の機能として、形態素解析、読み付与、ア
クセント付与、イントネーション付与、ポーズ設定を行
うものであり、これらの機能は既知のものである。単語
辞書2は、漢字仮名交じり文の漢字から仮名変換を行う
ための辞書であり、パーソナルコンピュータにおけるメ
モリ上に構成されている。
【0008】文字列表示制御部3は、テキスト解析部1
でテキスト解析を行った文を、各文字自体の表示状態と
他の文字との相対位置関係により、その文に対する韻律
を表した文字列を表示させる機能を備えている。即ち、
この文字列表示制御部3は、音質を表示色、声の高さを
文字の表示位置の上下関係、発生の速さを各文字の間
隔、声の大きさを文字の輝度、アクセントの大きさを文
字の上方に位置するアクセント記号により、韻律を表し
た文字列をCRT画面上に表示するものであり、この詳
細については後述する。
【0009】文字列訂正部4は、文字列表示制御部3に
よって表示された結果、作業者がキーボードやマウス等
を操作して訂正を行った場合、各文字に対する表示状態
の選択と他の文字との相対位置関係の選択を受け、これ
ら選択に対応して文字列の韻律を訂正し、合成音声出力
を行うための文字列として出力する機能を備えている。
即ち、この文字列訂正部4は、各文字に対する上下方向
の表示位置の選択で声の高さを決定し、文字間隔で発生
の速さを決定し、輝度の選択で声の大きさを、また、ア
クセント記号の種類の選択でその文字のアクセントの訂
正を受け入れるものである。
【0010】合成パラメータ生成部5は、文字列訂正部
4によって訂正された韻律が付与された文字列が入力さ
れた場合、その韻律に基づき合成パラメータを生成する
ためのものである。即ち、ピッチパタン生成、振幅パタ
ン生成、音韻継続時間設定、音声素片取り出し、といっ
た動作を行う機能を備えている。尚、これらの機能は、
既知のものである。また、音声素片データ6は、合成音
声を形成する素となる音声素片データであり、メモリ等
に格納されているものである。音声合成処理部7は、合
成パラメータ生成部5で生成された合成パラメータに基
づき、所望する合成音声を生成して出力する機能を備え
ている。
【0011】図2は、文字列表示制御部3と文字列訂正
部4における韻律表示の説明図である。 (a)音質…男性の声は青、女性の声は赤で表す。 (b)声の高さ…声の高さは、文字の表示位置の上下の
位置で表し(高さは8段階となっている)、上へいく程
声が高くなる。 (c)発生の速さ…発生の速さは、文字と文字との間隔
で表す(その間隔は10段階となっている)。 (d)声の大きさ…声の大きさは、文字の輝度で表す
(8段階)。 (e)アクセントの大きさ…アクセントは、文字の上側
にアクセント記号を付加する(3段階)。
【0012】このように構成された音声合成装置では、
テキスト解析部1でのテキスト解析が行われると、その
解析結果に基づき、文字列表示制御部3が、上記図2に
示した各文字の状態で表示を行う。
【0013】図3は、このような表示を従来の表示と比
較して示す説明図である。即ち、この例では、「家族の
皆様にも宜しくお伝え下さい」といった文を中間言語で
表したものである。実施例の表示では、声の高さやアク
セントの大きさ等が視覚的に表されているため、作業者
にとっても、容易に合成音の状態を想像することができ
る。尚、従来の表示中、“P0”〜“P3”や“}”等
が韻律記号であり、このような韻律記号によって、声
質、声の高さ、発生の速さ、声の大きさ、アクセントの
大きさを表現していたものである。
【0014】このように表示された後、作業者が訂正を
行う場合は、次のように行う。例えば、マウスを操作し
て訂正文字にカーソルを合わせ、ボタン操作を行うと、
メニューウインドウが表示され、このメニューウインド
ウ中から選択を行う。例えば、声の高さを訂正する場
合、訂正文字を指定することで8段階の選択を行うこと
のできるメニューウインドウが表示され、この8段階の
中から選択するものである。あるいは、声の高さや発生
の速さを訂正する場合等では、対応する文字にカーソル
を合わせてそのまま所望する位置まで画面上で移動させ
るよう構成してもよい。
【0015】以上のように、上記実施例では、音質を表
示色、声の高さを文字の表示位置の上下、発生の速さを
文字間の間隔、声の大きさを文字の輝度、アクセントの
大きさを文字の上方に位置するアクセント記号といった
ように、それぞれ韻律を視覚的に表すようにしたので、
実際の合成音のイメージがつかみ易く、従って合成音声
の編集作業効率を向上させることができる。
【0016】尚、上記実施例では、各文字自体の表示状
態で表す韻律として、表示色、輝度、アクセントの大き
さとし、他の文字との相対位置関係で表す韻律として、
声の高さや発生の速さを表すようにしたが、このような
表示に限定されるものではなく、視覚的に韻律を表すも
のであれば、他の表示であってもよい。また、声の高さ
や発生の速さ等の段階は上記実施例の8段階や10段階
等に限定されるものではなく、任意の選択が可能であ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の音声合成
装置によれば、テキスト解析を行った文を、各文字自体
の表示状態と他の文字との相対位置関係に基づき韻律を
表すようにしたので、韻律表示が視覚的に捉えられ、実
際の合成音のイメージを容易につかむことができ、その
結果、編集効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声合成装置の構成図である。
【図2】本発明の音声合成装置における韻律表示の説明
図である。
【図3】本発明の音声合成装置の実施例における表示例
を従来例と比較して示す説明図である。
【符号の説明】
1 テキスト解析部 3 文字列表示制御部 4 文字列訂正部 5 合成パラメータ生成部 7 音声合成処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各文字を文字コードで表したテキスト文
    を入力し、この文のテキスト解析を行って当該文に対し
    て韻律を付与し、この韻律に従って合成音声出力を行う
    音声合成装置において、 前記テキスト解析を行った文を、各文字自体の表示状態
    と他の文字との相対位置関係により、前記文に対する韻
    律を表した文字列を表示させる文字列表示制御部と、 前記各文字に対する表示状態の選択と他の文字との相対
    位置関係の選択を受け、これら選択に対応して前記文字
    列の韻律を訂正し、合成音声出力を行うための文字列と
    して出力する文字列訂正部を備えたことを特徴とする音
    声合成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の音声合成装置において、 音質を表示色、声の高さを文字の表示位置の上下関係、
    発生の速さを各文字の間隔、声の大きさを文字の輝度、
    アクセントの大きさを文字の上方に位置するアクセント
    記号により、韻律を表した文字列を表示する文字列表示
    制御部と、 各文字に対する上下方向の表示位置の選択で声の高さを
    決定し、文字間隔で発生の速さを決定し、輝度の選択で
    声の大きさを、アクセント記号の種類の選択でその文字
    のアクセントの訂正を受け入れる文字列訂正部を備えた
    ことを特徴とする音声合成装置。
JP6230344A 1994-08-31 1994-08-31 音声合成装置 Pending JPH0877152A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960042520A (ko) * 1995-05-29 1996-12-21 다까노 야스아끼 음성 합성 장치
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