JPH0373831B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0373831B2
JPH0373831B2 JP57031121A JP3112182A JPH0373831B2 JP H0373831 B2 JPH0373831 B2 JP H0373831B2 JP 57031121 A JP57031121 A JP 57031121A JP 3112182 A JP3112182 A JP 3112182A JP H0373831 B2 JPH0373831 B2 JP H0373831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
magnetic
hull
eddy current
ship
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57031121A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58147662A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP57031121A priority Critical patent/JPS58147662A/ja
Publication of JPS58147662A publication Critical patent/JPS58147662A/ja
Publication of JPH0373831B2 publication Critical patent/JPH0373831B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/025Compensating stray fields

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は船体が動揺した時に船体の金属部分
により生じる渦電流磁界を測定する船体渦電流磁
界測定装置に関する。
たとえば海中に存在する機雷等を処理する場合
に掃海艇が使用されるが、機雷は磁気にも感応し
誘爆するものがあるので掃海艇は、船体が動揺す
ることによつて地磁気の関係で発生する渦電流磁
界が小さいことが望ましい。それゆえ掃海艇等に
使用される船舶は、船体で発生する渦電流磁界を
測定する必要がある。船体の渦電流磁界測定装置
としては、船体を動揺させる代りに海底等の海中
に動揺磁界発生装置を設けて動揺磁界を船体に与
え、船体に生じる渦電流磁界を磁気検出素子で検
出するものがある。しかし動揺磁界を発生させて
船体の渦電流磁界を測定するこの種の装置では動
揺磁界自体や、海底の磁性体の誘導磁界、海水や
海底の導電性によるうず電流磁界等が生じるの
で、これらの磁界を打消コイルで打消している。
すなわち従来の船体渦電流磁界測定装置は船体を
浮かべない状態での磁気検出素子の出力を渦電流
磁界以外の磁界成分としてこの出力信号を磁気打
消コイルに加えて、船体を浮かべない状態での磁
気検出力が0になるようにし、船体を浮かべた状
態での磁気検出素子出力が船体の渦電流磁界であ
るとして測定している。
しかしながら上記した従来装置において、船体
を浮べた状態での磁気検出出力は船体の渦電流磁
界の他に、動揺磁界による船体が磁性体であるた
めに発生する誘導磁界や、船体から動揺磁界とは
無関係に発せられる磁界も混在しており、船体の
導電体による渦電流磁界のみを精度良く検出する
ことができなかつた。
この発明の目的は上記した従来装置の欠点を解
消し船体が動揺した時に発生される渦電流磁界の
みを精度よく検出し得る船体渦電流磁界測定装置
を提供するにある。
今、動揺磁界発生装置から発生される交番磁界
を第2図aに示すHicとしてこの磁界中に船舶を
浮かべると、この磁界Hicにより船体から船の磁
性体による誘導磁界His、海底の磁性体による誘
導磁界Hin、船体の導電体による渦電流磁界HE、
海水や海底の導電性による渦電流磁界Henが発生
する。又船舶からは交番磁界とは無関係にHbsな
る磁界が生じている。これらの磁界のうち誘導磁
界His,Hinは交番磁界Hicに略同相であり、渦
電流磁界HE,Henは交番磁界Hicと90゜の位相差
を有している。この発明の船体渦電流磁界測定装
置は、この位相差を利用して船体の渦電流磁界の
みを検出するようにしている。すなわちこの発明
の渦電流磁界測定装置は上記目的を達成するため
に、船体渦電流磁界以外の磁界を打消すための磁
気打消コイルと、被測定船体を動揺磁界内に浮か
べない状態で磁気検出素子より導出される磁気出
力を打消コイルに供給する手段と、動揺磁界内に
被測定船体を浮かべた状態で磁気検出素子より導
出される磁気出力より、動揺磁界発生装置の発生
動揺磁界と同相成分及び直流成分を分離し磁気打
消コイルに供給する手段とを備えることを特徴と
している。
以下図面に示す実施例によりこの発明を詳細に
説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す船体渦電流
磁界測定装置のブロツク図である。同図において
1は船2に動揺磁界を加えるためのコイルであ
る。このコイルは船2とほぼ同程度の大きさのも
の(たとえば50m/100m)であつて海底に設け
られる。3は分流器4を経てコイル1に電流を流
すための発電機である。5は分流器4の電圧降下
分を所定の値に増幅する増幅器、6は増幅器5の
出力を微分する微分回路である。
7は、コイル1内に設ける磁気検出素子であ
る。通常この磁気検出素子7はコイル1内に複数
個配設されるがここでは一個のみを示している。
磁気検出素子7は増幅器8に接続されている。増
幅器8は磁気検出素子7の検出信号を所定の値に
増幅するために設けられている。増幅器8の出力
はサンプルホールド回路9a,9b,9c,9d
に接続されている。サンプルホールド回路9a,
9b,9c,9dはパルスゼネレータ10より加
えられるタイミングパルスP1,P2,P3,P
4(第2図C参照)によつてタイミング順次に増
幅器8よりの信号をサンプルホールドする。
パルスゼネレータ10は増幅器5の出力V1,
微分回路6の出力VE〔第2図b参照〕を受けて、
その0クロス点より交番磁界Hicの1/4周期でパ
ルスP1,P2,P3,P4を発生する。
サンプルホールド回路9aの出力は加算器11
i及び11bの+入力端に接続され、サンプルホ
ールド回路9bの出力は加算器11eの+入力端
に、サンプルホールド回路9cの出力は加算器1
1iの−入力端と加算器11bの+入力端に、サ
ンプルホールド回路9dの出力は加算器11eの
−入力端にそれぞれ接続されている。加算器11
i,11e,11bの出力はそれぞれ係数器12
i,12e,12bを経てAD(アナログデジタ
ル)変換器13i+13e+13bに接続され、
さらにAD変換器13iはデジタル信号のラツチ
回路14i1,14i2に接続され、同様にAD変換器
13e,13bはそれぞれラツチ回路14e,1
4bに接続されている。ラツチ回路14i1,14
i2,14e,14bの各出力はそれぞれDA(デジ
タルアナログ)変換器15i1,15i2,15e,
15bを経てアナログ加算器16に接続されてい
る。アナログ加算器16の出力は磁界打消コイル
17に接続されている。
上記装置において、先ず船2をコイル1上に浮
かべない場合を考えると、パルス信号P1によつ
てサンプルホールド回路9aにホールドされる信
号は、Hic+Hinとなる。またパルス信号P3に
よつてサンプルホールド回路9cにホールドされ
る信号は−His−Hinとなる。この場合海水や海
底の導電性によるうず電流磁界Henは0クロス点
なので、上記ホールド値に含まれない。
一方パルス信号P2によつてサンプルホールド
回路9bにホールドされる信号はHenとなる。ま
た同様にパルス信号P4によつてサンプルホール
ド回路9dにホールドされる信号は−Henとな
る。
したがつて加算器11i及び11eの出力Hi
及びHeは Hi=〔Hic+Hin−〔−Hic−Hin)〕=2(Hic+
Hin) He=〔Hen−(−Hen)〕=2Hen となる。今係数器12i,12e,12bの係数
KをK=1/2とするとAD変換器13iの入力は
Hi1=Hic+Hin,AD変換器13eの入力はHe=
Henとなる。この信号Hi1,HeはAD変換器13
i,13eからラツチ回路14i1,14e,DA
変換器15i1,15e及び加算器16を経て磁気
打消コイル17に加えられる。その結果磁気検出
素子7に加えられる磁界は、コイル1による交番
磁界Hic、海底の磁性体による誘導磁界Hin、海
水や海底の高電性による渦電流磁界Henがいずれ
も打消されるので0となる。
これらの各磁界Hic,Hin,Henを打消した後、
測定すべき船をコイル1上に浮かばせると、 磁界検出素子7により船2に関連する磁気検出
信号は増幅器8を介して各サンプルホールド回路
に加えられる。パルス信号P1によつてサンプル
ホールド回路9aにホールドされる信号はHis+
Hbsとなる。またパルス信号P3によつてサンプ
ルホールド回路9cにホールドされる信号は−
His+Hbsとなる。それゆえ加算器11i及び1
1bの出力Hi及びHbは Hi=〔His+Hbs−(−His+Hbs)〕=2His Hb=〔His+Hbs+(−His+Hbs)〕=2Hbs となる。上記と同様係数器12i,12bのKを
K=1/2とするとAD変換器13i,13bの入
力はHi2=His,Hb=Hbsとなる。この信号Hi2
HbはAD変換器13i,13bからラツチ回路
14i2、を経て上記と同様加算器16に加えられ
DA変換器15i2,15eの出力に重畳されて磁
気打消コイル17に加えられる。これにより磁気
検出素子7に加えられる磁界は、Hic,Hin,
Hen,His,Hbsがすべて打消されるので検出出
力は船体の渦電流磁界HEのみとなる。
なお上記実施例のサンプルホールド回路9a,
9b,9c,9dやアナログ加算器11i,11
e,11bを省略しAD変換後に各演算をデジタ
ル演算処理してもよい。
また上記実施例においてAD変換器を3個用い
ているがこれを1個とし、マルチプレクサ等で順
次AD変換しその出力をデジタルマルチプレクサ
を通して各出力をラツチさせるようにしてもよ
い。
以上のようにこの発明の船体渦電流磁界測定装
置によれば、被測定船体を動揺磁界内に浮かべな
い状態で磁気検出素子に導出される磁気出力を打
消し、次に動揺磁界内に浮かべない状態で磁気検
出素子に導出される磁気出力を打消し、次に動揺
磁界内に被測定船体を浮かべた状態で、磁気検出
素子より導出される磁気出力より動揺磁界発生装
置の発生動揺磁界と同相成分及び直流成分を分離
してこれを打消すようにしているから、船体渦電
流磁界以外の磁界を完壁に打消すことができ、精
度の高い渦電流磁界測定ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す船体渦電流
磁界測定装置のブロツク図、第2図は第1図に示
す実施例装置の動作を説明するための波形図であ
る。 1:コイル、2:船、3:発電機、4:分流
器、5,8:増幅器、6:微分回路、7:磁気検
出素子、9a,9b,9c,9d:サンプルホー
ルド回路、10:パルスゼネレータ、11i,1
1e,11b,16:アナログ加算器、12i,
12e,12b:係数器、13i,13e,13
b:AD変換器、14i1,14i2,14e,14
b:ラツチ回路、15i1,15i2,15e,15
b:DA変換器、17:磁気打消コイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 海中に設置される動揺磁界発生装置より発せ
    られる動揺磁界が船体に加えられこの船体に生じ
    る渦電流による磁界を磁気検出素子で検出する船
    体渦電流磁界測定装置において、 前記船体渦電流磁界以外の磁界を打消すための
    磁気打消コイルと、被測定船体を前記動揺磁界内
    に浮かべない状態で前記磁気検出素子より導出さ
    れる磁気出力を前記磁気打消コイルに供給する手
    段と、前記動揺磁界内に被測定船体を浮かべた状
    態で、前記磁気検出素子より導出される磁気磁力
    より前記動揺磁界発生装置の発生動揺磁界と同相
    成分及び直流成分を分離し前記磁気打消コイルに
    供給する手段とを備える船体渦電流磁界測定装
    置。
JP57031121A 1982-02-26 1982-02-26 船体渦電流磁界測定装置 Granted JPS58147662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57031121A JPS58147662A (ja) 1982-02-26 1982-02-26 船体渦電流磁界測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57031121A JPS58147662A (ja) 1982-02-26 1982-02-26 船体渦電流磁界測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58147662A JPS58147662A (ja) 1983-09-02
JPH0373831B2 true JPH0373831B2 (ja) 1991-11-25

Family

ID=12322577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57031121A Granted JPS58147662A (ja) 1982-02-26 1982-02-26 船体渦電流磁界測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58147662A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2583522B1 (fr) * 1985-06-14 1988-03-04 Thomson Csf Procede de mesure de l'aimantation induite dans un batiment naval et dispositif de mise en oeuvre.
CN105784839A (zh) * 2016-03-18 2016-07-20 中国计量学院 一种金属容器表面微小缺陷检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58147662A (ja) 1983-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04502515A (ja) 直流位置測定装置
JP5535467B2 (ja) 位相補正型アクティブ磁気シールド装置
JPH08248106A (ja) 微弱磁界測定装置
JPH0373831B2 (ja)
US4932006A (en) Process for signal transmission without electric connection through a conducting wall, the hull of a ship for example, and a device for implementing same
US4812759A (en) Method for measuring and correcting the induced magnetization in a nautical vessel
JPS5940179A (ja) 船体渦電流磁界測定装置
RU2206109C1 (ru) Устройство для определения индукции геомагнитного поля с подвижного объекта
SU693319A1 (ru) Магнитометр с устройством компенсации магнитных помех от носител
RU2686519C1 (ru) Цифровой феррозондовый магнитометр
SU1273820A1 (ru) Измерительный преобразователь посто нного напр жени с гальванической разв зкой
RU2207599C1 (ru) Устройство для определения индукции геомагнитного поля с подвижного объекта
JPS5994014A (ja) 電磁流量計の信号処理方法
JPH095348A (ja) 電磁ログセンサ
RU2610938C1 (ru) Устройство для измерения магнитных полей
SU586419A1 (ru) Амплитудно-дифференциальный нуль-орган
SU1718281A1 (ru) Электрохимический преобразователь параметров гидродинамического пограничного сло
RU2204851C1 (ru) Устройство для определения индукции геомагнитного поля с подвижного объекта
SU1670637A1 (ru) Способ измерени проекций вектора магнитной индукции с подвижной платформы и устройство дл его осуществлени
RU2091807C1 (ru) Градиентометр
RU2091806C1 (ru) Градиентометр
RU2152002C1 (ru) Устройство для дистанционного определения положения объекта (варианты)
RU2382376C1 (ru) Моноблочный феррозондовый магнитометр
RU2126524C1 (ru) Магнитный компас
JPS6025473A (ja) 金属検出器