JPH087267Y2 - プレートフィン型熱交換器 - Google Patents
プレートフィン型熱交換器Info
- Publication number
- JPH087267Y2 JPH087267Y2 JP7124490U JP7124490U JPH087267Y2 JP H087267 Y2 JPH087267 Y2 JP H087267Y2 JP 7124490 U JP7124490 U JP 7124490U JP 7124490 U JP7124490 U JP 7124490U JP H087267 Y2 JPH087267 Y2 JP H087267Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate fin
- heat exchange
- heat exchanger
- fluid
- fin type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は石油、化学、エネルギー分野において廃ガス
等の高温流体のエネルギーを回収して有効利用するため
に用いるプレートフィン型熱交換器に関するものであ
る。
等の高温流体のエネルギーを回収して有効利用するため
に用いるプレートフィン型熱交換器に関するものであ
る。
［従来の技術］ この種プレートフィン型熱交換器は、第６図に一例を
示す如く、コルゲート板からなるプレートフィン１と、
隔離板２とを交互に積層してろう付けし、各層ごとにプ
レートフィン１と隔離板２との間に形成される空間部
を、交互に、高温側流路３と低温側流路４とし、一方の
ヘッダ７の高温側流体入口９から導入した高温流体５
を、上記高温側流路３を通して他方のヘッダ８の高温側
流体出口10より排出させるようにすると共に、他方のヘ
ッダ８の低温側流体入口11から導入した低温流体６を、
上記低温側流路４を通して一方のヘッダ７の低温側流体
出口12より排出させるようにし、上記高温側流路３内を
流れる高温流体５と低温側流路４内を流れる低温流体６
とがプレートフィン１及び隔離板２を介し間接的に接触
させられて熱交換されるようにしてある。
示す如く、コルゲート板からなるプレートフィン１と、
隔離板２とを交互に積層してろう付けし、各層ごとにプ
レートフィン１と隔離板２との間に形成される空間部
を、交互に、高温側流路３と低温側流路４とし、一方の
ヘッダ７の高温側流体入口９から導入した高温流体５
を、上記高温側流路３を通して他方のヘッダ８の高温側
流体出口10より排出させるようにすると共に、他方のヘ
ッダ８の低温側流体入口11から導入した低温流体６を、
上記低温側流路４を通して一方のヘッダ７の低温側流体
出口12より排出させるようにし、上記高温側流路３内を
流れる高温流体５と低温側流路４内を流れる低温流体６
とがプレートフィン１及び隔離板２を介し間接的に接触
させられて熱交換されるようにしてある。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、上記従来のプレートフィン型熱交換器の場
合、プレートフィン１と隔離板２とを交互に重ねて一体
にろう付けしているので、内部検査を各層毎に行うこと
ができず、内部ろう付け不良があると、全体的に使用で
きなくなってしまう問題がある。
合、プレートフィン１と隔離板２とを交互に重ねて一体
にろう付けしているので、内部検査を各層毎に行うこと
ができず、内部ろう付け不良があると、全体的に使用で
きなくなってしまう問題がある。
そこで、本考案は、各層毎に内部検査を行うことがで
きるようにし、内部ろう付け不良があったとしてもそれ
を除外して全体を構成することにより信頼性の向上を図
ることができるようにしようとするものである。
きるようにし、内部ろう付け不良があったとしてもそれ
を除外して全体を構成することにより信頼性の向上を図
ることができるようにしようとするものである。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、上記課題を解決するために、プレートフィ
ンを隔離板により挟むと共に該隔離板の端縁部を閉塞
し、且つ上記隔離板の両端部の中央から外れた位置に、
流体流出入用のマニホールドをそれぞれ設けて、内部に
上記両端部のマニホールドと連通する流体流路を単層形
成した熱交換用ユニットを構成し、更に、該熱交換用ユ
ニットを、上記マニホールドの位置が一層置きに一致す
るよう勝手反対に所要段積層し接合してなる構成とす
る。
ンを隔離板により挟むと共に該隔離板の端縁部を閉塞
し、且つ上記隔離板の両端部の中央から外れた位置に、
流体流出入用のマニホールドをそれぞれ設けて、内部に
上記両端部のマニホールドと連通する流体流路を単層形
成した熱交換用ユニットを構成し、更に、該熱交換用ユ
ニットを、上記マニホールドの位置が一層置きに一致す
るよう勝手反対に所要段積層し接合してなる構成とす
る。
［作用］ プレートフィンと隔離板により内部に流体流路を単層
に形成した熱交換用ユニットを用いるので、熱交換用ユ
ニット毎に内部検査を行うことができ、検査に合格した
ものだけを積層することにより信頼性の向上を図ること
ができる。
に形成した熱交換用ユニットを用いるので、熱交換用ユ
ニット毎に内部検査を行うことができ、検査に合格した
ものだけを積層することにより信頼性の向上を図ること
ができる。
［実施例］ 以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
第１図乃至第３図は本考案の一実施例を示すもので、
コルゲート板からなるプレートフィン１を隔離板２によ
って両面から挟んでろう付けにより一体化させると共
に、該両隔離板２の対向する端縁部を閉塞し、且つ上記
隔離板２の長手方向両端部の中央から外れた位置に、流
体を流出入させるためのマニホールド13を設けて、内部
に上記両端部のマニホールド13と連通する流体流路14を
単層形成した熱交換用ユニット15を構成し、該熱交換用
ユニット15を、上記各マニホールド13の位置が一層置き
に一致するように勝手反対に、伝熱性接着剤16を介して
所要段積層し接合してなる構成とする。なお、上記熱交
換用ユニット15を重ね合わせたときに、一層置きの熱交
換用ユニット15のマニホールド13が連通するように、第
３図に示す如く、マニホールド13の周縁部にはシール部
13′が突設加工してある。
コルゲート板からなるプレートフィン１を隔離板２によ
って両面から挟んでろう付けにより一体化させると共
に、該両隔離板２の対向する端縁部を閉塞し、且つ上記
隔離板２の長手方向両端部の中央から外れた位置に、流
体を流出入させるためのマニホールド13を設けて、内部
に上記両端部のマニホールド13と連通する流体流路14を
単層形成した熱交換用ユニット15を構成し、該熱交換用
ユニット15を、上記各マニホールド13の位置が一層置き
に一致するように勝手反対に、伝熱性接着剤16を介して
所要段積層し接合してなる構成とする。なお、上記熱交
換用ユニット15を重ね合わせたときに、一層置きの熱交
換用ユニット15のマニホールド13が連通するように、第
３図に示す如く、マニホールド13の周縁部にはシール部
13′が突設加工してある。
上述したように、本考案においては、プレートフィン
１と隔離板２とにより内部に流体流路14を単層形成した
熱交換用ユニット15を積層させるようにしたので、積層
させる前の段階で、各熱交換用ユニット15を単層で独立
して内部検査することができる。したがって、この内部
検査によりろう付け不良が検出されれば、その熱交換用
ユニット15を除外し、検査に合格したものだけを積層す
ることにより信頼性の向上を図ることができる。又、上
記各熱交換用ユニット15を勝手反対に積層させると、各
熱交換用ユニット15のマニホールド13が一層置きに連通
した状態となるため、高温流体と低温流体を一層置きの
熱交換用ユニット15の流体流路14に流通させることによ
り、高温流体と低温流体とが各熱交換用ユニット15を介
し間接的に接触させられて熱交換される。
１と隔離板２とにより内部に流体流路14を単層形成した
熱交換用ユニット15を積層させるようにしたので、積層
させる前の段階で、各熱交換用ユニット15を単層で独立
して内部検査することができる。したがって、この内部
検査によりろう付け不良が検出されれば、その熱交換用
ユニット15を除外し、検査に合格したものだけを積層す
ることにより信頼性の向上を図ることができる。又、上
記各熱交換用ユニット15を勝手反対に積層させると、各
熱交換用ユニット15のマニホールド13が一層置きに連通
した状態となるため、高温流体と低温流体を一層置きの
熱交換用ユニット15の流体流路14に流通させることによ
り、高温流体と低温流体とが各熱交換用ユニット15を介
し間接的に接触させられて熱交換される。
次に、第４図及び第５図は本考案の他の実施例を示す
もので、上記実施例におけるコルゲート板からなるプレ
ートフィン１に代えて、流体が流通する方向へ向けて凹
凸が左右へ交互に形成されるように波板形状の帯板から
なるプレートフィン１′を立てて用い、該プレートフィ
ン１を、両端のマニホールド13間に至る範囲全域にわた
り、一連の状態で多数枚平行に配置してろう付により隔
離板２に固定することにより熱交換用ユニット15を構成
したものである。
もので、上記実施例におけるコルゲート板からなるプレ
ートフィン１に代えて、流体が流通する方向へ向けて凹
凸が左右へ交互に形成されるように波板形状の帯板から
なるプレートフィン１′を立てて用い、該プレートフィ
ン１を、両端のマニホールド13間に至る範囲全域にわた
り、一連の状態で多数枚平行に配置してろう付により隔
離板２に固定することにより熱交換用ユニット15を構成
したものである。
第４図及び第５図の実施例の場合には、流体流路14を
形成するためのプレートフィン１′に、流体が流通する
方向へ向けて凹凸が左右交互に形成されるように波板形
状の帯板を立てて用いているので、流体の滞留時間を長
くすることができ、熱交換用ユニット15間での伝熱を促
進することができる。
形成するためのプレートフィン１′に、流体が流通する
方向へ向けて凹凸が左右交互に形成されるように波板形
状の帯板を立てて用いているので、流体の滞留時間を長
くすることができ、熱交換用ユニット15間での伝熱を促
進することができる。
なお、本考案は上記実施例にのみ限定されるものでは
なく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。
なく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。
［考案の効果］ 以上述べた如く、本考案のプレートフィン型熱交換器
によれば、プレートフィンと隔離板により内部に流体流
路を単層形成した熱交換用ユニットを、マニホールドの
位置が一層置きに一致するように勝手反対に積層してな
る構成を有するので、上記熱交換用ユニットを単層で独
立して内部検査することができ、検査に合格したものだ
けを積層させることにより、信頼性の高いプレートフィ
ン型熱交換器とすることができる、という優れた効果を
発揮する。
によれば、プレートフィンと隔離板により内部に流体流
路を単層形成した熱交換用ユニットを、マニホールドの
位置が一層置きに一致するように勝手反対に積層してな
る構成を有するので、上記熱交換用ユニットを単層で独
立して内部検査することができ、検査に合格したものだ
けを積層させることにより、信頼性の高いプレートフィ
ン型熱交換器とすることができる、という優れた効果を
発揮する。
第１図は本考案のプレートフィン型熱交換器の一実施例
を示す概略平面図、第２図は第１図のII方向拡大矢視
図、第３図は第１図のIII方向拡大矢視図、第４図は本
考案の他の実施例を示す概略平面図、第５図は第４図の
Ｖ部を拡大して示す切断斜視図、第６図はプレートフィ
ン型熱交換器の一例を示す概要図である。 1,1′……プレートフィン、２……隔離板、13……マニ
ホールド、14……流体流路、15……熱交換用ユニット。
を示す概略平面図、第２図は第１図のII方向拡大矢視
図、第３図は第１図のIII方向拡大矢視図、第４図は本
考案の他の実施例を示す概略平面図、第５図は第４図の
Ｖ部を拡大して示す切断斜視図、第６図はプレートフィ
ン型熱交換器の一例を示す概要図である。 1,1′……プレートフィン、２……隔離板、13……マニ
ホールド、14……流体流路、15……熱交換用ユニット。
Claims (1)
- 【請求項１】プレートフィンを隔離板により挟むと共に
該隔離板の端縁部を閉塞し、且つ上記隔離板の両端部の
中央から外れた位置に、流体流出入用のマニホールドを
それぞれ設けて、内部に上記両端部のマニホールドと連
通する流体流路を単層形成した熱交換用ユニットを構成
し、更に、該熱交換用ユニットを、上記マニホールドの
位置が一層置きに一致するよう勝手反対に所要段積層し
接合してなることを特徴とするプレートフィン型熱交換
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7124490U JPH087267Y2 (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | プレートフィン型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7124490U JPH087267Y2 (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | プレートフィン型熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0433881U JPH0433881U (ja) | 1992-03-19 |
| JPH087267Y2 true JPH087267Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=31608101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7124490U Expired - Fee Related JPH087267Y2 (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | プレートフィン型熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087267Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2003902200A0 (en) | 2003-05-06 | 2003-05-22 | Meggitt (Uk) Ltd | Heat exchanger core |
-
1990
- 1990-07-04 JP JP7124490U patent/JPH087267Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0433881U (ja) | 1992-03-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |