JPH0876050A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JPH0876050A
JPH0876050A JP6211234A JP21123494A JPH0876050A JP H0876050 A JPH0876050 A JP H0876050A JP 6211234 A JP6211234 A JP 6211234A JP 21123494 A JP21123494 A JP 21123494A JP H0876050 A JPH0876050 A JP H0876050A
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JP
Japan
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vehicle
display
display device
head
image
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Application number
JP6211234A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Fujimoto
博之 藤本
Kazuya Sako
和也 佐古
Shoji Fujimoto
昇治 藤本
Ikue Takahashi
育恵 高橋
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両に搭載される表示装置の視点移動を減少
させる。 【構成】 車両のフロントガラス1の半透明用反射板2
に情報を表示するヘッドアップディスプレイ10を有す
る車両用表示装置に、ヘッドアップディスプレイ10に
より車両内で使用される複数のスイッチを半透明用反射
板2に表示し、その表示される複数のスイッチのそれぞ
れにレーザビームを照射し反射レーザビームを受信する
レーザビーム発生/受信部20を備え、レーザビームが
遮断されたスイッチを検出し、そのスイッチの動作を行
わせる。さらに、車両の前方を映すカメラ30を備え、
カメラ30の映像を解析し、目的位置を認識し、その目
的位置に、ヘッドアップディスプレイ10により目的位
置を示す指示像を半透明用反射板2に形成する。また、
障害物を検出し、障害物を検出した場合には、警告表示
を半透明用反射板2に形成する。複数のカメラにより、
正確に位置表示ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載される電子装置の一例
としてナビゲーション装置がある。このナビゲーション
装置の表示装置としてLCD(Liquid-Crystal Display)
等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記表
示装置ではドライバーがナビゲーション情報を得るため
にはどうしても視点移動する必要があるので、安全面で
問題があった。一方、一部の情報については、音声認識
・合成を用いることにより視点移動を伴わない情報入出
力が可能であるが、現状ではナビゲーション情報のすべ
てを音声で伝達することは困難であるという問題があ
る。地図情報等を得るためには視点移動が生じるためで
ある。
【0004】したがって、本発明は上記問題点に鑑み、
運転中の視点移動を少なくできる車両用表示装置を提供
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、車両のフロントガラスの半透明用反射
板に情報を表示するヘッドアップディスプレイを有する
車両用表示装置に、ヘッドアップディスプレイにより車
両内で使用される複数のスイッチを半透明用反射板に表
示し、その表示される複数のスイッチのそれぞれにレー
ザビームを照射し反射レーザビームを受信するレーザビ
ーム発生/受信部が設けられる。レーザビームが遮断さ
れたスイッチを検出すると、そのスイッチの動作が行わ
れる。
【0006】車両のフロントガラスの半透明用反射板に
情報を表示するヘッドアップディスプレイを有する車両
用表示装置に、情報を半透明用反射板に投影する表示像
を形成する表示デバイスの後段に表示デバイスが形成す
る表示像と半透明用反射板までの距離を調整する移動可
能な凸レンズが設けられる。自車の位置を道路地図に表
すナビゲーション装置が形成する自車から目的位置まで
の距離に応じて前記凸レンズを移動して目的位置を示す
指示像が半透明用反射板に形成される。
【0007】車両のフロントガラスの半透明用反射板に
情報を表示するヘッドアップディスプレイを有する車両
用表示装置に、車両の前方を映すカメラが設けられる。
カメラの映像を解析し、目的位置を認識し、その目的位
置に、ヘッドアップディスプレイにより目的位置を示す
指示像が半透明用反射板に形成される。車両のフロント
ガラスの半透明用反射板に情報を表示するヘッドアップ
ディスプレイを有する車両用表示装置に、車両の前方を
映すカメラが設けられる。車両に取り付けられたカメラ
の映像を解析し、障害物を検出し、障害物を検出した場
合には、警告表示が半透明用反射板に形成される。
【0008】複数の前記カメラが運転者の見る範囲をカ
バーするように配置される。
【0009】
【作用】本発明のヘッドアップディスプレイにより車両
内で使用される複数のスイッチを半透明用反射板に表示
し、その表示される複数のスイッチのそれぞれにレーザ
ビームを照射し反射レーザビームを受信するレーザビー
ム発生/受信部が設けられる。レーザビームが遮断され
たスイッチを検出すると、そのスイッチの動作が行われ
る。このため、運転者は操作したいスイッチ画像が見え
る空間に指をおくことによりレーザビームが遮断されて
スイッチ操作を行うことができ、運転中に視点を移動す
る必要がなくなる。さらにオーディオスイッチの空間の
削減が可能になる。
【0010】情報を半透明用反射板に投影する表示像を
形成する表示デバイスの後段に表示デバイスが形成する
表示像と半透明用反射板までの距離を調整する移動可能
な凸レンズが設けられる。自車の位置を道路地図に表す
ナビゲーション装置が形成する自車から目的位置までの
距離に応じて前記凸レンズを移動して目的位置を示す指
示像が半透明用反射板に形成される。このため、運転者
がフロントガラス1から見る風景にオーバーラップする
ことにより視点移動の伴わない情報伝達が可能になる。
【0011】車両の前方を映すカメラが設けら、カメラ
の映像を解析し、目的位置を認識し、その目的位置に、
ヘッドアップディスプレイにより目的位置を示す指示像
が半透明用反射板に形成されることにより、運転者がフ
ロントガラス1から見る風景にオーバーラップすること
により視点移動の伴わない情報伝達が可能になる。車両
の前方を映すカメラが設けられ、車両に取り付けられた
カメラの映像を解析し、障害物を検出し、障害物を検出
した場合には、警告表示が半透明用反射板に形成される
ことにより、警告メッセージを運転者に伝えることが可
能になる。
【0012】前記カメラが複数設けられることにより、
正確な位置に表示を行うことでき、さらに、障害物の検
出を正確に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る車両用表示装置
の概略を示す図である。本図に示すように、車両用表示
装置は、車両のフロントガラスに道路情報、スイッチ情
報等を表示するヘッドアップディスプレイ10、フロン
トガラスに表示されるスイッチの動作を制御するための
レーザビーム発生/受信部20と、前方の風景を解析し
て、フロントガラスに道路表示をオーバーラップし、障
害物を検知するために車両に取り付けられるカメラ30
と、道路情報を提供するナビゲーション装置40と、制
御すべきオーディオのスイッチ50と、これらを制御す
る制御部60とを具備する。
【0014】図2は図1のヘッドアップディスプレイ1
0、レーザビーム発生/受信部20の概略配置例を示す
図である。本図に示すように、ヘッドアップディスプレ
イ10は、運転席前方のウインドシールド下部のインス
トルメントパネル内に設けられる。そして車両のフロン
トガラス1に半透明用反射板2が設けられる。ヘッドア
ップディスプレイ10からの表示光が、半透明用反射板
2で反射されて、車両前方に現れる虚偽表示が形成さ
れ、運転者はこの虚偽表示を視認する。レーザビーム発
生/受信部20の配置は、運転者が指でレーザビームを
遮断し易い位置に配置される。
【0015】次に、レーザビーム発生/受信部20は、
車室内に複数のレーザビームを半透明用反射板2に出力
する複数のビーム発生部21と、半透明用反射板2で反
射された複数のレーザビームを受信する複数の受信部2
2とを具備する。図3はヘッドアップディスプレイ10
の概略を示す図である。本図に示すように、ヘッドアッ
プディスプレイ10は光源11と、光源11により照明
されて表示像を形成する表示デバイス12と、表示デバ
イス12に形成される表示像と半透明用反射板2までの
距離を調整する凸レンズ13からなる。表示デバイス1
2としては、蛍光表示管、LED液晶セルなどが一般的
に用いられる。
【0016】図4は図2の半透明用反射板2への表示を
説明する図である。本図に示すように、半透明用反射板
2には、ヘッドアップディスプレイ10の表示デバイス
12により、例えば、後述するように、建物を指示し、
道路案内を行う「矢印」の画像表示を行う画像表示領
域、スイッチ画像SW1、SW2、…、SWnを表示す
るスイッチ画像領域等がある。スイッチ画像SW1、S
W2、…、SWnには、図示するように、レーザビーム
が照明される。
【0017】図5は図2のスイッチ画像へのレーザビー
ム遮断を検出する回路例を示す図である。本図に示すよ
うに、複数のレーザビーム発生部21からのレーザビー
ムは複数の受信部22により受信され、受信信号はそれ
ぞれ複数の比較器61に出力される。レーザビームが運
転者の指で遮断されると受信信号のレベルが低下し比較
器6では基準レベルよりも小さくなり、比較器6の出力
信号は「H(high) 」から「L(low)」になり、レーザ
ビームの遮断が検出される。それぞれ比較器61のそれ
ぞれの出力がオーディオのスイッチ制御部62に接続さ
れ、オーディオのスイッチ制御部62は、オーディオの
スイッチ50をオン/オフの動作を制御する。ここに、
比較器61及びオーディオのスイッチ制御部62は制御
部60に設けられる。
【0018】図6は図4のオーディオのスイッチ制御部
62の制御動作を説明するフローチャートである。ステ
ップS1において、ヘッドアップディスプレイ10が動
作しているか否かを判断する。この判断が「YES」な
ら出処理を行い、「NO」ならステップS2に進む。
【0019】ステップS2において、j=1とする。ス
テップS3において、j番目の比較器61の出力が
「L」であるか否かの判断する。この判断が「NO」な
らステップS4に進み、「YES」ならステップS6に
進む。ステップS4において、j=nか否かを判断す
る。この判断が「NO」ならステップS5に進み、「Y
ES」なら出処理に進む。
【0020】ステップS5において、j=j+1とし
て、ステップS3に進む。ステップS6において、オー
ディオスイッチ50の動作が行われる。本実施例によれ
ば、ヘッドアップディスプレイを用いて、フロントガラ
ス上に投影した空間スイッチ機能により、運転者は操作
したいスイッチ画像が見える空間に指をおくことにより
レーザビームが遮断されてスイッチ操作を行うことがで
き、運転中に視点を移動する必要がなくなる。さらにオ
ーディオスイッチの空間の削減が可能になる。
【0021】なお、オーディオのスイッチ50だけでな
く、車両の制御、例えば、パワーウインドウの開閉のス
イッチ、エアコンディションのスイッチ等の制御に使用
してもよい。次にナビゲーション装置40の情報を基に
ヘッドアップディスプレイ10の制御を説明する。
【0022】図7は表示像の形成位置を示す図であり、
図8はフロントガラス1に映る実像に表示する矢印像を
示す図である。ナビゲーション装置40が「50m先の
交差点を左折」との情報を形成すると、制御部60を介
して、ヘッドアップディスプレイ10は凸レンズ13
(図3参照)の距離を調整して、表示デバイス12によ
る矢印の表示像が、図7に示すように、50m先に形成
されるようにする。すなわち、目的位置である交差点が
刻々と近づくにつれて目的位置を示す指示像である矢印
の表示像の位置を交差点に合わせて移動する。交差点が
非常に近くなったら、不要となるのでこの表示を消す。
【0023】本実施例によれば、図8に示すように、運
転者がフロントガラス1から見る風景にオーバーラップ
することにより視点移動の伴わない情報伝達が可能にな
る。次に、カメラ30の情報を基にヘッドアップディス
プレイ10の制御を説明する。カメラ30は、例えばC
CD(Charge Couple Device)からなり、とらえた映像
を解析し、既知の映像解析技術を用いて交差点、目的場
所等を判断する。例えば、交差点は、とらえた映像デー
タから道路の十字形状、赤、黄色、青の信号機を抽出し
て、判断される。建物等の目的場所等は看板の文字を抽
出しこれを認識し判断される。
【0024】カメラ30のとらえる前方の風景の範囲
と、ヘッドアップディスプレイ10の表示デバイス12
(図3参照)が矢印を表示する前方の風景の範囲とを予
め一致させておく。そして、カメラ30の映像の位置
と、ヘッドディスプレイ10の表示デバイス12の表示
位置とが一対一に対応するようにしておく。カメラ30
が、ナビゲーション装置からの情報を基に、交差点、目
的場所の建物を判断したら、その位置に対応してヘッド
ディスプレイ10の表示デバイス12は、図8に示すよ
うに、矢印を表示する。この場合表示デバイス12が形
成する矢印の表示する寸法は、交差点が近づくにしたが
って、大きくする。交差点に非常に近くなったら、前述
と同様に、この表示を消す。
【0025】本実施例によれば、図8に示すように、運
転者がフロントガラス1から見る風景にオーバーラップ
することにより視点移動の伴わない情報伝達が可能にな
る。図9はカメラ30の映像を基に障害物の検知を説明
する図である。本図に示すように、カメラ30の映像を
解析し道路上の白線を認識する既知の技術により自車の
走行レーンが検知される。つぎに、自車走行レーン内の
物体を検知し、自車レーン内の物体の動きがベクトルと
して求められる。例えば、自車走行レーン内に静止した
障害物がある場合、自車を基準にした場合自車方向に走
行速度で障害物が近づいてくることになる。
【0026】図10は障害物の移動ベクトルを基にヘッ
ドアップディスプレイ10による警告表示を説明する図
である。本図に示すように、移動ベクトルがある閾値を
越えたときこの物体を障害物であると認識し、ヘッドア
ップディスプレイ10により運転者に対してフロントガ
ラス1に警告表示、例えば「注意!!前方に障害物」を
行う。この閾値は自車と物体との距離により変化するよ
うにし、すなわち、距離が近いとき閾値が小さくなるよ
うにする。
【0027】なお、渋滞時などに不必要な警告表示が行
われないに、走行速度がある閾値より小さければ警告表
示が出力されないようにする。本実施例によれば、カメ
ラ30の映像を用いて異常事態、緊急事態の検出を行
い、警告メッセージを運転者に伝えることができる。図
11は自車と平行に移動しない障害物の移動ベクトルを
基にヘッドアップディスプレイ10による警告表示を説
明する図である。本図に示すように、例えば、人が道路
を横切るときに、移動ベクトルをx軸(自車走行方向と
垂直軸)、y軸(自車走行方向軸)に分けて、y軸のベ
クトルを用いて上記と同様の処理を行ってもよい。y軸
の移動ベクトルがある閾値を越えたときこの物体を障害
物であると認識し、ヘッドアップディスプレイ10によ
り運転者に対してフロントガラス1に警告表示「注意!
!前方に障害物」を行う。またy軸のベクトルが自車に
近づいていても、それより充分大きくx軸ベクトルが自
車から遠ざかる場合は、警告を出さないという処理を行
うことも可能である。この閾値は自車と物体との距離に
より変化するようにし、すなわち、距離が近いとき閾値
が小さくなるようにする。渋滞時などに不必要な警告表
示が行われないに、走行速度がある閾値より小さければ
警告表示が出力されないようにする。
【0028】図12は複数のカメラ30を用いて映像の
解析を行う例を示す図である。本図(a)に示すよう
に、1つのカメラを用いる場合、運転者の視点とカメラ
が同じ位置にない限り、カメラ30がとらえた映像と運
転者が見ている実像が全く同一のものとはならない。こ
のため、カメラがとらえた実像を解析してナビゲーショ
ン情報を映して位置ずれをおこす可能性がある。また、
障害物をとらえることができない場合がある。
【0029】一方、本図(b)に示すように、2つのカ
メラ30A、30Bを用いれば、すなわち複数のカメラ
を用いれば、運転者の見る範囲をカバーでき、各々のカ
メラ位置でとらえた映像を分析すれば、位置の違いによ
る映像のずれが判定できる。したがって、この映像の位
置ずれの情報を用いて運転者の位置での実像を推定でき
るため、たとえ運転者の視点と同じ位置にカメラが無く
ても正確な位置にナビゲーション情報を投影でき、か
つ、障害物を正確にとらえることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヘ
ッドアップディスプレイにより車両内で使用される複数
のスイッチを半透明用反射板に表示し、その表示される
複数のスイッチのそれぞれにレーザビームを照射し反射
レーザビームを受信するレーザビーム発生/受信部が設
けられ、レーザビームが遮断されたスイッチを検出する
と、そのスイッチの動作が行われるので、運転者は操作
したいスイッチ画像が見える空間に指をおくことにより
レーザビームが遮断されてスイッチ操作を行うことがで
き、運転中に視点を移動する必要がなくなる。さらにオ
ーディオスイッチの空間の削減が可能になる。情報を半
透明用反射板に投影する表示像を形成する表示デバイス
の後段に表示デバイスが形成する表示像と半透明用反射
板までの距離を調整する移動可能な凸レンズが設けら
れ、自車の位置を道路地図に表すナビゲーション装置が
形成する自車から目的位置までの距離に応じて凸レンズ
を移動して目的位置を示す指示像が半透明用反射板に形
成されるので、運転者がフロントガラス1から見る風景
にオーバーラップすることにより視点移動の伴わない情
報伝達が可能になる。車両の前方を映すカメラが設け
ら、カメラの映像を解析し、目的位置を認識し、その目
的位置に、ヘッドアップディスプレイにより目的位置を
示す指示像が半透明用反射板に形成されるので、運転者
がフロントガラス1から見る風景にオーバーラップする
ことにより視点移動の伴わない情報伝達が可能になる。
車両の前方を映すカメラが設けられ、車両に取り付けら
れたカメラの映像を解析し、障害物を検出し、障害物を
検出した場合には、警告表示が半透明用反射板に形成さ
れるので、警告メッセージを運転者に伝えることが可能
になる。カメラが複数設けられることにより、正確な位
置に表示を行うことでき、さらに、障害物の検出が正確
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る車両用表示装置の概略を
示す図である。
【図2】図1のヘッドアップディスプレイ10、レーザ
ビーム発生/受信部20の概略配置例を示す図である。
【図3】ヘッドアップディスプレイ10の概略を示す図
である。
【図4】図2の半透明用反射板2への表示を説明する図
である。
【図5】図2のスイッチ画像へのレーザビーム遮断を検
出する回路例を示す図である。
【図6】図4のオーディオのスイッチ制御部62の制御
動作を説明するフローチャートである。
【図7】表示像の形成位置を示す図である。
【図8】フロントガラス1に映る実像に表示する矢印像
を示す図である。
【図9】カメラ30の映像を基に障害物の検知を説明す
る図である。
【図10】障害物の移動ベクトルを基にヘッドアップデ
ィスプレイ10による警告表示を説明する図である。
【図11】自車と平行に移動しない障害物の移動ベクト
ルを基にヘッドアップディスプレイ10による警告表示
を説明する図である。
【図12】複数のカメラ30を用いて映像の解析を行う
例を示す図である。
【符号の説明】
1…フロントガラス 2…半透明用反射板 10…ヘッドアップディスプレイ 12…表示デバイス 13…凸レンズ 20…レーザビーム発生/受信部 30…カメラ 40…ナビゲーション 50…オーディオのスイッチ 60…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 育恵 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロントガラス(1)の半透明用
    反射板(2)に情報を表示するヘッドアップディスプレ
    イ(10)を有する車両用表示装置において、 ヘッドアップディスプレイ(10)により車両内で使用
    される複数のスイッチを半透明用反射板(2)に表示
    し、その表示される複数のスイッチのそれぞれの近傍に
    接近する障害物を検出するためのビーム発生/受信部
    (20)を備え、 ビームが遮断されたスイッチを検出し、そのスイッチの
    動作を行わせることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 【請求項2】 車両のフロントガラス(1)の半透明用
    反射板(2)に情報を表示するヘッドアップディスプレ
    イ(10)を有する車両用表示装置において、 情報を半透明用反射板(2)に投影する表示像を形成す
    る表示デバイス(12)の後段に表示デバイス(12)
    が形成する表示像と半透明用反射板(2)までの距離を
    調整する移動可能な凸レンズ(13)を備え、 自車の位置を道路地図に表すナビゲーション装置が形成
    する自車から目的位置までの距離に応じて前記凸レンズ
    (13)を移動して目的位置を示す指示像を半透明用反
    射板(2)に形成することを特徴とする車両用表示装
    置。
  3. 【請求項3】 車両のフロントガラス(1)の半透明用
    反射板(2)に情報を表示するヘッドアップディスプレ
    イ(10)を有する車両用表示装置において、 車両の前方を映すカメラ(30)を備え、 カメラ(30)の映像を解析し、目的位置を認識し、そ
    の目的位置に、ヘッドアップディスプレイ(10)によ
    り目的位置を示す指示像を半透明用反射板(2)に形成
    することを特徴とする車両用表示装置。
  4. 【請求項4】 車両のフロントガラス(1)の半透明用
    反射板(2)に情報を表示するヘッドアップディスプレ
    イ(10)を有する車両用表示装置において、 車両の前方を映すカメラ(30)を備え、 車両に取り付けられたカメラ(30)の映像を解析し、
    障害物を検出し、障害物を検出した場合には、警告表示
    を半透明用反射板(2)に形成することを特徴とする車
    両表示装置。
  5. 【請求項5】 複数の前記カメラ(30)が車両の運転
    者の見る範囲をカバーするように配置されることを特徴
    とする、請求項3又は4に記載の車両用表示装置。
JP6211234A 1994-09-05 1994-09-05 車両用表示装置 Pending JPH0876050A (ja)

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