JPH0875460A - 無人車絶対位置検出システム - Google Patents

無人車絶対位置検出システム

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Publication number
JPH0875460A
JPH0875460A JP6208382A JP20838294A JPH0875460A JP H0875460 A JPH0875460 A JP H0875460A JP 6208382 A JP6208382 A JP 6208382A JP 20838294 A JP20838294 A JP 20838294A JP H0875460 A JPH0875460 A JP H0875460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unmanned vehicle
absolute position
inclined straight
guide
recognized
Prior art date
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Pending
Application number
JP6208382A
Other languages
English (en)
Inventor
Taichi Inoue
太一 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP6208382A priority Critical patent/JPH0875460A/ja
Publication of JPH0875460A publication Critical patent/JPH0875460A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の領域内において無人車の絶対位置を認
識することができる無人車絶対位置検出システム。 【構成】 この無人車絶対位置検出システムは,無人車
1の運行領域に形成された2本の誘導ライン11,12
を光学センサ2,3により認識し,位置認識手段4が上
記各誘導ライン11,12を横切るときの光学センサ
2,3からの検出信号に基づいて,無人車1と各誘導ラ
イン11,12がなす交差角度θを演算すると共に,無
人車1の上記運行領域内での絶対位置を認識する。認識
された絶対位置情報に基づいて無人車1が任意の走行経
路を辿るように無人車1を誘導することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,無人車の運行範囲内に
おける絶対位置を検出するシステムに係り,特に互いに
交差する2本の傾斜直線を利用して無人車の絶対位置を
演算する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,予め設定された走行経路に沿って
無人車を誘導する技術が各種提案され,実用化されてい
る。例えば,特開昭62−156705号には,無人車
の運行範囲内に位置表示部材を配置し,該位置表示部材
を検出する検出装置を無人車に搭載し,上記検出装置が
位置表示部材を検出した時,無人車に検出結果に基づい
た運行を実行させる技術が開示されている。また,誘導
線等を敷設することなく,壁面に沿って自動的に無人車
を運行させるようにした無人車誘導装置も開発されてい
る。上記従来の無人車誘導装置では,例えばバーコード
等の表示部材を路面に形成し,該誘導線を光学センサに
より検知してこれを読み取った情報により無人車を誘導
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来例は,無人車を利用して例えば清掃装置を自走させる
場合には,必ずしも最適ではない。なぜなら,上記従来
例ではいちいちバーコード等の位置へ行かねばならない
し,バーコード等を読み取り読解する複雑な装置を必要
とする。しかし無人車を利用して例えば清掃装置を自走
させる場合には,上記清掃装置が清掃すべき領域内を清
掃装置がランダムに走行することが望ましいが,ランダ
ムな走行経路に従って上記表示体を形成することは困難
であるからである。このように,所定の運行領域内でラ
ンダムな走行経路を辿るように無人車を誘導する場合に
は,無人車の運行領域内での絶対位置を認識し,その絶
対位置情報に基づいて無人車を誘導することが望ましい
が,従来では,所定の運行領域内でどこでも絶対位置を
認識できる柔軟なシステムは知られていない。本発明
は,このような従来の技術における課題を解決するため
に,所定の領域内において無人車の絶対位置を認識する
ことができる無人車絶対位置検出システムを提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,所定の矩形状の運行範囲内における無人車
の走行路面に,互いに所定の傾斜角度をなして交差する
2本の傾斜直線を形成し,該傾斜直線を認識する2個の
センサを無人車上に所定の距離を隔てて配置し,該両セ
ンサからの出力信号により,無人車と傾斜直線とがなす
交差角度を演算すると共に,該交差角度と上記両傾斜直
線がなす既知の傾斜直線間角度とに基づき上記運行範囲
内における無人車の絶対位置を演算することを特徴とす
る無人車絶対位置検出システムである。
【0005】
【作用】本発明によれば,無人車の運行領域に形成され
た2本の傾斜直線をセンサにより認識し,その認識デー
タに基づいて,無人車と各傾斜直線がなす交差角度を演
算すると共に,該交差角度と上記両傾斜直線がなす既知
の傾斜直線間角度とに基づき上記運行範囲内における無
人車の絶対位置を演算する。
【0006】
【実施例】以下,添付図面を参照して本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る無人車絶対位置検出
システムの概略構成図,図2は無人車と誘導ラインとの
交差角度検出を示す模式図,図3は絶対位置認識方式を
示す模式図,図4は無人車絶対位置検出システムを清掃
ロボットに応用した場合の傾斜直線の一例を示す構成図
である。図1に示すように,無人車1が誘導される矩形
状の運行範囲において,互いに角度θ0 をなして交差す
る誘導ライン11,12(傾斜直線)が形成されてい
る。各誘導ライン11,12は目視可能な通常の塗料等
で路面に塗装を施すことにより形成してもよいし,人間
には不可視でフォトダイオード等の光学センサ2,3に
は読み取り可能な励起発光現象を起こす赤外線蛍光体を
使用したステルス型位置表示体(日立マクセル株式会社
製)等により各誘導ライン11,12を形成してもよ
い。上記無人車1には幅方向の間隔d(図2)を隔てて
2個の光学センサ2,3(センサ)が設けられている。
両光学センサ2,3の検出信号は無人車1の現在位置を
認識する位置認識手段4に入力されている。例えばマイ
クロコンピュータ等を利用する上記位置認識手段4は上
記各誘導ライン11,12を少なくとも2回横切るとき
の光学センサ2,3からの検出信号に基づいて,無人車
1と各誘導ライン11,12がなす交差角度を演算する
と共に,無人車1の絶対位置を認識するようになってい
る。
【0007】上記位置認識手段4の演算結果は例えばマ
イクロコンピュータ等を利用する運行制御手段5に入力
され,該運行制御手段5は無人車1の絶対位置情報に基
づいて無人車1が予め設定された走行経路を辿るように
無人車1を運行制御する。次に,無人車1と誘導ライン
11がなす交差角度の演算方法を説明すると,図2に示
すように,まず,無人車1が速度vで進行し,1本目の
誘導ライン11を時間ta に右側の光学センサ2が認識
し,時間tb に左側の光学センサ3が誘導ライン11を
認識したときには,無人車1の進行距離をl,上記両光
学センサ2,3間の距離をdとすると, l=v(tb −ta ) ・・・(1) であり,このとき距離dは既知の一定値であるから,誘
導ライン11と無人車1との交差角度θは, θ=tan-1(d/l) ・・・(2) となる。従って上記位置認識手段4が(2)式の演算を
実行することにより上記交差角度θが得られる。このよ
うな演算を各誘導ライン11,12毎に順次に行うこと
により,互いに交差する2本の誘導ライン11,12と
無人車1との交差角度θが得られる。
【0008】上記位置認識手段4により得られた交差角
度θおよび既知の誘導ライン間角度θ0 から無人車1の
絶対位置を算出する方法を説明すると,図3に示すよう
に,x軸に対して交差角度θの走行経路10上を無人車
1が走行するとき,走行経路10は点a,bにおいてx
軸,y軸と交差する。例えば無人車1が点b上にあると
き,点a,b間の距離をlとすると,上記点bのy方向
の絶対座標は, (0,lsinθ) ・・・(3) となる。上記位置認識手段4は(3)式の絶対座標および
上記両誘導ライン11,12がなす傾斜直線間角度θ0
とに基づき,原点Oからの絶対位置を認識することがで
き,上記走行経路10がx軸に対して交差角度θの角度
をなして交差していることが認識できる。上の説明は走
行経路10の軌跡を直角座標を使って演算した一例であ
るが,次のようにして演算することも可能である。即ち
図5に示すように矢印で示す走行経路10が誘導ライン
11,12とA,Bで交差する場合,原点Oを中心に誘
導ライン12をx,y座標の一方の軸,例えばx軸とす
る。10の誘導ライン11,12との交点Aのy座標は
lsinθ1 ,x座標はlsinθ1 ・tan(π/2
−θ0 )となり,無人車の現在位置Aの絶対座標は進行
距離lと,交差角度θ1 ,θ2 と,誘導ライン11,1
2間の角度θ0 で表わすことができる。このように一実
施例の構成では,2本の誘導ライン11,12を光学セ
ンサ2,3で認識し,その認識データに基づいて無人車
1の絶対位置を認識することができるので,認識した絶
対位置情報に基づいて無人車1が任意の走行経路10を
辿るように誘導することができる。図4に示すように,
例えば,無人車1を清掃ロボットに応用した場合には,
該清掃ロボットを運行する部屋20の床面に,対角線状
の2本の誘導ライン21,22を形成し,該誘導ライン
21,22を認識することにより清掃ロボットの部屋2
0内での絶対位置を認識し,その絶対位置情報に基づい
て清掃ロボットが部屋20内で予め設定された走行経路
を辿るように誘導することができる。なお,本発明は以
上の一実施例に限定されず,種々変形可能である。上記
実施例では,光学センサ2,3を使用しているが,磁気
センサ等他のセンサを使用することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明にかかる無人車絶対位置検出シス
テムは,上記したように構成されているため,無人車の
運行領域に形成された2本の傾斜直線をセンサにより認
識し,その認識データから無人車の上記運行領域内での
絶対位置を認識することができ,無人車を認識された絶
対位置情報に基づいて任意の走行経路上に誘導すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例にかかる無人車絶対位置検
出システムの概略構成図。
【図2】 無人車と誘導ラインとの傾斜角度検出を示す
模式図。
【図3】 絶対位置認識方式を示す模式図。
【図4】 無人車絶対位置検出システムを清掃ロボット
に応用した場合の傾斜直線の一例を示す構成図。
【図5】 絶対位置認識方式を示す模式図。
【符号の説明】
1…無人車 2,3…光学センサ(センサ) 4…位置認識手段 5…運行制御手段 10…走行経路 11,12…誘導ライン(傾斜直線)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の矩形状の運行範囲内における無人
    車の走行路面に,互いに所定の傾斜角度をなして交差す
    る2本の傾斜直線を形成し,該傾斜直線を認識する2個
    のセンサを無人車上に所定の距離を隔てて配置し,該両
    センサからの出力信号により,無人車と傾斜直線とがな
    す交差角度を演算すると共に,該交差角度と上記両傾斜
    直線がなす既知の傾斜直線間角度とに基づき上記運行範
    囲内における無人車の絶対位置を演算することを特徴と
    する無人車絶対位置検出システム。
JP6208382A 1994-09-01 1994-09-01 無人車絶対位置検出システム Pending JPH0875460A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6208382A JPH0875460A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 無人車絶対位置検出システム

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JP6208382A JPH0875460A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 無人車絶対位置検出システム

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Publication Number Publication Date
JPH0875460A true JPH0875460A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16555350

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JP6208382A Pending JPH0875460A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 無人車絶対位置検出システム

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JP (1) JPH0875460A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3295519A4 (en) * 2015-05-13 2019-07-17 Ubiqomm LLC FLOOR TERMINAL AND GATEWAY POTENTIAL POINTER TO A PILOT-FREE AIR VEHICLE (UAV) FOR ACCESS TO A NETWORK

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3295519A4 (en) * 2015-05-13 2019-07-17 Ubiqomm LLC FLOOR TERMINAL AND GATEWAY POTENTIAL POINTER TO A PILOT-FREE AIR VEHICLE (UAV) FOR ACCESS TO A NETWORK

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