JPH0875092A - 感熱型スチームトラップ - Google Patents
感熱型スチームトラップInfo
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- JPH0875092A JPH0875092A JP24198294A JP24198294A JPH0875092A JP H0875092 A JPH0875092 A JP H0875092A JP 24198294 A JP24198294 A JP 24198294A JP 24198294 A JP24198294 A JP 24198294A JP H0875092 A JPH0875092 A JP H0875092A
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Abstract
に、感熱素子が破損しても確実に開弁状態にでき、かつ
開弁状態を保持できる感熱型スチームトラップを提供す
る。 【構成】ケーシング1に、1次側流体の導入口6、2次
側流体の導出口7およびトラップ室5を形成する。トラ
ップ室5内に、1次側流体から受熱する熱膨張媒体36
を有する感熱素子26を配置する。感熱素子26に、ト
ラップ室5と導出口7の間を開閉する弁体33を取り付
ける。感熱素子26は、閉弁時に導出口7に連通する内
方空間17を有するベローズ16と、このベローズ16
の外方に位置してベローズ16との間で熱膨張媒体36
を封入する封入空間35を形成するダイヤフラム30,
31とを有する。ベローズ30,31は、封入空間36
と内方空間17の圧力差に基づいて開弁時に収縮する圧
力を受ける受圧面20を有している。
Description
うな蒸気使用機器の熱交換器から流出する蒸気を漏れな
いようにトラップして、復水のみを排出する感熱型スチ
ームトラップに関するものである。
種の感熱型スチームトラップは、蒸気を含んだ高温、高
圧の1次側流体が導入口からトラップ室内に流入してく
ると、このトラップ室内において可撓性のダイヤフラム
により封入されている熱膨張媒体が1次側流体から受熱
して膨張し、ダイヤフラムを変位させる。このダイヤフ
ラムに取り付けられた弁体が、弁座に着座してトラップ
室と導出口との間の通路を閉止し、蒸気が漏れ出るのを
防止する。一方、放熱により流体の温度が所定値以下に
低下するか、導入口から低温の復水が流入してきた場合
には、熱膨張媒体が収縮し、1次側流体の圧力によりダ
イヤフラムが押圧されて弁体が弁座から離座し、復水の
みが導出口から排出される。
ラップは、厚みの薄い可撓性ダイヤフラムが頻繁に変形
を繰り返すため、このダイヤフラムが破れることがあ
る。ダイヤフラムが破れると、その内部の熱膨張媒体が
ダイヤフラムの破損個所から流出し、この熱膨張媒体が
封入されていた空間とその外部の1次側流体との圧力差
がなくなり、弁体と弁座との間の狭い空間を通過する流
体により生じる負圧で弁体が弁座に吸着され、閉弁状態
となる。
を排出できないために、復水が上流側の熱交換器に溜ま
って熱交換効率が低下したり、溜まった復水に高温の蒸
気が触れることによる急収縮でウォータ・ハンマが発生
して、熱交換器や配管を傷めるといった不都合が発生す
る。そこで、このような問題の解消を図った熱応動式の
スチームトラップが種々提案されている(特開平4−2
62196号、特開平4−370497号、特開平5−
240399号の各公報参照)。
も、ダイヤフラムが破損したときに開弁状態とし、かつ
開弁状態を維持し続けるように制御するものであるが、
その開弁状態の確実性が不十分で信頼性に欠けるもので
あったり、構成が複雑であるという欠点を有している。
い構成を備えるとともに、感熱素子が破損しても確実に
開弁状態にでき、かつ開弁状態を保持できる感熱型スチ
ームトラップを提供することを目的とする。
ために、請求項1に係る第1発明の感熱型スチームトラ
ップは、ケーシングに蒸気を含んだ1次側流体の導入
口、復水を含んだ2次側流体の導出口およびトラップ室
が形成され、前記トラップ室内に、1次側流体から受熱
する熱膨張媒体を有する感熱素子が配置され、この感熱
素子に、前記トラップ室と前記導出口の間を開閉する弁
体が取り付けられ、前記感熱素子は、閉弁時に前記導出
口に連通する内方空間を有するベローズと、このベロー
ズの外方に位置して前記ベローズとの間で前記熱膨張媒
体を封入する封入空間を形成するダイヤフラムとを有
し、前記ベローズは、前記封入空間と内方空間の圧力差
に基づいて開弁時に収縮する圧力を受ける受圧面を有し
ている。
チームトラップは、ケーシングに蒸気を含んだ1次側流
体の導入口、復水を含んだ2次側流体の導出口およびト
ラップ室が形成され、前記トラップ室内に、1次側流体
から受熱する熱膨張媒体を筒形の内側ベローズと筒形の
外側ベローズとの間に封入した感熱素子が配置され、前
記内側ベローズの径方向内方に、前記導出口に連通する
2次側通路が形成され、前記感熱素子の一端部が前記ケ
ーシングに支持され、他端部に、前記トラップ室と前記
2次側通路との間を開閉する弁体が取り付けられ、この
弁体の外周部に、内径が前記内側ベローズの有効直径よ
りも小さく設定されて前記1次側流体の圧力を開弁方向
に受ける受圧部が形成されている。
スチームトラップは、ケーシングに蒸気を含んだ1次側
流体の導入口、復水を含んだ2次側流体の導出口および
トラップ室が形成され、さらに、1次側流体から受熱す
る熱膨張媒体を有する感熱素子と、この感熱素子に取り
付けられて前記トラップ室と前記導出口との間を開閉す
る弁体と、この弁体に開弁方向へばね力を付加するばね
部材とを備えている。
熱型スチームトラップは、ケーシングに蒸気を含んだ1
次側流体の導入口、復水を含んだ2次側流体の導出口お
よびトラップ室が形成され、さらに、1次側流体から受
熱する熱膨張媒体を有する感熱素子と、この感熱素子に
取り付けられて前記トラップ室と前記導出口との間を開
閉する弁体と、この弁体に開弁方向へばね力を付加する
ばね部材とを備え、前記弁体に、前記トラップ室と常時
連通し、当該弁体の開閉動作によって前記導出口と連通
および遮断される内部通路が形成されている。
では、導入口から流入する1次側流体が水から得られた
高温の蒸気または飽和蒸気温度に近い高温の復水である
場合、熱膨張媒体が1次側流体から受熱して膨張し、こ
の熱膨張媒体の封入空間の圧力が高くなってダイヤフラ
ムおよびベローズを変形させ、感熱素子に取り付けられ
た弁体を変位させてトラップ室から導出口に通じる通路
を弁体で閉止する閉弁状態となり、高温の蒸気が導出口
から漏れ出るのを防止する。一方、トラップ室内の1次
側流体の温度が放熱により低下して所定値よりも低くな
るか、導入口から低温の復水が流入した場合、熱膨張媒
体が収縮してその封入空間の圧力が低下するため、弁体
が1次側流体の高い圧力により押圧されて開弁状態とな
る。
る前記内方空間に連通した部分またはベローズが破損し
た場合、熱膨張媒体が封入空間から導出口に連通した低
圧の内方空間に漏出して封入空間の圧力が低下するする
ので、感熱素子から弁体に作用していた閉弁力がなくな
る。そのため、弁体は、1次側流体の高い圧力を受けて
開弁状態となる。以後、感熱素子は、熱膨張媒体が漏出
していることから、1次側流体からの受熱による体積の
変化が生じず、弁体に対し閉弁力を作用させることがで
きない。そのため、弁体は1次側流体の圧力を受けて開
弁状態を保持する。また、開弁状態においてベローズが
破損した場合には、その開弁状態をそのまま保持する。
ける前記トラップ室に面した部分が破損した場合、封入
空間内の熱膨張媒体がトラップ室内に漏出して封入空間
内の圧力が1次側流体の圧力に等しくなり、この封入空
間と内方空間との圧力差がベローズの受圧面に作用し
て、弁体を開弁状態に変位させる。以後、感熱素子は、
熱膨張媒体が漏出していることから、弁体に対し閉弁力
を作用させることができない。そのため、弁体は開弁状
態を保持する。また、開弁状態においてダイヤフラムが
破損した場合には、その開弁状態をそのまま保持する。
側ベローズと外側ベローズの間に封入された熱膨張媒体
が1次側流体の温度に応じて膨張または収縮して、弁体
を変位させ、閉弁または開弁状態を得る。閉弁状態にお
いて内側ベローズが破損した場合、熱膨張媒体がその封
入空間から2次側通路に漏出し、封入空間内の圧力は、
2次側通路内の2次側流体の圧力まで低下するため、熱
膨張媒体の膨張により弁体に作用していた閉弁力がなく
なる。そのため、弁体は、受圧部に1次側流体の高い圧
力を受けて開弁状態となる。以後、感熱素子は、熱膨張
媒体が漏出していることから、弁体に対し閉弁力を作用
させることができないので、弁体は開弁状態を保持す
る。開弁状態において内側ベローズが破損した場合に
は、開弁状態をそのまま保持する。
場合、封入空間の熱膨張媒体がトラップ室内に漏出し
て、封入空間内の圧力がトラップ室内の1次側流体の圧
力と同じになる。一方、2次側通路内の圧力は内側ベロ
ーズおよび弁体により2次側流体の低い圧力に保持され
る。ここで、受圧部の内径は内側ベローズの有効直径よ
りも小さいため、この受圧部における内側ベローズの有
効直径よりも内径側に位置する部分が1次側流体と2次
側流体の圧力との差圧を開弁方向に受けて、弁体を開弁
状態に変位させる。そのため、弁体は、受圧部に作用す
る1次側流体の圧力により開弁する。以後、感熱素子
は、熱膨張媒体が漏出していることから、弁体に対し閉
弁力を作用させることができないので、弁体は開弁状態
を保持する。開弁状態において外側ベローズが破損した
場合には、開弁状態をそのまま保持する。
動作は、第1発明と同様に1次側流体から受熱する熱膨
張媒体の収縮、膨張により行われる。
って径の異なる二種のベローズを同心状に配置し、両ベ
ローズの間に熱膨張媒体を封入する簡単な構成になって
いる。しかも、この感熱素子の一端をケーシングに支持
し、他端部に弁体を取り付け、流体を、内側ベローズの
内方空間に設けた2次側通路を介して導出口に至る簡素
化した流路に流すので、全体構成が簡単になって信頼性
の高いものとなっている。
が破損した場合、熱膨張媒体の封入空間内の圧力は、熱
膨張媒体が漏出することからトラップ室内の1次側流体
の圧力まで低下して、熱膨張媒体の膨張により弁体に作
用していた閉弁力が低下する。このため、弁体は、ばね
部材により付加されるばね力により確実に開弁状態とな
り、かつ開弁状態を保持する。開弁状態において感熱素
子が破損し場合には、ばね部材のばね力で開弁状態をそ
のまま保持する。
ラップ室の圧力と熱膨張媒体の封入空間の圧力とが同一
となっても、弁体は、ばね部材のばね力が直接付加され
ているために確実に開弁状態になる。また、ばね部材の
ばね力を弁体に直接付加するので、簡単な構成となる。
が破損した場合、熱膨張媒体の封入空間内の圧力は、熱
膨張媒体が漏出することからトラップ室内の1次側流体
の圧力まで低下する。このとき、弁体におけるトラップ
室に常時連通している内部空間内の圧力は、閉弁状態に
より導出口と遮断されていることから1次側流体の圧力
と同一に保持されている。すなわち、感熱素子の破損時
には、閉弁方向に作用する感熱素子内の圧力が、内部空
間内の圧力によって相殺されるため、弁体には流体圧力
による小さな閉弁力のみが作用する。その結果、ばね部
材の僅かなばね力で弁体を確実に開弁させ、かつ、開弁
状態を保持することができる。開弁状態において感熱素
子が破損し場合には、ばね部材のばね力で開弁状態をそ
のまま保持する。
体がこれに付加されているばね部材のばね力により確実
に開弁状態となり、また、ばね部材のばね力を弁体に直
接付加することから簡単な構成となる効果が得られる。
さらに、前述のとおり、ばね部材のばね力が小さくて済
むから、このばね力に打ち勝って閉弁力を発生する感熱
素子の熱膨張媒体の膨張力も小さくて済むので、感熱素
子の熱膨張媒体の封入空間内とトラップ室内との差圧が
大きくならない。そのため、感熱素子におけるトラップ
室と封入空間との間に介在して熱膨張媒体の膨張・収縮
を受けて変形する部材、たとえばタイヤフラムは、負担
が軽くなって耐久性が向上する。
を参照しながら詳述する。 〔第1発明〕図1は第1発明の感熱型スチームトラップ
の開弁状態を示す縦断面図、図2(a)は同スチームト
ラップの閉弁状態を示す縦断面図、同図(b)は(a)
の作用説明図である。
グ1は、下部ケーシング部材2と上部ケーシング部材3
とがシール材4を介在して互いに嵌め合わされてボルト
(図示せず)で固定されている。上部ケーシング部材3
内にトラップ室5が設けられ、下部ケーシング部材2に
は、熱交換器などから流出する蒸気を含んだ高温、高圧
の1次側流体の導入口6と、復水を含んだ低温、低圧の
2次側流体の導出口7とがそれぞれ形成されている。導
入口6および導出口7の内周面には連結用の雌ねじが形
成されている。
をトラップ室5に連通する導入通路9とトラップ室5を
導出口7に連通する導出通路10とが隔壁8で区分され
て形成されている。さらに、下部ケーシング部材2に
は、導出通路10の流入側部分がトラップ室5側に突出
して形成された支持部12と、この支持部12の先端中
央部が突出して導出通路10の流入口周囲に形成された
弁座19とが設けられており、支持部12には感熱素子
26が取り付けられている。
状のケース24により外装体が構成されている。このケ
ース24は、逆皿状の上方の第1ケース体22と中央部
に取付筒部13が形成された下方の第2ケース体23と
が各々の外周端部を溶接した溶接部14により互いに固
着されている。ケース24は、取付筒部13を支持部1
2の外周面に上方から嵌め込まれ、上部ケーシング部材
3で支持部12に押し付けられて固定されている。第2
ケース体23にはトラップ室5に通じる複数個の通孔3
8が形成されている。
上方の第1ダイヤフラム(ダイヤフラム上半部)30と
下方の第2ダイヤフラム(ダイヤフラム下半部)31と
が各々の外周端部を互いに重ね合わせた対向状態で両ケ
ース体22,23間に挟持固定されている。第2ダイヤ
フラム31の中央の開口縁部に、弁座19に対応するリ
ング形状となった弁体33が溶接により固着されてい
る。
変形筒形のベローズ16が、その内方空間17をリング
状の弁体33の連通孔18に対向させて両ダイヤフラム
30,31間に配置されるとともに、その上部開口縁部
を第1ダイヤフラム30に、下部開口縁部を弁体33
に、それぞれ溶接して固着されいる。図2(b)に示す
ように、上記ベローズ16は、径が軸方向に沿って順次
拡大する二枚の筒形ベローズ部品16a,16bを有
し、各々の大径側の開口周端が互いに突き合わされて溶
接されている。下側の第2ベローズ部品16bの小径側
(下端)の開口径が、上側の第1ベローズ部品16aの
小径側(上端)の開口径よりも小さくなっていて、第2
ベローズ部品16bにおける第1ベローズ部品16aよ
りも内径側に延びる部分が、開弁方向に収縮する圧力を
受ける受圧面20になっている。なお、両ダイヤフラム
30,31およびベローズ16の溶接部は丸印で模式的
に図示してある。
両ダイヤフラム30,31とで囲まれて形成された感熱
室(封入空間)35内に、熱膨張媒体36が封入されて
いる。この熱膨張媒体36は、水の飽和蒸気温度よりも
低い飽和蒸気温度を有し、かつ同温において水より高い
飽和圧力を有する流体、たとえばアルコールである。ま
た、上記両ダイヤフラム30,31は可撓性および耐蝕
性を有し厚みの薄い素材、たとえばステンレス鋼板によ
り形成されている。ケース24の素材としては、耐腐性
と熱伝導性に優れた、たとえばステンレスが使用され
る。
る。図1および図2(a)において、P1は1次側流体
の圧力、P2は2次側流体の圧力、P3は感熱素子26
の感熱室35内の圧力をそれぞれ示す。また、たとえば
1次側流体の圧力P1が5kgf/cm2 ・g で、その1次側
流体の飽和蒸気温度が158℃である場合、この実施例
では、たとえば、熱膨張媒体36の温度が150℃以上
になったときに図2に示す完全な閉弁状態となり、かつ
130℃以下になったときに図1に示す完全な開弁状態
となるように、熱膨張媒体36の飽和特性およびダイヤ
フラム30,31の湾曲性を設定してある。
値(例えば130℃)よりも低い場合、この1次側流体
から受熱する熱膨張媒体36は収縮して体積が小さくな
り、感熱室35内の圧力P3がトラップ室5内の1次側
流体の圧力P1よりも低下する。この1次側流体の圧力
P1が通孔38を通じて第2ダイヤフラム31に対し押
し上げ力として作用し、弁体33が弁座19から離座し
て図1に示す開弁状態となる。
ら高温の蒸気を含んだ1次側流体が流入すると、この1
次側流体から熱膨張媒体36へ熱伝導される。ここで、
熱膨張媒体36の飽和蒸気温度が1次側流体よりも低い
ため、1次側流体が復水であって、水の飽和蒸気温度以
下であっても、熱膨張媒体36の飽和蒸気温度以上であ
る場合に、熱膨張媒体36が受熱により蒸気化して膨張
し、感熱室35内の圧力P3が1次側流体の圧力P1よ
りも大きくなるため、感熱室35内の体積が増大する。
このため、感熱素子26の熱膨張媒体36の膨張に伴っ
てベローズ16を開くよう変形させながら第2ダイヤフ
ラム30を下方に変位させ、この第2ダイヤフラム31
に取り付けられた弁体33が弁座19に着座し、トラッ
プ室5を導出口7に連通させる導出通路10を閉止して
図2(a)に示す閉弁状態となり、トラップ室5内の高
温の蒸気が導出口7から漏れ出るのを防止する。
熱により低下して所定値(例えば130℃)よりも低く
なるか、導入口6から低温の復水が流入した場合、熱膨
張媒体36が収縮して感熱室35内の体積が小さくな
り、感熱素子26から弁体33に作用する閉弁力が1次
側流体の圧力P1による開弁力よりも低下した時点で、
弁体33は、1次側流体の圧力P1を第2ダイヤフラム
31を介して受けて、弁座19から離座し、図1に示す
開弁状態となって、トラップ室5内の復水が導出口7か
ら流出する。
空間17に連通する第1ダイヤフラム30またはベロー
ズ16が破損した場合、熱膨張媒体36が感熱室35か
ら導出口7に連通する低圧の内方空間17に漏出し、感
熱室35内の圧力P3は、第1ダイヤフラム30または
ベローズ16の破損部分を通じて内方空間17の2次側
流体の圧力P2にまで低下する。そのため、感熱素子2
6から弁体33に作用していた閉弁力がなくなり、弁体
33は、1次側流体の高い圧力P1を第2ダイヤフラム
31を介して受け、弁座19から離座して開弁状態とな
る。
漏出していることから1次側流体からの受熱による体積
の変化が生じず、弁体33に対し閉弁力を作用させるこ
とができなくなる。そのため、弁体33は1次側流体の
圧力P1を受けて弁座19から離座した開弁状態を保持
する。なお、開弁状態において第1ダイヤフラム30ま
たはベローズ16が破損した場合には、開弁状態をその
まま保持する。
面した第2ダイヤフラム31が破損した場合、感熱室3
5内の熱膨張媒体36がトラップ室5内に漏出して、感
熱室35内の圧力が1次側流体の圧力P1に等しくな
り、感熱室35と内方空間17との圧力差(P1−P
2)がベローズ16に作用する。このとき、図2(b)
に示すように、ベローズ16を構成する第1および第2
のベローズ部品16a,16bには、単位面積当たり同
一の圧力(P1−P2)の押し下げ力と押し上げ力とが
作用するが、第2ベローズ部品16bの内径側の受圧面
20に作用する圧力分だけ押し上げ力が上回るため、弁
体33を弁座19から離座させて開弁状態に変位させ
る。
漏出していることから、弁体33に対し閉弁力を作用さ
せることができない。そのため、弁体33は開弁状態を
保持する。なお、開弁状態において第2ダイヤフラム3
1が破損した場合には、開弁状態をそのまま保持する。
損した場合には、1次側流体は、両ダイヤフラム30,
31の各々の破損個所から内方空間17および導出通路
10を通って導出口7から流出する。そののちに、感熱
室35に流入した1次側流体の圧力がベローズ16の受
圧面20に作用して開弁状態となるが、かりに、弁体3
3が閉弁状態を維持した場合においても、上述の経路で
流体が流出されるので、トラップ室5に復水が溜まる不
都合は生じない。
ームトラップを示す開弁状態の縦断面図、図4は同スチ
ームトラップの閉弁状態の縦断面図である。図3におい
て、ケーシング1は下部ケーシング部材39と上部ケー
シング部材40とにより構成されており、両ケーシング
部材39,40で囲まれる内部全体が、トラップ室5に
なっている。
ローズ41と外側ベローズ42とを同心状に配置すると
ともに、両ベローズ41,42の両開口端面に閉止板4
3,44を固着して、両ベローズ41,42間の空間3
5を封止し、この筒状の空間35を感熱室として、この
感熱室35内に熱膨張媒体36が封入されている。この
感熱素子26は、その一端側の閉止板44が上部ケーシ
ング体40に固定されて吊り下げ状態に取り付けられて
いる。他端側の閉止板43には弁体33が固着されてい
る。内側ベローズ41の径方向内方には2次側通路46
が形成されており、この2次側通路46は、他端側の閉
止板43の中央部に穿孔された流入孔47および弁体3
3の連通孔18を介してトラップ室5に連通し、かつ一
端側の閉止板44に穿孔された流出孔45を通じて導出
口7に連通する。
3に対向して弁座49が固着されている。閉止板43に
おける弁体33の外周部から径方向外方寄りに受圧部4
8が形成されている。この受圧部48は、その内径が内
側ベローズ41の有効直径Dよりも小さく設定されてお
り、この有効直径Dよりも内径側の部分で1次側流体の
圧力を開弁方向、つまり図3の上方向に受ける。この実
施例における上記有効直径Dは内側ベローズ41の平均
径である。
化による弁開閉動作は、第1発明と同様に、1次側流体
から受熱する熱膨張媒体36の収縮、膨張により行われ
る。
ベローズ41が破損した場合、熱膨張媒体36が感熱室
35から2次側通路46に漏出し、感熱室35内の圧力
P3は、2次側通路46内の2次側流体の圧力P2まで
低下する。このため、熱膨張媒体36の膨張により弁体
33に作用していた閉弁力がなくなり、弁体33は、1
次側流体の高い圧力P1を受圧部48を介して受け、弁
座49から離座して開弁状態となる。以後、感熱室35
は、熱膨張媒体36が漏出していることから1次側流体
からの受熱による体積の変化が生じず、弁体33に対し
閉弁力を作用させることができなくなる。そのため、弁
体33は1次側流体の圧力P1により弁座49から離座
した開弁状態を保持する。なお、開弁状態において内側
ベローズ41が破損した場合には、その開弁状態をその
まま保持する。
が破損した場合、感熱室35内の熱膨張媒体36がトラ
ップ室5内に漏出して、感熱室35内の圧力P3がトラ
ップ室5内の1次側流体の圧力P1と同じになる。一
方、2次側通路46内の圧力は、内側ベローズ41と弁
体33とにより2次側流体の低い圧力P2に保持されて
いる。ここで、受圧部48の内径は内側ベローズ41の
有効直径Dよりも小さいため、この受圧部48における
内側ベローズ41よりも内径側に位置する部分48a
が、1次側流体の圧力P1と2次側流体の圧力との差圧
P1−P2を開弁方向(図4の上方向)に受けて、弁体
33を開弁状態に変位させる。
漏出していることから、弁体33に対し閉弁力を作用さ
せることができないので、弁体33は開弁状態を保持す
る。なお、開弁状態において外側ベローズ42が破損し
た場合には、その開弁状態をそのまま保持する。
9,40は、単なる箱形状であって、第1発明における
通路9,10や弁座19を有する支持部12などが不要
であり、さらに、感熱素子26は、共に筒形であって径
の異なる二種のベローズ41,42を同心状に配置した
簡単な構成になっている。したがって、全体構成が簡素
化されて信頼性の高いものとなる。
ームトラップを示す開弁状態の縦断面図、図6は同スチ
ームトラップの閉弁状態の縦断面図である。この実施例
では、下部ケーシング部材2における導出通路10の上
流側開口部に弁座部材11がねじ結合により取り付けら
れており、この弁座部材11には、トラップ室5と導出
通路10とを連通する導入孔15と、この導入孔15の
上端開口の孔縁部分にリング状に突出する弁座19とが
形成されている。
イヤフラム31がその外周端部を両ケース体22,23
に挟持固定されて設けられ、このダイヤフラム31の中
央部に円板状の弁体33が溶接により固定された簡単な
構成になっている。この感熱素子26は、第2ケース体
23の取付筒部13を弁座部材11の環状の受け溝27
に嵌め込むとともに、上部ケーシング部材3と第1ケー
ス体22との間に介在されたばね板のような弾性部材2
8のばね圧により、弁座部材11に上方から押し付けら
れて固定されている。
イルスプリングのようなばね部材50が介在されてお
り、このばね部材50は、弁体33に対し上方向、つま
り開弁方向へばね力を付加している。このばね力は、た
とえば1次側流体の圧力P1が5kgf/cm2 ・g で、その
1次側流体の飽和蒸気温度が158℃である場合、たと
えば、熱膨張媒体36の温度が150℃以上になったと
きに図6に示す完全な閉弁状態となり、かつ130℃以
下になったときに図5に示す完全な開弁状態となるよう
に、熱膨張媒体36の飽和特性およびダイヤフラム31
の湾曲性と関連付けて設定され、さらに、一次側流体の
トラップ可能な最大圧力、たとえば16kgf/cm2 ・g に
おいて、熱膨張媒体36が流失しても開弁できるような
大きさに設定されている。
化による弁開閉動作は、第1発明と同様に、1次側流体
から受熱する熱膨張媒体36の収縮、膨張により行われ
る。
ラム31が破損した場合、熱膨張媒体36が感熱室35
から通孔38を通じてトラップ室5に漏出し、感熱室3
5内の圧力P3は、トラップ室5内の1次側流体の圧力
P1まで低下する。そのため、熱膨張媒体36の膨張に
より弁体33に作用していた閉弁力がなくなり、弁体3
3は、ばね部材50から付加されるばね力により弁座1
9から離座し、開弁状態を保持する。なお、開弁状態に
おいてダイヤフラム31が破損し場合には、ばね部材5
0のばね力で開弁状態をそのまま保持する。
損してトラップ室5と感熱室35内の両圧力P1,P3
とが同一となっても、弁体33を、ばね部材50のばね
力を直接付加しているため、確実に開弁状態にできる。
また、感熱素子26が第1発明のものに比較して簡素化
されている。
ームトラップを示す開弁状態の縦断面図、図8は同スチ
ームトラップの閉弁状態の縦断面図である。この実施例
は、基本的な構成が第3発明を示した図5および図6と
同様になっており、相違する構成についてのみ以下に説
明する。図7の弁体33は、ダイヤフラム31に固定さ
れた円盤状の基部33aに下方へ延びる筒状部33bが
一体形成されており、この筒状部33bは、弁座部材1
1に設けた挿通孔21に、図7の上下方向に摺動自在に
嵌め込まれて保持されている。この筒状部33bと弁座
部材11との間はシール部材54により水密にシールさ
れている。弁体33の基部33aには、筒状部33bの
内部通路25を外部に連通させる複数個の連通孔29が
形成されている。したがって、内部通路25は、前記連
通孔29から第2ケース体23に設けられた通孔38を
通して、トラップ室5に常時連通している。
bを摺動自在に保持する挿通孔21の下端開口を閉塞す
る状態で弁座19が一体形成されているとともに、この
弁座19の上方における側壁部に、導出通路10を通し
て導出口7に連通する複数個の流出孔51が形成されて
いる。なお、導入通路9の下流端部に環状流入路52が
形成されているとともに、この環状流入路52とトラッ
プ室5との間に、塵埃などを除去するためのフイルタ部
材53が設けられている。
化による弁開閉動作は、第1ないし第3発明と同様に、
1次側流体から受熱する熱膨張媒体36の収縮、膨張に
より行われる。図7の開弁状態では、トラップ室5が通
孔38、連通孔29、内部空間25、流出孔51および
導出通路10を通じて導出口7に連通する。閉弁状態で
は、弁体33の内部通路25の下端開口が弁座19によ
り閉塞される。
ラム31が破損した場合、熱膨張媒体36が感熱室35
から通孔38を通じてトラップ室5に漏出し、感熱室3
5内の圧力P3は、トラップ室5内の1次側流体の圧力
P1まで低下する。このとき、弁体33におけるトラッ
プ室5に常時連通している内部空間25内の圧力は、閉
弁状態により流出口51と遮断されていることから1次
側流体の圧力P1と同一に保持されている。すなわち、
感熱素子26の破損時には、閉弁方向に作用する感熱室
35内の圧力P3(=P1)が、内部空間25内の圧力
P1によって相殺されるため、弁体33には流体圧力に
よる小さな閉弁力のみが作用する。その結果、ばね部材
50の僅かなばね力で弁体33を確実に開弁させ、か
つ、開弁状態を保持することができる。開弁状態におい
てダイヤフラム31が破損した場合には、熱膨張媒体3
6の膨張により弁体33に作用していた閉弁力がなくな
り、ばね部材50のばね力で開弁状態をそのまま保持す
る。
熱素子26の破損時に弁体33がこれに付加されている
ばね部材50のばね力により確実に開弁状態となり、ま
た、ばね部材50のばね力を弁体33に直接付加するこ
とから簡単な構成となる効果が得られる。さらに、前述
のとおり、ばね部材50のばね力が小さくて済むから、
このばね力に打ち勝って閉弁力を発生する感熱素子26
の熱膨張媒体36の膨張力も小さくて済むので、感熱室
35内とトラップ室内との差圧(P3−P1)が大きく
ならない。そのため、感熱室35とトラップ室5との間
に介在されるタイヤフラム31は、負担が軽くなるの
で、耐久性が向上する。
開弁状態の縦断面図である。
断面図、(b)は(a)の一部の拡大図である。
開弁状態の縦断面図である。
ある。
開弁状態の縦断面図である。
ある。
開弁状態の縦断面図である。
ある。
出口、16…ベローズ、17…内方空間、20…受圧
面、25…内部通路、26…感熱素子、30,31…ダ
イヤフラム、33…弁体、35…感熱室(封入空間)、
36…熱膨張媒体、41…内側ベローズ、42…外側ベ
ローズ、46…2次側通路、48…受圧部、50…ばね
部材。
Claims (4)
- 【請求項1】 ケーシングに蒸気を含んだ1次側流体の
導入口、復水を含んだ2次側流体の導出口およびトラッ
プ室が形成され、 前記トラップ室内に、1次側流体から受熱する熱膨張媒
体を有する感熱素子が配置され、 この感熱素子に、前記トラップ室と前記導出口の間を開
閉する弁体が取り付けられ、 前記感熱素子は、閉弁時に前記導出口に連通する内方空
間を有するベローズと、このベローズの外方に位置して
前記ベローズとの間で前記熱膨張媒体を封入する封入空
間を形成するダイヤフラムとを有し、 前記ベローズは、前記封入空間と内方空間の圧力差に基
づいて開弁時に収縮する圧力を受ける受圧面を有してい
る感熱型スチームトラップ。 - 【請求項2】 ケーシングに蒸気を含んだ1次側流体の
導入口、復水を含んだ2次側流体の導出口およびトラッ
プ室が形成され、 前記トラップ室内に、1次側流体から受熱する熱膨張媒
体を筒形の内側ベローズと筒形の外側ベローズとの間に
封入した感熱素子が配置され、 前記内側ベローズの径方向内方に、前記導出口に連通す
る2次側通路が形成され、 前記感熱素子の一端部が前記ケーシングに支持され、他
端部に、前記トラップ室と前記2次側通路との間を開閉
する弁体が取り付けられ、 この弁体の外周部に、内径が前記内側ベローズの有効直
径よりも小さく設定されて前記1次側流体の圧力を開弁
方向に受ける受圧部が形成されている感熱型スチームト
ラップ。 - 【請求項3】 ケーシングに蒸気を含んだ1次側流体の
導入口、復水を含んだ2次側流体の導出口およびトラッ
プ室が形成され、 さらに、1次側流体から受熱する熱膨張媒体を有する感
熱素子と、 この感熱素子に取り付けられて前記トラップ室と前記導
出口との間を開閉する弁体と、 この弁体に開弁方向へばね力を付加するばね部材とを備
えている感熱型スチームトラップ。 - 【請求項4】 ケーシングに蒸気を含んだ1次側流体の
導入口、復水を含んだ2次側流体の導出口およびトラッ
プ室が形成され、 さらに、1次側流体から受熱する熱膨張媒体を有する感
熱素子と、 この感熱素子に取り付けられて前記トラップ室と前記導
出口との間を開閉する弁体と、 この弁体に開弁方向へばね力を付加するばね部材とを備
え、 前記弁体に、前記トラップ室と常時連通し、当該弁体の
開閉動作によって前記導出口と連通および遮断される内
部通路が形成されている感熱型スチームトラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24198294A JP3402789B2 (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 感熱型スチームトラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24198294A JP3402789B2 (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 感熱型スチームトラップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0875092A true JPH0875092A (ja) | 1996-03-19 |
JP3402789B2 JP3402789B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=17082489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24198294A Expired - Fee Related JP3402789B2 (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 感熱型スチームトラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3402789B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011027297A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Miyawaki Inc | 熱水生成装置およびこれを用いた蒸気給湯システム |
JP2022047957A (ja) * | 2020-09-14 | 2022-03-25 | 株式会社鷺宮製作所 | 流量調整弁 |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP24198294A patent/JP3402789B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011027297A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Miyawaki Inc | 熱水生成装置およびこれを用いた蒸気給湯システム |
JP2022047957A (ja) * | 2020-09-14 | 2022-03-25 | 株式会社鷺宮製作所 | 流量調整弁 |
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JP3402789B2 (ja) | 2003-05-06 |
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