JPH087676A - 繊維強化複合線の製造方法および製造装置 - Google Patents
繊維強化複合線の製造方法および製造装置Info
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- JPH087676A JPH087676A JP6143493A JP14349394A JPH087676A JP H087676 A JPH087676 A JP H087676A JP 6143493 A JP6143493 A JP 6143493A JP 14349394 A JP14349394 A JP 14349394A JP H087676 A JPH087676 A JP H087676A
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- fiber
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- reinforced composite
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外径を縮小できると共に繊維体積率を増加さ
せることができる繊維強化複合線の製造方法および製造
装置を提供する。 【構成】 長尺セラミック繊維に金属を複合してなるプ
リフォームワイヤ2を複数本束ね、このワイヤ束3をヒ
ータ4により所定の雰囲気温度に保持した恒温槽5を通
過させつつ、恒温槽5内のローラダイス6にて一体化せ
しめる繊維強化複合線の製造方法。上記ローラダイス6
をプリフォームワイヤ束3の通過方向に沿って複数配置
し、各段のローラダイス6によりプリフォームワイヤ束
3に徐々に絞りを加えて一体化させてもよい。上記恒温
槽5内にガス注入手段22により不活性ガスを充満さ
せ、各プリフォームワイヤ2の表面の酸化を防止しつつ
これらを一体化させてもよい。
せることができる繊維強化複合線の製造方法および製造
装置を提供する。 【構成】 長尺セラミック繊維に金属を複合してなるプ
リフォームワイヤ2を複数本束ね、このワイヤ束3をヒ
ータ4により所定の雰囲気温度に保持した恒温槽5を通
過させつつ、恒温槽5内のローラダイス6にて一体化せ
しめる繊維強化複合線の製造方法。上記ローラダイス6
をプリフォームワイヤ束3の通過方向に沿って複数配置
し、各段のローラダイス6によりプリフォームワイヤ束
3に徐々に絞りを加えて一体化させてもよい。上記恒温
槽5内にガス注入手段22により不活性ガスを充満さ
せ、各プリフォームワイヤ2の表面の酸化を防止しつつ
これらを一体化させてもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 SiC等のセラミック繊
維束をAl等の金属で強化した繊維強化複合線の製造方法
および製造装置に関する。
維束をAl等の金属で強化した繊維強化複合線の製造方法
および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、 SiC等のセラミック繊維束をAl等
の金属で強化した繊維強化複合線を、その軽量性を生か
して架空送電線の素線として利用しようとする試みがな
されている。図9に、繊維強化複合線を用いた架空送電
線用素線の構造を示す。図示するようにこの素線aは、
炭化珪素等の長尺繊維bをアルミで複合したSiC/Al繊維
強化複合線c部分と、その外周に被覆されたアルミ被覆
d部分とから構成されている。図中、eは短繊維または
ウィスカ、fはAl又はAl合金である。
の金属で強化した繊維強化複合線を、その軽量性を生か
して架空送電線の素線として利用しようとする試みがな
されている。図9に、繊維強化複合線を用いた架空送電
線用素線の構造を示す。図示するようにこの素線aは、
炭化珪素等の長尺繊維bをアルミで複合したSiC/Al繊維
強化複合線c部分と、その外周に被覆されたアルミ被覆
d部分とから構成されている。図中、eは短繊維または
ウィスカ、fはAl又はAl合金である。
【0003】かかる架空送電線用素線は、より線として
必要なプリフォーム性能(バラケないための塑性性能)
を確保する必要がある。そのため、中心部にプリフォー
ム性の小さいSiC/Al長尺複合線cを用いた場合、その外
周にプリフォーム性の大きいアルミfを被覆しているの
である。ところで、曲げ特性の点から考えると、この外
周部のアルミ被覆d部分は厚い方が望ましく、そのため
には中心部のSiC/Al繊維強化複合線c部分の径は小さい
方が有利である。また、強度特性の点からは、SiC/Al繊
維強化複合線c部分の繊維体積率(繊維体積/全体積)
が大きいものが好ましい。
必要なプリフォーム性能(バラケないための塑性性能)
を確保する必要がある。そのため、中心部にプリフォー
ム性の小さいSiC/Al長尺複合線cを用いた場合、その外
周にプリフォーム性の大きいアルミfを被覆しているの
である。ところで、曲げ特性の点から考えると、この外
周部のアルミ被覆d部分は厚い方が望ましく、そのため
には中心部のSiC/Al繊維強化複合線c部分の径は小さい
方が有利である。また、強度特性の点からは、SiC/Al繊
維強化複合線c部分の繊維体積率(繊維体積/全体積)
が大きいものが好ましい。
【0004】かかる中心複合線c部分を製造方法として
は、φ0.5mm 程度のSiC/Alプリフォームワイヤを複数本
Al溶湯中に浸漬し、一体化せしめる方法が考えられる。
図10は、SiC/Alプリフォームワイヤgを7本および1
9本Al溶湯中に浸漬し、得られたサンプルの断面であ
る。図示するように各プリフォームワイヤg間の隙間に
はアルミhが充填されることになる。図中、破線で示す
iは後に被覆されるAl又はAl合金である。
は、φ0.5mm 程度のSiC/Alプリフォームワイヤを複数本
Al溶湯中に浸漬し、一体化せしめる方法が考えられる。
図10は、SiC/Alプリフォームワイヤgを7本および1
9本Al溶湯中に浸漬し、得られたサンプルの断面であ
る。図示するように各プリフォームワイヤg間の隙間に
はアルミhが充填されることになる。図中、破線で示す
iは後に被覆されるAl又はAl合金である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の方法で
得られたSiC/Al繊維強化複合線jは、各プリフォームワ
イヤg間にアルミhが存在することから、そのアルミh
が無駄体積となり全体の繊維体積率がプリフォームワイ
ヤg1本のものより低下してしまう。また、プリフォー
ムワイヤg自体は変形せずその隙間にアルミhが付着す
るため、外径の縮径化も図れない。すなわち、小径化お
よび高繊維体積率化が困難であり、架空送電線用素線の
中心部分として満足する特性・形状が得られない。
得られたSiC/Al繊維強化複合線jは、各プリフォームワ
イヤg間にアルミhが存在することから、そのアルミh
が無駄体積となり全体の繊維体積率がプリフォームワイ
ヤg1本のものより低下してしまう。また、プリフォー
ムワイヤg自体は変形せずその隙間にアルミhが付着す
るため、外径の縮径化も図れない。すなわち、小径化お
よび高繊維体積率化が困難であり、架空送電線用素線の
中心部分として満足する特性・形状が得られない。
【0006】また、関連する技術として、特公平5-5385
0 号公報に「金属箔又は薄板と繊維を重ね合わせ、ホッ
トプレスにより高温で圧力を加えながら繊維とマトリク
スとを拡散結合させる方法」が記載されているが、この
方法は、短尺繊維を複合する場合には有効であるが、長
尺繊維(1000m程度)を連続的に複合することは困難で
ある。また、特開平2-181303号公報に「アルミ溶湯中に
短繊維分散材を添加し、溶湯を連続的に複合線として鋳
造圧延する方法」が記載されているが、短繊維分散材の
代わりにセラミック長尺繊維を複合すると、繊維がほと
んど伸びないという特性から、現実にはインゴットの圧
延心線が不可能となる。また、特公平4-44366 号公報、
特公平5-33291 号公報等が知られている。
0 号公報に「金属箔又は薄板と繊維を重ね合わせ、ホッ
トプレスにより高温で圧力を加えながら繊維とマトリク
スとを拡散結合させる方法」が記載されているが、この
方法は、短尺繊維を複合する場合には有効であるが、長
尺繊維(1000m程度)を連続的に複合することは困難で
ある。また、特開平2-181303号公報に「アルミ溶湯中に
短繊維分散材を添加し、溶湯を連続的に複合線として鋳
造圧延する方法」が記載されているが、短繊維分散材の
代わりにセラミック長尺繊維を複合すると、繊維がほと
んど伸びないという特性から、現実にはインゴットの圧
延心線が不可能となる。また、特公平4-44366 号公報、
特公平5-33291 号公報等が知られている。
【0007】以上の課題を解決すべく創案された本発明
の目的は、外径を縮小できると共に繊維体積率を増加さ
せることができる繊維強化複合線の製造方法および製造
装置を提供することにある。
の目的は、外径を縮小できると共に繊維体積率を増加さ
せることができる繊維強化複合線の製造方法および製造
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく第
1の発明は、長尺セラミック繊維に金属を複合してなる
プリフォームワイヤを複数本束ね、このワイヤ束をヒー
タにより所定の雰囲気温度に保持した恒温槽内を通過さ
せつつ、槽内のローラダイス又は圧延ロールにて一体化
せしめる繊維強化複合線の製造方法である。
1の発明は、長尺セラミック繊維に金属を複合してなる
プリフォームワイヤを複数本束ね、このワイヤ束をヒー
タにより所定の雰囲気温度に保持した恒温槽内を通過さ
せつつ、槽内のローラダイス又は圧延ロールにて一体化
せしめる繊維強化複合線の製造方法である。
【0009】また、上記ローラダイス又は圧延ロールを
プリフォームワイヤ束の通過方向に沿って複数配置し、
各段によってワイヤ束に徐々に絞りを加えて一体化させ
るようにしてもよい。
プリフォームワイヤ束の通過方向に沿って複数配置し、
各段によってワイヤ束に徐々に絞りを加えて一体化させ
るようにしてもよい。
【0010】また、上記恒温槽内に不活性ガスを充満さ
せ、各プリフォームワイヤの表面の酸化を防止しつつこ
れらを一体化させるようにしてもよい。
せ、各プリフォームワイヤの表面の酸化を防止しつつこ
れらを一体化させるようにしてもよい。
【0011】第2の発明は、長尺セラミック繊維に金属
を複合してなるプリフォームワイヤが複数本束ねられて
導入される恒温槽と、該恒温槽内に設けられ上記プリフ
ォームワイヤの束を挟んで一体化させるローラダイス又
は圧延ロールと、上記恒温槽内を不活性ガス雰囲気にす
るガス注入手段とからなる繊維強化複合線の製造装置で
ある。
を複合してなるプリフォームワイヤが複数本束ねられて
導入される恒温槽と、該恒温槽内に設けられ上記プリフ
ォームワイヤの束を挟んで一体化させるローラダイス又
は圧延ロールと、上記恒温槽内を不活性ガス雰囲気にす
るガス注入手段とからなる繊維強化複合線の製造装置で
ある。
【0012】
【作用】第1の発明によれば、複数本束ねられたプリフ
ォームワイヤ(長尺セラミック繊維に金属を複合したも
の)は、恒温槽にて所定の温度に熱せられ金属が変形し
易くなった状態で、ローラダイス又は圧延ロールにて一
体化される。このように、各プリフォームワイヤ自体が
変形して一体化するので、従来避け得なかった無駄体積
がなくなり、外径の縮小化および繊維体積率の向上を図
ることができる。
ォームワイヤ(長尺セラミック繊維に金属を複合したも
の)は、恒温槽にて所定の温度に熱せられ金属が変形し
易くなった状態で、ローラダイス又は圧延ロールにて一
体化される。このように、各プリフォームワイヤ自体が
変形して一体化するので、従来避け得なかった無駄体積
がなくなり、外径の縮小化および繊維体積率の向上を図
ることができる。
【0013】また、ローラダイス又は圧延ロールをプリ
フォームワイヤの通過方向に沿って複数配置し、束ねら
れた複数本のプリフォームワイヤを各段のローラダイス
等により徐々に絞りを加えて一体化させれば、長尺セラ
ミック繊維を含むため極めて伸びの小さいプリフォーム
ワイヤに断線等が生じることがない。即ち、ワイヤ束は
長尺セラミック繊維が均一に分散した状態で健全に所定
の直径まで絞られる。
フォームワイヤの通過方向に沿って複数配置し、束ねら
れた複数本のプリフォームワイヤを各段のローラダイス
等により徐々に絞りを加えて一体化させれば、長尺セラ
ミック繊維を含むため極めて伸びの小さいプリフォーム
ワイヤに断線等が生じることがない。即ち、ワイヤ束は
長尺セラミック繊維が均一に分散した状態で健全に所定
の直径まで絞られる。
【0014】また、恒温槽内に不活性ガスを充満させ、
各プリフォームワイヤの表面の酸化を防止しつつこれら
を一体化させれば、各プリフォームワイヤ同志が結合し
やすくなり、無理なく一体化される。
各プリフォームワイヤの表面の酸化を防止しつつこれら
を一体化させれば、各プリフォームワイヤ同志が結合し
やすくなり、無理なく一体化される。
【0015】第2の発明によれば、プリフォームワイヤ
の束は、恒温槽内において所定の温度に加熱されて金属
が変形し易くなった状態で、ローラダイス又は圧延ロー
ルによって一体化される。また、このとき恒温槽内には
ガス注入手段により不活性ガスが充満されているので、
各プリフォームワイヤの表面の酸化が防止され、ワイヤ
同志が結合しやすくなる。
の束は、恒温槽内において所定の温度に加熱されて金属
が変形し易くなった状態で、ローラダイス又は圧延ロー
ルによって一体化される。また、このとき恒温槽内には
ガス注入手段により不活性ガスが充満されているので、
各プリフォームワイヤの表面の酸化が防止され、ワイヤ
同志が結合しやすくなる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明
する。
する。
【0017】図1にSiC/Al繊維強化複合線の製造装置の
概要を示す。図示するように、送出ボビン1に巻かれた
SiC/Alプリフォームワイヤ2が複数本束ねられ、ワイヤ
束3となってヒータ4により所定の温度に保たれた恒温
槽5に導かれ、恒温槽5内に多段に設けられたローラダ
イス6で徐々に絞られて一体化されてSiC/Al繊維強化複
合線7になった後、巻取ボビン8に巻取られるようにな
っている。
概要を示す。図示するように、送出ボビン1に巻かれた
SiC/Alプリフォームワイヤ2が複数本束ねられ、ワイヤ
束3となってヒータ4により所定の温度に保たれた恒温
槽5に導かれ、恒温槽5内に多段に設けられたローラダ
イス6で徐々に絞られて一体化されてSiC/Al繊維強化複
合線7になった後、巻取ボビン8に巻取られるようにな
っている。
【0018】各SiC/Alプリフォームワイヤ2は、長尺
(1000m程度) の炭化珪素繊維束(SiC繊維束) をアルミ
で複合化して製造される。また、各送出ボビン1は所定
の抵抗をもって自由回転し、巻取ボビン8は巻取速度一
定で回転するようになっている。この構成によれば、送
出ボビン1に巻き付けられたSiC/Alプリフォームワイヤ
2は、巻取ボビン8の回転によって所定の張力で引き出
され、恒温槽5を一定時間通過して巻取ボビン8に巻き
換えられる。
(1000m程度) の炭化珪素繊維束(SiC繊維束) をアルミ
で複合化して製造される。また、各送出ボビン1は所定
の抵抗をもって自由回転し、巻取ボビン8は巻取速度一
定で回転するようになっている。この構成によれば、送
出ボビン1に巻き付けられたSiC/Alプリフォームワイヤ
2は、巻取ボビン8の回転によって所定の張力で引き出
され、恒温槽5を一定時間通過して巻取ボビン8に巻き
換えられる。
【0019】恒温槽5は、内殻9と外殻10とからなる
二重殻構造になっており、内部の保温性能を高めてい
る。恒温槽5の一端にはSiC/Alプリフォームワイヤ2を
導入するための導入口11が設けられており、他端には
一体化された複合線7が排出される排出口12が設けら
れている。導入口11には、各SiC/Alプリフォームワイ
ヤ2を一体化すべく集合させる集合孔13が穿たれたプ
レート14が設けられている。集合孔13の直径は導入
口11の直径よりも小さい。図中、送出ボビン1は3個
しか表されていないが、実際には十数個〜数十個程度設
けられており、十数本〜数十本のSiC/Alプリフォームワ
イヤ2が集合されるようになっている。
二重殻構造になっており、内部の保温性能を高めてい
る。恒温槽5の一端にはSiC/Alプリフォームワイヤ2を
導入するための導入口11が設けられており、他端には
一体化された複合線7が排出される排出口12が設けら
れている。導入口11には、各SiC/Alプリフォームワイ
ヤ2を一体化すべく集合させる集合孔13が穿たれたプ
レート14が設けられている。集合孔13の直径は導入
口11の直径よりも小さい。図中、送出ボビン1は3個
しか表されていないが、実際には十数個〜数十個程度設
けられており、十数本〜数十本のSiC/Alプリフォームワ
イヤ2が集合されるようになっている。
【0020】恒温槽5の内部には、導入口11から排出
口12に沿って、ワイヤ束3を上下から挟むローラダイ
ス6が所定の間隔を隔てて多段に設けられている。ロー
ラダイス6は、図4に示すように半円状の溝15を有す
る2個のローラ16をその溝15が向き合うように配置
した所謂2方向ローラとなっており、各ローラ16がそ
れぞれ自由回転するように支持されている。かかる2方
向ローラダイス6に挟まれた十数本のSiC/Alプリフォー
ムワイヤ2の様子を図6に示す。なお、図1ではすべて
のローラ16を上下に配置した例を示したが、これに限
らず各段のローラ16を上下、左右と交互に配置しても
よい。これによりワイヤ束3を一体化させる際の真円度
が高まる。
口12に沿って、ワイヤ束3を上下から挟むローラダイ
ス6が所定の間隔を隔てて多段に設けられている。ロー
ラダイス6は、図4に示すように半円状の溝15を有す
る2個のローラ16をその溝15が向き合うように配置
した所謂2方向ローラとなっており、各ローラ16がそ
れぞれ自由回転するように支持されている。かかる2方
向ローラダイス6に挟まれた十数本のSiC/Alプリフォー
ムワイヤ2の様子を図6に示す。なお、図1ではすべて
のローラ16を上下に配置した例を示したが、これに限
らず各段のローラ16を上下、左右と交互に配置しても
よい。これによりワイヤ束3を一体化させる際の真円度
が高まる。
【0021】上記ローラダイス6は、図2に示すように
各段のローラ16の上下の隙間17がワイヤ束3の送り
方向に沿って徐々に狭くされており、プリフォームワイ
ヤ束3を徐々に圧延して一体化するようになっている。
SiC/Alプリフォームワイヤ2は、その長手方向に極めて
伸びの小さい長尺SiC 繊維を有しているため、一気に圧
延すると繊維の断線等が予想されるためである。なお、
上下のローラ16の隙間17を狭くする代わりに、各段
のローラダイス6の溝15の直径をワイヤ束3の送り方
向に沿って徐々に縮径化してもよい。
各段のローラ16の上下の隙間17がワイヤ束3の送り
方向に沿って徐々に狭くされており、プリフォームワイ
ヤ束3を徐々に圧延して一体化するようになっている。
SiC/Alプリフォームワイヤ2は、その長手方向に極めて
伸びの小さい長尺SiC 繊維を有しているため、一気に圧
延すると繊維の断線等が予想されるためである。なお、
上下のローラ16の隙間17を狭くする代わりに、各段
のローラダイス6の溝15の直径をワイヤ束3の送り方
向に沿って徐々に縮径化してもよい。
【0022】また、自由回転するローラダイス6の代わ
りに、積極的にワイヤ束3を送り出すように回転する圧
延ロール18を用いてもよい。圧延ロール18は、図5
に示すように各ロール19の回転軸20に駆動用プーリ
21が設けられており、この駆動用プーリ21がモータ
やベルト等により回転駆動されて、SiC/Alプリフォーム
ワイヤ束3を積極的に引き込んで送り出すように回転す
るものである。かかる圧延ロール18の場合には、各段
のロール19の回転速度を同一にし、ワイヤ束3の弛み
を防止する。なお、送り方向後方側のロール18の回転
速度を前方側のものより極僅か速めにして、各段ロール
18間のワイヤ束3に極微小の張力を加えるようにして
もよい。
りに、積極的にワイヤ束3を送り出すように回転する圧
延ロール18を用いてもよい。圧延ロール18は、図5
に示すように各ロール19の回転軸20に駆動用プーリ
21が設けられており、この駆動用プーリ21がモータ
やベルト等により回転駆動されて、SiC/Alプリフォーム
ワイヤ束3を積極的に引き込んで送り出すように回転す
るものである。かかる圧延ロール18の場合には、各段
のロール19の回転速度を同一にし、ワイヤ束3の弛み
を防止する。なお、送り方向後方側のロール18の回転
速度を前方側のものより極僅か速めにして、各段ロール
18間のワイヤ束3に極微小の張力を加えるようにして
もよい。
【0023】また、これらローラダイス6および圧延ロ
ール18は、図2や図6に示す2方向のものに限られ
ず、図7に示す3方向のものや図8に示す4方向のもの
であってもよい。これら多方向のローラによれば各ロー
ラ16間の隙間を狭くできるので、2方向のものよりも
ワイヤ束3を一体化させる際の真円度を高められる。
ール18は、図2や図6に示す2方向のものに限られ
ず、図7に示す3方向のものや図8に示す4方向のもの
であってもよい。これら多方向のローラによれば各ロー
ラ16間の隙間を狭くできるので、2方向のものよりも
ワイヤ束3を一体化させる際の真円度を高められる。
【0024】ところで、上述のようにローラダイス6
(圧延ロール18)を用いてSiC/Alプリフォームワイヤ
束3を一体化させるためには、SiC/Alプリフォームワイ
ヤ束3を加熱してそのアルミを柔らかく反応しやすい状
態にすることが得策である。そこで、恒温槽5の内殻9
と外殻10との間に、槽5内部を一定の温度に加熱保温
するためのヒータ4を設けている。ヒータ4には高周波
コイルが用いられている。
(圧延ロール18)を用いてSiC/Alプリフォームワイヤ
束3を一体化させるためには、SiC/Alプリフォームワイ
ヤ束3を加熱してそのアルミを柔らかく反応しやすい状
態にすることが得策である。そこで、恒温槽5の内殻9
と外殻10との間に、槽5内部を一定の温度に加熱保温
するためのヒータ4を設けている。ヒータ4には高周波
コイルが用いられている。
【0025】このヒータ4により、恒温槽5内のSiC/Al
プリフォームワイヤ束3を加熱するのであるが、個々の
SiC/Alプリフォームワイヤ2は SiC繊維を含んでいるた
め、温度が余りに高いとAlとSiC との間で反応が生じて
ワイヤ2が劣化することがあり、闇雲に高温にすること
はできない。この点を考慮して、この装置では恒温槽5
内の温度を、Alの融点 660℃より 150〜250 ℃低い 510
〜410 ℃の温度に設定している。
プリフォームワイヤ束3を加熱するのであるが、個々の
SiC/Alプリフォームワイヤ2は SiC繊維を含んでいるた
め、温度が余りに高いとAlとSiC との間で反応が生じて
ワイヤ2が劣化することがあり、闇雲に高温にすること
はできない。この点を考慮して、この装置では恒温槽5
内の温度を、Alの融点 660℃より 150〜250 ℃低い 510
〜410 ℃の温度に設定している。
【0026】また、本実施例では、恒温槽5内にアルゴ
ン(Ar)や窒素(N2 ) 等の不活性ガスを充満させ、恒温槽
5内の各SiC/Alプリフォームワイヤ2表面の酸化を抑制
し、各ワイヤ2の結合を促すようにしている。つまり、
恒温槽5には、槽5内にAr等の不活性ガスを注入するた
めのガス注入手段22が接続されている。ガス注入手段
22は、恒温槽5の内外を連通するガス注入通路23
と、このガス注入通路23に接続された図示しないAr等
のガスボンベとから構成されている。
ン(Ar)や窒素(N2 ) 等の不活性ガスを充満させ、恒温槽
5内の各SiC/Alプリフォームワイヤ2表面の酸化を抑制
し、各ワイヤ2の結合を促すようにしている。つまり、
恒温槽5には、槽5内にAr等の不活性ガスを注入するた
めのガス注入手段22が接続されている。ガス注入手段
22は、恒温槽5の内外を連通するガス注入通路23
と、このガス注入通路23に接続された図示しないAr等
のガスボンベとから構成されている。
【0027】以上の構成からなる製造装置を用いて、Si
C/Al繊維強化複合線の製造方法を説明する。
C/Al繊維強化複合線の製造方法を説明する。
【0028】まず、図1に示す恒温槽5のヒータ4を作
動させて槽5内を所定の温度にすると共に、ガス注入手
段22により槽5内をAr等の不活性ガスで充満させる。
そして、巻取ボビン8を一定の巻取速度で回転させる。
動させて槽5内を所定の温度にすると共に、ガス注入手
段22により槽5内をAr等の不活性ガスで充満させる。
そして、巻取ボビン8を一定の巻取速度で回転させる。
【0029】すると、送出ボビン1に巻き付けられた各
SiC/Alプリフォームワイヤ2が一定の速度で繰り出さ
れ、集合孔13にて集合されてワイヤ束3となって恒温
槽5内の導かれる。恒温槽5内のSiC/Alプリフォームワ
イヤ束3は、ヒータ4により所定の温度に加熱され、そ
のアルミが柔らかく反応しやすい状態となる。そして、
その状態で図2に示すようにローラダイス6(又は圧延
ロール18)にて圧延されて一体化され、所望する直径
のSiC/Al繊維強化複合線7となって巻取ボビン8に巻き
取られる。
SiC/Alプリフォームワイヤ2が一定の速度で繰り出さ
れ、集合孔13にて集合されてワイヤ束3となって恒温
槽5内の導かれる。恒温槽5内のSiC/Alプリフォームワ
イヤ束3は、ヒータ4により所定の温度に加熱され、そ
のアルミが柔らかく反応しやすい状態となる。そして、
その状態で図2に示すようにローラダイス6(又は圧延
ロール18)にて圧延されて一体化され、所望する直径
のSiC/Al繊維強化複合線7となって巻取ボビン8に巻き
取られる。
【0030】ここで、本実施例では、ローラダイス6等
をワイヤ束3の通過方向に沿って複数配置し、図2に示
すように束ねられた複数本のプリフォームワイヤ2を各
段のローラダイス6により徐々に絞りを加えているの
で、長尺セラミック繊維を含むため極めて伸びの小さい
SiC/Alプリフォームワイヤ2であっても断線等が生じな
い。よって、各SiC/Alプリフォームワイヤ束3は健全に
所定の直径まで絞られ、図2(c) および図3に示すよう
に繊維が均一に分散化したSiC/Al繊維強化複合線7とな
って一体化される。
をワイヤ束3の通過方向に沿って複数配置し、図2に示
すように束ねられた複数本のプリフォームワイヤ2を各
段のローラダイス6により徐々に絞りを加えているの
で、長尺セラミック繊維を含むため極めて伸びの小さい
SiC/Alプリフォームワイヤ2であっても断線等が生じな
い。よって、各SiC/Alプリフォームワイヤ束3は健全に
所定の直径まで絞られ、図2(c) および図3に示すよう
に繊維が均一に分散化したSiC/Al繊維強化複合線7とな
って一体化される。
【0031】このように、各SiC/Alプリフォームワイヤ
2自体が変形して一体化するので、従来避け得なかった
無駄体積がなくなり、外径の縮小化および繊維体積率の
向上を図ることができる。すなわち、この製造方法で得
られたSiC/Al繊維強化複合線7の直径は、図10に示す
従来の製造方法で作られたものより無駄体積(各プリフ
ォームワイヤの隙間に入り込んだアルミの体積)がなく
なる分だけ小径になる。また、繊維体積率についても、
無駄体積部分に余分なアルミが入り込むことがない分だ
け向上する。つまり、この製造方法で得られたSiC/Al繊
維強化複合線7の繊維体積率は、素材であるSiC/Alプリ
フォームワイヤ2の繊維体積率と同一となる。
2自体が変形して一体化するので、従来避け得なかった
無駄体積がなくなり、外径の縮小化および繊維体積率の
向上を図ることができる。すなわち、この製造方法で得
られたSiC/Al繊維強化複合線7の直径は、図10に示す
従来の製造方法で作られたものより無駄体積(各プリフ
ォームワイヤの隙間に入り込んだアルミの体積)がなく
なる分だけ小径になる。また、繊維体積率についても、
無駄体積部分に余分なアルミが入り込むことがない分だ
け向上する。つまり、この製造方法で得られたSiC/Al繊
維強化複合線7の繊維体積率は、素材であるSiC/Alプリ
フォームワイヤ2の繊維体積率と同一となる。
【0032】また、巻取ボビン8はその巻取径の大小に
拘らず一定の速度でSiC/Al繊維強化複合線7を巻取るの
で、SiC/Alプリフォームワイヤ束3が恒温槽を通過する
時間は常に一定となる。よって、得られるSiC/Al繊維強
化複合線7の品質が安定する。
拘らず一定の速度でSiC/Al繊維強化複合線7を巻取るの
で、SiC/Alプリフォームワイヤ束3が恒温槽を通過する
時間は常に一定となる。よって、得られるSiC/Al繊維強
化複合線7の品質が安定する。
【0033】また、恒温槽5内が不活性ガスで充満され
ているので、各プリフォームワイヤ2の表面の酸化が防
止される。よって、一体化の際に各プリフォームワイヤ
2同志が結合しやすくなり、無理なく一体化される。
ているので、各プリフォームワイヤ2の表面の酸化が防
止される。よって、一体化の際に各プリフォームワイヤ
2同志が結合しやすくなり、無理なく一体化される。
【0034】さらに、送出ボビンから解舒されたSiC/Al
プリフォームワイヤ2を恒温槽5内に挿入する前工程に
おいて、各ワイヤ2を苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)
で処理し、ワイヤ表面を活性化した後に挿入するように
してもよい。これにより、各ワイヤ2は、不活性ガスに
よる酸化防止と相俟って、恒温槽5内にて極めて結合し
やすくなる。
プリフォームワイヤ2を恒温槽5内に挿入する前工程に
おいて、各ワイヤ2を苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)
で処理し、ワイヤ表面を活性化した後に挿入するように
してもよい。これにより、各ワイヤ2は、不活性ガスに
よる酸化防止と相俟って、恒温槽5内にて極めて結合し
やすくなる。
【0035】このようにして得られたSiC/Al繊維強化複
合線7は、図3に破線で示すようにその外周にアルミ2
4が被覆され、架空送電線の素線として用いられる。こ
の架空送電線用の素線は、施工上の事情からより線とし
てある程度のプレフォーム性能(バラけないための塑性
性能)が要求されると共に、強度上の事情から所定の引
張強度が要求される。
合線7は、図3に破線で示すようにその外周にアルミ2
4が被覆され、架空送電線の素線として用いられる。こ
の架空送電線用の素線は、施工上の事情からより線とし
てある程度のプレフォーム性能(バラけないための塑性
性能)が要求されると共に、強度上の事情から所定の引
張強度が要求される。
【0036】この要求を満たすためには、素線の中心部
のSiC/Al繊維強化複合線7の直径25を小さくして被覆
部分であるアルミ層26を厚くすると共に、SiC/Al繊維
強化複合線7の繊維体積率を大きくする必要があるが、
本製造方法より得られたSiC/Al繊維強化複合線7は、前
述のように無駄体積のない分だけ小径化・高繊維体積率
化を図ることができ、さらに繊維が均一に分散化するの
で、極めて好適な素材となる。よって、本素材を用いれ
ば、所望の繊維体積率およびアルミ被覆厚を有する架空
送電線用素線の製造が可能となる。
のSiC/Al繊維強化複合線7の直径25を小さくして被覆
部分であるアルミ層26を厚くすると共に、SiC/Al繊維
強化複合線7の繊維体積率を大きくする必要があるが、
本製造方法より得られたSiC/Al繊維強化複合線7は、前
述のように無駄体積のない分だけ小径化・高繊維体積率
化を図ることができ、さらに繊維が均一に分散化するの
で、極めて好適な素材となる。よって、本素材を用いれ
ば、所望の繊維体積率およびアルミ被覆厚を有する架空
送電線用素線の製造が可能となる。
【0037】また、本製造方法により得られたSiC/Al繊
維強化複合線7は、ロール成形によって外径の均一化が
図られているので、その外周にアルミ24を被覆する工
程が容易になる。
維強化複合線7は、ロール成形によって外径の均一化が
図られているので、その外周にアルミ24を被覆する工
程が容易になる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リフォームワイヤ束をローラダイス等により圧延成形し
て一体化しているので、単一のプリフォームワイヤと同
値の繊維体積率を有すると共に、各ワイヤ間に空隙のな
い小径化された繊維強化複合線を製造できる。
リフォームワイヤ束をローラダイス等により圧延成形し
て一体化しているので、単一のプリフォームワイヤと同
値の繊維体積率を有すると共に、各ワイヤ間に空隙のな
い小径化された繊維強化複合線を製造できる。
【図1】本発明の一実施例を示す繊維強化複合線の製造
方法および製造装置を表す概略図である。
方法および製造装置を表す概略図である。
【図2】プリフォームワイヤ束の変形・一体化の様子を
示す図である。
示す図である。
【図3】得られた繊維強化複合線の断面図であり、破線
はその外周に被覆されるアルミ層を示す。
はその外周に被覆されるアルミ層を示す。
【図4】ローラダイスの斜視図である。
【図5】圧延ロールの斜視図である。
【図6】2方向ローラの説明図である。
【図7】3方向ローラの説明図である。
【図8】4方向ローラの説明図である。
【図9】中心部に繊維強化複合線を有する架空送電線用
素線の説明図であり、(a) は断面図、(b) は部分破断側
面図である。
素線の説明図であり、(a) は断面図、(b) は部分破断側
面図である。
【図10】従来の製造方法で製造された繊維強化複合線
の断面図であり、破線はその外周に被覆されるアルミ層
を示す。
の断面図であり、破線はその外周に被覆されるアルミ層
を示す。
2 プリフォームワイヤ 3 プリフォームワイヤ束 4 ヒータ 5 恒温槽 6 ローラダイス 7 繊維強化複合線 18 圧延ローラ 22 ガス注入手段
フロントページの続き (72)発明者 黒田 洋光 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 長野 宏治 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 菅 伸明 茨城県日立市川尻町4丁目10番1号 日立 電線株式会社豊浦工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 長尺セラミック繊維に金属を複合してな
るプリフォームワイヤを複数本束ね、このワイヤ束をヒ
ータにより所定の雰囲気温度に保持した恒温槽内を通過
させつつ、槽内のローラダイス又は圧延ロールにて一体
化せしめる繊維強化複合線の製造方法。 - 【請求項2】 上記ローラダイス又は圧延ロールをプリ
フォームワイヤ束の通過方向に沿って複数配置し、各段
によってワイヤ束に徐々に絞りを加えて一体化させるよ
うにした請求項1記載の繊維強化複合線の製造方法。 - 【請求項3】 上記恒温槽内に不活性ガスを充満させ、
各プリフォームワイヤの表面の酸化を防止しつつこれら
を一体化させるようにした請求項1記載の繊維強化複合
線の製造方法。 - 【請求項4】 長尺セラミック繊維に金属を複合してな
るプリフォームワイヤが複数本束ねられて導入される恒
温槽と、該恒温槽内に設けられ上記プリフォームワイヤ
の束を挟んで一体化させるローラダイス又は圧延ロール
と、上記恒温槽内を不活性ガス雰囲気にするガス注入手
段とからなる繊維強化複合線の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6143493A JPH087676A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 繊維強化複合線の製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6143493A JPH087676A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 繊維強化複合線の製造方法および製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087676A true JPH087676A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15339999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6143493A Pending JPH087676A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 繊維強化複合線の製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087676A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020054722A (ko) * | 2000-12-28 | 2002-07-08 | 윤태중 | 일감정보 관리 시스템 및 방법, 그 프로그램 소스를기록한 기록매체 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP6143493A patent/JPH087676A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020054722A (ko) * | 2000-12-28 | 2002-07-08 | 윤태중 | 일감정보 관리 시스템 및 방법, 그 프로그램 소스를기록한 기록매체 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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