JPH0465776A - 画像の比較方法 - Google Patents

画像の比較方法

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JPH0465776A
JPH0465776A JP2177791A JP17779190A JPH0465776A JP H0465776 A JPH0465776 A JP H0465776A JP 2177791 A JP2177791 A JP 2177791A JP 17779190 A JP17779190 A JP 17779190A JP H0465776 A JPH0465776 A JP H0465776A
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JP2177791A
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Ryohei Kumagai
熊谷 良平
Yoshinori Kawajiri
川尻 義則
Ryoji Yamawaki
山脇 亮司
Koji Muranaka
村中 広司
Masafumi Miura
三浦 雅文
Katsuyuki Ishii
石井 克幸
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Ezel Inc
Sharp Corp
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Ezel Inc
Sharp Corp
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/20Individual registration on entry or exit involving the use of a pass
    • G07C9/22Individual registration on entry or exit involving the use of a pass in combination with an identity check of the pass holder
    • G07C9/25Individual registration on entry or exit involving the use of a pass in combination with an identity check of the pass holder using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voice recognition
    • G07C9/257Individual registration on entry or exit involving the use of a pass in combination with an identity check of the pass holder using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voice recognition electronically
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば指紋照合システム等に適用され、隆線
を含む画像同士を比較する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の指紋照合方法において、まず指紋隆線を含む画像
が2値化され、この2値化された画像が細線化されて隆
線パターンが求められる。そしてこの隆線パターンから
分岐点、端点、曲率が主な特徴として抽出され、これら
の特徴に基づいて、マスター画像(基準となる指紋の画
像)とサンプル画像(検査される指紋の画像)の比較が
行われる。
〔発明が解決しようとする課題] ところがこのような従来方法においては、特徴抽出の基
礎となる隆線パターンの品質によって照合の精度が著し
く変動する。このため、指紋照合システムへのサンプル
画像の入力に際し、指を揚像機の所定の部位に正確に置
き、常にきれいな指紋を撮影しなければならず、サンプ
ル画像の入力方法に関する制約が厳しかった。
本発明はこのような従来の問題点を解消すべく創案され
たもので、サンプル画像の入力に対する制約を大幅に緩
和し得る、図形隆線を含む画像の比較方法を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る画像の比較方法は、被検査画像および基準
画像の各画素の濃度値を求め、各画素に関し、隣接する
画素との間の濃度値の変化量が最小となる方向を検出し
、被検査画像および基準画像をそれぞれ複数のブロック
に分割し、各プロ・ンクについて、上記最小となる方向
に基づいた指標を求め、指標を用いて被検査画像と基準
画像が実質的に一致しているか否かを判断することを特
徴としている。
また本発明に係る第2の比較方法は、被検査画像および
基準画像の各画素の濃度値を求め、各画素に関し、隣接
する画素との間の濃度値の変化が最小となる方向を検出
し、被検査画像および基準画像について、上記最小とな
る方向の割合を求め、この割合を用いて被検査画像と基
準画像が実質的に一致しているか否かを判断する。
〔作用〕
本発明に係る画像の比較方法において、入力画像を濃淡
画像のまま処理することによって画像に含まれている情
報を最大限に活用し、また画像をブロック単位で処理し
て大局的な比較判断を行う。
〔実施例] 以下図示実施例に基づいて本発明に係る画像の比較画像
を説明する。
第1図は本発明の画像比較方法を用いた指紋照合システ
ムを示す、指紋照合システムは画像入力装置10および
照合処理装置F20を備え、画像入力装置10において
撮影した画像を照合処理装置20において比較処理する
。画像入力装置10は直角プリズム11に光源12から
照明光を入射し、その全反射光をCCDカメラ13で検
出する。プリズム12はその斜面14が検出面とされ、
指紋を検出すべき指FINはこの斜面工4に接触させる
。指FINを接触させない状態では、照明光は全て全反
射され、CCDカメラ13では白一色の映像が検出され
る。
そして第2図に示すように、指の接触面FINl(指紋
の山)においては、プリズム界面の屈折率が変化するた
め、照明光は全反射せずに界面を遭遇する。従って、指
紋の山の部分が濃淡を持つ暗線としてCCDカメラに入
力される。
照合処理装置20は画像処理部21とカードリーダ22
を有し、被検者がIDカード23をカードリーダ22に
挿入することにより、マスターデータが読み出され、画
像入力装置10から取り込んだデータとの比較が行われ
る。この比較はコンピュータ23によって行われ、比較
結果が表示部24に表示されるとともに、比較結果が合
格(指紋一致)であったときには、アクチュエータ25
を作動して、扉26を解錠する。
なお、マスターデータの特定は、被検者がキーボードか
らID番号を入力する等積々の態様を採用し得る。
第3図は指紋の隆線の大局的方向を矢印で示したもので
ある。この大局的方向を示す指標として、発明者は各画
素の濃度値の偏微分値が最小となる方向のヒストグラム
を採用した。例えば領域Iに含まれる各画素の濃度値の
変化は、水平方向から反時計周りに45°回転した方向
において、最小となる傾向が強いため、この領域の各画
素の濃度値の偏微分値はこの456の方向において最小
となる頻度が高い。したがって領域Iにおける画素の濃
度値の変化に関して第4図(I)に示すヒストグラムが
得られる。また領域■に含まれる各画素の濃度値の変化
は、水平方向から反時計周りに90°回転した方向にお
いて、最小となる傾向が強いため、この領域の各画素の
濃度値の偏微分値はこの90°の方向において最小とな
る頻度が高く、領域■における画素の濃度値の変化に関
しては、第4図(n)に示すヒストグラムが得られる。
このようなヒストグラムを得るため、次のような処理が
実行される。
まず、入力された指紋画像すなわちサンプル画像の各画
素について濃度値が求められる。一方、このサンプル画
像と比較される基準となる指紋画像すなわちマスター画
像については予め各画素毎に濃度値が求められ、コンピ
ュータ23のメモリに記憶されている。
次に、各画素について、隣接する画素との間の濃度値に
関する偏微分値が求められる。なおここで、隣接する画
素とは、偏微分の対象となる画素に直接隣合う画素だけ
でなく、数個だけ離れた画素も含むものとする。偏微分
は、第5図に示すように、水平方向(番号1)、水平方
向から反時計方向に22.5°ずつ回転した方向(番号
2.3.4.5)、また水平方向から時計方向に22.
5°ずつ回転した方向(番号6.7.8)に関して、す
なわち157.5”の範囲にわたって行われる。
ここで水平方向にX座標、垂直方向にX座標をとり、ま
た濃度値の変化量をΔdとすると、偏微分値2は、 Δd Δχ+Δy となる。
デジタル画像における偏微分は離散的であり、特に距離
要素に関しては、偏微分方向により比較的大きな距離を
採用する必要が生じる。しかし、距離が過大になると、
指紋の谷を越えて、すなわち、指紋の山から山に跨る微
分が行われ、指紋隆線の特徴が失われる。従って、距離
値としては、方向の精度を極力高めつつ微小量を採用す
べきである。また第1図の画像入力装置10は、指紋を
斜め45°の方向から観察するため、CCDカメラ13
に入力される画像においてY方向の成分についての補正
を要する。この補正を考慮した偏微分の距離として、0
° (Δx=2、Δy=0)、22.5’  (Δx=
2、Δy=1)、45° (Δx=2、Δy=2)、6
7.5° (Δx=2、Δy=3)を用いて良好な結果
を得ている。
各画素について番号1〜8(第5図)の各方向に関する
偏微分値を計算する際、既に求められている偏微分値と
新しく求められた偏微分値とを比較して小さい方をメモ
リに記憶させておく。しかして、各方向についての偏微
分を行いつつ小さい方をメモリに記憶させていくと、8
方向についての計算が終了した時点でメモリには最小偏
微分値が格納されることとなる。この処理を全画素につ
いて行うことにより、全画素について最小偏微分値が求
められる。
次いで、再び各画素について番号1〜8の各方向に関す
る偏微分値を計算し、この偏微分値を既に求められてい
る最小偏微分値と比較する。そして、今求められた偏微
分値が最小偏微分値と一致した時、その時の偏微分値の
r方向1に対応する番号(第5図の番号1〜8)を画像
処理部のメモリに格納する。しかして、全画素について
偏微分値が最小となる方向が求められ、画像全体につい
て偏微分値が最小となる方向の分布が得られる。
このように濃淡画像から直接画像各部の方向成分を抽出
するので、原画像の情報を最大限に活用し得る。
さて、サンプル画像について最小偏微分値となる方向の
分布が得られると、これにより指紋の隆線の傾向が把握
可能であり、この方向の分布をマスター画像のものと比
較することによって指紋照合を行い得る。すなわち、各
画素毎に得られた最小偏微分値となる方向のデータを、
サンプル画像とマスター画像との間において、対応する
画像毎に比較する。しかし本実施例では、画像を複数の
ブロックに分割し、各ブロックについて最小となる方向
に基づいた指標を求め、サンプル画像とマスター画像に
ついて、この指標を用いて比較を行っている。これは、
サンプル画像とマスター画像の比較を大局的に行うため
である。
なお、このように指紋画像をブロックに分割するのでは
なく、各画像毎に比較してもよい。すなわち、例えば8
0%以上の画素において上記方向が一致していれば、サ
ンプル画像とマスター画像が相互に一致していると判断
してもよい。
第6図は、指紋画像41をブロックに分割する方法を示
す。この画像41は15個のブロックA〜0に分割され
、各ブロックA−0はさらに、16×16画素から成る
16個の領域a−,−pに分割されている。本実施例で
は、各ブロックA−0について、以下の特徴量を算出し
サンプル画像とマスター画像の比較を行う。
まず各領域a −p毎に全分散を算出する。全分散とは
本来、次の式によって定義されるものである。すなわち
、 全分散−クラス間分散子クラス内分散 =sin”(θ/2 )+(Vm+V s ) / ま
ただし、θは各領域におけるマスター画像とサンプル画
像の最小偏微分値となる方向のずれの角度、Vmはマス
ター画像の各領域におけるクラス内分散、VSはサンプ
ル画像の各領域におけるクラス内分散を示す、さて本実
施例では全分散REを、1から上記式によって定義され
る全分散をひいたものとして定義している。すなわち本
実施例において、全分散REは、 RE = 1−5in”(θ/2)−(Vm+Vs)/
2= cos 2(θ/2)−(Vm十Vs)/2  
(t)と定義される。これによって、−成度が高い程全
分散が増加する傾向が得られる。
(1)式によって定義される全分散を求めるために、ま
ずマスター画像およびサンプル画像についてクラス内分
散Vm、Vsを求める。これを第7図および第8図を用
いて説明する。第7図は方向コードに対する画素数のヒ
ストグラムを示し、第8図は方向コードの定義を示す。
すなわち、垂直上方を向く方向のコードをrl、と定め
、これがら時計周りに22.5°ずつ回転変位する毎に
方向コードは「2」、「3」・・・「8」と増加するも
のとする。
まず方向コードr1.を仮の中心点とし、各方向コード
毎に方向コードr1」に対する方向ずれを求める。すな
わち方向ずれは、方向コード「2」、「3」、「4」、
「5」、「6」、「7」、「8」に対して、それぞれ1
.2.3.4.3.2.1(第7図において括弧で示さ
れる数)となる。なお、方向コード「2Jと「8」、「
3」と「7」、r4jとr5jにおいて、それぞれ方向
ずれが同じであるのは、方向ずれが時計周りであるか反
時計周りであるかを考慮しないからである。
次に、各方向コードにおける画素数に、方向ずれの大き
さに応じた重みをかけ、その総和Tを求める。ここで重
みは、方向ずれの角度をθとすると、sin”θであり
、方向ずれがない場合は0.0、方向ずれが1の場合は
0.15、方向ずれが2の場合は0.5、方向ずれが3
の場合は0.85、方向ずれが4の場合は1.Oである
。このように各方向コードの画素数に重みを乗じるのは
、クラス内分散に対する画素数の影響が仮中心点から離
れているものほど強くなると考えられるからである。
このようにして得られた総和Tを領域内の画素数256
で割った値がクラス内分散である。このクラス内分散は
、全ての方向コードを仮中心点として算出され、すなわ
ちひとつの領域について8個のクラス内分散が得られる
。次に、これらのクラス内分散の最小値を求め、この最
小値となるクラス内分散をその領域におけるクラス内分
散とする。また、この最小値となるクラス内分散に対応
する方向コードをその領域における方向コードとする。
しかして各領域a −p毎にクラス内分散と方向コード
が求まる。
次に、各領域B −、−pのクラス内分散の平均値をと
り、これを対応するブロックA−0のクラス内分散とす
る。このようにして得られたクラス内分散が、上記(1
)式において使用されるマスター画像およびサンプル画
像のクラス内分散Vm、Vsである。同様にして、各領
域a −pの方向コードの平均値をとり、これを対応す
るブロックA−0の方向コードとする。この方向コード
が次に述べるように、上記(1)式において使用される
方向コードである。
次に上記(1)式におけるcos ” (θ/2)、す
なわち方向ずれ度を算出する。これは、各ブロック毎に
、マスター画像とサンプル画像の方向コードの差を求め
、この差に対応する角度をθとして計算する。
例えば、マスター画像とサンプル画像の方向コードの差
が1であれば、θは22.5’であるから、方向ずれ度
は0.96となる。同様に、差が2であれば、θは45
°であるから、方向ずれ度は0゜85、差が3であれば
、θは67.5°であるから、方向ずれ度は0.69、
差が4であれば、θは90°であるから、方向ずれ度は
0.5となる。
以上のようにして得られた方向ずれ度(クラス間分散)
とクラス内分散Vm、Vsを用いて、上記(1)式から
各ブロックA〜0毎に全分散REが求められる。この全
分散REは、Oと1の間で変化し、サンプル画像とマス
ター画像との類似の度合いが強いほど1に近くなる。例
えば、サンプル画像とマスター画像とがほぼ一致してい
る場合、全てのブロックA〜0について、全分散REは
0゜8以上の値となる。これに対し、サンプル画像とマ
スター画像とが非類似の場合、多くのプロ・ツクA〜0
において、全分散REは0.7未満の値となる。また、
サンプル画像とマスター画像とがほとんど一致している
が一部において類似していない場合、全分散REは、は
とんどのブロックにおいて、0.8以上の値となるが一
部のブロックにおいては0.7未満の数値となる。
次いで、各ブロックA〜0毎に相互相関を算出する。こ
こに相互相関は次の式によって定義される。
ΣX (θ1)xx(θi) ただしCORは相互相関、X(θi)はサンプル画像に
おけるθi (deg)方向の画素数、X(θi)はマ
スター画像におけるθi (deg)方向の画素数であ
る。
この相互相関においても全分散の場合と同様に、まず各
領域a−p毎に算出し、その平均値を対応するブロック
の相互相関とする。相互相関は0と1の間で変化し、サ
ンプル画像とマスター画像との類似の度合いが強いほど
1に近くなる。
さらに、各ブロックA〜0毎にクラス間距離を算出する
。ここにクラス間距離は次の式により定義される。
ただしDCはクラス間距離、X(θi)はサンプル画像
におけるθi (deg)方向の画素数、X(θi)は
マスター画像におけるθi (deg)方向の画素数で
ある。
このクラス間距離も全分散および相互相関と同様に、ま
ず各領域a −p毎に算出し、その平均値を対応するブ
ロックのクラス間距離とする。クラス間距離は1と0の
間で変化し、サンプル画像とマスター画像との類似の度
合いが強いはど0に近くなる。
以上のようにして、マスター画像とサンプル画像につい
て、各ブロックA−0毎に全分散、相互相関およびクラ
ス間距離が算出される。マスター画像とサンプル画像が
実質的に一致していると判断されるためには、全てのブ
ロックについて、例えば、全分散が0.7以上、相互相
関が0.96以上、クラス間距離が0.1以下であるこ
とが必要である。換言すれば、ひとつのブロックでもこ
れらの基準から外れていれば、サンプル画像はマスター
画像とは異なるものであると判断される。
すなわち、このような比較方法が第1図に示すような指
紋照合システムに適用された場合、被検査指紋(サンプ
ル画像)が基準指紋(マスター画像)に一致していると
判断された時、扉26が開錠される。また被検査指紋が
基準指紋に一致していないと判断された時には、扉26
を解錠することなく、再度の指紋入力を被検者に要求す
るか、入場拒否のメツセージを出力することになる。
なお、指紋は常に全てのブロックA〜O内に押捺される
とは限らず、例えば角に位置するブロック等において、
ある領域3 % pの画素データが256 (16x1
6画素)に満たない場合もあり得る。このような場合、
その領域における画素デ−夕を無視してそのブロックの
全分散、相互相関およびクラス間距離を算出すべきであ
る。ただし、この無効ブロックの割合が所定値以上に達
したときには、被検者に対し直ちに指紋再入力を要求す
る。
また、これらの指標、すなわち全分散、相互相関および
クラス間距離を全て利用する必要はな(、これらのうち
の1あるいは2の指標を画像の比較に用いるようにして
もよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、マスター画像とサンプル画像の
比較を、濃度値の変化が最小になる方向を求め、そして
この方向に基づいた指標を各画像のブロック毎に求めて
各画像を比較するものである。したがって、各画像を大
局的に比較することができ、サンプル画像の隆線パター
ンの品質によらずに常に高精度な比較が可能となる。す
なわち本発明によれば、サンプル画像の入力に対する制
約が大幅に緩和される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像比較方法を用いた指紋照合システ
ムを示すブロック図、 第2図は直角プリズムの斜面と指との接触部分を拡大し
て示す図、 第3図は指紋の隆線パターンの一例を示す図、第4図(
1)は第3図の領域Iにおける画素の濃度値の変化に関
するヒストグラムを示す図、第4図(I[)は第3図の
領域Hにおける画素の濃度値の変化に関するヒストグラ
ムを示す図、第5図は偏微分の方向を示す図、 第6図は指紋画像をブロックに分割する方法を説明する
ための図、 第7図は方向コードに対する画素数のヒストグラムを示
す図、 第8図は方向コードの定義を示す図である。 A〜0・・・ブロック 計−一一一一一 第4 図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]隆線を有する2つの画像を相互に比較する方法で
    あって、以下の(1)〜(4)のステップを備えること
    を特徴とする画像の比較方法。 (1)被検査画像および基準画像の各画素の濃度値を求
    め、 (2)各画素に関し、隣接する画素との間の濃度値の変
    化が最小となる方向を検出し、 (3)上記被検査画像および基準画像をそれぞれ複数の
    ブロックに分割し、各ブロックについて、上記最小とな
    る方向に基づいた指標を求め、 (4)上記指標を用いて被検査画像と基準画像が実質的
    に一致しているか否かを判断する。 [2]隆線を有する2つの画像を相互に比較する方法で
    あって、以下の(1)〜(4)のステップを備えること
    を特徴とする画像の比較方法。 (1)被検査画像および基準画像の各画素の濃度値を求
    め、 (2)各画素に関し、隣接する画素との間の濃度値の変
    化が最小となる方向を検出し、 (3)上記被検査画像および基準画像について、上記最
    小となる方向の割合を求め、 (4)上記割合を用いて被検査画像と基準画像が実質的
    に一致しているか否かを判断する。
JP2177791A 1990-07-05 1990-07-05 画像の比較方法 Pending JPH0465776A (ja)

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