JPH087418Y2 - 天体表示装置 - Google Patents

天体表示装置

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JPH087418Y2
JPH087418Y2 JP1990017074U JP1707490U JPH087418Y2 JP H087418 Y2 JPH087418 Y2 JP H087418Y2 JP 1990017074 U JP1990017074 U JP 1990017074U JP 1707490 U JP1707490 U JP 1707490U JP H087418 Y2 JPH087418 Y2 JP H087418Y2
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light
constellation
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transmitting
plate
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JP1990017074U
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JPH03108279U (ja
Inventor
勝 松野
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デイエツクスアンテナ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、部屋の天井などに設置して用い、天体の
位置や運動を知るための天体表示装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の天体表示装置として、例えば、実願昭
62−305395号がある。その天体表示装置は、不透光性の
板状材料で形成された星座盤に、天体に対応した多数の
透孔を穿設し、この星座盤の下面にこれらの透孔に関連
する星座図形を描き、乱反射性の下面を有する天蓋の下
方に、回転可能にかつ昇降可能に上記星座盤を設け、上
記星座盤の側方における星座板の上昇位置と下降位置と
の中間の高さ位置に光源を設けてなるものである。
この天体表示装置では、星座板を上昇位置として光源
を点灯すると、下方から星座盤の下面が照明されて星座
図形を観察でき、星座盤を下降位置とすると、光源から
の光が天蓋で乱反射され、星座盤の上面を照明するか
ら、下方から星座盤の透孔から出る光を天体として観察
できる。また星座盤を回転させると天体の動きを観察で
きる。
前記従来の天体表示装置においては、光源からの光が
各天体に対応する透孔を同様に通過して下方へ出るた
め、どの天体も透孔の大きさに応じた一定の光を放つも
のとして観察される変化のないものであった。
実際の夜空の星は、個々に瞬いて見える時が多い。こ
の星の瞬く状態を表わすことができる従来の天体表示装
置として、特願昭63−54646号がある。その天体表示装
置における星の瞬く状態を表わす構成は、前述した星座
盤に相当するものの天体に対応する透孔にそれぞれ光フ
ァイバーを介して特定の光源から光を供給し、その光源
を点滅させるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の天体表示装置において、星が瞬く状態を表わす
ために光源を点滅させると、一定の光源から光を供給さ
れている天体に対応する透孔は同時に点滅することにな
り、不規則な現実の夜空の星の瞬きとは異なる。光ファ
イバーを用いたものでは多数の光ファイバーをいくつか
に分けて夫々に光源を設けて別々に点滅させれば、現実
の星の瞬きに近いものとなる。しかし、光ファイバーを
用いる構成は複雑でコストが高くなる問題がある。
この考案は、星の瞬きを現実のものに近いように表現
できる構成の天体表示装置を安価に提供することを課題
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の手段は、不透光性の板状材料で形成され天
体に対応した多数の小透光部を有し下面にこれらの小透
光部に関連する星座図形が画かれている星座盤を、回転
軸の下端に支持して回転駆動部により回転するように設
け、前記星座盤の上面を照明するように光源を設け、前
記星座盤と光源との間に部分的に透光部を形成された遮
光板を星座盤と相対的に回転するように設けてなる天体
表示装置において、その遮光板の遮光部の全部又は部分
が半透光性材料で形成されていることを特徴とする。
前記遮光板は、星座盤と同軸的に回転するように設け
られ、前記遮光板の透光部が、前記星座盤の特定の小透
光部に対応する部分を有しその部分が前記星座盤と前記
遮光板との相対的な回転の方向に沿った細長い円弧状に
形成されているものであってもよい。
〔作用〕
遮光板の遮光部の全部が半透光性材料で形成されてい
る場合は、光源からの光は、遮光板の透光部を通って星
座盤に到達する比較的強い光と、半透光性の遮光板を通
って星座盤に到達する比較的弱い光とのいずれかとなっ
て部分的に異なる状態に星座盤の上面を照明する。そし
て星座盤と遮光板とは相対的に回転して相互の位置関係
が変化するから、星座盤の上面の照明される状態が変化
する。従って、星座盤の天体に対応する小透光部の各々
には強い光が到達したり弱い光が到達したりするので、
星座盤の下面から観察すると天体の明るさが変化して見
える。その変化の状態は前記回転の速度が一定であって
も、透光部の大きさや形状に変化をもたせることによっ
て1回転の範囲内で個々の天体の明るさの変化するタイ
ミングや周期の異なる状態が得られる。そして、透光部
を有する遮光板の部分が半透光性材料で形成され残りの
部分が不透光性材料で形成されている場合は、天体を表
示する光を強弱に変化させると共に光のない状態にも変
化させることができる。
また、星座盤と遮光板とが同軸的に回転するものであ
るとき透光部をその回転に沿った細長い円弧状の例えば
長孔として特定の天体を表示する小透光部に対応させて
設けたときは、長孔に対応してその天体が所定期間強く
光り続ける状態が得られる。
〔実施例〕
第1実施例を第1図乃至第4図に示す。図において、
1は星座盤、2は回転駆動部、3は光源、4は遮光板で
ある。
星座盤1は、不透光性の板状材料で円形に形成され、
天体に対応した多数の小透光部10として孔を穿設され、
その下面に第4図に示すような小透光部10に関連する星
座図形30が北極星31を中心にして画かれている。図中32
は銀河である。星座盤1は回転可能に設けられている鉛
直な軸11の下端に中心部(北極星31の位置)をねじ42に
よって取付けられている。図中、12は天蓋であり、下方
に開口した容器状に形成され内面を乱反射性の面に形成
され、この天蓋12の天井面中央にフランジ付支柱13がそ
のフランジ部で取付けられ、その支柱13の下端に前記軸
11が回転可能に支持されている。14はベアリング、15は
ベアリングケースであり、軸11の上端部を回転可能に支
柱13に支持している。
回転駆動部2は、第1図及び第2図に示すように、支
柱13に支持したギヤボックス16に固定したモータ17とそ
の回転を伝達するギヤ18、19とからなり、モータ17の出
力軸20の回転がギヤ18、19、軸11を介して星座盤1に与
えられる。
光源3は、例えば環状蛍光灯が用いられ、星座盤1の
上方の天蓋12内に設けられている。
遮光板4は、第3図に示すように、半透光板材で星座
盤1と同じ外径の円板に形成され、大小多数の貫通孔を
穿設した遮光部21を形成されている。透光部21は、遮光
板4の全域に分散している。この遮光板4は、星座盤1
の上側に接近して同軸的に配置され、軸11に回転可能に
軸受22を介して支持されたギヤ23のボス部24に止めねじ
で取付けてある。図中29はボス部24をギヤボックス16に
支持する軸受である。ギヤ23はいくつかのギャ25とアイ
ドル軸26に設けたギヤ27、28と前記出力軸20のギヤ18を
介してモータ17によって回転駆動されるようになってお
り、これによって遮光板4は星座盤1と同軸的に回転
し、その回転が星座盤1と反対になるようにしてある。
このように構成された天体表示装置は、第1図に示す
ように、光源3から出た光の一部が遮光板4で減光さ
れ、その減光された弱い光と、透光部21を通る減光され
ていない比較的強い光とが星座盤1上面に達して天体に
対応する小透光部10から下方へ出る。星座盤1と遮光板
4とは相対的に回転しているから、小透光部10の各々は
星座盤1の下面から見ると明るくなったり薄暗くなった
り変化して瞬いているように見える。
第2実施例を第5図を用いて説明する。この実施例の
第1実施例と異なる点は、遮光板4の代りに遮光板4aを
用いてある点のみである。
遮光板4aは、遮光部21の一部のものを円弧状の細長い
長孔からなる透光部21aに置き換えたものであり、透光
部21aの各々は、第4図におけるかに座30aの4個の天体
に対応しており、同時に輝きそして同時に消えるように
両端位置を決めて設けてある。すなわち、星座盤1に対
して遮光板4aが回転してかに座30aに対応する小透光部1
0aの上側に透光部21aの一端21bが位置するようになった
とき、4個の小透光部10aが同時に各透光部21aを通る光
を受けて輝くようになり、その状態が一定の回転角だけ
続き、次に各透光部21aの他端21cが各小透光部10a上に
達して次の瞬間に同時に薄暗くなるようになっている。
この構成によれば、かに座30aの4個の星が一定期間
強調されて表示される。
上記実施例において、遮光板4、4aは半透光性材料で
形成し透光部21、21aを孔の形で設けたものを示した
が、場合によっては遮光板に透光部と半透光部と光を通
さない遮光部とを設けた構成としてもよい。なお、透光
部は印刷又は塗装などによって設けるか又は不透光性シ
ートを貼付けることによって設けてもよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば、星座盤によって表示される星が、
星座盤に対して相対的に回転し透光部を有する遮光板に
よって輝いたり消えたりするように表示できるから、夜
空に星が瞬いているような効果が得られる。
また、その構成は従来のように光ファイバを用いて複
数の光源を用いるという複雑なものでなく、回転する遮
光板を設けるという簡単なものであるから、安価に提供
できる効果が得られる。
また、遮光板の透光部が星座盤の特定の小透光部に対
応する部分を有しその部分を回転方向に沿った細長い円
弧状に形成したときは、特定の星を強調して表示するこ
とができる。
また、遮光板を不透光部と、半透光部と、透光部とで
構成すると、星の瞬く状態がより変化に富んだものとな
り、より自然の星の瞬きに近くなる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例の主要部を示す部分縦断部
分正面図、第2図は同実施例の回転駆動部の縦断面拡大
正面図、第3図は同実施例の遮光板の平面図、第4図は
同実施例の星座盤の下面を縮小して表わした概略底面
図、第5図は第2実施例の遮光板の平面図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】不透光性の板状材料で形成され天体に対応
    した多数の小透光部を有し下面にこれらの小透光部に関
    連する星座図形が画かれている星座盤を、回転軸の下端
    に支持して回転駆動部により回転するように設け、前記
    星座盤の上面を照明するように光源を設け、前記星座盤
    と光源との間に部分的に透光部を形成された遮光板を星
    座盤と相対的に回転するように設けてなる天体表示装置
    において、その遮光板の遮光部の全部又は部分が半透光
    性材料で形成されていることを特徴とする天体表示装
    置。
  2. 【請求項2】請求項(1)に記載の天体表示装置におい
    て、前記遮光板が、星座盤と同軸的に回転するように設
    けられ、前記遮光板の透光部が、前記星座盤の特定の小
    透光部に対応する部分を有しその部分が前記星座盤と前
    記遮光板との相対的な回転の方向に沿った細長い円弧状
    に形成されていることを特徴とする天体表示装置。
JP1990017074U 1990-02-21 1990-02-21 天体表示装置 Expired - Lifetime JPH087418Y2 (ja)

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JP1990017074U JPH087418Y2 (ja) 1990-02-21 1990-02-21 天体表示装置

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JP1990017074U JPH087418Y2 (ja) 1990-02-21 1990-02-21 天体表示装置

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JPH03108279U JPH03108279U (ja) 1991-11-07
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4104844B2 (ja) * 2001-10-17 2008-06-18 コニカミノルタプラネタリウム株式会社 プラネタリウムおよび星野投映原板
JP5258255B2 (ja) * 2007-10-19 2013-08-07 株式会社五藤光学研究所 プラネタリウムにおける恒星の瞬き装置
JP7330651B2 (ja) * 2021-01-19 2023-08-22 株式会社セガトイズ 映像表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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