JPH0870401A - 画像のタイミング一致検出方法及び装置 - Google Patents

画像のタイミング一致検出方法及び装置

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JPH0870401A
JPH0870401A JP6205277A JP20527794A JPH0870401A JP H0870401 A JPH0870401 A JP H0870401A JP 6205277 A JP6205277 A JP 6205277A JP 20527794 A JP20527794 A JP 20527794A JP H0870401 A JPH0870401 A JP H0870401A
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time
image signal
timing
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Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 平均輝度値算出回路2は入力端子1aから供
給されるSD画像信号と入力端子1bから供給されるH
D画像信号の平均輝度値mを算出する。標準偏差算出回
路4はSD画像信号とHD画像信号の標準偏差σを算出
する。フレーム間差分算出回路6はSD画像信号とHD
画像信号のフレーム間差分Δを算出する。動きベクトル
算出回路8はSD画像信号とHD画像信号の動きベクト
ルvを算出する。時系列値記憶部3、5、7及び9は、
SD画像信号とHD画像信号の上記平均輝度値m、標準
偏差σ、フレーム間差分Δ及び動きベクトルvの一定時
間の時系列データを保有する。時間方向マッチング回路
10はSD画像の信号及びHD画像信号の各種時系列デ
ータの時間方向のマッチングをとり、タイミング一致点
を検出する。 【効果】 タイムコードの記録を不要としながらも、画
像の時間方向のタイミングの一致を検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の画像の時間方向
のタイミングの一致を検出する画像のタイミング一致検
出方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、入力系統の異なる複数の画像撮
像装置で、ある動画のシーンを撮像する場合、同一のシ
ーンを撮像するためには、同時刻に撮像するしかない。
このため動画像を記録した場合、同じシーンを取り出す
には記録時にリアルタイムを同時に記録しておき、後で
タイムコードを参照して切り出しを行う必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の画像
撮像装置を用いて同一シーンを撮像した場合、物理的に
1本の光軸上に複数の画像撮像装置を配置することがで
きないので、厳密には全く同一のシーンではない。特
に、3次元物体を撮像しようとすれば、光軸上で分光す
る等の工夫が必要である。
【0004】また、光軸は分光するにしても、入力系統
の異なる複数の画像撮像装置にリアルタイムを記録する
必要があるが、このようなタイムコードが記録できない
場合には、複数の撮像した画像の時間方向のタイミング
を合わせることができない。
【0005】本発明は、タイムコードの記録を不要とし
ながらも、複数の画像撮像装置を用いて撮像した画像の
時間方向のタイミングの一致を検出できる画像のタイミ
ング一致検出方法及び装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像のタイ
ミング一致検出方法は、第1の画素数からなる第1の撮
像素子が出力する第1の画像と第2の画素数からなる第
2の撮像素子が出力する第2の画像との時間方向の一致
を検出する画像のタイミング一致検出方法において、上
記第1の画像と上記第2の画像の単位画像における平均
値、標準偏差、時間差分、動き量の内の少なくとも1つ
の情報を用いて、上記画像間の時間方向のタイミングの
一致を検出することにより上記課題を解決する。
【0007】この場合、上記情報は、上記第1の画像と
上記第2の画像の単位画像における平均値、標準偏差、
時間差分、動き量の時系列変化値の内の少なくとも1つ
である。
【0008】また、上記平均値、標準偏差、時間差分、
動き量の情報には、相関係数を用いた評価が施される。
【0009】また、本発明に係る画像のタイミング一致
検出方法は、第1の画素数からなる第1の撮像素子が出
力する第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像素
子が出力する第2の画像との時間方向の一致を検出する
画像のタイミング一致検出方法において、上記第1の画
像と上記第2の画像の単位画像における平均値、標準偏
差、時間差分、動き量の時系列変化値に相関係数を用い
た評価を施すと共に、該評価値を総合的に判断して上記
画像間の時間方向のタイミングの一致を検出することに
より上記課題を解決する。
【0010】また、本発明に係る画像のタイミング一致
検出装置は、第1の画素数からなる第1の撮像素子が出
力する第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像素
子が出力する第2の画像との時間方向の一致を検出する
画像のタイミング一致検出装置において、上記第1の画
像と上記第2の画像の単位画像における平均値、標準偏
差、時間差分、動き量の内の少なくとも1つの情報を用
いて、上記画像間の時間方向のタイミングの一致を検出
することにより上記課題を解決する。
【0011】この場合、上記情報は、上記第1の画像と
上記第2の画像の単位画像における平均値、標準偏差、
時間差分、動き量の時系列変化値の内の少なくとも1つ
である。
【0012】また、上記平均値、標準偏差、時間差分、
動き量の情報には、相関係数を用いた評価が施される。
【0013】また、本発明に係る画像のタイミング一致
検出装置は、第1の画素数からなる第1の撮像素子が出
力する第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像素
子が出力する第2の画像との時間方向の一致を検出する
画像のタイミング一致検出装置において、上記第1の画
像と上記第2の画像の単位画像における平均値、標準偏
差、時間差分、動き量の時系列変化値に相関係数を用い
た評価を施すと共に、該評価値を総合的に判断して上記
画像間の時間方向のタイミングの一致を検出することに
より上記課題を解決する。
【0014】この場合、上記第1及び上記第2の撮像素
子は、同じ被写体を撮像する。また、上記被写体には、
基準の画素位置を示すマーカが付されている。
【0015】
【作用】本発明に係る画像のタイミング一致検出方法
は、第1の画素数からなる第1の撮像素子が出力する第
1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像素子が出力
する第2の画像の単位画像における平均値、標準偏差、
時間差分、動き量の内の少なくとも1つの情報を用いる
ので、タイムコードの記録を不要としながらも、画像の
時間方向のタイミングの一致を検出できる。
【0016】本発明に係る画像のタイミング一致検出方
法は、第1の画素数からなる第1の撮像素子が出力する
第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像素子が出
力する第2の画像の単位画像における平均値、標準偏
差、時間差分、動き量の時系列変化値に相関係数を用い
た評価を施すと共に、該評価値を総合的に判断するの
で、タイムコードの記録を不要としながらも、画像の時
間方向のタイミングの一致を検出できる。
【0017】本発明に係る画像のタイミング一致検出装
置は、第1の画素数からなる第1の撮像素子が出力する
第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像素子が出
力する第2の画像の単位画像における平均値、標準偏
差、時間差分、動き量の内の少なくとも1つの情報を用
いるので、タイムコードの記録を不要としながらも、画
像の時間方向のタイミングの一致を検出できる。
【0018】本発明に係る画像のタイミング一致検出装
置は、第1の画素数からなる第1の撮像素子が出力する
第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像素子が出
力する第2の画像の単位画像における平均値、標準偏
差、時間差分、動き量の時系列変化値に相関係数を用い
た評価を施すと共に、該評価値を総合的に判断するの
で、タイムコードの記録を不要としながらも、画像の時
間方向のタイミングの一致を検出できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る画像のタイミング一致検
出方法及び装置が適用できる好ましい実施例について説
明する。この実施例は、入力系統の異なる2つの画像撮
像装置が同一被写体を撮像して得た2つの画像の時間方
向のタイミングの一致を検出する画像のタイミング一致
検出装置である。ここで、上記入力系統の異なる2つの
画像撮像装置の内の少なくとも一は、画像撮像と同時に
タイムコードを記録できない画像撮像装置であり、本実
施例となる画像のタイミング一致検出装置は、リアルタ
イムを参照してのタイミング一致の検出が不可能であ
る。
【0020】このため本実施例の画像のタイミング一致
検出装置は、ある一定時間の画像の読み出しを行い、フ
レーム又はフィールド単位に画像の特徴量を算出し、該
特徴量について一定時間の時系列データを保有し、該時
系列データを用いてマッチングをとり、タイミング一致
点を検出することによって、タイミング位相差を出力す
る。特徴量としては、供給される画像信号の平均輝度
m、標準偏差σ、フレーム間差分Δ、動きベクトルvを
用いる。
【0021】すなわち、本実施例の画像のタイミング一
致検出装置は、図1に示すように、入力端子1aから供
給される第1の画像の信号と入力端子1bから供給され
る第2の画像の信号の平均輝度値mを算出する平均輝度
値算出回路2と、上記平均輝度値mの一定時間の時系列
データを保有する時系列値記憶部3と、上記第1の画像
の信号と上記第2の画像の信号の標準偏差σを算出する
標準偏差算出回路4と、上記標準偏差σの一定時間の時
系列データを保有する時系列値記憶部5と、上記第1の
画像の信号と上記第2の画像の信号のフレーム間差分Δ
を算出するフレーム間差分算出回路6と、上記フレーム
間差分Δの一定時間の時系列データを保有する時系列値
記憶部7と、上記第1の画像の信号と上記第2の画像の
信号の動きベクトルvを算出する動きベクトル算出回路
8と、上記動きベクトルvの一定時間の時系列データを
保有する時系列値記憶部9と、上記時系列値記憶部3、
5、7及び9から供給される上記第1の画像の信号の各
種時系列データと上記第2の画像の信号の各種時系列デ
ータの時間方向のマッチングをとり、タイミング一致点
を検出することによってタイミング位相差を出力する時
間方向マッチング回路10とを有してなる。
【0022】ここで、入力端子1aから供給される第1
の画像の信号と、入力端子1bから供給される第2の画
像の信号を得るための方法を図2に示す。
【0023】一方の画像撮像装置11は、ハーフミラー
15を透過した被写体16の画像を撮像し、他方の画像
撮像装置12は、ハーフミラー15に反射された被写体
16の画像を撮像する。すなわち、物理的に1本の光軸
上に2つの画像撮像装置11及び12を配置することが
できないので、ハーフミラー15で分光して同一の画像
を得るようにしている。
【0024】ここで、一方の画像撮像装置11は、例え
ば第1の画素数からなる第1の撮像素子を備えて第1の
画像を出力する。また、画像撮像装置12は、例えば第
2の画素数からなる第2の撮像素子を備えて第2の画像
を出力する。ここでは、具体的に上記第1の画像とし
て、標準テレビジョン方式の一つである例えばNTSC
方式の525本からなる画像を低解像度画像(以下、S
D(標準解像度)画像という)、上記第2の画像とし
て、高精細度方式である例えば1125本からなる高解
像度画像(以下、HD(高精細度)画像という)を扱う
場合を例に挙げる。
【0025】第1の撮像素子又は第2の撮像素子を備え
てそれぞれ撮像された画像は、上記画像撮像装置11又
は12の記録部にそれぞれ記録される。ここで、画像撮
像装置11及び12の構成を図3を参照しながら説明し
ておく。
【0026】画像撮像装置11は、上記被写体を撮像す
る第1の画素数からなる第1の撮像素子部11aと、該
第1の撮像素子部11aで撮像した第1の画像に相当す
るSD画像を蓄積するSD画像蓄積部11bと、後述す
るマーカ位置判定部14から供給される制御信号に応じ
て例えば物理的位置、角度、ズーム率等を調整するカメ
ラ調整部11cとで構成される。
【0027】また、画像撮像装置12は、上記被写体を
撮像する第2の画素数からなる第2の撮像素子部12a
と、該第2の撮像素子部12aで撮像した第2の画像に
相当するHD画像を蓄積するHD画像蓄積部12bと、
マーカ位置判定部14から供給される制御信号に応じて
カメラの調整を行うカメラ調整部12cとで構成され
る。
【0028】画像撮像装置11、12で撮影されたSD
画像とHD画像は、それぞれSD画像蓄積部11bとH
D画像蓄積部12bとを介してマーカ検出部13に入力
される。マーカ検出部13は、同一被写体に対するSD
画像とHD画像の画像データから、基準の画素位置を示
すマーカを検出する。このマーカは被写体撮影時に一緒
に記録される。マーカ検出部13で検出されたマーカ
は、マーカ位置判定部14に供給される。このマーカ位
置判定部14は、マーカ検出部13の検出結果を基にマ
ーカ位置判定を行う。
【0029】このようにしてマーカ位置を判定するの
は、画像の特徴量を求めるときの対象領域は、画像のフ
ォーマットが異なる場合、例えば一方がSD信号で他方
がHD信号の場合、1フレーム/1フィールド全体を対
象とすると画像内容が異なってしまうためである。
【0030】ここで、マーカについて図4及び図5を参
照しながら説明しておく。
【0031】マーカは、例えば図4に示すようなマーカ
領域20に白地に黒線が十字に入ったものを用いてい
る。このマーカを図5の(a)及び(b)に示すよう
に、被写体位置上で水平方向、垂直方向の4箇所M1、
M2、M3及びM4に付け、該マーカM1、M2、M3
及びM4を含んだ画像をそれぞれ撮影する。各マーカは
被写体の上の画枠21内に配される。マーカM1、M2
が同一の高さで水平方向に、マーカM3、M4が、同じ
列に、すなわち垂直方向にそれぞれ配されている。
【0032】HD画像では、例えば図5(a)に示すよ
うに、水平方向のマーカM1、M2の交点間がw1、垂
直方向のマーカM3、M4の交点間がh1と設定されて
いる。また、SD画像では、例えば図5の(b)に示す
ように、水平方向のマーカM1、M2の交点間がw2、
垂直方向のマーカM3、M4の交点間がh2というよう
に、上記HD画像とは画角フォーマットが異なるため異
なる位置に設定されることになる。
【0033】このようにして、マーカを含み、水平方向
にあるマーカの水平性と、垂直方向にあるマーカの垂直
性がとれるように、同一被写体16をそれぞれ撮像す
る。十字マーカの交差点を検出し、その座標から有効領
域を抽出すれば、2つの画像は同じ画像となるのであ
る。
【0034】このようにマーカを用いて画像撮像装置1
1又は12が同一被写体16を撮像して得た上記第1の
画像信号と上記第2の画像信号は、入力端子1a、1b
から本実施例の画像のタイミング一致検出装置に供給さ
れる。
【0035】平均輝度値算出回路2は、上記第1の画像
信号であるSD画像信号の平均輝度値mSと上記第2の
画像信号であるHD画像信号の平均輝度値mHを算出す
る。SD画像信号の有効領域の画素数をNSとすると、
上記平均輝度値mSは、
【0036】
【数1】
【0037】となる。ここで、YSiはSD画像信号の有
効領域画素数NS内のi番目の輝度値であり、以下でも
同じである。
【0038】また、HD画像信号の有効領域の画素数を
Hとすると上記平均輝度値mHは、
【0039】
【数2】
【0040】となる。ここで、YHiはHD画像信号の有
効領域画素数NH内のi番目の輝度値であり、以下でも
同じである。
【0041】この平均輝度値算出回路2で算出された平
均輝度値mS及びmHは、時系列値記憶部3に供給され、
該時系列値記憶部3にて一定時間分の時系列データとし
て保有される。
【0042】標準偏差算出回路4は、上記SD画像信号
の標準偏差σSと上記HD画像信号の標準偏差σHを算出
する。SD画像信号の有効領域の画素数をNSとする
と、上記標準偏差σSは、
【0043】
【数3】
【0044】となる。
【0045】同様に、HD画像信号の有効領域の画素数
をNHとすると、上記標準偏差σHは、
【0046】
【数4】
【0047】となる。
【0048】この標準偏差算出回路4で算出された標準
偏差σS及びσHは、時系列値記憶部5に供給され、該時
系列値記憶部5にて一致時間分の時系列データとして保
有される。
【0049】フレーム間差分算出回路6は、上記SD画
像信号のフレーム間差分ΔSと上記HD画像信号のフレ
ーム間差分ΔHを算出する。SD画像信号の有効領域の
画素数をNSとすると、上記フレーム間差分ΔSは、
【0050】
【数5】
【0051】となる。ここで、YSi (t)は、SD画像信
号のtフレームのi番目の輝度値を表し、Y
Si (t-1)は、SD画像信号の(t−1)フレームのi番
目の輝度値を表している。
【0052】同様に、HD画像信号の有効領域の画素数
をNHとすると、上記フレーム間差分ΔHは、
【0053】
【数6】
【0054】となる。ここで、YHi (t)は、HD画像信
号のtフレームのi番目の輝度値を表し、Y
Hi (t-1)は、HD画像信号の(t−1)フレームのi番
目の輝度値を表している。
【0055】このフレーム間差分算出回路6で算出され
たフレーム間差分ΔS及びΔHは、時系列値記憶部7に供
給され、該時系列値記憶部7にて一定時間分の時系列デ
ータとして保有される。
【0056】動きベクトル算出回路8は、上記SD画像
信号の動きベクトル(vSx、vSy)と、上記HD画像信
号の動きベクトル(vHx、vHy)を算出する。これらの
動きベクトルは、ブロックマッチング法のフルサーチで
求めるものとする。
【0057】この動きベクトル算出回路8で算出された
動きベクトル(vSx、vSy)及び(vHx、vHy)は、時
系列値記憶部9に供給され、該時系列値記憶部9にて一
定時間分の時系列データとして保有される。
【0058】時間方向マッチング回路10は、上記時系
列値記憶部3、5、7及び9にて保有している各種特徴
量の時系列データを用いて、マッチングによるタイミン
グ一致検出を行う。この時間方向マッチング回路10の
タイミング一致検出処理を図6のフローチャートを参照
しながら説明する。
【0059】先ず、ステップS1では、時系列値記憶部
3、5、7及び9に記憶された各特徴量の時系列データ
から時系列変動を算出する。例えば、SD画像信号の時
系列変動は、図7の(A)に示すようになる。また、例
えば、HD画像信号の時系列変動は、図7の(B)に示
すようになる。
【0060】次に、ステップS2では、図7の(A)に
示したようなSD画像信号の時系列変動における一定の
時間幅T内のある時間分のデータ列を対象データ列とし
て設定し、図7の(B)に示したようなHD画像信号の
時系列変動における時間幅T内で上記対象データ列より
も多くデータをとるような範囲を探索範囲SHとして設
定し、上記探索範囲SHから上記対象データ列と同数の
データ列を参照する。
【0061】ステップS3では、探索範囲SH内で上記
対象データ列と同数のデータ列の探索が終了したか否か
を判定する。ここでの探索に対しては、その都度ステッ
プS4及びステップS5に示す処理が行われ、最適位置
が決定されていく。そして、最終的に探索が終了する
と、ステップS6に進んでタイミング一致画像を出力す
る。
【0062】ステップS3で探索が終了していないとさ
れると、ステップS4に進んで相関係数による評価が行
われる。
【0063】例えば、上記(1)及び(2)式で示した
平均輝度値mS及びmHが、図7の(A)及び(B)に示
したようにレベルD1及びD2の高さを除けば、その波形
がほぼ同じである場合、その波形の形状のみを比較する
だけでマッチングをとることができる。これは、標準偏
差σ、フレーム間差分Δについても同様である。しか
し、上記平均輝度m、標準偏差σ、フレーム間差分Δが
図8の(A)及び(B)に示すように、時間と共にそれ
ぞれ変化する場合には、SD画像信号とHD画像信号の
特性の違いからそのマッチングをとるのが難しくなる。
そこで、本実施例では、各特徴量を正規化して評価を行
う。正規化を行える評価関数として、ステップS4では
相関係数を用いている。この評価関数NCCF(i)
は、
【0064】
【数7】
【0065】となる。ここで、Nは有効領域の画素数を
表す。また、XSはSD画像信号の平均輝度値mS、標準
偏差σS、フレーム間差分ΔSを、XHはHD画像信号の
平均輝度値mH、標準偏差σH、フレーム間差分ΔHを表
している。したがって、(7)式に示す評価関数NCC
F(i)は、平均値、標準偏差、フレーム間差分の特徴
量について適用される。
【0066】なお、動きベクトルの評価には、別の評価
関数が必要とされる。動きベクトルの正規化は、それぞ
れの有効領域の水平、垂直画素数の比で行われる。すな
わち、この評価関数VNRMは、
【0067】
【数8】
【0068】となる。ここで、Mは有効領域の水平、垂
直画素数の比である。また、vx (t)はSD画像信号又は
HD画像信号のtフレームにおけるx方向の動きベクト
ルを表し、vx (t-1)はSD画像信号又はHD画像信号の
(tー1)フレームにおけるx方向の動きベクトルを表
す。また、vy (t)はSD画像信号又はHD画像信号のt
フレームにおけるy方向の動きベクトルを表し、vy
(t-1)はSD画像信号又はHD画像信号の(tー1)フ
レームにおけるy方向の動きベクトルを表す。
【0069】そして、タイミング一致検出の精度を向上
させるため、上記特徴量、すなわち平均輝度値m、標準
偏差σ、フレーム間差分Δ及び動きベクトルvの総合的
な判定を行う。上記平均輝度値m、標準偏差σ、フレー
ム間差分Δの評価値は、最大値が1であり、1に近い程
最適解となる。例えば、上記平均輝度値m、標準偏差
σ、フレーム間差分Δの評価値が図8の(A)に示すよ
うな場合、評価値は1に近づくので相関があるという。
一方、図8の(B)に示すような場合には、評価値は1
から遠ざかるので、相関がないという。一方、動きベク
トルvは評価値が小さい程最適となる。このため、図9
の(A)と図9の(B)の間では、SD画像信号とHD
画像信号の動きベクトルvの評価値が小さくなり、マッ
チングしていると判定する。一方、図10の(A)と図
10の(B)の間では、SD画像信号とHD画像信号の
動きベクトルvの評価値が大きくなり、マッチングして
いないと判定する。例えば、図9の(A)のSD画像信
号の一つの画素の動きベクトルが(2、3)であり、こ
の画素に対応するHD画像信号の図9の(B)の画素の
動きベクトルも(2、3)であれば、上記(8)式のV
NRMは0となる。一方、図10の(A)のSD画像信
号の一つの画素の動きベクトルが(1、2)であり、こ
の画素に対応するHD画像の画素の動きベクトルは
(0、0)であり、全く対応しないHD画像の画素の動
きベクトルが(−1、−2)であるときには、VNRM
は10となってしまう。
【0070】ここで、行われる上記特徴量、すなわち平
均輝度値m、標準偏差σ、フレーム間差分Δ及び動きベ
クトルvの総合的な判定は、動きベクトルvと他の特徴
量との正規化を必要とする。
【0071】平均輝度値m、標準偏差σ、フレーム間差
分Δ及び動きベクトルvの評価値をそれぞれ、Em
S、Ef及びEvとすると、総合評価値ESTMは、
【0072】
【数9】
【0073】となる。ただし、Ev(MIN)は出現し
たEvの中の最小値で評価する。
【0074】そして、ステップS5に進み、最適位置を
決定し、ステップS3の探索終了がYESと判断される
まで、ステップS3からステップS5が繰り返される。
【0075】ステップS3の探索終了判断がYESとな
ると、ステップS6に進み、上記(9)式が最大となる
位置がタイミング一致の開始点となるように画像記録装
置12が探索範囲SH内でHD画像データを読み出し、
タイミングが一致した画像が出力される。
【0076】以上より、本実施例の画像のタイミング一
致検出装置は、入力系統の異なる画像撮像装置で撮像し
たSD画像とHD画像において、タイムコードによるタ
イミング合わせが行えない場合、画像の特徴量を抽出
し、その時間変動を時系列データとして保有し、互いの
時系列データのマッチングをとることでタイミングの合
った位置を検出することができる。
【0077】なお、本発明は、画像フォーマットが一致
している必要はないが、フォーマットが異なる場合、フ
ィールド周波数が異なる場合もあるので、短時間の一定
時間内ではフィールド周波数はほとんど同じであるとい
う仮定に基づいている。
【0078】
【発明の効果】本発明に係る画像のタイミング一致検出
方法は、第1の画素数からなる第1の撮像素子が出力す
る第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像素子が
出力する第2の画像との時間方向の一致を検出する画像
のタイミング一致検出方法において、上記第1の画像と
上記第2の画像の単位画像における平均値、標準偏差、
時間差分、動き量の内の少なくとも1つの情報を用い
て、上記画像間の時間方向のタイミングの一致を検出す
るので、タイムコードの記録を不要としながらも、複数
の画像撮像装置を用いて撮像した画像の時間方向のタイ
ミングの一致を検出できる。
【0079】また、本発明に係る画像のタイミング一致
検出方法は、第1の画素数からなる第1の撮像素子が出
力する第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像素
子が出力する第2の画像との時間方向の一致を検出する
画像のタイミング一致検出方法において、上記第1の画
像と上記第2の画像の単位画像における平均値、標準偏
差、時間差分、動き量の時系列変化値に相関係数を用い
た評価を施すと共に、該評価値を総合的に判断して上記
画像間の時間方向のタイミングの一致を検出するので、
タイムコードの記録を不要としながらも、画像の時間方
向のタイミングの一致を検出できる。
【0080】また、本発明に係る画像のタイミング一致
検出装置は、第1の画素数からなる第1の撮像素子が出
力する第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像素
子が出力する第2の画像との時間方向の一致を検出する
画像のタイミング一致検出装置において、上記第1の画
像と上記第2の画像の単位画像における平均値、標準偏
差、時間差分、動き量の時系列変化値に相関係数を用い
た評価を施すと共に、該評価値を総合的に判断して上記
画像間の時間方向のタイミングの一致を検出するので、
タイムコードの記録を不要としながらも、画像の時間方
向のタイミングの一致を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の画像のタイミング一致検出装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の画像のタイミング一致検出装置に画
像を供給する2つの画像撮像装置の配置図である。
【図3】本実施例の画像のタイミング一致検出装置に画
像を供給する2つの画像撮像装置の構成図である。
【図4】図3に示した2つの画像撮像装置が被写体を撮
像するときに、用いるマーカの模式図である。
【図5】マーカを用いての対象領域設定を説明をするた
めの図である。
【図6】図1に示した本実施例の画像のタイミング一致
検出装置の時間方向マッチング回路の処理を示すフロー
チャートである。
【図7】SD画像信号及びHD画像信号の時系列変動を
示す図である。
【図8】SD及びHD画像の特徴量である平均輝度、標
準偏差及びフレーム間差分の時間特性を示す図である。
【図9】特徴量の一つである動きベクトルの評価値が小
さい場合を説明するための図である。
【図10】特徴量の一つである動きベクトルの評価値が
大きい場合を説明するための図である。
【符号の説明】
2 平均輝度算出回路 4 標準偏差算出回路 6 フレーム間差分算出回路 8 動きベクトル算出回路 3、5、7、9 時系列値記憶部 10 時間方向マッチング回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画素数からなる第1の撮像素子が
    出力する第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像
    素子が出力する第2の画像との時間方向の一致を検出す
    る画像のタイミング一致検出方法において、 上記第1の画像と上記第2の画像の単位画像における平
    均値、標準偏差、時間差分、動き量の内の少なくとも1
    つの情報を用いて、上記画像間の時間方向のタイミング
    の一致を検出することを特徴とする画像のタイミング一
    致検出方法。
  2. 【請求項2】 上記情報は、上記第1の画像と上記第2
    の画像の単位画像における平均値、標準偏差、時間差
    分、動き量の時系列変化値の内の少なくとも1つである
    ことを特徴とする請求項1記載の画像のタイミング一致
    検出方法。
  3. 【請求項3】 上記平均値、標準偏差、時間差分、動き
    量の情報には、相関係数を用いた評価が施されることを
    特徴とする請求項1記載の画像のタイミング一致検出方
    法。
  4. 【請求項4】 第1の画素数からなる第1の撮像素子が
    出力する第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像
    素子が出力する第2の画像との時間方向の一致を検出す
    る画像のタイミング一致検出方法において、 上記第1の画像と上記第2の画像の単位画像における平
    均値、標準偏差、時間差分、動き量の時系列変化値に相
    関係数を用いた評価を施すと共に、該評価値を総合的に
    判断して上記画像間の時間方向のタイミングの一致を検
    出することを特徴とする画像のタイミング一致検出方
    法。
  5. 【請求項5】 第1の画素数からなる第1の撮像素子が
    出力する第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像
    素子が出力する第2の画像との時間方向の一致を検出す
    る画像のタイミング一致検出装置において、 上記第1の画像と上記第2の画像の単位画像における平
    均値、標準偏差、時間差分、動き量の内の少なくとも1
    つの情報を用いて、上記画像間の時間方向のタイミング
    の一致を検出することを特徴とする画像のタイミング一
    致検出装置。
  6. 【請求項6】 上記情報は、上記第1の画像と上記第2
    の画像の単位画像における平均値、標準偏差、時間差
    分、動き量の時系列変化値の内の少なくとも1つである
    ことを特徴とする請求項5記載の画像のタイミング一致
    検出装置。
  7. 【請求項7】 上記平均値、標準偏差、時間差分、動き
    量の情報には、相関係数を用いた評価が施されることを
    特徴とする請求項5記載の画像のタイミング一致検出装
    置。
  8. 【請求項8】 第1の画素数からなる第1の撮像素子が
    出力する第1の画像と第2の画素数からなる第2の撮像
    素子が出力する第2の画像との時間方向の一致を検出す
    る画像のタイミング一致検出装置において、 上記第1の画像と上記第2の画像の単位画像における平
    均値、標準偏差、時間差分、動き量の時系列変化値に相
    関係数を用いた評価を施すと共に、該評価値を総合的に
    判断して上記画像間の時間方向のタイミングの一致を検
    出することを特徴とする画像のタイミング一致検出装
    置。
  9. 【請求項9】 上記第1及び上記第2の撮像素子は、同
    じ被写体を撮像することを特徴とする請求の範囲5又は
    8記載の画像のタイミング一致検出装置。
  10. 【請求項10】 上記被写体には、基準の画素位置を示
    すマーカが付されていることを特徴とする請求項9記載
    の画像のタイミング一致検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007275196A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Shimadzu Corp 光または放射線画像表示装置及びこれを備えた光または放射線撮像装置
JP2012178789A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Fujitsu Ltd 画像処理システムおよび画像処理装置
WO2014208378A1 (ja) * 2013-06-28 2014-12-31 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び、情報処理システム

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