JPH0875770A - 一体型電磁ログセンサ - Google Patents

一体型電磁ログセンサ

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JPH0875770A
JPH0875770A JP21485594A JP21485594A JPH0875770A JP H0875770 A JPH0875770 A JP H0875770A JP 21485594 A JP21485594 A JP 21485594A JP 21485594 A JP21485594 A JP 21485594A JP H0875770 A JPH0875770 A JP H0875770A
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JP
Japan
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circuit
signal
current
log sensor
synchronous
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21485594A
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English (en)
Inventor
Nobuhisa Senda
展久 千田
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Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Original Assignee
Yokogawa Denshikiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yokogawa Denshikiki Co Ltd filed Critical Yokogawa Denshikiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対ノイズ性が高く、ケーブル長の制約がない
ために船内引き回しが容易な一体型電磁ログセンサを提
供することを目的としている。 【構成】 自励発振回路8または同期信号検出回路24
が同期信号を生成し、定電流励磁回路3が同期信号に基
づいて励磁コイル27に電流io、および同期整流回路
6にパルス信号Sを送出し、励磁コイル27が水中に磁
界を発生させ、電極28が速度信号eoを検出し、増幅
回路5が速度信号eoを増幅し、同期整流回路6がパル
ス信号Sに基づいて速度信号eoを同期整流して速度信
号Vを生成し、V/I変換回路26が速度信号Vを電流
Ivに変換して出力する。ここで、自励発振回路8、同
期信号検出回路24、定電流励磁回路3、励磁コイル2
7、電極28、増幅回路5、同期整流回路6、およびV
/I変換回路26は同一ケース内に収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、船舶の航行速度を測
定するセンサとし用いて好適な一体型電磁ログセンサに
関する。
【0002】
【従来の技術】船舶の航行速度計に用いられる船速セン
サとして、電磁ログセンサと呼ばれるものがある。図3
は、電磁ログセンサの励磁コイル27、および電極28
の部分の構成を示した図であり、図3(a)は正断面
図、また図3(b)は底面図である。電磁ログセンサ
は、船底10を貫通する桿体4(電磁ログセンサ本体)
の先端部を水中に突出させて使用する。桿体4の先端部
には、コア33に巻かれた励磁コイル27と、船舶の進
行方向に対して左右に一対の電極28とが配されてい
る。この励磁コイル27に電流iを流すと、水中に磁界
34が発生する。水中に磁界34が存在する時に、船舶
が図3中の船の進行方向に移動すると、電極28におい
て起電力eが検出される。これは、水を導体と考えた場
合、磁界中を移動する導体中に起電力が発生することを
示した、ファラデーの電磁誘導の法則(俗にファラデー
の右手の法則と呼ばれるもの)を応用したものである。
こうして、磁界34の強度が一定である場合、船底10
と水との相対速度に比例した大きさの速度信号(ファラ
デーの電磁誘導の法則により生じた起電力)が、電極2
8より検出される。
【0003】図4は、従来の電磁ログセンサを用いた航
行速度計の構成の一例を示すブロック図である。従来の
電磁ログセンサは、船橋や操舵室等の船体上部に設置さ
れるマスタユニット9と、船底を貫通するように取り付
けられる電磁ログセンサ本体4(桿体)の2つの部分に
分かれている。図4に示す構成において、マスタユニッ
ト9に入力される電源が交流電源である場合は、電源は
電源回路1に入力される。電源回路1は、トランス、整
流回路および安定化回路等から構成されており、入力さ
れた交流が直流安定化されて、後述のマスタユニット9
内の各部に供給される。なお、マスタユニット9に入力
される電源が直流電源である場合には、電源回路1を介
さずに、各部に供給される。
【0004】同期信号検出回路2は、微分回路および波
形整形回路等から構成されており、交流電源を入力し
て、その交流電源に同期した同期パルスPを出力する。
この同期パルスPは定電流励磁回路3に入力されるが、
マスタユニット9に入力される電源が直流である場合に
は、同期信号検出回路2から同期パルスPが出力されな
い。そこで、マスタユニット9の内部には、論理反転素
子(インバータ)、および抵抗やコンデンサ等の組み合
わせによってブロッキング発振をする自励発振回路8を
備えている。なお、マスタユニット9の回路基板(図示
しない)上のジャンパ配線Jを切り換えることによっ
て、定電流励磁回路3に、前述の同期パルスPと、自励
発振回路8の発振出力Bとの何れかを選択して入力す
る。
【0005】定電流励磁回路3は、低出力インピーダン
スのドライバ回路等から構成されており、入力された同
期パルスPあるいは発振出力Bを増幅および電流化し、
この電流ioを、ケーブル11を介して励磁コイル27
に供給する一方、入力された信号に同期したパルス信号
Sを出力する。ケーブル11は、マスタユニット9と前
述の電磁ログセンサ本体4との間を接続しており、上述
の電流ioを励磁コイル27に供給する一方、電極28
で検出される速度信号(起電力)eoを、マスタユニッ
ト9の内部の増幅回路5へ入力する。
【0006】速度信号eoは増幅回路5で増幅され、同
期整流回路6に入力される。同期整流回路6には、この
他に前述の定電流励磁回路3からパルス信号Sが入力さ
れる。この同期整流回路6は、差動増幅器およびパルス
信号Sによって切り換えられるアナログスイッチ等から
構成されており、パルス信号Sの反転周期で速度信号e
oを反転させて速度信号Vを出力する。続く信号処理回
路7は、増幅回路、バイアス回路、積分回路、発振回路
および演算回路等から構成され、入力された速度信号V
に基づいて船速を求める。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電極28に
よって検出される速度信号は、一例として最大4mVp-
p(66ノット時)と極めて微弱である。このため、ケ
ーブル11において混入する外来ノイズの影響を受け易
い。このような理由から、ケーブル11は長さの制約を
受けるため、マスタユニット9の設置場所が制約された
り、ケーブル9に厳重なシールド処理を施すために、ケ
ーブル9の船内引き回しや端末処理が容易ではなかっ
た。この発明は、このような背景の下になされたもの
で、対ノイズ性が高く、ケーブル長の制約がないために
船内引き回しが容易な一体型電磁ログセンサを提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明にあっては、水中に磁界を発生させるコイ
ルと、前記コイルを励磁する励磁信号を生成する信号生
成手段と、前記信号生成手段の出力を増幅して前記コイ
ルに送出する励磁回路と、前記水中の磁界中に発生した
起電力を検出する電極と、前記起電力を増幅する増幅回
路と、前記増幅回路の出力を前記励磁信号に基づいて同
期整流する同期整流回路と、前記同期整流回路の出力を
電流信号に変換する電圧/電流変換回路とを、同一ケー
ス内に収容したことを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明によれば、コイルに励磁信号を流して
水中に磁界を作り、水中の電極に得られる信号を増幅し
て同期整流し、さらに電流に変換して出力する。ここ
で、励磁信号生成手段、励磁回路、コイル、電極、増幅
回路、同期整流回路、および電圧/電流変換回路を同一
ケース内に収容しているので、各部間のラインが極めて
短い。このため、各部間のラインでノイズを拾う恐れが
ない。また、出力は十分に増幅された後、電流信号に変
換されているので、例え次の信号処理回路までのライン
が長くても、そのラインにおいてノイズを拾う恐れがな
い。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。図1は、本発明の実施例について、構
成の一例を示したブロック図である。なお、図1におい
て、図4の各部と対応する部分には同一の符号を付し、
その説明を省略する。図1に示すように本実施例は、船
橋や操舵室等に設置されるマスタユニット22と、船底
を貫通するように取り付けられる電磁ログセンサ23と
からなる。また、これらの間をケーブル29によって接
続する構成となっている。
【0011】マスタユニット22は、電源回路1、信号
処理回路7および同期信号重畳回路21から構成されて
いる。同期信号重畳回路21は、微分回路等を有してお
り、交流電源から生成した同期パルスを、安定化された
直流に重畳し、直流に同期パルスが重畳された電圧Es
を生成する。この電圧Esは、ケーブル29を介して電
磁ログセンサ23に供給される。なお、マスタユニット
22に直流電源が入力された場合には、電圧Esには同
期パルスが重畳されずに電磁ログセンサ23に供給され
る。
【0012】電磁ログセンサ23は、船底10に取り付
けられる。この電磁ログセンサ23は、回路基板30、
励磁コイル27および電極28が一体に構成されたもの
である。また、この回路基板30は、同期信号検出回路
24、電源安定化回路25、自励発振回路8、定電流励
磁回路3、増幅回路5、同期整流回路6およびV/I変
換回路26の各回路から構成されている。電源安定化回
路25は、同期信号重畳回路21より供給される電圧E
sを安定化して直流を作り、電磁ログセンサ23内の各
部に供給する。同期信号検出回路24は、微分回路と波
形整形回路とから構成されており、同期信号重畳回路2
1より供給される電圧Esから同期信号成分を取り出
し、同期パルスPとして出力する。なお、Esが直流で
ある場合には同期信号検出回路24からは出力パルスP
が出力されないので、マスタユニット22に入力される
電源の交流/直流に応じて回路基板30上のジャンパ配
線Jを変更することにより、同期パルスPと、自励発振
回路8の発振出力Bの何れかを選択し、定電流励磁回路
3に入力する。V/I変換回路26は、増幅回路とトラ
ンジスタによる低出力インピーダンスのドライバ回路等
とから構成され、速度信号Vを信号電流Ivに変換して
出力する。
【0013】図2は、電磁ログセンサ23の構成の一例
を示す概略構成図である。電磁ログセンサの下部には励
磁コイル27および電極28が配され、実際の船体への
取付時には、この下部が船底を貫通して船外に位置す
る。電磁ログセンサ23の中央部には、図1に示す回路
基板30が収納される。この、電磁ログセンサ23は、
コネクタ31を介して船内ケーブル29によってマスタ
ユニット22と接続される(図1参照)。
【0014】船舶に用いられる電源としては、単相交流
(100〜230V、50あるいは60Hz)電源と、
直流(12あるいは24V)電源とがある。本実施例の
マスタユニット22に交流電源が入力された場合には次
のような動作をする。まず電源回路1は、交流電源を整
流、安定化してマスタユニット22内の各部へ供給す
る。同期信号重畳回路21は、電源回路1で安定化され
た電源に、交流電源の周波数に同期した同期信号を重畳
して、脈流の電圧Esを作り、ケーブル29を介して電
磁ログセンサ23へ供給する。一方、電磁ログセンサ2
3では、まず電源安定化回路25が電圧Esを安定化し
て、電磁ログセンサ23内の各部に供給する。同時に同
期信号検出回路24が、電圧Esから同期パルスPを検
出する。定電流励磁回路3は、入力された同期パルスP
を増幅して電流化し、この電流ioを励磁コイル27へ
供給する。また、同時に同期パルスPに同期した同期信
号Sを出力する。
【0015】電極28で検出された速度信号(起電力)
eoは、増幅回路5へ入力されて増幅された後、同期整
流回路6に入力される。同期整流回路6は、速度信号e
oと、パルス信号Sとを入力し、パルス信号Sの反転周
期に同期して速度信号eoを反転させ、速度信号Vに直
して出力する。この後、速度信号はV/I変換回路26
に入力され、V/I変換回路26で、速度信号Vに比例
した信号電流Ivに変換されて出力される。信号電流Iv
はケーブル29によってマスタユニット22へ伝送され
る。マスタユニット22内の信号処理回路7は、低入力
インピーダンスで信号電流Ivを入力し、この信号電流
Ivに基づいて船速を求める。
【0016】一方、本実施例のマスタユニット22に直
流電源が入力された場合には、同期信号重畳回路21が
出力するEsは直流のままである。従って、電磁ログセ
ンサ23内の同期信号検出回路24においても、同期パ
ルスPを検出することはできない。そこで、回路基板3
0上のジャンパ配線Jを変更し、自励発振回路8の発振
出力Bを定電流励磁回路3に入力する。これ以降の動作
は、電流ioおよびパルス信号Sが、同期パルスPの代
わりに自励発振出力8の発振出力Bに同期して生成され
る以外は、マスタユニット22に交流電源が入力された
場合と同様である。
【0017】なお、本実施例では、微弱信号を長尺ケー
ブルで伝送する必要がないので、ケーブルに厳重なシー
ルド処理を施す必要がなくなり、船内の引き回しが容易
になる。また、自励発振回路や増幅回路等も電磁ログセ
ンサ内に収納するため、増幅回路等を収納する筺体が不
要になり、航行速度計全体が小型軽量化される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、対ノイズ性が高く、ケーブル長の制約がないために
船内引き回しが容易な一体型電磁ログセンサが実現可能
であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一体型電磁ログセンサの構成の一例を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一体型電磁ログセンサの構成の一例を
示す断面図である。
【図3】電磁ログセンサ本体の励磁コイル27および電
極28の部分の構成の一例を示す図である。
【図4】従来の電磁ログセンサの構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
3 定電流励磁回路 5 増幅回路 6 同期整流回路 8 自励発振回路 23 電磁ログセンサ 24 同期信号検出回路 26 V/I変換回路 27 励磁コイル 28 電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中に磁界を発生させるコイルと、 前記コイルを励磁する励磁信号を生成する信号生成手段
    と、 前記信号生成手段の出力を増幅して前記コイルに送出す
    る励磁回路と、 前記水中の磁界中に発生した起電力を検出する電極と、 前記起電力を増幅する増幅回路と、 前記増幅回路の出力を前記励磁信号に基づいて同期整流
    する同期整流回路と、 前記同期整流回路の出力を電流信号に変換する電圧/電
    流変換回路とを、同一ケース内に収容したことを特徴と
    する一体型電磁ログセンサ。
JP21485594A 1994-09-08 1994-09-08 一体型電磁ログセンサ Withdrawn JPH0875770A (ja)

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JP21485594A JPH0875770A (ja) 1994-09-08 1994-09-08 一体型電磁ログセンサ

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JPH0875770A true JPH0875770A (ja) 1996-03-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2637377C1 (ru) * 2016-11-30 2017-12-04 Акционерное общество "Концерн "Центральный научно-исследовательский институт "Электроприбор" Датчик индукционного лага повышенной прочности

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2637377C1 (ru) * 2016-11-30 2017-12-04 Акционерное общество "Концерн "Центральный научно-исследовательский институт "Электроприбор" Датчик индукционного лага повышенной прочности

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Effective date: 20011120