JPH086946B2 - ダクト用換気扇 - Google Patents
ダクト用換気扇Info
- Publication number
- JPH086946B2 JPH086946B2 JP63013904A JP1390488A JPH086946B2 JP H086946 B2 JPH086946 B2 JP H086946B2 JP 63013904 A JP63013904 A JP 63013904A JP 1390488 A JP1390488 A JP 1390488A JP H086946 B2 JPH086946 B2 JP H086946B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- discharge port
- blower casing
- duct
- ventilation fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、おもに居室の天井面に取り付けられ天井裏
に配設したダクトと接続されて居室内の空気を入れ替え
るダクト用換気扇に関するものである。
に配設したダクトと接続されて居室内の空気を入れ替え
るダクト用換気扇に関するものである。
従来の技術 従来のこの種のダクト用換気扇は一般に第４図および
第５図に示すような構成であった。すなわち羽根101と
送風ケーシング102を内蔵した本体103とダクト接続部10
4と化粧パネル105とを具備し、前記送風ケーシング102
の吐出口106周辺にはパッキン107を配設して本体103と
の隙間を防いでいた。
第５図に示すような構成であった。すなわち羽根101と
送風ケーシング102を内蔵した本体103とダクト接続部10
4と化粧パネル105とを具備し、前記送風ケーシング102
の吐出口106周辺にはパッキン107を配設して本体103と
の隙間を防いでいた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、送風ケーシング102の吐
出口106と本体103との隙間をなくすためにパッキン107
が必要であった。ところがパッキン107は本体103に送風
ケーシング102を挿入するときにはがれてしまうという
ことが頻繁に発生した。そのためパッキン107の効果が
ほとんどないことが多かった。また、パッキン107を送
風ケーシング102の吐出口106の周辺に均等に貼り付ける
ことは非常に手間を要することであった。
出口106と本体103との隙間をなくすためにパッキン107
が必要であった。ところがパッキン107は本体103に送風
ケーシング102を挿入するときにはがれてしまうという
ことが頻繁に発生した。そのためパッキン107の効果が
ほとんどないことが多かった。また、パッキン107を送
風ケーシング102の吐出口106の周辺に均等に貼り付ける
ことは非常に手間を要することであった。
本発明は、このような課題を解決するもので製品コス
トをあげることなく容易にかつ確実に本体103と送風ケ
ーシング102の吐出口106との隙間をなくすことができる
ダクト用換気扇を提供することを目的とするものであ
る。
トをあげることなく容易にかつ確実に本体103と送風ケ
ーシング102の吐出口106との隙間をなくすことができる
ダクト用換気扇を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、下面に吸込口と
一側部に開口した本体吐出口とを有する箱体状の本体
と、この本体内に配設され羽根を内蔵し吐出口が前記本
体吐出口と合致する送風ケーシングと、前記本体の一側
部外部に前記本体吐出口と合致して設けられたダクト接
続部とからなり、前記送風ケーシングの吐出口の周辺に
は溝部が形成され、この溝部に前記本体吐出口を形成す
る開口端部が嵌合してなるダクト用換気扇を構成したも
のである。
一側部に開口した本体吐出口とを有する箱体状の本体
と、この本体内に配設され羽根を内蔵し吐出口が前記本
体吐出口と合致する送風ケーシングと、前記本体の一側
部外部に前記本体吐出口と合致して設けられたダクト接
続部とからなり、前記送風ケーシングの吐出口の周辺に
は溝部が形成され、この溝部に前記本体吐出口を形成す
る開口端部が嵌合してなるダクト用換気扇を構成したも
のである。
作用 この構成により、送風ケーシングを本体に挿入して取
付けるとき、送風ケーシングの吐出口の周辺の溝部に本
体吐出口を形成する開口端部が嵌合するので、本体吐出
口と送風ケーシングの吐出口とは容易に、かつ確実に隙
間なく合致させることができることとなる。
付けるとき、送風ケーシングの吐出口の周辺の溝部に本
体吐出口を形成する開口端部が嵌合するので、本体吐出
口と送風ケーシングの吐出口とは容易に、かつ確実に隙
間なく合致させることができることとなる。
実施例 以下本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづいて
説明する。図において１は本体であり、下部に吸込口２
と一側部に四角形に開口した本体吐出口３を有し、内部
に羽根４と送風ケーシング５を有している。本体吐出口
３にはダクト接続部６が配設されている。また、本体１
の吸込口２は化粧パネル７でおおわれている。そして、
送風ケーシング５の吐出口８周辺の下辺を除く上辺およ
び両側辺の３辺部には溝部９が設けてある。
説明する。図において１は本体であり、下部に吸込口２
と一側部に四角形に開口した本体吐出口３を有し、内部
に羽根４と送風ケーシング５を有している。本体吐出口
３にはダクト接続部６が配設されている。また、本体１
の吸込口２は化粧パネル７でおおわれている。そして、
送風ケーシング５の吐出口８周辺の下辺を除く上辺およ
び両側辺の３辺部には溝部９が設けてある。
上記構成において、本体１に送風ケーシング５を挿入
して装着する場合は、第３図に示すように、送風ケーシ
ング５の吐出口８部の上端部を、本体吐出口３の下部に
形成した幅広部3aに挿入し、本体吐出口３の両側端縁部
3bに溝部９を嵌合させた状態で押し上げていき、本体吐
出口３の上端縁部3cに溝部９が嵌合したところで止め
る。そして、周知の手段で送風ケーシング５を本体１に
固定して作業は完了する。
して装着する場合は、第３図に示すように、送風ケーシ
ング５の吐出口８部の上端部を、本体吐出口３の下部に
形成した幅広部3aに挿入し、本体吐出口３の両側端縁部
3bに溝部９を嵌合させた状態で押し上げていき、本体吐
出口３の上端縁部3cに溝部９が嵌合したところで止め
る。そして、周知の手段で送風ケーシング５を本体１に
固定して作業は完了する。
このようにして、パッキンを必要とせずに送風ケーシ
ング５と本体１との間に隙間をなくすことが確実にかつ
容易に達成できることとなる。
ング５と本体１との間に隙間をなくすことが確実にかつ
容易に達成できることとなる。
なお実施例では、送風ケーシング５の吐出口８の下辺
を除く３辺部に、本体吐出口３の縁部に嵌合する溝部９
を形成しているが、吐出口８部の全周に溝部９を設け、
上辺部における溝部９を十分深くし、この部分でもっと
も奥まで嵌合させたとき、下辺部の溝部９も本体吐出口
３内の挿入されるように形成し、この状態から下方へ若
干下げて、下辺部の溝部９と本体吐出口３の下端縁部と
を嵌合させるようにすれば、さらに気密性が向上する。
一方、気密性がそれほど厳しく要求されない場合には、
吐出口８の上辺部の溝をなくせば組立作業性がよくなり
要は、要求される気密性と換気扇の組立作業性とを勘案
して決めればよい。
を除く３辺部に、本体吐出口３の縁部に嵌合する溝部９
を形成しているが、吐出口８部の全周に溝部９を設け、
上辺部における溝部９を十分深くし、この部分でもっと
も奥まで嵌合させたとき、下辺部の溝部９も本体吐出口
３内の挿入されるように形成し、この状態から下方へ若
干下げて、下辺部の溝部９と本体吐出口３の下端縁部と
を嵌合させるようにすれば、さらに気密性が向上する。
一方、気密性がそれほど厳しく要求されない場合には、
吐出口８の上辺部の溝をなくせば組立作業性がよくなり
要は、要求される気密性と換気扇の組立作業性とを勘案
して決めればよい。
発明の効果 以上の実施例の説明により明らかなように本発明によ
れば、送風ケーシングの吐出口周辺に設けた溝部に本体
吐出口を嵌合させる構成としているため、パッキンを必
要とせず送風ケーシングと本体との間の隙間をなくすこ
とが容易にかつ確実にできるという効果を発揮する。
れば、送風ケーシングの吐出口周辺に設けた溝部に本体
吐出口を嵌合させる構成としているため、パッキンを必
要とせず送風ケーシングと本体との間の隙間をなくすこ
とが容易にかつ確実にできるという効果を発揮する。
第１図は本発明の一実施例によるダクト用換気扇の断面
図、第２図は同ダクト用換気扇の送風ケーシング部の斜
視図、第３図は同ダクト用換気扇の本体に送風ケーシン
グを装着した状態を示す斜視図、第４図は従来のダクト
用換気扇の断面図、第５図は同ダクト用換気扇の送風ケ
ーシング部の斜視図である。 １……本体、３……本体吐出口、５……送風ケーシン
グ、８……吐出口、９……溝部。
図、第２図は同ダクト用換気扇の送風ケーシング部の斜
視図、第３図は同ダクト用換気扇の本体に送風ケーシン
グを装着した状態を示す斜視図、第４図は従来のダクト
用換気扇の断面図、第５図は同ダクト用換気扇の送風ケ
ーシング部の斜視図である。 １……本体、３……本体吐出口、５……送風ケーシン
グ、８……吐出口、９……溝部。
Claims (1)
- 【請求項１】下面に吸込口と一側部に開口した本体吐出
口とを有する箱体状の本体と、この本体内に配設され羽
根を内蔵し吐出口が前記本体吐出口と合致する送風ケー
シングと、前記本体の一側部外部に前記本体吐出口と合
致して設けられたダクト接続部とからなり、前記送風ケ
ーシングの吐出口の周辺には溝部が形成され、この溝部
に前記本体吐出口を形成する開口端部が嵌合してなるダ
クト用換気扇。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63013904A JPH086946B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | ダクト用換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63013904A JPH086946B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | ダクト用換気扇 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01189445A JPH01189445A (ja) | 1989-07-28 |
| JPH086946B2 true JPH086946B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=11846162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63013904A Expired - Lifetime JPH086946B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | ダクト用換気扇 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086946B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5063674B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2012-10-31 | 三菱電機株式会社 | 換気装置 |
| JP5836914B2 (ja) * | 2012-11-05 | 2015-12-24 | 三菱電機株式会社 | 熱交換換気装置 |
-
1988
- 1988-01-25 JP JP63013904A patent/JPH086946B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01189445A (ja) | 1989-07-28 |
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