JPH0876643A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH0876643A
JPH0876643A JP6203687A JP20368794A JPH0876643A JP H0876643 A JPH0876643 A JP H0876643A JP 6203687 A JP6203687 A JP 6203687A JP 20368794 A JP20368794 A JP 20368794A JP H0876643 A JPH0876643 A JP H0876643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
main body
post
function
Prior art date
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Pending
Application number
JP6203687A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Hidaka
信 日高
Tomonori Fukui
智則 福井
Yasuhiro Kishimoto
康宏 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Priority to US08/493,160 priority patent/US5678135A/en
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続される後処理周辺機にそのバージョン情
報を持たせ、複写機本体側にはその情報を処理すること
が可能な機構を持つことによって、後で開発された後処
理周辺機でも接続可能となり、その機能を最大限に発揮
することが可能となる画像形成装置を提供する。 【構成】 複写機本体301に接続する、後処理周辺機
のバージョン(機能、仕様)に応じて複写機本体301
のバージョンが適切に調整され画像形成システムとして
目的とする本来の機能が動作可能となるようにし、接続
した後処理周辺機のバージョンに合わせて複写機本体3
01のバージョン調整がハード的に不可能な場合その旨
表示する機能を有し、また、後処理周辺機を接続した複
写機本体301に後処理周辺機に関する機能がない場
合、ソート・スタック表示、選択、動作制御、ガイダン
ス表示するように複写機本体を制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、後処理周辺機のバージ
ョン(機能、仕様)に応じて画像形成装置本体のバージ
ョンが適切に調整されて本来の機能が動作可能となるデ
ジタル複合複写システム等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、予め本体に
幾つかの周辺機の情報を登録しておき、装着された周辺
機からの情報により、既に登録されている幾つかの周辺
機の情報から特定の情報を選択して表示部や制御部が最
適設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複写機
本体に後から装着される後処理周辺機は、複写機本体側
でそのバージョン(機能、仕様)を発揮する制御方式、
表示方式等を持ち合わせないと接続は不可能である。前
述の従来技術はあらかじめ今後開発される機種を複写機
本体に登録しておくことによってその対応はある程度可
能であるが、複写機本体側にその機能を有するがゆえ
に、対応幅には制限がある。
【0004】また、ハード的に接続が不可能な場合(例
えば上打ちステープラが固定されたS/Sに接続された
場合かつ反転機構がない場合、ステープラの向きと位置
に不具合が生じる。)、その旨を知らせる手段を持たな
いため、接続後でないと使用不可能であることが判別で
きない。
【0005】また、後処理周辺機(ソータ)を接続した
複写機本体に、後処理周辺機に関する機能(ソート・ス
タック表示、選択、動作制御、ガイダンス表示等)がな
い場合、後処理周辺機を後で装着することは不可能であ
る。
【0006】また、ステープル機能を持つ後処理周辺機
を接続した複写機本体に、後処理周辺機に関する機能
(選択、ソート・スタック表示、ガイダンス表示、動作
制御)がない場合、複写機本体より後に発売される後処
理周辺機を装着することは不可能である。
【0007】また、多機能ステープル(2ケ所綴じ、斜
め綴じ等綴じ方を各種持つステープル)の付いた後処理
周辺機を接続した複写機本体に、多機能ステープルの付
いた後処理周辺機に関する機能がない場合、多機能ステ
ープルの付いた後処理周辺機を後で装着することは不可
能である。
【0008】また、パンチ機能の付いた後処理周辺機を
接続した複写機本体に、パンチ機能の付いた後処理周辺
機に関する機能がない場合、パンチ機能の付いた後処理
周辺機を後で装着することは不可能である。
【0009】また、折り機能の付いた後処理周辺機を接
続した複写機本体に、折り機能の付いた後処理周辺機に
関する機能がない場合、折り機能の付いた後処理周辺機
を後で装着することは不可能である。
【0010】また、スタンプ機能の付いた後処理周辺機
を接続した複写機本体に、スタンプ機能の付いた後処理
周辺機に関する機能がない場合、スタンプ機能の付いた
後処理周辺機を後で装着することは不可能である。
【0011】また、メイルボックス機能の付いた後処理
周辺機を接続した複写機本体に、メイルボックス機能の
付いた後処理周辺機に関する機能がない場合、メイルボ
ックス機能の付いた後処理周辺機を後で装着することは
不可能である。
【0012】また、接続可能な後処理周辺機のステープ
ラ、パンチ、印、折りの位置がそれぞれ異なる場合、原
稿のセット位置をそれに合わせて変える必要があり、ス
テープルの位置をミスする可能性が高い。
【0013】また、現状のPPCでは装着される後処理
周辺機に合わせて複写機本体をバージョン調整する場
合、複写機本体のROM交換が必要となり、時間と費用
が多くかかる。
【0014】また、現在のPPCでは後処理周辺機の搬
送経路の短いものでは、定着されたトナーが冷却される
前に排出されるため、トナーが別の紙に融着する不具合
を生じることがある。(そのため、現在は搬送経路の短
い後処理周辺機は紙と紙が重なるまでの時間が長い低速
複写機に使用されている。)また、装着される後処理周
辺機の処理能力(処理速度、搬送経路の長さ)が複写機
本体の処理能力(CPM)と異なる場合、複写機本体側
のスキャン開始、給紙開始タイミングが異なるため接続
が不可能である。
【0015】また、複写モード、FAXモード、プリン
ターモードをそれぞれ有す複合機において表面排紙(最
終頁から排紙する)の後処理周辺機を装着した場合、F
AXモード、プリンターモードで1頁から排出する設定
になっている場合は頁順が逆になる不具合が生じる。
【0016】本発明の第1の目的は、接続される後処理
周辺機にそのバージョン情報を持たせ、複写機本体側に
はその情報を処理することが可能な機構を持つことによ
って、後で開発された後処理周辺機でも接続可能とな
り、その機能を最大限に発揮することが可能となる画像
形成装置を提供することにある。
【0017】本発明の第2の目的は、接続した後処理周
辺機に合わせて複写機本体のバージョン調整が不可能で
あることを、接続した後処理周辺機からのバージョン情
報から複写機本体が判別しディスプレイ上に表示するこ
とにより、あらかじめ接続の可否を判定できる画像形成
装置を提供することにある。
【0018】本発明の第3の目的は、接続する後処理周
辺機(ソータ)にそれが持つ機能の情報を持たせ、複写
機本体側にはその情報により制御する機構を持たすこと
により、複写機本体に装着する後処理周辺機に関する機
能がない場合でも後処理周辺機を装着することが可能と
なる画像形成装置を提供することにある。
【0019】本発明の第4の目的は、接続するステープ
ル機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報を持
たせ、複写機本体側にはその情報により制御する機構を
持たすことにより、後処理周辺機に関する機能がない場
合でも後処理周辺機を後で装着することが可能となる画
像形成装置を提供することにある。
【0020】本発明の第5の目的は、接続する多機能ス
テープルを持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報を
持たせ、複写機本体側にはその情報により制御する機構
を持たすことにより、多機能ステープルに関する機能が
ない場合でも後処理周辺機を装着することが可能となる
画像形成装置を提供することにある。
【0021】本発明の第6の目的は、接続するパンチ機
能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報を持た
せ、複写機本体側にはその情報により制御する機構を持
たすことにより、パンチに関する機能がない場合でも後
処理周辺機を装着することが可能となる画像形成装置を
提供することにある。
【0022】本発明の第7の目的は、接続する折り機能
を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報を持たせ、
複写機本体側にはその情報により制御する機構を持たす
ことにより、折りに関する機能がない場合でも後処理周
辺機を装着することが可能となる画像形成装置を提供す
ることにある。
【0023】本発明の第8の目的は、接続するスタンプ
機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報を持た
せ、複写機本体側にはその情報により制御する機構を持
たすことにより、スタンプに関する機能がない場合でも
後処理周辺機を装着することが可能となる画像形成装置
を提供することにある。
【0024】本発明の第9の目的は、接続するメイルボ
ックス機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報
を持たせ、複写機本体側にはその情報により制御する機
構を持たすことにより、メイルボックスに関する機能が
ない場合でも後処理周辺機を装着することが可能となる
画像形成装置を提供することにある。
【0025】本発明の第10の目的は、それぞれの後処
理周辺機のステープラ、パンチ、印、折りの位置情報を
後処理周辺機に持たせ、複写機本体側はその情報により
メモリを活用した画像回転、または排紙部での紙回転、
紙反転等を行う機構、機能を持たすことによって、ステ
ープラ、パンチ、印、折りの位置がそれぞれ異なる後処
理周辺機でも任意に指定した位置に原稿セット方向を気
にすることなく揃えることが可能となる画像形成装置を
提供することにある。
【0026】本発明の第11の目的は、それぞれの後処
理周辺機のステープラ、パンチ、印、折りの位置情報を
後処理周辺機に持たせ、原稿送り装置側はその情報によ
り原稿の送り順序を1頁目からか最終頁からかを判別し
送る機構を持たすことによって、後処理周辺機の位置と
任意の位置に合わせてステープラ、パンチ、印、折りが
なされることが可能となる画像形成装置を提供すること
にある。
【0027】本発明の第12の目的は、装着される後処
理周辺機に複写機本体制御ソフトを持たせ、複写機本体
側でそのソフトを走らせる機能を持たせることによっ
て、後処理周辺機装着時に後処理周辺機から複写機本体
制御ソフトをインストールし自動的にバージョン調整す
ることが可能となる画像形成装置を提供することにあ
る。
【0028】本発明の第13の目的は、複写機本体制御
ソフトに、定着温度を調整できる情報を持たせ、搬送経
路の短い後処理周辺機装着時には定着温度を下げる制御
を行うことによって、定着されたトナーが冷却される前
に排出されて、トナーが別の紙に融着する不具合を生じ
ることがない画像形成装置を提供することにある。
【0029】本発明の第14の目的は、複写機本体制御
ソフトに後処理周辺機の処理能力に合わせた複写機本体
制御情報(複写機本体側のスキャン開始、給紙開始タイ
ミング)を登録することにより、装着される後処理周辺
機の処理能力(処理速度、搬送経路の長さ)が複写機本
体の処理能力(CPM)と異なる場合にも接続できる画
像形成装置を提供することにある。
【0030】本発明の第15の目的は、バージョン調整
において、後処理周辺機の排紙方法に応じた排出順序を
複写機本体側で制御させる方式により、複写モード、F
AXモード、プリンターモードをそれぞれ有す複合機に
おいて表面排紙(最終頁から排紙する)の後処理周辺機
を装着した場合、FAXモード、プリンターモードで1
頁から排出する設定になっている場合は頁順が逆になる
不具合を解決できる画像形成装置を提供することにあ
る。
【0031】本発明の第16の目的は、複写機本体側に
反転機構を持たせ、FAXモード、プリンターモードで
1頁から排出する設定されている場合は反転させること
により、頁順を調整することが可能となる画像形成装置
を提供することにある。
【0032】本発明の第17の目的は、複写機本体側に
メモリを持たせ、それに記憶させ反転を行う方式によっ
て複写機本体の省スぺースが可能である画像形成装置を
提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、画像
形成装置本体に接続する、後処理周辺機のバージョン
(機能、仕様)に応じて前記画像形成装置本体のバージ
ョンが適切に調整され画像形成システムとして目的とす
る本来の機能が動作可能となるようにした第1の手段に
より達成される。
【0034】前記第2の目的は、第1の手段において、
前記接続した後処理周辺機のバージョンに合わせて前記
画像形成装置本体のバージョン調整がハード的に不可能
な場合その旨表示する機能を有する第2の手段により達
成される。
【0035】前記第3の目的は、第1の手段において、
前記後処理周辺機を接続した前記画像形成装置本体に前
記後処理周辺機に関する機能がない場合、ソート・スタ
ック表示、選択、動作制御、ガイダンス表示するように
前記画像形成装置本体を制御するようにした第3の手段
により達成される。
【0036】前記第4の目的は、第1の手段において、
ステープル機能の付いた前記後処理周辺機を接続した前
記画像形成装置本体にステープルに関する機能がない場
合、ステープル、ステープル位置、原稿方向の表示選
択、動作制御ガイダンス表示するように前記画像形成装
置本体を制御するようにした第4の手段により達成され
る。
【0037】前記第5の目的は、第1の手段において、
多機能ステープルの付いた前記後処理周辺機を接続した
前記画像形成装置本体に多機能ステープルに関する機能
がない場合、2か所綴じ、斜め綴じ等の表示、選択、動
作制御、ガイダンス表示するよう前記画像形成装置本体
を制御するようにした第5の手段により達成される。
【0038】前記第6の目的は、第1の手段において、
パンチ機能の付いた前記後処理周辺機を接続した前記画
像形成装置本体にパンチに関する機能がない場合、パン
チの表示、選択、動作制御、ガイダンス表示するよう前
記画像形成装置本体を制御するようにした第6の手段に
より達成される。
【0039】前記第7の目的は、第1の手段において、
折り機能の付いた後前記処理周辺機を接続した前記画像
形成装置本体に折りに関する機能がない場合、折りの表
示、選択、動作制御、ガイダンス表示するよう前記画像
形成装置本体を制御するようにした第7の手段により達
成される。
【0040】前記第8の目的は、第1の手段において、
スタンプ機能の付いた前記後処理周辺機を接続した前記
画像形成装置本体にスタンプに関する機能がない場合、
スタンプの表示、選択、動作制御、ガイダンス表示する
よう前記画像形成装置本体を制御するようにした第8の
手段により達成される。
【0041】前記第9の目的は、第1の手段において、
メイルボックス機能の付いた前記後処理周辺機を接続し
た前記画像形成装置本体にメイルボックスに関する機能
がない場合、メイルボックスの表示、選択、動作制御、
ガイダンス表示するよう前記画像形成装置本体を制御す
るようにした第9の手段により達成される。
【0042】前記第10の目的は、第1の手段におい
て、接続された前記後処理周辺機のステープラ、パン
チ、印、折の位置情報により前記画像形成装置本体を調
整するようにした第10の手段により達成される。
【0043】前記第11の目的は、第1の手段におい
て、接続された前記後処理周辺機のステープラ、パン
チ、印、折の位置情報により、DFを調整するようにし
た第11の手段により達成される。
【0044】前記第12の目的は、第1の手段におい
て、前記後処理周辺機CPUから前記画像形成装置本体
制御ソフトをバージョンセットするようにした第12の
手段により達成される。
【0045】前記第13の目的は、第12の手段におい
て、装着された前記後処理周辺機に応じて定着温度のレ
ベルを可変制御するようにした第13の手段により達成
される。
【0046】前記第14の目的は、第12の手段におい
て、前記後処理周辺機に応じてプロセス線速、CPMを
可変制御するようにした第14の手段により達成され
る。
【0047】前記第15の目的は、第1の手段におい
て、後処理機能に応じて、複合機における複写モード、
FAXモード、プリンタモードでの画像形成動作を選択
制御するようにした第15の手段により達成される。
【0048】前記第16の目的は、第15の手段におい
て、前記後処理周辺機の排紙頁順が、前記複合機におけ
るFAXモードやプリンタモードでの排紙順と合わない
場合、前記画像形成装置本体内蔵の反転機構を使用して
頁順を調整するようにした第16の手段により達成され
る。
【0049】前記第17の目的は、第15の手段におい
て、前記後処理周辺機の排紙頁順がFAXモードやプリ
ンタモードでの排紙順と合わない場合、一旦メモリから
の出力順を逆にして頁順を調整する制御を有する第17
の手段により達成される。
【0050】
【作用】前記第1の手段にあっては、接続される後処理
周辺機にそのバージョン情報を持たせ、複写機本体側に
はその情報を処理することが可能な機構を持つことによ
って、後で開発された後処理周辺機でも接続可能とな
り、その機能を最大限に発揮することが可能となる。
【0051】前記第2の手段にあっては、接続した後処
理周辺機に合わせて複写機本体のバージョン調整が不可
能であることを、接続した後処理周辺機からのバージョ
ン情報から複写機本体が判別しディスプレイ上に表示す
ることにより、あらかじめ接続の可否を判定できる。
【0052】前記第3の手段にあっては、接続する後処
理周辺機(ソータ)にそれが持つ機能の情報を持たせ、
複写機本体側にはその情報により制御する機構を持たす
ことにより、複写機本体に装着する後処理周辺機に関す
る機能がない場合でも後処理周辺機を装着することが可
能となる。
【0053】前記第4の手段にあっては、接続するステ
ープル機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報
を持たせ、複写機本体側にはその情報により制御する機
構を持たすことにより、後処理周辺機に関する機能がな
い場合でも後処理周辺機を後で装着することが可能とな
る。
【0054】前記第5の手段にあっては、接続する多機
能ステープルを持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情
報を持たせ、複写機本体側にはその情報により制御する
機構を持たすことにより、多機能ステープルに関する機
能がない場合でも後処理周辺機を装着することが可能と
なる。
【0055】前記第6の手段にあっては、接続するパン
チ機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報を持
たせ、複写機本体側にはその情報により制御する機構を
持たすことにより、パンチに関する機能がない場合でも
後処理周辺機を装着することが可能となる。
【0056】前記第7の手段にあっては、接続する折り
機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報を持た
せ、複写機本体側にはその情報により制御する機構を持
たすことにより、折りに関する機能がない場合でも後処
理周辺機を装着することが可能となる。
【0057】前記第8の手段にあっては、接続するスタ
ンプ機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報を
持たせ、複写機本体側にはその情報により制御する機構
を持たすことにより、スタンプに関する機能がない場合
でも後処理周辺機を装着することが可能となる。
【0058】前記第9の手段にあっては、接続するメイ
ルボックス機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の
情報を持たせ、複写機本体側にはその情報により制御す
る機構を持たすことにより、メイルボックスに関する機
能がない場合でも後処理周辺機を装着することが可能と
なる。
【0059】前記第10の手段にあっては、それぞれの
後処理周辺機のステープラ、パンチ、印、折りの位置情
報を後処理周辺機に持たせ、複写機本体側はその情報に
よりメモリを活用した画像回転、または排紙部での紙回
転、紙反転等を行う機構、機能を持たすことによって、
ステープラ、パンチ、印、折りの位置がそれぞれ異なる
後処理周辺機でも任意に指定した位置に原稿セット方向
を気にすることなく揃えることが可能となる。
【0060】前記第11の手段にあっては、それぞれの
後処理周辺機のステープラ、パンチ、印、折りの位置情
報を後処理周辺機に持たせ、原稿送り装置側はその情報
により原稿の送り順序を1頁目からか最終頁からかを判
別し送る機構を持たすことによって、後処理周辺機の位
置と任意の位置に合わせてステープラ、パンチ、印、折
りがなされることが可能となる。
【0061】前記第12の手段にあっては、装着される
後処理周辺機に複写機本体制御ソフトを持たせ、複写機
本体側でそのソフトを走らせる機能を持たせることによ
って、後処理周辺機装着時に後処理周辺機から複写機本
体制御ソフトをインストールし自動的にバージョン調整
することが可能となる。
【0062】前記第13の手段にあっては、第12の手
段の複写機本体制御ソフトに、定着温度を調整できる情
報を持たせ、搬送経路の短い後処理周辺機装着時には定
着温度を下げる制御を行うことによって、定着されたト
ナーが冷却される前に排出されて、トナーが別の紙に融
着する不具合を生じることがない。
【0063】前記第14の手段にあっては、第12の手
段の複写機本体制御ソフトに後処理周辺機の処理能力に
合わせた複写機本体制御情報(複写機本体側のスキャン
開始、給紙開始タイミング)を登録することにより、装
着される後処理周辺機の処理能力(処理速度、搬送経路
の長さ)が複写機本体の処理能力(CPM)と異なる場
合にも接続できる。
【0064】前記第15の手段にあっては、第1の手段
のバージョン調整において、後処理周辺機の排紙方法に
応じた排出順序を複写機本体側で制御させる方式によ
り、複写モード、FAXモード、プリンターモードをそ
れぞれ有す複合機において表面排紙(最終頁から排紙す
る)の後処理周辺機を装着した場合、FAXモード、プ
リンターモードで1頁から排出する設定になっている場
合は頁順が逆になる不具合を解決できる。
【0065】前記第16の手段にあっては、複写機本体
側に反転機構を持たせ、FAXモード、プリンターモー
ドで1頁から排出する設定されている場合は反転させる
ことにより、頁順を調整することが可能となる。
【0066】前記第17の手段にあっては、複写機本体
側にメモリを持たせ、それに記憶させ反転を行う方式に
よって複写機本体の省スぺースが可能である。
【0067】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて具体的
に説明する。まず、本発明に係る画像形成装置を適用す
るのに好適なデジタル複写機について説明する。図1
は、本発明による画像形成装置の実施例であるデジタル
複写機の構成を示す説明図である。
【0068】図示の如く、本デジタル複写機は、複写機
本体301と、自動原稿搬送装置(ADF)302と、ソ
ータ303と、両面反転装置(DPX)304とから構成
されている。図1において、上記ユニットの細部構成に
ついて以下に説明する。複写機本体301は、スキャナ
部305、光書込部306、感光体及びその周辺の作像
部307、現像部308及び給紙部309等からなる。
【0069】まず、スキャナ部305の構成について説
明する。310は原稿(図示せず)を載置する透明ガラス
からなるコンタクトレンズ、311はコンタクトガラス
310上の原稿を照射する蛍光灯やハロゲンランプ等を
用いた露光ランプ、312は露光ランプ311の光を原
稿側に反射させる反射板、313は原稿の反射光を屈折
して第2反射ミラー314に導く第1反射ミラー、31
4は第1反射ミラー313からの反射光を次の第3反射
ミラー315に導く第2反射ミラー、315は第2反射
ミラー314からの反射光を受けて色フィルタ316に
導く第3ミラー、316は必要色の光を透過する色フィ
ルタ、317は反射光を次のCCD撮像素子318に結
像するための結像レンズ、318は原稿の反射光を光電
変換して電気信号化するCCD撮像素子、319は画像
信号に対して所定の画像処理(シェーディング補正、M
TF補正、2値化処理、多値化処理、階調性処理、変倍
処理、画像編集処理等)を行う画像処理基板である。
【0070】次に、図1に示す光書込部306の構成に
ついて説明する。図1において、320は正多面体の側
面にミラーが設けられており、高速回転してレーザビー
ムを走査するポリゴンミラー、321はポリゴンミラー
320を高速回転するための駆動源となるポリゴンモー
タ、322は等角度ピッチで偏光されるレーザビームを
感光体ドラム307面に対し等直線ピッチで直線走査す
るように変換補正するfθレンズ、323はfθレンズ
322を経たレーザビームを感光体ドラム307に導く
反射ミラー、324は光書込部306内への異物の進入
を防止するための防塵ガラスである。
【0071】次に、図1の感光体ドラム307を中心と
して静電潜像を形成するための各構成について説明す
る。感光体ドラム307面は帯電チャージャ325によ
り帯電処理された後、光書込部306によりレーザビー
ムが感光体ドラム307面に照射されることにより、そ
の照射部分の電位が低下する。これにより感光体ドラム
307表面の地肌部電位が−750〜−800V、画像
部電位が−500V程度の値となり、感光体ドラム30
7の表面に画像情報に対応した静電潜像が形成される。
【0072】次に、現像部308の構成について説明す
る。本実施例では、326の黒トナー用の第1現像器と
327のカラートナー用の第2現像器から現像部308
が構成されている。328は黒トナーを収容して補給す
る黒トナーカートリッジ、329はカラートナーを収容
して補給するカラートナーカートリッジである。図1に
おいて、330は搬送されてきた記録紙に対し、感光体
ドラム307上の顕像を転写処理する転写チャージャ、
331は転写チャージャ330と一体構成され、感光多
ドラム307に密着した記録紙の分離処理を交流除電に
より行う分離チャージャである。332は感光体ドラム
307面上の転写処理後の残留トナーを除去するクリー
ニングブレード、333はクリーニングブレード332
により除去した廃トナーを回収して収容する回収タン
ク、334は感光体ドラム307の残留電位を光照射に
より除去する除電ランプ、335は感光体ドラム307
に微少な力で接触して記録紙の分離を補助する分離爪、
336は感光体ドラム307の表面の反射濃度を検出す
るフォトセンサである。
【0073】さらに、図1における給紙部309につい
て説明する。337a,337b,337cは記録紙を
サイズ毎に収容してセットする給紙カセット、338
a,338b,338cは記録紙を1枚毎に給送する給
紙ローラ、339は給紙された記録紙を所定のタイミン
グにて転写部へ搬送するレジストローラ、340は転写
・分離後の記録紙を搬送する搬送ベルト、341は加熱
ヒータを内蔵して所定の温度に加熱される定着ローラ、
342は定着ローラ341に対向して所定の圧力となる
ように付勢して配設された加圧ローラである。
【0074】以上のように構成された感光体ドラム30
7周囲の作像部及び給紙部309の動作について説明す
る。複写機本体301には給紙カセット337a,33
7b,337cが着脱自在に装填される。給紙ローラ3
38a,338b,338cにより給送された記録紙
は、レジストローラ339により所定のタイミングにて
感光体ドラム307へ搬送される。感光体ドラム307
は時計方向に回転駆動されており、その際、感光体ドラ
ム307上に形成されたトナー像は転写チャージャ33
0により、感光体ドラム307へ搬送されてきた記録紙
上に転写され(転写処理)、感光体ドラム307に密着し
た記録紙は分離チャージャ331により静電的に分離さ
れる。その後、記録紙は搬送ベルト340によって定着
ローラ341と加圧ローラ342のニップに搬送される
ことにより記録紙上の未定着トナーが定着される(定着
処理)。一方、転写処理後の感光体ドラム307は、ク
リーニングブレード332によって残留トナーが除去さ
れ、また、除電ランプ334によって残留電荷が除電さ
れ、次の複写処理に備えて待機状態になる。図1におい
て、343は定着処理後の記録紙の搬送方向を切り替え
る切替爪、344は両面反転装置(DPX)304へ記録
紙を進入させるための切替爪、345は再給紙部346
側へ記録紙を進入させるための切替爪、346は記録さ
れた記録紙を再度給紙するための再給紙部、347は記
録紙を反転させるトレイ、348は記録紙をトレイ34
7に搬送した後、逆回転して記録紙の後端から再給紙さ
せるための搬送ローラである。
【0075】上記の構成において、両面コピーを行う場
合について説明する。切替爪343により下方に導かれ
た記録紙は、さらに切替爪344で下方に導かれ、次の
切替爪345で搬送ローラ348に送られる。搬送ロー
ラ348は記録紙をトレイ347上に搬送し、記録紙の
後端部に達するタイミングで記録紙を逆方向に再度送
り、切替爪345の切替えにより再給紙部346へ送
る。その後、レジストローラ339に給送される。
【0076】次に、図1に示した自動原稿搬送装置(A
DF)302の構成について説明する。図1において、
349は複写対象である複数枚の原稿セットが可能な原
稿給紙台、350は原稿サイズに合わせ、その側端を揃
えてガイドするサイドガイド、351は原稿台349に
セットされた原稿を1枚ずつ送り出す給紙ローラ、35
2は給紙ローラ351によって送られた原稿をコンタク
トガラス310の所定位置に搬送する搬送ベルト、35
3は複写処理終了後の原稿が排出される排出トレイであ
る。
【0077】以上のように構成された自動原稿搬送装置
(ADF)302の動作について説明する。原稿給紙台3
49上にセットされた複数枚の原稿は、サイドガイド3
50によって原稿の幅方向が揃えられる。セットされた
複数枚の原稿は給紙コロ351の回転により1枚ずつ給
紙され、搬送ベルト352の回転によりコンタクトガラ
ス310上の所定位置まで搬送されて停止する。その
後、前述したように露光動作が行われ画像形成が実行さ
れる。こうして所定枚数の複写処理が終了すると、コン
タクトガラス310上の原稿は搬送ベルト352の回転
により排紙トレイ353へ排出される。なお、サイドガ
イド350のセット位置及び原稿の送り時間をカウント
することにより原稿のサイズを検出している。このよう
な原稿自動搬送装置(ADF)302は、原稿を1枚ずつ
コンタクトガラス310上へ複写サイクル毎に順次搬送
させて、複写処理動作を自動的に行うものである。
【0078】次に、図1に示すソータ303の構成につ
いて説明する。図において、354a〜354xは複写
処理後の記録紙がぺージ順、ぺージ毎あるいは予め設定
された位置に排紙されるビン、355は複数の搬送ロー
ラを回転駆動する駆動モータである。
【0079】以上のように構成されたソータ303は、
複写機本体301から排紙された記録紙を、例えば、ぺ
ージ順(ソート)、ぺージ毎(スタック)あるいは予め設定
されたビン354a〜354xの選択した位置に排紙す
る(メールボックス)方式に応じて選択的に記録紙をビン
354a〜354xに排紙する装置である。駆動モータ
355により回転する複数の搬送ローラにより送られる
記録紙が、各ビン354の入口付近にある爪の切替えに
より、選択されたビン354へ導かれる。
【0080】次に、図1に示す両面反転装置304の構
成について説明する。図において356は複写機本体3
01から送られる記録紙を集積する搬送ローラ、357
は搬送ローラ356から送られる記録紙を集積するトレ
イ、358は記録紙を整列させるための揃えガイド、3
59は記録紙を整列させて搬送する搬送ローラ、360
は記録紙を再給紙するための再給紙ローラである。
【0081】以上のように構成された両面反転装置30
4の動作について説明する。複数枚まとめて両面コピー
を行うとき、切替爪343の切替えにより記録紙は両面
反転装置304へ送られる。送られた記録紙は搬送ロー
ラ356によりトレイ357上に集積される。その際、
搬送ローラ359及び揃えガイド358により記録紙へ
の縦及び横方向の側面が揃えられる。トレイ357上に
集積された記録紙は、再給紙ローラ360により再給紙
部346へ送られ、前述の如く、レジストローラ339
に送り込まれて記録紙の裏面にトナー像が転写される。
このように複写機本体301の再給紙部346では両面
コピーは1枚毎しかできないが、この両面反転装置30
4を装着することによって、まとめて複数枚の両面コピ
ーが可能となる。
【0082】また、図1における361は複写機本体の
各ローラ等を回転駆動するメインモータであり、362
は複写機本体301の機内温度の上昇をある値以下に維
持するためのファンモータである。
【0083】次に、本発明によるデジタル複写機の電送
制御部について説明する。図2及び図3は本発明による
デジタル複写機の電送制御部を示す回路図である。これ
らの図において、601はシーケンス関係の制御を行う
CPU(a)、602はオペレーション関係の全体制御を
実行するCPU(b)であり、CPU(a)601とCPU
(b)602はシリアルインタフェース(RS232C)に
よって接続されている。また、603は給紙部309に
おける記録紙のサイズを検出する紙サイズセンサ、60
4はレジストセンサ、排紙センサ等のセンサ類、605
は各条件設定(例えば、レジストローラ339での記録
紙のループ量や記録紙先端の余白量等)のために設けら
れたディップスイッチ、606は帯電チャージャ32
5、転写チャージャ330、分離チャージャ331、現
像バイアス電極(図示せず)に高圧電力を印加する高圧電
源、607はパワーリレーを駆動制御するリレードライ
バ、608はトナー補給ソレノイド、給紙クラッチ等の
ソレノイド、クラッチ類を駆動制御するソレノイドドラ
イバ、609はメインモータ361やファンモータ36
2等のモータを駆動するモータドライバである。
【0084】また、610は定着ローラ341の定着温
度、濃度センサ336のフォトセンサ入力、半導体レー
ザ401のモニタ入力、半導体レーザ401の基準電圧
が入力されるアナログ入力部、611はオペレータ毎の
使用管理用等のキーカードの読み取りを行うキーカード
ユニット、612は各制御条件等のプログラムを格納し
たROM、613はCPU(a)601用のアドレスデコ
ーダ、614は各センサ類(603〜605)に接続する
RAM、I/Oポート、タイマ、622はRAM614
をバックアップするための不揮発バッテリ、615は両
面反転装置304、高圧電源606用のI/Oポート、
616はリレードライバ607、ソレノイドドライバ6
08、モータドライバ609用のI/Oポート、617
はソータ303とシリアルインタフェースで接続される
USARP、618はアナログデータをデジタルデータ
に変換して光書込部306に出力するA/Dコンバー
タ、619a〜619cは設定した各時間幅に基づいて
処理を実行するためのタイマカウンタ、620はアドレ
スラッチである。
【0085】また、621はCPU(b)602からのセ
レクト信号により画像処理基板319、スキャナ制御回
路623、アプリケーション回路624の3方向の画像
データ(DATA0〜DATA7)と同期信号を出力する
ゲートアレイ、636はCPU(b)602用のアドレス
デコーダ、623はスキャナ制御回路、624は外部機
器(ファクシミリ装置、プリンタ等)とCPU(b)602
のインタフェースであり、予め設定されている情報に基
づいて信号を出力するアプリケーションガイドである。
【0086】また、625は複写モード等の入力操作を
行うキー入力部と複写機の状態表示を行う表示部からな
る操作部、626a,626bは外部管理装置2203
との通信を制御する通信コントロール装置2201に接
続するための通信インタフェースユニット(PI)及び通
信コントロール装置2201と複数の複写機を接続する
ために複写機固有のアドレスを設定するアドレス設定ス
イッチ、627は日付と時間を記憶してCPU(b)60
2に随時出力するカレンダIC、628はCPU(b)6
02用のプログラムを格納するROM、629はCPU
(b)602用のRAM、635はRAM629をバック
アップするための不揮発性バッテリ、633は操作部6
25とシリアルインタフェースで接続するUSARP、
631はスキャナ制御回路623とシリアルインタフェ
ースで接続するUSARP、632はアプリケーション
回路624とシリアルインタフェースで接続するUSA
RP、630は通信インタフェースユニット626aと
シリアルインタフェースで接続するUSARP、634
はカレンダIC627用のアドレスラッチである。
【0087】以上のように構成されたデジタル複写機の
電送制御部における動作を説明する。シーケンス関係の
制御はCPU(a)601によって行われ、紙搬送、作像
条件等の制御が行われる。例えば、給紙カセット337
にセットされた記録紙のサイズ及び送り方向は紙サイズ
センサ603で検出され、この検出信号に基づき紙搬
送、画像制御等を行う。また、この他にレジストセンサ
や排紙センサ等のセンサ類604の各信号及びディップ
スイッチ605の設定条件をCPU(a)601に入力
し、ジャム検出や紙間隔等の制御及び作像制御が行われ
る。また、両面反転装置304は記録紙の幅を揃えるた
めのモータ、給紙クラッチ、紙搬送経路を切り換えるソ
レノイド、先端に記録紙を寄せるコロを上下動させるソ
レノイド、紙有無センサ、紙幅を揃えるためのサイドフ
ェンスのホームポジションセンサ、記録紙の搬送に関す
るセンサによる入出力を行う。ソータ303はシリアル
インタフェースで接続されており、CPU(a)601の
制御信号により所定のタイミングで記録紙を搬送し各ビ
ン354a〜xに排出する。アナログ入力部610には
定着ローラ341の定着温度、濃度センサ336のフォ
トセンサ入力、半導体レーザ401のモニタ入力、半導
体レーザ401の基準電圧が入力される。この定着温度
は、定着ローラ341の表面に接触または近接して配設
したサーミスタ(図示せず)からの入力により定着ローラ
341の温度が一定範囲になるように、定着ローラ34
1内のヒータをオン・オフ制御する。
【0088】次に、オペレーション関係の制御について
以下に説明する。CPU(b)602(メインCPU)は複
数のシリアルポートとカレンダIC627を制御する。
この複数のシリアルポートにはシーケンス制御のCPU
(a)601が接続されている他に、操作部625、スキ
ャナ制御回路623、アプリケーション回路624、通
信インタフェースユニット(PI)626a等が接続され
ている。操作部625では、オペレータによるキー入力
情報をCPU(b)602にシリアル送信し、CPU(b)
602からのシリアル受信により表示部を点灯する。ス
キャナ制御回路623ではスキャナサーボモータの駆動
制御、画像処理及び画像読み取りに関する情報のCPU
(b)602に対するシリアル送信処理と、ADF302
とCPU(b)602のインタフェース処理を行う。アプ
リケーション回路624は外部機器(ファクシミリ装
置、プリンタ装置)とのインタフェースにより、予め設
定されている情報のやりとりを行う。また、カレンダI
C627は記憶している日付と時間をCPU(b)602
により随時読み出され、操作部625の表示部に対する
現在の時刻表示や本複写機のオン時間とオフ時間を設定
することによるタイマ制御等が実行される。
【0089】図4は、本発明によるデジタル複写機にお
ける制御系の全体構成を示すブロック図である。図4に
おいて、701は本デジタル複写機の全体的な制御を行
うメイン制御板、702はADF302の制御を行うA
DF制御板、703はソータ303の制御を行うソータ
制御板、704は両面反転装置304の制御を行う両面
制御板、705は給紙部309の各種制御を行う給紙制
御板、706はアプリケーションシステム、707は定
着センサ、濃度センサ336、レジストセンサ等のセン
サ類、708はAPLファン、排気ファン等のファン
類、709はトータルカウンタ、キーカウンタ等のカウ
ンタ類、710は定着ローラ341の表面温度を検出す
る定着サーミスタである。また、711はLD制御板、
712はPWM制御板、713はドライブ板、714は
ドライブ板、715は温度ヒューズ及び定着ヒータ、7
16はACドライブ板、717はDC電源、718はブ
レードソレノイド,第1〜3ピックアップソレノイド,
第1,2ロックソレノイド等のソレノイド類、719は
レジストクラッチ,上昇中継クラッチ,第1〜3給紙ク
ラッチのクラッチ類、720は第1サイズセンサ,手差
しサイズセンサ,手差しドアセンサ,第1レジスト前セ
ンサの各センサ類、721は吸気ファン、722は搬送
ファン、735及び736はスキャナモータ、737は
安定器、738はH.Pセンサ、739はADFソレノ
イド、740はAPSソレノイド、741は蛍光灯ヒー
タおよびサーミスタである。また、723はソータ30
3の各センサ類、724はソータ303の各ローラを回
転駆動するドライブモータ、725はソータ303の各
ビン354に記録紙の進入切り換えを行うソレノイド
類、726は両面反転装置304のソレノイド類、72
7は両面反転装置304のクラッチ類、728は両面反
転装置304の紙揃えを行うためのジョガーモータ、7
29は両面反転装置304の各センサ類、730はAD
F302の各センサ類、731はADF302の各ソレ
ノイド類、732はADF302の各搬送ローラを回転
駆動するモータ類、733はADF302のセット状態
を検知するスイッチ及び原稿の紙厚を切り換えるスイッ
チ、734はADF302の原稿枚数、ジャム状況を表
示する表示部、742はイメージプリプロセッサ(IP
P)、743はイメージプロセスユニット(IPU)、7
44はメモリ装置(MEM)、745は外部記憶装置であ
る。
【0090】図6は、本発明によるメモリシステムを示
すブロック図である。図において、1101〜1103
は複数個の入力データを選択して切り換えるマルチプレ
クサMUX1,MUX2,MUX3であり、図中のEX
TINは外部からのイメージデータ入力信号を示し、E
XTOUTが外部への出力信号を示している。以上のよ
うに構成されたメモリシステムの動作例を説明する。例
えば、スキャナ部305の一回の露光走査で複数枚のイ
メージプロセスユニット(IPU)743のパラメータを
変えたコピーを出力する場合には、まず、スキャナ走査
時にMUX1をA、MUX2をB、MUX3をAにセッ
トして1枚コピーを出力する。このときの生データはM
UX2を介してメモリ装置(MEM)744に入力され
る。次に、2枚目以降はMUX1をBにセットして、メ
モリ装置(MEM)744からのデータをイメージプロセ
スユニット(IPU)743に入力し、MUX3を介して
プリンタ(PR)に出力する。この時1枚コピーを行う毎
にイメージプロセスユニット(IPU)743のパラメー
タを変更する。また、図5に示す1bitDATAのよう
なコンパクトなデータを保持する場合は、MUX2をA
にセットして、イメージプロセスユニット(IPU)74
3の出力をメモリ装置(MEM)744に取り込む。この
とき、プリンタ(PR)は2値データ(1bit)モードに切
り換えて複写処理を実行する。
【0091】図7は、本発明による画像信号の流れを示
す説明図であり、上記の図6で説明した処理によるデー
タの流れを示している。このようにイメージプロセスユ
ニット(IPU)743により処理されたデータと生デー
タの両方共にメモリ装置(MEM)744に取り込むこと
を可能にしている。
【0092】図8は、上記メモリ装置(MEM)744の
内部構成の一例を示すブロック図である。図8におい
て、1301はデータの圧縮処理を行う圧縮器(COM
P)、1302はイメージプロセスユニット(IPU)7
43と圧縮器(COMP)1301から入力されるデータ
を選択して切り換えるマルチプレクサMUX4、130
3は実データの他に圧縮器(COMP)1301で処理さ
れた圧縮データを格納するメモリユニット、1304は
データの伸長処理を行う伸長器(EXP)、1305はメ
モリユニット1303と伸長器(EXP)1304から入
力されるデータを選択して切り換えるマルチプレクサM
UX5、1306は圧縮器(COMP)と伸長器(EXP)
1304のエラー信号を監視するエラー検出器である。
以上のように構成されたメモリ装置(MEM)744は、
圧縮器(COMP)1301をメモリユニット1303の
前に配置し、伸長器(EXP)1304をメモリユニット
1303の後に配置させ、さらに、マルチプレクサMU
X4及びマルチプレクサMUX5を各々メモリユニット
1303に接続して設けることにより、実データと圧縮
データの格納が選択的に可能となる。すなわち、実デー
タをメモリユニット1303に格納する場合は、マルチ
プレクサMUX4とマルチプレクサMUX5を各々Aに
セットする。また、圧縮器(COMP)1301で処理さ
れたデータをメモリユニット1303に格納する場合
は、マルチプレクサMUX4とマルチプレクサMUX5
を各々Bにセットする。なお、上記の構成において、圧
縮器(COMP)1301はスキャナ部305のスキャン
速度に合わせたメモリ処理を行い、伸長器(EXP)13
04はプリンタ(PR)の速度に合わせて処理を実行す
る。
【0093】図9は、上記のメモリユニット1303の
内部構成の一例を示すブロック図である。図9におい
て、1401はイメージデータと圧縮データであるコー
ドデータを処理する入力データ幅変換器、1402はパ
ックされたデータ数を格納するメモリブロック、140
3はイメージデータと圧縮データであるコードデータを
処理する出力データ幅変換器、1404は入力データ幅
変換器1401によりパックされたデータ数とメモリデ
ータ幅に対応してメモリブロック1402の所定アドレ
スにデータの書込・読取動作を行うダイレクトメモリコ
ントローラ(DMC1)、1405は出力データ幅変換器
1403によりパックされたデータ数とメモリデータ幅
に対応してメモリブロック1402の所定アドレスにデ
ータの書込・読取動作を行うダイレクトメモリコントロ
ーラ(DMC2)である。以上のように構成されたメモリ
ユニット1303は、メモリブロック1402の入力側
と出力側に各々入力データ幅変換器1401、出力デー
タ幅変換器1403を配設し、3つのイメージデータタ
イプ(図10参照)と圧縮器(COMP)1301からの圧
縮データであるコードデータを処理する。ダイレクトメ
モリコントローラ(DMC1)1404及びダイレクトメ
モリコントローラ(DMC2)1405は、入力データ幅
変換器1401及び出力データ幅変換器1403により
パックされたデータ数とメモリデータ幅に応じてメモリ
ブロック1402の所定のアドレスにデータの書込・読
取の処理を行う。図10(a),(b),(c)は、上記図9
で処理されるイメージデータの形式を示す説明図であ
る。図10(a)に示すタイプ1は1bitデータ、(b)に
示すタイプ2は4bitデータ、(c)に示すタイプ3は8b
itデータを各々示している。通常におけるスキャナから
のイメージデータの速度、あるいはプリンタへのイメー
ジデータの速度は、1ピクセルの周期が装置において固
定されているため8bitデータ、4bitデータ、1bitデ
ータに関わらず一定である。また、本実施例において
は、8本のデータラインのMBS(Most SignificantBi
t:データの最上位にあるビット)側から1bitデータ、
4bitデータ、8bitデータとMBS詰めで定義してい
る。このデータをメモリブロック1402のデータ幅
(16bit)に、パック、アンパックするブロックが入力
データ幅変換器1401と出力データ幅変換器1403
であり、パック処理することによりデータの深さに対応
してメモリが使用できるのでメモリ装置(MEM)744
の有効利用が可能となる。
【0094】図11は、メモリユニット1303にピク
セルプロセスユニット(PPU)1601を接続した構成
例を示すブロック図である。図11において、1601
はイメージデータ間の論理演算(例えば、AND,O
R,EOR,NOT)を実行するピクセルプロセスユニ
ット(PPU)、1602はイメージプロセスユニット
(IPU)743とピクセルプロセスユニット(PPU)1
601から入力されるデータを選択して切り換えるマル
チプレクサMUX6、1603はピクセルプロセスユニ
ット(PPU)1601とメモリユニット1303から入
力されるデータを選択して切り換えるマルチプレクサM
UX7である。以上のように図8で示すメモリ装置74
4の内部構成に対して、圧縮器(COMP)1301と伸
長器(EXP)1304の代わりにピクセルプロセスユニ
ット(PPU)1601をメモリユニット1303の外に
配設する構成とした。このような構成において、ピクセ
ルプロセスユニット(PPU)1601によりメモリ出力
データと入力データを論理演算してプリンタ(PR)に出
力する。また、メモリ出力と入力データ(例えば、スキ
ャナ部305からのデータ)を論理演算し、再度、メモ
リユニット1303に格納することができる。また、出
力先のプリンタ(PR)とメモリユニット1303の切り
換えは、マルチプレクサMUX6及びマルチプレクサM
UX7により行う。このような機能は一般的に画像合成
処理に、例えば、スキャナデータにオーバーレイを重ね
合わせる等の画像合成処理に使用される。
【0095】図12は、イメージデータの保存処理を実
行するための外部記憶装置745の構成を示すブロック
図である。図において、1701はイメージデータの入
出力を制御するインタフェース(I/F)、1702はフ
ロッピディスクドライバ(FDD)1703を制御するフ
ロッピディスクコントローラ(FDC)、1703は記憶
媒体となるフロッピディスク(FD)を駆動するフロッピ
ディスクドライバ(FDD)、1704はハードディスク
(HDD)1705の書込・読出を制御するハードディス
クコントローラ(HDC)、1705は書込・読出可能な
ハードディスク(HDD)、1706はフロッピディスク
コントローラ(FDC)1702及びハードディスクコン
トローラ(HDC)1704を制御するファイルコントロ
ーラ(FC)、1707はインタフェース(I/F)170
1に対し制御するラインドロワ(LD)である。以上のよ
うな構成において、イメージデータを外部記憶装置74
5により保存する動作について説明する。イメージデー
タをフロッピディスク(FD)に保存する場合、図6に示
したEXTOUTからインタフェース(I/F)1701
を介して、ファイルコントローラ(FC)1706が制御
するフロッピディスクコントローラ(FDC)1702に
出力し、フロッピディスクドライバ(FDD)1703上
のフロッピディスク(FD)に記憶する。また、ハードデ
ィスクコントローラ(HDC)1704は、ファイルコン
トローラ(FC)1706の制御に基づいてハードディス
ク(HDD)1705上に書込・読出を実行する。なお、
ハードディスク(HDD)1705には汎用的に使用する
フォーマットデータやオーバーレイデータを記憶させ、
必要に応じて使用できるものとなっている。
【0096】図13は、イメージデータの圧縮及び伸長
の処理速度が間に合わなかった場合のリカバリを可能に
する場合の例を示すブロック図である。図13におい
て、1801はメモリユニット1804に対して2つの
入力データと1つの出力データを同時に入出力可能にし
てメモリ制御するメモリ管理ユニット(MMU)、180
2はメモリユニット1804と伸長器(EXP)1805
からの入力されるデータを選択して切り換えるマルチプ
レクサ(MUX8)、1803はデータの圧縮処理を行う
圧縮器(COMP)、1804は実データの他に圧縮器
(COMP)1803により処理された圧縮データを格納
するメモリユニット、1805はデータの伸長処理を行
う伸長器(EXP)、1806は圧縮器(COMP)180
3と伸長器(EXP)1805のエラー信号を監視するエ
ラー検出器である。以上の構成において、メモリユニッ
ト1804にはスキャナ走査と同時に圧縮器(COMP)
1803により圧縮処理されたデータとイメージデータ
が入力される。該メモリユニット1804に入力された
データは各々別のメモリ領域に格納され、圧縮データは
そのまま伸長器(EXP)1805に入力して伸長処理が
行われる。1ぺージ分の全データのメモリユニット18
04に対する入力が完了するまでに圧縮器(COMP)1
803と伸長器(EXP)1805による処理時間が間に
合って、正常に処理が終了した場合には圧縮データのメ
モリ領域を残し、生データの領域を解除する。ここで、
エラー検出器1806により圧縮器(COMP)1803
あるいは伸長器(EXP)1806からのエラー信号を検
出すると、直ちに圧縮データのデータ領域を取り消して
生データを採用する。このように圧縮器(COMP)18
03と伸長器(EXP)1805の検定処理を行うことに
より、高速で確実なデータ処理と、メモリ領域の有効な
利用が実現できる。
【0097】なお、上記のようにメモリ管理ユニット
(MMU)1801によりメモリ領域のダイナミックなア
ロケーションを可能としたが、この他の方式として生デ
ータ用と圧縮データ用の2つのメモリユニットを配設し
ても同様な処理が行える。このような構成は、電子ソー
ティングのような複数のぺージを格納し、リアルタイム
でプリンタ(PR)に出力するような格納ぺージ数とプリ
ント速度を両立する条件を満足させなければならないよ
うな用途に使用すると効果的である。
【0098】図14は、本発明に係わるアプリケーショ
ンシステムの構成を示すブロック図である。図14にお
いて、このアプリケーションシステムは、ベースユニッ
ト2001と、ファイルユニットのAPL(1)2002
と、FAXユニットのAPL(2)2003と、オン/オ
フプリンタユニットのAPL(3)2004と、LAN用
のAPL(4)2005と、T/S(タッチスイッチ)及び
LCD(液晶ディスプレイ)等からなる操作部ユニット2
006とから構成されている。以下、これらのユニット
の細部構成及びその動作について説明する。 [ベースユニット2001]図14において、2007
はエンジンI/F、2008はぺージメモリ、2009
はSCI(スモールコミュニケーションインタフェー
ス)、2010はイメージバス、2011はシステムバ
ス、2012はCPU、2013はDRAMを用いた変
倍回路、2014はバスアビータ、2015は所定のク
ロックを発生する機能を有するタイマ、2016は現在
時刻を発生させるRTC、2018はOS等の基本機能
プログラムが格納されているROM、2019は主にワ
ーキングメモリとして使用されるRAM、2020はD
MAC、2021は回転制御部、2022はCEPであ
る。このベースユニット2001は、本システムの基本
制御を実行するユニットである。エンジンI/F200
7は、イメージデータがシリアルデータで送信されてく
るためパラレルデータに変換すると共に、反対に、ぺー
ジメモリ2008からのパラレルデータをエンジンI/
F2007によりシリアルデータに変換し、EXTIN
に送り出す。また、制御信号はシリアルであるため、エ
ンジンI/F2007からSCI2009を介してシス
テムバス2011に接続される。また、ぺージメモリ2
008は、本実施例では、A3で1ぺージ分のサイズデ
ータを格納する容量を備え、ここでビットイメージに変
換すると共に、EXTIN、EXTOUTのデータ速度
とCPU2012の処理速度の調停も実行する。また、
変倍回路2013はDMAC2020を用いてCPU2
012を介さずに高速に、ぺージメモリ2008上のデ
ータを拡大あるいは縮小処理を実行する。また、回転制
御部2021は、例えば、FAX送信による送信原稿が
A4縦で、受信側がA4横の場合、送信側は自動的に7
1%縮小して送信し、受信側は該縮小により画像が見ず
らくなるため、送信原稿を90度回転させてA4横に変
換し等倍で送信する。さらに、回転制御部2021は、
受信出力を行うとき、受信サイズがA4横でカセットの
サイズがA4縦である場合に、出力イメージを90度回
転させてA4縦に直して出力することにより、カセット
の縦、横の区別を不要にしている。また、CEP202
2では、イメージデータの圧縮、伸長、スルーの処理を
実行する。バスアビータ2014はAGDCからのデー
タをイメージバス2010やシステムバス2011に送
る処理を実行する。また、タイマ2015は所定のクロ
ックを発生し、RTCは現在の時刻を発生させる。
【0099】[APL(1)2002]このAPL(1)2
002はファイルユニットである。図14において、2
023はSCSIであり、HDD(ハードディスク)20
24、ODD(光ディスク)2025、FDD(フロッピ
ディスク)2026用のI/Fである。また、2027
はROMであり、SCSI2023を介してHDD20
24、ODD2025、FDD2026を制御するファ
イリングシステムの制御プログラムが格納されている。
【0100】[APL(2)2003]このAPL(2)2
003はFAX制御用のユニットである。図14におい
て、2030はG4FAXコントローラであり、G4用
のプロトコルを制御し、G4のクラス1、クラス2、ク
ラス3をサポートするユニットである。また、G4FA
Xコントローラ2030は、ISDNもサポートし、N
ET64においては2B+1D(64KBx2p+16
KB)の回線となるので、G4/G4、G4/G3、G
3/G3、G4のみ、G3のみのいずれかが選択可能な
ユニットである。また、2031はG3FAXコントロ
ーラであり、G3用のプロトコルを制御し、アナログ回
線によるG3FAXのプロトコル、デジタル信号をアナ
ログ信号に変換するモデムも備えている。また、203
2はNCU(ネットワークコントロールユニット)であ
り、交換機を使用し、相手先と接続するとき、あるいは
相手先からの着信を受けるダイアル機能等を備えてい
る。また、2033はSAF(ストア・アンド・フォワ
ード)であり、FAXの送信、受信を実行するときの画
像データ(イメージデータ、コードデータ等を含む)を蓄
積するため、半導体メモリ、HDD、ODD等が用いら
れる。また、2024はAPL(2)を制御するためのプ
ログラムが格納されているROM2、2025はワーキ
ングメモリとして使用されるRAMであり、バックアッ
プ電源として不揮発性バッテリが接続され、相手先電話
番号、相手先名、FAX機能を制御するデータ等が格納
されており、操作部ユニット2006のT/S、LCD
を用いて容易に設定可能に構成されている。
【0101】[APL(3)2004]このAPL(3)2
004はオンラインプリンタ、オフラインプリンタの制
御ユニットである。図14において、2040はフロッ
ピディスク2041の制御を実行するFDC(フロッピ
ディスクコントローラ)であり、最近のフロッピディス
ク2041はSCSI2023をサポートしているもの
もあり、ここではSCSI2023、ST506インタ
フェースをサポートする。また、2042はHOSTコ
ンピュータとの接続に使用するSCI(シリアルコミュ
ニケーションインタフェース)であり、また、同様に、
2043はHOSTコンピュータとの接続に使用するセ
ントロI/Fである。また、2044はエミュレーショ
ンカードであり、次のような機能を備えている。すなわ
ち、HOSTコンピュータからプリンタの仕様をみた場
合、現状は、例えば、NEC製、EPSON製等多くの
メーカから発売されており、各々仕様が異なるため、こ
れらのプリンタの機能をHOSTコンピュータからみて
同じになるようにしなければHOSTコンピュータで使
用していたソフトウェアが動作しなくなる。上記不具合
を解消するため、エミュレーションカード2044を装
着し、その内部に格納されているソフトウェアによりみ
かけ上においてHOSTコンピュータからみたときに各
メーカのプリンタとして動作させるようにする。
【0102】また、2045はAGDC(アドバンスト
・グラフィック・ディスプレイ・コントローラ)であ
り、HOSTコンピュータから送られてきたコードデー
タをCGROM2046、CGカード2047内のFO
NTイメージを高速にぺージメモリ2008に展開する
ものである。また、2048はこれらの制御プログラム
が格納されているROM3である。なお、CGROM
(キャラクタ・ゼネレータ・ROM)2046はコードデ
ータに対応したFONTデータが格納されており、ま
た、CGカード2047は外付けのCGFONTであ
り、内容はCGROM2046と同様である。
【0103】[APL(4)2005]このAPL(4)2
005は、LANを制御するユニットである。図14に
おいて、2050はLANコントローラであり、現在稼
働中のLANであるイーサネット、オムニ、スターラン
等を制御する。また、前記APL(2)2003のFA
X、APL(4)のLANは、他のAPLが動作中であっ
てもバックグランドで働くようになっている。
【0104】[操作部ユニット2006]この操作部ユ
ニット2006では、LCD及びタッチスイッチを制御
する。図14において、2064は操作部ユニット20
06制御用のプログラム及びデータが格納されたRO
M、同様に2065は、操作部ユニット2006の制御
用データ及び更新可能な制御用プログラムを格納するた
めのバックアップ電池付き不揮発RAM、2060はL
CDであり、グラフィック、キャラクタが表示でき、こ
の中のCG2061にANK、漢字の第2水準のコード
が格納されている。また、2062はTSC(タッチス
イッチコントローラ)であり、T/S2063の制御を
実行する。T/S2063はX,Yの格子に分けられて
おり、オペレータが使用するときのスイッチのサイズは
TSC2062により1つのキーに対する格子の数を決
めることにより自由に設定できるようになっている。ま
た、LCD2060とT/S2063は、2層構造にな
っており、キーのサイズとLCD2060のキーの枠が
対応するようになっている。
【0105】次に、本発明に係わる画像形成装置管理シ
ステム2206について説明する。図15は、本発明に
係わる画像形成装置管理システム2206の構成を示す
ブロック図である。サービス拠点に設置されている外部
管理装置2203とユーザの元に設置されている複写機
等の機器とは公衆回線網2202を介して接続されてい
る。ユーザ側には外部管理装置2203との通信を制御
するための通信コントロール装置2201,2201に
接続されている。通信コントロール装置2201には、
電話機2204やファクシミリ2205が接続可能にな
っており、ユーザの既存の回線に挿入する形で設置が可
能になっている。通信コントロール装置2201には、
複数の複写機が接続可能になっているが、もちろん単数
の場合もある。これらの複写機は同型のものである必要
はなく異なる機種でもかまわず、複写機以外の機器でも
かまわない。ここでは説明の便宜上、1台の通信コント
ロール装置2201には最大5台の複写機が接続可能で
あるとする。通信コントロール装置2201と複数の複
写機はRS−485規格によりマルチドロップ接続され
ている。通信コントロール装置2201と各複写機間の
通信制御は基本型データ伝送制御手順により行われる。
通信コントロール装置2201を制御局としたセントラ
ライズド制御のポーリング/セレクティング方式でデー
タリンクの確立を行うことにより、任意の複写機との通
信が可能になっている。各複写機はアドレス設定スイッ
チ626によって固有の値を設定できるようになってお
り、これによって各複写機のポーリングアドレス、セレ
クティングアドレスが決定される。
【0106】次に、通信コントロール装置2201の構
成について説明する。図16は、通信コントロール装置
2201の構成を示すブロック図である。公衆回線22
02からの信号はまず切替え部2301に入力される。
ここでは、公衆回線2202側からの通信が通信コント
ロール装置2201に接続されている電話2204(ま
たはファクシミリ2205)宛のものであれば公衆回線
2202側を電話2204(またはファクシミリ220
5)に接続し、外部管理装置2203からの通信であれ
ば公衆回線2202側をモデム2302に接続する。ま
た、RS−485用のトランシーバを用いた通信インタ
フェースによって複写機側との通信を行う。これらの制
御・処理は、ROM2303内の制御プログラムに従っ
て、CPU2304を中心に行われる。RAM2305
には、処理の中間結果などが格納されるほか、通信テキ
ストを一時的に格納しておくためにも用いる。また、外
部管理装置2203側から、通信コントロール装置22
01の動作に必要な各種パラメータもRAM2305に
書き込まれている。通常通信コントロール装置2201
は24時間連続通電を行い常に外部管理装置2203と
通信可能な状態にしておくが、不慮の電源断等でこれら
のパラメータの内容が失われることがないようにバッテ
リ2306によりバックアップしている。
【0107】次に、外部管理装置2203の構成につい
て説明する。図17は、外部管理装置2203の構成を
示すブロック図である。各種処理を実行するホストコン
ピュータ2401と、管理データ等を格納しておくため
の磁気ディスク等の外部記憶装置2402、表示用のデ
ィスプレイ2403、操作手段としてのキーボード24
04、プリンタ2405そして公衆回線と接続するため
のモデム2406により構成される。図3に示すよう
に、通信インタフェース(PI)ユニット626aは通信
コントロール装置2201との通信を行う。USARP
633は通信インタフェースユニット626aとシリア
ルインタフェースで接続される。また通信インタフェー
スユニット626aに付属するアドレス設定スイッチ
は、通信コントロール装置2201が複写機を識別する
ためのアドレスを設定するディップスイッチであり、1
〜5の範囲で設定が可能である。
【0108】以上のように構成された画像形成装置管理
システム2206を用いて、本発明に関する新たに複写
機に接続した付加機能に対するバージョン調整用の制御
プログラムおよび制御データを外部管理装置2203か
ら供給する動作について説明する。複写機にADF30
2、ソータ303、両面反転装置304等の付加機能を
新たに接続したとき、複写機本体301側の制御プログ
ラムがこの付加機能に適合しなければ、その機能を十分
に発揮できないかあるいは全く使用することができな
い。また、接続された付加機能を使用するためにはオペ
レータが操作部625を用いてこれらの使用方法等を設
定する必要があり、このための新たな操作部画像表示デ
ータおよび使用方法設定用の制御プログラムも必要にな
る。(以降これら新たに複写機に接続した付加機能に対
するバージョン調整に必要なプログラムおよびデータを
総称して更新プログラムと呼ぶ)。
【0109】図18は、更新プログラムを外部管理装置
2203から供給する動作について説明した図である。
図18に示すように、複写機本体301に新たな付加機
能を接続すると、電源投入時等にこの付加機能と複写機
本体301の間で接続チェックが行われ、この時付加機
能のバージョン情報(識別コード等)が複写機本体30
1に送られる。複写機本体301側はこの識別コードと
自身のプログラムバージョンを比較し付加機能が十分に
使いこなせないと判断するとUSARP633および通
信インターフェース(PI)ユニット626aを通じて
通信コントロールユニット2201へ新しい付加機能の
識別コードと更新プログラムの送信要求を送信する。こ
の時複写機本体301の識別コードも一緒に送信され
る。
【0110】これを受信した通信コントロール装置22
01は、予め通信コントロール装置2201内のRAM
2305に設定されている外部管理装置2203の電話
番号へ発呼しこれらのデータを送信する。外部管理装置
2203は通常サービス拠点などに設置されていて電話
回線を通じて複数の通信コントロール装置2201とデ
ータの送受信をすることができる。通信コントロール装
置2201が所定のデータを外部管理装置2203へ送
信し終わると、通信コントロール装置2201は送信元
の複写機本体301に対して、通信コントロール装置2
201と外部管理装置2203間の通信の結果を表す通
信結果報告を送信する。これにより送信元の複写機本体
301は、通信が正常に終了したか、何らかの異常によ
り通信ができなかったかを知ることができる。通信コン
トロール装置2201を通じて複写機本体301から更
新プログラムの送信要求を受けた外部管理装置2203
は、同時に送信されてくる付加機能の識別コードと複写
機本体301の識別コードとからバージョン調整に必要
な適切な更新プログラムを予め用意された外部記憶装置
2402内のデータベースの中から選択し、目的の複写
機本体301が接続されている通信コントロール装置2
201へダイヤルし送信する。通信コントロール装置2
201は外部管理装置2203からこれらのデータを受
信すると目的の複写機本体301にデータを送信する。
【0111】一方、更新プログラムを通信コントロール
装置2201から受信した複写機本体301は、それを
不揮発RAM629あるいは不揮発RAM614に記憶
する。以降複写機本体301は、新たに接続した付加機
能をその更新プログラムに基づいて制御する。また、新
たな付加機能が加わったことによるモード設定画面の表
示および制御のための更新プログラムは、操作部ユニッ
ト2006に送られ、不揮発RAM2065に記憶され
る。これにより操作部ユニット2006は、新たに接続
された付加機能に対するモード設定キーや警告表示灯の
表示、およびそれらの表示制御が可能となる。
【0112】複写機本体301は、更新プログラムのR
AM629(614)以上への記憶等、受信データに対す
る処理を行った後、完了応答を通信コントロール装置2
201へ送信する。通信コントロール装置2201はこ
れを外部管理装置2203へ送信し、1つの処理単位を
終了する。
【0113】次に、複写機本体301が更新プログラム
を外部管理装置2203から受け取る処理動作について
説明する。図22は、複写機本体301が更新プログラ
ムを外部管理装置2203から受け取る処理のフローチ
ャートである。図22にて、複写機本体301は、更新
プログラムの受け取りが必要になると、通信コントロー
ル装置2201へ更新プログラム送信要求を送信する
(S1)。(S2)において通信コントロール装置2201
の無応答など、送信が正常に行えなかった場合は(S2
でN)、操作部ユニット2006上にその旨の表示を行
って、(新たな付加機能の付設作業を行っている)サービ
スマンに知らせる(S6)。(S2)において通信コントロ
ール装置2201へ正常にデータが送信されたと判断さ
れた場合は(S2でY)、タイムアウト判定用のタイマ
をスタートして(S3)、通信コントロール装置2201
からの通信結果報告を待つ(S4〜S5)。この例ではタ
イムアウト時間を3分間としており(S5)、3分以内に
通信結果報告を受信しなかった場合(S5でY)をタイ
ムアウトとして、通信失敗の旨を操作部ユニット200
6上に表示してサービスマンに知らせる(S6)。
【0114】タイムアウト時間内に送信結果報告を受信
した場合は(S4でY,S5でN)、報告内容を判断し
(S7)、失敗の場合(S7でN)は操作部2006上に
その旨の表示を行い(S6)、成功した場合には(S7で
Y)、新たにタイムアウト判定用タイマをスタートして
(S8)、更新プログラムが送られてくるのを待つ(S9
〜S10)。この例ではタイムアウト時間を20分間と
しており(S10)、20分以内に更新プログラムを受信
しなかった場合(S10でY)をタイムアウトとして、
通信失敗の旨を操作部ユニット2006上に表示してサ
ービスマンに知らせる(S6)。タイムアウト時間内に更
新プログラムを受信した場合は(S9でY,S10で
N)、受信内容を判断し(S11)、更新プログラムが要
求通りのものであることが確認できると(S11で
Y)、プログラムの更新処理(不揮発RAM2019へ
のプログラム記憶等)を行い(S12)、更新が成功した
旨を操作部ユニット2006上に表示する(S13)。
(S11)において更新プログラムの内容に誤りがある
等、プログラムの更新がうまく行かなかったと判断され
た場合は(S11でN)、その旨を操作部ユニット20
06上に表示しサービスマンに知らせる(S6)。
【0115】次に、通信コントロール装置2201と複
写機本体301との通信手順を説明する。図23〜図2
5は、通信コントロール装置2201と複写機本体30
1との通信手順を説明した図である。図23は、通信コ
ントロール装置2201に5台の複写機本体301が接
続されている場合の、アイドル状態のシーケンスを示す
図である。通信コントロール装置2201は各複写機の
ポーリングアドレスを用いて順次ポーリングシーケンス
を送信するポーリングサイクルを実行する。自機のポー
リングアドレスでポーリングされた複写機は、送信テキ
スト(更新プログラム送信要求)がなければ否定応答を通
信コントロール装置2201に送信する。通信コントロ
ール装置2201は、他に通信処理のない通常の状態で
は、このポーリングサイクルを繰り返している。
【0116】次に、アドレス2の複写機で更新プログラ
ムの送信要求が発生した場合について説明する。図24
は、アドレス2の複写機で更新プログラムの送信要求が
発生した場合の例を示す図であり、この例では、自機の
アドレスでポーリングされた後にRS−485ライン上
へ送信テキスト(更新プログラムの送信要求)を送出す
る。
【0117】次に、通信コントロール装置2201から
アドレス5の複写機へ更新プログラムのテキストを送信
する例について説明する。図25は、通信コントロール
装置2201からアドレス5の複写機へ更新プログラム
のテキストを送信する例であり、この例では、現在行っ
ているポーリングを終結後、目的の複写機のセレクティ
ングアドレスを用いてセレクティングシーケンスを送信
して複写機へテキストを送信する。テキスト送信後は、
元のポーリングサイクルに復帰する。
【0118】次に、更新プログラムを供給する他の方法
として、外部記憶装置(フロッピディスク)を使う場合
について説明する。図14に示したようにAPL(3)
2004には、フロッピディスク2041の制御を実行
するFDC(フロッピディスクコントローラ)2040
が装着されている。複写機本体301に新たな付加機能
を接続し、複写機本体301側がこれを十分に使いこな
せないと判断すると操作部ユニット2006のLCD上
に図19に示すような更新プログラムを含んだフロッピ
ディスクのセット指示が表示される。ここで「No.×
×」は更新プログラムロード用フロッピディスクの管理
番号であり、どの管理番号のフロッピディスクが必要か
は、接続した付加機能からの受信した情報により得る。
フロッピディスク2041がオペレータによってフロッ
ピディスクドライバ(図示せず)にセットされると、F
DC2040の制御に基づいて更新プログラムの読み取
りが行われる。このとき管理番号の違うフロッピディス
クがセットされていた等、正しい更新プログラムが読み
込めなかった場合には図20に示すような表示を行いオ
ペレータにその旨を報知する。また、正しい更新プログ
ラムが読みとれた場合にはこれをシステムバス2011
を通じて不揮発RAM2019に記憶し、これ以降複写
機本体301は、新たに接続した付加機能をその更新プ
ログラムに基づいて制御する。また、新たな付加機能が
加わったことによるモード設定画面の表示および制御の
ための更新プログラムは、操作部ユニット2006に送
られ、不揮発RAM2065に記憶される。これにより
操作部ユニット2006は、新たに接続された付加機能
に対するモード設定キーや警告表示灯の表示、およびそ
れらの表示制御が可能となる。また、更新データをロー
ドする他のメディアとしてICカード、光磁気ディスク
(MO)等が考えられるが、プログラム更新の動作はフ
ロッピディスク2041の場合とほぼ同様である。
【0119】図26は、複写機本体301が更新プログ
ラムを外部記憶装置(フロッピディスク)2041から
受け取る処理のフローチャートである。図26にて、複
写機301は、更新プログラムの受け取りが必要になる
と、操作部2006上に更新プログラムを含んだフロッ
ピディスクのセット指示を表示する(S21)。(S2
2)においてフロッピディスクがフロッピディスクドラ
イバ(図示せず)にセットされるのを待ち、セットされ
ると更新プログラムの読み込み処理が行われる(S2
3)。(S24)において更新プログラムが見つからな
い、更新プログラムが違っている、データが正常に読み
込めない等更新プログラムが正常に読み込めない場合
(S24でN)、その旨を操作部ユニット2006上に
表示し、サービスマンに知らせる(S27)。また(S
24)で更新プログラムが正常に読み込めたと判断され
た場合には(S24でY)、プログラムの更新処理(不
揮発RAM2019へのプログラム記憶等)を行い(S
25)、更新が成功した旨を操作部ユユニット2006
上に表示する(S26)。
【0120】次に、更新プログラムを供給する他の方法
として、新たに接続した付加機能から直接複写機本体3
01側の更新プログラムの提供を受ける方法をソータ3
03を新たに接続した場合について図2,3,4,2
1,27をもとに説明する。なお、複写機本体301側
には、少なくとも新たに接続するソータの機種に対する
制御プログラムが予め用意されていなかったものとす
る。
【0121】図27は、ソータ303の構成を示すブロ
ック図である。図で703はソータ制御板、3401は
ソータ303の制御を行うためのCPU,3403はC
PU3401用のRAM,3404はソータ制御プログ
ラムおよび本ソータを制御するための複写機本体側プロ
グラム(更新プログラム)を格納するためのROM,3
402は本体との接続に使用するSCI(シリアルコミ
ュニケーションインタフェース)である。
【0122】次に、ソータ303を新たに接続したとき
の情報の流れを説明する。図21は、ソータ303を新
たに接続したときの情報の流れを説明した図である。図
21に示すように、複写機本体301に新たなソータ3
03を接続して、USARP617とソータ303側の
SCI3402との間に光ファイバ(図示せず)等のシ
リアル通信ラインが結ばれると、電源投入時に、複写機
本体301はすべての付加機能との間で実行される付加
機能接続チェック処理の一つとしてこのソータ303と
の接続チェックを行う。この時、ソータ303からは、
シリアル通信ラインを通じてソータ303の機種とソー
タ制御プログラムに対してユニークな識別コード(バー
ジョンコード)が複写機本体301に送られる。複写機
本体301側はこの識別コードと自身のバージョンコー
ドから接続されたソータ303が制御可能かどうかを判
断し、制御不可能と判断したときには、ソータ303に
対して更新プログラムの送信要求と複写機本体301の
識別コードをシリアル通信ラインを通じて発光する。複
写機本体301から更新プログラムの送信要求を受けた
ソータ303は、ソータ制御板703上のROM340
4内に予め用意された更新プログラムの中から、複写機
本体の識別コードに応じた適切な更新プログラムを選び
出し、複写機本体301に対して送信する。複写機本体
301側はこれを不揮発RAM629(または614)
に記憶し、これ以降複写機本体301は、新たに接続し
た付加機能をその更新プログラムに基づいて制御する。
また、新たな付加機能(ソート機能)が加わったことに
よるモード設定画面の表示および制御のための更新プロ
グラムは、操作部ユニット2006に送られる。これに
より操作部ユニット2006は、新たに接続された付加
機能に対するモード設定キー(ソータの例ではソートキ
ー、スタックキー等)や警告表示灯の表示、およびそれ
らの表示制御が可能となる。複写機本体301は、更新
プログラムを受けると自身のバージョンデータも更新し
不揮発RAM629(または614)に記憶するので、
次の電源投入時からは自身の不揮発RAM629(また
は614)に記憶された付加機能制御プログラムを使用
し、付加機能からの再度データ受信は行わない。
【0123】次に、複写機本体301が更新プログラム
を付加機能から受け取る処理動作について説明する。図
28は、複写機本体301が更新プログラムを付加機能
から受け取る処理のフローチャートである。図28に
て、複写機本体301は、更新プログラムの受け取りが
必要になると、更新プログラムの送信要求を付加機能に
対して発行(S31)し、付加機能から更新プログラム
が送られてくるのを待ち(S32)。更新プログラムの
受信処理を行う(S32でY,S33)。受信が完了す
ると受信内容を判断し(S34)、更新プログラムが要
求通りのものであることが確認できると(S34で
Y)、プログラムの更新処理(不揮発RAM629,R
AM614へのプログラム記憶等)を行い(S35)、
更新が成功した旨を操作部625上に表示する(S3
6)。更新プログラムの内容に誤りがある等、プログラ
ムの更新がうまく行かなかったと判断された場合は(S
34でN)、その旨を操作部625上に表示しサービス
マンに知らせる(S37)。
【0124】次に、新たに接続されたソータ(複写機本
体側に制御用プログラムが用意されていない機種タイプ
のソータ)に対する複写機本体301側の接続処理を、
図29のフローチャート及び図2,3,4,21,27
に基づいて説明する。複写機本体301は、電源が投入
されると、自身に接続された付加機能(ソータ303,
ADF302、両面反転装置304等)との接続チェッ
クをシリアルライン等を通じて行う。図29はこのうち
のソータ303との接続チェックに関するフローチャー
トである。図29において、電源投入後ソータ303と
の接続チェックが開始されると、最初に複写機本体30
1から通信開始を表す通信コードがUSARP617を
通じて送信され(S41)、同時にタイムアウト判定用
のタイマをスタートし(S42)、ソータ303からの
機種タイプデータ及び制御プログラムバージョンデータ
の受信待ち状態となる(S43〜S44)。この例では
タイムアウト時間を10秒間としており(S44),1
0秒以内にソータ303からのデータ受信がなかった場
合(S44でY)をタイムアウトとして、ソータは未接
続であると判断する(S45)。一方、タイムアウト時
間内に機種タイプデータ及びバージョンデータを受信し
た場合(S43でY)、複写機本体301は、ROM6
12上に予め用意されたソータ制御用プログラム及び不
揮発RAM614上の制御用プログラム格納領域に既に
ロードされているソータ制御用プログラムの中から、接
続されたソータを制御できるプログラムを検索する(S
46)。この結果、(S47)において新たに接続され
たソータを制御できるプログラムが見つかれば(S47
でY)、以降はその制御プログラムを用いてソータを制
御する。また、該当するプログラムが見つからなければ
(S47でN)、先に述べたような手続きによって外部
管理装置、外部記憶装置、付加機能等から更新プログラ
ムを受け取り(S48)、不揮発RAM614上の制御
用プログラム格納領域に格納し(S49)、以降はその
制御プログラムを用いてソータを制御する。なお、RA
M614は不揮発RAMであるので複写機本体301の
電源を切っても更新プログラムは消えずに残っており、
電源の再投入の際には、(S47)において制御プログ
ラムありと判断されるので、更新プログラムの受け取り
処理が再度行われることはなく、2回目以降の電源投入
処理では処理時間が短かくなる。
【0125】種々の後処理周辺機(ソータ、フィニッシ
ャー、ソーターステイプラーetc)が接続されたた時
も前述したソータ303を接続した時と同じ処理が行な
われる。付加機能接続チェック処理の中で、後処理周辺
機から複写機本体301へ送られる更新プログラムの中
には後処理周辺機の機能及び性能に関する情報がコード
化されて入っている。その主なものは、ビン数、コピー
紙受入れ線速可変巾、最短搬送経路長、通紙可能サイ
ズ、反転機能有り無し、必要紙間距離、JOB間時間、
ドギーティル機能有り無し、コピー紙表/裏面受入、ス
テープル有り無し、ステープル種類(最大綴じ枚数、2
ケ所綴じ、斜め綴じ)、操作部LCD2060用機械外
形表示パターン、パンチ種類(2穴、3穴、4穴)、折
り機能有り無し、折り種類(2つ折り、Z折り)、メイ
ルボックス機能有り無し、ステープル打ち方向(上、
下)、ステープル(パンチ)位置調整範囲、スタンプ機
能有り無し、スタンプ種類、標準線速などが有る。更新
プログラムの受け取り処理完了後、複写機本体301は
ROM628内のプログラムによりCPU602にて、
上記機能情報とすでに付加されているADF302、両
面反転装置304、等の機能と照らし合わせシステムと
して使用可能機能、使用不可能機能等のチェックを行な
いシステム上新たに必要となる操作部LCD2060の
画面データを操作部625(操作部ユニット2006)
の不揮発RAM2065へ送る。この処理の流れを図3
0に示す。
【0126】すなわち、図30にて、後処理新機能を検
索し(S51)、現状システムで機能を満足するか判断
する(S52)。現状システムで機能を満足し、全ての
新機能検索を終了したら本処理を終了する(S52で
Y,S57でY)。現状システムで機能を満足せずハー
ド上無理であれば(S52でN,S53でY)、必要と
なる操作画面データを更新処理し(S54)、一方、現
状システムで機能を満足せずハード上可能であれば(S
52でN,S53でN)、プログラム及びパラメータを
変更処理し(S55)、必要となる操作画面データを更
新処理し(S56)、そして、全ての新機能検索を終了
したら本処理を終了する(S57でY)。
【0127】ソータ303を新たに接続し、プログラム
更新処理が終了すると基本的にソートモードとスタック
モードの選択が可能となるので操作部ユニット2006
に送られた更新プログラムにより操作画面は図31から
図32のように変更され新たにスタックキー6010と
ソートキー6020が新設される。
【0128】又、ソータ303のように、ビン移動タイ
プのソータでなくビン固定タイプのソータでは、FAX
機能を使用する場合、メイルボックスとして使用するこ
とが可能である。複写機本体301はソータ303が新
たに接続された時に前述のプロセスでソータ303にメ
イルボックス機能が有ることを認識し、操作部625に
新たな画面が加わる。つまりユーザーがFAXユーティ
リティー機能を操作部LCD2060と重ったT/S2
063で選択すると、図33に示す(a)の画面に変
る。この中にソータ303が付加されたことにより「メ
イルボックス登録」キー6030が新設されており、こ
のキー6030を押下することにより画面は図33
(b)に変り、又「登録する」キー6040を選択する
ことにより画面は図33(c)に変りビンごとに部門コ
ード、部門名を図示しない10キー及び、文字キーで設
定することにより、メイルボックス機能が使用可とな
る。
【0129】図34は、後処理周辺機の一つのソータス
テープラー(以下S/S)800の構成を示す説明図で
ある。図において、801はS/S800のコピー紙受
入れ口に有る入口センサであり、802はプルーフトレ
イ803と上下方向に多段に配列されたビン805a〜
xへの通紙経路を切換えるための切換爪である。ビン8
05a〜xはヘリカルスパイラル809により保持さ
れ、このヘリカルスパイラル809が正逆回転すること
により上下に移動して、排出されるシートのソート/ス
タック動作が可能となる。807は図示しないチャック
移動ソレノイド、チャックSOLソレノイド、チャック
移動モーターにより構成されるチャックユニットであ
り、チャックユニット807はビン805a〜x上にス
タックされたシート束をはさんでステープルユニット8
04まで移動する。ステープルユニット804は下方か
らスティプルを行なうユニットである。806はビン8
05a〜x上のシート束をスティプルする際に、シート
束を揃える助けを行なう補助ビン、808はヘリカルス
パイラル809を駆動するビンリフトモータである。
【0130】図35はS/S800の構成を示すブロッ
ク図である。図において、810はS/S800用の制
御基板であり、811はS/S800の制御を行うため
のCPU,813はCPU811用のRAM,814は
S/S制御プログラム及び本S/S800を制御するた
めの複写機本体側プログラム(更新プログラム)を格納
するためのROM,812は本体との接続に使用するS
CI(シリアルコミュニケーションインターフェース)
である。815はS/S800の各センサ類、816は
S/S800の各ローラを回転駆動するドライブモータ
ー及びステイプル駆動モーター、ビンリフトモータ80
8を示す。817はS/S800の各ソレノイド類であ
る。
【0131】S/S800が複写機本体301に付加さ
れることにより、前述のソータ303と同様のプロセス
で複写機本体301のプログラムが更新され、また、図
30のシステム機能チェック処理が行なわれる。これに
より操作画面は図31から図36のように変更され新た
にステープルキー6050、スタックキー6010、ソ
ートキー6020が新設される。又、ステープルキー6
050をユーザーが押下すると操作画面が図37のよう
になり、S/S800の機能に合ったステープル位置を
ユーザーに知らせ、ミスコピーを低減する。
【0132】又、S/S800は下打ちステイプル機能
(下方からステイプルを行なう)の機械のため、本複写
機本体301は、表面排紙機構(画像面上向き)の機械
なので、普通にコピーを行ないステイプルを行なうと図
38のようにステイプルの向きが逆に綴じられる不具合
が有る。これをユーザーに使用前に知らせるために図3
9のような警告画面が用意されている。なお、6100
はステイプルを行った針である。
【0133】又、この問題を別の手段で解決する方法と
して、原稿の通紙順を変え、複写機本体301の反転機
構を用いて行なう方法があり、これを図40,図41,
図42を用いて説明する。図30のシステム機能チェッ
ク処理において、新規機能のステープルモードを動作さ
せるために複写機本体301は、現状システム(反転機
能付下送りADF302と複写機本体301内部の反転
経路の組合せ)からステープルモードの動作プログラム
の変更を行なう。
【0134】図40は変更後の動作フローチャートを示
す。図40にて、ユーザーが操作画面からステープルキ
ーを選択しステープルモードに入ると(S61)、AD
F302に原稿セットされた後(S62)図41に示す
操作画面に変りユーザーに通常とは逆に画像面を下にし
て原稿をセットするよう知らせる。ユーザーが原稿を再
セットするかもしくは図41の画面を所定時間(5〜1
0秒程度)表示したら(S63,S64)、操作画面を
通常画面に戻し他のキー入力を待つ(フロー図上図示し
ていない)。モード設定が終り、プリントキーが押下さ
れると(S65)、複写機本体301はADF302へ
反転給紙指令を出し(S66)、ADF302は、最下
位原稿Pを1枚分離後(図42の(a))、搬送し反転
経路を経て反転後(図42の(b))コンタクトガラス
310上へ停止させる(図42の(c))。これは原稿
面を下向きにセットしているため、原稿Pを反転しない
と原稿面がコピーできないため、又、原稿逆セットのた
め、原稿Pは1ページ目から搬送されることとなる。原
稿がコンタクトガラス310上に停止すると(S6
7)、複写機本体301は前述したプロセスでコピー作
業を行なう(S68)が、通常に排出を行なうと画像面
が上向きでS/S800へ排出されることとなるので、
定着後複写機本体301内の両面経路を使用してコピー
を反転させ再度給紙経路へ戻し今度は複写プロセス動作
を行なわずにS/S800へ排出する。その後(S69
でY)複写機本体301はADF302へ反転排紙指令
(S70)を出すことにより、ADF302はコンタク
トガラス310上の原稿を反転して原稿面を下向きに戻
して排出トレイ353へ排出する。この(S66〜S7
0)の一連の動作はセットされた原稿が原稿台349上
からなくなるまで行なわれ、全ての原稿の処理が行なわ
れた後(S71でY)に複写機本体301はS/S80
0へステイプル指示を出し(S72)、S/S800は
ステイプル動作を行なう(S73)。以上の動作により
ステイプルの打ち方向が正常な方向(画像面側から打ち
こまれる)になり、問題が解決される。この例はステイ
プルの打ち方向についての説明であったが、同様に原稿
ページ順を変え、コピー紙を反転して排出することしに
より、他の同様な問題が生じる後処理ユニット(パン
チ、スタンプ、紙折り機)について対応できることが言
える。
【0135】図43は、多機能S/S900の構成を示
す説明図、図44はパンチユニット901の構成を示す
説明図である。前述のS/S800と同じ構成の部分に
ついては説明を省略する。これらの図において、901
はパンチユニット、902は斜め打ち可能な上打ちステ
イプルユニットである。905はパンチ駆動用のパンチ
モータ,903は穴開け用のポンチで、ポンチ903は
2ケある。904はポンチ位置を決めるためのパンチホ
ームセンサである。パンチを行なう時、入口センサ80
1が用紙の後端を検知するとS/S900内の後述する
CPU911内部タイマーにてタイミングを取り、パン
チモータ905を駆動し用紙にて穴を開ける。図45は
ステープルユニット902の移動機構の説明図である。
ステープルユニット902はステープル移動モータ90
7により移動が可能で、4パターン(手前斜め1ケ所綴
じ、手前平行1ケ所綴じ、奥平行1ケ所綴じ、中央平行
2ケ所綴じ)のステープルが可能となる。斜め綴じの場
合はステープル斜めセンサ906の位置でステープルユ
ニット902を停止させ綴じ動作を行なう。
【0136】図46はS/S900の構成を示すブロッ
ク図である。910はS/S900用の制御基板であ
り、911はCPU、912はSCI、913はRA
M、914はROMであり、その内部構成はS/S80
0と同一であるので説明は省略する。915はS/S9
00の各センサ類、916はS/S900の各ローラを
回転駆動するドライブモーター、及びステイプル駆動モ
ータ、ビンリフトモータ、ステープル移動モーター90
7、パンチモータ905を示す。917はS/S900
の各ソレノイド類である。S/S900が複写機本体3
01に付加されることにより、前述のソーター303と
同様のプロセスで複写機本体301のプログラムが更新
され、又図30のシステム機能チェック処理が行なわれ
る。これで新機能としてソート、スタック、ステープ
ル、パンチのモードが新たに使えるようになったため、
操作画面は図31から図47のように変更され新たに、
パンチキー6060、ステープルキー6050、スタッ
クキー6010、ソートキー6020が新設される。
又、S/S900は多機能ステープルユニット902を
備えているため、ユーザーがステープルキーを選択する
と操作画面は図48のように変り、4種類のステープル
が選択できるようになると供に原稿のセット方向とステ
イプル位置のガイダンスが表示される。又、図47の画
面でパンチモードを選択すると、図49の画面に変りユ
ーザーに原稿のセット方向とパンチ位置のガイダンス表
示を行ないオペレートミスを低減する。
【0137】S/S900を付加後の、更新プログラム
のやり取りの中でパンチ位置のデーター、パンチ径のデ
ーター(ステープル位置も同様)も含まれている。S/
S900の標準パンチ位置は図50のようになっており
用紙後端PEから12mmの位置にφ6.5の穴701
0,7010が2ケ開けられる。この穴位置に画像が有
ると画像欠けが発生し、また、用紙をパンチ穴を使って
綴じた場合、画像が見にくいという不具合が発生する。
このため、パンチモード時にコピーを出力する際、画像
処理基板319において、図51に示すように、後端2
0mm以内に画像(網かけ部分)が有る場合は、後端2
0mm以内に画像(網かけ部分)が無くなるまで画像デ
ータをシフトして出力し複写プロセスを行なう。
【0138】図52は、後処理周辺機の一つのフィニッ
シャー(以下、FIN)920の構成を示す説明図であ
る。921は用紙をストックするトレイ、922はステ
イプル又はスタンプを行なうために用紙をための中間ト
レイ、927は用紙を揃えるための戻しローラ、926
はブラシローラー、924はステイプルユニット、92
5は中間トレイ922上の用紙にスタンプを行なうため
のスタンプユニット、923は中間トレイ922上の用
紙をトレイ921上へ放出するための放出ベルト、92
8は中間トレイ922とトレイ921への搬送経路を切
り換えるための切換爪、930,931,932は紙折
りのための折りロール、934は折り紙をガイドするガ
イド板、929はトレイ921と紙折り部への搬送経路
を切り換えるための切換爪である。FIN920の動作
については周知のフィニッシャー、折り機と同様なので
説明は省略する。
【0139】図53はFIN920の構成を示すブロッ
ク図である。図で940はFIN920用の制御基板で
あり、941はCPU、942はSCI、943はRA
M、945はROMであり、内部構成はS/S800と
同一であるので説明は省く。946はFIN920の各
センサ類、947はFIN920の各ローラを回転駆動
するドライブモータ、及びステイプル駆動モータ、折り
ロール(930,931,932)を駆動するモーター
を示す。948は各ソレノイド類である。FIN920
を複写機901に付加することにより、前述のS/S9
00を付加した時と同様のプロセスで新規機能として折
り、スタンプ、ステープル、スタック、ソート機能が追
加されるために操作画面は図31から図54のように変
更され、折りキー6070等の新規モードキーが新設さ
れる。
【0140】図55は、低速複写機用のソータ950の
構成を示す説明図である。図において、951はプルー
フトレイ、952は各ローラーを駆動する搬送モータ
ー、955はビン956a〜xを上下に移動させるため
のピンリフトモーター、953はビン956a〜xを上
下に移動する時のガイドとなる溝、954はプルーフト
レイ951とビン956a〜xへの用紙の搬送経路を切
り換えるための切換爪である。なお、構成ブロック図は
図27のソータ303と同じである。
【0141】ソータ950は低速複写機用の周辺機のた
め本説明の複写機本体301とは用紙の搬送線速、及び
CPMが合わず、通常の複写機本体301の速度で、複
写を行なうとソータ950の受入れ口で速度が合わず用
紙ジャムが発生する。ソータ950の搬送速度は240
mm/sで複写機本体301の通常の速度は300mm
/sである。本問題を解決するために、ソータ950を
複写機本体301に付加後の更新プログラムのやり取り
の中で、ソータ950の標準線速データも送られてく
る。複写機本体301は前記図30のシステム機能チェ
ック処理において、線速を合わせるための、プログラム
及びパラメータの変更を行なう。複写機本体301の搬
送はメインモータ361(DCブラシレスサーボモー
タ)で行なわれ、図56に示すようにメイン制御板70
1からメインモータードライブ基板714にモータO
N、クロック、クロック同期のラインでつながり、メイ
ンモータ361はPLL(フェーズロックループ)制御
で駆動される。PLL用のクロックはメイン制御板70
1からクロックのラインで出され、クロック周波数の制
御は図2に示すCPU601で行なわれ、メインモータ
ー回転数はクロック周波数に比例する。複写機本体30
1の標準速度が300mm/sの時、メインモーター3
61の回転数は100rpm,PLLクロック周波数は
2KHzである。これをソータ950の線速240mm
/sに合わせるには、PLLクロック周波数を1.6K
Hzに変更する。合わせてCPMを小さくするための給
紙開始タイミング等のパラメータ変更も行なわれる。
又、線速度が遅くなったため、標準の定着温度(175
°C)では温度が高すぎて用紙のカール量も増える。ソ
ーター950はソータ入口からビンまでの搬送経路が短
いため、定着されたトナーが冷却される前に用紙が重ね
られ、トナーが別の紙の裏面に融着するという不具合も
生じる。これを解決するために、図57に示すように定
着ローラの温度制御の変更が行なわれ、標準設定温度1
75°Cから160°Cへ下げられる。
【0142】s/s900,FIN920のような表紙
排紙(最終ページから排紙する)の後処理周辺機が複写
機本体301に付加された場合、FAXモードやプリン
タモードの時、1ページ目から送信されてくる送信側の
場合、そのまま出力するとページ順が逆になる不具合が
有る。この不具合の解決を以下の方法でFAXモードを
例に行なう。s/s900,FIN920などの周辺機
を複写機本体301に付加した後のプログラム更新処理
の時、周辺機機能データーの中に“コピー紙表/裏面受
入”の情報が有るので、複写機本体301のメイン制御
板701上のCPU601,CPU602に対するプロ
グラム更新及び操作部625のプログラム更新の後にC
PU602がアプリケーション回路624上の不揮発R
AM2019にアプリケーション回路制御のプログラム
更新を行なう。この更新プログラムにより、FAX受信
時の動きとしては、送信側からの信号NSS(非標準機
能設定信号)又はDCS(ディジタル送信命令信号)に
より、送信側が1ページ目から送信してくる機種か否か
を判定する。最終ページから送信してくる機種もしくは
送信順の不明な機種の場合は通常の受信処理、及び作像
処理を行なう。1ページ目から送信してくる機種と判定
できた場合、1ページ分の画情報が送信されて来た後、
次ページが有る場合、送信側にPIP(手順中断肯定信
号)信号を送信して次ページの送信を中断する。その後
SAF(2033)に有る画情報データを通常の手順で
作像転写後の用紙は定着後複写機本体301内の両面経
路を使用して用紙を反転させ再度給紙経路へ戻し、今度
は複写プロセス動作を行なわずに後処理周辺機へ排出す
る排出完了後に、FAXアプリケーションユニット20
03から送信側へDIS(ディジタル識別信号)又はN
SF(非標準機能識別信号)信号を出し、次ページの画
情報が送られてくるのを待つ。以上の手順を最終ページ
まで繰り返すことにより、後処理周辺機のトレイ上には
画像面が下になり用紙がストックされるので、ページ順
が正しくそろう。
【0143】ただし、この方法は1枚ごとに反転して用
紙を排出するのに時間がかかるため、生産性を低下させ
るデメリットもある。このため、複写機本体301のF
AXアプリケーションユニット2003のメモリ容量が
充分に有る場合は前述の更新プログラムとは異なる更新
プログラムがアプリケーション回路624上の不揮発R
AM2019に送られ、又CPU601用のプログラム
も更新される。これによりFAX受信時の前述の方法と
は異なり、1枚ごとに送信を中断させることなく全ペー
ジの画情報をメモリにストアする。画情報の送信が全て
完了した後で、1ページ目から送信してくる機種であっ
た場合(前述の判定方法と同じで送信開始時に判定す
る)CPU2012の制御により、メモリにストアされ
た最後のページ画情報から作像処理が行なわれる。1ペ
ージ目から送信してくる機種と判定できなかった場合は
最初にメモリにストアされたページ画情報から作像処理
を行ない、どちらの場合も用紙を反転させずに後処理周
辺機に排出することにより正しいページ順で、ストック
される。
【0144】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、接続され
る後処理周辺機にそのバージョン情報を持たせ、複写機
本体側にはその情報を処理することが可能な機構を持つ
ことによって、後で開発された後処理周辺機でも接続可
能となり、その機能を最大限に発揮することが可能とな
る。
【0145】請求項2記載の発明によれば、接続した後
処理周辺機に合わせて複写機本体のバージョン調整が不
可能であることを、接続した後処理周辺機からのバージ
ョン情報から複写機本体が判別しディスプレイ上に表示
することにより、あらかじめ接続の可否を判定できる。
【0146】請求項3記載の発明によれば、接続する後
処理周辺機(ソータ)にそれが持つ機能の情報を持た
せ、複写機本体側にはその情報により制御する機構を持
たすことにより、複写機本体に装着する後処理周辺機に
関する機能がない場合でも後処理周辺機を装着すること
が可能となる。
【0147】請求項4記載の発明によれば、接続するス
テープル機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情
報を持たせ、複写機本体側にはその情報により制御する
機構を持たすことにより、後処理周辺機に関する機能が
ない場合でも後処理周辺機を後で装着することが可能と
なる。
【0148】請求項5記載の発明によれば、接続する多
機能ステープルを持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の
情報を持たせ、複写機本体側にはその情報により制御す
る機構を持たすことにより、多機能ステープルに関する
機能がない場合でも後処理周辺機を装着することが可能
となる。
【0149】請求項6記載の発明によれば、接続するパ
ンチ機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報を
持たせ、複写機本体側にはその情報により制御する機構
を持たすことにより、パンチに関する機能がない場合で
も後処理周辺機を装着することが可能となる。
【0150】請求項7記載の発明によれば、接続する折
り機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報を持
たせ、複写機本体側にはその情報により制御する機構を
持たすことにより、折りに関する機能がない場合でも後
処理周辺機を装着することが可能となる。
【0151】請求項8記載の発明によれば、接続するス
タンプ機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能の情報
を持たせ、複写機本体側にはその情報により制御する機
構を持たすことにより、スタンプに関する機能がない場
合でも後処理周辺機を装着することが可能となる。
【0152】請求項9記載の発明によれば、接続するメ
イルボックス機能を持つ後処理周辺機にそれが持つ機能
の情報を持たせ、複写機本体側にはその情報により制御
する機構を持たすことにより、メイルボックスに関する
機能がない場合でも後処理周辺機を装着することが可能
となる。
【0153】請求項10記載の発明によれば、それぞれ
の後処理周辺機のステープラ、パンチ、印、折りの位置
情報を後処理周辺機に持たせ、複写機本体側はその情報
によりメモリを活用した画像回転、または排紙部での紙
回転、紙反転等を行う機構、機能を持たすことによっ
て、ステープラ、パンチ、印、折りの位置がそれぞれ異
なる後処理周辺機でも任意に指定した位置に原稿セット
方向を気にすることなく揃えることが可能となる。
【0154】請求項11記載の発明によれば、それぞれ
の後処理周辺機のステープラ、パンチ、印、折りの位置
情報を後処理周辺機に持たせ、原稿送り装置側はその情
報により原稿の送り順序を1頁目からか最終頁からかを
判別し送る機構を持たすことによって、後処理周辺機の
位置と任意の位置に合わせてステープラ、パンチ、印、
折りがなされることが可能となる。
【0155】請求項12記載の発明によれば、装着され
る後処理周辺機に複写機本体制御ソフトを持たせ、複写
機本体側でそのソフトを走らせる機能を持たせることに
よって、後処理周辺機装着時に後処理周辺機から複写機
本体制御ソフトをインストールし自動的にバージョン調
整することが可能となる。
【0156】請求項13記載の発明によれば、請求項1
2の複写機本体制御ソフトに、定着温度を調整できる情
報を持たせ、搬送経路の短い後処理周辺機装着時には定
着温度を下げる制御を行うことによって、定着されたト
ナーが冷却される前に排出されて、トナーが別の紙に融
着する不具合を生じることがない。
【0157】請求項14記載の発明によれば、請求項1
2の複写機本体制御ソフトに後処理周辺機の処理能力に
合わせた複写機本体制御情報(複写機本体側のスキャン
開始、給紙開始タイミング)を登録することにより、装
着される後処理周辺機の処理能力(処理速度、搬送経路
の長さ)が複写機本体の処理能力(CPM)と異なる場
合にも接続できる。
【0158】請求項15記載の発明によれば、請求項1
のバージョン調整において、後処理周辺機の排紙方法に
応じた排出順序を複写機本体側で制御させる方式によ
り、複写モード、FAXモード、プリンターモードをそ
れぞれ有す複合機において表面排紙(最終頁から排紙す
る)の後処理周辺機を装着した場合、FAXモード、プ
リンターモードで1頁から排出する設定になっている場
合は頁順が逆になる不具合を解決できる。
【0159】請求項16記載の発明によれば、複写機本
体側に反転機構を持たせ、FAXモード、プリンターモ
ードで1頁から排出する設定されている場合は反転させ
ることにより、頁順を調整することが可能となる。
【0160】請求項17記載の発明によれば、請求項1
5記載の発明により生じる作用効果に加えて、複写機本
体側にメモリを持たせ、それに記憶させ反転を行う方式
によって複写機本体の省スぺースが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル複写機の構成を示す説明図である。
【図2】本発明によるデジタル複写機の電送制御部を示
す回路図である。
【図3】本発明によるデジタル複写機の電送制御部を示
す回路図である。
【図4】本発明によるデジタル複写機における制御系の
全体構成を示すブロック図である。
【図5】IPUの出力形式を示す説明図である。
【図6】本発明によるメモリシステムを示すブロック図
である。
【図7】本発明による画像信号の流れを示す説明図であ
る。
【図8】メモリ装置(MEM)の内部構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図9】メモリユニットの内部構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図10】(a),(b),(c)は、上記図9で処理される
イメージデータの形式を示す説明図である。
【図11】メモリユニットにピクセルプロセスユニット
(PPU)を接続した構成例を示すブロック図である。
【図12】イメージデータの保存処理を実行するための
外部記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図13】イメージデータの圧縮及び伸長の処理速度が
間に合わなかった場合のリカバリを可能にする場合の例
を示すブロック図である。
【図14】本発明に係わるアプリケーションシステムの
構成を示すブロック図である。
【図15】本発明に係わる画像形成装置管理システムの
構成を示すブロック図である。
【図16】通信コントロール装置の構成を示すブロック
図である。
【図17】外部管理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図18】更新プログラムを外部管理装置から供給する
動作について説明した図である。
【図19】更新プログラムを含んだフロッピーディスク
のセット指示の表示例を示す図である。
【図20】正しいプログラムが読み取れなかった場合の
表示例を示す図である。
【図21】ソータを新たに接続したときの情報の流れを
示す図である。
【図22】複写機本体が更新プログラムを外部管理装置
から受け取る処理のフローチャートである。
【図23】通信コントロール装置と複写機本体との通信
手順を説明した図である。
【図24】通信コントロール装置と複写機本体との通信
手順を説明した図である。
【図25】通信コントロール装置と複写機本体との通信
手順を説明した図である。
【図26】複写機本体が更新プログラムを外部記憶装置
から受け取る処理のフローチャートである。
【図27】ソータの構成を示すブロック図である。
【図28】複写機本体が更新プログラムを付加機能から
受け取る処理のフローチャートである。
【図29】ソータとの接続チェックに関するフローチャ
ートである。
【図30】システム機能チェック処理制御を示すフロー
チャートである。
【図31】操作画面を示す説明図である。
【図32】操作画面を示す説明図である。
【図33】操作画面を示す説明図である。
【図34】後処理周辺機の一つのソータステープラー8
00の構成を示す説明図である。
【図35】S/S800の構成を示すブロック図であ
る。
【図36】操作画面を示す説明図である。
【図37】ステイプル位置を知らせる操作画面を示す説
明図である。
【図38】逆綴じの状態を示す説明図である。
【図39】逆綴じとなる旨の警告画面を示す説明図であ
る。
【図40】変更後の動作制御を示すフローチャートであ
る。
【図41】操作画面を示す説明図である。
【図42】(a),(b),(c)は原稿反転給紙動作
を示す説明図である。
【図43】多機能S/S900の構成を示す説明図であ
る。
【図44】パンチユニット901の構成を示す説明図で
ある。
【図45】ステイプルユニット902の移動機構の説明
図である。
【図46】S/S900の構成を示すブロック図であ
る。
【図47】操作画面を示す説明図である。
【図48】ステイプル操作画面を示す説明図である。
【図49】原稿のセットのしかたとパンチ孔の位置を知
らせる画面を示す説明図である。
【図50】S/S900の標準パンチ位置を示す説明図
である。
【図51】画像データをシフトして出力し複写プロセス
を行なう状態を示す説明図である。
【図52】後処理周辺機の一つのフィニッシャー920
の構成を示す説明図である。
【図53】フィニッシャー920の構成を示すブロック
図である。
【図54】操作画面を示す説明図である。
【図55】低速複写機用のソータ950の構成を示す説
明図である。
【図56】ソータ950の構成を示すブロック図であ
る。
【図57】定着ローラの温度制御の変更を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
301 複写機本体 302 ADF 303 ソータ(S/S) 361 メインモータ 601 CPU 602 CPU 628 ROM 624 アプリケーション回路 625 操作部 701 メイン制御板 714 メインモータードライブ基板 800 S/S 810 制御基板 811 CPU 813 RAM 814 ROM 812 SCI 900 多機能S/S 901 パンチユニット 901 パンチユニット 902 ステイプルユニット 920 FIN 930,931,932 折りロール 950 低速複写機用のソータ 2003 FAXアプリケーションユニット 2006 操作部ユニット 2012 CPU 2019 不揮発RAM 2033 SAF 2060 操作部LCD 2065 不揮発RAM 2063 T/S 2206 画像形成装置管理システム 6010 スタックキー 6020 ソートキー 6030 「メイルボックス登録」キー 6040 「登録する」キー 6050 ステープルキー 6060 パンチキー 6070 折りキー 7010 穴 PE 用紙後端

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に接続する、後処理周
    辺機のバージョン(機能、仕様)に応じて前記画像形成
    装置本体のバージョンが適切に調整され画像形成システ
    ムとして目的とする本来の機能が動作可能となるように
    したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記接続した後処理周辺機のバージョンに合わせて前記
    画像形成装置本体のバージョン調整がハード的に不可能
    な場合その旨表示する機能を有することを特徴とする画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記後処理周辺機を接続した前記画像形成装置本体に前
    記後処理周辺機に関する機能がない場合、ソート・スタ
    ック表示、選択、動作制御、ガイダンス表示するように
    前記画像形成装置本体を制御するようにしたことを特徴
    とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像形成装置において、
    ステープル機能の付いた前記後処理周辺機を接続した前
    記画像形成装置本体にステープルに関する機能がない場
    合、ステープル、ステープル位置、原稿方向の表示選
    択、動作制御ガイダンス表示するように前記画像形成装
    置本体を制御するようにしたことを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像形成装置において、
    多機能ステープルの付いた前記後処理周辺機を接続した
    前記画像形成装置本体に多機能ステープルに関する機能
    がない場合、2か所綴じ、斜め綴じ等の表示、選択、動
    作制御、ガイダンス表示するよう前記画像形成装置本体
    を制御するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の画像形成装置において、
    パンチ機能の付いた前記後処理周辺機を接続した前記画
    像形成装置本体にパンチに関する機能がない場合、パン
    チの表示、選択、動作制御、ガイダンス表示するよう前
    記画像形成装置本体を制御するようにしたことを特徴と
    する画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の画像形成装置において、
    折り機能の付いた後前記処理周辺機を接続した前記画像
    形成装置本体に折りに関する機能がない場合、折りの表
    示、選択、動作制御、ガイダンス表示するよう前記画像
    形成装置本体を制御するようにしたことを特徴とする画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の画像形成装置において、
    スタンプ機能の付いた前記後処理周辺機を接続した前記
    画像形成装置本体にスタンプに関する機能がない場合、
    スタンプの表示、選択、動作制御、ガイダンス表示する
    よう前記画像形成装置本体を制御するようにしたことを
    特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の画像形成装置において、
    メイルボックス機能の付いた前記後処理周辺機を接続し
    た前記画像形成装置本体にメイルボックスに関する機能
    がない場合、メイルボックスの表示、選択、動作制御、
    ガイダンス表示するよう前記画像形成装置本体を制御す
    るようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の画像形成装置におい
    て、接続された前記後処理周辺機のステープラ、パン
    チ、印、折の位置情報により前記画像形成装置本体を調
    整するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の画像形成装置におい
    て、接続された前記後処理周辺機のステープラ、パン
    チ、印、折の位置情報により、DFを調整するようにし
    たことを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の画像形成装置におい
    て、前記後処理周辺機CPUから前記画像形成装置本体
    制御ソフトをバージョンセットするようにしたことを特
    徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の画像形成装置におい
    て、装着された前記後処理周辺機に応じて定着温度のレ
    ベルを可変制御するようにしたことを特徴とする画像形
    成装置。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の画像形成装置におい
    て、前記後処理周辺機に応じてプロセス線速、CPMを
    可変制御するようにしたことを特徴とする画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の画像形成装置におい
    て、後処理機能に応じて、複合機における複写モード、
    FAXモード、プリンタモードでの画像形成動作を選択
    制御するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の画像形成装置におい
    て、前記後処理周辺機の排紙頁順が、前記複合機におけ
    るFAXモードやプリンタモードでの排紙順と合わない
    場合、前記画像形成装置本体内蔵の反転機構を使用して
    頁順を調整するようにしたことを特徴とする画像形成装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項15記載の画像形成装置におい
    て、前記後処理周辺機の排紙頁順がFAXモードやプリ
    ンタモードでの排紙順と合わない場合、一旦メモリから
    の出力順を逆にして頁順を調整する制御を有することを
    特徴とする画像形成装置。
JP6203687A 1994-06-21 1994-08-29 画像形成装置 Pending JPH0876643A (ja)

Priority Applications (2)

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JP6203687A JPH0876643A (ja) 1994-07-06 1994-08-29 画像形成装置
US08/493,160 US5678135A (en) 1994-06-21 1995-06-21 Image forming apparatus for a multiplex copying system

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-154830 1994-07-06
JP15483094 1994-07-06
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243285A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び後処理装置
JP2007041525A (ja) * 2005-07-08 2007-02-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、給紙装置、画像形成システム及び後処理システム
JP2009031581A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Canon Inc 画像形成装置、その搬送制御方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2009294311A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Sharp Corp 画像形成装置
JP2011034567A (ja) * 2003-11-24 2011-02-17 Nokia Corp 端末装置の設定
JP2011123415A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Ricoh Co Ltd 用紙処理装置、画像形成システム、用紙搬送異常検出方法、及び用紙搬送異常検出制御プログラム

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