JPH0872486A - 縮尺スケール - Google Patents
縮尺スケールInfo
- Publication number
- JPH0872486A JPH0872486A JP23221194A JP23221194A JPH0872486A JP H0872486 A JPH0872486 A JP H0872486A JP 23221194 A JP23221194 A JP 23221194A JP 23221194 A JP23221194 A JP 23221194A JP H0872486 A JPH0872486 A JP H0872486A
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- JP
- Japan
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- scale
- triangular
- measure
- scales
- degrees
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- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一体でありながら、縮尺の異なる目盛りを7
種以上付与可能な縮尺スケールを提供すること。 【構成】 縮尺スケール10は、形状の異なる第1およ
び第2の三角スケール11、12によって構成されてい
る。第1の三角スケール11は、従来の三角スケールと
同様である。第2の三角スケール12には、第1の三角
スケール11を嵌め込み可能な差し込み孔125が形成
されている。これらの2つのスケールには、最大で12
種類の縮尺目盛りを付与することができる。第1の三角
スケール11を第2の三角スケール12の内部に嵌め込
むことによって一体のものとして扱い、第2のスケール
12の縮尺目盛り123で足りない場合には、第1のス
ケール11を引き出してその縮尺目盛り113を用い
る。
種以上付与可能な縮尺スケールを提供すること。 【構成】 縮尺スケール10は、形状の異なる第1およ
び第2の三角スケール11、12によって構成されてい
る。第1の三角スケール11は、従来の三角スケールと
同様である。第2の三角スケール12には、第1の三角
スケール11を嵌め込み可能な差し込み孔125が形成
されている。これらの2つのスケールには、最大で12
種類の縮尺目盛りを付与することができる。第1の三角
スケール11を第2の三角スケール12の内部に嵌め込
むことによって一体のものとして扱い、第2のスケール
12の縮尺目盛り123で足りない場合には、第1のス
ケール11を引き出してその縮尺目盛り113を用い
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類の縮尺目盛り
が付された縮尺スケールに関するものである。
が付された縮尺スケールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からある一般的な三角スケールで
は、その側面の出隅部分に沿って、たとえば、1/10
0、1/200、1/250、1/300、1/50
0、1/600の計6種類の縮尺目盛りが付与されてお
り、いずれの向きかに転がして縮尺目盛りを選択するよ
うになっている。
は、その側面の出隅部分に沿って、たとえば、1/10
0、1/200、1/250、1/300、1/50
0、1/600の計6種類の縮尺目盛りが付与されてお
り、いずれの向きかに転がして縮尺目盛りを選択するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
1つの三角スケールに付されている縮尺目盛りの種類
は、6種類が限度であり、各種の図面を扱う者には縮尺
目盛りの種類が足りない。たとえば、前述の縮尺目盛り
の他には、建築・造船の関係では、1/125の縮尺目
盛りが必要になり、登記・土木の関係では、1/350
の縮尺目盛りが必要である。従って、これらの縮尺目盛
りも用いる者は、複数本の三角スケールを常に持ってい
る必要があるので、携帯などに不便である。
1つの三角スケールに付されている縮尺目盛りの種類
は、6種類が限度であり、各種の図面を扱う者には縮尺
目盛りの種類が足りない。たとえば、前述の縮尺目盛り
の他には、建築・造船の関係では、1/125の縮尺目
盛りが必要になり、登記・土木の関係では、1/350
の縮尺目盛りが必要である。従って、これらの縮尺目盛
りも用いる者は、複数本の三角スケールを常に持ってい
る必要があるので、携帯などに不便である。
【0004】かかる問題点に鑑みて、本発明の課題は、
一体でありながら、縮尺の異なる目盛りを7種以上付与
可能な縮尺スケールを提供することにある。
一体でありながら、縮尺の異なる目盛りを7種以上付与
可能な縮尺スケールを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用】上記の課題を解決
するために、本発明では、略三角形の断面形状を有する
第1の三角スケールと、この三角スケールを挿抜自在な
差し込み孔が長手方向に形成され、第1の三角スケール
と異なる縮尺の目盛りがそれぞれ付された第2の三角ス
ケールとによって、縮尺スケールを構成してある。すな
わち、第2のスケールに付された縮尺目盛りで足りない
場合には、その内部から第1の三角スケールを引き出し
て別の縮尺目盛りを利用する。従って、2本の三角スケ
ールにそれぞれ付した最大12種類の縮尺目盛りを利用
すること可能である。しかも、第1の三角スケールは、
第2の三角スケールの差し込み孔に挿抜可能であるた
め、第1の三角スケールを第2の三角スケールの内部に
嵌め込んで、2つの三角スケールを一体のものとして扱
うことができる。
するために、本発明では、略三角形の断面形状を有する
第1の三角スケールと、この三角スケールを挿抜自在な
差し込み孔が長手方向に形成され、第1の三角スケール
と異なる縮尺の目盛りがそれぞれ付された第2の三角ス
ケールとによって、縮尺スケールを構成してある。すな
わち、第2のスケールに付された縮尺目盛りで足りない
場合には、その内部から第1の三角スケールを引き出し
て別の縮尺目盛りを利用する。従って、2本の三角スケ
ールにそれぞれ付した最大12種類の縮尺目盛りを利用
すること可能である。しかも、第1の三角スケールは、
第2の三角スケールの差し込み孔に挿抜可能であるた
め、第1の三角スケールを第2の三角スケールの内部に
嵌め込んで、2つの三角スケールを一体のものとして扱
うことができる。
【0006】本発明の別の形態に係る縮尺スケールで
は、略四角形の断面形状を備え、各隅部分を屈曲させて
押し潰した状態に変形可能な筒状のスケール本体と、こ
のスケール本体の変形時における各入隅部分の角度を約
30度から150度までの範囲、好ましくは約60度か
ら約120度の範囲に規定するストッパーとを設け、ス
ケール本体の側面には、その出隅部分に沿って縮尺目盛
りをそれぞれ付したことに特徴を有する。すなわち、本
発明の縮尺スケールでは、最大8種類の縮尺目盛りを付
すことが可能である。ここで、各隅部分の角度が90度
の状態で用いると、目盛りの読みとりや線引きに不便で
あるが、スケール本体は、各隅部分を屈曲させることが
可能であり、その角度は、ストッパーによって約30度
から150度までの範囲に規定されている。従って、使
用しようとする縮尺目盛りが付された側面を傾斜させて
使用できるので、目盛りの読みとりなどに支障がない。
は、略四角形の断面形状を備え、各隅部分を屈曲させて
押し潰した状態に変形可能な筒状のスケール本体と、こ
のスケール本体の変形時における各入隅部分の角度を約
30度から150度までの範囲、好ましくは約60度か
ら約120度の範囲に規定するストッパーとを設け、ス
ケール本体の側面には、その出隅部分に沿って縮尺目盛
りをそれぞれ付したことに特徴を有する。すなわち、本
発明の縮尺スケールでは、最大8種類の縮尺目盛りを付
すことが可能である。ここで、各隅部分の角度が90度
の状態で用いると、目盛りの読みとりや線引きに不便で
あるが、スケール本体は、各隅部分を屈曲させることが
可能であり、その角度は、ストッパーによって約30度
から150度までの範囲に規定されている。従って、使
用しようとする縮尺目盛りが付された側面を傾斜させて
使用できるので、目盛りの読みとりなどに支障がない。
【0007】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0008】〔実施例1〕図1は、本例の縮尺スケール
の構成を示す斜視図、図2は、その縦断面図である。こ
れらの図において、本例の縮尺スケール10は、異なる
構造の第1の三角スケール11と第2の三角スケール1
2とによって構成されている。
の構成を示す斜視図、図2は、その縦断面図である。こ
れらの図において、本例の縮尺スケール10は、異なる
構造の第1の三角スケール11と第2の三角スケール1
2とによって構成されている。
【0009】第1の三角スケール11は、従来の三角ス
ケールと同様に、略正三角形の断面形状を有し、3つの
側面110のいずれにも長手方向に溝111が形成され
ている。各側面110の縁には、出隅部分112に沿っ
て異なる縮尺目盛り113が付されており、第1の三角
スケール11では、計6種類の縮尺目盛り113を付す
ことが可能である。
ケールと同様に、略正三角形の断面形状を有し、3つの
側面110のいずれにも長手方向に溝111が形成され
ている。各側面110の縁には、出隅部分112に沿っ
て異なる縮尺目盛り113が付されており、第1の三角
スケール11では、計6種類の縮尺目盛り113を付す
ことが可能である。
【0010】第2の三角スケール12は、略正三角形の
断面形状を有しており、3つの側面120のいずれにも
長手方向に溝121が形成され、外観的には従来の三角
スケールと同様である。各側面120の縁には、出隅部
分122に沿って異なる縮尺目盛り123が付されてお
り、第2の三角スケール12では、計6種類の縮尺目盛
り123を付すことが可能である。
断面形状を有しており、3つの側面120のいずれにも
長手方向に溝121が形成され、外観的には従来の三角
スケールと同様である。各側面120の縁には、出隅部
分122に沿って異なる縮尺目盛り123が付されてお
り、第2の三角スケール12では、計6種類の縮尺目盛
り123を付すことが可能である。
【0011】ここで、第2の三角スケール12は、筒状
を有し、その長手方向には、第1の三角スケール11を
挿抜自在な差し込み孔125が形成されている。差し込
み孔125は、両端面にまで貫通し、略三角形の開口断
面を有している。第2の三角スケール12の内部には、
各内周側面126で長手方向に延びる突条127がそれ
ぞれ形成されており、これらの突条127は、第1のス
ケール11の溝111に嵌まるようになっている。第2
の三角スケール12の長さ寸法は、第1の三角スケール
11の長さ寸法に比して短くしてある。第2の三角スケ
ール12の差し込み孔125に第1の三角スケール11
を差し込んだとき、第1の三角スケール11の端部が常
に突出するようにして、第1の三角スケール11を差し
込み孔125から引出しやすくするためである。
を有し、その長手方向には、第1の三角スケール11を
挿抜自在な差し込み孔125が形成されている。差し込
み孔125は、両端面にまで貫通し、略三角形の開口断
面を有している。第2の三角スケール12の内部には、
各内周側面126で長手方向に延びる突条127がそれ
ぞれ形成されており、これらの突条127は、第1のス
ケール11の溝111に嵌まるようになっている。第2
の三角スケール12の長さ寸法は、第1の三角スケール
11の長さ寸法に比して短くしてある。第2の三角スケ
ール12の差し込み孔125に第1の三角スケール11
を差し込んだとき、第1の三角スケール11の端部が常
に突出するようにして、第1の三角スケール11を差し
込み孔125から引出しやすくするためである。
【0012】なお、本例の縮尺スケール10において、
第2の三角スケール12に付された縮尺目盛り123
は、一般的に用いる1/100、1/200、1/25
0、1/300、1/500、1/600の計6種類で
ある。これに対して、第1の三角スケース11に付され
た縮尺目盛り113は、上記以外の縮尺として、1/7
5、1/125、1/150、1/250、1/400
の計5種類である。ここで、第1の三角スケール11で
は、最大6種類の目盛りを付すことが可能であるが、上
記の11種類の目盛りでほとんどの設計図面に対応でき
るので、5種類の目盛りのみを付してある。
第2の三角スケール12に付された縮尺目盛り123
は、一般的に用いる1/100、1/200、1/25
0、1/300、1/500、1/600の計6種類で
ある。これに対して、第1の三角スケース11に付され
た縮尺目盛り113は、上記以外の縮尺として、1/7
5、1/125、1/150、1/250、1/400
の計5種類である。ここで、第1の三角スケール11で
は、最大6種類の目盛りを付すことが可能であるが、上
記の11種類の目盛りでほとんどの設計図面に対応でき
るので、5種類の目盛りのみを付してある。
【0013】このように構成した縮尺スケール10で
は、第2のスケール12に付した縮尺目盛り123で足
りない場合には、矢印Aで示すように、第2のスケール
12の内部から第1の三角スケール11を引き出して、
または抜き出してそれに付した縮尺目盛り113を利用
する。従って、第1および第2の三角スケールにそれぞ
れ付した11種類の縮尺目盛り113、123を利用す
ることが可能である。しかも、第1の三角スケール11
は、第2の三角スケール12の差し込み孔125に挿抜
可能であるため、矢印Bで示すように、第1の三角スケ
ール11を第2の三角スケール12の内部に嵌め込むこ
とにより、2つの三角スケールを一体のものとして扱う
ことができるので、便利である。
は、第2のスケール12に付した縮尺目盛り123で足
りない場合には、矢印Aで示すように、第2のスケール
12の内部から第1の三角スケール11を引き出して、
または抜き出してそれに付した縮尺目盛り113を利用
する。従って、第1および第2の三角スケールにそれぞ
れ付した11種類の縮尺目盛り113、123を利用す
ることが可能である。しかも、第1の三角スケール11
は、第2の三角スケール12の差し込み孔125に挿抜
可能であるため、矢印Bで示すように、第1の三角スケ
ール11を第2の三角スケール12の内部に嵌め込むこ
とにより、2つの三角スケールを一体のものとして扱う
ことができるので、便利である。
【0014】〔実施例2〕図2(a)は、本例の縮尺ス
ケールの構成を示す斜視図、図2(b)は、その縦断面
図である。これらの図において、縮尺スケール20は、
正方形の断面形状を備える筒状のスケール体21と、そ
の内部に配置されたストッパー22とから構成されてい
る。
ケールの構成を示す斜視図、図2(b)は、その縦断面
図である。これらの図において、縮尺スケール20は、
正方形の断面形状を備える筒状のスケール体21と、そ
の内部に配置されたストッパー22とから構成されてい
る。
【0015】スケール本体21は、矢印Cの方向または
矢印Dの方向に力を加えて各隅部分を屈曲させることに
より、図3(a)、(b)または図4(a)、(b)に
示すように、押し潰した状態に変形可能である。スケー
ル本体21の各側面210の縁には、出隅部分211に
沿って異なる縮尺目盛り212がそれぞれ付されてお
り、本例では、一般的に用いる1/100、1/20
0、1/250、1/300、1/500、1/600
に加えて、1/150、1/350の計8種類の縮尺目
盛りが付されている。
矢印Dの方向に力を加えて各隅部分を屈曲させることに
より、図3(a)、(b)または図4(a)、(b)に
示すように、押し潰した状態に変形可能である。スケー
ル本体21の各側面210の縁には、出隅部分211に
沿って異なる縮尺目盛り212がそれぞれ付されてお
り、本例では、一般的に用いる1/100、1/20
0、1/250、1/300、1/500、1/600
に加えて、1/150、1/350の計8種類の縮尺目
盛りが付されている。
【0016】ストッパー22は、スケール本体21の入
隅部分219に沿って固定された筒片で構成されてい
る。ストッパー22は、正三角形の断面形状を有してお
り、その底面に相当する部分がスケール本体21の内周
面に固定されている。
隅部分219に沿って固定された筒片で構成されてい
る。ストッパー22は、正三角形の断面形状を有してお
り、その底面に相当する部分がスケール本体21の内周
面に固定されている。
【0017】このように構成した縮尺スケール20で
は、8種類の縮尺目盛り212を利用できる。ここで、
図2(a)、(b)に示すように、各隅部分が90度の
状態で用いると、目盛りの読みとりや線引きなどに不便
であるが、スケール本体21は、各隅部分を屈曲させる
ことが可能であり、その角度は、ストッパー22によっ
て約60度から120度までの範囲に規定されている。
すなわち、図3(a)、(b)に示すようにスケール本
体21を押し潰すと、今回使用しようとする縮尺目盛り
212A(縮尺目盛り212)が付されている側面21
0A(側面210)は、ストッパー22A(ストッパー
22)によって底面に対して60度の角度をなす姿勢で
固定される。逆に、図4(a)、(b)に示すようにス
ケール本体21を押し潰すと、今回使用しようとする縮
尺目盛り212B(縮尺目盛り212)が付されている
側面210B(側面210)は、ストッパー22B(ス
トッパー22)によって底面に対して60度の角度をな
す姿勢で固定される。従って、使用しようとする縮尺目
盛り212(212A、212B)が付された側面21
0(210A、210B)を傾斜させて使用できるの
で、目盛りの読みとりや線引きに支障がない。
は、8種類の縮尺目盛り212を利用できる。ここで、
図2(a)、(b)に示すように、各隅部分が90度の
状態で用いると、目盛りの読みとりや線引きなどに不便
であるが、スケール本体21は、各隅部分を屈曲させる
ことが可能であり、その角度は、ストッパー22によっ
て約60度から120度までの範囲に規定されている。
すなわち、図3(a)、(b)に示すようにスケール本
体21を押し潰すと、今回使用しようとする縮尺目盛り
212A(縮尺目盛り212)が付されている側面21
0A(側面210)は、ストッパー22A(ストッパー
22)によって底面に対して60度の角度をなす姿勢で
固定される。逆に、図4(a)、(b)に示すようにス
ケール本体21を押し潰すと、今回使用しようとする縮
尺目盛り212B(縮尺目盛り212)が付されている
側面210B(側面210)は、ストッパー22B(ス
トッパー22)によって底面に対して60度の角度をな
す姿勢で固定される。従って、使用しようとする縮尺目
盛り212(212A、212B)が付された側面21
0(210A、210B)を傾斜させて使用できるの
で、目盛りの読みとりや線引きに支障がない。
【0018】なお、本例では、断面形状が正三角形のス
トッパー22を用いて、使用しようとする縮尺目盛り2
12が付された側面210の傾斜角を60度とすること
により、従来の三角スケールと同じ使い勝手が得られる
ようにしたが、線引きなどに支障のない角度であれば、
側面210の傾斜角が約30度〜約70度で固定される
ようなストッパー22を用いてもよい。たとえば、使用
しようとする縮尺目盛り212が付された側面210の
傾斜角を30度で固定する場合には、スケール本体21
の変形時において、対角線位置にある一対の入隅部分2
19の角度を約30度で固定する。このとき、対角線位
置にある他方の入隅部分219の角度は、約120度で
固定される。すなわち、スケール本体21の変形時にお
ける各入隅部分219の角度を約30度から150度ま
での範囲に規定するストッパーを構成すればよい。
トッパー22を用いて、使用しようとする縮尺目盛り2
12が付された側面210の傾斜角を60度とすること
により、従来の三角スケールと同じ使い勝手が得られる
ようにしたが、線引きなどに支障のない角度であれば、
側面210の傾斜角が約30度〜約70度で固定される
ようなストッパー22を用いてもよい。たとえば、使用
しようとする縮尺目盛り212が付された側面210の
傾斜角を30度で固定する場合には、スケール本体21
の変形時において、対角線位置にある一対の入隅部分2
19の角度を約30度で固定する。このとき、対角線位
置にある他方の入隅部分219の角度は、約120度で
固定される。すなわち、スケール本体21の変形時にお
ける各入隅部分219の角度を約30度から150度ま
での範囲に規定するストッパーを構成すればよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る縮尺
スケールでは、第1の三角スケールと、この三角スケー
ルを内部に嵌め込み可能な第2の三角スケールとを設け
たことに特徴を有する。従って、本発明によれば、各三
角スケールに付した最大12種類の縮尺目盛りを利用す
ること可能であるとともに、2つの三角スケールを一体
のものとして扱うことができるので、便利である。
スケールでは、第1の三角スケールと、この三角スケー
ルを内部に嵌め込み可能な第2の三角スケールとを設け
たことに特徴を有する。従って、本発明によれば、各三
角スケールに付した最大12種類の縮尺目盛りを利用す
ること可能であるとともに、2つの三角スケールを一体
のものとして扱うことができるので、便利である。
【0020】本発明の別の形態に係る縮尺スケールで
は、略四角形の断面形状を備えるスケール本体に縮尺目
盛りを付してあるので、最大8種類の縮尺目盛りを利用
できる。しかも、ストッパーによって、使用しようとす
る縮尺目盛りが付された側面を所定の角度に傾斜させた
状態で固定できるので、目盛りの読みとりや線引きに支
障がない。
は、略四角形の断面形状を備えるスケール本体に縮尺目
盛りを付してあるので、最大8種類の縮尺目盛りを利用
できる。しかも、ストッパーによって、使用しようとす
る縮尺目盛りが付された側面を所定の角度に傾斜させた
状態で固定できるので、目盛りの読みとりや線引きに支
障がない。
【図1】(a)は、本発明の実施例1に係る縮尺スケー
ルの構成を示す斜視図、(b)は、その断面図である。
ルの構成を示す斜視図、(b)は、その断面図である。
【図2】(a)は、本発明の実施例2に係る縮尺スケー
ルの構成を示す斜視図、(b)は、その断面図である。
ルの構成を示す斜視図、(b)は、その断面図である。
【図3】(a)は、図2に示す縮尺スケールの使用状態
を示す斜視図、(b)は、その断面図である。
を示す斜視図、(b)は、その断面図である。
【図4】(a)は、図2に示す縮尺スケールの別の使用
状態を示す斜視図、(b)は、その断面図である。
状態を示す斜視図、(b)は、その断面図である。
10、20・・・縮尺スケール 11・・・第1の三角スケール 12・・・第2の三角スケール 21・・・スケール本体 22、22A、22・・・ストッパー 110、120、210、210A、210B・・・側
面 112、122、211・・・出隅部分 113、123、212、212A、212B・・・縮
尺目盛り 125・・・差し込み孔 219・・・入隅部分
面 112、122、211・・・出隅部分 113、123、212、212A、212B・・・縮
尺目盛り 125・・・差し込み孔 219・・・入隅部分
Claims (2)
- 【請求項1】 略三角形の断面形状を有する第1の三角
スケールと、この三角スケールを挿抜自在な差し込み孔
が長手方向に形成され、前記第1の三角スケールと異な
る縮尺の目盛りがそれぞれ付された第2の三角スケール
とを有することを特徴とする縮尺スケール。 - 【請求項2】 略四角形の断面形状を備え、各隅部分を
屈曲させて押し潰した状態に変形可能な筒状のスケール
本体と、このスケール本体の変形時における各入隅部分
の角度を約30度から150度までの範囲に規定するス
トッパーとを有し、前記スケール本体の側面には、その
出隅部分に沿って縮尺目盛りがそれぞれ付されているこ
とを特徴とする縮尺スケール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23221194A JPH0872486A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 縮尺スケール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23221194A JPH0872486A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 縮尺スケール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0872486A true JPH0872486A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16935734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23221194A Pending JPH0872486A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 縮尺スケール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0872486A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1181502B1 (en) * | 1999-04-20 | 2005-06-22 | Kelvin Richard Gay | Spirit level |
US6915588B1 (en) | 1999-11-11 | 2005-07-12 | Kelvin Richard Gay | Spirit level |
US6958539B2 (en) | 2000-08-29 | 2005-10-25 | Au Optronics Corporation | Metal bump with an insulating sidewall and method of fabricating thereof |
JP2011183805A (ja) * | 2011-03-01 | 2011-09-22 | Kei Utsunomiya | 裁断定規 |
KR101146256B1 (ko) * | 2012-02-23 | 2012-05-15 | 부산대학교 산학협력단 | 다기능 자 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP23221194A patent/JPH0872486A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7041589B2 (en) * | 2000-08-29 | 2006-05-09 | Au Optronics Corp. | Metal bump with an insulating sidewall and method of fabricating thereof |
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