JPH087563A - ダイナミック型半導体記憶装置 - Google Patents

ダイナミック型半導体記憶装置

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JPH087563A
JPH087563A JP6140353A JP14035394A JPH087563A JP H087563 A JPH087563 A JP H087563A JP 6140353 A JP6140353 A JP 6140353A JP 14035394 A JP14035394 A JP 14035394A JP H087563 A JPH087563 A JP H087563A
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和則 大内
Shinichiro Shiratake
慎一郎 白武
Daizaburo Takashima
大三郎 高島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書き込み・読み出し時におけるビット線間干
渉ノイズの影響を無くすことができ、動作マージンの拡
大をはかり得るNAND型DRAMを提供する。 【構成】 複数本のワード線WLと複数本のビット線B
Lとの交点に配置される複数個のNANDセルと、複数
本のビット線BLのうちの対応する各ビット線対の電位
差をそれぞれ検知・増幅する複数個のセンスアンプSA
と、複数本のビット線BLのうちセンスアンプSAに対
となり接続されるビット線を順次選択する第1のスイッ
チ部Q21〜Q34と、この第1のスイッチ部により選
択されたビット線からなるビット線対の組み合わせを順
次切り換える第2のスイッチ部Q41〜Q52とを具備
したNAND型DRAMであり、第1及び第2のスイッ
チ部により、NANDセルが接続された状態にあるビッ
ト線に対し、これを挟む2本の隣接したビット線を対に
してセンスアンプSAに接続することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミック型半導体
記憶装置に係わり、特にビット線間の干渉ノイズの影響
を減らしたダイナミック型半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイナミック型半導体記憶装置(DRA
M)の高密度化は、プロセス技術,デバイス技術による
微細化で実現されてきたが、近年、これらの技術による
微細化が限界に近くなっている。そこで最近、1トラン
ジスタ/1キャパシタからなるメモリセルを複数個直列
接続したNANDセルを基本構成としたNAND型DR
AMが提案されている。
【0003】NAND型DRAMは、ビット線から一番
遠いセルを読み出すときには、それよりビット線側にあ
る全てのセルを読み出してからでないと読み出せないの
で、汎用DRAMと比べアクセス速度,アクセスの自由
度の点において劣る。しかし、セルとビット線とのコン
タクトの数が少なくなり、ビット当たりの面積が大幅に
減少するため、高密度化の点で極めて優れた特徴を持
ち、高集積記憶装置に適している。
【0004】NAND型DRAMのダミーセル側及びメ
モリセル側の主要部分を図7,8に示す。この例では、
ワード線WL1〜WL4,WL5〜WL8,…に接続し
た4個のメモリセルが直列接続されNANDセルを構成
している。NANDセルは、ワード線(WL)とビット
線(BL)の交点に配列される。図8のメモリセル側の
ビット線BL1は図7のダミーセル側の/BL1と、B
L2は/BL2と、…それぞれ対をなし、いわゆるオー
プンビット線形式で配置される。
【0005】各ビット線は、トランスファーゲート(Q
j)を介してセンスノード(SNi)に接続される。一
対のセンスノード(SNi,/SNi)はセンスアンプ
(SAi)に接続される。センスノードには平衡化回路
(EQZi),I/O回路(IOGi),8ビットのレ
ジスタ(RGk)がそれぞれ接続される。
【0006】NAND型DRAMは、セルの構造上アク
セス速度,アクセスの自由度はもともと汎用DRAMに
比べ劣るので、このように複数のビット線でセンスアン
プを時分割的に共用してもさらなる性能の劣化は問題に
ならず、こうして全体のセンスアンプの数を減らして高
密度化の利点をさらに高めた方が得策である。
【0007】以下、図9の動作波形を参照しながら、図
7,8のNAND型DRAMにおける読み出し動作を説
明する。ここでは、ワード線WL1〜WL4に接続する
メモリセルが選択されたものとする。
【0008】まず、図9(a)に示すように、信号EQ
が高電圧になり平衡化回路EQZiが作動し、センスノ
ードSNi,/SNiが予め定められた電圧(例えば電
源電圧の中間電圧)に等電圧化される。このとき、ビッ
ト線選択信号BSL1〜BSL4も高電圧でトランスフ
ァーゲートQ1〜Q16は導通しており、ビット線BL
1〜BL8,/BL1〜/BL8も等電圧化される。等
電圧化が終了すると、BSL1〜BSL4は低電圧とな
り、トランスファーゲートQ1〜Q16は非導通とな
る。EQも低電圧となり平衡化回路EQZiも不活性化
される。
【0009】次いで、ワード線WL1が高電圧になり、
WL1に接続するメモリセルMCからそれぞれ対応する
ビット線BL1〜BL8にデータが読み出される。この
とき、ダミーワード線DWL1も高電圧となり、これに
駆動されるダミーセルDMCから対応するビット線/B
L1〜/BL8に参照データが読み出される。
【0010】WL1,DWL1を高電圧に保持したま
ま、ビット線選択信号BSL1を高電圧にすると、トラ
ンジスタQ1,Q9は導通し、ビット線対BL1,/B
L1はセンスノード対SN1,/SN1に接続される。
データがビット線BL1からセンスノードSN1へ転送
された後、BSL1は低電圧になりトランスファーゲー
トQ1,Q9は非導通とされる。
【0011】この後、センスアンプSA1が活性化さ
れ、セルのデータは検知され増幅される。増幅されたデ
ータは、センスノードSN1及び/SN1に接続する8
ビットレジスタRG1,RG2のいずれか一方にある第
1ビット目のレジスタに入力される。同時に、カラムデ
コーダ(図示せず)の出力信号であるCSL1が高電圧
になり、データはI/O線(I/O,/I/O)に出力
される。
【0012】データがレジスタとI/O線に出力される
と、センスアンプSA1は非活性化され、信号EQが高
電圧となり平衡化回路が再び動作し、センスノードSN
1,/SN1が等電圧化される。このとき、トランスフ
ァーゲートQ1からQ16は非導通のままであるから、
ビット線BL1〜BL8,/BL1〜/BL8にはセ
ル、ダミーセルから読み出されたデータがそのまま留ま
っている。等電圧化が終了すると信号EQは低電圧に戻
る。
【0013】次いで、2番目のビット線選択信号BSL
2が高電圧になり、トランジスタQ2,Q10が導通
し、ビット線BL2がセンスノードSN1に接続されビ
ット線BL2のデータがセンスノードSN1に送られ
る。その後、トランジスタQ2,Q10は非導通とな
る。以後、前記と同様にして、ビット線BL2のデータ
が検知・増幅され、レジスタの第2ビット目に入力さ
れ、I/O線に出力される。
【0014】同様にして、ビット線BL3,BL4のデ
ータが順次読み出され、それぞれレジスタの第3ビッ
ト,第4ビットに入力され、I/O線に送出される。こ
うして、ワード線WL1に接続する4ビットのセルが読
み出されると、図9(b)に示すように、続いてワード
線WL1が高電圧のままワード線WL2が高電圧にな
る。そして、ワード線WL1の時と同様にして、ワード
線WL2に接続する4ビットのセルのデータが読み出さ
れ、レジスタの第5〜第8ビットに入力されると共に、
I/O線に順次出力される。
【0015】このことが、ワード線WL3,WL4につ
いても繰り返され、合計16ビットのセルのデータが読
み出され、読み出されたデータはレジスタに保持される
と共に、I/O線に送られる。このとき、ビット線BL
5〜BL8でも同様な動作が同時に進められ、カラムデ
コーダで選択されてCSL2が高電圧になれば、データ
をI/O線に出力し、選択されなければレジスタRG
3,RG4にデータを保持することだけを行う。
【0016】次に、データのセルへの再書き込みを行
う。NAND型DRAMでは、例えばワード線WL1を
高電圧にしたままワード線WL2に接続するセルの読み
出しを行うので、ワード線WL1〜WL4とビット線B
L1からBL4の交点にある16ビットのセルの全ての
読み出しが終わってからでないと各セルの再書き込みを
行えない。
【0017】再書き込みは読み出しとは逆の順番で行
う。読み出しが終了した時点ではワード線WL1〜WL
4は全て高電圧になっている。まず、ビット線選択信号
BSL4を高電圧にし、レジスタの第16ビットのデー
タをセンスノードSN1か/SN1に取り出し、ビット
線BL4とワード線WL4の交点にあるセル再書き込み
を行う。
【0018】次いで、ビット線選択信号BSL4を低電
圧にし、替わってBSL3を高電圧にし、レジスタの第
15ビットのデータをビット線BL3とワード線WL4
の交点のセルに再書き込みをする。これを繰り返しワー
ド線WL4に接続する4ビットのセルへの再書き込みが
完了すると、ワード線WL4を低電圧にする。
【0019】これを順次繰り返し、最後にレジスタの第
1ビットのデータをビット線BL1とワード線WL1の
交点のセルへ再書き込みをして1つのサイクルを終了す
る。データの書き込みについては、例えばI/O線から
データをレジスタに入力し、あとは再書き込みと同様の
手順で行えばよい。
【0020】以上のように、NAND型DRAMは、ア
クセスの自由度に制限が付くものの、高密度のダイナミ
ック型記憶装置として有力である。しかし、図7,8に
示すNAND型DRAMの従来例では、以下に示すビッ
ト線間干渉ノイズの影響を受け易いという欠点がある。
図10を参照し、メモリセルMC4に着目してビット線
間干渉ノイズを説明する。
【0021】まず、読み出しの時であるが、ワード線W
L1が高電圧になってメモリセルMC1〜MC8のデー
タがそれぞれ対応するビット線に現れる。このとき、ビ
ット線BL4にはビット線間結合容量CBBを介してビッ
ト線BL3とBL5の両方からノイズδR を受ける。こ
のノイズの大きさΔVN は、メモリセルからの読み出し
データの大きさをVS0、ビット線の対接地容量をCB0と
すると、大略ΔVN =VS0・CBB/(CB0+2CBB)で
表される。ビット線BL4は両側のビット線BL3,B
L5から影響されるから、合わせて2・ΔVN のノイズ
を受けることになる。
【0022】次に、書き込み或いは再書き込み時である
が、上述したようにデータは(MC4とMC8)→(M
C3とMC7)→(MC2とMC6)→(MC1とMC
5)の順に書き込まれる。MC4に着目すると、MC4
の書き込みが終了すると、トランスファーゲートQ4が
非導通になる。このとき、続いてMC3以降のセルの書
き込みを行うために、ワード線WL1は高電圧のままで
ある。従って、セルMC4はデータを書き込まれた後
で、フローティング状態のビット線BL4と電気的に接
続された状態で放置される。
【0023】この状態でメモリセルMC3に書き込みが
行われると、ビット線BL3の電位変動がビット線間結
合容量を介して、ノイズδW としてビット線BL4に伝
えられる。このときのノイズの大きさは、読み出し時の
データに及ぼすノイズの大きさに換算しておおよそΔV
N に等しい。
【0024】書き込みが繰り返し続けられて、セルMC
1とMC5に書き込みが行われるときに、ビット線BL
5の電位変動が、同様にノイズとしてビット線BL4に
伝えられる。セルMC1とMC5への書き込みが終了し
た後に、ワード線WL1が低電圧に変えられる。ここで
セルMC4の電位が確定するが、この電位は、ビット線
BL3とBL5からノイズの影響を受けたビット線BL
4の電位である。こうして、書き込みの時も略、2・Δ
VN の大きさのノイズを受ける。
【0025】このように、図7,8に示すNAND型D
RAMは、書き込み・読み出しを通じて、大略 4・ΔVN =4・VS0・CBB/(CB0+2CBB) のノイズを受ける。16Mビット以降のDRAMではC
BB/(CB0+2CBB)は0.1を越える。つまり、メモ
リセルから本来得られる信号の大半をノイズで失ってし
まうことになり、動作マージンを大きく低下させる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のN
AND型DRAMにおいては、書き込み・読み出し時に
おいてビット線間干渉ノイズの影響を受け易く、これが
動作マージンを悪化させる要因となっていた。
【0027】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、書き込み・読み出し時
におけるビット線間干渉ノイズの影響を無くすことがで
き、動作マージンの拡大をはかり得るダイナミック型半
導体記憶装置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、書き込
み・読み出し時におけるビット線間干渉ノイズが相殺さ
れるように、センスアンプに接続されるビット線対を構
成するビット線の組み合わせを順次変えることにある。
【0029】即ち本発明は、複数本のワード線と複数本
のビット線との交点に配置される複数個のメモリセルユ
ニットと、複数本のビット線のうちの対応する各ビット
線対の電位差をそれぞれ検知・増幅する複数個のセンス
アンプと、複数本のビット線のうちセンスアンプに対と
なり接続されるビット線を順次選択する第1のスイッチ
手段と、この第1のスイッチ手段により選択されたビッ
ト線からなるビット線対の組み合わせを切り換える第2
のスイッチ手段とを具備したダイナミック型半導体記憶
装置であって、第1及び第2のスイッチ手段により、メ
モリセルユニットが接続された状態にあるビット線に対
し、これを挟む2本の隣接したビット線を対にしてセン
スアンプに接続するようにしたものである。
【0030】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。 (1) メモリセルユニットが接続された状態にあるビット
線と、これを挟む2本の隣接したビット線対は、同一の
センスアンプを共有すること。 (2) メモリセルユニットは、複数個のメモリセルを直列
接続したNAND型DRAMセルであること。 (3) 複数本のワード線は、第1のワード線,第2のワー
ド線及びブロックワード線に分類され、複数個のメモリ
セルを直列接続してなるNANDセルは、第1のワード
線と第4k−3番目(kは正の整数),第4k番目のビ
ット線との交点に配置され、且つブロックワード線に導
通・非導通を制御されるスイッチ素子を介してビット線
に接続された第1のNANDセルと、第2のワード線と
第4k−2番目,第4k−1番目のビット線との交点に
配置され、且つブロックワード線に導通・非導通を制御
されるスイッチ素子を介してビット線に接続された第2
のNANDセルと、第1のワード線と第4k−2番目,
第4k−1番目のビット線との交点に配置され、且つビ
ット線に直接接続された第3のNANDセルと、第2の
ワード線と第4k−3番目,第4k番目のビット線との
交点に配置され、且つビット線に直接接続された複数個
の第4のNANDセルとに分類され、スイッチ手段は、
第i(i=1,2,3,4)のNANDセルがそれぞれ
対応するビット線に接続された状態となる時、互いに隣
接する第iのNANDセルに対し、一方のNANDセル
に接続されたビット線と、該ビット線と共に他方のNA
NDセルが接続されたビット線を挟むビット線とでそれ
ぞれ対を構成するよう、複数本のビット線をそれぞれ対
応するセンスアンプに接続するものであること。 (4) 互いに隣接する第i(i=1,2,3,4)のNA
NDセルが接続される複数のビット線を含む複数のビッ
ト線対は、同一のセンスアンプを共有すること。 (5) ビット線のセンス方式は、フォールデッド(折り返
し)ビットライン方式であること。
【0031】
【作用】本発明によれば、メモリセルユニットが接続さ
れた状態にあるビット線からデータを読み出す際には、
このビット線に隣接する2本のビット線にビット線間結
合容量を介してノイズが現れる。しかし、これら2本の
ビット線は対となってセンスアンプに接続されるもので
あるから、各々に同じ量のノイズが加わってもセンスア
ンプによる検知動作に影響を与えることはない。つま
り、ビット線間干渉ノイズの影響は実質的になくなる。
【0032】一方、メモリセルにデータ書き込む際に
は、書き込むビット線及びこれと対をなすビット線に隣
接する各ビット線にビット線間結合容量を介してノイズ
が現れる。メモリセルユニットが接続された状態にある
ビット線は、これに隣接するビット線を用いて他のメモ
リセルに書き込む際には、センスアンプに接続される2
本のビット線(書き込むビット線及びこれと対をなすビ
ット線)に挟まれた位置にあるため、書き込むビット線
及びこれと対をなすビット線の両方からの影響を受け
る。しかし、書き込むビット線とこれと対をなすビット
線からのノイズは極性が逆であるので、互いに相殺され
ることになる。従って、実質的にビット線間干渉ノイズ
の影響は受けない。
【0033】ここで、メモリセルユニットが接続された
状態にあるビット線とは、読み出しの際には読み出し前
でセル内にデータがあり、書き込みの際には書き込み後
でセル内にデータがあり、かつスイッチ素子を介して又
は直接ビット線に接続され、さらに該当セルのワード線
が選択される状態にあるものを意味する。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1,2は、本発明の第1の実施例に係わるNA
ND型DRAMの主要部分を示す回路構成図であり、図
1はセンスアンプ,平衡化回路,I/O回路,レジスタ
等の部分、図2はセルアレイ部分を示している。
【0035】本実施例では、ノイズに強いDRAMを実
現するために、セルアレイはフォールデッドビット線形
式で配列される。NANDセルの高密度性を損うことな
くフォールデッドビット線形式を実現するために、NA
NDセルの配列に従来例に変更を加えてある。
【0036】図3に、本実施例で採用されるNANDセ
ルの具体的な配列を示す。ワード線WL101〜WL1
04,WL105〜WL108に接続した4個のメモリ
セル(MC11〜MC14,MC15〜MC18,MC
21〜MC24,MC25〜MC28)がそれぞれ直列
接続されてNANDセルが構成されるのは従来と同様で
ある。これに加えて本実施例では、これらのNANDセ
ルの半数に、これらとビット線コンタクトの間にゲート
がブロックワード線WL100に接続したトランスアァ
ートランジスタQ101,Q102が挿入されるてい
る。
【0037】トランジスタQ101,Q102…が挿入
されるのはビット線コンタクトを共有する二つのNAN
Dセルの一方で、ペアとなるビット線では逆の側のNA
NDセルに挿入される。
【0038】ここで、図3では2本のビット線部分で4
つのNANDしか示していないが、複数本のビット線に
対しては、上記4つのNANDセルが次のように配置さ
れている。即ち、WL101〜WL104を第1のワー
ド線、WL105〜WL108を第2のワード線、トラ
ンスファートランジスタQ101,Q102をスイッチ
素子とし、第1のワード線には第1,第3のNANDセ
ルが接続され、第2のワード線には第2,第4のNAN
Dセルが接続され、第1,第2のNANDセルはスイッ
チ素子を介してビット線に接続され、第3,第4のNA
NDセルがビット線に直接接続されている。
【0039】そして、第1のNANDセルは第1のワー
ド線と第4k−3番目(kは正の整数),第4k番目の
ビット線との交点に配置され、第2のNANDセルは第
2のワード線と第4k−2番目,第4k−1番目のビッ
ト線との交点に配置され、第3のNANDセルは第1の
ワード線と第4k−2番目,第4k−1番目のビット線
との交点に配置され、第4のNANDセルは第2のワー
ド線と第4k−3番目,第4k番目のビット線との交点
に配置される。
【0040】図3では、MC11〜MC14が第3のN
ANDセル、MC15〜MC18が第2のNANDセ
ル、MC21〜MC24が第1のNANDセル、MC2
5〜MC28が第4のNANDセルに相当するものとな
っている。
【0041】このセルアレイの動作波形の一例を、図4
に示す。ワード線WL101〜WL104が選択される
場合を例にとると、まずWL101が高電圧になる。こ
のとき、ブロックワード線WL100は低電圧のままで
ある。従って、メモリセルMC11のデータがビット線
BL101に現れる。しかし、メモリセルMC21のデ
ータはトランジスタQ102が非導通であるためビット
線BL102には出力されない。このため、ビット線B
L102はビット線BL101の参照ビット線(/B
L)として用いることができる。ビット線BL101と
BL102を対としてメモリセルMC11のデータがセ
ンスアンプで読みとられ、その後ビット線対は中間電圧
にリセットされる。
【0042】次いで、ワード線WL101が高電圧のま
まブロックワード線WL100を高電圧にし、メモリセ
ルMC21のデータをビット線BL102に読み出す。
このとき、メモリセルMC11のデータは既に読み出さ
れデータはないので、ビット線BL101はビット線B
L102の参照ビット線として働く。MC21のデータ
が読み出されると、ブロックワード線WL100は低電
圧になる。
【0043】次いで、ワード線WL102が高電圧にな
り、メモリセルMC12のデータが読み出される。これ
を繰り返し、メモリセルMC24までのセルのデータを
読み出す。
【0044】このような構成にすることにより、NAN
Dセルの高密度性を保ったままフォールデッドビット線
形式をとることが可能となる。再び図1,2に戻る。ワ
ード線WL11〜WL14,WL15〜WL18…に接
続した4個のメモリセルがNANDセルを構成する。さ
らに、フォールデッドビット線形式を実現するために上
述したトランスファートランジスタが、ゲートをブロッ
クワード線WL10,WL20,WL30…に接続され
所望の位置に挿入される。NANDセルの接続した各ビ
ット線BL11〜BL24は、第1のビット線選択信号
BSL11,BSL12で導通・非導通を制御されるト
ランジスタQ21〜Q34を介してそれぞれ対応する共
通ビット線CBL11〜CBL17に接続される。各共
通ビット線CBL11〜CBL17は第2のビット線選
択信号DSL11,DSL12で導通・非導通を制御さ
れるトランジスタQ41〜Q52を介してそれぞれ対応
するセンスノード/SN11,SN11,…SN13に
接続される。
【0045】一対のセンスノードには、それぞれ従来例
と同様にセンスアンプ(SA11,SA12,SA1
3)、平衡化回路(EQZ11,EQZ12,EQZ1
3)、I/O回路(IOG11,IOG12,IOG1
3)、8ビットレジスタ(RG11,RG12,RG1
3,RG14,RG15,RG16)が接続される。
【0046】第1のビット線選択信号BSL11,BS
L12は、センスノードを共有するビット線対を時分割
的にセンスノードに接続することを制御する信号であ
る。第2のビット線選択信号DSL11,DSL12
は、アクセスされるメモリセルによって、ビット線間干
渉ノイズが相殺されるよう対となる参照ビット線を選択
的にセンスアンプに接続することを制御する信号であ
る。
【0047】本実施例では、ワード線WL11〜WL1
4が高電圧とされる時、ブロックワード線WL10が低
電圧の時は第2のビット線選択信号のうちDSL11が
高電圧になり、WL10が高電圧の時はDSL12が高
電圧になる。ワード線WL15〜WL18が高電圧とさ
れる時、WL10が低電圧の時はDSL12が高電圧に
なり、WL10が高電圧の時はDSL11が高電圧にな
るよう設定される。
【0048】以下、図5の動作波形を参照しながら図
1,2のNAND型DRAMの動作を説明する。ここで
は、ワード線WL11〜WL14に接続するメモリセル
が選択されたとする。また、ビット線BL11〜BL1
6に着目して説明する。
【0049】まず、図5に示すように、信号EQ1が高
電圧になり平衡化回路が作動し、センスノードSN1
1,/SN11が予め定められた電圧に等電圧化され
る。このとき、ビット線選択信号BSL11,BSL1
2,DSL11,DSL12も高電圧で、トランスファ
ートランジスタQ21〜Q26,Q41〜Q45は導通
しており、ビット線BL11〜BL16、共通ビット線
CBL11〜CBL13も等電圧化される。等電圧化が
終了すると、BSL11,BSL12,DSL11,D
SL12は低電圧となり、トランスファートランジスタ
Q21〜Q26,Q41〜Q45は非導通となり、EQ
1も低電圧となり平衡化回路も不活性化される。
【0050】次いで、ワード線WL11が高電圧にな
る。このとき、ブロックワード線WL10は低電圧のま
まである。従って、WL11に接続し、且つブロックワ
ード線WL10が入力されるトランスファートランジス
タを介さずに直接ビット線に接続しているメモリセルか
らそれぞれ対応するビット線、この場合はBL12,B
L13,BL16にデータが読み出される。このとき、
ダミーセルを用いる方式であるならば、ダミーセルから
対応するビット線、この場合はBL11,BL14,B
L15に参照データが読み出される。
【0051】WL11を高電圧に保持したまま、ビット
線選択信号BSL11を高電圧にする。また、第2のビ
ット線選択信号のうちDSL11が高電圧になる。トラ
ンジスタQ22,Q24,Q26とトランジスタQ4
1,Q43,Q45は導通し、ビット線BL12,BL
14,BL16が共通ビット線CBL11,CBL1
2,CBL13に接続され、共通ビット線CBL11,
CBL12,CBL13はセンスノード/SN11,S
N11,/SN12に接続される。ビット線BL14は
センスアンプSA11の参照ビット線として作用する。
図6(a)に、このときのビット線とセンスノードの接
続の様子を模式的に示す。
【0052】データがビット線BL12からセンスノー
ド/SN11へ転送された後、BSL11は低電圧にな
り、トランスファートランジスタQ22,Q24,Q2
6は非導通とされる。この後、センスアンプが活性化さ
れ、セルのデータは検知され増幅される。増幅されたデ
ータは、センスノード/SN11及びSN11に接続す
る8ビットレジスタRG11,RG12のいずれか一方
にある第1ビット目のレジスタに入力される。同時に、
カラムデコーダ(図示せず)の出力信号であるCSL1
1が高電圧になり、データはI/O線(I/O1,/I
/O1)に出力される。
【0053】データがレジスタとI/O線に出力される
と、センスアンプは非活性化され、信号EQ1が高電圧
となり平衡化回路が再び動作し、センスノードSN1
1,/SN11が等電圧化される。このとき、トランス
ファートランジスタQ21からQ26は非導通のままで
あるから、ビット線BL11〜BL16にはセル、ダミ
ーセルから読み出されたデータがそのまま留まってい
る。等電圧化が終了すると信号EQ1は低電圧に戻る。
【0054】次いで、ビット線選択信号BSL12が高
電圧になり、トランジスタQ21,Q23,Q25が導
通し、ビット線BL11,BL13,BL15がそれぞ
れ共通ビット線CBL11,CBL12,CBL13に
接続され、ビット線BL13のデータがセンスノードS
N11に送られた後、トランジスタQ21,Q23,Q
25は非導通となる。BL11がセンスアンプSA11
の参照ビット線になる。以後、前記と同様にして、ビッ
ト線BL13のデータが検知・増幅され、レジスタの第
2ビット目に入力され、I/O線に出力される。
【0055】この後、ワード線WL11を高電圧に保っ
たまま、ビット線選択信号BSL11,BSL12,D
SL11,DSL12及び信号EQ1を高電圧にし、ビ
ット線BL11〜BL16、共通ビット線CBL11,
CBL12,CBL13、センスノードSN11,/S
N11,/SN12を等電圧化する。等電圧化を終了す
ると信号BSL11,BSL12,DSL11,DSL
12,EQ1は低電圧になる。
【0056】次いで、ブロッワード線WL10が高電圧
になり、ビット線BL11,BL14,BL15にそれ
ぞれ対応するメモリセルからデータが読み出される。ビ
ット線BL12,BL13,BL16のセルは既に読み
出されているのでセルのデータは現れず、ダミーセルを
用いる方式であるならばダミーセルから参照データが読
み出される。また、ビット線選択信号BSL11が高電
圧となり、トランジスタQ22,Q24,Q26が導通
し、ビット線BL12,BL14,BL16がそれぞれ
共通ビット線CBL11,CBL12,CBL13に接
続され、また、第2のビット線選択信号のうち今回はD
SL12が高電圧になり、共通ビット線CBL12,C
BL13はそれぞれセンスノード/SN11,SN11
に接続される。図6(b)に、このときのビット線とセ
ンスノードの接続の様子を模式的に示す。
【0057】ビット線BL14のデータがセンスノード
/SN11へ送られた後、トランジスタQ22,Q2
4,Q26は非導通となる。以後、前記と同様にして、
ビット線BL14のデータがビット線BL16を参照ビ
ット線として、検知・増幅されレジスタの第3ビット目
に入力され、I/O線に出力される。
【0058】また、センスアンプは非活性化され、信号
EQ1が高電圧となり平衡化回路が再び動作し、センス
ノードSN11,/SN11が等電圧化される。このと
き、トランスファートランジスタQ21からQ26は非
導通のままであるから、ビット線BL11〜BL16に
はセル、ダミーセルから読み出されたデータがそのまま
留まっている。等電圧化が終了すると信号EQ1は低電
圧に戻る。
【0059】次いで、ビット線選択信号BSL2が高電
圧になり、トランジスタQ21,Q23,Q25が導通
し、ビット線BL11,BL13,BL15がそれぞれ
共通ビット線CBL11,CBL12,CBL13に接
続され、ビット線BL15のデータがセンスノードSN
11に送られた後、トランジスタQ21,Q23,Q2
5は非導通となる。BL13がセンスアンプSA11の
参照ビット線になる。以後、前記と同様にして、ビット
線BL15のデータが検知、増幅され、レジスタの第4
ビット目に入力され、I/O線に出力される。
【0060】こうして、ワード線WL1に接続する4ビ
ットのセルが読み出されると、図9(b)と同様にし
て、ワード線WL11が高電圧のままワード線WL12
が高電圧になる。そして、ワード線WL11の時と同様
にして、ワード線WL12に接続する4ビットのセルの
データが読み出され、レジスタの第5〜第8ビットに入
力されると共に、I/O線に順次出力される。
【0061】このことが、ワード線WL3,WL4につ
いても繰り返され、合計16ビットのセルのデータが読
み出され、読み出されたデータはレジスタに保持される
と共に、I/O線に送られる。
【0062】このとき、ビット線BL17以降でも同様
な動作が同時に進められ、カラムデコーダで選択されて
CSL12,CSL13が高電圧になれば、データをI
/O線に出力し、選択されなければレジスタにデータを
保持することだけを行う。
【0063】図6(b)で明らかなように、ビット線B
L11に接続するメモリセルのデータは読み出されるこ
とがない。ビット線BL11はビット線BL13の参照
ビット線としてのみ作用する。同様に、図1,2のビッ
ト線BL24はビット線BL22の参照ビット線として
のみ作用する。
【0064】再書き込みは従来例で示したと同様の手順
で読み出しとは逆の順番で行う。データの書き込みにつ
いても従来例と同様である。本実施例におけるビット線
間干渉ノイズの影響を、図6を用いて説明する。図に
は、それぞれのメモリセルがアクセスされる時に対とな
るビット線を示してある。本実施例では、対となるビッ
ト線は固定されておらず、アクセスされるセルによって
対となる相手を変えている。
【0065】例えば、ビット線BL13とBL14は図
6(a)ではそれぞれビット線BL11とBL12と対
になっているが、図6(b)ではそれぞれビット線BL
15とBL16と対を構成している。しかも、メモリセ
ルが接続され、そのデータを読んだり、書き込みを行っ
たりして電位が変動するビット線(メモリセルが接続さ
れた状態にあるビット線)は必ず、センスアンプに対と
なり接続される隣接するビット線対の間に介在する。
【0066】従って、セルからデータを読み出した時、
ビット線間結合容量CBBを介してノイズδR が発生する
が、1本のビット線から発生するノイズは隣接する対と
なったビット線の両方に等しい影響を及ぼす。個々のビ
ット線はΔVN のノイズを受けその電位が変化してしま
うが、その変化量と対となったビット線で等しくデータ
を読み出した後のビット線対間の電圧の差は不変であ
る。センスアンプがビット線対の電圧差を検知し、増幅
するのであるから、実効的にノイズを受けなかったのと
等しい。
【0067】図6(a)では、ビット線BL12とBL
13にメモリセルからデータが読み出されその電圧が変
化し、この電圧変化がビット線間結合容量CBBを介して
隣接するビット線へのノイズを発生する。例えば、ビッ
ト線BL13とBL11がビット線BL12からほぼ同
じ大きさのノイズを受けるが、この2本ビット線BL1
1,BL13は互いに対をなしており、両者間の電圧差
をセンスアンプSA11が検知し増幅するので、両者が
ノイズを受けてもその大きさが等しいので電圧差は変わ
らず実効的にノイズを受けなかったことになる。図1,
2の実施例の全てのビット線について同様のことがいえ
る。
【0068】書き込み、或いは再書き込み時も同様で、
例えば図6(a)の例では、ビット線BL13に接続す
るセルは先にデータを書き込まれ、次にビット線BL1
2に接続するセルに書き込みが行われる際に、フローテ
ィング状態のビット線BL13と電気的に接続されて放
置される。従って、書き込みによってビット線BL12
の電圧が変化すると、ビット線間結合容量によってノイ
ズδW を受ける。
【0069】しかし、ビット線BL13に隣接する2本
のビット線BL12とBL14が対をなしているため、
この2本のビット線からのノイズがキャンセルされる。
書き込まれるデータによってビット線BL12の電圧
は、当初の中間電圧から第1の電源電圧(VCC)に上昇
するか、第2の電源電圧(VSS)に下降する。このと
き、対をなすビット線BL14の電圧は、中間電圧から
第2の電源電圧に下降するか、第1の電源電圧に上昇す
る。
【0070】つまり、隣接する一対のビット線の一方か
ら、読み出し時のデータに及ぼすノイズの大きさに換算
しておおよそ+ΔVN (又は−ΔVN )のノイズを受
け、他方のビット線からは極性が逆の−ΔVN (又は+
ΔVN )のノイズを受ける。従って、これらが互いに打
ち消し合って、ビット線BL13にはノイズの影響が現
れない。図1,2の実施例の全てのビット線について同
様のことがいえる。
【0071】このように本実施例によれば、図3に示し
たNANDセルの配列と図1,2に示したトランスファ
ートランジスタによるビット線対の切り換えにより、デ
ータの読み出し時或いは書き込み時にビット線間結合容
量によって生じるノイズの影響を打ち消すことができ
る。つまり、読み出し時も書き込み時もビット線間干渉
ノイズの影響を受けることがなく、極めて安定な動作を
するNAND型DRAMを実現することができ、その有
用性は大である。
【0072】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。実施例では、メモリセルユニットをN
ANDセル型に構成したNAND型DRAMについて説
明したが、これに限らず、メモリセルユニットをORセ
ル型に構成したOR型DRAMに適用することもでき
る。さらに、汎用のDRAMに適用することも可能であ
る。また、ビット線の選択及びビット線対の切り換えを
行うスイッチ手段による切り換え順序等は、仕様に応じ
て適宜変更可能である。その他、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で、種々変形して実施することができる。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、書
き込み・読み出し時におけるビット線間干渉ノイズが相
殺されるように、センスアンプに接続されるビット線対
を構成するビット線の組み合わせを順次変えることによ
り、書き込み・読み出し時におけるビット線間干渉ノイ
ズの影響を無くすことができ、動作マージンの拡大をは
かり得るダイナミック型半導体記憶装置を実現すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるNAND型DRAM
の主要部分を示す図。
【図2】本発明の一実施例に係わるNAND型DRAM
の主要部分を示す図。
【図3】フォールデッドビット線形式に適用できる改良
されたNAND型DRAMのセル構成を示す図。
【図4】図3のNAND型DRAMの動作を説明するた
めの図。
【図5】実施例における動作を説明するためのタイミン
グ図。
【図6】実施例におけるビット線間干渉ノイズの低減効
果を説明するための図。
【図7】従来のNAND型DRAMの主要部分を示す
図。
【図8】従来のNAND型DRAMの主要部分を示す
図。
【図9】従来のNAND型DRAMの動作を説明するた
めのタイミング図。
【図10】従来のNAND型DRAMで生ずるビット線
間干渉ノイズを示す図。
【符号の説明】
BL11〜BL24…ビット線 WL11〜WL14…第1のワード線 WL15〜WL18…第2のワード線 WL10,WL20,WL30…ブロックワード線 SA…センスアンプ RG…レジスタ EQZ…平衡化回路 IOG…I/O回路 SN…センスノード BSL,DSL…ビット線選択信号 CBL…共通ビット線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本のワード線と複数本のビット線との
    交点に配置される複数個のメモリセルユニットと、前記
    複数本のビット線のうちの対応する各ビット線対の電位
    差をそれぞれ検知・増幅する複数個のセンスアンプと、
    前記複数本のビット線のうち前記センスアンプに対とな
    り接続されるビット線を順次選択する第1のスイッチ手
    段と、この第1のスイッチ手段により選択されたビット
    線からなるビット線対の組み合わせを切り換える第2の
    スイッチ手段とを具備してなり、 第1及び第2のスイッチ手段は、前記メモリセルユニッ
    トが接続された状態にあるビット線に対し、これを挟む
    2本の隣接したビット線を対にして前記センスアンプに
    接続するものであることを特徴とするダイナミック型半
    導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記メモリセルユニットが接続された状態
    にあるビット線と、これを挟む2本の隣接したビット線
    対は、同一のセンスアンプを共有することを特徴とする
    請求項1記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記メモリセルユニットは、複数個のメモ
    リセルを直列接続したNAND型DRAMセルであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のダイナミック型
    半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】複数本の第1のワード線,複数本の第2の
    ワード線及び複数本のブロックワード線と交差する複数
    本のビット線と、 第1のワード線に接続された複数個のメモリセルの所定
    個が直列接続され、且つブロックワード線に導通・非導
    通を制御されるスイッチ素子を介してビット線に接続さ
    れた複数個の第1のNANDセルと、第2のワード線に
    接続された複数個のメモリセルの所定個が直列接続さ
    れ、且つブロックワード線に導通・非導通を制御される
    スイッチ素子を介してビット線に接続された複数個の第
    2のNANDセルと、第1のワード線に接続された複数
    個のメモリセルの所定個が直列接続され、且つビット線
    に直接接続された複数個の第3のNANDセルと、第2
    のワード線に接続された複数個のメモリセルの所定個が
    直列接続され、且つビット線に直接接続された複数個の
    第4のNANDセルと、 前記複数本のビット線のうちの対応するビット線対の電
    位差を検知・増幅する複数個のセンスアンプと、 前記複数本のビット線をそれぞれ対応する前記センスア
    ンプに接続するスイッチ手段とを備え、 第1のNANDセルは第1のワード線と第4k−3番目
    (kは正の整数),第4k番目のビット線との交点に配
    置され、第2のNANDセルは第2のワード線と第4k
    −2番目,第4k−1番目のビット線との交点に配置さ
    れ、第3のNANDセルは第1のワード線と第4k−2
    番目,第4k−1番目のビット線との交点に配置され、
    第4のNANDセルは第2のワード線と第4k−3番
    目,第4k番目のビット線との交点に配置され、 前記スイッチ手段は、第i(i=1,2,3,4)のN
    ANDセルがそれぞれ対応するビット線に接続された状
    態となる時、互いに隣接する第iのNANDセルに対
    し、一方のNANDセルに接続されたビット線と、該ビ
    ット線と共に他方のNANDセルが接続されたビット線
    を挟むビット線とでそれぞれ対を構成するよう、複数本
    のビット線をそれぞれ対応する前記センスアンプに接続
    することを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】互いに隣接する第i(i=1,2,3,
    4)のNANDセルが接続される複数のビット線を含む
    複数のビット線対は、同一のセンスアンプを共有するこ
    とを特徴とする請求項4記載のダイナミック型半導体記
    憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100942939B1 (ko) * 2003-12-11 2010-02-22 주식회사 하이닉스반도체 쓰기시간을 줄이는 반도체 메모리 소자

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