JPH0874453A - 金庫の開錠・施錠用赤外線リモコンユニット - Google Patents

金庫の開錠・施錠用赤外線リモコンユニット

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Publication number
JPH0874453A
JPH0874453A JP23426594A JP23426594A JPH0874453A JP H0874453 A JPH0874453 A JP H0874453A JP 23426594 A JP23426594 A JP 23426594A JP 23426594 A JP23426594 A JP 23426594A JP H0874453 A JPH0874453 A JP H0874453A
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JP
Japan
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remote control
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safe
unlocking
switch
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JP23426594A
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Inventor
Taizou Nakamura
胎三 中村
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EIKO KOGYO CO Ltd
EIKO YAMADA KK
Original Assignee
EIKO KOGYO CO Ltd
EIKO YAMADA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はテレビまたはビデオのリモコンスイ
ッチを利用した金庫の開錠・施錠用赤外線リモコンユニ
ットを提供するものである。 【構成】 操作盤の一部に金庫の開錠用のリモコン起動
スイッチを設けたテレビまたはビデオのリモコンスイッ
チと、金庫に設けられた受光部と赤外線コード記憶可能
な受信部とからなるマイクロコンピュータ構成の受信装
置とからなる。金庫の開錠は、リモコンスイッチからの
赤外線コードを該受光部を介して受信し、この受信部が
記憶している暗証コードと合致したときに開錠信号を出
力して行われる。 【効果】 1つのリモコン起動スイッチを設ける以外
は、テレビまたはビデオのリモコンスイッチをそのまま
利用することができるので、外観上から分からず、金庫
の開錠を手軽に、かつ遠隔操作で行うことが可能とな
り、また第3者による開錠が非常に困難となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビまたはビデオ
のリモコンスイッチを利用した金庫の開錠・施錠用赤外
線リモコンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金庫の開錠は、金庫に付設された
ダイアル等を手動により操作し、暗号番号の組合わせを
合致させることにより行われていた。しかし、従来のこ
のような金庫の開錠はダイアル等の手動による操作が非
常に面倒であり、かつ可なりの時間を要し不便であるな
どの問題があった。また、金庫に付設されたダイアル等
を第3者が操作するなどして、偶然に金庫が開錠されて
しまう虞れもあるなどの問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記事情に
鑑みて創案されたもので、この主たる課題は、遠隔操作
が可能など操作上便利で、かつ、第3者による開錠が困
難な金庫の開錠・施錠用赤外線リモコンユニットを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、金庫の開錠をテレビまたはビデオのリモコン
スイッチを利用して行うという手段を採用した。すなわ
ち、本発明は、操作盤の一部に赤外線コードを送信する
リモコン起動スイッチを設けたテレビまたはビデオのリ
モコンスイッチと、金庫に設けられた受光部と、赤外線
コードを記憶可能なメモリを備えた受信部とからなる受
信装置とを具備してなり、上記リモコンスイッチからの
赤外線コードを受光部を介して受信し、予め記憶してい
る暗証コードと合致したときに開錠信号を出力し、金庫
の開錠を可能とすることを特徴とする金庫の開錠・施錠
用赤外線リモコンユニットを提供するものである。
【0005】
【作用】テレビまたはビデオのリモコンスイッチに設け
られたリモコン起動スイッチを押すことにより金庫の受
信装置が起動され、ついでテレビまたはビデオのリモコ
ンスイッチに設けられたデジタル数字を金庫の受信部に
記憶されている暗合番号の順に押すことにより金庫の開
錠を行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係わる金庫の開錠・施錠
用赤外線リモコンユニットの概要を示すブロック図であ
り、カード型のリモコンスイッチ10には、従来公知の
テレビまたはビデオのリモコンスイッチ11と、金庫開
錠のためのリモコン起動スイッチ12が接続された送信
部13とが設けられており、送信部13からの出力信号
に基づき発光部14から赤外線コードが発信されるよう
になっている。
【0007】他方、金庫の受信装置20は、マイクロコ
ンピュータ構成からなっており、コントローラとなる受
信部21と、受光部22と、前記受信部21に接続され
たロック解除装23とが設けられている。そして、前記
リモコンスイッチ10の発光部14から発信された赤外
線コードを受光部22で感知し、これを受信部21に送
り、受信部21で入力された暗証コードの正否が判断さ
れて、入力された暗証コードが予め登録した暗証コード
と一致する場合はロック解除装置23へ信号が送られ、
金庫のロックが解除されるようになっている。
【0008】なお、リモコンスイッチ10は、図2に示
すように、リモコン起動スイッチ12を操作盤に設けた
以外は、公知のテレビ、ビデオ用リモートコントローラ
と全く同一でよく、リモコン起動スイッチ12も、盗用
・盗難防止のため、金庫開錠用のリモコン起動スイッチ
である旨の表示を特に行わず、全く別の表示をしておく
などの処置を施すことができる。
【0009】受信装置20において、受信部21の仕様
例としては、例えば暗証コード登録方法として学習方
式、出力形式としてトランジスター・オープンコレク
タ、またはリレー接点出力、表示方式として赤、緑の切
換え可能な登録モード(LED)、受信確認としてビー
プ音(圧電ブザー)をそれぞれ採用することができる。
【0010】次に、この開錠・施錠用赤外線リモコンユ
ニットの動作について説明する。まず、図3を参照しつ
つ、暗証コードの登録処理について説明する。 [暗証コードの設定]受信部21基板上に設定された登
録スイッチ(図示せず)を押すことにより、暗証コード
の登録設定モードとなる。ここで、登録スイッチは、金
庫起動スイッチと別に設けても、あるいは兼用できるよ
うにしてもよい。
【0011】そして受信部21が登録設定モードになる
と、LEDが点灯しビープ音が鳴って登録モードに切り
替わったことを使用者に知らせる。次に、使用者はリモ
ートスイッチ10のリモコン起動スイッチ12を投入
し、暗証コード(本実施例では8桁のコード)を順次押
していく。この暗証コードは、上記リモコン起動スイッ
チ12を除いたすべてのボタンを使用することができる
ようになっている。しかし、登録モード中は、有効な赤
外線コードが30秒以内に入力されないときは、自動的
に解除され、リモコンスイッチ10はテレビ・ビデオリ
モコンモードに戻る。
【0012】このようにして入力された8桁の暗証コー
ドは、リモコン起動スイッチ12の投入により、一括し
て受信部21へ送られ、メモリMに記憶される。上記暗
証コードが入力されると、ビープ音が出力され、使用者
は上記入力が行われたことを確認できる。次ぎに、使用
者は、リモコン起動スイッチ12を押し、再度(2度
目)の暗証コードを押し、リモコン起動スイッチ12を
投入して、受信部21へ2度目の暗証コードを送信し、
前記メモリMに記憶させる。
【0013】そして、受信部21では、暗証登録判定手
段21aにより、1回目に入力された暗証コードと2回
目に入力された暗証コードとが同一か否か判定し、同一
の場合には一致したことを知らせるビープ音を出力し、
暗証コードとしてメモリMに正式に登録する。登録が完
了するとLEDが消灯し、終了する。
【0014】また、1回目と2回目で暗証コードが異な
る場合には、不一致を知らせるビープ音を出力し、LE
Dが消灯して終了する。これにより、1回目に入力され
たコードと確認のため2回目に入力されたコードの照合
を行い、一致したときに新たに暗証コードとし記憶する
が、不一致のときは、改めて最初から登録処理を行うこ
ととなる。
【0015】次に、開錠手順について図4を参照して説
明する。 [開錠手順]金庫側に設けられた金庫起動スイッチ24
を投入すると、受信装置20が起動し、LEDが点灯し
ビープ音が鳴って動作の確認を行う。次ぎに、使用者
は、リモコンスイッチ10のリモコン起動スイッチ12
を投入し、各種テレビ・ビデオリモコンボタンを利用し
て、前記の手順で予め登録してある暗証コードを押す。
【0016】次いで、リモコン起動スイッチ12を投入
して、上記暗証コードを送信し、金庫側の受信部21へ
入力させ、動作確認のLEDが消灯する。受信部21に
入力された暗証コードは、開錠判定手段21bでメモリ
Mに記憶されている登録された暗証コードと同一か否か
が判定され、同一の場合には、LEDが点灯して一致を
知らせ、またブザーから一致を知らせるビープ音が鳴
る。次いで、開錠信号が出力されて、金庫のロック解除
機構23のソレノイドが励磁されて吸引されロックが解
除される。そして、確認用のLEDが消灯して手順が終
了する。
【0017】暗証コードが一致しない場合には、ブザー
が不一致のビープ音を鳴らし、入力あれた暗証コードを
記憶せずリセットし、また5分間誤り操作があったこと
を記憶するが、コードの判定は実行可能とする。そこ
で、再び始めに戻り金庫起動スイッチを押し、同様の手
順で暗証コードを再入力してリモコン起動スイッチ12
を押して暗証コードを送信する。この入力された暗証コ
ードが登録された暗証コードと一致するか否かを再度開
錠判定手段21bで判定する。
【0018】そして、第2回目と第3回目までは同様に
実行し誤り操作のカウントは、その都度5分間更新す
る。このように暗証コードを複数回(本実施例では4
回)入力し、一致するか否か判定する。第1回目の誤り
から15分間以内に4回の誤りが発生したときは、4回
目の誤り発生時点から起算して15分間システムを停止
するタイマーロックを行って終了する。なお、誤りのカ
ウントは記憶している暗証コード以外の赤外線データ入
力があったときは、全て無効コードとし、誤りコードと
してカウントする。誤りのカウント中に、赤外線データ
が無く、待受けとなったときは、誤りカウントとはしな
い。これらの仕様は、適宜設計変更することができるこ
と勿論である。
【0019】ここで、金庫の受信装置が起動した後、2
0秒以内に受信された赤外線コードが、記憶しているコ
ードの全て(数字配列および桁数)と一致したときは、
ビープ音を長出力により表示後、開錠信号を出力する。
起動後、20秒以内に受信コードの入力がないときは、
または、記憶している暗証コードと不一致のときは、ビ
ープ音を出力し、20秒を過ぎて暗証コードの受信がな
いときは、自動的に「待受動作」に移行する。
【0020】上記処理において、登録した暗証コードと
不一致が生じたときは、誤りコード1回として合計で1
5分間記憶するが、赤外線コードの受信がなく待受動作
となったときは、誤りコードのカウントは行わない。リ
モコンスイッチ側の各種ボタンの投入により8つのボタ
ンが押されて8桁の暗証コードが一括で送信されると、
有効コードの桁数および配列が一致したときに、確認の
ビープ音およびLEDの点灯があり、開錠信号が出力さ
れ、施錠装置が開錠される。
【0021】[開錠手順誤りの場合の処理]開錠手順の
誤りは、4回まで受付動作を行うが、4回目の手順に誤
りが発生したときは、その時点から起算して15分間
は、システムを停止し、一切の動作を行わない。誤りの
カウント方法は、以下の通りとする。第1回目に受付け
た赤外線コードで不一致が生じたときは、5分間誤り操
作があったことを記憶するが、有効コードの判定は実行
可能とする。第2回目と第3回目までは、同様に実行し
誤り操作のカウントは、その都度、5分間更新する。
【0022】都合、第1回目誤りから15分間以内に4
回の誤りが発生したときは、4回目の誤り発生時点から
起算し15分間、システムを停止する。誤りのカウント
は、記憶している暗証コード以外の赤外線データ入力が
あったときは、すべて無効コードとし、誤りコードとし
てカウントする。誤りのカウント中に、赤外線データが
無く、待受けとなったときは、誤りカウントとはしな
い。
【0023】[暗証コードの更新]暗証コードの更新
は、図4に示した暗証コードの設定の手順と同様の操作
によって実行される。そして、2回入力された暗証コー
ドが一致した場合には、一致を示すビープ音を発し、メ
モリにすでに記憶(登録)されている暗証コードを完全
にクリアー(消去)し、今回入力された新しい暗証コー
ドを記憶(登録)する。登録終了後にLEDが消灯して
終了する。1回目と2回目の暗証コードが不一致のとき
は、不一致を示すビープ音を発し、メモリにすでに記憶
(登録)されている暗証コードのクリアーは行わず、L
EDが消灯して終了する。
【0024】[異常処理]以下のように、受信側内部に
おいてハードウエアーおよびソフトウエアーによる処理
が不能となったときは、特別の機械的処理により開錠す
ることもできるようにすることが好ましい。なお、この
機械的処理は図1に示す赤外線利用の機構とは別に従来
の手動による開錠機構を設け、これを図1の機構との組
合わせ、または単独で開錠を可能とするものである。 (a)ハードウエアーの故障。 (b)暗証番号忘れにより、開錠できないとき。 (c)可視光、または赤外線の外乱等により通信能力を
著しく乱す特殊な環境において動作不能になったとき。 (d)外的要因により、開錠に必要な機器が破損され開
錠不能になったとき。
【0025】
【発明の効果】本発明の金庫の開錠・施錠用赤外線リモ
コンユニットによれば、システム起動スイッチを別途設
ける以外は、テレビまたはビデオのリモコンスイッチを
そのまま利用することができるので、金庫の開錠を手軽
に、かつ遠隔操作で行うことが可能となり、操作上便利
となる。また第3者は開錠操作が分からず開錠が非常に
困難となるなど、顕著な作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる金庫の開錠・施錠用赤外線リモ
コンユニットの概要を示すブロック図である。
【図2】本発明に係わる金庫の開錠・施錠用赤外線リモ
コンユニットの内のリモコンスイッチの操作盤を示す平
面図である。
【図3】本発明に係わる金庫の開錠・施錠用赤外線リモ
コンユニットの暗証コードの登録処理の手順を示す処理
フロー図である。
【図4】本発明に係わる金庫の開錠・施錠用赤外線リモ
コンユニットの開錠手順を示す処理フロー図である。
【符号の説明】
10…リモコンスイッチ側 11…リモコンスイッチ 12…システム起動スイッチ 13…送信部 14…発光部 20…金庫側 21…受信部 22…受光部 23…ロック解除機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作盤の一部に赤外線コードを送信する
    リモコン起動スイッチを設けたテレビまたはビデオのリ
    モコンスイッチと、 金庫に設けられた受光部と、赤外線コードを記憶可能な
    メモリを備えた受信部とからなる受信装置とを具備して
    なり、上記リモコンスイッチからの赤外線コードを受光
    部を介して受信し、予め記憶している暗証コードと合致
    したときに開錠信号を出力し、金庫の開錠を可能とする
    ことを特徴とする金庫の開錠・施錠用赤外線リモコンユ
    ニット。
  2. 【請求項2】 受信装置が、リモコンスイッチから複数
    回連続して送信された暗証コードが同一の場合に暗証コ
    ードとしてメモリに登録し、該登録された暗証コードと
    同一の暗証コードが入力されると開錠信号を出力してな
    ることを特徴とする請求項1に記載の金庫の開錠・施錠
    用赤外線リモコンユニット。
  3. 【請求項3】 リモコンスイッチがカード型からなって
    おり、多数のテレビ、ビデオ制御用のスイッチと、1つ
    のリモコン起動スイッチを有してなることを特徴とする
    請求項1に記載の金庫の開錠・施錠用赤外線リモコンユ
    ニット。
JP23426594A 1994-09-02 1994-09-02 金庫の開錠・施錠用赤外線リモコンユニット Ceased JPH0874453A (ja)

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JP23426594A JPH0874453A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 金庫の開錠・施錠用赤外線リモコンユニット

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JPH0874453A true JPH0874453A (ja) 1996-03-19

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JP23426594A Ceased JPH0874453A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 金庫の開錠・施錠用赤外線リモコンユニット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100936773B1 (ko) * 2009-05-29 2010-01-15 (주)링크일렉트로닉스 도난방지기능을 갖는 휴대형 전자식 잠금장치

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