JPH0872545A - ドアインパクトビーム取付構造 - Google Patents

ドアインパクトビーム取付構造

Info

Publication number
JPH0872545A
JPH0872545A JP23608694A JP23608694A JPH0872545A JP H0872545 A JPH0872545 A JP H0872545A JP 23608694 A JP23608694 A JP 23608694A JP 23608694 A JP23608694 A JP 23608694A JP H0872545 A JPH0872545 A JP H0872545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
impact beam
plate
door impact
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23608694A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Terada
栄一 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHOWA AUTO ENG
Showa Corp
Original Assignee
SHOWA AUTO ENG
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHOWA AUTO ENG, Showa Corp filed Critical SHOWA AUTO ENG
Priority to JP23608694A priority Critical patent/JPH0872545A/ja
Publication of JPH0872545A publication Critical patent/JPH0872545A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアインパクトビームの加工・取付作業が容
易かつ確実で、取付部の板厚にそれ程の厚さを要求され
ず取付け用に大きなスペースも不要で、確固とした取付
けが可能なドアインパクトビーム取付構造を供する。 【構成】 ドア外板とドア内板との間の空間内でドア幅
方向に指向して架設されるドアインパクトビームのビー
ム取付部3bへの取付構造において、前記ドアインパク
トビームは端部を除き筒形状とし、前記ドアインパクト
ビームの端部は側板が重ね合わされて偏平に圧接された
偏平板形状をなし所定位置に位置決め用の孔13を穿設す
るとともに相接する一方の側板には部分的に欠截部12を
形成しておき、前記ドアインパクトビームの端部の前記
欠截部12を有しない側の側板11aを前記ビーム取付部3
bに当て同ビーム取付部3bに設けられた突起15に前記
孔13を嵌合して位置決めし前記欠截部12に対応する側板
部分11bを前記ビーム取付部3bに溶接したドアインパ
クトビーム取付構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に自動車等のドア内
部に架設されるドアインパクトビームの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来技術】一般にドア補強部材であるドアインパクト
ビームは剛性を高くするために筒状をなしているので、
ドアの外板と内板との間の空間に架設するに当たり特開
昭63−270223号公報にあるようにドアインパク
トビームの端部にプレートを固着し、このプレートをド
ア内板に固着する例や、図8に図示するように筒状のド
アインパクトビーム01の両端をプレスで偏平板状に変形
し同偏平端02に貫通孔03を穿設して、同貫通孔03にボル
ト04を貫通してドア内板05等に螺着する例がある。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしドアインパクトビーム
の端部にプレートを固着する例では、プレートを固着す
るための加工および固着作業が面倒であるとともに、ビ
ーム取付部にドアインパクトビームを取付ける際に所定
の位置にドアインパクトビームを位置決めして取付ける
のが容易でなくコスト高となる。
【0004】また図8に示す例では、ドアインパクトビ
ーム01の両端を取り付ける箇所にレンチ等によりボルト
等の締め付けができる程度のスペースが必要とされると
ともに、ドアインパクトビーム01の両端が取り付けられ
るドア内板部分の板厚が薄いとボルト等の締結保持が困
難となる。
【0005】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処は、ドアインパクトビームの加工・取
付作業が容易かつ確実で、取付部の板厚にそれ程の厚さ
を要求されず取付け用に大きなスペースも不要で、確固
とした取付けが可能なドアインパクトビーム取付構造を
供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明は、ドア外板とドア内板との間の
空間内でドア幅方向に指向して架設されるドアインパク
トビームのビーム取付部への取付構造において、前記ド
アインパクトビームは端部を除き筒形状とし、前記ドア
インパクトビームの端部は側板が重ね合わされて偏平に
圧接された偏平板形状をなし所定位置に位置決め用の孔
を穿設するとともに相接する一方の側板には部分的に欠
截部を形成しておき、前記ドアインパクトビームの端部
の前記欠截部を有しない側の側板を前記ビーム取付部に
当て同ビーム取付部に設けられた突起に前記孔を嵌合し
て位置決めし前記欠截部に対応する側板部分を前記ビー
ム取付部に溶接したドアインパクトビーム取付構造とし
た。
【0007】ドアインパクトビームの端部はプレス等で
欠截部を形成したのちプレスし次いでドリルまたはプレ
スで孔を穿設すれば容易に加工でき、取付けの際ビーム
取付部の突起にドアインパクトビームの端部の孔を嵌合
させれば正確な位置決めができるとともに欠截部を利用
して溶接作業を容易にする。溶接であるのでビーム取付
部に大きな板厚を要求されず取付けに大きなスペースを
必要とせずに簡単に溶接できて確固としてドアインパク
トビームが取付けられる。
【0008】
【実施例】以下図1ないし図5に図示した本発明の一実
施例について説明する。図1は本実施例に係るドアイン
パクトビーム取付構造を適用した自動車のドア1の斜視
図である。ドア本体はドア外板2とドア内板3とで内部
空間を構成しており、ドアウィンド4は同空間内に収納
可能となっている。
【0009】そして同空間にはドア幅方向に指向してド
アインパクトビーム10が架設されている。図3に断面図
で示すようにドア外板2が一様に偏平であるのに対しド
ア内板3は前後側縁が屈曲して側壁3a,3aを形成し
ており、その前後側壁3a,3aの所定箇所に取付段部
3b,3bを形成したのち端縁がドア外板2に固着され
ている。この前後の取付段部3b,3b間にドアインパ
クトビーム10が架設される。
【0010】ドアインパクトビーム10は、図2に示すよ
うに円筒形状の両端部11,11をプレス成形で偏平板状に
形成し、同板状の両端部11,11をドア内板3の前後の取
付段部3b,3bにそれぞれ溶接する。ドアインパクト
ビーム10の端部11はプレス加工で側板11aと側板11bと
が密接されており、一方の側板11aには切欠き12が2ヶ
所形成されているとともに側板11a,11bを貫通して円
孔13が穿設されている。
【0011】一方ビーム取付部3b,3bにはそれぞれ
にトックピン15,15が所定位置に突設されており、図4
に示すようにドア内板3の取付段部3bにドアインパク
トビーム10の端部11の切欠き12を有しない側の側板11b
を向けトックピン15,15に円孔13,13を嵌合し位置決め
して当てがい、切欠き12に対応する側板11b部分を取付
段部3bに切欠き12を利用してスポット溶接する。
【0012】ドアインパクトビーム10をドア内板3に位
置決めした状態でスポット溶接できるので、ドアインパ
クトビーム10の取付作業が容易であり、取付段部3bの
板厚を厚くすることなく取付け保持が確実になされる。
【0013】上記ドアインパクトビーム10の端部11の成
形工程を図5に示し説明する。まず図5(1) に示すよう
に所定寸法に切断された円筒部材Pの端部(ドアインパ
クトビーム10の端部11)の所定位置にプレス加工により
端縁より軸方向に切り込んだ切欠き12を2ヵ所打ち抜き
形成する(図5(2) 参照)。なお切欠き12は切削加工で
形成してもよい。
【0014】こうして切欠き12を2ヶ所形成された端部
11をプレス面の平坦なプレスにかける。円筒部材Pの端
部11の2ヶ所の切欠き12を有する側を上下いずれかにし
てプレスにセットし図5(3) に示すように切欠き12を有
する側板11aと他の側板11bとが密接した偏平板状に成
形する。そして両切欠き12間の上下の側板11a,11bが
重ねられた部分に図5(4) に示すように円孔13をプレス
により打ち抜く。
【0015】このようにして円筒部材Pの端部11がプレ
ス成形されてドアインパクトビーム10が容易に製造さ
れ、両端部11は側板11aに切欠き12および側板11a,11
bを貫通して円孔13を有して偏平板状をなす。この偏平
板状の端部11を前記したようにドア内板3の取付段部3
bにトックピン15に円孔13を嵌合させて当てがい位置決
めした状態で切欠き12を利用してスポット溶接すること
ができる。
【0016】前記実施例ではドアインパクトビーム10の
取付け側の取付段部3bにトックピン15を突設したが、
図6(1) に示すようにボルト20を螺着して先端部を突出
させてもよく、またプレス加工により図6(2) に示すよ
うに円筒突起21を突出形成し、かかるボルト20または円
筒突起21にドアインパクトビーム10の端部11の円孔13を
嵌合して位置決めをすることができる。また前記実施例
のドアインパクトビーム10の端部11の切欠き12の代わり
に側板11aに単に孔を明けておいてもよい。
【0017】さらに切欠きの形状を変えた例を図7にそ
の製造工程とともに示す。図7(1) に示す円筒部材Pの
端部をその円筒軸に対して斜め鋭角な面で切断する(図
7(2) 参照)。切断面は円筒部材Pの端部の開口円の略
中心を通っているので切り口はほぼ半楕円形状をしてい
る。
【0018】そしてこの端部をプレス面の平坦なプレス
にかけると切り口が展開されて図7(3) に示すように1
枚の偏平板状に成形される。この偏平板状部31の中央位
置に円孔32を穿設して図7(4) に示すような端部を有す
るドアインパクトビーム30が製造される。なおプレス時
に同時に円孔32を形成するようにしてもよい。
【0019】こうして製造されたドアインパクトビーム
30は偏平板状部31の円孔32をドア側の突起に嵌合して位
置決めしその周縁部をビーム取付部にスポット溶接する
ことで容易にドアインパクトビーム30を取付けることが
できる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、ドアインパクトビームの端部
はプレス等で欠截部を形成したのちプレスし次いでドリ
ルまたはプレスで孔を穿設すれば容易に加工でき、取付
けの際ビーム取付部の突起にドアインパクトビームの端
部の孔を嵌合させれば正確な位置決めができるとともに
欠截部を利用して溶接作業を容易にする。溶接であるの
でビーム取付部に大きな板厚を要求されず取付けに大き
なスペースを必要とせずに簡単に溶接できて確固として
ドアインパクトビームが取付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動車のドアの斜視図
である。
【図2】ドアインパクトビームの取付状態を示す要部斜
視図である。
【図3】ドアの要部横断面図である。
【図4】ドアインパクトビームの取付部の縦断面図であ
る。
【図5】同ドアインパクトビームの加工工程を示す説明
図である。
【図6】ドアインパクトビームの取付け側の突起の変形
例を示す断面図である。
【図7】別実施例のドアインパクトビームの加工工程を
示す説明図である。
【図8】従来のドアインパクトビームの取付け方法を示
す図である。
【符号の説明】
1…ドア、2…ドア外板、3…ドア内板、4…ドアウィ
ンド、10…ドアインパクトビーム、11…端部、12…切欠
き、13…孔、15…トックピン、20…ボルト、21…円筒突
起、30…ドアインパクトビーム、31…偏平板状部、32…
円孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア外板とドア内板との間の空間内でド
    ア幅方向に指向して架設されるドアインパクトビームの
    ビーム取付部への取付構造において、 前記ドアインパクトビームは端部を除き筒形状とし、 前記ドアインパクトビームの端部は側板が重ね合わされ
    て偏平に圧接された偏平板形状をなし所定位置に位置決
    め用の孔を穿設するとともに相接する一方の側板には部
    分的に欠截部を形成しておき、 前記ドアインパクトビームの端部の前記欠截部を有しな
    い側の側板を前記ビーム取付部に当て同ビーム取付部に
    設けられた突起に前記孔を嵌合して位置決めし前記欠截
    部に対応する側板部分を前記ビーム取付部に溶接したこ
    とを特徴とするドアインパクトビーム取付構造。
JP23608694A 1994-09-06 1994-09-06 ドアインパクトビーム取付構造 Pending JPH0872545A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23608694A JPH0872545A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 ドアインパクトビーム取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23608694A JPH0872545A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 ドアインパクトビーム取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0872545A true JPH0872545A (ja) 1996-03-19

Family

ID=16995518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23608694A Pending JPH0872545A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 ドアインパクトビーム取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0872545A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050097851A1 (en) Low insertion effort fastener with offset for wing
US20060267305A1 (en) Axle housing suspension seat assembly
US6435297B1 (en) Vehicle component mounting assembly
JP2002526321A (ja) 各端部に横方向フランジを備えた細長い中空支持構造体
US7484764B2 (en) Frame for a safety belt retractor
US5580180A (en) One-piece stamped clamp yoke
JPH0872545A (ja) ドアインパクトビーム取付構造
JP2007269118A (ja) アルミニウム又はアルミニウム合金製の閉断面構造部材
JPH0867143A (ja) ドアインパクトビーム取付構造
JPH0243166Y2 (ja)
EP0175368B1 (en) Caulking claw structure
JP3353646B2 (ja) エアバッグ装置の取付構造
JPH0646732Y2 (ja) 自動車用ドアのロック部材取付構造
JPH11169151A (ja) 穀粒乾燥機等における外板の組付装置
JP3384273B2 (ja) バンパサイド取付構造
JPH0120543Y2 (ja)
JPH0872544A (ja) ドアインパクトビームの製造方法
JP2000033523A (ja) 小物部品の位置決め構造
JPH06221033A (ja) ドアストライカリテーナとその取付方法
JPS5854290Y2 (ja) ステアリングコラム支持装置
JPH11182602A (ja) マウントブッシュ構造およびマウントブッシュの組立方法
JPH11264197A (ja) 建築用連結具
JP3585756B2 (ja) シートのフレーム構造体
JPH0966858A (ja) フレーム付車両の車体構造
JPH0580089U (ja) カーステレオ用スピーカ