JPH0871357A - 空気質の濃度診断方法 - Google Patents

空気質の濃度診断方法

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Publication number
JPH0871357A
JPH0871357A JP20713094A JP20713094A JPH0871357A JP H0871357 A JPH0871357 A JP H0871357A JP 20713094 A JP20713094 A JP 20713094A JP 20713094 A JP20713094 A JP 20713094A JP H0871357 A JPH0871357 A JP H0871357A
Authority
JP
Japan
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air quality
sensors
odor
equipment
concentration
Prior art date
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Pending
Application number
JP20713094A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Ito
恵 伊東
Sumiyoshi Iwamori
純好 岩森
Tsutomu Kojima
勉 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP20713094A priority Critical patent/JPH0871357A/ja
Publication of JPH0871357A publication Critical patent/JPH0871357A/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気質を臭気として検出する臭気センサを使
用することで、センサ数を少なくし低コストに空気質診
断を可能とする。 【構成】 室B1にある処理装置1に対し、室B2には
設備2,3とセンサ61,62、室B3には設備4とセ
ンサ63、室B4には設備5とセンサ64をそれぞれ配
置し、センサ61〜64を空気質を臭気として検出可能
なセンサとし、各設備毎にその設定しきい値を変えて診
断することにより、多種類のセンサを不要としコストの
低減を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、臭気を含む空気質の
濃度を測定し、所定のしきい値と比較して異常か否かを
診断するための診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プラント設備等から発生する臭
気などの点検は、従来は経験豊富な点検員によって行な
われているのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
分野でも人手を減らすべく自動化の傾向にあるが、各設
備により発生する臭覚刺激物質が互いに異なるため、複
数種類のセンサを配置しなければならず、コスト高にな
るという問題が生じる。特に、設備点検ロボットを利用
して自動診断しようとする場合に、多種類のセンサを必
要とすることは機器搭載スペース等の観点からも、望ま
しくない。
【0004】したがって、この発明の課題は空気中の物
質濃度を、全般的に測定可能な臭気センサを用いること
で、センサ数を余り増やすことなく低コストに空気質の
診断を可能にすることにある。さらに、評価基準が明確
でない臭気濃度の診断方法を明示し、それを臭気センサ
測定物質以外の空気質にも適用することで、空気質の診
断方法を簡便化することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、設備毎または設備を設置
された室毎にそれぞれ空気質の濃度を臭気として検出す
る少なくとも1種類のセンサを配置し、各設備,室毎、
センサの種類毎にそれぞれしきい値を設定して空気質の
濃度を診断することを特徴としている。なお、請求項1
の発明では、前記空気質として臭気の外に粉じん,ラド
ン娘核種を含めることができ(請求項2の発明)、また
は、前記しきい値の少なくとも1つを季節,温度変化に
応じて可変とすることができる(請求項3の発明)。
【0006】
【作用】設備または設備が設置された室の空気質を臭気
として総合的に測定し、この測定値を設備または室毎に
予め定められたしきい値と比較して、空気質を診断し得
るようにすることにより、センサ数を減少させコストを
低減する。この予め定められたしきい値を、気候や温度
変化に対処できるよう可変とすることで、環境を考慮し
たより適切な診断を可能とする。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の実施例を説明するための説
明図である。同図は各設備の配置例を示すもので、室B
1には処理装置1、室B2には設備2,3、室B3には
設備4、室B4には設備5がそれぞれ設置されており、
各設備2〜5に対しては、その各々から発生する臭気物
質を検出するためのセンサ61〜64が設置されてい
る。これらのセンサとして、ここではアンモニアNH3
や硫化ガスH2 Sなどを臭気として総合的に感知し得
る、市販タイプの臭気センサを使用するものとする。ま
た、処理装置1としては入出力部,記憶部および演算処
理部等からなる、良く知られているものを使用すること
ができる。
【0008】センサ61〜64は処理装置1と電気的に
接続されており、各センサ61〜64による検出値は処
理装置1に入力され、ここで測定値として所定のしきい
値とそれぞれ比較され、異常かどうかの判断が行なわれ
る。そして、 しきい値≦測定値 …(1) なる式(1)が成立したとき、異常と判断する。なお、
しきい値の設定に当たっては、例えば臭気の場合は人間
の嗅覚を利用して行なうこととする。
【0009】また、設備から発生する臭気物質濃度は、
気候や気温に左右されやすい。そこで、この実施例では
気候や気温が変化した場合は、上記しきい値に対し一定
の係数αを掛け算して診断するようにしている。すなわ
ち、 しきい値×α≦測定値 …(2) なる関係式(2)を利用する。なお、しきい値は係数α
を乗じるだけでなく、別途適宜な手段にて求めるように
しても良い。
【0010】ところで、以上では主として臭気物質にも
とづき診断を行なうようにしているが、その他に、粉じ
んやラドン娘核質と呼ばれる放射線などを診断項目に加
えても良く、その他、種々の項目も適宜付加することが
できる。図2はこのような場合の室毎,項目毎のしきい
値設定例を示すものである。すなわち、室B2はB2
1,B22の2つに分けて設備2,3を別々に、また室
B3の設備4,B4の設備5をそれぞれ個別に診断すべ
く、図示のように臭気のしきい値C1〜C4、粉じんの
しきい値Q1〜Q4、ラドン娘核種のしきい値R1〜R
4をそれぞれ設定している。
【0011】一方、各設備2〜5の空気質はセンサ61
〜64を介して測定されるので、これら測定値を図2に
示すような各設定しきい値と比較する、つまり上記
(1)または(2)式が成立するかどうかの判断を行な
うことにより、異常が発生したかどうかを知ることが可
能となる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、設備または室毎に臭
気を含む空気質しきい値を予め設定しておき、この値と
別途得られる測定値との比較結果にもとづき臭気を含む
空気質を診断するようにしたので、センサ数が少なくな
り低コストな診断が可能となる利点が得られる。また、
気候や気温により空気質の状態が変化するときは、状況
によって個々の診断項目のしきい値に、例えば一定の係
数を乗じて変更することにより、発生状況に応じた適切
な診断が可能となる。さらに、総合的に評価する臭気以
外の個別物質用のセンサについても適用でき、診断が簡
便化できる。
【0013】その結果、この発明は、 1)プラント設備の空気質,臭気診断システム 2)走行ロボットによるプラント設備の空気質,臭気診
断システム などに用いて好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す概要図である。
【図2】各設備,診断項目ごとのしきい値設定例を説明
するための説明図である。
【符号の説明】
1…処理装置、2〜5…設備、61〜64…センサ、B
1〜B4…室、C1〜C4,Q1〜Q4,R1〜R4…
しきい値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 勉 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備毎または設備を設置された室毎にそ
    れぞれ空気質の濃度を臭気として検出する少なくとも1
    種類のセンサを配置し、各設備,室毎、センサの種類毎
    にそれぞれしきい値を設定して空気質の濃度を診断する
    ことを特徴とする空気質の濃度診断方法。
  2. 【請求項2】 前記空気質として臭気の外に粉じん,ラ
    ドン娘核種を含めることを特徴とする請求項1に記載の
    空気質の濃度診断方法。
  3. 【請求項3】 前記しきい値の少なくとも1つを季節,
    温度変化に応じて可変とすることを特徴とする請求項1
    に記載の空気質の濃度診断方法。
JP20713094A 1994-08-31 1994-08-31 空気質の濃度診断方法 Pending JPH0871357A (ja)

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JP20713094A JPH0871357A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 空気質の濃度診断方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001092864A1 (en) * 2000-05-31 2001-12-06 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Gas detector and automobile ventilation system
JP2007285751A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Shimadzu Corp におい識別装置

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