JPH0872902A - 袋状容器の開閉部 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、弾性板材を用いた袋状容器の開
閉部内側面に消臭芳香作用を持つ弾性材を、それぞれ装
着した安全で便利な袋状容器の開閉部を提供する。 【構成】 弾性板材（４）を用いた袋状容器（３）の開
閉部（１）の内側面に、袋状容器閉時、弾性板材（４）
を外側面方向に湾曲させる作用を持ち、且つ消臭芳香作
用を持つ弾性材（２）を装着することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、袋状容器の開閉部に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、袋状容器の開閉部には、弾性板
材、ファスナー、マジックテープ、ボタン等が使われて
いた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これらには次のような
欠点があった。 （イ）片手で開きにくかった。 （ロ）隙間ができ中の物が漏れることがあった。 （ハ）袋状容器の中に入れた物の匂いが外に漏れた。 本発明は、これらの欠点を解決するためになされたもの
である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】弾性板材（４）を用いた
袋状容器（３）の開閉部（１）の内側面に、袋状容器閉
時、弾性板材（４）を外側面方向に湾曲させる作用を持
ち、且つ消臭芳香作用を持つ弾性材（２）を装着する。
本発明は、以上のような構成よりなる袋状容器の開閉部
である。

【０００５】

【作用】開閉部（１）の内側面に、装着した弾性材
（２）は、袋状容器閉時は、弾性板材（４）を外側面方
向に湾曲させる作用を持つ。また弾性材（２）は各々が
開閉部の外側方向に湾曲する性質により片手で容易に開
くことができる。また、密閉度があるため中身がこぼれ
ることもなく、消臭芳香作用により匂いも漏れない。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。弾
性板材（４）を用いた袋状容器（３）の開閉部（１）の
内側面に、袋状容器閉時、弾性板材（４）を外側面方向
に湾曲させる作用を持ち、且つ消臭芳香作用を持つ弾性
材（２）を装着する。本発明は以上のような構造で、こ
れを使用するときは、開閉部（１）の両端を片手で押す
ことにより容易に開くことができ、また密閉度が高いの
で中身がこぼれることがなく、匂いも外に漏れることが
ない。本発明の開閉部を利用して効果がある袋状容器の
実施例として、タバコの吸い殻を入れる携帯用の灰皿、
眼鏡ケース、小銭入れ、小物入れ等がある。

【０００７】

【発明の効果】ポケットやバッグに入れておいても中身
がこぼれたり匂いが漏れたりすることがないので、安心
して携帯することができ、極めて安全で便利である。タ
バコの吸い殻入れに用いた場合、携帯する人が増えるこ
とにより、タバコの投げ捨ての減少にもつながる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の閉じた状態の斜視図

【図２】 本発明の開いた状態の斜視図

【符号の説明】

１は開閉部 ４は弾性板材 ２は弾性材 ３は袋状容器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 弾性板材（４）を用いた袋状容器
   （３）の開閉部（１）の内側面に、袋状容器閉時、弾性
   板材（４）を外側面方向に湾曲させる作用を持ち、且つ
   消臭および芳香作用をもつ弾性材（２）を装着したこと
   を特徴とする袋状容器の開閉部。