JPH08704A - 気泡浴槽のポンプ防音構造 - Google Patents

気泡浴槽のポンプ防音構造

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Publication number
JPH08704A
JPH08704A JP16465794A JP16465794A JPH08704A JP H08704 A JPH08704 A JP H08704A JP 16465794 A JP16465794 A JP 16465794A JP 16465794 A JP16465794 A JP 16465794A JP H08704 A JPH08704 A JP H08704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
top plate
side plates
pump cover
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP16465794A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Iwai
克巳 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Publication of JPH08704A publication Critical patent/JPH08704A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプの振動が発生してもその外周のポンプ
カバーにより振動・騒音を著減する。 【構成】 浴槽4に付設されて浴マッサージのための気
泡を発生するためのポンプ装置6において、そのポンプ
カバー10の内面に制振材16を貼着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴槽に気泡を噴出し
て浴中マッサージを行うことのできる気泡浴槽のポンプ
防音構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の気泡浴槽においては、ポ
ンプは建屋外に設けられ、このポンプの振動を防止する
ため、その据付基部にゴム等の防振部材を取付けて振動
を緩和するように設けられ、さらに、このポンプの外周
を覆うようにカバーが取付けられて騒音を防止するよう
に設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポンプ
の据付基部に防振部材を取付けるものの、振動音がカバ
ーに伝わり、同カバーが共鳴体となって不快音を発生す
る問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、ポンプの振動が発生してもその外周の
ポンプカバーにより振動・騒音を著減することができる
気泡浴槽のポンプ防音構造を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、浴槽に付設されて浴中マッサージのた
めの気泡を発生するためのポンプ装置において、そのポ
ンプカバーの内面に制振材を貼着する構成としたことで
あり、また、前記ポンプカバーは天板と前後、左右の側
板とからなり、前記制振材はこれら各天板および側板の
面積のほぼ1/3程度のほぼ相似形状に形成して貼着す
る構成とし、さらには、前記ポンプカバーには少なくと
もその天板と3面の側板の中心部に、天板および側板の
面積のほぼ1/3程度のほぼ相似形状に制振材を形成し
て貼着する構成とした気泡浴槽のポンプ防音構造であ
る。
【0006】
【作用】上記構成とすることにより、ポンプからのポン
プカバーに伝わる振動による共鳴を防止して外部への透
過音を防止する。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1は浴室内外の略体図、図2は浴室内外
の水平断面図、図3は浴槽とポンプ装置側との断面図を
示すもので、浴室1は外壁2を境として屋外3と遮断さ
れており、同浴室1には浴槽4が設置され、同浴槽4の
一側には屋外側に設置された燃焼装置(図示せず)に連
繋される湯沸し口5a,5bが設けられ、また、他方の
一側には屋外に設置されたポンプ装置6のポンプ(図示
せず)に接続される給水管7と噴出管8とが設けられ、
この噴出管8の先端には気泡噴出ノズル(図示せず)が
取付けられている。
【0008】このポンプ装置6は図示しないポンプとそ
の外周を遮蔽するポンプカバー10とからなるもので、
このポンプカバー10は鋼板材あるいは合成樹脂材から
なり、例えば略方形状の天板11と左右、前後の略長方
形状の側板12,13,14,15とにより下方開放の
箱形状に形成され、外壁2側と対設する側板14には給
水管7および噴出管8を挿通する孔が貫設されている。
このように形成されたポンプカバー10の内側面には制
振材16が貼着されている。
【0009】この制振材16は各種のものがあり、例え
ばアルミシートとブチルゴムを複合成形した日東電工株
式会社の商品名レジェトレックスD−300、鉛テープ
状のもの、また、ゴムとプラスチック材を複合形成した
例えば横浜ゴム株式会社の商品名ハマダンパー等各種の
ものが開発されている。なお、本例ではレジェトレック
スD−300を採用した。この制振材16はポンプカバ
ー10の各天板11および側板12,13,15の4面
を対象として貼着するもので、その形状は天板11およ
び側板12,13,15のそれぞれの面積のほぼ1/3
の面積で各天板11および側板12,13,15と相似
形状に形成されて、各制振材16はそれぞれ対象とする
天板11および側板12,13,15の中心部に相似状
に貼着されている。このように制振材16を貼着したポ
ンプカバー10の下縁側の所定の位置には取付け基礎部
に対するゴム脚17が取付けられてポンプカバー10は
ポンプに被せ状にして取付けられている。
【0010】このように制振材16を貼着したポンプカ
バー10によりカバーしたポンプの運転による騒音測定
の結果が図4に示すもので、この測定は図3に示すよう
にポンプ設置の基盤Aより所定の高さ位置H(1.5m
の位置)で測定した結果で、横軸に周波数Hz 、縦軸に
オクターブバンドレベルdBで表示している。なお、こ
の測定条件はA特性オールパス騒音レベルで行われてい
る。この測定図はポンプカバー10に制振材16を取付
けない状態での測定値が点線aで示されており、また、
制振材16を取り付けた状態での測定値が実線bで示さ
れている。また、一点鎖線cで示すものは暗騒音、つま
りポンプを運転しない状態での測定値を示すもので、図
示のように騒音はほぼ3.4dB減少され、PNC値も
55から50に低減されている。
【0011】このようにポンプの作動により発生する振
動はゴム脚17により低減することができ、とくに、こ
の制振材16は各天板11および側板12,13,15
のそれぞれの面積のほぼ1/3の面積で各天板11およ
び側板12,13,15と相似形状に形成されて、各制
振材16はそれぞれ対象とする天板11および側板1
2,13,15の中心部に相似状に貼着する構成とした
ものである。したがって、通常的にはポンプカバー10
の内面の全体に制振材16を貼着するものであるが、各
天板11および側板12,13,15と相似形状の面積
1/3程度の制振材16をその中心部に、すなわち一番
振動する振動源となる中心に貼着することにより、ポン
プから伝わる振動・騒音を各所に貼着した制振材16に
より制振して相互間へ伝幡することが抑制されて騒音を
低減することができる。また、各制振材16は取付け対
象とする各天板11および側板12,13,15のそれ
ぞれの面積のほぼ1/3の面積で各天板11および側板
12,13,15と相似形状に形成したものであるか
ら、ポンプカバー10を軽量化することができて取扱い
を容易に行うことができ、また、ポンプカバー10内の
熱の放散を十分に行うことができて、夏期等におけるポ
ンプに対する熱影響を防止することができる。
【0012】
【発明の効果】制振材は各天板および前後、左右の側板
のそれぞれの面積のほぼ1/3の面積で、かつ各天板お
よび側板に対して相似形状に形成されて、各制振材はそ
れぞれ対象とする天板および側板の中心部に相似状に貼
着されている。したがって、一番振動する振動源となる
中心に貼着することにより、ポンプから伝わる振動・騒
音を各所に貼着した制振材により制振して相互間へ伝幡
することが抑制されて騒音を低減することができる。ま
た、各制振材は取付け対象とする各天板および側板のそ
れぞれの面積のほぼ1/3の面積に形成したものである
から、ポンプカバーを軽量化することができて取扱いを
容易に行うことができ、また、ポンプカバー内の熱の放
散を十分に行うことができて、夏期等におけるポンプに
対する熱影響を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴室内外の略体図である。
【図2】浴室内外の水平断面図である。
【図3】浴槽とポンプ装置側との対応断面図である。
【図4】ポンプカバーによる騒音測定図である。
【符号の説明】
4 浴槽 6 ポンプ装置 10 ポンプカバー 11 天板 12,13,14,15 側板 16 制振材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽に付設されて浴中マッサージのため
    の気泡を発生するためのポンプ装置において、そのポン
    プカバーの内面に制振材を貼着する構成とした気泡浴槽
    のポンプ防音構造。
  2. 【請求項2】 前記ポンプカバーは天板と前後、左右の
    側板とからなり、前記制振材はこれら各天板および側板
    の面積のほぼ1/3程度のほぼ相似形状に形成して貼着
    する構成とした請求項1の気泡浴槽のポンプ防音構造。
  3. 【請求項3】 前記ポンプカバーには少なくともその天
    板と3面の側板のそれぞれの中心部に、各天板および側
    板の面積のほぼ1/3程度のほぼ相似形状にそれぞれ制
    振材を形成して貼着する構成とした請求項1の気泡浴槽
    のポンプ防音構造。
JP16465794A 1994-06-22 1994-06-22 気泡浴槽のポンプ防音構造 Pending JPH08704A (ja)

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JP16465794A JPH08704A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 気泡浴槽のポンプ防音構造

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JP16465794A JPH08704A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 気泡浴槽のポンプ防音構造

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JPH08704A true JPH08704A (ja) 1996-01-09

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ID=15797339

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JP16465794A Pending JPH08704A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 気泡浴槽のポンプ防音構造

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JP (1) JPH08704A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19644715A1 (de) * 1996-10-15 1998-04-16 Schydlo Martin Verfahren zur Zufuhr von Wasser und Luft in ein Schwimmbecken und Einrichtung hierfür
FR2934776A1 (fr) * 2008-08-05 2010-02-12 Radio Electr Et Mecanique Sire Dispositif comportant une pompe a eau pour installation de balneotherapie.
JP2012047066A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd 給水装置
WO2017096829A1 (zh) * 2015-12-12 2017-06-15 邹剑寒 一种低噪音按摩机及其气泵装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE19644715A1 (de) * 1996-10-15 1998-04-16 Schydlo Martin Verfahren zur Zufuhr von Wasser und Luft in ein Schwimmbecken und Einrichtung hierfür
FR2934776A1 (fr) * 2008-08-05 2010-02-12 Radio Electr Et Mecanique Sire Dispositif comportant une pompe a eau pour installation de balneotherapie.
JP2012047066A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd 給水装置
WO2017096829A1 (zh) * 2015-12-12 2017-06-15 邹剑寒 一种低噪音按摩机及其气泵装置

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