JPH087097A - 隆線方向抽出装置 - Google Patents

隆線方向抽出装置

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JPH087097A
JPH087097A JP6138833A JP13883394A JPH087097A JP H087097 A JPH087097 A JP H087097A JP 6138833 A JP6138833 A JP 6138833A JP 13883394 A JP13883394 A JP 13883394A JP H087097 A JPH087097 A JP H087097A
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ridge
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俊男 亀井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指紋照合や指紋分類、掌紋照合などに必要な
隆線抽出装置に関するもので、量子化方向毎のスリット
の設定などをせずに、単純な処理によって精度良く皮膚
紋様画像の隆線方向を抽出する。 【構成】 まず、勾配ベクトル算出手段12では画像の
水平微分および垂直微分を計算することで、画像の各点
における勾配ベクトルを算出する。分布解析手段14で
は、主成分分析などを用いて局所領域における前記勾配
ベクトルの分布の主軸と直交する方向を求め、得られる
方向を局所領域における隆線方向と決定し出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指紋照合や指紋分類、
掌紋照合などの処理過程において必要な皮膚紋様画像の
隆線方向抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚紋様画像の隆線方向抽出装置は、特
に指紋照合や指紋分類のための特徴抽出において重要で
あり、既にさまざまなものが提案されている。
【0003】特開昭63−308679に開示されてい
る隆線紋様の隆線方向検出装置(特開昭63−3086
79、重光ら、『隆線紋様の隆線方向検出装置』)で
は、まず隆線方向を決める各リサンプリング点におい
て、予め設定した方向毎に複数のスリットを設定し、そ
の各スリット内の濃淡値の平均値を求める(ステップ
1)。次に各方向毎にその平均値の差の最大値を求める
(ステップ2)。この最大値が最も大きい方向を隆線方
向とする(ステップ3)。例えば、図10(a),
(b),(c)をあるリサンプリング点を中心とした局
所領域における指紋画像とする。予め設定する方向数を
8方向として、ステップ1ではまず局所的な領域内のd
1方向に設定されるスリット内の画素値の濃淡値の平均
値を求める。図10(a)の下に示した棒グラフは、各
スリット内の濃淡値の平均値を示している。同様にd
2,d3,…,d8の各方向毎に各スリット内の濃淡値
の平均値を求める。ステップ2では、各方向毎にこの平
均値の差の最大を求め、ステップ3でこの平均値の差の
最大値が最も大きい方向を隆線方向とする。つまり、図
10(c)のように隆線方向とおおよそ平行にスリット
が設定される方向では、この棒グラフの最大と最小の差
が他の方向に比較して最も大きくなるので、このような
方向を隆線方向と決定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、離散化した各方向毎に複数のスリットを設定
し、そのスリット内の濃淡値から平均値を算出し、スリ
ット毎の平均値の差の最大を求めるという処理を行うた
めに、処理が複雑で且つ演算量が多くなる。
【0005】従って、本発明では、演算量が少なく単純
な処理によって精度良く隆線方向を抽出することができ
る隆線方向抽出装置を提供することを目的とする。さら
に、特願平4−18589に記載されている隆線方向の
平滑化などで必要となる出力した隆線方向の信頼度を出
力することができる隆線方向抽出装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明の隆線方向抽
出装置は、皮膚紋様画像を記憶する画像記憶手段と、前
記画像記憶手段に記憶される皮膚紋様画像から予め設定
した各点において勾配ベクトルを算出する勾配ベクトル
算出手段と、前記勾配ベクトル算出手段によって算出さ
れた勾配ベクトルを記憶する勾配ベクトル記憶手段と、
予め設定した画像の各局所領域毎に、該局所領域内に含
まれる勾配ベクトル記憶手段に記憶された前記勾配ベク
トルの分布から前記分布の主軸方向と直交する方向を該
局所領域における皮膚紋様の隆線方向として算出し出力
する分布解析手段を具備することを特徴とする。
【0007】第2の発明の隆線方向抽出装置は、第1の
発明の隆線方向抽出装置において、皮膚隆線のピッチに
対応するように設計した方向微分のための二つの微分オ
ペレータを用いることによって、前記各点における勾配
ベクトルを算出する勾配ベクトル算出手段を具備するこ
とを特徴とする。
【0008】第3の発明の隆線方向抽出装置は、第1の
発明又は第2の発明に記載の隆線方向抽出装置におい
て、予め設定した画像の各局所領域毎に、該局所領域に
含まれる前記勾配ベクトルの分布の分散共分散行列の固
有値のうち、小さい方の固有値に対応する固有ベクトル
の方向を該局所領域における皮膚紋様の隆線方向として
算出し出力する分布解析手段を具備することを特徴とす
る。
【0009】第4の発明の隆線方向抽出装置は、第1の
発明又は第2の発明の隆線方向抽出装置において、予め
設定した画像の各局所領域毎に、該局所領域に含まれる
前記勾配ベクトルの分布の原点周りの二次モーメント行
列の固有値のうち、小さい方の固有値に対応する固有ベ
クトルの方向を該局所領域における皮膚紋様の隆線方向
として算出し出力する分布解析手段を具備することを特
徴とする。
【0010】第5の発明の隆線方向抽出装置は、第3の
発明の隆線方向抽出装置において、予め設定した画像の
各局所領域毎に、該局所領域に含まれる前記勾配ベクト
ルの分布の分散共分散行列の二つの固有値を用いて、該
局所領域における隆線方向の信頼度をも合わせて算出し
出力する分布解析手段を具備することを特徴とする。
【0011】第6の発明の隆線方向抽出装置は、第4の
発明の隆線方向抽出装置において、予め設定した画像の
各局所領域毎に、該局所領域に含まれる前記勾配ベクト
ルの分布の原点周りの二次モーメント行列の二つの固有
値を用いて、該局所領域における隆線方向の信頼度をも
隆線方向と合わせて算出し出力する分布解析手段を具備
することを特徴とする。
【0012】
【作用】以下、本発明の作用について説明する。
【0013】第1の発明では、画像の勾配ベクトルの局
所的な分布に基づいて隆線方向を決定する。画像の勾配
ベクトルを求めるためには、例えば画像の水平微分と垂
直微分を計算すればよく、従来技術において設定してい
た各方向毎のスリットなどを設定する必要が無く非常に
単純な処理となる。例えば、図2(a)は皮膚紋様画像
のある局所領域の一例を表しているが、このような画像
の各点における勾配ベクトルの向きは、図2(b)のよ
うに隆線方向とおおよそ直交するようになる。勾配ベク
トル算出手段では、画像記憶手段に記憶された皮膚紋様
画像から予め設定した画像の各点において前述したよう
な勾配ベクトルを算出し、勾配ベクトル記憶手段に記憶
する。図2(b)に対応する勾配ベクトルの分布は、図
2(c)のように各勾配ベクトルの水平成分の大きさを
x軸に対応させ、垂直成分をy軸に対応させプロットす
ると隆線方向と直交する方向にその主軸を持つことが分
かる。従って、分布解析手段において、予め設定した局
所領域毎に勾配ベクトル記憶手段に記憶された勾配ベク
トルの分布を解析し、主軸方向と直交する方向を隆線方
向とすれば隆線方向を決定することができる。つまり、
従来必要であった方向毎のスリットの設定およびそのス
リットに従った演算が不必要となることから、従来方法
に比較して演算が単純となり少ない演算量で処理を行う
ことが可能となる。
【0014】第2の発明では、第1の発明の勾配ベクト
ル算出手段12において勾配ベクトルの二つの成分を隆
線ピッチを考慮した微分オペレータを用いて算出する。
これによって、隆線方向の抽出に対して効果的な方向微
分を計算することができる。
【0015】以下、この第2の発明の作用について説明
する。いま、隆線紋様をf(x,y)と表記すると、勾
配ベクトルgradf(x,y)は、次式によって表す
ことができる。
【0016】
【数1】
【0017】ディジタル画像において、x方向の微分
【0018】
【外1】
【0019】やy方向の微分
【0020】
【外2】
【0021】を計算する微分オペレータには、様々なも
のがある。最も単純な場合が図3に示すような二つのカ
ーネルを画像に対して畳み込む演算を微分オペレータと
する場合である。これは隆線ピッチを考慮して設計され
ている微分オペレータではないが、例えばこの最も単純
な微分演算オペレータを基礎にして第2の発明を適用す
ると、微分オペレータは図4のようなカーネルを用いる
畳み込み演算となる。ここで、図4のΔhは隆線ピッチ
に対応するように設定されるパラメータである。ここ
で、このパラメータの設定を隆線ピッチに対応させるこ
とによって、隆線方向抽出により好ましい勾配ベクトル
の算出が可能となることについて説明する。
【0022】ここで局所的な隆線紋様f(x,y)を次
式のように平面波とノイズの重畳で近似表現できると仮
定する。
【0023】 f(x,y)=sin(ωx x+ωy y)+n(x,y) (2) ここで、n(x,y)はガウス雑音とし、平面波sin
(ωx x+ωy y)を本来あるべき隆線の紋様であると
する。また、図5に示すような皮膚紋様の隆線ピッチ
T、隆線と平面波の方向φおよび隆線の周波数ω、
ωx 、ωy の関係は、式3の通りである。
【0024】
【数2】
【0025】図4に示すカーネルによる微分オペレータ
を用いる場合、各点における勾配ベクトルは次式によっ
て表される。
【0026】
【数3】
【0027】ベクトルSは、式2において本来ノイズが
なければ得られる勾配ベクトルの信号成分であり、ベク
トルNはノイズ成分である。従って、信号/雑音の比‖
S‖/‖N‖を大きくするようにΔhを決めれば、ノイ
ズの影響を受け難い勾配ベクトルを算出することができ
る。ここで、ベクトルNは、Δhに対してガウス雑音的
に振る舞い、勾配ベクトルを算出する点の座標(x,
y)に対し平均的にはΔhに本質的に依存することなく
一定の値となる。従って信号成分の大きさ‖S‖をでき
るだけ大きくなるようにΔhを決めることで、信号/雑
音の比に優れた勾配ベクトルを得ることができる。
【0028】ここで、‖S‖2 は次式のように書き表さ
れる。
【0029】 ‖S‖2 =4cos2 α(sin(ωx Δh)+sin2 (ωy Δh) =4cos2 α(1−cos((ωx +ωy )Δh)cos((ωx −ωy )Δh)) (9) 式3から上式は次のように書き換えられる。
【0030】 ‖S‖2 =4cos2 α(1−cos((cosφ+sinφ)ωΔh)co s((cosφ−sinφ)ωΔh (10) 式10の‖S‖をφ、ωΔhの関数と考えて、これらの
変数φ、ωΔhに対して濃淡値付の等高線表示すると、
図6に示す図が得られる。ここで、濃淡値が明るいほど
‖S‖の値が大きいことを示している。この図から平面
波の方向φに対する依存性が低く、且つ‖S‖が大きく
なるように、ωΔhを定めるならば、ωΔhがおおよそ
1.0〜2.0程度の値となるようにすればよい。従っ
てΔhは次式によって示される値に設定する。
【0031】
【数4】
【0032】隆線ピッチTは皮膚紋様画像から実際に計
測するか、あるいはΔhを変化させてもっとも良い方向
抽出精度が得られるようなΔhを実験的に定めればよ
い。このように、皮膚紋様の隆線ピッチに対応するよう
に設計したΔhを用いることによって信号/雑音の比‖
S‖/‖N‖を高めることができ、隆線抽出の精度を向
上させることができる。ここで、図4のカーネルについ
て述べた隆線ピッチに対応させたカーネルの設計はあく
までも例であって、他の方向微分のための微分オペレー
タを設計する場合にも隆線ピッチに対応するように微分
オペレータを設計することで、隆線方向抽出に必要な勾
配ベクトルの算出を精度良く行うことができる。
【0033】第3の発明は、第1の発明および第2の発
明の分布解析手段14において行う局所領域に含まれる
勾配ベクトルの分布の解析および隆線方向の決定を効果
的に行うためのものである。分布の主軸を求める方法と
して、文献(高木他監修、『画像解析ハンドブック』、
東京大学出版会、pp.40−42)に示される主成分
分析を用いている。
【0034】つまり、ある局所領域をCとしたときに、
次式に示される行列Vがその局所領域Cに対する勾配ベ
クトルの分布の分散共分散行列となる。
【0035】
【数5】
【0036】この行列Vの小さい方の固有値に対応する
固有ベクトルの軸(第2主軸)は分布の主軸(第1主
軸)と直交する方向となる。従って、この第2主軸方向
を隆線方向として出力すれば、勾配ベクトルの分布の主
軸方向と直交する隆線の方向を出力することができる。
【0037】第4の発明は、第3の発明と同様に第1の
発明および第2の発明において行う局所領域に含まれる
勾配ベクトルの解析を効果的に行うための一つであり、
第3の発明に比較して高速に演算することが可能とな
る。
【0038】式14の分散共分散行列は、勾配ベクトル
の平均
【0039】
【外3】
【0040】の周りの二次モーメント行列である。隆線
が周期的な紋様を成していることから、局所領域の大き
さをある程度大きくすると、この平均の勾配ベクトルは
漸近的に大きさが0のベクトルとなっていく。従って予
めこのベクトル成分を0であると仮定すれば、次式の行
列を得ることができる。
【0041】
【数6】
【0042】この行列を求める演算は、式14の分散共
分散行列を求める演算よりも単純であり高速に演算を行
うことができる。二次モーメント行列の二つの固有値の
うち、小さい方の固有値に対応する固有ベクトルの方向
を隆線方向として出力することで、ほぼ第3の発明と同
様の隆線の方向を算出することができる。
【0043】第5、第6の発明は、それぞれ第3、第4
の発明の隆線抽出装置の分布解析手段において、隆線方
向に加えて、さらに隆線方向の信頼度を出力する。隆線
方向の信頼度は、本発明によって出力した隆線方向を例
えば特願平4−18589に記載されている『隆線方向
パターン平滑化方法およびその装置』などを用いて隆線
方向を平滑化する場合などにおいて重要である。本発明
では、第3の発明および第4の発明における行列の固有
値を用いて隆線方向の信頼度をも隆線方向と合わせて出
力する。例えば、前記の行列Vや行列Mの固有値を
λ1 、λ2 (λ1 >λ2 )として、固有値λ1 に対応す
る固有ベクトルをe1 、固有値λ2 に対応する固有ベク
トルをe2 とする。
【0044】大きい方の固有値λ1 が大きければ大きい
ほど、それに対応する固有ベクトルe1 の方向への画像
の勾配ベクトルが大きいことがわかる。これは隆線の像
がつぶれていたり、かすれておらず、隆線像がはっきり
していることを示している。また、ノイズが多い画像で
は勾配ベクトルの向きがばらつくため勾配ベクトルの向
きはばらつき、その固有値λ1 、λ2 の大きさの差は小
さくなる。このようなことから、第5、第6の発明で
は、例えば次式のような値を隆線方向の信頼度Rとして
出力する。
【0045】
【数7】
【0046】この信頼度Rは、隆線像がはっきりしてお
り、ノイズが少ない場合には、大きな値を示し、出力さ
れる隆線方向の信頼度が高いことを示す。逆に隆線像が
はっきりせず、ノイズが多い場合には、信頼度Rは、小
さい値となり、出力される隆線方向の信頼度が低いこと
を示す。このように第5の発明あるいは第6の発明を用
いることによって各局所領域毎に隆線方向の抽出に対す
る信頼度を付加できるようになる。
【0047】
【実施例】本発明による実施例1について図面を参照し
て説明する。図1は第1の発明による隆線方向抽出装置
の一実施例を示すブロック図である。
【0048】図1を参照すると、本発明の実施例は、指
紋画像などの皮膚紋様画像を記憶する画像記憶手段11
と、画像記憶手段11に記憶された画像の勾配ベクトル
を算出する勾配ベクトル算出手段12と、勾配ベクトル
算出手段12によって算出された勾配ベクトルを記憶す
る勾配ベクトル記憶手段13と、勾配ベクトル記憶手段
13に記憶された勾配ベクトルの分布から隆線方向を決
定し出力する分布解析手段14とから構成される。
【0049】画像記憶手段11は、スキャナやテレビカ
メラなどの入力装置を用いて撮像された指紋などの皮膚
紋様などのディジタル画像をハードディスクやDRAM
などを用いて記憶する。以下では、記憶される画像デー
タが画像サイズ512×512画素のデータである場合
を例に説明する。以下、この画像を画像f(x,y)
(x=1,…,512;y=1,…,512)と表記す
る。画像記憶手段11に記憶された画像f(x,y)
は、勾配ベクトル算出手段12に提供される。勾配ベク
トル算出手段12では、提供された画像f(x,y)の
各点における勾配ベクトルgradf(x,y)=(f
x (x,y),fy (x,y))を算出する。ここでf
x (x,y)、fy (x,y)は、それぞれf(x,
y)のx方向の微分とy方向の微分を表す。この微分演
算は、実際にはx方向の画素値の差分、y方向の画素値
の差分の演算によって実施される。例えば画像全体の各
画素点において勾配ベクトルを算出する場合には、例え
ば図3(a)、(b)に示す二つのカーネルを画像f
(x,y)に対してそれぞれ畳み込み演算することによ
って実現できる。図3(a)の畳み込み演算は、画像の
x方向の微分を意味しており、図3(b)の畳み込み演
算は、画像のy方向の微分を意味している。つまり、図
3(a)、(b)に示す二つのカーネルの畳み込みによ
って得られる結果は、それぞれfx (x,y),f
y (x,y)を表しており、上記の演算により画像全体
に亘る各画素点における勾配ベクトルgradf(x,
y)を算出できていることが分かる。
【0050】なお、画像が低品質でノイズの影響が大き
い場合には、図8(a),(b)に示すカーネルを用い
たソーベル(Sobel)微分などを用いてもよい。
【0051】勾配ベクトル記憶手段13は、DRAMな
どを用いて構成され、勾配ベクトル算出手段12によっ
て得られる勾配ベクトルのx成分fx (x,y)とy成
分fy (x,y)を記憶する。
【0052】分布解析手段14は、勾配ベクトル記憶手
段13に記憶される勾配ベクトルのx成分fx (x,
y)とy成分fy (x,y)を用いて、予め設定された
局所領域毎に、その局所領域内の勾配ベクトルの分布か
ら分布の主軸と直交する方向を算出し、その領域におけ
る隆線方向として出力する。
【0053】分布の主軸の向きは、例えば重回帰分析に
より求める。例えば、fx (x,y)をpi 、f
y (x,y)をqi (iは局所領域中の各勾配ベクトル
に対応する)とする。このとき、次式のEを最小化する
(a,b)をまず求める。
【0054】
【数8】
【0055】得られたaは主軸の傾きを表しているの
で、次式により隆線の方向θを求めることができる。
【0056】
【数9】
【0057】従って分布解析手段14では、例えば設定
する局所領域C(x,y)は、図9に示すような原画像
の大きさ512×512画素に対して水平・垂直方向各
16画素おきに設定した32×32個の点(x,y)を
中心とする(32,32)画素の矩形領域として、各局
所領域毎に式19によって主軸の傾きaを算出し、得ら
れたaを用いて式20に従ってその局所領域に対する隆
線方向を算出し出力する。
【0058】第2の発明を用いた実施例2について説明
する。実施例2は実施例1の隆線方向抽出装置におい
て、皮膚隆線のピッチに対応するように設計した方向微
分のための微分オペレータを用いた勾配ベクトル算出手
段を備えるものである。
【0059】実施例2の隆線方向抽出装置では、例え
ば、皮膚紋様を20画素/mm程度の解像度でサンプリン
グしたディジタル画像の場合には、図7(a)、(b)
に示すカーネルによる畳み込み演算を微分オペレータと
して用いる。つまり、この二つのカーネルと画像記憶手
段11に記憶された画像との畳み込みをそれぞれ行い、
得られた勾配ベクトルを勾配ベクトル記憶手段13に記
憶する。
【0060】これにより、信号/雑音の比に優れたより
良好な結果が得られる。また、式21、式22に示す関
数k1 (x,y),k2 (x,y)により規定されるカ
ーネルのα1 ,α2 のパラメータを隆線ピッチに対応す
るようにしたものを用いて微分を行っても良い。
【0061】 k1 (x,y)=G(x,y;σ1 )sin(α1 x) (21) k2 (x,y)=G(x,y;σ2 )sin(α2 y) (22) なお、G(x,y,;σ)はガウス関数で、σ1
σ2 ,α1 ,α2 は実験的に定める。
【0062】第3の発明を用いた実施例3について説明
する。実施例3は、実施例1あるいは実施例2の隆線方
向抽出装置において、分布解析の手段として主成分分析
を利用した方法を用いて隆線方向を出力する分布解析手
段14を用いるものである。
【0063】まず、勾配ベクトル記憶手段13に記憶さ
れる勾配ベクトルfx (x,y)、fy (x,y)を用
いて、隆線方向を出力する各局所領域において式14に
示される分散共分散行列Vを求める。
【0064】次に、得られた結果を用いて各局所領域毎
に式14に示される行列の固有値・固有ベクトルを求
め、隆線方向を算出し出力する。ここで得られる固有値
をλ1,λ2 (λ1 >λ2 )として、固有値λ1 に対応
する固有ベクトルをe1 、固有値λ2 に対応する固有ベ
クトルをe2 とする。式23の表記を用いると、これら
の値は式24〜式27で表される。
【0065】
【数10】
【0066】従って、小さい方の固有値λ2 に対応する
固有ベクトルe2 の方向θを0≦θ<πの範囲で式28
により計算する。
【0067】
【数11】
【0068】この結果得られる方向θをその局所領域に
おける隆線方向として出力する。
【0069】第4の発明を用いた実施例4について説明
する。実施例4では、実施例3で用いた式14の分散共
分散行列Vの代わりに第4の発明による式16の分布の
原点周りの二次モーメント行列Mを用いた分布解析手段
14を適用する。これにより、より少ない演算量で演算
を行うことが可能となる。
【0070】つまり、勾配ベクトル記憶手段13に記憶
される勾配ベクトルfx (x,y)、fy (x,y)を
用いて、隆線方向を出力する各局所領域において式16
に示される原点周りの二次モーメント行列Mを求める。
得られた行列Mの各要素を式29のようにおく。
【0071】
【数12】
【0072】それ以降の処理は、実施例3と同様に処理
を行い隆線方向を局所領域毎に出力する。
【0073】第5の発明もしくは第6の発明を用いた実
施例5について説明する。実施例5では実施例3もしく
は実施例4の隆線方向抽出装置の分布解析手段におい
て、局所領域毎の隆線方向の出力に加えて、各局所領域
毎の隆線方向に対する信頼度をも出力するものである。
【0074】第5の発明を用いた場合には式14の分散
共分散行列V、第6の発明を用いた場合には式16の二
次モーメント行列Mの固有値である式24の固有値λ1
および式25の固有値λ2 を用いて隆線に対する信頼度
Rを例えば次式により算出する。
【0075】
【数13】
【0076】また、信頼度の値の範囲[0,1]のよう
に限定したい場合には、例えば次式に従って信頼度Rを
算出してもよい。
【0077】
【数14】
【0078】
【発明の効果】本発明を用いることで、高速で且つノイ
ズに対して頑強な皮膚紋様の隆線方向特徴の抽出を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の作用を説明するための図である。
【図3】本発明の作用および実施例を説明するための図
である。
【図4】本発明の作用を説明するための図である。
【図5】本発明の作用を説明するための図である。
【図6】本発明の作用を説明するための図である。
【図7】本発明の実施例を説明するための図である。
【図8】本発明の実施例を説明するための図である。
【図9】本発明の実施例を説明するための図である。
【図10】従来の技術を説明するための図である。
【符号の説明】
11 画像記憶手段 12 勾配ベクトル算出手段 13 勾配ベクトル記憶手段 14 分布解析手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】皮膚紋様画像を記憶する画像記憶手段と、 前記画像記憶手段に記憶される皮膚紋様画像から予め設
    定した各点において勾配ベクトルを算出する勾配ベクト
    ル算出手段と、前記勾配ベクトル算出手段によって算出
    された勾配ベクトルを記憶する勾配ベクトル記憶手段
    と、予め設定した画像の各局所領域毎に、該局所領域内
    に含まれる勾配ベクトル記憶手段に記憶された前記勾配
    ベクトルの分布から前記分布の主軸方向と直交する方向
    を該局所領域における皮膚紋様の隆線方向として算出し
    出力する分布解析手段を具備することを特徴とする隆線
    方向抽出装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の隆線方向抽出装置におい
    て、 皮膚隆線のピッチに対応するように設計した方向微分の
    ための二つの微分オペレータを用いることによって、前
    記各点における勾配ベクトルを算出する勾配ベクトル算
    出手段を具備することを特徴とする隆線方向抽出装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の隆線方向抽
    出装置において、 予め設定した画像の各局所領域毎に、該局所領域に含ま
    れる前記勾配ベクトルの分布の分散共分散行列の固有値
    のうち、小さい方の固有値に対応する固有ベクトルの方
    向を該局所領域における皮膚紋様の隆線方向として算出
    し出力する分布解析手段を具備することを特徴とする隆
    線方向抽出装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は請求項2に記載の隆線方向抽
    出装置において、 予め設定した画像の各局所領域毎に、該局所領域に含ま
    れる前記勾配ベクトルの分布の原点周りの二次モーメン
    ト行列の固有値のうち、小さい方の固有値に対応する固
    有ベクトルの方向を該局所領域における皮膚紋様の隆線
    方向として算出し出力する分布解析手段を具備すること
    を特徴とする隆線方向抽出装置。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の隆線方向抽出装置におい
    て、 予め設定した画像の各局所領域毎に、該局所領域に含ま
    れる前記勾配ベクトルの分布の分散共分散行列の二つの
    固有値を用いて、該局所領域における隆線方向の信頼度
    をも合わせて算出し出力する分布解析手段を具備するこ
    とを特徴とする隆線方向抽出装置。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の隆線方向抽出装置におい
    て、 予め設定した画像の各局所領域毎に、該局所領域に含ま
    れる前記勾配ベクトルの分布の原点周りの二次モーメン
    ト行列の二つの固有値を用いて、該局所領域における隆
    線方向の信頼度をも隆線方向と合わせて算出し出力する
    分布解析手段を具備することを特徴とする隆線方向抽出
    装置。
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