JPH0875514A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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Publication number
JPH0875514A
JPH0875514A JP21099994A JP21099994A JPH0875514A JP H0875514 A JPH0875514 A JP H0875514A JP 21099994 A JP21099994 A JP 21099994A JP 21099994 A JP21099994 A JP 21099994A JP H0875514 A JPH0875514 A JP H0875514A
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JP
Japan
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core
cores
flux
return
pairs
Prior art date
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Pending
Application number
JP21099994A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikumitsu Ishikawa
郁光 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP21099994A priority Critical patent/JPH0875514A/ja
Publication of JPH0875514A publication Critical patent/JPH0875514A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リターンコアを適正な厚みにするように改良
された電磁流量計を提供するにある。 【構成】 測定流体を流す測定管の直径方向に対向して
管軸方向に配置される複数対のポールピースコアと、こ
れら複数対のポールピースコアを磁気的に一体に結合す
るリターンコアと、先の各ポールピースコアに対応して
その周囲に巻かれる複数個の励磁コイルとを具備し、こ
れ等の励磁コイルに流れる励磁電流による磁場が同一の
先の直径方向に印加されるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、励磁磁束がリターンす
るリターンコアを介してポールピースから磁場を測定流
体に印加する電磁流量計に係り、特に、このリターンコ
アを適正な厚みにするように改良された電磁流量計に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の電磁流量計の構成を示す横
断面図である。測定管10は、例えばセラミックスなど
の絶縁体で構成され、この測定管10には流量信号を検
出する一対の検出電極11a、11bが測定管10の直
径方向に対向して固定されている。
【0003】これらの検出電極11a、11bを結ぶ線
に直角方向の測定管10の外面には、珪素鋼板などで作
られた一対のポールピースコア12a、12bが対向し
て配置されている。
【0004】これらのポールピースコア12a、12b
の回りには、励磁コイル13a、13bが巻かれ、例え
ば、測定管10の直径方向に磁場Bが加算されるように
直列に接続されている。
【0005】円筒状のリターンコア14は、珪素鋼板な
どが用いられ、各ポールピースコア12a、12bの測
定管10に固定される面とは反対側の面で互いに密着固
定されている。
【0006】図5は、リターンコア14の上側部分を省
略したときの図4の矢印Z方向から見たときの磁束の流
れを説明する説明図である。励磁コイル13a、13b
に励磁電流を流すと、例えば、ポールピースコア12a
から12bに向かって磁束Bが発生し、測定管10の内
部の測定流体Qに磁束Bを印加させる。
【0007】その後、磁束Bはポールピースコア12b
からリターンコア14を介してB1、B2のように左右に
分流してリターンされ、リターンコア14全体に分布し
た磁束B1、B2が図5に示すようにポールピースコア1
2aに集中して流入する経路をたどる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成の電
磁流量計は、その磁束分布を見ると、例えば検出電極1
1aト11bの延長上のリターンコア14に対応するC
部に対してポールピースコア12a、12bの外面に対
応するA部とB部には磁束が集中する。
【0009】この結果として、C部に対してA部とB部
は磁束が飽和しやすく、このためC部に流れる磁束から
決定されるリターンコア14の厚さよりもA部とB部の
リターンコア14の厚さを厚くしなければならないとい
う問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するための構成として、測定流体を流す測定管の直
径方向に対向して管軸方向に配置される複数対のポール
ピースコアと、これら複数対のポールピースコアを磁気
的に一体に結合するリターンコアと、先の各ポールピー
スコアに対応してその周囲に巻かれる複数個の励磁コイ
ルとを具備し、これ等の励磁コイルに流れる励磁電流に
よる磁場が同一の先の直径方向に印加されるようにした
ものである。
【0011】
【作 用】複数対のポールピースコアを測定管の管軸方
向に配置し、共通のリターンコアを介して磁束を帰還さ
せるようにしているので、磁束密度の分布がポールピー
スコアとリターンコアとの接合部近傍でもリターンコア
と同様に均等化され、磁束が部分的に飽和し難くなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図1は本発明の1実施例の要部の構成を示す斜
視図、図2は図1における矢印Fの方向から見たときの
説明図である。
【0013】ただし、図1に示す斜視図においては、図
4における横断面図のリターンコア14に対応するリタ
ーンコアは省略され、図2における説明図ではリターン
コアの上側部分が省略されている。
【0014】測定管15は円筒状に形成され、中央の直
管部15Aに対してその両端部15B、15Cは相手配
管との結合に便利なようにテーパ部を介してラッパ状に
広げられている。
【0015】直管部15Aには流量信号を検出する一対
の検出電極16A、16B(反対側のため図示されてい
ない)が測定管15の管軸に対して半径方向に対向して
設けられている。
【0016】これらの検出電極16A、16Bを結ぶ線
と直角方向の直管部15Aの表面には、2対のポールピ
ースコア17A、17B(下側のため見えない)及びポ
ールピースコア18A、18B(下側のため見えない)
が管軸方向に上下で対となって配置されている。
【0017】さらに、これ等のポールピースコア17
A、17B、及びポールピースコア18A、18Bに
は、それぞれ励磁コイル19A、19B、及び励磁コイ
ル20A、20Bが巻かれ、これ等の励磁コイルに流れ
る励磁電流による磁場が同一の方向に印加されるように
各励磁コイルが接続されている。
【0018】これ等のポールピースコア17A、17
B、及び18A、18Bと励磁コイル19A、19B、
及び20A、20Bの外部には、これらを取り囲むよう
に円筒状にリターンコア21が巻かれて磁束の帰路を構
成している。
【0019】このような構成の場合、図3に示すよう
に、リターンコア21から流入する磁束は、ポールピー
スコア17A(17B)と18A(18B)にB3、B4
及びB 5、B6として分散して流入し、リターンコア21
における磁束の飽和を防ぐことができる。特に、商用周
波数より高い周波数で励磁する場合、このように励磁コ
イルを複数個に分散して磁束が1ケ所に集中しないよう
に励磁すると効果的である。
【0020】
【発明の効果】以上、実施例と共に具体的に説明したよ
うに本発明によれば、複数対のポールピースコアを測定
管の管軸方向に分散配置し、共通のリターンコアを介し
て磁束を帰還させるようにしているので、磁束密度の分
布がポールピースコアとリターンコアとの接合部近傍で
もリターンコアの左右の中央部と同様に均等化され、磁
束が部分的に飽和し難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の要部の構成を示す斜視図で
ある。
【図2】図1における矢印Fの方向から見たときの説明
図である。
【図3】図1における実施例の作用を説明する説明図で
ある。
【図4】従来の電磁流量計の構成を示す横断面図であ
る。
【図5】図4に示す電磁流量計の作用を説明する説明図
である。
【符号の説明】
10、15 測定管 12a、12b ポールピースコア 13a、13b 励磁コイル 14 リターンコア 17A、18A ポールピースコア 19A、19B、20A、20B 励磁コイル 21 リターンコア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定流体を流す測定管の直径方向に対向し
    て管軸方向に配置される複数対のポールピースコアと、
    これら複数対のポールピースコアを磁気的に一体に結合
    するリターンコアと、前記各ポールピースコアに対応し
    てその周囲に巻かれる複数個の励磁コイルとを具備し、
    これ等の励磁コイルに流れる励磁電流による磁場が同一
    の前記直径方向に印加されるようにしたことを特徴とす
    る電磁流量計。
JP21099994A 1994-09-05 1994-09-05 電磁流量計 Pending JPH0875514A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21099994A JPH0875514A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 電磁流量計

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JP21099994A JPH0875514A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 電磁流量計

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Publication Number Publication Date
JPH0875514A true JPH0875514A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16598655

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21099994A Pending JPH0875514A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 電磁流量計

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JP (1) JPH0875514A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7293468B2 (en) 2004-04-08 2007-11-13 Yokogawa Electric Corporation Electromagnetic flowmeter
CN117352273A (zh) * 2023-10-26 2024-01-05 国网智能电网研究院有限公司 一种铁心单元及磁粉芯电抗器

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US7293468B2 (en) 2004-04-08 2007-11-13 Yokogawa Electric Corporation Electromagnetic flowmeter
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