JPH0876214A - 撮影装置 - Google Patents
撮影装置Info
- Publication number
- JPH0876214A JPH0876214A JP7170461A JP17046195A JPH0876214A JP H0876214 A JPH0876214 A JP H0876214A JP 7170461 A JP7170461 A JP 7170461A JP 17046195 A JP17046195 A JP 17046195A JP H0876214 A JPH0876214 A JP H0876214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photographing
- still camera
- driving
- unit
- video camera
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Focusing (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スチルカメラとビデオカメラを一体化した撮
影装置にあって、消費電力を小さくし、かつ異音を低減
する。 【構成】 ビデオ撮影かスチルカメラ撮影かを判断し
(S10)、ビデオ撮影であればビデオカメラ部を駆動
して撮影を行い(S11)、その過程でスチルカメラ撮
影の有無をチエックし(S12)、スチルカメラ撮影で
あればビデオカメラのズーム位置と合焦位置を検知する
(S13)。これら検知情報を基にスチルカメラの変倍
と合焦のセットを行い(S14)、スチルカメラの光学
系の駆動に起因する異音発生の低減及び省電力化を図
る。ついで、スチルカメラのレリーズを行う(S1
5)。撮影終了と共にフィルム給送を行い(S16)、
ビデオカメラが記録終了か否かを判断し、撮影の繰り返
し又は終了を行う(S17)。
影装置にあって、消費電力を小さくし、かつ異音を低減
する。 【構成】 ビデオ撮影かスチルカメラ撮影かを判断し
(S10)、ビデオ撮影であればビデオカメラ部を駆動
して撮影を行い(S11)、その過程でスチルカメラ撮
影の有無をチエックし(S12)、スチルカメラ撮影で
あればビデオカメラのズーム位置と合焦位置を検知する
(S13)。これら検知情報を基にスチルカメラの変倍
と合焦のセットを行い(S14)、スチルカメラの光学
系の駆動に起因する異音発生の低減及び省電力化を図
る。ついで、スチルカメラのレリーズを行う(S1
5)。撮影終了と共にフィルム給送を行い(S16)、
ビデオカメラが記録終了か否かを判断し、撮影の繰り返
し又は終了を行う(S17)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩フィルム等に静止
画像を記録するスチルカメラ部と、動画像を記録するビ
デオカメラ部を一体化した装置に関し、特に、双方が同
時に撮影でき、かつ省電力化及び異音低減を図るに好適
な撮影装置に関するものである。
画像を記録するスチルカメラ部と、動画像を記録するビ
デオカメラ部を一体化した装置に関し、特に、双方が同
時に撮影でき、かつ省電力化及び異音低減を図るに好適
な撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスチルカメラ部とビデオカメラ部
を一体化したスチルカメラ付きビデオカメラについて
は、特開昭63−261330号公報の提案が知られて
いる。かかる技術は、装置本体の前面のスチルカメラ用
とビデオカメラ用の両対物レンズの中心線上に共通のフ
ァインダ用の対物レンズを配置することによって、静止
画、動画像撮影の際の各対物レンズの視野差を軽減しよ
うとするものである。
を一体化したスチルカメラ付きビデオカメラについて
は、特開昭63−261330号公報の提案が知られて
いる。かかる技術は、装置本体の前面のスチルカメラ用
とビデオカメラ用の両対物レンズの中心線上に共通のフ
ァインダ用の対物レンズを配置することによって、静止
画、動画像撮影の際の各対物レンズの視野差を軽減しよ
うとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例は、機構上のレイアウトの改善に近いもので、2つ
のカラメ部を一体化することにより発生する諸問題、例
えば、スチルカメラ部とビデオカメラ部とで同時に同一
被写体を撮るためには、撮影していない段階でもスチル
カメラ部をビデオカメラ部に連動制御する必要がある
が、スチルカメラ、特に35mmサイズの銀塩フィルム
を用いるカメラと、ビデオカメラ(特に1/3インチ、
1/4等のCCDを用いるビデオカメラ)を用いるもの
とでは、画面サイズの違いから光学系を構成するレンズ
の大きさが極端に異なり、カメラのレンズを駆動するた
めの駆動手段が大きなトルクを必要とする。この結果、
スチルカメラ部の駆動音や電力消費がビデオカメラ部に
比して大きくなる。
来例は、機構上のレイアウトの改善に近いもので、2つ
のカラメ部を一体化することにより発生する諸問題、例
えば、スチルカメラ部とビデオカメラ部とで同時に同一
被写体を撮るためには、撮影していない段階でもスチル
カメラ部をビデオカメラ部に連動制御する必要がある
が、スチルカメラ、特に35mmサイズの銀塩フィルム
を用いるカメラと、ビデオカメラ(特に1/3インチ、
1/4等のCCDを用いるビデオカメラ)を用いるもの
とでは、画面サイズの違いから光学系を構成するレンズ
の大きさが極端に異なり、カメラのレンズを駆動するた
めの駆動手段が大きなトルクを必要とする。この結果、
スチルカメラ部の駆動音や電力消費がビデオカメラ部に
比して大きくなる。
【0004】また、ビデオカメラ部は映像と同時にマイ
クロホンで音も記録されるため、スチルカメラ部とビデ
オカメラ部を同時駆動すると、スチルカメラ部の駆動音
を収録したり、スチルカメラ部の駆動電力消費のために
電池容量が不足し易くなる等の不具合に対して課題が残
されている。
クロホンで音も記録されるため、スチルカメラ部とビデ
オカメラ部を同時駆動すると、スチルカメラ部の駆動音
を収録したり、スチルカメラ部の駆動電力消費のために
電池容量が不足し易くなる等の不具合に対して課題が残
されている。
【0005】上述の問題点に鑑み、請求項1に示した本
発明の目的は、スチルカメラ部及びビデオカメラ部で撮
影レンズを夫々独立に有し、省電力で異音発生が少なく
ビデオカメラ部で異音を記録することが少ない撮影装置
を提供しようとするものである。
発明の目的は、スチルカメラ部及びビデオカメラ部で撮
影レンズを夫々独立に有し、省電力で異音発生が少なく
ビデオカメラ部で異音を記録することが少ない撮影装置
を提供しようとするものである。
【0006】更に、請求項2乃至請求項6に示した本発
明の目的は、複雑なレンズ構成等は不要な連動制御によ
り、比較的安価な構成でビデオカラメ部とスチルカメラ
部で同一被写体を略同一画角に同時に記録できる撮影装
置を提供しようとするものである。
明の目的は、複雑なレンズ構成等は不要な連動制御によ
り、比較的安価な構成でビデオカラメ部とスチルカメラ
部で同一被写体を略同一画角に同時に記録できる撮影装
置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に示した本発明は、独立の撮影レンズ系を
有して被写界を撮像し、静止画像を銀塩フィルムその他
に記録するスチルカメラ部と、該スチルカメラ部を駆動
する第1の駆動手段と、独立の撮影レンズ系を有して被
写界を撮像し、動画像を記録するビデオカメラ部と、該
ビデオカメラ部を駆動する第2の駆動手段と、前記ビデ
オカメラ部が記録を行っている間は前記スチルカメラ部
及び前記第1の駆動手段の作動を禁止し、スチルカメラ
撮影命令が与えられた場合にのみ前記第1の駆動手段の
作動を許可する駆動制御手段を備えている。
め、請求項1に示した本発明は、独立の撮影レンズ系を
有して被写界を撮像し、静止画像を銀塩フィルムその他
に記録するスチルカメラ部と、該スチルカメラ部を駆動
する第1の駆動手段と、独立の撮影レンズ系を有して被
写界を撮像し、動画像を記録するビデオカメラ部と、該
ビデオカメラ部を駆動する第2の駆動手段と、前記ビデ
オカメラ部が記録を行っている間は前記スチルカメラ部
及び前記第1の駆動手段の作動を禁止し、スチルカメラ
撮影命令が与えられた場合にのみ前記第1の駆動手段の
作動を許可する駆動制御手段を備えている。
【0008】更に、請求項2に示した本発明は、前記第
1及び第2の駆動手段は、距離合わせのためのレンズ駆
動部を少なくとも片方に含むことを特徴としている。
1及び第2の駆動手段は、距離合わせのためのレンズ駆
動部を少なくとも片方に含むことを特徴としている。
【0009】更に、請求項3に示した本発明は、前記第
1及び第2の駆動手段は、画角変更のための駆動部を少
なくとも片方に含むことを特徴としている。
1及び第2の駆動手段は、画角変更のための駆動部を少
なくとも片方に含むことを特徴としている。
【0010】更に、請求項4に示した本発明は、前記第
1及び第2の駆動手段が、少なくとも一方が距離合わせ
のためのレンズ駆動部と画角変更のための駆動部の少な
くともどちらか片方を含むことを特徴としている。
1及び第2の駆動手段が、少なくとも一方が距離合わせ
のためのレンズ駆動部と画角変更のための駆動部の少な
くともどちらか片方を含むことを特徴としている。
【0011】更に、請求項5に示した本発明は、前記第
1の駆動手段は、シャッター、その他の露光系とスチル
フィルムの給送系を含むことを特徴としている。
1の駆動手段は、シャッター、その他の露光系とスチル
フィルムの給送系を含むことを特徴としている。
【0012】更に、請求項6に示した本発明は、同時に
記録しているビデオカメラ部によって写り込む被写界の
画界と略同一になるように、前記第1の駆動手段が動作
することを特徴としている。
記録しているビデオカメラ部によって写り込む被写界の
画界と略同一になるように、前記第1の駆動手段が動作
することを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1に示した本発明の撮影装置によれば、
駆動制御手段はビデオカメラ部が記録している間は撮影
レンズ系を異にするスチルカメラ部の作動を禁じ、撮影
命令が与えられた場合のみ作動を許可するので、スチル
カメラ部の作動期間を必要最小限に規制して省電力、低
異音の装置を実現することができる。
駆動制御手段はビデオカメラ部が記録している間は撮影
レンズ系を異にするスチルカメラ部の作動を禁じ、撮影
命令が与えられた場合のみ作動を許可するので、スチル
カメラ部の作動期間を必要最小限に規制して省電力、低
異音の装置を実現することができる。
【0014】或いは、請求項2に示した本発明の撮影装
置によれば、第1,第2の駆動手段は距離合わせのため
のレンズ駆動部を少なくとも片方に含むので、一方の駆
動手段の距離合わせ情報により、他方を駆動調節するこ
とができる。
置によれば、第1,第2の駆動手段は距離合わせのため
のレンズ駆動部を少なくとも片方に含むので、一方の駆
動手段の距離合わせ情報により、他方を駆動調節するこ
とができる。
【0015】或いは、請求項3に示した本発明の撮影装
置は、第1,第2の駆動手段は、画角変更のための駆動
部を少なくとも片方に含むので、一方の駆動手段の画角
変更に合わせて他方を変更することができる。
置は、第1,第2の駆動手段は、画角変更のための駆動
部を少なくとも片方に含むので、一方の駆動手段の画角
変更に合わせて他方を変更することができる。
【0016】或いは、請求項4に示した本発明の撮影装
置は、第1及び第2の駆動手段が、少なくとも一方が距
離合わせのためのレンズ駆動部と画角変更のための駆動
部の少なくともどちらか片方を含むので、一方の駆動手
段の画角変更に合わせて他方を変更することができる。
置は、第1及び第2の駆動手段が、少なくとも一方が距
離合わせのためのレンズ駆動部と画角変更のための駆動
部の少なくともどちらか片方を含むので、一方の駆動手
段の画角変更に合わせて他方を変更することができる。
【0017】或いは、請求項5に示した本発明の撮影装
置は、前記第1の駆動手段が、シャッター、露光系、フ
ィルム給送系を含むことにより、これらを連携した制御
及び駆動が可能になる。これにより、レリーズ操作に伴
う撮影を順次実行することが可能になる。
置は、前記第1の駆動手段が、シャッター、露光系、フ
ィルム給送系を含むことにより、これらを連携した制御
及び駆動が可能になる。これにより、レリーズ操作に伴
う撮影を順次実行することが可能になる。
【0018】或いは、請求項6に示した本発明の撮影装
置は、スチルカメラの撮影命令を受けると、ビデオカメ
ラにおける直前の画界に合わせる様に第1の駆動手段が
動作する。したがって、スチルカメラによる撮影に対
し、改めてズーミング及びフォーカスの調整を行うこと
なく直ちに撮影を実行することができる。
置は、スチルカメラの撮影命令を受けると、ビデオカメ
ラにおける直前の画界に合わせる様に第1の駆動手段が
動作する。したがって、スチルカメラによる撮影に対
し、改めてズーミング及びフォーカスの調整を行うこと
なく直ちに撮影を実行することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0020】図1は本発明の一実施例に係る撮影装置の
動作のフローチャートである。図2は図1に示す実施例
の撮影装置の斜視図である。
動作のフローチャートである。図2は図1に示す実施例
の撮影装置の斜視図である。
【0021】図2に示す本実施例は、撮影装置本体10
0の前面右側にスチルカメラ用撮影レンズ101を配置
し、内部にシャッター等の露光系、スチルフィルムの給
送系を備えている。また、左側にはビデオカメラ用撮影
レンズ102を配置し、内部にCCD、磁気記録系等を
備えている。本体前面の中間には、被写界の確認に用い
る外部光学ファインダー103を配置し、前面上部には
アクティブ又はパッシブの測距システムのレンズ104
を配置している。本体上面部には2段ストロークのビデ
オ録画開始・終了スイッチ105と、スチルカメラ部の
レリーズボタン106を配置している。なお、装置全体
の制御は、コントローラ110により行われる。
0の前面右側にスチルカメラ用撮影レンズ101を配置
し、内部にシャッター等の露光系、スチルフィルムの給
送系を備えている。また、左側にはビデオカメラ用撮影
レンズ102を配置し、内部にCCD、磁気記録系等を
備えている。本体前面の中間には、被写界の確認に用い
る外部光学ファインダー103を配置し、前面上部には
アクティブ又はパッシブの測距システムのレンズ104
を配置している。本体上面部には2段ストロークのビデ
オ録画開始・終了スイッチ105と、スチルカメラ部の
レリーズボタン106を配置している。なお、装置全体
の制御は、コントローラ110により行われる。
【0022】次に、以上の構成による撮影装置の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0023】本実施例における第1及び第2の駆動手段
とは、AF(オートフォーカス)等の測距システムによ
る合焦用レンズ駆動系と、ズーミング、画角変更等の光
学駆動系を指し、特にスチルカメラ用の第1の駆動手段
には、シャッター等の露光装置と、スチルフィルムの給
送系を含み、レリーズボタンの複数段階の操作(通常、
シャッター半押しとレリーズの2段階)に応じて合焦及
びズーミング、更には露光動作までが連続的に行えるよ
うにしている。
とは、AF(オートフォーカス)等の測距システムによ
る合焦用レンズ駆動系と、ズーミング、画角変更等の光
学駆動系を指し、特にスチルカメラ用の第1の駆動手段
には、シャッター等の露光装置と、スチルフィルムの給
送系を含み、レリーズボタンの複数段階の操作(通常、
シャッター半押しとレリーズの2段階)に応じて合焦及
びズーミング、更には露光動作までが連続的に行えるよ
うにしている。
【0024】そして、距離合わせのレンズ駆動系である
測距システム104については、ビデオカメラ部とスチ
ルカメラ部が別々に測距システムを有してもよい。ま
た、ビデオカメラ撮影時にスチルカメラを同時に撮影す
る時、スチルカメラ側はビデオカメラ側の測距信号を用
いるようにすれば、駆動部を共用でき、これによって省
電力化を図ることができる。
測距システム104については、ビデオカメラ部とスチ
ルカメラ部が別々に測距システムを有してもよい。ま
た、ビデオカメラ撮影時にスチルカメラを同時に撮影す
る時、スチルカメラ側はビデオカメラ側の測距信号を用
いるようにすれば、駆動部を共用でき、これによって省
電力化を図ることができる。
【0025】また、スチルカメラ側とビデオカメラ側の
双方が別々に測距システムを準備するケースでは、夫々
TTL(スルー ザ レンズ)の測距システムを用いる
か、常時使用しないスチルカメラ部の方は赤外線等の照
射による三角測距(アクティブ)としてもよい。或い
は、双方兼用のTTLではないパッシブ方式(二重像の
ズレ検出方式)でもよい。これら測距は、いずれも公知
のものであり、両系間の組み合わせ、取捨の問題のみで
ある。
双方が別々に測距システムを準備するケースでは、夫々
TTL(スルー ザ レンズ)の測距システムを用いる
か、常時使用しないスチルカメラ部の方は赤外線等の照
射による三角測距(アクティブ)としてもよい。或い
は、双方兼用のTTLではないパッシブ方式(二重像の
ズレ検出方式)でもよい。これら測距は、いずれも公知
のものであり、両系間の組み合わせ、取捨の問題のみで
ある。
【0026】次に、画角変更のための駆動部とは、スチ
ルカメラ部とビデオカメラ部のレンズによるズーミング
(変倍)手段、トリミング等の画角変更手段や補助レン
ズ挿脱、パノラマ切換等のトリミング等を指し、ビデオ
カメラ部においては記録する撮影装置の記録範囲を変更
する電子ズーム等が含まれる。
ルカメラ部とビデオカメラ部のレンズによるズーミング
(変倍)手段、トリミング等の画角変更手段や補助レン
ズ挿脱、パノラマ切換等のトリミング等を指し、ビデオ
カメラ部においては記録する撮影装置の記録範囲を変更
する電子ズーム等が含まれる。
【0027】また、第1の駆動手段の動きによって写り
込むスチルカメラ部の被写界の範囲は、ビデオカメラ部
によって写り込む被写界の画界と略同一になるように制
御される。この機能は、この種の装置が全て備えている
ものであり、欠かすことはできない。
込むスチルカメラ部の被写界の範囲は、ビデオカメラ部
によって写り込む被写界の画界と略同一になるように制
御される。この機能は、この種の装置が全て備えている
ものであり、欠かすことはできない。
【0028】その場合、特にスチルカメラ部とビデオカ
メラ部の同時撮影時に、撮影範囲を確認する外部光学フ
ァインダー103を共用する場合は、スチルカメラ部の
画界の方がビデオカメラ部の画界より小さくするように
留意する。
メラ部の同時撮影時に、撮影範囲を確認する外部光学フ
ァインダー103を共用する場合は、スチルカメラ部の
画界の方がビデオカメラ部の画界より小さくするように
留意する。
【0029】これは、35mmサイズの銀塩フィルムの
画角が36mm×24mmの3:2の比であり、ビデオ
側の撮影画面が例えば1/3インチサイズで4.8mm
×3.6mmの4:3の比であるため、長手方向のサイ
ズを合わせて同じにすると、相対的に短辺方向が小さく
なってしまう(ビデオ側12:9、スチル側12:8)
のを防止するためである。
画角が36mm×24mmの3:2の比であり、ビデオ
側の撮影画面が例えば1/3インチサイズで4.8mm
×3.6mmの4:3の比であるため、長手方向のサイ
ズを合わせて同じにすると、相対的に短辺方向が小さく
なってしまう(ビデオ側12:9、スチル側12:8)
のを防止するためである。
【0030】したがって、外部光学ファインダー103
を共通にする場合、ビデオ側の画界に合わせておけば、
スチルカメラ側の画界はファインダー内の短辺方向で1
00%を越す(9/8)が、外部光学ファインダー10
3側にスチルカメラ用の画界をフレーム表示等により表
示すればよい。逆に、スチルカメラ側の画界を広くする
と、外部光学ファインダー103内で見えないものが、
スチルカメラに写り込むという不具合を生じることにな
る。
を共通にする場合、ビデオ側の画界に合わせておけば、
スチルカメラ側の画界はファインダー内の短辺方向で1
00%を越す(9/8)が、外部光学ファインダー10
3側にスチルカメラ用の画界をフレーム表示等により表
示すればよい。逆に、スチルカメラ側の画界を広くする
と、外部光学ファインダー103内で見えないものが、
スチルカメラに写り込むという不具合を生じることにな
る。
【0031】また、外部光学ファインダー103は光学
式ではなく、ビデオカメラ側の撮像素子(CCD)の映
像出力による電子ビューファインダー(EVF)を用い
ることもできる。しかし、ビデオ撮影とスチル撮影を同
時に行う際には、電子ビューファインダーでもよいが、
スチルカメラ撮影のみの場合には、別体の光学ファイン
ダーを兼ね備えている方が実用上は望ましい。
式ではなく、ビデオカメラ側の撮像素子(CCD)の映
像出力による電子ビューファインダー(EVF)を用い
ることもできる。しかし、ビデオ撮影とスチル撮影を同
時に行う際には、電子ビューファインダーでもよいが、
スチルカメラ撮影のみの場合には、別体の光学ファイン
ダーを兼ね備えている方が実用上は望ましい。
【0032】一般的に、スチルカメラとビデオカメラと
では、ビデオカメラの方が画面が小さいことからズーム
レンズのズーム比を大きくし易いので、ビデオカメラを
基準にスチルカメラ部側はトリミング等の手法により合
わせるといった構成も、連動制御上は効率的である。
では、ビデオカメラの方が画面が小さいことからズーム
レンズのズーム比を大きくし易いので、ビデオカメラを
基準にスチルカメラ部側はトリミング等の手法により合
わせるといった構成も、連動制御上は効率的である。
【0033】本実施例では、同時撮影の場合の画角が同
一(又は略同一)になるようにしているが、例えば、ビ
デオカメラの方がズーム比(変倍比)が望遠側で大きく
なるように設定した場合、スチルカメラ部の望遠側の撮
影範囲はビデオカメラ部の撮像素子の出力では表示でき
なくなる。このケースの対策としては、別体の光学ファ
インダー等の併設により、ビデオカメラ部の望遠側の画
角が狭い時に、この別体の光学ファインダーをスチルカ
メラ側の望遠端まで変倍すればよい。この場合、ビデオ
カメラ側の撮像範囲がその内側に別枠体として表示され
るようにすればよい。この表示枠は、液晶等を用いた電
気的な表示手段でもよいし、レバー等に連動して移動す
る機械的な表示でもよい。このように、双方の画角が異
なる時は、その広い方のシステムに別体のファインダー
を合わせ、狭い方のシステムの画角は上述のように枠体
等で示すように配慮すればよい。
一(又は略同一)になるようにしているが、例えば、ビ
デオカメラの方がズーム比(変倍比)が望遠側で大きく
なるように設定した場合、スチルカメラ部の望遠側の撮
影範囲はビデオカメラ部の撮像素子の出力では表示でき
なくなる。このケースの対策としては、別体の光学ファ
インダー等の併設により、ビデオカメラ部の望遠側の画
角が狭い時に、この別体の光学ファインダーをスチルカ
メラ側の望遠端まで変倍すればよい。この場合、ビデオ
カメラ側の撮像範囲がその内側に別枠体として表示され
るようにすればよい。この表示枠は、液晶等を用いた電
気的な表示手段でもよいし、レバー等に連動して移動す
る機械的な表示でもよい。このように、双方の画角が異
なる時は、その広い方のシステムに別体のファインダー
を合わせ、狭い方のシステムの画角は上述のように枠体
等で示すように配慮すればよい。
【0034】次に、図1に基づき全体の動作について説
明する。なお、図中、“S”はステップを意味してい
る。
明する。なお、図中、“S”はステップを意味してい
る。
【0035】先ず、コントローラ110は、ビデオ撮影
開始・終了スイッチ105とカメラのレリーズボタン1
06の状態を判断する(S10)。判断結果がビデオ撮
影開始・終了スイッチ105がONであれば、ビデオカ
メラ部の第2の駆動手段を作動させ、AF及びズーム等
を行い撮影記録する(S11)。ビデオ撮影中もコント
ローラ110は常時または所定の時間々隔で、レリーズ
ボタン106によるスチルカメラ撮影命令の有無をチエ
ックする(S12)。チエック結果が否定であれば、そ
のままビデオ撮影を続行する。また、チエック結果が肯
定であれば、レリーズボタン106がONの場合、現在
撮影中のビデオカメラのズーム・フォーカス位置を検知
する(S13)。
開始・終了スイッチ105とカメラのレリーズボタン1
06の状態を判断する(S10)。判断結果がビデオ撮
影開始・終了スイッチ105がONであれば、ビデオカ
メラ部の第2の駆動手段を作動させ、AF及びズーム等
を行い撮影記録する(S11)。ビデオ撮影中もコント
ローラ110は常時または所定の時間々隔で、レリーズ
ボタン106によるスチルカメラ撮影命令の有無をチエ
ックする(S12)。チエック結果が否定であれば、そ
のままビデオ撮影を続行する。また、チエック結果が肯
定であれば、レリーズボタン106がONの場合、現在
撮影中のビデオカメラのズーム・フォーカス位置を検知
する(S13)。
【0036】第1の駆動手段を作動させ、ステップ13
で検知した測距情報及びズーミング情報等により、スチ
ルカメラ部のズーム・フォーカスを被写体に合わせる
(S14)。シャッターが走行することによりスチルカ
メラの露光が行われる(S15)。不図示の給送モータ
等のフィルム給送系によってフィルムが巻き上げられる
(S16)。なお、この間も停止しない限りは、ビデオ
カメラ部はスチルカメラの撮影に並行して録画を続行し
ている。また、ステップ10でスチルカメラのONが判
断された場合、ステップ14へ処理を移し、第1の駆動
手段を作動させ、スチルカメラ部の撮影を行う。つい
で、ビデオカメラ部の撮影が終了したか否かを判断する
(S17)。ビデオカメラ部が撮影末終了であれば撮影
を続行し、撮影終了であれば撮影を停止する(S1
8)。また、ビデオカメラ部とスチルカメラ部が同時に
撮影中であれば、異音の記録を避けるため、フィルム巻
き戻し等の給送は行わず、ビデオカメラ部の撮影終了を
待って自動給送を行うようにしてもよい。
で検知した測距情報及びズーミング情報等により、スチ
ルカメラ部のズーム・フォーカスを被写体に合わせる
(S14)。シャッターが走行することによりスチルカ
メラの露光が行われる(S15)。不図示の給送モータ
等のフィルム給送系によってフィルムが巻き上げられる
(S16)。なお、この間も停止しない限りは、ビデオ
カメラ部はスチルカメラの撮影に並行して録画を続行し
ている。また、ステップ10でスチルカメラのONが判
断された場合、ステップ14へ処理を移し、第1の駆動
手段を作動させ、スチルカメラ部の撮影を行う。つい
で、ビデオカメラ部の撮影が終了したか否かを判断する
(S17)。ビデオカメラ部が撮影末終了であれば撮影
を続行し、撮影終了であれば撮影を停止する(S1
8)。また、ビデオカメラ部とスチルカメラ部が同時に
撮影中であれば、異音の記録を避けるため、フィルム巻
き戻し等の給送は行わず、ビデオカメラ部の撮影終了を
待って自動給送を行うようにしてもよい。
【0037】図3は本発明による撮影装置の制御系の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【0038】コントローラ110には、ビデオ録画開始
・終了スイッチ105(ビデオトリガースイッチ)及び
スチルカメラ用のレリーズボタン106、ズーム駆動源
201、ズーム位置検出部202、フォーカス位置検出
部203、フォーカス駆動源204、フォーカス位置検
出部205、フォーカス駆動源206、ズーム位置検出
部207、ズーム駆動源208の各々が接続されてい
る。
・終了スイッチ105(ビデオトリガースイッチ)及び
スチルカメラ用のレリーズボタン106、ズーム駆動源
201、ズーム位置検出部202、フォーカス位置検出
部203、フォーカス駆動源204、フォーカス位置検
出部205、フォーカス駆動源206、ズーム位置検出
部207、ズーム駆動源208の各々が接続されてい
る。
【0039】ズーム駆動源201はビデオカメラ用撮影
レンズ102内の変倍レンズ群102aを駆動し、ズー
ム比を変化させるために用いられる。この時のズーム位
置を検出するのがズーム位置検出部202である。この
ズーム位置検出部202による位置検出情報はコントロ
ーラ110へ送出される。また、フォーカス駆動源20
4はフォーカスレンズ群102bを駆動して合焦を行う
もので、その時のフォーカス位置がフォーカス位置検出
部203によって検出され、その検出情報はコントロー
ラ110へ送出される。
レンズ102内の変倍レンズ群102aを駆動し、ズー
ム比を変化させるために用いられる。この時のズーム位
置を検出するのがズーム位置検出部202である。この
ズーム位置検出部202による位置検出情報はコントロ
ーラ110へ送出される。また、フォーカス駆動源20
4はフォーカスレンズ群102bを駆動して合焦を行う
もので、その時のフォーカス位置がフォーカス位置検出
部203によって検出され、その検出情報はコントロー
ラ110へ送出される。
【0040】フォーカス駆動源204はスチルカメラ用
撮影レンズ101のフォーカスレンズ群101aを光軸
方向に移動させて合焦を行うために用いられ、その時の
フォーカス位置がフォーカス位置検出部205によって
検出され、その検出情報はコントローラ110へ送出さ
れる。また、スチルカメラ用撮影レンズ101の変倍レ
ンズ群101bの駆動はズーム駆動源208によって行
われ、その時のズーム位置はズーム位置検出部207で
検出され、その検出情報はコントローラ110へ送出さ
れる。
撮影レンズ101のフォーカスレンズ群101aを光軸
方向に移動させて合焦を行うために用いられ、その時の
フォーカス位置がフォーカス位置検出部205によって
検出され、その検出情報はコントローラ110へ送出さ
れる。また、スチルカメラ用撮影レンズ101の変倍レ
ンズ群101bの駆動はズーム駆動源208によって行
われ、その時のズーム位置はズーム位置検出部207で
検出され、その検出情報はコントローラ110へ送出さ
れる。
【0041】図3の構成において、通常はビデオ撮影を
主にして用いられ、ビデオ撮影用の変倍レンズ群102
a及びフォーカスレンズ群102bがズーム駆動源20
1及びフォーカス駆動源204によって駆動され、変倍
及びフォーカス駆動が行われる。その時のズーム位置及
びフォーカス位置は、ズーム位置検出部202及びフォ
ーカス位置検出部203によって検出される。コントロ
ーラ110は、検出情報に基づいて被写体に合焦するま
でフォーカス制御を実行する。なお、変倍レンズ群10
2aは不図示のズーム駆動キー(WキーまたはTキー)
を操作している間ズーム駆動が継続され、ズーム位置が
両端に位置した時には、ズーム駆動を停止する。
主にして用いられ、ビデオ撮影用の変倍レンズ群102
a及びフォーカスレンズ群102bがズーム駆動源20
1及びフォーカス駆動源204によって駆動され、変倍
及びフォーカス駆動が行われる。その時のズーム位置及
びフォーカス位置は、ズーム位置検出部202及びフォ
ーカス位置検出部203によって検出される。コントロ
ーラ110は、検出情報に基づいて被写体に合焦するま
でフォーカス制御を実行する。なお、変倍レンズ群10
2aは不図示のズーム駆動キー(WキーまたはTキー)
を操作している間ズーム駆動が継続され、ズーム位置が
両端に位置した時には、ズーム駆動を停止する。
【0042】この状態のもとで、スチルカメラ用のレリ
ーズボタン106が押されると、ビデオ撮影用の変倍レ
ンズ群102aにおける画角にほぼ等しい画角になるよ
うなスチルカメラ用撮影レンズ101の変倍レンズ群1
02a及びフォーカスレンズ群102bのズーム位置及
びフォーカス位置の演算がコントローラ110によって
行われる。この演算結果に基づいて、コントローラ11
0はズーム駆動源208及びフォーカス駆動源206を
制御し、フォーカス位置検出部205及びズーム駆動源
208を駆動し、ビデオ撮影用の変倍レンズ群102a
による画角に変更すると共に、合焦を行う。
ーズボタン106が押されると、ビデオ撮影用の変倍レ
ンズ群102aにおける画角にほぼ等しい画角になるよ
うなスチルカメラ用撮影レンズ101の変倍レンズ群1
02a及びフォーカスレンズ群102bのズーム位置及
びフォーカス位置の演算がコントローラ110によって
行われる。この演算結果に基づいて、コントローラ11
0はズーム駆動源208及びフォーカス駆動源206を
制御し、フォーカス位置検出部205及びズーム駆動源
208を駆動し、ビデオ撮影用の変倍レンズ群102a
による画角に変更すると共に、合焦を行う。
【0043】ビデオ撮影用のレンズは画面サイズが小さ
いために小型であり、駆動時の騒音は実用上問題のない
レベルである。これに対し、スチル撮影用レンズは画面
サイズが大きくなるため、ビデオ用に比べて大型化する
のは避けられない。このため、スチル撮影用レンズを常
時(または頻繁に)ズーミング、合焦のためにモータ駆
動することは電力消費を大きくし、バッテリーの使用可
能時間を著しく短縮する。また、大きく重いレンズを駆
動する必要からモータもパワーの大きいものを必要と
し、発生する騒音も大きい。しかし、ビデオ撮影用のレ
ンズを常時駆動するようにすれば、レンズが小型である
ため、駆動トルクが小さくて済み、電力消費を低く抑え
ることができる。
いために小型であり、駆動時の騒音は実用上問題のない
レベルである。これに対し、スチル撮影用レンズは画面
サイズが大きくなるため、ビデオ用に比べて大型化する
のは避けられない。このため、スチル撮影用レンズを常
時(または頻繁に)ズーミング、合焦のためにモータ駆
動することは電力消費を大きくし、バッテリーの使用可
能時間を著しく短縮する。また、大きく重いレンズを駆
動する必要からモータもパワーの大きいものを必要と
し、発生する騒音も大きい。しかし、ビデオ撮影用のレ
ンズを常時駆動するようにすれば、レンズが小型である
ため、駆動トルクが小さくて済み、電力消費を低く抑え
ることができる。
【0044】以上のように、本実施例によれば、スチル
カメラの光学系は撮影命令が有ったときにのみ光学系の
駆動が行われるので、ビデオ撮影とスチル撮影の同時撮
影が可能でありながら、従来例に比較すればビデオカメ
ラに異音が記録されることが少なく、しかも省電力の撮
影装置を構成することができる。
カメラの光学系は撮影命令が有ったときにのみ光学系の
駆動が行われるので、ビデオ撮影とスチル撮影の同時撮
影が可能でありながら、従来例に比較すればビデオカメ
ラに異音が記録されることが少なく、しかも省電力の撮
影装置を構成することができる。
【0045】また、一体型装置の特長を逆用して、一方
を基準とするレンズ駆動による連動制御によって、安価
な構成で効率的な撮影装置を構成することができる。
を基準とするレンズ駆動による連動制御によって、安価
な構成で効率的な撮影装置を構成することができる。
【0046】〔発明と実施例の対応〕以上の実施例にお
いて、コントローラ110、フォーカス位置検出部20
5、フォーカス駆動源206、ズーム位置検出部207
及びズーム駆動源208を備えた構成が第1の駆動手段
に相当する。更に、コントローラ110、ズーム位置検
出部202、ズーム駆動源201、フォーカス位置検出
部203及びフォーカス駆動源204を備えた構成が第
2の駆動手段に相当する。
いて、コントローラ110、フォーカス位置検出部20
5、フォーカス駆動源206、ズーム位置検出部207
及びズーム駆動源208を備えた構成が第1の駆動手段
に相当する。更に、コントローラ110、ズーム位置検
出部202、ズーム駆動源201、フォーカス位置検出
部203及びフォーカス駆動源204を備えた構成が第
2の駆動手段に相当する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示した
本発明の撮影装置は、夫々独立の撮影光学系を有するビ
デオカメラとスチルカメラの一体型装置で、スチルカメ
ラは撮影命令が有ったときのみ撮影できるようにしたの
で、電力消費を小さくでき、かつ異音の記録を低減する
ことができる。
本発明の撮影装置は、夫々独立の撮影光学系を有するビ
デオカメラとスチルカメラの一体型装置で、スチルカメ
ラは撮影命令が有ったときのみ撮影できるようにしたの
で、電力消費を小さくでき、かつ異音の記録を低減する
ことができる。
【0048】更に、請求項2乃至4に示した本発明の撮
影装置は、両カメラ部の駆動系は距離合わせのための駆
動部、或いは画角変更のための駆動部を少なくとも片方
に含むようにしたので、複雑なレンズ構成等が不要にな
り、安価な構成で効率的な駆動を行うことができる。
影装置は、両カメラ部の駆動系は距離合わせのための駆
動部、或いは画角変更のための駆動部を少なくとも片方
に含むようにしたので、複雑なレンズ構成等が不要にな
り、安価な構成で効率的な駆動を行うことができる。
【0049】また、請求項5に示した本発明の撮影装置
は、各系を連携した制御及び駆動が可能になるため、レ
リーズ操作に伴う撮影を順次実行することが可能にな
る。
は、各系を連携した制御及び駆動が可能になるため、レ
リーズ操作に伴う撮影を順次実行することが可能にな
る。
【0050】更に、請求項6に示した本発明の撮影装置
は、前記撮影命令に伴って同時に記録しているビデオカ
メラ部によって写り込む被写界の画界と略同一になるよ
うに前記第1の駆動手段が動作するので、スチルカメラ
による撮影に対し、改めてズーミング及びフォーカスの
調整を行うことなく、直ちに撮影を実行することができ
る。
は、前記撮影命令に伴って同時に記録しているビデオカ
メラ部によって写り込む被写界の画界と略同一になるよ
うに前記第1の駆動手段が動作するので、スチルカメラ
による撮影に対し、改めてズーミング及びフォーカスの
調整を行うことなく、直ちに撮影を実行することができ
る。
【図1】本発明の一実施例に係る撮影装置の動作のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図2】図1に示す実施例の撮影装置の斜視図である。
【図3】本発明による撮影装置の制御系の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
100 撮影装置本体 101 スチルカメラ用撮影レンズ 102 ビデオカメラ用撮影レンズ 103 外部光学ファインダー 104 測距システムのレンズ 105 ビデオ撮影開始・終了スイッチ 106 カメラレリーズボタン 110 コントローラ 101a,201b フォーカスレンズ群 101b,201a 変倍レンズ群 201,208 ズーム駆動源 202,207 ズーム位置検出部 203,205 フォーカス位置検出部 204,206 フォーカス駆動源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 17/00 K P 17/48 H04N 5/232 Z (72)発明者 玉村 秀雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 東原 正樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 浅田 裕之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 春日 博之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 熊谷 元男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松岡 英俊 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 牧野 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 独立の撮影レンズ系を有して被写界を撮
像し、静止画像を銀塩フィルムその他に記録するスチル
カメラ部と、該スチルカメラ部を駆動する第1の駆動手
段と、独立の撮影レンズ系を有して被写界を撮像し、動
画像を記録するビデオカメラ部と、該ビデオカメラ部を
駆動する第2の駆動手段と、前記ビデオカメラ部が記録
を行っている間は前記スチルカメラ部及び前記第1の駆
動手段の作動を禁止し、スチルカメラ撮像命令が与えら
れた場合にのみ前記第1の駆動手段の作動を許可する駆
動制御手段を備えたことを特徴とする撮影装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の駆動手段は、距離合
わせのためのレンズ駆動部を少なくとも片方に含むこと
を特徴とする請求項1記載の撮影装置。 - 【請求項3】 前記第1及び第2の駆動手段は、画角変
更のための駆動部を少なくとも片方に含むことを特徴と
する請求項1記載の撮影装置。 - 【請求項4】 前記第1及び第2の駆動手段は、少なく
とも一方が距離合わせのためのレンズ駆動部と画角変更
のための駆動部の少なくともどちらか片方を含むことを
特徴とする請求項1記載の撮影装置。 - 【請求項5】 前記第1の駆動手段は、シャッター、そ
の他の露光系とスチルフィルムの給送系を含むことを特
徴とする請求項1記載の撮影装置。 - 【請求項6】 前記第1の駆動手段は、前記撮影命令に
伴って同時に記録しているビデオカメラ部によって写り
込む被写界の画界と略同一になるように動作することを
特徴とする請求項1記載の撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7170461A JPH0876214A (ja) | 1994-06-27 | 1995-06-14 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-165861 | 1994-06-27 | ||
JP16586194 | 1994-06-27 | ||
JP7170461A JPH0876214A (ja) | 1994-06-27 | 1995-06-14 | 撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0876214A true JPH0876214A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=26490433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7170461A Pending JPH0876214A (ja) | 1994-06-27 | 1995-06-14 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0876214A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1580985A3 (en) * | 2004-03-26 | 2007-12-19 | Casio Computer Co., Ltd. | Image capture apparatus, image capture method, and image capture control program |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP7170461A patent/JPH0876214A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1580985A3 (en) * | 2004-03-26 | 2007-12-19 | Casio Computer Co., Ltd. | Image capture apparatus, image capture method, and image capture control program |
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