JPH087485A - 光ディスク制御装置 - Google Patents
光ディスク制御装置Info
- Publication number
- JPH087485A JPH087485A JP13171994A JP13171994A JPH087485A JP H087485 A JPH087485 A JP H087485A JP 13171994 A JP13171994 A JP 13171994A JP 13171994 A JP13171994 A JP 13171994A JP H087485 A JPH087485 A JP H087485A
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- JP
- Japan
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- optical disk
- address
- write
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光ディスク媒体に書き込み行った時に何らかの
異常が起きた代替え元及び代替え先の媒体アドレスをメ
モリに記憶させ、代替え処理及び媒体管理領域への書き
換えを行わずにライト処理コマンドを終了させ、その後
に内部で代替え処理及び媒体管理領域への書き込みを行
い、書き込み処理時間の短縮を図る。 【構成】光ディスク装置３０が上位装置２０からライト
コマンドを受け取った場合、光ディスク媒体の所定のア
ドレスへの書き込みを行うが、そのアドレス内で何らか
の障害、例えば傷などによりそのアドレスへの書き込み
が出来ない場合、そのアドレスを代替え元として代替え
先アドレスへの書き込みを行う。この時、代替え先及び
代替え元のアドレスをメモリ２に記憶させておいて、実
際には代替え先への書き込みは行わずに、ライトコマン
ドを終了させ、その後、メモリ２に記憶させた代替え先
アドレス及び媒体管理領域に書き込む。
異常が起きた代替え元及び代替え先の媒体アドレスをメ
モリに記憶させ、代替え処理及び媒体管理領域への書き
換えを行わずにライト処理コマンドを終了させ、その後
に内部で代替え処理及び媒体管理領域への書き込みを行
い、書き込み処理時間の短縮を図る。 【構成】光ディスク装置３０が上位装置２０からライト
コマンドを受け取った場合、光ディスク媒体の所定のア
ドレスへの書き込みを行うが、そのアドレス内で何らか
の障害、例えば傷などによりそのアドレスへの書き込み
が出来ない場合、そのアドレスを代替え元として代替え
先アドレスへの書き込みを行う。この時、代替え先及び
代替え元のアドレスをメモリ２に記憶させておいて、実
際には代替え先への書き込みは行わずに、ライトコマン
ドを終了させ、その後、メモリ２に記憶させた代替え先
アドレス及び媒体管理領域に書き込む。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置の制御
装置に関し、特に光ディスク媒体へのデータ書き込み時
の代替え処理動作を高速に行う光ディスク制御装置に関
する。
装置に関し、特に光ディスク媒体へのデータ書き込み時
の代替え処理動作を高速に行う光ディスク制御装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】この従来の光ディスク制御装置について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【０００３】図５は従来例の光ディスク制御装置の動作
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
【０００４】光ディスク装置が上位装置からライトコマ
ンド（書き込み命令）を受け取った場合、光ディスク装
置は光ディスク媒体の所定のアドレスへのデータ書き込
み動作を行う（ステップ５０１）。この時光ディスク装
置は、予め光ディスク媒体のディスク構造情報、１次欠
陥管理表、２次欠陥管理表を読み込だ状態になってい
る。そして、この時そのアドレス内で何らかの障害、例
えば、光ディスク媒体上の傷などによりそのアドレス内
のあるセクタへのデータ書き込み処理が正常に行えなか
った場合（ステップ５０２，Ｙｅｓ）、そのセクタを代
替え元アドレスとし、そのセクタへ書き込まれるデータ
と同一のデータを代替え先アドレスとして、その代替え
先アドレスへのデータ書き込み動作を行う（ステップ５
０３）。
ンド（書き込み命令）を受け取った場合、光ディスク装
置は光ディスク媒体の所定のアドレスへのデータ書き込
み動作を行う（ステップ５０１）。この時光ディスク装
置は、予め光ディスク媒体のディスク構造情報、１次欠
陥管理表、２次欠陥管理表を読み込だ状態になってい
る。そして、この時そのアドレス内で何らかの障害、例
えば、光ディスク媒体上の傷などによりそのアドレス内
のあるセクタへのデータ書き込み処理が正常に行えなか
った場合（ステップ５０２，Ｙｅｓ）、そのセクタを代
替え元アドレスとし、そのセクタへ書き込まれるデータ
と同一のデータを代替え先アドレスとして、その代替え
先アドレスへのデータ書き込み動作を行う（ステップ５
０３）。
【０００５】またその後、ＪＩＳ規格で定められた代替
え元アドレス及び代替え先アドレスを２次欠陥管理表に
登録し、光ディスク媒体のユーザーゾーンの始めと終わ
りのそれぞれ二つの欠陥管理領域に、ディスク構造情
報、１次欠陥管理表、２次欠陥管理表を含んだディスク
欠陥構造表を記録する。この時、ディスク構造情報及び
１次欠陥管理表の内容は変わらないが、２次欠陥管理表
が書き変わるのでディスク欠陥構造表の内容も変わるこ
とになる。そして、ライトコマンド終了を上位装置に報
告し（ステップ５０４）、ライトコマンドを終了する。
え元アドレス及び代替え先アドレスを２次欠陥管理表に
登録し、光ディスク媒体のユーザーゾーンの始めと終わ
りのそれぞれ二つの欠陥管理領域に、ディスク構造情
報、１次欠陥管理表、２次欠陥管理表を含んだディスク
欠陥構造表を記録する。この時、ディスク構造情報及び
１次欠陥管理表の内容は変わらないが、２次欠陥管理表
が書き変わるのでディスク欠陥構造表の内容も変わるこ
とになる。そして、ライトコマンド終了を上位装置に報
告し（ステップ５０４）、ライトコマンドを終了する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光ディ
スク制御装置は、上位装置からデータの書き込みを要求
された時、光ディスク媒体の所定のアドレスへデータを
書き込むが、そのアドレス内に不良セクタが有り、デー
タの書き込みが正常に行われない場合、その不良セクタ
を代替え元アドレスとして代替え先アドレスに、その不
良セクタと同一の書き込みデータを書き込む。その後、
２次欠陥管理表を含んだディスク欠陥構造表を記録し、
データ書き込み命令の終了を上位装置に報告する。この
時、代替え元アドレスから代替え先アドレスまでの移動
時間及び代替え先アドレスへのデータの書き込み時間
と、光ディスク媒体のユーザーゾーンの始めと終わりに
それぞれ２カ所あるディスク欠陥構造表の書き込みを行
うため、上位装置からの書き込み命令の処理時間が大幅
に延びてしまうという問題があった。
スク制御装置は、上位装置からデータの書き込みを要求
された時、光ディスク媒体の所定のアドレスへデータを
書き込むが、そのアドレス内に不良セクタが有り、デー
タの書き込みが正常に行われない場合、その不良セクタ
を代替え元アドレスとして代替え先アドレスに、その不
良セクタと同一の書き込みデータを書き込む。その後、
２次欠陥管理表を含んだディスク欠陥構造表を記録し、
データ書き込み命令の終了を上位装置に報告する。この
時、代替え元アドレスから代替え先アドレスまでの移動
時間及び代替え先アドレスへのデータの書き込み時間
と、光ディスク媒体のユーザーゾーンの始めと終わりに
それぞれ２カ所あるディスク欠陥構造表の書き込みを行
うため、上位装置からの書き込み命令の処理時間が大幅
に延びてしまうという問題があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上記の
欠点を解消し、データ書き込み処理時に代替え処理が発
生した場合、代替え元アドレス及び代替え先アドレスを
メモリに記憶し、代替え処理及び媒体管理領域への書き
込みを行わずにデータ書き込み命令の終了を上位装置に
報告することにより、上位装置から見たデータ書き込み
時間を短縮させることにある。
欠点を解消し、データ書き込み処理時に代替え処理が発
生した場合、代替え元アドレス及び代替え先アドレスを
メモリに記憶し、代替え処理及び媒体管理領域への書き
込みを行わずにデータ書き込み命令の終了を上位装置に
報告することにより、上位装置から見たデータ書き込み
時間を短縮させることにある。
【０００８】そのため、本発明の光ディスク制御装置
は、光ディスク媒体へのデータ書き込み処理時における
代替え処理を行う光ディスク制御装置において、光ディ
スク媒体の欠陥管理領域と光ディスク媒体での代替え処
理時の代替え元アドレス及び代替え先アドレスとを記憶
するメモリと、代替え処理を行ったかを示すフラグと、
フラグを判定して上位装置からのアクセスがない間に欠
陥管理領域を書き換えるよう指示を行う指示手段とを有
することを特徴としている。
は、光ディスク媒体へのデータ書き込み処理時における
代替え処理を行う光ディスク制御装置において、光ディ
スク媒体の欠陥管理領域と光ディスク媒体での代替え処
理時の代替え元アドレス及び代替え先アドレスとを記憶
するメモリと、代替え処理を行ったかを示すフラグと、
フラグを判定して上位装置からのアクセスがない間に欠
陥管理領域を書き換えるよう指示を行う指示手段とを有
することを特徴としている。
【０００９】本発明の光ディスク制御装置は、上記指示
手段が、上位装置から書き込み命令が指示され、光ディ
スク媒体へ書き込みを行った際代替え処理が発生した場
合、メモリに代替え元アドレスと代替え先アドレスを記
憶した後にコマンド終了を上位装置に報告し、上位装置
からのアクセスがない間に欠陥管理領域を書き換える手
段を有することを特徴としている。
手段が、上位装置から書き込み命令が指示され、光ディ
スク媒体へ書き込みを行った際代替え処理が発生した場
合、メモリに代替え元アドレスと代替え先アドレスを記
憶した後にコマンド終了を上位装置に報告し、上位装置
からのアクセスがない間に欠陥管理領域を書き換える手
段を有することを特徴としている。
【００１０】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１１】図１は本発明による光ディスク制御装置の
一実施例の構造図、図２は本実施例の光ディスク制御装
置の動作を説明するためのフローチャート、図３は本実
施例の光ディスク制御装置の２次交替管理領域の内容及
び書き込みデータ保存領域のメモリの一例を示す図、図
４は図３の２次交替領域の内容を説明するための図であ
る。
一実施例の構造図、図２は本実施例の光ディスク制御装
置の動作を説明するためのフローチャート、図３は本実
施例の光ディスク制御装置の２次交替管理領域の内容及
び書き込みデータ保存領域のメモリの一例を示す図、図
４は図３の２次交替領域の内容を説明するための図であ
る。
【００１２】図１において、本実施例の光ディスク制御
装置１０は、光ディスク装置３０内の光ディスク媒体の
欠陥管理領域及び光ディスク媒体での代替え処理時の代
替え元アドレスと代替え先アドレスとを記憶するメモリ
２と、代替え処理を行ったかを示すフラグ１と、フラグ
１を判定して上位装置２０からのアクセスがない間に欠
陥管理領域を書き換えるよう指示を行う指示手段３とか
ら構成されている。
装置１０は、光ディスク装置３０内の光ディスク媒体の
欠陥管理領域及び光ディスク媒体での代替え処理時の代
替え元アドレスと代替え先アドレスとを記憶するメモリ
２と、代替え処理を行ったかを示すフラグ１と、フラグ
１を判定して上位装置２０からのアクセスがない間に欠
陥管理領域を書き換えるよう指示を行う指示手段３とか
ら構成されている。
【００１３】次に、この光ディスク装置の動作について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【００１４】まず、図１において、光ディスク装置３０
は、前もって予め光ディスク媒体の欠陥管理領域を読み
込んで、図４で示すように、その欠陥管理領域にある２
次交替管理領域の内容４として、メモリ２上に代替え元
アドレスと代替え先アドレスを作成する。
は、前もって予め光ディスク媒体の欠陥管理領域を読み
込んで、図４で示すように、その欠陥管理領域にある２
次交替管理領域の内容４として、メモリ２上に代替え元
アドレスと代替え先アドレスを作成する。
【００１５】ここで、メモリ２上に作成される２次交替
管理領域の内容４を図１及び図３、図４を参照して説明
する。
管理領域の内容４を図１及び図３、図４を参照して説明
する。
【００１６】メモリ２上の先頭から光ディスク媒体の欠
陥などにより正常なアドレスに書き込みが行えなかった
代替え元アドレスがトラック、セクタの順に入り、その
次に代替え先アドレスがトラック、セクタの順にそれぞ
れＡ，Ｂ，Ｃ，・・・，Ｎと対に入る。この時、メモリ
２上の先端から代替え元アドレスのトラック、セクタが
小さい順にメモリ２上の２次交替管理領域の内容４に作
成される（代替え元アドレスのトラック、セクタＡ，
Ｂ，Ｃ，・・・，Ｎの順）。ここで、代替え元アドレス
のトラック、セクタを小さい順にメモリ２上の先頭から
並べる訳は、上位装置２０により書き込み命令が光ディ
スク制御装置１０に送られた場合、その書き込み命令の
アドレスが、光ディスク装置３０によりライト処理さ
れ、この時そのアドレス内に２次交替管理領域の内容４
で作成された代替え元アドレスがあった場合、実際にデ
ータの書き込みを行う場所は、２次交替管理領域の内容
４で示された代替え先アドレスである為、ライト時に処
理されるアドレス内に代替え元アドレスがあるかどうか
をソートするには、代替え元アドレスのトラック、セク
タが小さい順の方が速く行えるからである（本実施例で
は６０倍程度）。
陥などにより正常なアドレスに書き込みが行えなかった
代替え元アドレスがトラック、セクタの順に入り、その
次に代替え先アドレスがトラック、セクタの順にそれぞ
れＡ，Ｂ，Ｃ，・・・，Ｎと対に入る。この時、メモリ
２上の先端から代替え元アドレスのトラック、セクタが
小さい順にメモリ２上の２次交替管理領域の内容４に作
成される（代替え元アドレスのトラック、セクタＡ，
Ｂ，Ｃ，・・・，Ｎの順）。ここで、代替え元アドレス
のトラック、セクタを小さい順にメモリ２上の先頭から
並べる訳は、上位装置２０により書き込み命令が光ディ
スク制御装置１０に送られた場合、その書き込み命令の
アドレスが、光ディスク装置３０によりライト処理さ
れ、この時そのアドレス内に２次交替管理領域の内容４
で作成された代替え元アドレスがあった場合、実際にデ
ータの書き込みを行う場所は、２次交替管理領域の内容
４で示された代替え先アドレスである為、ライト時に処
理されるアドレス内に代替え元アドレスがあるかどうか
をソートするには、代替え元アドレスのトラック、セク
タが小さい順の方が速く行えるからである（本実施例で
は６０倍程度）。
【００１７】次に、その動作について図１〜図４を参照
して説明する。
して説明する。
【００１８】光ディスク装置３０が上位装置２０からラ
イトコマンドを受け取った場合、光ディスク装置３０は
光ディスク媒体の所定のアドレスへのデータ書き込み動
作を行う（ステップ２０１）。
イトコマンドを受け取った場合、光ディスク装置３０は
光ディスク媒体の所定のアドレスへのデータ書き込み動
作を行う（ステップ２０１）。
【００１９】その時、その光ディスク媒体上の所定の書
き込み動作を行うアドレス内で何らかの障害、例えば、
光ディスク媒体上の傷またはデータ不良などにより、そ
のアドレス内のあるセクタへのデータ書き込み処理が正
常に行えなかった場合（ステップ２０２，Ｙｅｓ）、そ
のセクタを代替え元アドレスとして、そのセクタへ書き
込まれるデータと同一のデータを書き込むアドレスを代
替え先アドレス（光ディスク媒体上の２次交替領域）と
してメモリ２上の２次交替管理領域の内容４に代替え元
アドレスのトラック、セクタを小さい順に記憶しておき
（ステップ２０４）、また、そのセクタへ書き込まれる
データをメモリ２上の図３に示す書き込みデータ保存領
域５に記憶しておく（ステップ２０４）。そして、代替
え処理を行ったことを示すフラグ１を有効にする（ステ
ップ２０３）。また、その他のセクタの書き込みが終わ
ったらライトコマンド終了を上位装置２０に報告する
（ステップ２０５）。そして、指示手段３により、代替
え処理を行ったことを示すフラグ１をチェックして、フ
ラグ１が有効でなければ（ステップ２０６，Ｎｏ）、そ
のまま上位装置２０からのコマンドを受け付けられる状
態となり、フラグ１が有効であれば（ステップ２０６，
Ｙｅｓ）、代替え処理を行う。
き込み動作を行うアドレス内で何らかの障害、例えば、
光ディスク媒体上の傷またはデータ不良などにより、そ
のアドレス内のあるセクタへのデータ書き込み処理が正
常に行えなかった場合（ステップ２０２，Ｙｅｓ）、そ
のセクタを代替え元アドレスとして、そのセクタへ書き
込まれるデータと同一のデータを書き込むアドレスを代
替え先アドレス（光ディスク媒体上の２次交替領域）と
してメモリ２上の２次交替管理領域の内容４に代替え元
アドレスのトラック、セクタを小さい順に記憶しておき
（ステップ２０４）、また、そのセクタへ書き込まれる
データをメモリ２上の図３に示す書き込みデータ保存領
域５に記憶しておく（ステップ２０４）。そして、代替
え処理を行ったことを示すフラグ１を有効にする（ステ
ップ２０３）。また、その他のセクタの書き込みが終わ
ったらライトコマンド終了を上位装置２０に報告する
（ステップ２０５）。そして、指示手段３により、代替
え処理を行ったことを示すフラグ１をチェックして、フ
ラグ１が有効でなければ（ステップ２０６，Ｎｏ）、そ
のまま上位装置２０からのコマンドを受け付けられる状
態となり、フラグ１が有効であれば（ステップ２０６，
Ｙｅｓ）、代替え処理を行う。
【００２０】ここで、代替え処理は、メモリ２上の２次
交替管理領域の内容４に代替え処理を行うアドレス及び
そのアドレスに書き込むデータがあるので、メモリ２上
の代替え先アドレスに書き込みデータ保存領域５に記憶
した代替え元アドレスのセクタへ書き込まれるデータと
同一のデータを書き込む。そして、欠陥管理領域の２次
交替管理領域の内容４に、今回代替え処理を行った代替
え元アドレス及び代替え先アドレスを、代替え元アドレ
スが小さい順にメモリ２上に並ぶよう追加して、光ディ
スク媒体の欠陥管理領域の書き換えを行う（ステップ２
０７）。ここで、指示手段３は、本実施例ではアセンブ
ル言語のコンペア命令で行っている。
交替管理領域の内容４に代替え処理を行うアドレス及び
そのアドレスに書き込むデータがあるので、メモリ２上
の代替え先アドレスに書き込みデータ保存領域５に記憶
した代替え元アドレスのセクタへ書き込まれるデータと
同一のデータを書き込む。そして、欠陥管理領域の２次
交替管理領域の内容４に、今回代替え処理を行った代替
え元アドレス及び代替え先アドレスを、代替え元アドレ
スが小さい順にメモリ２上に並ぶよう追加して、光ディ
スク媒体の欠陥管理領域の書き換えを行う（ステップ２
０７）。ここで、指示手段３は、本実施例ではアセンブ
ル言語のコンペア命令で行っている。
【００２１】また、本実施例では、光ディスク装置３０
が上位装置２０からライトコマンドを受け取った場合、
光ディスク装置３０は光ディスク媒体の所定のアドレス
へのデータ書き込み動作を行うが（ステップ２０１）、
その所定のアドレス内で２次交替管理領域の内容で示さ
れた代替え元アドレスのトラック、セクタがあった場
合、予めメモリ２上の書き込みデータ保存領域５に、そ
のセクタへ書き込まれるデータを記憶しておく。この時
２次交替管理領域の内容４は、もうすでに同一の代替え
元アドレスのトラック、セクタがあったので光ディスク
媒体の欠陥管理領域の書き換えを行う必要は無く、代替
え先アドレスに、メモリ２上の書き込みデータ保存領域
５で示されたデータだけを書き込めばよい。これにより
代替え処理の高速化を図れる。
が上位装置２０からライトコマンドを受け取った場合、
光ディスク装置３０は光ディスク媒体の所定のアドレス
へのデータ書き込み動作を行うが（ステップ２０１）、
その所定のアドレス内で２次交替管理領域の内容で示さ
れた代替え元アドレスのトラック、セクタがあった場
合、予めメモリ２上の書き込みデータ保存領域５に、そ
のセクタへ書き込まれるデータを記憶しておく。この時
２次交替管理領域の内容４は、もうすでに同一の代替え
元アドレスのトラック、セクタがあったので光ディスク
媒体の欠陥管理領域の書き換えを行う必要は無く、代替
え先アドレスに、メモリ２上の書き込みデータ保存領域
５で示されたデータだけを書き込めばよい。これにより
代替え処理の高速化を図れる。
【００２２】また、ライトコマンドを終了させて欠陥管
理領域の書き換えを行っている最中に、上位装置２０か
ら何らかのコマンド、例えば、リードコマンドが来たと
きには、欠陥管理領域の書き換えが終わるまでＳＣＳＩ
インターフェースのＳＣＳＩ信号上のＢＵＳＹ信号をア
クティブにしておく。しかし、実際には上位装置２０か
らのコマンドがすぐに来ることは殆ど無いので、上位装
置２０から見た光ディスク装置は通常（代替え処理の無
い）ライト処理と同じ位の時間である。また、上位装置
２０からライトコマンドを受け取って、光ディスク媒体
の所定のアドレスへのデータ書き込み動作を行う時に、
光ディスク媒体へ正常に書き込みが行え交替処理をしな
い場合は、そのままライトコマンドを終了させれば良
い。
理領域の書き換えを行っている最中に、上位装置２０か
ら何らかのコマンド、例えば、リードコマンドが来たと
きには、欠陥管理領域の書き換えが終わるまでＳＣＳＩ
インターフェースのＳＣＳＩ信号上のＢＵＳＹ信号をア
クティブにしておく。しかし、実際には上位装置２０か
らのコマンドがすぐに来ることは殆ど無いので、上位装
置２０から見た光ディスク装置は通常（代替え処理の無
い）ライト処理と同じ位の時間である。また、上位装置
２０からライトコマンドを受け取って、光ディスク媒体
の所定のアドレスへのデータ書き込み動作を行う時に、
光ディスク媒体へ正常に書き込みが行え交替処理をしな
い場合は、そのままライトコマンドを終了させれば良
い。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク制御装置は、データ書き込み処理時に代替え処理が発
生した場合、代替え元アドレス及び代替え先アドレスを
メモリに記憶し、代替え処理及び媒体管理領域への書き
込みを行わずにデータ書き込み命令の終了を上位装置に
報告することにより、上位装置から見たデータ書き込み
処理時間を短縮できるという効果を奏する。
ク制御装置は、データ書き込み処理時に代替え処理が発
生した場合、代替え元アドレス及び代替え先アドレスを
メモリに記憶し、代替え処理及び媒体管理領域への書き
込みを行わずにデータ書き込み命令の終了を上位装置に
報告することにより、上位装置から見たデータ書き込み
処理時間を短縮できるという効果を奏する。
【図１】本発明による光ディスク制御装置の一実施例の
構成図である。
構成図である。
【図２】本実施例の光ディスク制御装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
るためのフローチャートである。
【図３】本実施例の光ディスク制御装置の２次交替管理
領域の内容及び書き込みデータ保存領域のメモリの一例
を示す図である。
領域の内容及び書き込みデータ保存領域のメモリの一例
を示す図である。
【図４】図３の２次交替領域の内容を説明するための図
である。
である。
【図５】従来例の光ディスク制御装置の動作を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
１ フラグ ２ メモリ ３ 指示手段 ４ ２次交替領域の内容 ５ 書き込みデータ保存領域 １０ 光ディスク制御装置 ２０ 上位装置 ３０ 光ディスク装置
Claims (2)
- 【請求項１】 光ディスク媒体へのデータ書き込み処理
時における代替え処理を行う光ディスク制御装置におい
て、 前記光ディスク媒体の欠陥管理領域と前記光ディスク媒
体での代替え処理時の代替え元アドレス及び代替え先ア
ドレスとを記憶するメモリと、前記代替え処理を行った
かを示すフラグと、前記フラグを判定して上位装置から
のアクセスがない間に前記欠陥管理領域を書き換えるよ
う指示を行う指示手段とを有することを特徴とする光デ
ィスク制御装置。 - 【請求項２】 前記指示手段が、前記上位装置から書き
込み命令が指示され、前記光ディスク媒体へ書き込みを
行った際代替え処理が発生した場合、前記メモリに代替
え元アドレスと代替え先アドレスを記憶した後にコマン
ド終了を前記上位装置に報告し、前記上位装置からのア
クセスがない間に前記欠陥管理領域を書き換える手段を
有することを特徴とする光ディスク制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13171994A JPH087485A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 光ディスク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13171994A JPH087485A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 光ディスク制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH087485A true JPH087485A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15064607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13171994A Pending JPH087485A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 光ディスク制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087485A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9037045B2 (en) | 2011-02-04 | 2015-05-19 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Charge rollers and apparatus including charge rollers |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62141678A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-25 | Canon Inc | 情報記録方法 |
| JPH02113467A (ja) * | 1988-10-22 | 1990-04-25 | Hitachi Ltd | デイスク制御方式 |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP13171994A patent/JPH087485A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62141678A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-25 | Canon Inc | 情報記録方法 |
| JPH02113467A (ja) * | 1988-10-22 | 1990-04-25 | Hitachi Ltd | デイスク制御方式 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9037045B2 (en) | 2011-02-04 | 2015-05-19 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Charge rollers and apparatus including charge rollers |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970708 |