JPH0874762A - スクロール型コンプレッサ - Google Patents
スクロール型コンプレッサInfo
- Publication number
- JPH0874762A JPH0874762A JP21086094A JP21086094A JPH0874762A JP H0874762 A JPH0874762 A JP H0874762A JP 21086094 A JP21086094 A JP 21086094A JP 21086094 A JP21086094 A JP 21086094A JP H0874762 A JPH0874762 A JP H0874762A
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- JP
- Japan
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- scroll
- end plate
- wall
- compressed gas
- scroll wall
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- Pending
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクロール部材の端板とスクロール壁の中央
側端部との境界部分に圧縮ガスにより生じる応力を、圧
縮ガスの漏洩を増大させることなく分散させたスクロー
ル型コンプレッサの提供。 【構成】 端板1aの一面に渦巻状のスクロール壁1b
を形成してなる二つのスクロール部材1を互いに位相を
ずらせて噛み合わせ、一方のスクロール部材をその自転
を阻止しながら公転させ、二つのスクロール部材間の圧
縮ガスを中央部の吐出孔を通して吐出する。そのスクロ
ール部材の端板の反対面にはスクロール壁の中央側端部
の近傍でかつスクロール壁にかからない部分に肉抜きに
よる凹部15を設け、この部分の厚み寸法を他の部分よ
りも減少させる。こうして、圧縮ガスにより生じる応力
を分散させる。端板のうちスクロール壁の中央側端部に
かかった部分の厚み寸法を反対面に形成した肉盛りによ
る凸部により他の部分よりも増加させてもよい。また吐
出孔を端板のうちスクロール壁の中央側端部の近傍でか
つ該スクロール壁にかからない部分に設けてもよい。
側端部との境界部分に圧縮ガスにより生じる応力を、圧
縮ガスの漏洩を増大させることなく分散させたスクロー
ル型コンプレッサの提供。 【構成】 端板1aの一面に渦巻状のスクロール壁1b
を形成してなる二つのスクロール部材1を互いに位相を
ずらせて噛み合わせ、一方のスクロール部材をその自転
を阻止しながら公転させ、二つのスクロール部材間の圧
縮ガスを中央部の吐出孔を通して吐出する。そのスクロ
ール部材の端板の反対面にはスクロール壁の中央側端部
の近傍でかつスクロール壁にかからない部分に肉抜きに
よる凹部15を設け、この部分の厚み寸法を他の部分よ
りも減少させる。こうして、圧縮ガスにより生じる応力
を分散させる。端板のうちスクロール壁の中央側端部に
かかった部分の厚み寸法を反対面に形成した肉盛りによ
る凸部により他の部分よりも増加させてもよい。また吐
出孔を端板のうちスクロール壁の中央側端部の近傍でか
つ該スクロール壁にかからない部分に設けてもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクロール型コンプレッ
サの構造に関する。
サの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコンプレッサは、端板の一面に
渦巻状のスクロール壁を形成してなる二つのスクロール
部材を互いに位相をずらせて噛み合わせ、運転時には一
方のスクロール部材をその自転を阻止しながら円軌道に
沿って公転させる。これにしたがい、二つのスクロール
部材間でガスが圧縮されつつ渦巻きの中央部分へ移動
し、吐出孔を通して吐出室へ吐出される。なお吐出孔は
端板のうちスクロール壁の渦巻きの中央側端部から周辺
側端部へ少しずれた位置に形成されている。
渦巻状のスクロール壁を形成してなる二つのスクロール
部材を互いに位相をずらせて噛み合わせ、運転時には一
方のスクロール部材をその自転を阻止しながら円軌道に
沿って公転させる。これにしたがい、二つのスクロール
部材間でガスが圧縮されつつ渦巻きの中央部分へ移動
し、吐出孔を通して吐出室へ吐出される。なお吐出孔は
端板のうちスクロール壁の渦巻きの中央側端部から周辺
側端部へ少しずれた位置に形成されている。
【0003】運転時には圧縮ガスにより、スクロール壁
の中央側端部の根元部分、即ち、端板とスクロール壁の
中央側端部との境界部分に応力集中が起こる。したがっ
てこの応力集中を考慮し、スクロール壁の中央側端部の
根元部分に凹状態の丸みを設けてこの部分での応力を分
散することが提案されている(例えば、実開平4−52
502号公報参照)。
の中央側端部の根元部分、即ち、端板とスクロール壁の
中央側端部との境界部分に応力集中が起こる。したがっ
てこの応力集中を考慮し、スクロール壁の中央側端部の
根元部分に凹状態の丸みを設けてこの部分での応力を分
散することが提案されている(例えば、実開平4−52
502号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらスクロー
ル壁の中央側端部の根元部分に凹状態の丸みを設けたも
のでは、運転時に中央部分の圧縮室の圧縮ガスがその凹
状態の丸みを通して次の圧縮室に漏洩するため、圧縮効
率の低下及び圧縮ガスの吐出温度の上昇を招く上に、ノ
イズ増大の原因にもなるという問題をもつ。
ル壁の中央側端部の根元部分に凹状態の丸みを設けたも
のでは、運転時に中央部分の圧縮室の圧縮ガスがその凹
状態の丸みを通して次の圧縮室に漏洩するため、圧縮効
率の低下及び圧縮ガスの吐出温度の上昇を招く上に、ノ
イズ増大の原因にもなるという問題をもつ。
【0005】それ故に本発明の課題は、スクロール部材
の端板とスクロール壁の中央側端部との境界部分に圧縮
ガスにより生じる応力を、圧縮ガスの漏洩を増大させる
ことなく分散させたスクロール型コンプレッサを提供す
ることにある。
の端板とスクロール壁の中央側端部との境界部分に圧縮
ガスにより生じる応力を、圧縮ガスの漏洩を増大させる
ことなく分散させたスクロール型コンプレッサを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、端板の
一面に渦巻状のスクロール壁を形成してなる二つのスク
ロール部材を互いに位相をずらせて噛み合わせ、一方の
スクロール部材をその自転を阻止しながら公転させ、二
つのスクロール部材間の圧縮ガスを中央部の吐出孔を通
して吐出するようにしたスクロール型コンプレッサにお
いて、前記端板のうち前記スクロール壁の中央側端部の
近傍でかつ該スクロール壁にかからない部分の厚み寸法
を反対面に形成した凹部により他の部分よりも減少さ
せ、これにより前記圧縮ガスにより生じる応力を分散さ
せたことを特徴とするスクロール型コンプレッサが得ら
れる。
一面に渦巻状のスクロール壁を形成してなる二つのスク
ロール部材を互いに位相をずらせて噛み合わせ、一方の
スクロール部材をその自転を阻止しながら公転させ、二
つのスクロール部材間の圧縮ガスを中央部の吐出孔を通
して吐出するようにしたスクロール型コンプレッサにお
いて、前記端板のうち前記スクロール壁の中央側端部の
近傍でかつ該スクロール壁にかからない部分の厚み寸法
を反対面に形成した凹部により他の部分よりも減少さ
せ、これにより前記圧縮ガスにより生じる応力を分散さ
せたことを特徴とするスクロール型コンプレッサが得ら
れる。
【0007】また本発明によれば、端板の一面に渦巻状
のスクロール壁を形成してなる二つのスクロール部材を
互いに位相をずらせて噛み合わせ、一方のスクロール部
材をその自転を阻止しながら公転させ、二つのスクロー
ル部材間の圧縮ガスを中央部の吐出孔を通して吐出する
ようにしたスクロール型コンプレッサにおいて、前記端
板のうち前記スクロール壁の中央側端部にかかった部分
の厚み寸法を反対面に形成した凸部により他の部分より
も増加させ、これにより前記圧縮ガスにより生じる応力
を分散させたことを特徴とするスクロール型コンプレッ
サが得られる。
のスクロール壁を形成してなる二つのスクロール部材を
互いに位相をずらせて噛み合わせ、一方のスクロール部
材をその自転を阻止しながら公転させ、二つのスクロー
ル部材間の圧縮ガスを中央部の吐出孔を通して吐出する
ようにしたスクロール型コンプレッサにおいて、前記端
板のうち前記スクロール壁の中央側端部にかかった部分
の厚み寸法を反対面に形成した凸部により他の部分より
も増加させ、これにより前記圧縮ガスにより生じる応力
を分散させたことを特徴とするスクロール型コンプレッ
サが得られる。
【0008】また本発明によれば、端板の一面に渦巻状
のスクロール壁を形成してなる二つのスクロール部材を
互いに位相をずらせて噛み合わせ、一方のスクロール部
材をその自転を阻止しながら公転させ、二つのスクロー
ル部材間の圧縮ガスを中央部の吐出孔を通して吐出する
ようにしたスクロール型コンプレッサにおいて、前記吐
出孔を前記端板のうち前記スクロール壁の中央側端部の
近傍でかつ該スクロール壁にかからない部分に設け、こ
れにより前記圧縮ガスにより生じる応力を分散させたこ
とを特徴とするスクロール型コンプレッサが得られる。
のスクロール壁を形成してなる二つのスクロール部材を
互いに位相をずらせて噛み合わせ、一方のスクロール部
材をその自転を阻止しながら公転させ、二つのスクロー
ル部材間の圧縮ガスを中央部の吐出孔を通して吐出する
ようにしたスクロール型コンプレッサにおいて、前記吐
出孔を前記端板のうち前記スクロール壁の中央側端部の
近傍でかつ該スクロール壁にかからない部分に設け、こ
れにより前記圧縮ガスにより生じる応力を分散させたこ
とを特徴とするスクロール型コンプレッサが得られる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるスクロール型
コンプレッサを示す。図示のスクロール型コンプレッサ
は、固定スクロール部材1と可動スクロール部材2とを
含んでいる。これらの固定スクロール部材1及び可動ス
クロール部材2はケーシング3の一端側部分の内部に実
質的に封入されている。
コンプレッサを示す。図示のスクロール型コンプレッサ
は、固定スクロール部材1と可動スクロール部材2とを
含んでいる。これらの固定スクロール部材1及び可動ス
クロール部材2はケーシング3の一端側部分の内部に実
質的に封入されている。
【0010】固定スクロール部材1は、ケーシング3に
固定ボルト4等にて固定された固定端板1aと、この固
定端板1aの一面に一体に形成された固定スクロール壁
1bとを含んでいる。可動スクロール部材2は、後述す
るように駆動される可動端板2aと、この可動端板2a
の一面に一体に形成された可動スクロール壁2bとを含
んでいる。固定スクロール壁1b及び可動スクロール壁
2bはいずれも渦巻状にのびかつ互いに噛み合った状態
にされている。
固定ボルト4等にて固定された固定端板1aと、この固
定端板1aの一面に一体に形成された固定スクロール壁
1bとを含んでいる。可動スクロール部材2は、後述す
るように駆動される可動端板2aと、この可動端板2a
の一面に一体に形成された可動スクロール壁2bとを含
んでいる。固定スクロール壁1b及び可動スクロール壁
2bはいずれも渦巻状にのびかつ互いに噛み合った状態
にされている。
【0011】ケーシング3の他端側部分には、外側にプ
ーリ5が、また内側に主軸6が、それぞれ回転自在に備
えられている。プーリ5にはベルト等を介して自動車エ
ンジンの回転力が与えれる。プーリ5と主軸6との間は
電磁クラッチ7により回転力を掛け外し可能にされてい
る。
ーリ5が、また内側に主軸6が、それぞれ回転自在に備
えられている。プーリ5にはベルト等を介して自動車エ
ンジンの回転力が与えれる。プーリ5と主軸6との間は
電磁クラッチ7により回転力を掛け外し可能にされてい
る。
【0012】主軸6は可動端板2aに公知の構造にて接
続され、回転時に可動スクロール部材2を所定軸心の回
りで回動させる。可動スクロール部材2の自転は回転阻
止機構8にて阻止されている。
続され、回転時に可動スクロール部材2を所定軸心の回
りで回動させる。可動スクロール部材2の自転は回転阻
止機構8にて阻止されている。
【0013】この結果、運転時には、可動スクロール部
材2が自転を阻止されつつ円軌道に沿って公転する。こ
れにしたがい、固定スクロール壁1bと可動スクロール
壁2bとの間でガスが圧縮されつつ渦巻きの中央の圧縮
室9へ移動する。結局、圧縮室9の圧縮ガスは、固定端
板2bに形成した吐出孔11を通して吐出室12へ吐出
される。なおこの圧縮ガスの圧縮原理は周知であるため
説明を省略する。
材2が自転を阻止されつつ円軌道に沿って公転する。こ
れにしたがい、固定スクロール壁1bと可動スクロール
壁2bとの間でガスが圧縮されつつ渦巻きの中央の圧縮
室9へ移動する。結局、圧縮室9の圧縮ガスは、固定端
板2bに形成した吐出孔11を通して吐出室12へ吐出
される。なおこの圧縮ガスの圧縮原理は周知であるため
説明を省略する。
【0014】圧縮ガスが吐出室12から吐出孔11を通
して圧縮室9へ逆流するのを防止するため、最近では、
吐出孔11に逆止弁13を備えている。その逆止弁13
は、吐出孔11の出口側端部に対向したリーフバルブで
あり、圧縮終了時に圧縮ガスの逆流力及び自己の復元力
によって吐出孔の出口側端部を閉じることで圧縮ガスの
逆流を防止する。なお14は逆止弁13のためのバルブ
リテーナである。
して圧縮室9へ逆流するのを防止するため、最近では、
吐出孔11に逆止弁13を備えている。その逆止弁13
は、吐出孔11の出口側端部に対向したリーフバルブで
あり、圧縮終了時に圧縮ガスの逆流力及び自己の復元力
によって吐出孔の出口側端部を閉じることで圧縮ガスの
逆流を防止する。なお14は逆止弁13のためのバルブ
リテーナである。
【0015】さらに図1に加えて図2をも参照して、吐
出孔11は、固定端板1aのうち固定スクロール壁1b
の渦巻きの中央側端部1cの近傍でかつ固定スクロール
壁1bにかからない部分に設ける。なお図2において、
破線11´は従来のスクロール型コンプレッサにおける
吐出孔の位置を示している。
出孔11は、固定端板1aのうち固定スクロール壁1b
の渦巻きの中央側端部1cの近傍でかつ固定スクロール
壁1bにかからない部分に設ける。なお図2において、
破線11´は従来のスクロール型コンプレッサにおける
吐出孔の位置を示している。
【0016】この構造によれば、圧縮ガスにより生じる
応力は分散される。即ち、最大応力点が、固定端板1a
と固定スクロール壁1bの中央側端部1cとの境界部分
と、吐出孔11部分とに分散される。したがって応力集
中による問題は、圧縮効率の低下や圧縮ガスの吐出温度
の上昇やノイズ増大を引起こすことなく、解消される。
応力は分散される。即ち、最大応力点が、固定端板1a
と固定スクロール壁1bの中央側端部1cとの境界部分
と、吐出孔11部分とに分散される。したがって応力集
中による問題は、圧縮効率の低下や圧縮ガスの吐出温度
の上昇やノイズ増大を引起こすことなく、解消される。
【0017】また図3(a),(b)に示すように、固
定端板1a(又は可動端版2a)のうち固定スクロール
壁1b(又は可動スクロール壁2b)の中央側端部1c
の近傍でかつこのスクロール壁にかからない部分の厚み
寸法を反対面に形成した肉抜き等の凹部15により他の
部分よりも減少させてもよい。この構造によっても、圧
縮ガスにより生じる応力は分散される。したがって応力
集中による問題は、圧縮効率の低下や圧縮ガスの吐出温
度の上昇やノイズ増大を引起こすことなく、解消され
る。
定端板1a(又は可動端版2a)のうち固定スクロール
壁1b(又は可動スクロール壁2b)の中央側端部1c
の近傍でかつこのスクロール壁にかからない部分の厚み
寸法を反対面に形成した肉抜き等の凹部15により他の
部分よりも減少させてもよい。この構造によっても、圧
縮ガスにより生じる応力は分散される。したがって応力
集中による問題は、圧縮効率の低下や圧縮ガスの吐出温
度の上昇やノイズ増大を引起こすことなく、解消され
る。
【0018】また図4(a),(b)に示すように、固
定端板1a(又は可動端版2a)のうち固定スクロール
壁1b(又は可動スクロール壁2b)の中央側端部1c
にかかった部分の厚み寸法を反対面に形成した肉盛り等
の凸部16により他の部分よりも増加させてもよい。こ
の構造によっても、圧縮ガスにより生じる応力は分散さ
れる。したがって応力集中による問題は、圧縮効率の低
下や圧縮ガスの吐出温度の上昇やノイズ増大を引起こす
ことなく、解消される。
定端板1a(又は可動端版2a)のうち固定スクロール
壁1b(又は可動スクロール壁2b)の中央側端部1c
にかかった部分の厚み寸法を反対面に形成した肉盛り等
の凸部16により他の部分よりも増加させてもよい。こ
の構造によっても、圧縮ガスにより生じる応力は分散さ
れる。したがって応力集中による問題は、圧縮効率の低
下や圧縮ガスの吐出温度の上昇やノイズ増大を引起こす
ことなく、解消される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスクロー
ル型コンプレッサによれば、スクロール部材の端板とス
クロール壁の中央側端部との境界部分に生じる圧縮ガス
による応力は分散されるので耐久性が向上し、しかも圧
縮ガスの漏洩を増大させることはないため圧縮効率の低
下や圧縮ガスの吐出温度の上昇やノイズ増大を引起こす
虞もない。
ル型コンプレッサによれば、スクロール部材の端板とス
クロール壁の中央側端部との境界部分に生じる圧縮ガス
による応力は分散されるので耐久性が向上し、しかも圧
縮ガスの漏洩を増大させることはないため圧縮効率の低
下や圧縮ガスの吐出温度の上昇やノイズ増大を引起こす
虞もない。
【図1】本発明の一実施例によるスクロール型コンプレ
ッサの縦断面図。
ッサの縦断面図。
【図2】図1のスクロール型コンプレッサの要部の斜視
図。
図。
【図3】本発明の他の実施例によるスクロール型コンプ
レッサの要部としてのスクロール部材を示し、(a)は
要部の断面図、(b)は要部の斜視図。
レッサの要部としてのスクロール部材を示し、(a)は
要部の断面図、(b)は要部の斜視図。
【図4】本発明のさらに他の実施例によるスクロール型
コンプレッサの要部としてのスクロール部材を示し、
(a)は要部の断面図、(b)は要部の斜視図。
コンプレッサの要部としてのスクロール部材を示し、
(a)は要部の断面図、(b)は要部の斜視図。
1 固定スクロール部材 1a 固定端板 1b 固定スクロール壁 2 可動スクロール部材 2a 可動端板 2b 可動スクロール壁 3 ケーシング 9 圧縮室 11 吐出孔 12 吐出室 13 逆止弁 15 凹部 16 凸部
Claims (3)
- 【請求項1】 端板の一面に渦巻状のスクロール壁を形
成してなる二つのスクロール部材を互いに位相をずらせ
て噛み合わせ、一方のスクロール部材をその自転を阻止
しながら公転させ、二つのスクロール部材間の圧縮ガス
を中央部の吐出孔を通して吐出するようにしたスクロー
ル型コンプレッサにおいて、前記端板のうち前記スクロ
ール壁の中央側端部の近傍でかつ該スクロール壁にかか
らない部分の厚み寸法を反対面に形成した凹部により他
の部分よりも減少させ、これにより前記圧縮ガスにより
生じる応力を分散させたことを特徴とするスクロール型
コンプレッサ。 - 【請求項2】 端板の一面に渦巻状のスクロール壁を形
成してなる二つのスクロール部材を互いに位相をずらせ
て噛み合わせ、一方のスクロール部材をその自転を阻止
しながら公転させ、二つのスクロール部材間の圧縮ガス
を中央部の吐出孔を通して吐出するようにしたスクロー
ル型コンプレッサにおいて、前記端板のうち前記スクロ
ール壁の中央側端部にかかった部分の厚み寸法を反対面
に形成した凸部により他の部分よりも増加させ、これに
より前記圧縮ガスにより生じる応力を分散させたことを
特徴とするスクロール型コンプレッサ。 - 【請求項3】 端板の一面に渦巻状のスクロール壁を形
成してなる二つのスクロール部材を互いに位相をずらせ
て噛み合わせ、一方のスクロール部材をその自転を阻止
しながら公転させ、二つのスクロール部材間の圧縮ガス
を中央部の吐出孔を通して吐出するようにしたスクロー
ル型コンプレッサにおいて、前記吐出孔を前記端板のう
ち前記スクロール壁の中央側端部の近傍でかつ該スクロ
ール壁にかからない部分に設け、これにより前記圧縮ガ
スによる生じる応力を分散させたことを特徴とするスク
ロール型コンプレッサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21086094A JPH0874762A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | スクロール型コンプレッサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21086094A JPH0874762A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | スクロール型コンプレッサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0874762A true JPH0874762A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16596304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21086094A Pending JPH0874762A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | スクロール型コンプレッサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0874762A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013100735A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
-
1994
- 1994-09-05 JP JP21086094A patent/JPH0874762A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013100735A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021204 |