JPH0876949A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0876949A
JPH0876949A JP6207204A JP20720494A JPH0876949A JP H0876949 A JPH0876949 A JP H0876949A JP 6207204 A JP6207204 A JP 6207204A JP 20720494 A JP20720494 A JP 20720494A JP H0876949 A JPH0876949 A JP H0876949A
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image
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black
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Withdrawn
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JP6207204A
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English (en)
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Yukihiro Ozeki
行弘 大関
Katsuhiro Sakaizawa
勝弘 境澤
Yasunori Kono
康則 児野
Koji Sato
康志 佐藤
Yukihide Ushio
行秀 牛尾
Izumi Narita
泉 成田
Kazunori Taira
和憲 平
Naohiro Nakane
直広 中根
Kenji Muto
健二 武藤
Noboru Yukimura
昇 幸村
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Ink Jet (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力画像データの種類とそのデータ量に応じ
て最適な画像形成方式を選択して画像形成を行ない、か
つ、消費電力を抑えることのできる画像形成装置を提供
する。 【構成】 入力画像データを白黒画像データとカラー画
像データとに分離してそれぞれをRAM25とRAM2
6に一時的に格納する。このとき、白黒画像データ量
(a)を測定する。このデータ量(a)を所定の閾値
(b)と比較する。この結果、a=0、或いは、a≦b
であるなら、入力画像データは全てインクジェット方式
を用いた第2画像形成部Bで画像形成され、a>bであ
るなら、白黒画像データは電子写真方式を用いた第1画
像形成部Aで、カラー画像データは第2画像形成部Bで
画像形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、特
に、カラー画像と白黒画像が混在した画像を記録媒体上
に出力する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像と白黒画像が混在する
画像情報の出力手段としては、電子写真方式を用いた画
像形成装置や、インクジェット方式や熱転写方式等を用
いた画像形成装置がある。前者の場合、高品位な出力画
像を高速で得られる反面、装置本体のコストが高く、ま
た、定期的なメンテナンスをなくすことが難しくデスク
トップ型のプリンタとして用いるには難がある。
【0003】一方、後者の場合、装置本体のコストは低
廉で、またメンテナンスも容易であるので、デスクトッ
プ型プリンタとして普及している。しかし、文字画像等
を出力した場合、画質の鮮鋭さに欠け、特に、カラー画
像中に黒で文字を出力した場合、文字のにじみが生じ、
画像品質を著しく低下させる。また、インクジェット方
式の場合、文字の黒さにも欠ける。さらに、デスクトッ
プ型プリンタとして用いる場合、白黒画像のみを出力す
ることが多く、比較的高品位に画像出力しようとすると
記録紙をコート紙等のメーカ指定の特殊紙とする必要が
あってランニングコストが高くなる。加えて、インクジ
ェット方式のプリンタの出力速度が遅いことは大きな問
題となっている。
【0004】そこで、上記のような問題を解決すべく、
特開平4−294379号、特開平5−6127号、特
開平5−134824号等に開示されているように白黒
画像を出力するために電子写真方式を用い、カラー画像
を出力するためにインクジェット方式を用いるように、
2つの方式を組み合わせた装置が提案されている。即
ち、電子写真方式とインクジェット方式のそれぞれの長
所を組み合わせることによって、上記の問題を解決し、
理想的なデスクトップ型カラープリンタを提供しようと
する試みである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、コンピュータ等の外部装置から入力された画像
データに対して、白黒画像を電子写真方式に従う画像形
成部で、一方カラー画像をインクジェット方式等の電子
写真方式以外の画像形成部で出力するような構成であ
り、特に、入力画像データの色情報によって、各色情報
を出力する画像形成部を選択する制御を行ない、例え
ば、入力画像データが白黒画像とカラー画像の混在画像
データである場合、白黒画像を電子写真方式に従う画像
形成部で、カラー画像をインクジェット方式の画像形成
部で出力するように、また、入力画像データが白黒画像
のみの場合は、電子写真方式に従う画像形成部のみを用
い、入力画像データがカラー画像のみの場合は、インク
ジェット方式に従う画像形成部のみを用いるようにして
いたので、以下に示す様な問題があった。
【0006】(1)入力画像データが白黒画像とカラー
画像の混在画像データであった場合、白黒画像の情報量
の多少にかかわらず、白黒画像は電子写真方式に従う画
像形成部で、一方、カラー画像はインクジェット方式に
従う画像形成部で出力する。従って、白黒画像の情報量
が少ない場合、例えば、黒情報が文字で一文字分しかな
い場合でも、その画像データを電子写真方式の画像形成
部で出力してしまう。その結果、白黒画像の情報量が非
常に少なくても電子写真方式の画像形成部を動作させる
為の電力が必要になる。
【0007】周知の通り、電子写真方式の画像形成部
は、白黒画像を樹脂を主成分とするトナーを用いて形成
する為、このトナー画像を転写材上に永久定着するため
に熱定着器を用いる。つまり、白黒画像の情報量が非常
に少なくても、電子写真方式の画像形成部を動作させる
限り、熱定着器を所定の温度に温度調整する必要がある
ので、白黒画像の情報量にかかわらず、所定量の熱エネ
ルギー、電力消費が必要となる。従って、画像データの
内容によっては、非常に無駄な電力消費を行ってしまう
という問題がある。
【0008】(2)さらに、白黒画像の情報量が非常に
少なくとも電子写真方式の画像形成部を動作させること
は、その画像形成部の各構成部品の摩耗や劣化を一層速
めてしまうという問題が生じる。具体的に例を上げる
と、クリーニング装置等による感光体の削れや、定着装
置の定着ローラ、加圧ローラ、排紙ローラ等の摩耗等が
ある。このような磨耗や劣化が速いと、トナー量が十分
にあっても、良好な画像出力ができず、消耗部品の交換
を頻繁に行なう必要があり、ランニングコストの観点か
らも、非常に不経済である。
【0009】(3)入力画像データが白黒画像とカラー
画像の混在画像データであって、カラー画像データ量が
多い場合、その画像データのデータ処理に多くの時間が
費やされるので、白黒画像の画像形成とその出力を急ぐ
必要がなくなるにもかかわらず、従来の画像形成装置で
は、画像データの内容にかかわらず、常に電子写真方式
の画像形成部を所定の条件で動作させるような構成であ
る為、(1)で述べたと同様に、熱定着器で所定量の熱
エネルギーを消費する、つまり電力消費が発生する。つ
まり、白黒画像の出力を急ぐ必要がない場合でも、常
に、所定量の電力消費が発生するので、画像データの内
容によっては、ランニングコストの観点からやはり非常
に不経済であるという問題がある。
【0010】以上説明したように、従来の画像形成装置
では、画像データの色情報によって、各色情報を出力す
る所定の画像形成部を選択するという構成を取っている
為に、電力消費、装置部品の不必要な頻繁な交換などの
点から非常に不経済であるという問題があった。
【0011】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、経済的なランニングコストで運用でき、かつ、画像
データの種類に応じて良質な画像形成ができる画像形成
装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、以下のような構成からな
る。
【0013】即ち、第1の方式に従って画像形成を行な
う電力消費の大きい第1画像形成手段と、第2の方式に
従って画像形成を行なう電力消費の少ない第2画像形成
手段と、画像データを入力する入力手段と、前記入力手
段によって入力された画像データの種類を調べる解析手
段と、前記解析手段によって調べられた特定種類の画像
データのデータ量を測定する測定手段と、前記解析手段
による解析結果と、前記測定手段による測定結果とに従
って、前記第1或いは/及び第2画像形成手段を選択
し、前記選択結果に従って、前記入力された画像データ
を画像形成するよう制御する制御手段とを有することを
特徴とする画像形成装置を備える。
【0014】
【作用】以上の構成により本発明は、入力画像データの
種類を解析し、解析された特定種類の画像データのデー
タ量を測定し、その解析結果と測定結果とに従って、電
力消費の大きい第1画像形成手段、或いは/及び、電力
消費の少ない第2画像形成手段を選択し、その選択結果
に従って、入力された画像データを画像形成するよう制
御する。
【0015】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0016】<第1実施例>図1は本実施例に従う電子
写真方式に従う画像形成部とインクジェット方式に従う
画像形成部とを備えたプリンタ装置100の構成を示す
側断面図である。図1において、Aが電子写真方式に従
う白黒画像が出力可能な第1画像形成部であり、Bがイ
ンクジェット方式に従う白黒画像及びカラー画像が出力
可能な第2画像形成部、18が外部装置から画像データ
を受信して、第1画像形成部A或いは第2画像形成部B
に対して、画像データを転送するとともに、これら2つ
の画像形成部を制御するプリンタコントローラである。
【0017】第1画像形成部Aにおいて、1は感光ドラ
ム、2は感光ドラム1を負極性に帯電する一次帯電器、
3は感光ドラム1上を画像露光するレーザ露光器、4は
感光ドラム1上に潜像を反転現像する現像器、5は転写
帯電器、6は除電針、7はクリーニング装置である。図
1が示すように、一次帯電器2、レーザ露光器3、現像
器4、転写帯電器5、除電針6、クリーニング装置7
は、感光ドラム1の周囲に配設されている。また、8は
トナー像を担持した転写材Pを定着器9へ搬送する搬送
ガイド、9は転写材P上のトナー像を加熱加圧する事に
よって、転写材P上に永久定着する定着器、10は感光
ドラム1上のトナー像が転写帯電器5の位置に到達した
時に、これに同期して転写材Pを転写帯電器5の位置に
搬送するレジストローラ、11は記録用紙などの転写材
Pがセットされている給紙カセット、20は給紙カセッ
ト11に格納されている転写材Pを給紙する給紙ローラ
である。以上のような構成の第1画像形成部Aにおいて
形成され画像記録された転写材Pは、第2画像形成部B
に転送される。
【0018】本実施例の現像器4には、特開昭58−3
2375号に開示され一般的に用いられているジャンピ
ング現像法を用いた。また、トナー(不図示)として
は、スチレン−アクリル共重合体を主成分とする結着樹
脂にマグネタイトを60重量%、負電荷制御剤として、
モノアゾ染料の金属錯塩を1重量%含有した体積抵抗が
約1013Ωcmの絶縁性磁性トナーを用いた。
【0019】次に、画像形成部Bにおいて、画像形成部
Aから転写材Pが進入してくると、送りローラ12は転
写材Pの先端が搬送ガイド13を通り給紙ローラ14に
到達するまで転写材Pを連続的に搬送する。転写材Pの
先端が給紙ローラ14に達すると、給紙ローラ14、及
び、送りローラ12は、転写材Pをステッピングモータ
(不図示)により断続的に搬送し、インクジェット記録
部15へ送る。インクジェット記録部15では、転写材
P上にインク画像が形成される。
【0020】最後に、トナー画像及びインク画像を形成
した転写材Pは排紙ローラ16によって排紙トレイ17
へ排紙される。
【0021】なお、図示はしていないがプリンタ装置1
00には電源投入/切断のためのスイッチ、装置の動作
状況を表示するLCDが備えられている。
【0022】図2は本実施例に従うプリンタコントロー
ラ18の構成を示すブロック図である。図2において、
22は画像データを生成送信するコンピュータ等の外部
装置21と信号の授受を行い、かつ、プリンタ装置10
0全体を制御するCPU、23は外部装置21からの画
像データを入力し記憶すると同時に入力画像データに基
づいてプリンタ装置100の動作モードを決定する動作
モード選択部、27はプリンタ装置100の動作モード
が記憶されている動作モード記憶部、32は動作モード
記憶部27から読み出した動作モードを一時格納記憶し
ておく為のRAM32、33はCPU22を初めとする
プリンタコントローラ18の各部に駆動電圧を供給する
定電圧電源である。
【0023】動作モード選択部23は、入力画像データ
を白黒画像データとカラー画像データに分離し、同時に
白黒画像データ量を測定し、その測定結果(a)に基づ
いて、プリンタ装置100の動作モードを決定する画像
データ分離判定回路24、白黒画像データを記憶するR
AM25、カラー画像データを記憶するRAM26から
構成されている。
【0024】また、動作モード記憶部27は、プリンタ
装置100の電源投入後の初期動作モードを記憶するR
OM28と、画像データ分離判定回路24の白黒画像デ
ータ量の測定結果(a)が所定の閾値(b)より大きい
時に、白黒画像を電子写真方式を用いる第1画像形成部
Aで、カラー画像をインクジェット方式を用いる第2画
像形成部Bで出力する為の動作モードを記憶するROM
29と、画像データ分離判定回路24の白黒画像データ
量の測定結果(a)が、所定の閾値(b)以下であった
場合に、白黒画像とカラー画像を合わせた全画像データ
を第2画像形成部Bで出力する為の動作モードを記憶す
るROM30、画像データ分離判定回路24の白黒画像
データ量の測定結果(a)が“0”であった場合に、カ
ラー画像データ(すなわち、全画像データ)を第2画像
形成部Bで出力する為の動作モードを記憶するROM3
1とから構成されている。
【0025】次に以上の構成のプリンタ装置100を用
いて、入力画像データが、(1)白黒画像とカラー画像
の混在データであり、且つ、白黒画像データ量が多い場
合、(2)白黒画像とカラー画像の混在データであり、
且つ、白黒画像データ量が少ない場合、(3)カラー画
像のみである場合のそれぞれについて、図3〜図6に示
すフローチャートを用いて説明する。
【0026】なお、入力画像データが白黒画像のみであ
る場合は、第1画像形成部Aのみを用いて電子写真方式
による画像形成を行なう。
【0027】(1)入力画像データが白黒画像とカラー
画像の混在データで、且つ、白黒画像データ量が多い場
合(図3〜図4) まず、ステップS10でプリンタ装置100のメインス
イッチをONにし電源を投入すると、プリンタコントロ
ーラ18のCPU22は、定電圧電源33から駆動電圧
を印加され動作を開始する。次に、ステップS15で
は、CPU22はプリンタ装置100の初期動作モード
が記憶されているROM28から、初期動作シーケンス
をRAM32へ読み込む。さらにステップS20では、
CPU22は読み込まれた初期動作シーケンスに従って
プリンタ装置100を外部装置21からのプリント信号
及び画像データを入力可能な状態にセットアップし、L
CDにスタンバイ完了の旨の表示を行う。
【0028】その後、処理はステップS25において、
外部装置21からのプリント信号及び白黒画像とカラー
画像の混在した画像データが入力されたことを判別する
と、処理はステップS30に進み、CPU22は動作モ
ード選択部23の画像データ分離判定回路24で、入力
画像データを白黒画像データとカラー画像データに分離
するよう指示する。この分離は、例えば、外部装置21
から送られたページ記述言語(PDL)の指令を読み出
して解釈することによって行なわれる。さらにステップ
S35では分離された画像データのうち、白黒画像デー
タについては、そのデータ量(a)を測定する。本実施
例では、このデータ量(a)は白黒画像データのビット
数としている。さらに続いて、画像データ分離判定回路
24は白黒画像データをRAM25へ、カラー画像デー
タをRAM26へ入力して、一時記憶する。
【0029】次に、画像データ分離判定回路24は、ス
テップS45において、先に測定した白黒画像データ量
(a)に基づいて、白黒画像とカラー画像の混在画像を
出力する為の動作モードを決定する。これは、データ量
(a)を予め設定されている閾値(b)と比較して決定
される。ここで、a=0の場合(入力画像データは全て
カラー画像データ)は、処理はステップS50に進み、
ROM31に記憶されている動作シーケンスをRAM3
2に転送する。そして、これ以降、図6に示す動作シー
ケンスを実行する。これに対して、a≠0の場合は処理
はステップS55に進む。
【0030】ステップS55では、さらにa≦bである
かどうかを調べる。ここで、a≦bである場合は、処理
はステップS60に進み、ROM30に記憶されている
動作シーケンスをRAM32に転送する。そして、これ
以降、図5に示す動作シーケンスを実行する。これに対
して、a>bの場合は、処理はステップS65に進み、
ROM29に記憶されている動作シーケンスを選択し
て、これをRAM32に転送する。そして、これ以降、
図4に示す動作シーケンスを実行する。
【0031】ここでは、白黒画像データ量が多い場合を
考えているので、以下、a>bである場合、即ち、処理
は図4のフローチャートに進み白黒画像を電子写真方式
の画像形成部Aでカラー画像をインクジェット方式の画
像形成部Bで出力する為の動作モードが実行される場合
を説明する。
【0032】まず、処理はステップS100において、
CPU22は第1画像形成部Aに電源を投入して立ち上
げる。次に、ステップS105では第1画像形成部Aの
定着器9の温度を監視し、その温度が所定の定着温度に
達すると、第1画像形成部AはCPU22にプリント可
能になった事を知らせ、同時に、定着器9がその定着温
度を維持するよう温度調整する。さらに、ステップS1
10ではCPU22は、RAM25に記憶されている白
黒画像データを第1画像形成部Aへ転送する。
【0033】さて処理はステップS115に進み、第1
画像形成部Aは白黒画像の画像形成動作をROM29に
記憶されている動作シーケンスに基づき実行する。
【0034】まず、レジストローラ10は、転写材Pを
転写位置に搬送するとともに、この動作に同期して処理
はステップS120において、メインモータ(不図示)
によって、感光ドラム1を回転駆動し、一時帯電器2に
よって感光ドラム1の表面を均一に負極性に帯電する。
一方、レーザ露光器3は、RAM25からの画像信号に
基づいて、レーザを発光させ、感光ドラム1を露光し、
感光ドラム1表面に静電潜像を形成する。その静電潜像
は現像器4にてトナー画像に反転現像される。そして、
転写帯電器5は転写材P裏面にトナー像の帯電極性の正
電荷を付与し、感光ドラム1表面に形成されたトナー像
は転写材P表面に静電転写される。その後、転写材P
は、除電針6により、裏面の電荷を除電され、感光ドラ
ム1より分離され、搬送ガイド8を搬送されて、定着器
装置9に達し、ここで、既知のとおり、加熱加圧され、
トナー像を転写材P上に永久定着される。一方、感光ド
ラム1表面の転写残トナーはクリーニング装置7によっ
て、除去される。
【0035】このようにして、第1画像形成部Aで白黒
画像の形成が終了すると、処理はステップS125に進
み、CPU22は、第2画像形成部Bに電源を投入し、
動作可能な状態にする。第2画像形成部Bが動作可能な
状態となったかどうかはステップS130において監視
される。このとき同時に、第1画像形成部Aから排紙さ
れてきた転写材Pを送りローラ12によって、搬送ガイ
ド13を通して、給紙ローラ14に達するまで連続搬送
する。第2画像形成部Bが画像形成可能な状態になる
と、処理はステップS135に進み、CPU22はRA
M26に記憶されていたカラー画像データを第2画像形
成部Bに転送する。
【0036】これに応じて第2画像形成部Bは、カラー
画像の画像形成動作をROM29に記憶されている動作
シーケンスに基づき実行する。
【0037】即ち、ステップS140では、給紙ローラ
14、及び、送りローラ12は、転写材Pをステッピン
グモータ(不図示)により断続的に搬送し、インクジェ
ット記録部15へ搬送する。さらに、処理はステップS
145において、インクジェット記録部15では、RA
M26からのカラー画像データを基づいて、転写材P上
にカラーインク画像を形成する。トナー画像及びインク
画像を形成した転写材Pは排紙ローラ16によって、排
紙トレイ17へ排紙される。
【0038】このようにして、白黒画像とカラー画像の
混在画像は出力される。
【0039】続いて処理はステップS150に進み、こ
こで考えている条件での画像形成出力が終了したかどう
かを調べる。ここで、画像形成出力終了と判断されたな
ら、処理は図3のステップS20に戻って、装置はスタ
ンバイ状態となる。これに対して、画像形成出力続行と
判断されたなら、処理はステップS110に戻って画像
形成処理を続行する。
【0040】(2)入力画像データが白黒画像とカラー
画像の混在データで、且つ、白黒画像データ量が少ない
場合(図5) ここでは、白黒画像データ量が少ない場合を考えている
ので、以下、a≦bである場合、即ち、処理は図5のフ
ローチャートに進み白黒画像及びカラー画像共にインク
ジェット方式の第2画像形成部Bで出力する為の動作モ
ードが実行される場合を説明する。
【0041】まず、ステップS200ではCPU22は
ROM30に記憶されているシーケンスに従って、第1
画像形成部A,第2画像形成部B共に電源を投入し、第
2画像形成部Bのみをプリント可能状態にする。つま
り、第1画像形成部Aの定着器9には通電されず、ロー
ラなどの転写材Pの搬送機構のみが動作可能となる。次
のステップS205によって、第2画像形成部Bがプリ
ント可能状態になったことが確認されると、処理はステ
ップS210に進み、CPU22は、RAM25及びR
AM26から、白黒画像データとカラー画像データの全
画像データを第2画像形成部Bへ転送するよう制御す
る。
【0042】次に、処理はステップS215において、
転写材Pを給紙カセット11から給紙し、第1画像形成
部Aをそのまま通過させ、第2画像形成部Bの送りロー
ラ12まで搬送させる。さらに、処理はステップS22
0において、送りローラ12は、第1画像形成部Aから
搬送されてきた転写材Pを搬送ガイド13を通して、給
紙ローラ14に達するまで連続搬送する。続いて、給紙
ローラ14、及び、送りローラ12は、転写材Pをステ
ッピングモータ(不図示)により、断続的に搬送し、イ
ンクジェット記録部15へ送る。
【0043】ステップS225ではインクジェット記録
部15では、RAM25及びRAM26からの白黒画像
データとカラー画像データを基づいて、転写材P上に全
画像を形成する。このように、インクジェット方式によ
って白黒画像とカラー画像の混在画像が形成された転写
材Pは排紙ローラ16によって、排紙トレイ17へ排紙
される。このようにして、白黒画像とカラー画像の混在
画像が出力される。
【0044】続いて処理はステップS230に進み、こ
こで考えている条件での画像形成出力が終了したかどう
かを調べる。ここで、画像形成出力終了と判断されたな
ら、処理は図3のステップS20に戻って、装置はスタ
ンバイ状態となる。これに対して、画像形成出力続行と
判断されたなら、処理はステップS210に戻って画像
形成処理を続行する。
【0045】(3)入力画像データがカラー画像データ
のみである場合(図6) ここでは、白黒画像データ量が“0”(a=0)である
場合、即ち、処理は図6のフローチャートに進みカラー
画像をインクジェット方式の第2画像形成部Bで出力す
る為の動作モードが実行される場合を説明する。この場
合、a=0、つまり、RAM25に格納される白黒画像
データは存在せず、画像データはRAM26に格納され
たカラー画像データのみとなる。
【0046】この場合の動作シーケンスは、図6に示し
たフローチャートのようになるが、そのシーケンスは、
処理ステップS310以外は、図5に示した処理と同じ
であるので、ここでは同じ処理ステップ参照番号を付し
説明を省略する。
【0047】ステップS310では、CPU22はRA
M26に格納されたカラー画像データを第2画像形成部
Bに転送するよう制御する。
【0048】従って本実施例に従えば、外部装置から送
られてきた画像データから白黒画像データ量を測定し、
その測定されたデータ量と、受信画像データの種類(白
黒、カラー)とに従って、装置が備える2つの画像形成
部の内、どちらを用いて画像形成を実行させるかを決定
し、例えば、電子写真方式に従う第1画像形成部を用い
た画像形成を行なわない場合には、その画像形成部の転
写材搬送機構のみを駆動させるように制御し、定着器な
どの消費電力の大きい部分には電源供給を行なわないよ
うに制御するので、画像形成に不必要な部分が動作せ
ず、消費電力が削減され、また、動作しない部分の劣化
が防止され、部品の交換などを頻繁に行なう必要がなく
なる。これによって、装置のランニングコストを大幅に
抑えることができる。
【0049】さらに、装置のランニングコストを大幅に
抑えながらも、白黒画像が所定量以上ある場合には、そ
の部分を電子写真方式に基づいて画像形成を行なわせる
ので、白黒画像は高品位に出力することができる。
【0050】<第2実施例>図7は本実施例に従うプリ
ンタ装置200の構成を示す側断面図である。図7にお
いて、第1実施例で説明したプリンタ装置と同じ構成要
素には同じ装置参照番号を付して説明を省略する。つま
り、本実施例のプリンタ装置200も白黒画像を出力す
る電子写真方式を用いた第1画像形成部Aとカラー画像
を出力するインクジェット方式を用いた第2画像形成部
Bとを有する。尚、40は本実施例に従うプリンタコン
トローラである。
【0051】図8は本実施例に従うプリンタコントロー
ラ40の構成を示すブロック図である。なお、図8にお
いても、第1実施例で説明したプリンタコントローラ1
8と同じ構成要素には同じ装置参照番号を付し説明を省
略する。
【0052】図8において、42は外部装置21からの
画像データを入力して記憶すると同時に、その入力画像
データに基づいてプリンタ装置200の動作モードを決
定する動作モード選択部、46は第1実施例とほぼ同様
に複数のROMから構成される動作モード記憶部であ
る。
【0053】動作モード選択部42は、入力画像データ
を白黒画像データとカラー画像データに分離し、さら
に、その白黒画像データをテキスト画像とグラフィック
画像に分離し、同時にテキスト白黒画像データ量(c)
を測定してその測定結果(c)を所定の閾値(d)と比
較することにより、プリンタ装置200の動作モードを
決定する画像データ分離判定回路43と、テキスト白黒
画像データを記憶するRAM44とグラフィック白黒画
像データ及びカラー画像データを記憶するRAM45と
から構成されている。
【0054】動作モード記憶部46は、第1実施例と同
様のROM28、画像データ分離判定回路43で測定さ
れたテキスト白黒画像データ量(c)が所定の閾値
(d)より大きい時にテキスト白黒画像を第1画像形成
部Aでグラフィック白黒画像データ及びカラー画像を第
2画像形成部Bで出力する為の動作モードに従う動作シ
ーケンスを記憶するROM47、テキスト白黒画像デー
タ量(c)が所定の閾値(d)以下であった場合にテキ
スト白黒画像、グラフィック白黒画像、カラー画像を合
わせた全画像データを第2画像形成部Bで出力する為の
動作モードに従う動作シーケンスを記憶するROM4
8、テキスト白黒画像データ量(c)が“0”であった
場合に、グラフィック白黒画像データとカラー画像デー
タ(すなわち、全画像データ)を第2画像形成部Bで出
力する為の動作モードに従う動作シーケンスを記憶する
ROM49とから構成されている。
【0055】次に以上の構成のプリンタ装置200を用
いて、入力画像データが、(1)白黒画像とカラー画像
の混在データであり、且つ、テキスト白黒画像データ量
が多い場合、(2)白黒画像とカラー画像の混在データ
であり、且つ、テキスト白黒画像データ量が少ない場
合、(3)白黒画像とカラー画像の混在データである
が、グラフィック白黒画像データとカラー画像のみであ
る場合のそれぞれについて、図9〜図12に示すフロー
チャートを用いて説明する。
【0056】なお、入力画像データが白黒画像のみであ
る場合は、第1画像形成部Aのみを用いて電子写真方式
による画像形成を、入力画像データがカラー画像のみで
ある場合は第2画像形成部Bのみを用いてインクジェッ
ト方式による画像形成を行なう。
【0057】(1)入力画像データが白黒画像とカラー
画像の混在データで、且つ、白黒画像データ量が多い場
合(図9〜図10) 以下の説明で第1実施例で説明したと同じ処理ステップ
には同じステップ参照番号を付し説明を省略する。ここ
では、本実施例に特徴的な処理についてのみ説明する。
【0058】ステップS10〜S25の処理後、ステッ
プS430ではCPU22の制御によって、動作モード
選択部42の画像データ分離判定回路43が、入力画像
データをテキスト白黒画像データと、グラフィック白黒
画像データ及びカラー画像データに分離する。この分離
は、第1実施例と同様に、外部装置21から送られるP
DLの指令を読み出して解釈することによって実行され
る。次に、ステップS435では分離された画像データ
のうち、テキスト白黒画像データのデータ量(c)を測
定する。本実施例では、このデータ量(c)を、第1実
施例と同様にテキスト白黒画像データのビット数として
いる。さらにステップS440では画像データ分離判定
回路43は、テキスト白黒画像データをRAM44へ、
一方、グラフィック白黒画像データ及びカラー画像デー
タをRAM45へ転送して一時記憶する。
【0059】次に処理はステップS445〜S465に
おいて、画像データ分離判定回路43は、先に測定した
テキスト白黒画像データ量(c)を基に、白黒画像とカ
ラー画像の混在画像を出力する為のプリンタ装置41の
動作モードを決定する。これは、測定データ量(c)と
予め設定されている閾値(d)との比較によって決定さ
れる。
【0060】即ち、ステップS445では測定データ量
(c)が“0”であるかどうかを調べる。ここで、ここ
で、c=0の場合(入力画像データはグラフィック白黒
画像データとカラー画像データ)は、処理はステップS
450に進み、ROM49に記憶されている動作シーケ
ンスをRAM32に転送する。そして、これ以降、図1
2に示す動作シーケンスを実行する。これに対して、c
≠0の場合は処理はステップS455に進む。
【0061】ステップS455では、さらにc≦dであ
るかどうかを調べる。ここで、c≦dである場合は、処
理はステップS460に進み、ROM48に記憶されて
いる動作シーケンスをRAM32に転送する。そして、
これ以降、図11に示す動作シーケンスを実行する。こ
れに対して、c>dの場合は、処理はステップS465
に進み、ROM47に記憶されている動作シーケンスを
選択してこれをRAM32に転送する。そして、これ以
降図10に示す動作シーケンスを実行する。
【0062】ここでは、テキスト白黒画像データ量が多
い場合を考えているので、以下、c>dである場合、即
ち、処理は図10のフローチャートに進みテキスト白黒
画像を電子写真方式の第1画像形成部Aでグラフィック
白黒画像及びカラー画像をインクジェット方式の第2画
像形成部Bで出力する為の動作モードが実行される場合
を説明する。
【0063】まずステップS100〜S105の処理
後、ステップS510ではCPU22は、第1画像形成
部AへRAM44に記憶されていたテキスト白黒画像デ
ータを転送する。これに応じて第1画像形成部Aは、ス
テップS115とS520でテキスト白黒画像の画像形
成を実行する。ここで、第1画像形成部Aの動作は、第
1実施例と同様であるので説明は省略する。異なる点は
ステップS520において、第1画像形成部Aはテキス
ト白黒画像の形成を行なう点だけである。この後、ステ
ップS125〜S130の処理でCPU22は、第2画
像形成部Bを動作可能な状態とする。
【0064】次に処理はステップS535において、C
PU22は、第2画像形成部BにRAM45に記憶され
ていたグラフィック白黒画像データ及びカラー画像デー
タを転送する。これに応じて第2画像形成部Bは、ステ
ップS140とS545でグラフィック白黒画像及びカ
ラー画像の画像形成を実行する。この動作も、第1実施
例と同様であるので説明を省略する。異なる点はステッ
プS545において第2画像形成部Bがグラフィック白
黒画像及びカラー画像の画像形成を行なう点だけであ
る。
【0065】このようにして、白黒画像とカラー画像の
混在画像は出力される。
【0066】(2)入力画像データが白黒画像とカラー
画像の混在データで、且つ、テキスト白黒画像データ量
が少ない場合(図11) ここでは、テキスト白黒画像データ量が少ない場合を考
えているので、以下、c≦dである場合、即ち、処理は
図11のフローチャートに進み白黒画像及びカラー画像
共にインクジェット方式の第2画像形成部Bで出力する
為の動作モードが実行される場合を説明する。なお、以
下の説明でも第1実施例で説明したと同じ処理ステップ
には同じステップ参照番号を付し説明を省略する。ここ
では、本実施例に特徴的な処理についてのみ説明する。
【0067】第1実施例の図5に示したフローチャート
の処理と異なる点は、ステップS610でCPU22の
制御によって、RAM44とRAM45に格納された全
画像データをインクジェット方式の第2画像形成部Bに
転送する点だけである。残りの処理は第1実施例と同様
となる。
【0068】(3)入力画像データがグラフィック白黒
画像とカラー画像データのみである場合(図12) ここでは、テキスト白黒画像データ量が“0”(c=
0)である場合、即ち、処理は図12のフローチャート
に進みグラフィック白黒画像とカラー画像をインクジェ
ット方式の第2画像形成部Bで出力する為の動作モード
が実行される場合を説明する。この場合、c=0、つま
り、RAM44に格納されるテキスト白黒画像データは
存在せず、画像データはRAM45に格納されたグラフ
ィック白黒画像データとカラー画像データのみとなる。
【0069】この場合の動作シーケンスは、図12に示
したフローチャートのようになるが、そのシーケンス
は、処理ステップS710とS725以外は、図5、図
6、図11に示した処理と同じであるので、ここでは同
じ処理ステップ参照番号を付し説明を省略する。
【0070】ステップS710ではCPU22の制御に
よってRAM45に格納されたグラフィック白黒画像デ
ータ及びカラー画像データ(すなわち、全画像データ)
を第2画像形成部Bへ転送する。また、ステップS72
5では転送されたデータに基づいて、グラフィック白黒
画像及びカラー画像を形成する。
【0071】従って本実施例に従えば、外部装置から送
られてきた画像データからテキスト白黒画像データ量を
測定し、その測定されたデータ量と、受信画像データの
種類(テキスト白黒、グラフィック白黒、カラー)とに
従って、装置が備える2つの画像形成部の内、どちらを
用いて画像形成を実行させるかを決定し、例えば、電子
写真方式に従う第1画像形成部を用いた画像形成を行な
わない場合には、その画像形成部の転写材搬送機構のみ
を駆動させるように制御し、定着器などの消費電力の大
きい部分には電源供給を行なわないように制御するの
で、画像形成に不必要な部分が動作せず、消費電力が削
減され、また、動作しない部分の劣化が防止され、部品
の交換などを頻繁に行なう必要がなくなる。これによっ
て、装置のランニングコストを大幅に抑えることができ
る。
【0072】さらに、装置のランニングコストを大幅に
抑えながらも、テキスト白黒画像データが所定量以上あ
る場合には、その部分を電子写真方式に基づいて画像形
成を行なわせるので例えば、テキスト白黒画像の典型的
な例である文字画像などは高品位に出力することができ
る。
【0073】また、本実施例を第1実施例と比べると、
本実施例ではグラフィック画像は白黒でもカラーでも統
一的にインクジェット方式で同時に画像形成されるの
で、均質なグラフィック画像が得られるという利点があ
る。
【0074】<第3実施例>図13は本実施例に従うプ
リンタ装置300の構成を示す側断面図である。図13
において、第1実施例で説明したプリンタ装置と同じ構
成要素には同じ装置参照番号を付して説明を省略する。
つまり、本実施例のプリンタ装置300も白黒画像を出
力する電子写真方式を用いた第1画像形成部Aとカラー
画像を出力するインクジェット方式を用いた第2画像形
成部Bとを有する。尚、50は本実施例に従うプリンタ
コントローラである。
【0075】図14は本実施例に従うプリンタコントロ
ーラ50の構成を示すブロック図である。なお、図14
においても、第1実施例で説明したプリンタコントロー
ラ18と同じ構成要素には同じ装置参照番号を付し説明
を省略する。
【0076】図14において、52は外部装置21から
の画像データを入力して記憶すると同時に、その入力画
像データに基づいてプリンタ装置300の動作モードを
決定する動作モード選択部、56は第1実施例とほぼ同
様に複数のROMから構成される動作モード記憶部であ
る。
【0077】動作モード選択部52は、入力画像データ
を白黒データとカラー画像データに分離し、同時にカラ
ー画像データ量(x)を測定し、その測定結果に基づい
て、プリンタ装置300の動作モードを決定する画像デ
ータ分離判定回路53と、白黒画像データを記憶するR
AM54と、カラー画像データを記憶するRAM55と
から構成されている。
【0078】動作モード記憶部56は、第1及び第2実
施例と同様のROM28、画像データ分離判定回路53
で測定されたカラー画像データ量(x)が所定の閾値
(y)より大きい時に白黒画像を電子写真方式の第1画
像形成部AでプロセススピードL(mm/sec)、定着温度
MIN(℃)で形成し、カラー画像をインクジェット方
式の第2画像形成部Bで形成する為の動作モードに従っ
た動作シーケンスを記憶するROM57と、測定カラー
画像データ量(x)が所定の閾値(y)以下であった場
合に白黒画像を第1画像形成部AでプロセススピードH
(mm/sec)、定着温度MAX(℃)で形成し、カラー画
像をインクジェット方式の第2画像形成部Bで形成する
為の動作モードに従った動作シーケンスを記憶するRO
M58と、測定カラー画像データ量(x)が“0”であ
った場合に、白黒画像データ(即ち、全画像データ)を
第1画像形成部AでプロセススピードH(mm/sec)、定
着温度MAX(℃)で形成する為の動作モードに従った
動作シーケンスを記憶するROM59とから構成されて
いる。
【0079】このように本実施例は、カラー画像データ
量(x)に従って、電子写真方式の第1画像形成部Aの
画像形成におけるプロセススピード、定着温度を変化さ
せる構成を有している。本実施例では、L=12(mm/s
ec)、MIN=130℃、H=47(mm/sec)、MAX
=180℃とした。
【0080】次に以上の構成のプリンタ装置300を用
いて、入力画像データが、(1)白黒画像とカラー画像
の混在データであり、且つ、カラー画像データ量が多い
場合、(2)白黒画像とカラー画像の混在データであ
り、且つ、カラー画像データ量が少ない場合、(3)白
黒画像データのみである場合のそれぞれについて、図1
5〜図18に示すフローチャートを用いて説明する。
【0081】なお、入力画像データがカラー画像のみで
ある場合は第2画像形成部Bのみを用いてインクジェッ
ト方式による画像形成を行なう。
【0082】(1)入力画像データが白黒画像とカラー
画像の混在データで、且つ、カラー画像データ量が多い
場合(図15〜図16) 以下の説明で第1実施例で説明したと同じ処理ステップ
には同じステップ参照番号を付し説明を省略する。ここ
では、本実施例に特徴的な処理についてのみ説明する。
【0083】まず、ステップS10〜S25の処理後、
ステップS830ではCPU22の制御によって、動作
モード選択部52の画像データ分離判定回路53は、第
1及び第2実施例のように、入力画像データを白黒画像
データとカラー画像データに分離する。次にステップS
835では分離された画像データのうち、カラー画像デ
ータのデータ量(x)を測定する。このデータ量(x)
は、第1及び第2実施例と同じく画像データのビット数
とする。さらに、ステップS840では、画像データ分
離判定回路53は、白黒画像データをRAM54へ、一
方、カラー画像データをRAM55へ転送して一時記憶
する。
【0084】次に、画像データ分離判定回路53は、先
に測定したカラー画像データ量(x)に基づいて、白黒
画像とカラー画像の混在画像を出力する為のプリンタ装
置300の動作モードを決定する。これは、測定カラー
画像データ量(x)を予め設定されている閾値(y)と
比較することによって決定される。
【0085】即ち、ステップS845では測定データ量
(x)が“0”であるかどうかを調べる。ここで、ここ
で、x=0の場合(入力画像データは白黒画像データの
み)は、処理はステップS850に進み、ROM59に
記憶されている動作シーケンスをRAM32に転送す
る。そして、これ以降、図18に示す動作シーケンスを
実行する。これに対して、x≠0の場合は処理はステッ
プS855に進む。
【0086】ステップS855では、さらにx≦yであ
るかどうかを調べる。ここで、x≦yである場合は、処
理はステップS860に進み、ROM58に記憶されて
いる動作シーケンスをRAM32に転送する。そして、
これ以降、図17に示す動作シーケンスを実行する。こ
れに対して、x>yの場合は、処理はステップS865
に進み、ROM57に記憶されている動作シーケンスを
選択してこれをRAM32に転送する。そして、これ以
降図16に示す動作シーケンスを実行する。
【0087】ここでは、カラー画像データ量が多い場合
を考えているので、以下、x>yである場合、即ち、処
理は図16のフローチャートに進み白黒画像を電子写真
方式の第1画像形成部Aでカラー画像をインクジェット
方式の第2画像形成部Bで出力する為の動作モードが実
行される場合を説明する。
【0088】まずステップS100〜S105の処理
後、ステップS910ではCPU22は、第1画像形成
部AへRAM54に記憶されていた白黒画像データを転
送する。これに応じて第1画像形成部Aは、ステップS
115とS920で白黒画像の画像形成を実行する。こ
こで、第1画像形成部Aの動作は、第1実施例と同様で
あるので説明は省略する。異なる点はステップS920
において、第1画像形成部Aは低速に即ち、プロセスス
ピードL(mm/sec)、定着温度MIN(℃)で白黒画像
の形成を行なう点だけである。この後、ステップS12
5〜S130の処理でCPU22は、第2画像形成部B
を動作可能な状態とする。
【0089】次に処理はステップS935において、C
PU22は、第2画像形成部BにRAM55に記憶され
ていたカラー画像データを転送する。これに応じて第2
画像形成部Bは、ステップS140〜S145でカラー
画像の画像形成を実行する。この動作も、第1実施例と
同様であるので説明を省略する。
【0090】このようにして、白黒画像とカラー画像の
混在画像は出力される。
【0091】(2)入力画像データが白黒画像とカラー
画像の混在データで、且つ、カラー画像データ量が少な
い場合(図17) ここでは、カラー画像データ量が少ない場合を考えてい
るので、以下、x≦yである場合、即ち、処理は図17
のフローチャートに進み白黒画像を電子写真方式の第1
画像形成部Aで高速に画像形成を行ない、一方、カラー
画像をインクジェット方式の第2画像形成部Bで画像形
成して出力する為の動作モードが実行される場合を説明
する。なお、以下の説明において図16で説明したと同
じ処理ステップには同じステップ参照番号を付し説明を
省略する。ここでは、この場合に特徴的な処理について
のみ説明する。
【0092】図16に示したフローチャートの処理と異
なる点は、ステップS1020で第1画像形成部Aがプ
ロセススピードH(mm/sec)、定着温度MAX(℃)で
白黒画像の画像形成を実行する点だけである。残りの処
理は第1実施例と同様となる。
【0093】(3)入力画像データが白黒画像データの
みである場合(図18) ここでは、カラー画像データ量が“0”(x=0)であ
る場合、即ち、処理は図18のフローチャートに進み白
黒画像を電子写真方式の第1画像形成部Aで出力する為
の動作モードが実行される場合を説明する。この場合、
x=0、つまり、RAM55に格納されるカラー画像デ
ータは存在せず、画像データはRAM54に格納された
白黒画像データのみとなる。
【0094】この場合の動作シーケンスは、図18に示
したフローチャートのようになるが、第1及び第2実施
例と同じ処理ステップには同じ処理ステップ参照番号を
付しその説明を省略する。
【0095】まず、ステップS1100ではCPU22
はROM59に記憶されている動作シーケンスに従っ
て、第1画像形成部A、第2画像形成部B共に電源を投
入し、第1画像形成部Aのみをプリント可能状態にす
る。つまり、第2画像形成部Bのインクジェット記録部
15には通電されず、転写材の搬送機構のみを動作させ
る。即ち、第1画像形成部Aから記録済みの転写材Pが
第2画像形成部Bに進入してくると、送りローラ12は
転写材Pの先端が搬送ガイド13を通り給紙ローラ14
に到達するまで転写材Pを連続的に搬送し、さらに、排
紙ローラ16によって排紙トレイ17へ排紙される。
【0096】次のステップS105では、第1画像形成
部Aがプリント可能状態になったことを確認して、処理
はステップS910に進んで、RAM54に格納された
白黒画像データが第1画像形成部Aへ転送され、さら
に、ステップS115で転写材が第1画像形成部Aに給
紙される。そして、既に説明したようにステップS10
20では第1画像形成部AがプロセススピードH(mm/s
ec)、定着温度MAX(℃)で白黒画像の画像形成を実
行する。
【0097】これらの後、ステップS1125では第1
画像形成部Aが記録済みの転写材を第2画像形成部Bに
転送すると、第2画像形成部Bではその転写材をさらに
転送して排紙トレイ17に排紙する。
【0098】従って本実施例に従えば、外部装置から送
られてきた画像データからカラー画像データ量を測定
し、その測定されたデータ量と、受信画像データの種類
(白黒、カラー)とに従って、装置が備える2つの画像
形成部の内、どちらを用いて画像形成を実行させるかを
決定し、例えば、インクジェットプリンタ方式に従う第
2画像形成部を用いた画像形成を行なわない場合には、
その画像形成部の転写材搬送機構のみを駆動させるよう
に制御するとともに、電子写真方式に従う第1画像形成
部のプロセス速度や定着温度を変化させるように制御す
るので、効率的な電力消費を行なわせると共に、入力画
像データに従った適切な画像形成速度で画像形成を行な
うことができる。
【0099】特に、画像形成処理に時間がかかる場合、
即ち、カラー画像データ量が多いときは、白黒画像を急
いで形成する必要がないので、電子写真方式の第1画像
形成部のプロセス速度を低下させ、定着温度を低くする
よう制御するので、定着器における余分な電力消費をさ
らに削減することに資することになる。
【0100】一方、カラー画像データ量が少ない場合、
或いは、カラー画像データが存在しない場合には、電子
写真方式の第1画像形成部のプロセス速度を速め、定着
温度を高くするよう制御するので、スピーディな画像形
成が可能となる。
【0101】尚、本実施例の構成と前述の第1及び第2
実施例の構成とを組み合わせ、さらに一層の消費電力削
減を推し進めた装置を構成できることは言うまでもな
い。
【0102】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0103】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0104】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0105】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0106】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0107】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0108】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0109】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0110】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化する
ものを用いても良く、あるいはインクジェット方式では
インク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0111】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0112】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0113】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明は、システム或は装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。なお上記第1から
第3実施例は画像形成順序が白黒画像形成(電子写真方
式)を最初に行い、次にカラー画像形成(インクジェッ
ト方式)を行う構成としたが本発明はこれによって限定
されるものではなく、その逆、即ち、カラー画像形成を
先に、白黒画像形成を後に行うように構成しても良い。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力画像データの種類を解析し、解析された特定種類の画
像データのデータ量を測定し、その解析結果と測定結果
とに従って、電力消費の大きい第1画像形成手段、或い
は/及び、電力消費の少ない第2画像形成手段を選択
し、その選択結果に従って、入力された画像データを画
像形成するよう制御するので、経済的なランニングコス
トで運用でき、かつ、画像データの種類に応じて良質な
画像形成ができるという効果がある。
【0115】これによって、例えば、第1画像形成手段
が電子写真方式に従って画像形成し、一方、第2画像形
成手段がインクジェット方式に従って画像形成するな
ら、それぞれの画像形成の特性を考慮し、入力画像デー
タの種類やそのデータ量に応じながら、かつ、不要な電
力消費を抑えた最適な画像形成を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に従うプリンタ装置の構成
を示す側断面図である。
【図2】第1実施例に従うプリンタコントローラ18の
構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例に従う入力画像データ分類、及び、
白黒画像データ量に従って異なる動作シーケンスを実行
させる制御を示すフローチャートである。
【図4】第1実施例に従う白黒画像データ量が所定の閾
値より多い場合の画像形成動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】第1実施例に従う白黒画像データ量が所定の閾
値以下の場合の画像形成動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】第1実施例に従う白黒画像データ量が“0”の
場合の画像形成動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例に従うプリンタ装置の構成
を示す側断面図である。
【図8】第2実施例に従うプリンタコントローラ40の
構成を示すブロック図である。
【図9】第2実施例に従う入力画像データ分類、及び、
白黒画像データ量に従って異なる動作シーケンスを実行
させる制御を示すフローチャートである。
【図10】第2実施例に従うテキスト白黒画像データ量
が所定の閾値より多い場合の画像形成動作を示すフロー
チャートである。
【図11】第2実施例に従うテキスト白黒画像データ量
が所定の閾値以下の場合の画像形成動作を示すフローチ
ャートである。
【図12】第2実施例に従うテキスト白黒画像データ量
が“0”の場合の画像形成動作を示すフローチャートで
ある。
【図13】本発明の第3実施例に従うプリンタ装置の構
成を示す側断面図である。
【図14】第3実施例に従うプリンタコントローラ40
の構成を示すブロック図である。
【図15】第3実施例に従う入力画像データ分類、及
び、白黒画像データ量に従って異なる動作シーケンスを
実行させる制御を示すフローチャートである。
【図16】第3実施例に従うカラー画像データ量が所定
の閾値より多い場合の画像形成動作を示すフローチャー
トである。
【図17】第3実施例に従うカラー画像データ量が所定
の閾値以下の場合の画像形成動作を示すフローチャート
である。
【図18】第3実施例に従うカラー画像データ量が
“0”の場合の画像形成動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 一次帯電器 3 レーザ露光器 4 現像器 5 転写帯電器 6 除電針 7 クリーニング装置 8 搬送ガイド 9 定着器 10 レジストローラ 11 給紙カセット 12 送りローラ 13 搬送ガイド 14 給紙ローラ 15 インクジェット記録部 16 排紙ローラ 17 排紙トレイ 18、40、50 プリンタコントローラ 20 給紙ローラ 21 外部装置(コンピュータ等) 22 CPU 23、42、52 動作モード選択部 24、43、53 画像データ分離判定回路 25、26、32、44、45、54、55 RAM 27、46、56 動作モード記憶部 28〜31、47〜49、57〜59 ROM 33 定電圧電源 100、200、300 プリンタ装置 A 第1画像形成部(電子写真方式) B 第2画像形成部(インクジェット方式)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 5/30 C G03G 15/01 S 15/22 103 Z 105 B 21/00 370 G06T 1/00 (72)発明者 佐藤 康志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 牛尾 行秀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 成田 泉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 平 和憲 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中根 直広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 武藤 健二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 幸村 昇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方式に従って画像形成を行なう電
    力消費の大きい第1画像形成手段と、 第2の方式に従って画像形成を行なう電力消費の少ない
    第2画像形成手段と、 画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された画像データの種類を調
    べる解析手段と、 前記解析手段によって調べられた特定種類の画像データ
    のデータ量を測定する測定手段と、 前記解析手段による解析結果と、前記測定手段による測
    定結果とに従って、前記第1或いは/及び第2画像形成
    手段を選択し、前記選択結果に従って、前記入力された
    画像データを画像形成するよう制御する制御手段とを有
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データは、白黒画像データとカ
    ラー画像データとを含むことを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記白黒画像データは、テキスト白黒画
    像データとグラフィック白黒画像データとを含むことを
    特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記特定種類の画像データとは、白黒画
    像データ、カラー画像データ、テキスト白黒画像データ
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 記録媒体を供給する供給手段と、 前記記録媒体を排紙する排紙手段とをさらに有すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の方式とは電子写真方式による
    画像形成であり、 前記第1画像形成手段は、 前記供給手段によって供給された記録媒体に電子写真方
    式によって画像形成を行う電子写真画像形成手段と、 前記電子写真画像形成手段によって前記記録媒体上に形
    成された画像を加熱定着する定着手段と、 前記記録媒体を前記第2画像形成手段に搬送する第1搬
    送手段とを有することを特徴とする請求項5に記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の方式とはインクジェット方式
    による画像形成であり、 前記第2画像形成手段は、 前記第1搬送手段によって搬送された記録媒体にインク
    ジェット方式によって画像形成を行うインクジェット画
    像形成手段と、 前記記録媒体を前記排紙手段に搬送する第2搬送手段と
    を有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段が、画像形成のために前記
    第2の画像形成手段のみを選択した場合には、前記電子
    写真画像形成手段と前記定着手段の動作を抑止するよう
    制御することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段が、画像形成のために前記
    第1の画像形成手段のみを選択した場合には、前記イン
    クジェット画像形成手段の動作を抑止するよう制御する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記第1画像形成手
    段を選択するとき、前記解析手段による解析結果と、前
    記測定手段による測定結果とに従って、さらに、画像形
    成速度と前記定着手段の定着温度とを制御することを特
    徴とすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記入力画像データ
    が白黒画像データとカラー画像データの混合データであ
    って、前記白黒画像データ量が所定の閾値より多い場合
    には、前記白黒画像データを前記第1画像形成手段によ
    って画像形成させ、前記カラー画像データを前記第2画
    像形成手段によって画像形成させるよう制御することを
    特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記入力画像データ
    が白黒画像データとカラー画像データの混合データであ
    って、前記白黒画像データ量が所定の閾値以下の場合に
    は、前記白黒画像データ及び前記カラー画像データを共
    に前記第2画像形成手段によって画像形成させるよう制
    御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記入力画像データ
    がテキスト白黒画像データとグラフィック白黒画像デー
    タとカラー画像データの混合データであって、前記テキ
    スト白黒画像データ量が所定の閾値より多い場合には、
    前記テキスト白黒画像データを前記第1画像形成手段に
    よって画像形成させ、前記グラフィック白黒画像データ
    とカラー画像データを前記第2画像形成手段によって画
    像形成させるよう制御することを特徴とする請求項3に
    記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記入力画像データ
    がテキスト白黒画像データとグラフィック白黒画像デー
    タとカラー画像データの混合データであって、前記テキ
    スト白黒画像データ量が所定の閾値以下の場合には、前
    記テキスト白黒画像データ、前記グラフィック白黒画像
    データ及び前記カラー画像データを共に前記第2画像形
    成手段によって画像形成させるよう制御することを特徴
    とする請求項3に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記入力画像データがカラー画像デー
    タのみである場合には前記カラー画像データを前記第2
    画像形成手段によって画像形成させるよう制御すること
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記入力画像データが白黒画像データ
    のみである場合には前記白黒画像データを前記第1画像
    形成手段によって画像形成させるよう制御することを特
    徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007514209A (ja) * 2003-09-18 2007-05-31 エヌヴィディア コーポレイション 手持ち式携帯デバイスのための高質・高性能3dグラフィックスアーキテクチャ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007514209A (ja) * 2003-09-18 2007-05-31 エヌヴィディア コーポレイション 手持ち式携帯デバイスのための高質・高性能3dグラフィックスアーキテクチャ
JP4799409B2 (ja) * 2003-09-18 2011-10-26 エヌヴィディア コーポレイション 手持ち式携帯デバイスのための高質・高性能3dグラフィックスアーキテクチャ

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